魔法/【ダテレポ】

Last-modified: 2020-10-06 (火) 17:56:49

全般

一階層ずつ前のフロアに戻るテレポを、より強力にした上位魔法。
……のはずだったのだが、2作目にして早くもテレポそのものが当初のダテレポへと強化されてしまい、
姿を消すこととなる。
初代テレポの効果はデジョンに吸収されたり、消滅したり。


ダディアのようなテレポのダ系版……、
というよりは、意味を考えるともしかしたら「出+テレポ」なのかもしれない?

  • ンジョンテレポだと思っていた。
  • FF1では白魔法のみ「ア→ダ→ガ」とランクアップしていく(黒魔法は「ラ→ガ」)。
    テレポ系の場合は「ア」をすっ飛ばしていきなり「ダ」になっているあたり色々特殊な魔法である。

FF1に登場した後は下位のテレポにお株を奪われてぱったり登場していなかった。
FFTにアビリティとして実に10年振りに復活し、以後は再び魔法としてFF12・FFTA2にも登場したが、
どういうわけかFF1以外はイヴァリース関連作品にしか出演していない(お祭り作品のFFRKでも使用者はFF12からの出張という扱い)。


アビリティ/【ダテレポ】

FF1

レベル6の白魔法で、クレセントレイクの店で購入可能。
ヘルプメッセージは
「…まいごになった……でれない……つらい……そんなあなたのためのワープまほうです」。

  • 確かNTT出版のFC版の攻略本には必ず覚えさせとけとかなんとか書いてあったような。
    • 過去のカオス神殿から脱出できる手段だからだと思われる。
      • 実はテレポでも脱出はできる。

使用できるのは赤魔道士白魔道士のみ。
氷の洞窟で役に立つはずなのにクラスチェンジしないと使えないというのは皮肉。

  • GBAとかなら非常口を15パズルで手に入れられるけど…出る運とやる根気が必要。

FFシリーズでは大人の事情でテレポできないダンジョンがお約束だが、FF1のダテレポはすべてのダンジョンを脱出できる。
2000年の時空を物ともしない性能はまさに超時空魔法である。
しかしシリーズの伝統?には逆らえずリメイクの追加ダンジョンは脱出できなくなってしまった。


メモリアルアルティマニアに載ってる開発中の資料では、使用するときは洞窟の入り口の土を持っておく必要があったそうな。
製品版ではカットされており、リメイクでも存在しない。

  • 実際に当該資料を読んでもらえればわかると思うのだが、どちらかというと「魔法の使用イメージをふくらませるためのテキスト」という意味合いが強い。
    • 実際にゲームシステムとして組み込もうとしていた可能性もないではないが、おそらくはロールプレイのため、ひいてはFFの世界を構築するための文芸的な設定なのであろう。
  • なお、FC版取扱説明書の魔法リストはこの資料がベースになったとおぼしき記述がいくつか見られる。
    資料にヘッダが印字されておらず、開発のどの時期に作成されたものであるかも不明なのだが、効果説明が製品版とほぼ同じなので、比較的後期に作成された可能性が高い。

何故かフィールド上でも使えるがMPが無駄になるだけで意味は無い(FC/VC版)。


説明文の前半が切な過ぎる。開発者に何かトラウマでもあったのだろうか。


本作ではテレポは黒魔法なのに、上位のこちらは何故か白魔法である。
そのため上記の通り、白魔法の上位形である「ダ」が冠されている。
これがテレポと同じ黒魔法ならば「ラテレポ」か「ガテレポ」になっていたのか?

FF1(GBA版以降)

MPが回数制から数量制になった&格安で買えるMP回復アイテムのエーテル系統の登場により気軽に使用可能になった。
…のだが、これと同効果のアイテムの非常口の登場、過去のカオス神殿の突入ポイントにワープゾーンが設置され徒歩で脱出可能になった事、
これでは脱出不可能な追加ダンジョンの存在等により重要度が低下し、必ずしも覚えさせなくてもよくなってしまった。

  • ちなみに消費MPは10(テレポは消費MP5)。

地味にテレポ共々GBA版以降でも街の中でも使用可能だが、
当然ながら街の中からはこんなものを使わずとも普通に歩いて出られるので誤って使用してしまうと完全にMPの無駄になる。

FF12

デモンズウォールが使う敵専用魔法。相手を異空間に消し飛ばしてしまう。
マップを移動する以外回復方法が無い。
逆に言えば、マップさえ移動すれば何事もなかったかのようにそこに復帰している。


デジョンと同様に魔法自体にリフレク貫通の特性がある。
なぜかシェルでも命中率が下がらないようで、百発百中の強制退場。
使われたら防ぎようがないが、マラソンを駆使して使用自体を防ぐことはできる。


FF1同様、ダンジョンの外にワープさせる魔法だと解釈している。
マップ移動した際に復帰できるのは走ってメンバーに追いついたためなんじゃないかと。

FF14

敵専用魔法。テレポよりはデジョンに近い。
見やすいのはハイブリッジの連続FATE、キキルン族が商人NPCを誘拐する際に使う魔法。
対象を強制的に移動させる。

FFTA2

デモンズウォールの「排除」、ヌーキア残手といったボスモンスターが使用する。
他のダテレポと違い、ここでは対象1体を強制的に魔法使用者の正面へ移動させ、さらにドンムブ状態にする。
ちなみに射程はマップ全体。

FFRK

FF12のデモンズウォールが使用する敵専用魔法。
単体をストップにする効果。