主に同名の魔法でなる状態。
魔法ダメージを軽減(半減が多い)する効果を発揮する。
リフレクとは違い、味方への強化・回復魔法を妨害する事は無い。
ただし、作品によっては回復魔法の効果も軽減してしまう場合がある。
FF4(DS版)
従来は単純なステータスアップ(重ね掛け化)だっだが、このリメイクではプロテス同様に状態扱い。
魔法防御は「精神+防具の魔法防御力+レベル」で算出されるが、
シェルの効果はこのうちの「防具の魔法防御力」のみを1.5倍にする。
ダメージ計算は除算式。例えば魔法防御が2倍になればダメージが半減する。
通常、防具の魔法防御力が1.5倍になった程度ではほとんど影響は無い。
プロテス同様、アダマンアーマーなどの規格外に強力な防具の存在が前提。
本作は防御で魔法ダメージが減らせるうえにこれと重複するので、活用すれば耐えれる攻撃が増えることもある。
規格外に強力な防具が手に入る前の戦闘だと、ルビカンテ戦のかえんりゅう対策とかで使われたりする。
FF5
通常時より魔法系攻撃の被ダメージが半減する状態。この状態の味方は緑の光に包まれる。
魔法シェル詠唱等での重ねがけ強化は不可能。
魔法防御力を上げる訳ではないので、フレアなどの防御無視魔法の被ダメージも半減できる。
魔法主体の敵には非常に有効なので、役に立つ機会は多い。
一部の特殊技が魔法判定のため、戦闘全体で捉えても意外と被ダメージが半減できる。
アルマゲストやマスタードボムの被ダメージも半減できる。
時間経過で効果が消えることがないのが利点。
このシェル状態では詠唱側の魔法命中率が半減する。
状態異常系魔法はもちろんのこと、サークルなどの回避成功確率も上がる。
プロテス同様に魔法倍率を半減させる。第1世界では魔法バリアか調合で発動できる。
小数点以下は切り捨て処理なので、実際は半減より被ダメージを減らせる可能性がある。
魔法倍率適用の攻撃は隊列影響を受けないため、このシェル状態だけが頼りになる。
FF6
通常時より魔法系系攻撃の被ダメージが2/3に軽減する状態。この状態の味方は緑の光に包まれる。
ダメージをカットする効果は1/3と前作より弱体化している。
魔法が全般的に使いやすいこともあり、前作5より魔法のシェルが使われることが多いが、
魔法防御力を無視する魔法(フレア、メテオ、アルテマ、クエイク、メルトン等)はシェルを貫通する
フォースシールド、守りの腕輪、ミラクルシューズのどれかを装備すれば自動的にこの状態になれる。
- バリアリング、プリンセスリングを装備中に瀕死になっても同じ状態になれる。
- 守りの腕輪・ミラクルシューズ装備時は、プロテス状態と同じ黄色の光に包まれた状態になるが、ちゃんとシェル状態になっているのでご安心を。
FF8
回復魔法を含む魔法系のダメージを半減する。効果中に魔法をくらうと赤い盾が現れる。
『シェル』『マイティガード』『ウォール』『オートシェル』『シェルストーン』でこの状態になれる。
コマンドアビリティのかいふくは半減されない。
- 対となるプロテスとは異なり、メルトアイやメイルシュトローム、メガ波動砲などシェルを貫通する攻撃が幾つかあるので過信は禁物。これらを半減するにはぼうぎょを使う必要がある。
- すいとるや青魔法(ガトリング砲を除く)、ウィッシュスター、フェニックスやギルガメッシュなどの乱入型G.F.もシェル無効。
FF9
魔法攻撃で受けるダメージ量が半分になり、割合攻撃やステータス異常魔法攻撃の命中率が半分になる。
この状態になると身体が青く光る。
かけられたキャラの気力が高いほど効果は長く持続する。
FF10
回復魔法を含む魔法系で受ける威力が半減する。
これが使えるようになる辺りからボス級の敵の魔法攻撃が激しくなるため、有効に活用したい。
回復魔法の効果も半減されるため、ケアル等の使用時には注意が必要。
- シェル状態のときは、アイテムによる回復をメインにしたい。
幸い、FF10の回復アイテムは強力な効果を持つものが多く、薬の知識で強化もできる。
元々守りの堅い召喚獣に使わせるとかなり強力。回復は竜剣やドレインで代用しよう。
FF10では攻撃の種別と、軽減手段は独立して設定されている。
実際のところシェルが効かない魔法攻撃(使用者の魔力に応じてダメージが変化する技)も多い。
- モルボルグレートの「乱れ撃ち」は唯一シェルが効く物理攻撃(使用者の攻撃力に応じてダメージが変化する技)となっている。
- 以下の効果の発動は関連する攻撃がシェル有効であることが1つの条件。
・魔法攻撃+○%
・魔法防御+○%
・魔法カウンター
・マジックブレイク
魔法ブースター、集中によるダメージ軽減はこれに依存していない。 - ヘイスト、スロウ、エフレイエの石化にらみ等待機時間を変化させる攻撃にシェル有効設定になっている物があるが、これらの攻撃はシェル状態の影響を受けない(シェル有効無効に連動する何らかの効果の影響を受けるかは場合による)。
FF10-2
魔法攻撃によるダメージを半減させる。
魔法による回復効果まで半減させてしまうのが困りもの。
FF11
魔法ダメージを割合で軽減する状態。
白魔法シェルや特殊技バブルカーテンなどでこの状態となる。
シェルIよりもシェルVなど高位魔法になるほど効果も高くなる。
説明文には魔法防御力アップとあるが、実際は魔法防御力とは別物の効果。
FF12
相手1人の被魔法ダメージ25%カット+状態異常魔法の命中率半減。
アスピル、デコイ、バーサクは状態異常魔法ではないが特別に命中率が半減する。
インディゴ藍を装備した状態での状態異常魔法およびアスピル、デコイ、バーサクの命中率50%。
メイジマッシャーの追加沈黙やバイオの追加スリップのような、追加効果の発動率は下がらない。
盾役にシェルをかければ魔法攻撃も状態異常も軽減するが、デコイがかからなければ本末転倒。
デコイではなくヘイトコントロールをしなければ、タゲを安定させるのは難しい。
FF13
FF14
魔法防御力がアップしている状態。
新生FF14では味方側から魔法のシェルが削除された為、
この効果を得る手段はなくなった。
が、ギルガメッシュなどの一部の敵が使う敵専用魔法としてのシェルは現存しており、
この効果も敵側専用のバフ(強化効果)となっている。
パッチ4.45で追加されたエウレカ:ピューロス編では、ロゴスアクションとして、シェルが使用可能となったため、
この効果も再び発生する様になった。
効果内容は「魔法防御力が1000アップした状態」となる。
FFT
範囲内の仲間に魔法攻撃の抵抗力をつける。
魔法攻撃のダメージ、または成功率を2/3にする。
回復魔法や補助ステータスの成功率には影響しない。
白魔法シェルやシェルジャの他、ウォール、引き出すの清盛、詩うの名もなき詩、聖魔法のマバリアおよびウッドマン系の貝の精で付与することができ、陰陽術の絶装魔脱や時間経過などによって解消される。
また、ラグナロク、ローブオブロードおよびソルティレージュには永久シェルの効果がある。
なんとなく敵の召喚魔法が飛んでくる直前に効果切れになることが多いような気がする。
FFTA
3ターンの間ユニット本人の魔法ぼうぎょが1.4倍になる。
デスペルで解除可能。
FFTA2
装備補正を除いた素の魔法ぼうぎょを1.3倍にする。3ターン持続する。
回復魔法の回復量も下がってしまうので注意。
類似ステータスにマイティガードなどで発生する「魔防御アップ!」というものがあるが、あちらは1.2倍・ターン経過では解除されないと差別化されている。
- この2つの重ねがけも可能で、魔法ぼうぎょが1.56倍になる。
FFL
受ける魔法ダメージを3/4に抑える。
FFRK
魔法防御が2倍の状態。シェル状態のキャラはエフェクトで緑色に光る。
時間経過やデスペルで解除される。
PFF
シェル・シェルラ・シェルガと威力に段階がある。
味方だとシェルのマークと有効ターン数が表示される。
敵だと魔法の帽子に上矢印と有効ターン数が表示されるだけで、なんとフェイスと表示が同じである。
フェイスなのかシェルなのかは、プレイヤーが使用を見ている必要がある。
敵はシェルガで永続にしてくる場合があるので注意。
ゴードンのシェル16は上とは別個扱い。
更にカーバンクルなどで魔法防御を上げる状態もある。
その場合のアイコンはアビリティのものになるため、重複可能。
FFEX
本作ではシェル状態またはそれを引き起こすアビリティオプションのことを「魔法防御上昇」と呼ぶ。魔法攻撃の被ダメージを軽減できる。
白魔法シェルやシェルシールドを装備するなどでこの状態変化になる。