名前は半鳥半人の妖精、「ハーピー」の別読み。
- 「ハーピー」は英語読みで「ハルピュイア」はギリシャ語読み。「かすめとるもの」を意味する。
- 元はクレタ島の土着信仰の神。美しき風の精。
竜巻のような突風で物が浮き上がる現象の神格化で、墓場で供物を捧げられていた事から死霊とも関係があるとされている。
ギリシア神話に取り込まれる際に白尾鷲をモデルとした美しい神とされ虹の神の妹とされた。
しかし後にハゲタカの体に醜女の上半身を持つ、旺盛な食欲に任せて食糧を汚物をまき散らしながら食い散らかす不潔で下品な低知能の怪物とされ、様々な物語に登場するようになった。
ダンテの神曲内では地獄において、自殺した者が樹に変えられているのだが、その木を食らう怪鳥とされている。
FFでは醜女の方のハルピュイアは少ない印象。
FF3
ドーガの館へノーチラスで来た時などに遭遇する鳥人間。
体が大きいので、必ず単体でしか出て来ない。
その為、周辺の空域に登場するモンスターより若干HPが高め。
攻撃方法は通常物理攻撃のみで、エアロ等の空属性の攻撃に弱い。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
DS版では2体で出てくる上に2回攻撃可能、追加効果に混乱付きと何げに強化されている。
最速でアムル~ゴールドルの館間で出くわすため油断は禁物。
FF3(ピクセルリマスター版)
ピクセルリマスター版ではサイズが縮んだので2~3体で出現するようにもなった。
代わりにHPは560に低下し、1回行動に落ち着いている。
FF11
FF11での表示名は「ハルペイア」。
人間の女性と鳥類を合わせたような半人半鳥の姿が特徴。一般的なハーピーの姿に近い。
アビセアの後続コンテンツとなるヴォイドウォッチから追加された新種族。
登場が遅かっただけあってか、全モンスターの中でも最強クラスの種族となっている。
詳細はこちら→ハルペイア
FF14
古代世界エルピスの鳥モンスター。レベル87。
有翼網で、身体だけ女型の従来タイプ。顔は鳥。羽根がフサフサしている。
別名のハルペイアは、ハルブレイカー・アイル等で登場している。
こちらはレベル50。