アドゥリンクエスト/西アドゥリン/淀み

Last-modified: 2013-12-21 (土) 14:17:41

・淀み

依頼者:
 アリアンネ(Alianne)
  / 西アドゥリン・ジャニストン家
依頼内容:
 病の青年ローガンに
 治療薬を投与しない理由を探るため、
 マルグレートに調査を依頼してほしい。


  1. 西アドゥリンのDoor:Svenja's Manorを調べる。
     
    Alianne : 早くローガンさんに
     治療薬を投与してください!
    Othellius : だめだ。
     言っただろう、あの薬には未知の成分が……
    Alianne : 嘘……
     私もあの薬を調べたけど、そんなもの
     見つからなかったわ。
    Othellius : ……!
    Alianne : ……オセリウス、10年前
     私たちが目の当たりにしたことを忘れたの?
    Alianne : 今は
     開拓が禁止されていたあの頃とは違う……
     今度こそ助けないと……!
    Othellius : ……たしかに、あの頃とは違う。
     何もかもな……。
    Alianne : ……あ、[Your Name]さん。
     いらしてたんですね。
    Alianne : お恥ずかしいです。
     助けを求めている患者さんがいるのに
     何もできないなんて……。
    Alianne : 開拓が始まって
     ようやく光が見えたと思ったのに
     これじゃ、あの頃とちっとも変わらない……。
     
    何を聞きますか?
     10年前のことを聞く
     治療薬のことを聞く
     
    「10年前のことを聞く」
    Alianne : ……実は、10年前にも
     重い病を患った青年がいたんです。
    Alianne : ジャニストン家の医師たちが
     あらゆる手を尽くしましたが
     治すことはできませんでした。
    Alianne : そんなとき、その青年の祖父が
     禁を犯して森の奥地へ入ったんです。
     青年の病を治す薬草を採るために……。
    Alianne : でも、その方は
     戻ってくることはなかった……。
    Alianne : ……それからほどなくして、
     病の青年は亡くなりました。
    Alianne : 彼だけではありません……
     当時は、ろくな薬草も手に入らず、
     救えなかった患者さんは大勢います。
    Alianne : もう
     あんな思いは、たくさんです……
     なんとかしてローガンさんを助けないと……。
     
    「治療薬のことを聞く」
    Alianne : オセリウスは
     未知の成分が検出されたと言っていたけれど、
     私の調べでは見つかりませんでした。
    Alianne : 何か他に
     投与したくない理由でもあるのかしら……。
    Alianne : ……そうだわ。
     スカウト・ワークスのマルグレートさんに
     調査してもらいましょう。
    Alianne : 理由がわかれば、
     何か解決策が見つかるかもしれない。
    Alianne : マルグレートさんなら、以前
     ローガンさんのことで相談に乗ってもらっているし
     きっと協力してくださるはず。
    Alianne : [Your Name]さん、
     すみませんが、SCT.ワークスに行って
     調査をお願いしてきてもらえませんか?
    Alianne : どうか、よろしくお願いします。
     
  2. スカウト・ワークスのWegellionに話しかける。
     
    Wegellion : ん?
     なにか用かい?
    Wegellion : え?
     ジャニストン家のアリアンネさんの依頼で
     マルグレート様に調査をお願いしたい?
    Wegellion : 君、正気か?
     マイスター直々に調査を請け負うほど、
     マルグレート様は暇では……
    Margret : 人はあらゆる情報を知る権利がある。
     ゆえに、SCT.ワークスの門は常に
     開かれているべきだ、ウェゲリオン。
    Margret : だが、君は今
     SCT.ワークスの門を閉じようとしている。
     この件について、どう思うかね?
    Wegellion : はいっ、マルグレート様。
     情報は時と場合により、選別が必要であります。
    Margret : その姿勢は間違いじゃない。
     だが、上に意見を出さないのとは違うよ。
    Wegellion : うっ……
     おっしゃる通りです……。
    Margret : ……で、要件はなんだね?
    Margret : ……ふむ。
     やはり、例の青年の件か。
     私も彼の病に関しては、調査を続けている。
    Margret : 治療薬の件について
     追加で調査してもかまわないが……
     1つ条件がある。
    Margret : 実は、
     その青年の病について調べていたとき、
     ある文献に行き着いたんだが……
    Margret : なにしろ古くてね。
     汚れで読めない部分があるんだよ。
    Margret : その汚れを取るために、
     シモカブスライムオイル
     持ってきてほしいんだ。
    Margret : 汚れが取れれば
     青年の病について、何かわかるかもしれないし
     悪い話じゃないだろう?
    Margret : ……ただ、
     これだけは言っておくよ。
    Margret : 知らないほうが
     いいこともある……とね。
     
    Wegellion : 依頼の件は、
     マルグレート様が直々に調査してくださる。
    Wegellion : 君は
     シモカブスライムオイル
     持ってきてくれ。
     
  3. シモカブスライムオイルをWegellionにトレード。
     
    Wegellion : お、持ってきたな。
    Wegellion : こっちも依頼の件で
     重要人物が見つかったところだ。
     奥に案内するよ。
    Margret : 来たか。
    Margret : こちらはアリバラリさん。
     よくスヴェンヤの屋敷を訪ねているそうなんだが、
     治療薬の件で情報をいただいた。
    Margret : では、すまないが、
     あの話を彼に聞かせてもらえるかな。
    Ari-Barali : は、はい……。
    Ari-Barali : あの日……
     私はいつものように、サフランの花を届けに
     スヴェンヤ様のお屋敷を訪ねました……。
    Ari-Barali : いつもはアリアンネさんが
     応対してくださるんですが、その日は
     アリアンネさんの姿がありませんでした。
    Ari-Barali : それで、その……
     いけないとは思ったのですが
     スヴェンヤ様に一目だけでも
     お会いしたいと思い……
    Ari-Barali : スヴェンヤ様のお部屋を
     こっそり覗いてしまったのです。
    Othellius : スヴェンヤ様は
     あの治療薬を投与するおつもりですか!?
    Othellius : あの薬は、
     エヌティエル草の成分で完成したもの……
    Othellius : エヌティエル草のおかげで
     病が治れば、開拓に拍車がかかってしまいます!
    Othellius : 我々は
     これまで、民の安全のため
     開拓に反対する立場を取ってきました。
    Othellius : あの青年だって、
     元々は開拓者じゃないですか。
     森に深入りするから、あんな病にかかったんだ!
    Svenja : ……たしかに、あの病には
     何かしら森が関係しているのではないかと
     私も考えています。
    Svenja : これ以上
     開拓が進めば、また新たな病が
     発生する可能性もあるでしょう……。
    Othellius : そこまでお考えでしたら
     どうすべきか、おわかりですよね?
    Svenja : そうですね……
     しばらくの間、あの治療薬の投与は
     中止しましょう……。
    Ari-Barali : ……何の話をしているのか
     最初はよくわかりませんでした。
    Ari-Barali : でも……
     患者さんを救えるのに、救わない……
     そんな話なんだ……って。
    Ari-Barali : ショックです……。
     スヴェンヤ様があんなことを
     口にされるなんて……。
    Margret : ……よく話してくれた。
     礼を言うよ。
    Margret : さて……君は今
     1つの情報を手に入れた。
    Margret : 君がこの情報を
     アリアンネに開示するのか、しないのか……
     それは君の自由だ。
    Margret : 君がどちらを選択するのか
     それは君自身に委ねよう。
    Margret : ……情報とは
     常に正しいものとは限らない。
     よく考えてみてほしい。
     
  4. 西アドゥリンのDoor:Svenja's Manorを調べる。
     
    Alianne : [Your Name]さん、
     お待ちしてました!
    Alianne : 治療薬の件……
     何かわかりましたか?
     
    どうしますか?
     知り得た情報を話す
     わからなかったことにする
     
    「知り得た情報を話す」
    Alianne : そんな……
     まさかスヴェンヤ様が、そんなこと……!
    Svenja : どうしました?
     アリアンネ。
    Alianne : スヴェンヤ様……
     ローガンさんに治療薬を投与しないのは
     どうしてですか……?
    Svenja : オセリウスから聞いてませんか?
     まだ検証が不十分で
     投与できる状況ではないと……。
    Alianne : ……それは本当ですか?
     開拓が進むことを恐れて、ローガンさんを
     見捨てようとなさってるんじゃありませんか?
    Svenja : アリアンネ、なんてことを……。
    Alianne : スヴェンヤ様、あなたは
     民の安全のために開拓を反対してきたはず……
    Alianne : ですが、開拓を反対するために
     その民を見殺しにするなんて、間違ってます!
     そんな、そんなのは……
    Svenja : アリアンネッ!
    Svenja : お待ちなさい、アリアンネ!
    Svenja : なぜ、あの子は急にあんなことを……
     いったい、なにがあったのですか?
    Svenja : まぁ、
     マルグレートに調査依頼を……?
    Svenja : いえ……私がちゃんと
     説明してなかったのがいけないんです。
    Svenja : [Your Name]には
     ずいぶんご迷惑をかけてしまいましたね。
     これはお詫びです。受け取ってください。
    Svenja : ……今の私は
     民の安全と青年の命、どちらも掴もうとして
     そのどちらにも届いていない……
     それどころか、どんどん離れてしまう……。
    Svenja : ジャニストン家の当主として、
     1人の医師として失格ですね……。
    同盟戦績1000ベヤルドを手にいれた!