バトル/【属性強化】

Last-modified: 2024-09-08 (日) 14:39:30

杖やロッドに付与されている要素。装備やアビリティにより属性魔法の威力を上げることができる。
TAシリーズではアビリティとしても存在(→関連項目:アビリティ/【属性強化】)。


魔法攻撃の火力が頭打ちになりやすい作品で威力を底上げできる重要な要素なのだが、
ゲーム中での説明不足が原因で存在自体が知られていないこともよくある。

  • よりによってデビュー作のFF3で「バグで動作しない」ようになってしまった悲劇の要素でもある。
  • 第三のジョブチェンジゲーであるFFTで、HELPでの解説で初めてその存在が利用・把握しやすくなった。

天候や地形で属性ダメージが変動するシリーズもある。ただし強化だけでなく弱化もある。


FF3(FC版)

FC版にて初登場。


3長老の杖を装備すると、対応する属性の魔力が強化されるというもの。
実態は単に「○○のまりょくアップ!」と表示されるにすぎず、バグのため効果が一切出ていない

  • DS版ではすっぱりオミットされてしまったが、ちゃんと効果を反映させるべきだった。

仮に実装されていた場合、イレースの真の性能と合わせて黒魔道師の地位を高めていたはず。惜しい。
補助魔法の隠れた優秀さと、イレースの説明のまどろっこしさのせいで、無くても何とかなってはいる。

FF3(ピクセルリマスター版)

ついに実装。やはり「FC版は設定ミスで効果が無かったからDS版では削除した」のは間違っていた。
3の棒にそれぞれ『「○○」の魔法を強めるロッド』という説明文がつき、実際に装備していると該当属性の魔法の与ダメが1.2倍になる。
同じ棒を2本持っていても効果は重複しないが、全ての棒+他の棒ならば効果を発揮する


全ての棒は三属性棒の炎、氷、雷に加えて風(エアロ)、聖(ホーリー)、大地(クエイク、ハイパ)、水(リバイア)の威力まで上がる。流石に無属性は対象外。
エウレカに封印されるべきは長老の杖ではなくこの棒だったのではないか、

  • 効果が出ているならば、グルガン族の谷で手に入る炎と氷の棒で強化されたブリザガをサラマンダーにお見舞いしたり
    赤魔道師に装備させて燃える杖、凍る杖をブーストしたりとなかなか夢が広がる。
    ここに光の棒もあれば光る杖併用で海上で大活躍が見込めたが、これの入手はかなり先である。

検証結果:

  • 炎の棒を装備してファイアを撃った場合…1161~1393
  • 氷の棒を装備してファイアを撃った場合…968~1161

しっかりと20%上がっている模様。


黒魔法・召喚使いを2人以上入れないのであれば、グルガン族の谷の宝箱から炎と氷の棒を回収し、サロニアで光の棒を1本買うだけでいい。
三属性攻撃魔法を使う際には全ての棒+もう1本の棒を持ちかえながら戦うと良いだろう。


欲を言えば強化できる武器防具、属性の種類をもっと増やして欲しかったなぁ、と。

FF5

一部のロッドに設定されている。
対応する属性魔法の威力を『1.5倍』にする。武器攻撃には適用されない。
珍しい所ではエアナイフも風属性強化を持っている。


属性強化できる装備は以下の通り。

調合の「エレメンタルパワー」(聖水+目薬)で全属性強化


「上記の強化装備品をもともと装備できるジョブが、ジョブコマンドを強化するorアビリティ枠で魔法コマンドを使うor魔力を補正する」という組み合わせが一般的。

  • 逆に「もともと魔法攻撃を使えるジョブが、〇〇装備系アビリティを利用して属性強化装備を行う」というケースもないことはない。
    例としては第二世界前半、風属性を使える青魔道士風水士刀装備+風切りの刃など。

装備品視点で言い換えると、「装備可能なジョブが多ければ多いほど、属性強化がしやすい」ということ。
これはそのまま、「どの属性が強化しやすいか」の判断にも直結する。


属性強化装備を、装備系統単位で属性別・登場順に整理すると以下の通り(エレメンタルパワーの解禁は第二世界序盤)。

  • 炎・冷気・雷属性…ロッド(第一中盤)→ベル(第三終盤)→アクセサリ(最終盤、GBA版新登場)
  • 地属性…ローブ(第一中盤)→ハンマー(第一終盤)→ロッド・ベル(第三中盤)
  • 風属性…(第二序盤)→短剣(第二終盤)→ロッド(第三中盤)→ベル(第三終盤)
  • 毒属性…ロッド(第二序盤)→ベル(第三終盤)
  • 聖属性…(第三中盤)→ベル(第三終盤)
  • 水属性…装備なし

追加アクセサリのカオスオーブを除くと、対応ジョブの範囲は短剣>ローブ>ロッド>杖>その他の武器、となる。
ロッドの対応ジョブが意外に少ないことを考えると、対応ジョブ2トップを大地の衣とエアナイフという量産品で押さえている地属性と風属性は、特に強化を適用させやすく便利と言える。

  • この2属性は各魔法アビリティのなかでも、召喚魔法と上記装備の登場タイミングが素晴らしく、アビリティ自体の魔力補正の高さも相俟って、戦士系ジョブやロッドを持てない魔道士系ジョブでも本職に匹敵するダメージを実現できる。

最終的にはロッドでも杖でも装備できるすっぴんものまね師のおかげで、装備に頭を悩ますことはなくなる。


相手の弱点属性じゃなくても、1.5倍の攻撃力にはなる」のがポイント。
自分の装備の強化属性と使う魔法の属性が揃ってさえいれば適用されるので、弱点が設定されていないモンスターに対する平均ダメージも大きく上がる。

  • もちろん相手に無効や吸収が設定されていると、強化しても一切ダメージにはならない。

魔法の攻撃力自体を高めるため魔法防御力の影響を弱められる。
さらに相手の弱点属性を突く(攻撃力2倍+魔法防御力無視)ことで、強化した魔法は攻撃力3倍+魔法防御力無視と、最終的に思わぬ大ダメージを生む。


FF3の属性強化と違い、作中の情報のみでは大半が強化能力について参照できない。
あちらと逆で実効性が高いだけに、もったいない話ではある。

  • SFC版の場合、ゲーム内で属性強化の効果が明示される武器はウィザードロッドと賢者の杖のみ。
    GBA版では大地の衣とカオスオーブにも記述がみられる。

属性強化武器として最初に入手することになる三属性ロッドについて。
購入可能なカルナックでは同時に三属性ラ系魔法も売られている。
そして火力船のボスはリクイドフレイムというわかりやすい敵。
普通にプレイするなら黒魔道士氷のロッドを装備させてブリザラを撃つだろう。
そうすることで属性強化というシステムに気づかせようとする狙いがあったのかもしれない。


ウィザードロッドやエアナイフでシルドラを強化するのが有名。
それに限らず、FF5の攻撃魔法はバハムートなどの例外を除き、属性強化を行うのが基本といえる。
強化した魔法を全員でデルタアタックすれば、弱点を突けない場合でもかなりの威力を出せる。
各種属性ロッドでその武器に対応した属性を強化できるほか、調合エレメンタルパワーで全属性を、
ルーンのベルで水属性以外を、ウィザードロッドでは水・聖属性以外を、賢者の杖では聖属性を強化可能。


武器ではないが、大地の衣にも地属性強化の効果あり。
中盤に割と長期間装備する防具のため、効果について知らなくともタイタンが恩恵を受けていたりする。


水属性が不遇だが、かなりレアなルーンのベルあたりには水属性強化があっても良かった。

  • リバイアサンは基本攻撃力195で属性強化すると292。消費MP39。
  • シルドラは基本攻撃力165で属性強化すると247、消費MP32。
  • バハムートは基本攻撃力250で消費MP66。
    • MP効率でリバイアサンはシルドラにほんのわずかだが劣り、属性強化が面倒だが、水属性弱点の敵に対しては強化無しでもこちらの方が有効。

特に次元の狭間は水属性弱点の敵がとても多いが、仮に終盤レベル40でリバイアサンを召喚する場合、水属性弱点の敵にはダメージ5000強、強化して8000前後になる。
しかし次元の狭間の水属性弱点の敵はほとんどがHP5000以下か10000以上なので、リバイアサンを強化しても大してバランスブレイカーにはならない。
水属性を弱点としないHP3000程度の敵には一応属性強化が効果的だが、であればより消費MPの少ない強化シルドラが容易に使える現状でもさほど変わりはしない。


無属性魔法はブラッドソード等で魔力自体を上げれば強化される(他の魔法も強化されるがこの場合メガフレアが最強)。
属性強化持ちの装備に魔力自体が上がるものはないはず。

  • 最終的には属性強化は装備で行わず、魔力を強化したうえでエレメンタルパワーでブーストすれば全魔法の威力が最大になる。
  • 時間はかかるが魔力の歌+属性強化(装備orエレメンタルパワー)も強い。

ラ系魔法の登場が早く、ガ系魔法を使えるようになるまですごく時間がかかるので、
黒魔道士を使用して弱点を突きたいなら強化しないと中盤は火力不足気味。
バイオも購入とほぼ同時期にポイズンロッドで強化できるので、是非とも活用していきたい。

  • ラ系魔法&三属性召喚~タイタン~バイオまで、そして賢者の杖装備でのホーリーは意識せずとも自然と属性強化の恩恵を受けるような構成。
  • ラ系の時に三属性ロッドを持ち替える、第二世界でガ系登場時期までのラ系魔法利用、ガ系の登場時期に三属性ロッドやエアナイフを利用する、
    フレア登場後もウィザードロッドを使用してガ系魔法を打つ、このあたりが属性強化を意識しない場合よりも恩恵を受けられる感じか。

各種ロッドを壊すことによって発動する「ガ」魔法には属性強化は適用されない。
発動の瞬間にはロッドを持っていない(壊した後)であるためと考えられる。
よって、各種「ガ」魔法を習得した後は、ロッドは壊さずに普通に「ガ」魔法を使用した方がよい(MP節約の場合を除く)。

  • 同じロッド2つを二刀流で装備して片方を使用した場合、ちゃんと強化された状態で発動する。
  • 実行するには忍者ロッド装備を付けるか魔道士系ジョブに二刀流を付けなければならないため実用性はあまりない。
    • それらのアビリティを習得している頃にはガ系魔法も入手しているだろう。
    • 忍者マスターのものまね士なら、この方法で黒魔法にアビリティ枠を割かずに強化ガ系魔法が発動できる。
      代わりにアイテムにアビリティ枠を割く。
    • 旧スマホ版では前者の場合、ロッド装備の早期習得に少なからぬメリットがある。後述。
  • SFC版、GBA版、ピクセルリマスター版ではロッド折りで発動する魔法にエレメンタルパワーの属性強化は適用されない。

NTT出版の完全攻略編には装備品について解説が載っているのだが、武器の「ロッド」の欄にロッド全般についての記述がある。

すべてに魔力を上げる作用か、魔法の威力を高める力が備わっている。

……なるほど確かに。後者が属性に関するものだという点は各自が気づくしかないだろう。またウィザードロッド・賢者の杖・大地の衣には、それぞれの解説で触れている。
武器性能表の中に『属』(=属性)の欄があり武器の属性が書かれているのだが、属性強化や追加攻撃の属性とごちゃまぜで書き手は区別できていなかった模様。


属性強化は今では有名だが、SFC版当時は一部プレイヤーにしか認識されていなかった裏技レベルの仕様である。
当時、周りで杖による属性魔法の強化なんて誰一人知らなかった。

  • 前情報無しで活かせる(というより知らずに恩恵を受けられる)のは大地の衣+タイタン、氷or炎のロッド+ブリザラorシヴァ、ファイラorイフリートくらいか。これらのアイテムですら強制的に入手とかではないので気づかない人も多いだろう。
  • 伝説の武器であるウィザードロッドに魔力補正が無いので説明をちゃんと読んだ上で存在に気づけるレベルの話。
    その説明も武器の装備画面では見られずわざわざアイテムの一覧の方で見ないとわからないという有様。
    • 装備画面で見れるに越した事はないが、何もどこにも表示されないよりはアイテムの一覧で見れるだけマシだろう。
  • 風切りの刃で風属性が強化されるというのもなかなか気づきにくい。

問題はせっかくの説明文が極一部の武器にしか表示されてない事だと思う。
本当に気付きづらいのは大地の衣やエアナイフ。


FF5では黒魔法を使えるジョブが2種類あり、その魔力に大きな差があるため。黒魔法によって与えるダメージの基準というのがそもそも一律ではない。 
黒魔道士のファイラと、赤魔道士+炎のロッドのファイラで、実ダメージがだいたい同じくらいなので、
「適当に赤魔道士に炎のロッドを装備させていた」うえでこれらのジョブを同時起用した場合、
「同じファイラだから同じようなダメージなんだろうな」と勘違いしやすい。

  • こうなるともう、属性強化の仕組みなんてわかろうはずがない。

結局、弱点属性種族特効が引き続き登場する中、
更によく似た新たな概念をノーヒントで発見・把握するのはとても難しいということだろう。


以下は、FF5における属性強化の気づきにくさについての議論。
 
三色ロッドは第二世界ケルブまでは最強のロッドとして使われ続ける。
召喚士の主力が三属性召喚獣の時期にもちょうど被っている。
例えば雷のロッドを装備したままサンダラとブリザラを使い分けるなど、適当に属性ロッドを装備した状態で適当に攻撃魔法を使うだけでも特定の属性だけ不自然に威力が高くなるので、割と気付きやすいと思う。
この場合の問題点として、弱点の敵に高めのダメージが出ても、強化されてることには気づきにくい。

  • 倹約タイプのプレイヤーだと、MPは道中で無駄遣いせずボスまでとっておく、というスタイルも珍しくない。
    適当に攻撃魔法なんて使わず、ボスに初めてぶっ放すとなると、そもそも比較対象も何もないので不自然さに気づけるはずもない。「弱点」で処理されるだけ。
  • またそういうプレイヤーはしばしばケチも兼任するので、雷のロッド辺りは持たない可能性も。

SFC版ではアイテム画面でしか武器の性質が表示されないという落とし穴もある。
当時は「武器や防具は装備しないと効果がない」という某有名シリーズの教えに則って、武器や防具を入手したらすぐさま「そうび」コマンドを選んでいたプレイヤーも多そうである。
一見便利な「さいきょうそうび」もあった訳だし、最強装備した場合はアイテム画面が飛ばされるので説明が読めない。

  • FF3では効果がないのに表記があり、FF5では効果があるのに表記が後半の武器2種に限られすぎ。両極端である。

三色ロッドという使うと壊れてしまう装備武器それ自体が前作にはない特殊な形態の装備だし、続けて防具なのに属性防御ではなく強化が働く大地の衣という例外も出てくるとあっては、たまたま魔法で多少大きなダメージが出たとてその共通点が何かなど、到底分からないはず。
とどめに魔法剣というこれまたよく似た趣向のアビリティが、お互い全く関係ないにもかかわらず近い時期で大々的に登場するのもまずかった。
これら全部が、第一世界中盤までの登場。相手の弱点を突くくらいの把握で精一杯でも、なんら不思議はない。

FF5(iOS/Android版)

旧スマホ版のみエレメンタルパワーでロッド折りで発動する魔法も強化可能。


旧スマホ版では「エレメンタルパワー裁きの杖を強化した場合、
対象者が何らかの魔法行動または装備交換を行わないと装備した裁きの杖が1.5倍撃にならない」という新たなバグが発生している(ver1.1.3で確認)。

  • 単なる消費アイテムの使用でも以降属性強化が正常に適用される。

早期に時魔道士をマスターさせた忍者は、
旧スマホ版のみロッド装備魔力ブースト高速忍術投げが可能となる。
アビリティ「ロッド装備」装着→各種属性強化ロッド装備→別の魔法系アビリティ(「じくうL6」は必ず所持している)装着、
という手順で、属性強化ロッドを外さず魔力も強化できる。

  • 更に二刀流ならではの炎のロッド+雷のロッドが搭載可能。これで火遁雷迅2種類の忍術が同時に強化できる。
    2種類の属性強化自体はSFC版から可能だが、旧スマホ版では魔力ブーストも総取りできるのがおいしい。

「旧スマホ版では三属性ロッドの説明文に晴れて属性強化の旨が記されている」というのは勘違いであり、
旧スマホ版でもGBA版と同じく「くろまほう『○○ガ』をふうじこめたロッド」という記述しかない。
装備画面やアイテム画面で調べても属性強化については触れられていない。

FF5(ピクセルリマスター版)

ロッド折りが大幅強化されている。ロッドの三色ガ系魔法が全体固定威力185に強化された上、
アイテムからロッド折りが可能になったため、三属性ロッドを複数用意すれば属性強化ガ系を序盤から使用できる。

  • 従来のリクイドフレイムは低レベル時や魔力が低めの魔道士ジョブの場合氷のロッドを2本消費する必要があったが、
    現段階のPR版では、氷のロッドを装備しつつアイテムからもう1本を使用すれば確実に一撃で倒せる。

基礎攻撃力185の1.5倍=攻撃力277の魔法を全体に放つという破格の強化である。

FF7R

特定の武器に属性攻撃を強化するコアスキルが存在する。
本作では、ボス含め属性攻撃に弱点を持つ敵が多いため、支援マテリアぞくせいと合わせて
手軽に火力を上げられる。

FF9

属性付きのダメージを無条件で1.5倍にする。
この状態で弱点を突けば2.25倍になるので、火力も相当に上がる。
他作品に比べて設定されている装備が格段に多いので、非常に利用しやすい。
黒魔法」「召喚」「魔法剣」と組み合わせると実によろしい。

  • HELPを開くことで解説文の中に、どの属性がパワーアップするか明記されている。忘れたらそれで確認を。
  • 雷のつえウィザードロッドなどには備わっていないことに注意。

敵にも設定されているものがおり(銀竜など)、
本来のパラメータの額面を超えたダメージを与えてくるので注意がいる。

  • 確定したダメージに1.5倍ではなく「ダメージ倍率」が1.5倍となる。
    たいして変わらないが、計算毎に小数を切り捨てるので数字が大きいほど誤差も大きくなるため覚えておくといい。
    • 相手弱点突きや種族特効やMP消費攻撃、トランスなども同様の仕様である。

ザコ敵の場合は、強化されるかどうかはバトルごと・属性ごとにランダムで決まる。
見た目では判別できないが、その敵が使わない属性が強化されていることもある。
また、ボス敵は一部を除いて強化の内容が固定されている。


属性付きの武器による打撃や一部の特技などにも影響がある。
吸収や無効化に注意すればお手軽で便利。
特に物理タイプの3人(スタイナーフライヤサラマンダー)は、
それぞれの一番強い属性付きの武器が、弱点とする敵(ラスボス含)が多い風or聖の属性となっている。
出来る限り有効活用していきたい。


主人公のジタンは、属性付きの攻撃を一切できない。
そのため、他のキャラと比較してお手軽な火力アップは難しい。
この辺は直接的な戦闘能力は低いシーフ系ジョブの宿命か。
一応、裏技盗賊のあかしなどの属性に依らない強力な攻撃手段は用意されている。

  • 素のちから・及び武器攻撃力自体が高いので、それ以上なら過剰火力になりかねない。

FF11

下記の要素で特定の属性魔法を強化することができる。

  • 天候/曜日補正…「火属性天候(熱波等)時に同属性の攻撃魔法であるファイアを唱えると与ダメージ・魔法命中率が強化される。逆に弱属性のブリザドを唱えると性能が落ちる」
    といった風に、属性魔法は天候の影響を受ける。曜日についても同様。
  • 「○属性魔攻+/魔命+」…装備品に付与されているプロパティ。対応する属性魔法を唱えると効果が適用される。
    • これ以外にも隠し効果で同様の効果を持つ「属性杖」と呼ばれる両手棍や、
      自分で強化項目を選んで特化した「○○アフィニティ」というプロパティを持った武器も登場している。

FF12

対応する属性によるダメージを1.5倍にする。
代表的な属性強化装備は以下の通り。


インター版にて雲の杖は水・雷・風の3属性強化となった。魔力の補正も雷の杖やサクラの杖より大きく、一躍強力武器に仲間入りした。
ちなみに風・氷属性は賢者の杖でも強化できるようになった。魔力補正も高く優秀。


無属性範囲魔法は順番待ちによって使い物にならないため、
魔法攻撃の際には、順番待ちに強い属性魔法の強化がとても重要。
その一方で、半減・無効・吸収する敵が多い。


属性強化を持っている敵も多い。
ボス・モブ・召喚獣・レアモンスターはほとんどが属性強化を持っている。
火力が高い敵は属性強化を持っているケースが多い。


FF12では装備の説明に「~強化」と記載されていないので、攻略情報を見ないと分かりづらい。
順番待ちやヘイトが解析され、下位魔法と属性強化の必要性が見直されるようになった。


土属性だけは属性強化できる装備品が一切存在しない為、土強化は敵専用の能力と化している。
しかし、土属性攻撃が極端に少ない本作において、土強化を十分に活かしている敵は非常に少ない。
味方側が使えるクエイク系の魔法が登場しない事も含めて、本作の土属性は結構不遇な扱いを受けている。

FF14

「◯属性強化」(◯の所には属性名が入る)と表示されるバフ(強化効果)で、
その属性を持つ攻撃の威力(該当する属性攻撃での与ダメージ)が増大する。


もっとも、3.x現在では敵専用の(一部のボスが使うスキルやギミックでのみ発生する)バフとなっている事と、
FF14は、もともと属性概念(属性の影響)が希薄である事から、
火力強化というよりは、バトルにおけるギミックとしての意味合いの方が強い。


4.0にて、プレイヤー側も赤魔道士のエンボルデンなど、一部のジョブが持つスキルによって、
「物理属性強化」や「魔法属性強化」といった特定属性強化の効果を発生させられる様になった。
文字通りその属性(攻撃属性)を持つ攻撃を行う事でダメージがアップする。

FFT

のロッドがそれぞれに対応した属性を強化し、
大地の衣で地強化、エクスカリバーで聖属性、カエサルプレート黒のローブで炎氷雷強化、百八の数珠で全属性強化される。


属性強化による効果はダメージと成功率(リッチのみ)の算出時に武器攻撃なら使用キャラの物理AT、
魔法攻撃なら使用キャラの魔法ATをそれぞれ1.25倍(端数は切り捨て)して計算する。

  • 魔法銃はダメージ計算式の関係上使用者の魔法ATを伸ばしても意味がないが、属性強化の方は有効。
    (魔法銃の攻撃力が1.25倍される)

端数切り捨てであるため、キャラの物理/魔法ATが8よりも低い場合は
実質ATボーナス+1と変わらずあまり効果を体感できないので、
レベルが低いうちはその辺りを考慮して装備品を選定する必要がある。

  • 具体例を挙げると、黒魔道士の魔法ATが8よりも低いのならば、三属性のロッドよりもウィザードロッドを装備したほうがよい。
    また魔法ATが8~11の場合も、他の魔法への恩恵もあるのでやはりウィザードロッドがよい、ということになる。

逆にキャラの物理/魔法ATが16以上であれば実質ATボーナスが+4以上となるため
AT+3の効果を持った装備品よりも優先度が増す。

  • しかしながら実際には、ATが16以上に達する頃には上述の黒のローブや百八の数珠が入手できるようになり、
    かつ属性強化の効果は複数装備しても累積されないので、結局のところ武器はウィザードロッドに落ち着く。
    • 基本的には魔法ATを伸ばしつつ、必要ならば装備枠一つだけ属性強化に割くというのが良い。
      属性魔法が主力となる黒魔道士召喚士にはほぼ必須。

他にはランダムバトルや一部を除くイベントバトルにて天候でも属性の強弱があり、
雨天時はファイア系-50%・ブリザド系+25%・サンダー系+50%、降雪時はブリザド系+50%。
天候による効果は装備品による属性強化と重複するため、雨天時にサンダーロッドを装備してサンダー系を唱えると凄まじい威力になる。


イベントバトルでは、雨が降っているのに強化されたりされなかったりと
戦うマップによって属性強化されるかが異なる。


オンラインヘルプのおかげで、FF5と違ってどれがどの属性を強化してくれるのかがスゲー解り易い。

FFT(PSP版)

上記に加え賢者の指輪で全属性が、ティンカーリップで聖属性が強化される。

FFTA

一部の装備品やクエストアイテムについており、攻撃対象の耐性を一段階下げてダメージ計算を行う。
具体的には「吸収→無効→半減→通常→弱点」ということになる。
黒のローブの炎氷雷強化、エクスカリバーの聖強化が代表的。
チルロッドなど、上位の属性ロッドでも対応した属性を強化できる。
与ダメージは目に見えてアップするが、元々弱点を突ける場合に恩恵を受けられないのが残念なところ。


属性強化付きの装備品は上位のアイテムがほとんどなので、活用できるのは中盤あたりからになる。
しかし、クエストアイテムを利用すれば序盤でも恩恵を得ることが可能。
中でもスプリンクラーアーリマンの妖目はかなり早い時期に手に入る。
特に前者はメジャーな氷属性を強化するので非常に有用。


サポートアビリティとしても登場している。詳細は当該項目で。


属性強化の手段は「装備品の効果」「クエストアイテム利用」「サポートアビリティ」の3種類あり、
これらは重複させることが可能。
ただし「装備品による属性耐性は、クエストアイテムおよびサポートアビリティによる強化より優先される」という特徴がある。
つまり装備品以外による強化では、装備品で耐性・吸収属性を得ている敵には対応できないということであるが、複数属性の攻撃手段を確保しておけば困ることは無いだろう。
一方、モンスターが種族特性として持つ耐性・吸収属性は装備品以外による強化でも対応できる。


具体例を挙げるとこのようになる。


上記のように、モンスター相手であれば属性強化を複数重ねることにより
本来無効化・吸収する属性の攻撃で押し切ることも一応可能ではある。
しかし無耐性の属性を強化して攻撃するなり、弱点属性があればそれを突くなりしたほうが
はるかに効率的なので実用性は低い。

FFTA2

装備品にそのような効果がなくなり、アビリティを付けた時のみになった。
そのため余り使われない。
前作と違って精神統一が必須ではなくなったため、奥義などと組合せる価値はある。

光の4戦士

本作における属性強化は、「攻撃の強化」と「耐性の強化」の二種類の要素があり、攻撃・耐性ともに強化Lvが設定されている。
精霊使いのアビリティで攻撃・耐性の両方の全属性強化ができ、
魔法剣士の「まほうけん」系は使いようによっては物理限定だが属性強化になる。
属性耐性も強化することで半減→無効→吸収→ダメージ反射となる。

  • 精霊使いはダメージ・防御の強化で、魔法剣士は物理ダメージ、弱点なら即死にもできる強化。

【属性攻撃の強化について】
属性武器や魔法は、その属性が弱点の相手に攻撃するとダメージが増加するが、
強化レベルによって効果が変化し、Lv.1→ダメージ1.25倍、Lv.2→ダメージ1.5倍、Lv.3→即死(Death!)となる。
魔法ではラ系まではLv.1、ガ系がLv.2の設定を持つ。
属性武器はほとんどLv.1だが、一部の長剣だけがLv.2の設定を持っている(インフェルノ→火属性Lv.2、コキュートス→風属性Lv.2など)。

属性攻撃を強化する方法としては、以下のような方法がある

  • 精霊使いのアビリティ「きょうか」を使用する(属性武器・属性魔法のダメージアップ)
  • 精霊使いのアビリティ「エンハンス」を使用する(「きょうか」の上位効果版で、併用するとさらに効果アップ)

また、武器による属性攻撃限定でさらに強化方法がある。

  • 属性武器と同じ属性小手を装備する
  • 魔法剣士のアビリティ「まほうけん」や「まじんけん」を使う
    • 武器属性の強化Lvを「まほうけん」は1つ、「まじんけん」は2つ上昇させる。
      さらに前者は1.3倍・後者は1.6倍のダメージ倍率がかかるため単純に威力がアップする。

属性攻撃については公式コンプリートガイドで説明されているのだが、
実際に試してみるとこの本に書かれている通りの結果にはならない部分があった。
同書35pでは、「ほのおの小手+炎の剣+きょうか」の組み合わせでLv.3の効果(即死)が発揮されると例示しているのだが、実際に炎弱点の敵に試してみると即死効果は発揮されなかった。
ほか「炎の剣+まじんけんファイア」や「インフェルノ+きょうか」なども同様で、炎弱点の敵に与えられるダメージは確かに上昇するが、Lv.3の即死効果は確認できなかった。
(公式コンプリートガイドが誤りを書いたのか、ゲーム側の実装ミスなのかはわからないが…)

さらに試してみた結果、即死効果が確認できたのは「ほのおの小手+インフェルノ」の場合だけだった。
つまり、きょうか・エンハンス・まほうけん・まじんけんで属性を強化しても、Lv.3にはならないらしく
「属性小手+Lv.2の属性武器」の組み合わせでしか、Lv.3に達することはないようである。

  • また、「きょうか」を使用後にファイガを使っても、即死効果が付加されたりはしない。
  • なお、Lv.3は即死効果が付くだけで、与えられるダメージはLv.2の場合と変わらない。
    即死が無効な相手なら、Lv.3にする必要はなさそう。
    即死が効く相手なら「ぜんぎり」と組み合わせれば、複数体を一気に即死させたりできるが。

【属性耐性の強化について】
属性への耐性は、レベルによって軽減内容が変化し、Lv.1→ダメージ半減、Lv.2→ダメージ無効化、Lv.3→ダメージ分HP回復、Lv.4→ダメージ反射となる。

属性耐性を強化する方法としては、以下の方法がある。

  • 精霊使いにジョブチェンジする(ジョブ特性で全属性耐性がLv.1)
  • 精霊使いのアビリティ「ミステリオ」を使う(全属性の耐性Lvが1つ上昇)。
  • 炎の盾、ダークシールドなど、属性盾を装備する(その属性の耐性Lvが1つ上昇)。
  • 炎のマント、ダークマントなど属性マントを装備する(その属性の耐性Lvが1つ上昇)。

上記の装備やアビリティを組み合わせることで耐性レベルが上昇する。
例えば、耐性Lv.4(ダメージ反射)まで上げるには、
「精霊使いに同じ属性の盾とマントを装備させて、さらにミステリオを使う」必要がある。

FFL

魔人アビリティ

個々の属性を強化するものだが、味方だけでなく敵の属性攻撃まで強化してしまう。

PFF

属性付きの装備・アビリティなどにだいたいデフォルトで設定してある。
詳細画面で属性のマークに上矢印が付いていると強化されている。プラスマークだと属性があるという意味なので違う。
属性強化専用アクセサリがあり、レアリティが高いほど強化値が高い。(隠し要素なので数値は見えない)
レア6の属性強化アクセサリを2個付けた上で「HP吸収」をすると、白魔法がいらないくらいにHPがかなり回復できたりする。
魔法剣」で魔法を使用する度に属性強化されるが、アクセサリに比べると少し効果が弱い。


属性強化がデフォルトで付いている武器は、ロッド波動カテゴリ。
使う魔法と合わせて武器も同じ属性にすると、目に見えて威力が変わる。

FFRK

下記のように複数の属性強化手段が存在する。

  • 装備品による強化
    • 装備によっては○属性強化【小】の効果を持つ。
      後ろに効果の度合いとして【小】と記載されているが、他の【中】や【大】は未登場である。
  • レコードマテリア
    • ○属性のダメージアップの効果を持つレコードマテリアが存在する。
      効果は小、中、大の3種類存在する。
  • レジェンドマテリア
    • レジェンドマテリアにも○属性のダメージアップの効果を持つものが存在する。
      効果は小のみ。ただし、今後より強力なものが登場する可能性はある。
  • レコードダイブ
    • レコードダイブで獲得できるスキルの中には、
      ○属性攻撃のダメージが△%アップする効果を持つものが存在する。
  • 魔石
    • 魔石効果に「エン○○」を持っている魔石を装備すると、パーティ全体の該当属性のダメージがアップする。
      Lvの記載があり、Lvが高い程効果も高くなる。
  • 属性まとい
    • 一部の必殺技で属性をまとった状態になることができる。
      属性をまとっている状態ではまとった属性のダメージがアップする。
  • リミットチェイン
    • リミットチェイン発動中は味方全体に属性強化の効果がある。
      効果は【小】と【大】の2種類。