・淀み
依頼者:
アリアンネ(Alianne)
/ 西アドゥリン・ジャニストン家
依頼内容:
病の青年ローガンに
治療薬を投与しない理由を探るため、
マルグレートに調査を依頼してほしい。
- 西アドゥリンのDoor:Svenja's Manorを調べる。
治療薬を投与してください!
Othellius : だめだ。
言っただろう、あの薬には未知の成分が……
Alianne : 嘘……
私もあの薬を調べたけど、そんなもの
見つからなかったわ。
Othellius : ……!
Alianne : ……オセリウス、10年前
私たちが目の当たりにしたことを忘れたの?
Alianne : 今は
開拓が禁止されていたあの頃とは違う……
今度こそ助けないと……!
Othellius : ……たしかに、あの頃とは違う。
何もかもな……。
Alianne : ……あ、[Your Name]さん。
いらしてたんですね。
Alianne : お恥ずかしいです。
助けを求めている患者さんがいるのに
何もできないなんて……。
Alianne : 開拓が始まって
ようやく光が見えたと思ったのに
これじゃ、あの頃とちっとも変わらない……。
10年前のことを聞く
治療薬のことを聞く
Alianne : ……実は、10年前にも
重い病を患った青年がいたんです。
Alianne : ジャニストン家の医師たちが
あらゆる手を尽くしましたが
治すことはできませんでした。
Alianne : そんなとき、その青年の祖父が
禁を犯して森の奥地へ入ったんです。
青年の病を治す薬草を採るために……。
Alianne : でも、その方は
戻ってくることはなかった……。
Alianne : ……それからほどなくして、
病の青年は亡くなりました。
Alianne : 彼だけではありません……
当時は、ろくな薬草も手に入らず、
救えなかった患者さんは大勢います。
Alianne : もう
あんな思いは、たくさんです……
なんとかしてローガンさんを助けないと……。
Alianne : オセリウスは
未知の成分が検出されたと言っていたけれど、
私の調べでは見つかりませんでした。
Alianne : 何か他に
投与したくない理由でもあるのかしら……。
Alianne : ……そうだわ。
スカウト・ワークスのマルグレートさんに
調査してもらいましょう。
Alianne : 理由がわかれば、
何か解決策が見つかるかもしれない。
Alianne : マルグレートさんなら、以前
ローガンさんのことで相談に乗ってもらっているし
きっと協力してくださるはず。
Alianne : [Your Name]さん、
すみませんが、SCT.ワークスに行って
調査をお願いしてきてもらえませんか?
Alianne : どうか、よろしくお願いします。 - スカウト・ワークスのWegellionに話しかける。
なにか用かい?
Wegellion : え?
ジャニストン家のアリアンネさんの依頼で
マルグレート様に調査をお願いしたい?
Wegellion : 君、正気か?
マイスター直々に調査を請け負うほど、
マルグレート様は暇では……
Margret : 人はあらゆる情報を知る権利がある。
ゆえに、SCT.ワークスの門は常に
開かれているべきだ、ウェゲリオン。
Margret : だが、君は今
SCT.ワークスの門を閉じようとしている。
この件について、どう思うかね?
Wegellion : はいっ、マルグレート様。
情報は時と場合により、選別が必要であります。
Margret : その姿勢は間違いじゃない。
だが、上に意見を出さないのとは違うよ。
Wegellion : うっ……
おっしゃる通りです……。
Margret : ……で、要件はなんだね?
Margret : ……ふむ。
やはり、例の青年の件か。
私も彼の病に関しては、調査を続けている。
Margret : 治療薬の件について
追加で調査してもかまわないが……
1つ条件がある。
Margret : 実は、
その青年の病について調べていたとき、
ある文献に行き着いたんだが……
Margret : なにしろ古くてね。
汚れで読めない部分があるんだよ。
Margret : その汚れを取るために、
シモカブとスライムオイルを
持ってきてほしいんだ。
Margret : 汚れが取れれば
青年の病について、何かわかるかもしれないし
悪い話じゃないだろう?
Margret : ……ただ、
これだけは言っておくよ。
Margret : 知らないほうが
いいこともある……とね。
マルグレート様が直々に調査してくださる。
Wegellion : 君は
シモカブとスライムオイルを
持ってきてくれ。 - シモカブとスライムオイルをWegellionにトレード。
Wegellion : こっちも依頼の件で
重要人物が見つかったところだ。
奥に案内するよ。
Margret : 来たか。
Margret : こちらはアリバラリさん。
よくスヴェンヤの屋敷を訪ねているそうなんだが、
治療薬の件で情報をいただいた。
Margret : では、すまないが、
あの話を彼に聞かせてもらえるかな。
Ari-Barali : は、はい……。
Ari-Barali : あの日……
私はいつものように、サフランの花を届けに
スヴェンヤ様のお屋敷を訪ねました……。
Ari-Barali : いつもはアリアンネさんが
応対してくださるんですが、その日は
アリアンネさんの姿がありませんでした。
Ari-Barali : それで、その……
いけないとは思ったのですが
スヴェンヤ様に一目だけでも
お会いしたいと思い……
Ari-Barali : スヴェンヤ様のお部屋を
こっそり覗いてしまったのです。
Othellius : スヴェンヤ様は
あの治療薬を投与するおつもりですか!?
Othellius : あの薬は、
エヌティエル草の成分で完成したもの……
Othellius : エヌティエル草のおかげで
病が治れば、開拓に拍車がかかってしまいます!
Othellius : 我々は
これまで、民の安全のため
開拓に反対する立場を取ってきました。
Othellius : あの青年だって、
元々は開拓者じゃないですか。
森に深入りするから、あんな病にかかったんだ!
Svenja : ……たしかに、あの病には
何かしら森が関係しているのではないかと
私も考えています。
Svenja : これ以上
開拓が進めば、また新たな病が
発生する可能性もあるでしょう……。
Othellius : そこまでお考えでしたら
どうすべきか、おわかりですよね?
Svenja : そうですね……
しばらくの間、あの治療薬の投与は
中止しましょう……。
Ari-Barali : ……何の話をしているのか
最初はよくわかりませんでした。
Ari-Barali : でも……
患者さんを救えるのに、救わない……
そんな話なんだ……って。
Ari-Barali : ショックです……。
スヴェンヤ様があんなことを
口にされるなんて……。
Margret : ……よく話してくれた。
礼を言うよ。
Margret : さて……君は今
1つの情報を手に入れた。
Margret : 君がこの情報を
アリアンネに開示するのか、しないのか……
それは君の自由だ。
Margret : 君がどちらを選択するのか
それは君自身に委ねよう。
Margret : ……情報とは
常に正しいものとは限らない。
よく考えてみてほしい。 - 西アドゥリンのDoor:Svenja's Manorを調べる。
お待ちしてました!
Alianne : 治療薬の件……
何かわかりましたか?
知り得た情報を話す
わからなかったことにする
Alianne : そんな……
まさかスヴェンヤ様が、そんなこと……!
Svenja : どうしました?
アリアンネ。
Alianne : スヴェンヤ様……
ローガンさんに治療薬を投与しないのは
どうしてですか……?
Svenja : オセリウスから聞いてませんか?
まだ検証が不十分で
投与できる状況ではないと……。
Alianne : ……それは本当ですか?
開拓が進むことを恐れて、ローガンさんを
見捨てようとなさってるんじゃありませんか?
Svenja : アリアンネ、なんてことを……。
Alianne : スヴェンヤ様、あなたは
民の安全のために開拓を反対してきたはず……
Alianne : ですが、開拓を反対するために
その民を見殺しにするなんて、間違ってます!
そんな、そんなのは……
Svenja : アリアンネッ!
Svenja : お待ちなさい、アリアンネ!
Svenja : なぜ、あの子は急にあんなことを……
いったい、なにがあったのですか?
Svenja : まぁ、
マルグレートに調査依頼を……?
Svenja : いえ……私がちゃんと
説明してなかったのがいけないんです。
Svenja : [Your Name]には
ずいぶんご迷惑をかけてしまいましたね。
これはお詫びです。受け取ってください。
Svenja : ……今の私は
民の安全と青年の命、どちらも掴もうとして
そのどちらにも届いていない……
それどころか、どんどん離れてしまう……。
Svenja : ジャニストン家の当主として、
1人の医師として失格ですね……。
同盟戦績1000ベヤルドを手にいれた!