主に弓を使用するために必要になるもの。初登場はFF3(弓自体はFF2からあった)。
攻撃に属性や追加効果などの特殊効果を付与するタイプの矢も存在する。
FF3・4では消耗品で、矢がないと弓を使うことができなかった。
FF5では弓矢に統合されたために矢の存在が消えうせ、その後は多くの作品で弓のみの登場、
あるいは弓すらも登場しないという憂き目に遭ってきたが、
FF11・12では弓の復活とともに矢も復活している。
FF3 
弓を射るたびに消費する。基本的に使用者は狩人のみ。
アイテム欄がかなり狭いため、何種類もの矢を抱えたままでの探索はあまり現実的でない。
ラストタンジョンなど長丁場となるダンジョンでは、弓使いの貢献度がやや低下する。
初期に登場する弱い矢弾は、黒魔や戦士も装備可能。
序盤に限れば意外と侮れない攻撃力を発揮する。
その一方で、彼らより強力な弓矢が扱えるはずの、狩人が活躍したという話はあまり聞かない。
持ち物欄では99個ずつまとめられるが、腕には一度に20本までしか持てない。
20個よりも多く所持している場合、装備すると20個だけ腕に移動して後はアイテム欄に残る。
リアルと言えばリアルながら、補充の手間がかかってやや面倒。忘れていて矢弾切れを起こすことも多い。
(多数買い込んで装備した直後だと、20本しか移動していないこと自体に気付かないこともある)
矢筒に入る限界が20本なのだろうか?
- 「パーティ4人全員で矢を分けて装備する」ための仕様。
アイテム所持最大個数の99を4で割れば24余り3なので24本ずつ装備するようにもできたのだろうが、数字のキリが悪いので20本ずつということになったのであろう。
厳密にはアイテム一個あたり一本でなく、複数セットと思われる。
本作では攻撃を一回するごとにヒットは複数判定され、矢もヒットした数の分だけ刺さるため。(矢は一回に一つずつだけ消費)
最大で4回ヒットまでするので、一個につき4~5本の束なのかもしれない。
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FF3(DS・PSP・3D REMAKE版) 
DS版では忍者が「投げる」で使用しても額面どおりの攻撃力となることを利用して
投げ専用に用意しておくという使い方もある。
「みだれうち」を使うと一度に4本消費する。矢がなくなったら途中で打撃に切り替える。
矢を99本装備させた状態で同じ矢を99本購入すると、実質的に198本の矢を所持できる。
ただし相手によって矢を使い分けようとしたり、ジョブチェンジしたりして矢を外すと
自動的に99本にまとめられてしまう。やはりラスダンでは少々使いにくい。
腕に20個までしか装備できない仕様は、さすがに改善されている。
同時に「同じアイテムを複数の枠で持てる」仕様も失い、強力な矢を大量にストックすることもまたできなくなったが。
- これらの仕様変更のせいで、狩人を2人以上パーティーに入れると矢の持ち換えがしにくくなり、「相手に応じて矢を使い分ける」ということが難しいという事態に陥ってしまう。
開発側は「狩人を複数同時に使うプレイヤーなんているわけない」とでも思っていたのだろうか? - 一応購入できる矢の種類も増えており、買えるだけの全種類の矢を購入しておけばだいぶストックに余裕ができる…が、弱い矢を使えば当然火力が落ちてしまうというのがなんとも。(強い弓で多少はカバーが利くが)
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FF3(ピクセルリマスター版) 
ラインナップはFC版と同じだが、なんと非消費制になった。
個数制限等を気にせずに矢を使えるようになり、戦闘中に自在に持ち替えられる利点も健在であるため、大幅に利便性がアップしている。
代わりに店売り価格がかなり高くなった他、切り札だったメデューサの矢をアーガス城で拾うことができなくなった。無消費になった以上は妥当な措置といえる。
- 序盤からパラライマ(だっけ?)から運良く与一の矢をドロップ出来たら超~ラッキー。である。
FF4 
FF3と同様に、弓を射るたびに消費する。
利き腕に矢を持つ事で本来の威力を発揮できる。
戦闘中の補充は20本ずつ。
移動中なら99本まで装備できる。
消耗品なので常に管理を要求されるものの、その分入手が簡単なのがありがたい。
SFC~PS版での最強の矢であるアルテミスの矢すら量産は非常に楽。
- 場面に合わせた矢を使って通り過ぎるだけならたいていのダンジョンを余裕で踏破できる。
レベルアップまで視野に入れるとさすがに心もとないので残弾には気を付けておこう。
使い切れば、当然ながら矢を装備している手が空欄(素手)になるのだが、ちょっとしたバグがある。最後の1本を使った瞬間に素手になるのではなく、最後の1本を使用し次にそのキャラクターがコマンド入力可能になった瞬間に素手になる。そのため、最後の1本を使用した直後に戦闘を終わらせる(1ターンで戦闘を終了させる等)ことができれば、最後の1本を消滅させずに残すことができる。稼ぎプレイ(決まった動作をずっとするプレイ)では使えるバグかもしれない。まぁ、FF4の矢はどれも入手が容易であるため、あまり実用性があるとはいえないかもしれないが。
- 普通は使った瞬間に減るのだが、最後の一本のみ減らすのではなく「手に持ったアイテムを消滅させる」という別の処理を行っている(これをやらないと0個になってしまう)ゆえのバグなのだが、減らす時と処理のタイミングが異なる理由は不明。
このアイテム消滅予約はその戦闘中にみの適用されるので、次の戦闘でも最後の一本は普通に使えるし、その一本を更に残すことも可能。
ちなみにバーサクや混乱状態にすれば「コマンド入力不可能」なので最後の一本をずっと使い続けることもできる。
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FF4(WSC版) 
弓を持たずに矢だけを持って殴りかかっても、属性・特効・追加効果が乗る。
それでも矢を射撃してないので、もちろん本数は減らない。
FF4(GBA版) 
戦闘中の補充が99本まとめて可能になった。
逆に言えば、複数のメンバーが弓を使うなら、束を人数分用意しておこう。
- DS版FF3と異なり、アイテムの複数束所持が可能なままなので比較的使いやすい。
アルテミスの矢を大量に調達して弓矢装備部隊を編成すれば魔神竜も怖くない。
FF4(DS版) 
DS版では消費しなくなった。
- そのことに気付かずカイポで鉄の矢を50個も買ってしまったのは俺だけでいい
- いくら撃ってもなくならないことを踏まえると、セットでよほど大量に買い込むのだろう。
あるいは無限に同じ矢が湧いてくる魔法の矢筒なのか。
- いくら撃ってもなくならないことを踏まえると、セットでよほど大量に買い込むのだろう。
- いくら斬っても剣の切れ味は鈍らないし、どんなに攻撃を受けても防具は壊れないから、深く考えない方が良いかと。
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FF4(携帯版) 
FF4DSに準拠して、矢は消費しない。
それによって、今まで矢が手に入った宝箱の中身が、別のアイテムに変えられていたりする。
例えば幻獣の洞窟のとある宝箱の中身は、ソーマの雫・金のリンゴに変えられている。
FF4(ピクセルリマスター版) 
携帯版やFF3PR同様に矢は無消費。
おかげで本作は序盤でアンデッドが多数登場するので、弱点を突ける聖なる矢が便利。
FF4TA 
基本的にオリジナルと同じだが、矢は消費しない。
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FF11 
消耗品。弓用の「矢」とクロスボウ用の「ボルト
」が存在し、主に合成で作成される。
双方ともに威力重視のものと特殊効果重視のものに大別される。
前述の通り消耗品なので、高価な矢ほど使い渋りがちになる。
FF12 
弓を射ても消費しない。基本的に交易品かトレジャーでしか手に入らない貴重品。
他作品の矢同様、通常攻撃に追加効果を付加するためのもの。
弓用矢とボウガン用矢で分かれる。
弓用矢は「アロー」、ボウガン用矢は「シャフト」という名称。
アローは属性付きのものが多く、シャフトは状態異常付きのものが多い。
- ちなみに銃の弾は「バレット」と呼ばれる。
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『シャフト』一覧はこちら
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FF14 
FF11同様に消耗品。矢がない場合、素手で攻撃を行う。
新生では削除され、弓術士と吟遊詩人は、無制限に矢を射る事が可能になった。
FFUSA 
フェイ専用のロビンフッドの弓を使うと消耗する。
武器系統の分類としては「飛び道具」扱いになっている。
最大ストックは99本で、爆弾や手裏剣と同じくダンジョン内の木箱から補充可能。
ストックが無くなると素手になってしまう。