キャラクター/【ロック・コール】

Last-modified: 2024-03-09 (土) 22:12:52

音楽/【ロックのテーマ】(FF6)


FF6

概要

世界中を冒険しながら、あちこちに埋もれた財宝などを見つけ出すトレジャーハンター。
世界中を冒険していたため、いろいろなところに知り合いがいる。
その昔、ある事件で、愛していた女性を守ってやれなかったことを後悔し、それが現在のロックの性格に大きな影響を与えている。


年齢:25歳
職業:冒険家(トレジャーハンター)
身長:175cm
体重:67kg
生年月日:11月24日 いて座
血液型:O型
出身地:不明
宝物:バンダナ
好きな物:地図
嫌いな物:キノコ
趣味:野原で昼寝


Vジャンプ'94年1月号にて、公式設定の髪色はブルネット・目の色はヘーゼルとの記載があったが、ドット絵では銀髪。

  • ブルネットとはこげ茶や褐色を表しているらしいが、天野絵ロックの髪色はそうでもない気がする。
    金髪に茶色が少し混ざった感じで、金色がやや強い印象。

パーティキャラクターの一人。
ガストラ帝国組織「リターナー」の一員である。
幼い頃からトレジャーハンターだった父親と旅をしていたが、父親の死後は周囲からコソ泥扱いされた。
自分をトレジャーハンターと呼んでくれた恋人レイチェルを帝国侵攻で失った過去がある。


職業は冒険家で、オリジナルコマンドは「ぬすむ」だが、
泥棒呼ばわりされると「トレジャーハンターだ」とムキになって否定する。

 ジュン「やっと来おったか。ところで、ドロボウからは足をあらったのか?
 ロック「ど・ろ・ぼ・う?俺を呼ぶならトレジャーハンターと言ってくれ!

トレジャーハンターはピッキングに長けているという旨のの台詞を見るに、FF6の世界ではトレジャーハンター=泥棒という認識が一般的なようだ。


出身地は不明。コーリンゲンが故郷かどうかは確定されていない。

  • 本編にそこら辺の描写が全くないから憶測の域を出ないが、レイチェルがらみのイベントがあることからコーリンゲン近郊の作中には出てこない小村出身(徒歩圏内出身者)とみることもできる。
    レイチェルがらみのいざこざで故郷を離れリターナーに合流したと考えれば筋が通るのではないかと思う。

ロックがキノコを嫌う理由は、臭い(ロック曰く「それだけで吐ける!!」)と裏のビラビラが嫌だかららしいが、セリスからは「拾い食いして当たったからじゃない?」と言われてしまっている。


天野絵ではフリオニールが着けているのと同じ様な頭全体を隠すバンダナを着けているが、渋谷ドット絵ではバンダナではなくハチマキに近い。

  • PSのムービーもハチマキっぽかった。

日本版と北米版では名前のスペルが異なる。日本では「Lock」、北米版では「Locke」が正しい。
「Lock」は単なる「鍵」のイメージであり、単純に名前として普通使わない。
元ネタのイギリスでは「Locke」「Cole」ともにポピュラーな姓である。

戦闘

レベル1時点での能力値

能力値数値能力値数値
HP48攻撃力24
MP7防御力46
37回避率15
素早さ40魔法防御23
体力31魔法回避2
魔力28--
  • 実際の初登場時のレベルは「ティナのレベル+2」なので、最低で5。
    ベクタ会食のイベント後は自動的に最低でも6に上がってしまう。

瀕死必殺技ミラージュダイブ


魔石を使わない素のステータスではパーティキャラクター中最も素早さが高い。
の初期値は7位(ウーマロを除けば6位)。オリジナルコマンドの「ぬすむ」やトレジャーハンターというクラスから前作のシーフのイメージが強いが、専用武器に非常に恵まれているため、強力なアタッカーとして活躍できる。

  • 戦士系の重装備が可能であり、武器も短剣飛剣を使いこなす高性能な前衛戦士。
  • 反面魔力は下から同点3位と魔法系は苦手。

専用武器であるバリアントナイフが破格の性能を持ち、使い勝手がいいのでスタメンにされやすい。
ポジションの重要性もあるため頼もしい優遇ぶりである。
反面でティナやセリス、フィガロ兄弟のような専用に近い防具はない。


騎士剣は装備できない。
ティナ、エドガー、セリスは騎士の訓練を受けていると思われるが、ロックが騎士としての訓練を受けていないからだろう。

  • 実際、NTT出版の基礎知識編44Pでも理由として言及されている。
    「正式に剣術の訓練を受け、剣の扱いに熟練した者でなければ十分に使いこなせない剣、それが騎士剣だ。そのため剣が未熟なロックは装備不可」。

円月輪購入で後列攻撃が可能になった後は、3属性の剣で弱点を突いたダメージを与える。
そして下記のようにホークアイが後列かつ特異な性能を発揮する。
攻撃力の高いシーフならFF9のジタンも該当するが、ロックは単純な火力よりも武器のバリエーションが特徴的。

  • 崩壊前でも円月輪系を二刀流して後列に下げれば結構使える。盗賊の小手で「ぶんどる」もできて美味しい。

魔大陸時点ではホークアイが凶悪。
武器特性により飛行敵に投げつけ与ダメージ2倍になる演出があるので、通常クリティカルと重なって4倍ほどの与ダメが出る。しかも後列可。
ハズレても他キャラ並み、当りを引けば4倍だから、皆伝の証はロック専用といってもいいほど。
終盤のバリアントナイフも「乱れうち」で9999当たり前に出るし、装備面では一番優遇されているキャラ。

  • 逆に言えばオリジナルコマンドが戦闘向きではなく、特にゲーム序盤は「機械」や「必殺技」に比べると戦力として厳しい。
    装備品が優遇されるのは、戦力として使えるようにするためにある意味当然なのかもしれない。

バリアント以外に防御無視攻撃などはないので、実火力では機械、必殺技、必殺剣(知識のあるプレイヤーならあばれるも)辺りに比べやはり落ちる。
ロック強制加入で、これらのオリコマも使えない崩壊前サマサ攻略などは全体的に与ダメージのダウンを感じるプレイヤーもいることだろう。
バリアントと皆伝を揃え、ある程度のレベルに達して火力面での真価発揮となるので、終始強力な万能キャラというよりは終盤になって輝く晩成型といったところ。

  • 崩壊後の世界で購入可のスナイパーがホークアイと同じ特性の強化武器となる。
    敵全部にレビテトをかけ、それで二刀流みだれうちをしてみると凄いことになる。

ぬすむ」は敵1体の懐に潜り込み、アイテムを手に入れることが出来る。
成功した後は盗んでも意味は無い。また、服をひん剥く事も出来る。

  • 成功確率は敵とのレベル差に依存する。

アクセサリ盗賊の小手を装備すると、コマンドが「ぶんどる」に変化する。
成功率が2倍になるアクセサリ「盗賊の腕輪」や、盗賊のナイフも装備できる。
ぶんどると腕輪の併用や皆伝の証とぶんどるの組み合わせなど「盗む」の拡張性も高く、コロシアム戦でのレアアイテム盗みでも活躍する。


アイテム調達ができるため、補助的な意味では極めて強力。
GBA版ではアンラックズの要求するレアなブツを他のモンスターから盗んで手に入れればアンラックズを安全にあしらうことができ、それが結果的にパーティの命を救うことになる。
敵のブツを奪うという事は敵の戦力を奪い、自軍の戦力の強化に繋がるので、ロックの役割はとても重要だったりする。

  • とくに中盤、金欠に陥りがちな場面で、大量に買うため財布を圧迫するハイポーションが盗めたり、りゅうきしの靴など高値で売れるアイテムを盗めるのが大きい。

終盤のお金に困らなくなるころにはバリアントナイフ。
このゲームの難易度の時系列に非常にマッチしているキャラである。


崩壊前はOPとマッシュ編、バナン編以外はずっとパーティにいる。
一転崩壊後は仲間にするのにやけに手間がかかり、難関ダンジョンのフェニックスの洞窟をクリアしなければならない。

ストーリー

ナルシェ侵攻時に帝国の戒めから解かれたティナ救出し、彼女をフィガロ国王エドガーやリターナー指導者バナンに引き合わせる。
帝国のサウスフィガロ侵攻時には単独で帝国軍の足止めに成功しており、潜入工作員としての実力も高いことが伺えた。


その潜入作戦時、反逆罪で捕らえられた帝国の女将軍セリスを救出。
物語の進行と共に彼女とはイイ雰囲気になるが、その一方でレイチェルの遺体を保存し、彼女を蘇らせるための秘宝を捜し求めており、世界崩壊後に単独でフェニックスの洞窟に潜行する(このダンジョンが2パーティに分かれないと進めない複雑なものだったために、彼の再加入は後になりがち)。
入手した秘宝、魔石フェニックスでレイチェルの蘇生を図るものの、魔石は破損しており、彼女との「再会」はわずかな時間しか許されなかった。
彼女の最期の言葉により自らの心に決着をつけ、仲間と共に再び世界を守る戦いに赴くことを決意する。


崩壊後はロックが再加入しないとラグナロク(または魔石ラグナロック)も英雄の盾も入手できず、結果としてティナとゴゴ以外のキャラがアルテマを習得することも不可能である。

  • 崩壊前に戻るバグ技を使えば、ロックなしでナルシェのラグナロク(ラグナロック)や英雄の盾の入手は一応可能。
    普通はやらないとは思うが、バグ技を使う事を嫌わないプレイヤーなら問題ないかな?
  • 同様に、ロックが再加入しないとフェニックスの魔石も入手できないためアレイズリレイズの習得ができなくなる。
    それぞれ作中最強の蘇生魔法、攻撃魔法、武器、盾に通じるため、再加入させるとパーティの戦力が比喩どころでなく倍増する。
    さらにはロック自身がぶっ壊れ装備ごと加入するため…。

アルブルグからサマサ行きの船で船酔いをしてしまい、
ティナ関連のシリアスな場面をぶち壊しにしてくれる困ったところもある。
まぁ当の本人はその場面に気付いていない可能性が高く、仕方ないことかもしれないが。

  • 船酔いの原因はシャドウが自分の好物の「かたゆで卵」をロックに食わしたことが原因だとか…。
  • あまり重苦しいのが続かないよう、雰囲気を変えようというのがスタッフの意図だろう。
  • 次作のFF7をプレイした時、ユフィとクラウドの乗り物酔い体質を見て、ロックのこの場面を思い出したものだ。

他のキャラと比べてほとんど怒らないのも特徴。
しかし、ガウのおめかしイベントにてエドガーに品性を貶されマジギレ、殴り合いの喧嘩へと発展する。
また、セリスとのすれ違いから、相手をわざと無視したりと年齢の割りにやや大人気ない行動も見られる。
明るいキャラをしてるように見えるが、フェニックスの洞窟で「レイチェルの死と共になくしてしまった真実を取り戻すまで、本当の事は何もない」と嘯く辺り、本質的には虚無的といえるかもしれない。

職業関連

ティナ「ロックでしょ?エドガーさんから聞いたわ。ドロボウなんでしょ?
ロック「トレジャーハンターだよ。
商人「お前は悪名高いドロボウ ロックだな?
ロック「おっと トレジャーハンターと言ってくれ。

ロックは自称トレジャーハンターだけど、世界崩壊後ではトレジャーハンターらしいことをしています。

  • 崩壊後、ロックの情報が聞けるのはサウスフィガロ、コロシアム。
    そしてジドールからフェニックスの洞窟へ行ったと考えるとかなりの移動距離なので面目躍如といったところ。

FF3のシーフ鍵がなくても扉を開けられる能力を再現させている。
魔法の鍵で代替が効く3よりもその希少性は高い。


世界崩壊後、もぬけの殻となったナルシェの民家の扉をこじ開ける彼の姿はどう見ても泥棒。

普通、トレジャーハンターの開ける宝箱と言ったら古代遺跡等のそれだから、その指摘は的外れだろう。
ロックに限らず、ファンタジーのシーフは大抵遺跡の罠や鍵を開ける技術を持つ者の事を指す。

  • まあ正当な権利もなく遺跡を荒らして金品を盗掘していると考えれば、泥棒呼ばわりも別にいわれなき汚名ではないような気がする。
    それを言ったらあらゆるゲームに存在する、ダンジョン内の宝箱を盗み出す行為全てがそれにあたるのだが。
    • 少なくとも彼が探し出したフェニックスの魔石はガストラ皇帝の所有物であるとゲーム中で示されているので、これに関しては完全に泥棒である。
      ガストラ自身の魔石入手手段も後ろ暗いものではありそうだが。
    • そういった点からリアル・フィクション問わずトレジャーハンターは墓荒らしといわれる。

彼のジョブは冒険家だが、トレジャーハンターとも泥棒ともかなり違った職業である。
オリジナルコマンドからして、確実に冒険家などではない彼にこんなジョブをつけたスタッフは一体。

  • メニュー画面のジョブ欄の文字数制限(恐らく名前と同じで6文字)に引っ掛かった可能性が濃厚。
    リルムピクトマンサーはジョブ名が7文字。
    トレジャーハンターは9文字だから、ジョブ名の文字数制限は8文字かもね。

飛空艇を利用せずに単身でフェニックスの洞窟に辿り着いている事を考えれば、登山家とかの冒険者と呼べなくもないと思う。


ゲームスタート前は、遺跡や墓所荒らしで生計立てていた。


トレジャーハンターだが、こそドロ一匹狼が中身を盗む鍵のかかった宝箱は開けられない。
逆にこそドロ一匹狼は扉の鍵をこじ開けられない。
この点が泥棒とトレジャーハンターの区別になるのだろうか。感覚的には逆のほうが正しいような気もする。

余談

下級兵士の格好でセリスを助けた時の彼女の反応「兵士にしては随分背が低いわね」は、スターウォーズ第1作のルークがレイア姫を救出するシーンのオマージュになっている。 
レイア姫「ストームトルーパーにしては小柄ね」。


FFUSAロックとは名前も職業(トレジャーハンター)も年齢(25歳)も被ってるが
実際のところは偶然同じになっただけで特に関連はないとか。


サマサの村での、ストラゴスとの初対面時はものすごく口調が丁寧。
一国の王でさえ呼び捨て&タメ口なのに、ジジイには「私」とか「~ます」とか。

  • 裏があったとは言え帝国との同盟をして特使としての活動をしていたためTPOを気にしたのだろう。
    でもそういうことに気が回るタイプなのは意外。
  • 自身が所属する組織のトップ(バナン)のことはちゃんと様付けで呼んでる。
    エドガーとは親友なので(人目のある場所では本来好ましくないだろうが)呼び捨てている。
    • もしかするとエドガーからの要請(友達だから気兼ねするな的な)があったのかも?
      隠密行動を見込まれているあたり、周囲に気を配る能力もある程度持ち合わせているはず。
  • そして初対面では敬語を使ったストラゴスにも、その日の夜に再会したら早くも「爺さん」呼ばわり。この辺の基準は謎である。 
  • さらに火事の家を攻略した後の会話でまた敬語を使いだす。「水臭いじゃないか」とまで言っていたのに。

「トレジャーハンターG」がスクウェアから発売ということから、ロックが主人公のゲームと思った人が割といたらしい。
実際はスティングが開発した全くの別ゲームだった。


ヴァリガルマンダの魔力に吹っ飛ばされ、崖から転落しかけてセリスに手を掴んでもらう。
その後気絶から立ち直るのもメンバーで1番遅かった。

  • エンディングでセリスを引き上げる場面の伏線になっている。
    • エンディングに対する伏線は回想でレイチェルを引き上げられなかったシーン。普通に両方だろう。

リターナー本部にて、バナンたちと幻獣や魔大戦ついての話していた時に、「枕元でばあちゃんが話してたことは本当だったのか」とつぶやく。
ロックは「おばあちゃん子」だったのだろうか。

  • 後にラムウと出会った際にも「ばあちゃんは言ってた」と発言。

女運悪し。

  • 女運というより、その女性達自身の運が悪かっただけだと思う。
    う~ん、それにしてもエドガー涙目。
  • エドガーのはリルムがいるから…
    • ティナもいれろよ、コノヤロウ!(小我恋次郎さん風)
  • レイチェル、ティナ、セリス…ごもっとも。
  • レイチェルに関してはロックの女運というより彼女の男運が悪い。

「女運」とは「どんな女性に巡り会えるかという運勢」のこと。
「女運が悪い」というのは「出会う女性の多くがあまり誉められた人物ではない」あるいは「(女性側が原因で)すぐに別れるなどして長続きしない」ときに使う言葉。
ロックの場合は前者は全く当てはまらないし、後者についても該当するのはレイチェルだけである上に原因は死別というどうしようもないもの。
むしろレイチェルと死に別れても後にセリスと出会ったりなど、ロックの女運は非常に良い部類である。


モグタン将軍バグを利用して商人衣装や下級兵士衣装でロック編をクリアすると、そのままの姿で行動できちゃったりする。

  • 商人のまま先頭にして隠れチョコボ屋を利用するとグラフィックがバグり、一瞬だけ幽霊の姿になる。
  • カイエンの夢の中で魔導アーマーに乗った時も同様。横向きになったときが分かりやすい。

モグタン将軍バグで商人や下級兵士姿のまま話を進めて、魔石入手後、「まほう」を使わせるとちゃんと詠唱してるグラもあった。
商人は人差し指立てて「シーー」ってやってる人みたいだし、下級兵士なんか手を合わせてお経唱えてる人みたいだった。
また下級兵士はビッグス&ウェッジの色違いなため、当然下級兵士ロックだけでなく彼らにもデータ上では詠唱グラもある。


英語版ではコルツ山に婚約指輪代わりになる物を探しに行ったときに
レイチェルが事故にあったとなっている。


旧スマホ版アチーブメントでは、崩壊後仲間にすると「国王様よりよっぽど…」という実績が解放される。
国王様よりよっぽど…」という作中台詞は存在しないが、レイチェルのイベントが終了し、セリスと合流するシーンなのがポイント。
つまりエドガーよりよっぽど(女を口説いている、など)…というスタッフからの指摘と解釈できるだろう。


関連項目:ffex:【ロック・コールの女性関係に関する議論・雑感】

セリフ一覧

開発初期

20bcfdc1.jpg
この写真がロックの開発初期の写真で当初イケメンではなくおっさんの予定だったらしい。
ぶっちゃけカイエンそっくりな気がする。個人的推測だがもしかしたらカイエンはこれがモデルだったのかもしれない。
実際のゲーム中のグラではカイエンはロックと同じカラーリングという設定だし。
そして企画段階では今よりも年齢が高く、魔封剣を使う謎めいた(暗い?)キャラだったとか。
主人公(ティナの原型)とは相棒、もしくはライバルといった関係らしい。
キャラクターが固まっていくうちに、性格はオープンになり、魔封剣はセリスへと移行された。
最終的には、ちょっと過去のあるごく普通の青年、物語の進行係的役どころに落ちついた。


FF6ピクセルリマスター版のエクストラのギャラリーを確認してきたが、今まででもFF3のガンクロハゲデッシュ・ババアではない美女ウネ・FF4からFF5のバッツっぽいカインなどの未採用イラストが見れた。
だがそれらと違って、この開発初期のカイエンっぽいおっさんロックは未採用イラストとしては収録されていなかった。
ロックの未採用イラストはイケメンなのは変わらないが、服が青ではなくテュポーン色着たロックだけだった。イマイチ基準が分からん。

DFF・DDFF

候補には挙がっていたらしいが、結局不参戦。
アーティファクトヘルプマニュアルをセリスと共に担当している。

  • 相手のパラメータを「ぬすむ」ことで自身を強化して戦うキャラクターとして企画されていたという*1
    このコンセプトは、アーケード版ディシディアのジタンに受け継がれた。

もし参戦していたらEXバーストは「バリアントナイフ二刀流みだれうち」に違いない。

  • ティナを考えるとさすがにミラージュダイブだと思うよ…
    SFC版だけだし。
    • GBAでもアイテム増殖の裏技でできる。
    • EX時に「バリアントナイフ装備」でEXバーストでミラージュダイブだ。
      • 背水装備とかで瞬殺ロックがはやりそうだ

オニオンナイト「僕が守るよ」
ロック「……(それ俺のセリフ……)」


パブロから

俺が守る! なんてかっこいいこと言っちゃって
どうせ 他の女にも言ってるんじゃないクポ~?

と言われてしまう。

DFFAC

type:SPEED
・自分をロックオンしていない敵への攻撃時、【不意打ち】発動で威力上昇
[専用EXスキル:ぬすむ → 不意打ち時『ぶんどる』]
敵からランダムで1つのお宝を盗み、任意のタイミングで使用できる
通常はHPかブレイブの回復薬で、ぶんどると強力な技を放つ装備を取得


「トレジャーハンターの出番だろ?」
「名だたるメンツが揃ったな!」
「怖いもの知らずがいたもんだ」
「期待通りに勝つだけさ」
「受けた仕事はやり通す」
「勝ちは譲ってもらうぜ」


イミテーション称号「幽玄の冒険家」


スキンセットは言わずもがな、短剣。
そして2ndフォームはドット絵を再現した衣装となっている(1stは天野絵衣装)。
この辺はティナやバッツなんかとおんなじ扱いである。

概要

16人目の追加キャラクターであり、6人目の完全新規キャラクター。
デフォルトのシンボルチャットについては、挨拶が「楽しくやろうぜ」と、ヒーローサイドにしちゃ珍しくよろしく、ではない(まー意味は通るけど)。
んで、感謝が「恩に着るぜ!」、別れが「それじゃまた!」と比較的明るめのセリフが多い。
また、バトルセット変更が「ただいま支度中!」であり、これも他の面々が変える、変更するみたいなセリフなのを考えると変わってる。
ただなぜか了承の「わかった」と拒否の「悪いがムリだ」の声色がどうにも必死な感じがするのはなんでだろう。

  • ちなみにネタチャットには「ど・ろ・ぼ・う?トレジャーハンターと言ってくれ!」というセリフがある。
    泥棒の部分も字幕がご丁寧に「ど・ろ・ぼ・う?」と点入りである。

勝ちポーズは原作天野絵の再現。


実はPSP版にも参戦が企画されていたが、没になっていた。
当時は敵のパラメーターを奪い自身を強化するコンセプトで、これはAC版のジタンに応用されている。


全くどうでもいい余談だが、PVの登場シーンは気絶しているティナ(2ndフォーム)を守るようにモーグリ3匹と登場する演出となっている。
このシーンはどっかで見覚えのある展開ではなかろうか。
そして最後の勝利ポーズもティナ(やっぱ2ndフォーム)と映っている。

戦闘

技表はこちら


敵の死角に入り、奇襲を仕掛けてとっておきのお宝を狙うキャラクター。
お宝を「ぬすむ」だけでなく、敵の不意を突いて「ぶんどる」ことで強力な攻撃手段を得る。

  • ↓ブレイブ攻撃が無い代わりに、ダッシュブレイブ攻撃をダッシュキャンセル可能という特性を持つ。
  • 「ぬすむ」「ぶんどる」は高低差に強く、ヒット後の隙をブレイブ攻撃でキャンセル可能。

避けづらく途中止め可能でカット耐性が高く連携もしやすい地上ダッシュブレイブ、
発生が早い割にリーチがありSHOOTの設置技を無視でき空中版は背後に壁激突を狙える円月輪、
回避困難かつ他技への連携が拘束として優秀なぬすむ(ぶんどる)、
いずれも優秀すぎるHP技のミラージュダイブとシュレッドスピン等、
アケディア恒例の「強すぎる新キャラ」を地で行く性能。


不意打ち発動時の火力は高いが、通常時は未ジャストのスコール並みの非力になってしまう。
 

ブレイブダメージ
キャラクター地上N地上↑地上↓空中N空中↑空中↓備考
ロック416400416400通常時
512496512496不意打ち時
カイン496464464496464464
スコール4164009641640080通常時
512496512496ジャスト入力時
ジタン496480432496480480
クジャ496464416
432
448
496448448
ティーダ496496320496496496ダッシュ中
ジェクト496464496464
ライトニング496464496464アタッカー時
ノクティス496464464496464400通常時
526494494526494420ファントムソード召喚時

調整

Ver1.5102018/06/14※DFFNTは2018/06/21適用)
スクープアウトやスピリチュアル・レイとの併用でループコンボが成立するスラッシュアップが緊急調整された。
個別調整では、シュレッドスピンが下方修正されてリーチが減少している。
召喚詠唱即時中断した際に召喚詠唱ゲージの溜まらない例が出る不具合も修正された。


Ver1.5202018/07/12※DFFNTは2018年8月下旬適用予定)
クロッシングダガー、円月輪、デッドリーチェイスの初段空振り時に、
ガード・ステップ以外の行動でキャンセル可能なタイミングが改善された。

DFFNT

アーケード版に登場したので、NTにもヒーローサイドのキャラとして登場する。


朗読劇『SECRETUM-秘密-』にまさかの参加。
アーケード参戦発表よりも5ヶ月も早く登場し、サプライズとなった。
CVは小野友樹さん、今回の公演で初めてボイスが付いた。


劇中では、ディシディア世界に突如現れた気さくな謎の青年として登場。
最初は記憶を失っており、自身の名前も分からない状態であったが、劇終盤にて記憶を取り戻す。
自身の名前「ロック・コール」を高らかに叫んだところで、劇は終幕した。


朗読劇のBDパッケージには野村氏によって新規イラストが書き下ろされた(ただし、後姿)。


追加ストーリーでリノア、ユウナとともに登場。
どうやら初めて呼ばれたようだが、何人かとはすでに会っているらしく、例えば眉間にしわ寄せて任務の一環だと割り切っていると言い出すような人物を知ってるらしい。
そして一緒に連れて行ってくれてありがとうと言ったリノアに対し、困った時はお互い様だ、と返すのであった。

DFFOO

DFFACと同タイミングで参戦が発表された。2018年6月22日から開催のイベント「ど・ろ・ぼ・う?」にて登場。
奇しくもこの日は担当声優である小野友樹氏の誕生日でもある。


武器種カテゴリ短剣クリスタル覚醒は青色に対応している。
アーケード版同様、自身をターゲットしていない相手に対して威力が上がる「スニークスラッシュ」を初期から、クリスタル覚醒20で全体遠距離BRV+HP攻撃の「フェニックスレイ」を習得する。
彼の実装と同時にEX武器も追加されており、パッシブアビリティとどちらか片方を装備する事でEXアビリティ「ミラージュダイブ」を習得可能。
どちらかというと、手数で攻めるタイプ。
スニークスラッシュ→スニークスラッシュプラスかぶんどる→他の技が基本。
スニークスラッシュは、「盗賊の小手」を付与。(相性装備「マインゴーシュ」で強化)
プラスでは、「源氏の小手」(攻撃力アップ)か「ミラクルシューズ」(BRVリジェネ)を付与。
(ぶんどるも同じ)(専用装備「盗賊のナイフ」で強化)
フェニックスレイは、専用装備持ちなら、地味にBRV分配+HP回復(少なめ)ができる。なお、ダメージは分散。
Ex武器「ミラージュダイブ」は、7Hit+HP攻撃、「トレジャーハンター」を付与。(ランダムでHPかBRV回復)
Exを最終強化すると、ブレイクした際に入るブレイブを極大アップできる。調整次第でぶっこわれそう。
アタッカー…だが、分配も回復もブレイク時入手ブレイブアップもできる…バランスがいいとも器用貧乏ともいえるかも。


ある宮殿にやってきた光の意思を持つ戦士一行、ユフィは「お宝がない、きっとどろぼうに先回りされたんだ」と憤る。
宮殿を抜けた一行の前には寝ている男の姿があった。
その男が目を覚ますと何故かクラウドやティーダの事を知っていた。
実は彼は「リターナー」の一員でスコール達が入手した情報をエドガーに伝達していたのである。
エドガーが一行に加入したので情報を流す必要がなくなった彼は自由気ままに宝探しに励んでいたが、セリスに怒られたのと一人で動くのは飽きたという事で一行に加入する事になる。

  • ちなみにだがクラウドに泥棒呼ばわりされた時には「ど・ろ・ぼ・う?トレジャーハンターと言ってくれ!」と軽く怒ってる。
    プレーヤーからすればニンジャだというユフィもトレジャーハンターというロックも大して変わらないではないか…

12/27に実装されたFF6回である第2部5章でシナリオに絡むように。
断章実装がまだなので(現状のペースでいくと断章実装は2019年3月頃)イベントが復刻した。


3部2章では欠けた記憶への強烈な執着を覚え、バラバラになった他の仲間の存在も不確かな状況でセリスを置き去りにして「宝」を探しに向かう。
お互いが大切な人なのか確信を持てないままそばにいるほうが不誠実……なのかもしれないが、セリスのことを頼もうとしたガブラスやモグたちにはボコボコに叱られる。
良い意味で空気を読まずロックについて行ったヴァンと共にフェニックスの秘宝の記憶を取り戻し、お互いに大切な人が誰かわかったセリスに「そばにいてくれるか」と伝えた。

TFF

仲間の一人として登場する。
1番~25番までの楽譜で出現する藍のクリスタルを8個集めると使用可能になる。
リズポのボーナスでは3個しかもらえない(シド、ビビ、アーシェは5個もらえる)ので、半数以上を自力で集める必要がある。
幸い、カオス神殿で最初にもらえる「第5番 第36楽章 嬉遊曲『静寂の願い』」はBoss3が藍を持っているので楽譜を捨てさえしなければとり損ねることはない。


服装は天野絵ロックの再現だが、髪色だけはドット絵の銀髪となっている。


ジョブが被るジタンとの差は対ボスアビリティがなくFMS向けのアビリティが多いという点だろう。
ライブラのLv2を覚えるのでシドだと火力が落ちすぎるというときに使いたい。

  • それにしてもなぜにライブラ?しかも原作では本来一般人が使えない魔法を平気で自力習得って…
    原作ではセリスが自力で習得可能なのだが

名前の綴りは海外版の「Locke」表記。

TFFCC

仲間キャラクターの一人。
対応するクリスタルの欠片は橙色。
リーダー時に呼び出す召喚獣はイフリート


修得アビリティは、おどかすダッシュLv1~3、ぬすむLv1~3、ライブラLv2、うんアップLv1~3、森のノクターンLv2~3、大地のブルースLv2~3、サイトロLv2~3、トレジャーハンターLv1~3。
固有アビリティとしてミラージュダイブを修得する。


すばやさうんが高いトレジャーハンター。
FMSとアイテム収集に向いたアビリティ構成なのは前作から変わらないが、今作では対ボス用固有アビリティ「ミラージュダイブ」を修得し、おどかすなどと合わせてBMSで活躍できるようになった。
クエストメドレーでは、貴重なライブラLv2を修得するため水先案内人としても活用可能。

コレカ

ナンバー#016のコレカ
コレカクリスタリウムでの強化値は以下の通り。
N:すばやさ+1 うん+1
R:すばやさ+2 うん+3
P:すばやさ+3 うん+6
成功率:50(%) クリティカル率:0(%)

TFBL

FF6のシリーズクエストを開放すると加わる。探索タイプ。
覚えるアビリティはサンダー剣サンダラ剣サンダガ剣ブラインぶんどるアイテムハント罠発見ぶんしんダッシュ
固有アビリティは【ミラージュダイブ】

FFB

FF6イベント「テュポーン登場!」にてレジェンドとして登場。
次元の狭間を開いた際に稀に「全力攻撃でロックが参戦!!」と5分間表示され
時間中に全力攻撃するとロックがミラージュダイブをしてくれる
(ただし他召喚やレジェンドとは併用できず、必ずロックが参戦する)。
LV7位の強さがあるため、大幅に強化されたボス戦で非常に有用。
ちなみにイベントでのFF6紹介ページではティナに次いで紹介されている。

トレジャーハンターとして世界中を旅する青年。
反帝国組織「リターナー」に籍をおいており、
ティナの救出をきっかけに帝国打倒の戦いへ本格的に身を投じる。


FF6イベント終了後、ランキング報酬として彼の召喚石が手に入る。

PFF

2014/02/12のイベント『仲間を求めて』で登場したメモリア。イベント中のクエストをクリア時に一定確率で仲間になる。
イベント『記憶の光海』で他のメモリアと共に再登場。メモリアの記憶♂(1個)、記憶の結晶(1周年時は3個、2周年時は5個)をEX錬金することで入手可能。
イベント『次元の狭間「仲間を求めて」』の再登場時はロックの記憶、記憶の結晶(5個)をEX錬金することで仲間になる。


俺を呼ぶならトレジャーハンターと言ってくれ!

使用武器は短剣。魔法補正なし。

イベントメモリアなのでHPがかなり低いが、幸運と素早さが高く盗み要員として使いやすい。
プレミアムスキルがかなり高威力のため、火力としても期待できる。
実装は最初期だが、長く使えるキャラ。

PFFNE

エリア6-1で手に入る。
短剣装備、専用は「バリアントナイフ」。属性なし。
アビリティはなし、スキルは「強斬り」、プレミアムスキルは「ミラージュダイブ」。

FFRK

イベントダンジョンの「伝説の秘宝を求めて」にて実装された。ジョブは「冒険家」。


素早さが非常に高く限界突破前・限界突破1の時点では1位。
ただ本作では同条件だと素早さ1位のキャラが複数いる。
投てき武器を装備でき、後列に下げるのが前提となっているのか他の能力値は控えめ。
アビリティは物理系やシーフのものが使用可能。


初期必殺技は「不意打ち
ライジングサン【VI】を装備することで専用必殺技「ミラージュダイブ
ウィングエッジ【VI】を装備することで専用必殺技「フェニックスの秘宝?
バリアントナイフ【VI】を装備することで超必殺技「バリアントアタック?
ロックのジャケット【VI】を装備することで超必殺技「サザンクロス
盗賊のナイフ【VI】を装備することでバースト超必殺技「ミラージュフェニックス?
ロックのウエストクロス【VI】を装備することでバースト超必殺技「冒険家の流儀
シーフの帽子【VI】を装備することで閃技「ヒート・パッション?
冒険家のナイフ【VI】?を装備することで★6閃技「ヒート・スライサー?
インペリアルガード【VI】を装備することで★6閃技「ヒート・スピリット?
ベヒーモスナイフ【VI】を装備することで★7閃技「連閃・ロック炎?
グラディウス【VI】を装備することでオーバーフロー超必殺技「コーリンゲンの奇跡
プラチナメッサー【VI】を装備することで超絶必殺技「バーニンスティール?
トリトンダガー【VI】を装備することで超絶必殺技「バーニンスピリット?
パイレットギア【VI】を装備することで超絶必殺技(ブレイブアビリティ付き)「リターナーズバンド?
ゾーリンシェイプ【VI】を装備することでリミットチェイン超必殺技「アトミックダイブ?
フェイズカッター【VI】を装備することで★7リミットチェイン超必殺技「絆【ロック】?
オリハルコン【VI】を装備することでオーバーフロー奥義「不死鳥を宿せし神剣?
クリスタルクロス【VI】を装備することで覚醒奥義「誰がための冒険?
ラストダガー【VI】を装備することで覚醒奥義「スラッシュアップ
ダンジューロ【VI】を装備することでシンクロ奥義「フェニックスヒート?
サバイバルベスト【VI】を装備することでシンクロ奥義「シュレッドスピン
ダンシングダガー【VI】を装備することでリミットブレイク・オーバーフロー「ミラージュパッション?
ゾーリンブレイド【VI】を装備することでリミットブレイク・閃技「炎装【ロック】?
イリュージョンダガー【VI】?を装備することで真奥義「ミラージュダイブ・極
ダブルエッジ【VI】を装備することでリミットブレイク・ガーディアン召喚「Gフェニックス
炎のダガー【VI】を装備することでデュアル覚醒奥義「覚醒ミラージュダイブ
ルフェインダガー【VI】を装備することで究極神技「究極スラッシュアップ
フレイムダガー【VI】を装備することでオーバーフロー神技「神威・ロック?
サバイバルエッジ【VI】を装備することでリミットブレイク・リミットチェイン「紡絆・ロック炎?
を使用できる。
また、ロックのアームガード【VI】?にレジェンドマテリア「秘宝を求めし熱情」、盗賊の小手【VI】にレジェンドマテリア「再起するトレジャーハンター」がついている。

メビウスFF

ピクトロジカFFコラボのアビリティカード「ロック:ピクトロジカ」が登場。
風属性のレンジャー系アビリティカードで、アビリティは「ミラージュダイブ


*1 ACFFの公式生放送♯5番外編における鯨岡Dのコメントより。