アドゥリンクエスト/西アドゥリン/興醒めの騒動

Last-modified: 2013-04-07 (日) 16:56:59

・興醒めの騒動

依頼者:
 パニエル(Pagnelle)
  / 西アドゥリン・MUM.ワークス
依頼内容:
 ラプトルのボラハールが
 厩舎を逃げ出し、人を襲ったという。
 被害者であるイルニーに
 話を聞いてきてほしい。


  1. Pagnelleに話しかける。
     
    Pagnelle : マッマーズ・ワークスへ
     ようこそ。
    Pagnelle : MUM.ワークスは
     開拓の疲れを癒すため、
     みなさんに娯楽を提供しています。
    Pagnelle : 中でも人気なのは
     ララ水道の「水園の決闘場」で開催される
     ラプトルの闘大会。
    Pagnelle : せっかくなので
     こちらについて、ちょっとご紹介しますね。
    (ララ水道に暗転)
    Pagnelle : ラプトルの闘大会は
     ラプトルを1対1で闘わせる競技です。
     最後まで勝ち進んだラプトルが優勝となります。
    Pagnelle : いま一番
     注目されているラプトルはビシャス・ボラハール。
     得意の飛び蹴りが強烈で、優勝経験も豊富です。
    Pagnelle : それから
     テネシャス・ティロッドというラプトルも
     密かな人気を誇っています。
    Pagnelle : ティロッドは
     デビューしてから優勝したことが一度もないのですが
     その頑張りに心を動かされるお客さまが
     多いみたいですね。
    (暗転終わり)
    Pagnelle : ふふ、あなたもそろそろ
     見物したくなってきたんじゃないですか?
    Pagnelle : ご安心ください。
     闘大会は近々、開催が予定されています。
     ぜひ、楽しんでくださいね。
    Aristide : 残念だが、
     闘大会は中止せざるを得ないな。
    Pagnelle : あなたたちは
     ピースキーパー・ワークスの……
     どういうことですか?
    Aristide : お宅のラプトルが
     傷害事件を起こしたんだ。
     マイスターのフラヴィリア殿はいるか?
    Pagnelle : 傷害事件ですって?
    Flaviria : あー、いたいた。
     ウェスリー、どこほっつき歩いてたのー?
     探したんだよ。
    Wesley : マイスター……。
    Aristide : やあ、ちょうどいい。
     フラヴィリア殿に話があったのですよ。
    Flaviria : ん?
     PCK.ワークスのもんがうちに何の用?
    Flaviria : 困るよぉ、
     勝手にウェスリーを引っ張りだしちゃ。
     闘大会の準備で大忙しなんだからさ。
    Pagnelle : マイスター……。
     この人、うちのラプトルが傷害事件を
     起こしたって言うんです。
    Flaviria : なんだってぇ?
    Aristide : お宅のラプトルが
     厩舎を脱走して、住民に危害を加えたんですよ。
    Aristide : 先ほど
     我々が捕らえたが、一歩遅ければ
     どうなっていたことか……。
    Flaviria : ちょっと待ってよぉ。
     厩舎を脱走ったって、ウェスリーが
     付いていながら、そんなことあるわけないって。
    Wesley : 申し訳ありません……
     ちょっと目を離した隙に……。
    Flaviria : ……マジ?
    Aristide : ええ。
     現状の管理体制に問題があるのではないですかねぇ?
     またいつ同じ事態が起きるとも限らない。
     PCK.ワークスとしても、頭が痛い問題なのですよ。
    Aristide : つきましては
     早急に今後について話し合いをと伺ったわけです。
     我がワークスまで、ご同行していただけますかね?
     MUM.マイスター、フラヴィリア殿。
    Flaviria : わかったよ。
     あ、二人はここでおとなしくしといてね。
     事をややこしくしちゃ面倒だからさ。
    Pagnelle : まさか、
     こんなことになるなんて……。
    Wesley : 本当に
     申し訳ありません……
     自分がもっと気をつけていれば……。
    Pagnelle : ウェスリー、
     事件を起こしたのはどの子なの?
    Wesley : …………。
    Wesley : ……ボラハールです。
    Pagnelle : なんですって!?
    Pagnelle : そんな……
     ボラハールが人に危害を加えるなんてこと
     するわけないわ……!
    Wesley : ……でも
     PCK.ワークスの話を聞く限り、
     本当みたいなんです……。
    Wesley : 襲われたのは
     居住区に住むイルニーという方みたいで……。
    Pagnelle : だったら、
     その人に話を聞きにいってみるわ!
    Wesley : だ、だめですよ……!
     さっきマイスターにおとなしくしてろって
     言われたじゃないですか。
    Pagnelle : でも……!
    Pagnelle : あ、あの……。
    Pagnelle : いきなり
     あなたにお願いするなんて……
     失礼だってこと、よくわかってます。
    Pagnelle : でも、
     ボラハールが人を襲うなんて
     どうしても信じられなくて……。
    Wesley : ボラハールは
     彼女が森で魔物に襲われそうになったときに
     助けてくれたラプトルなんです。
    Pagnelle : MUM.ワークスに
     迎えいれられたのも、それがきっかけで……
     今回の事件は何かの間違いだと思うんです……!
    Pagnelle : お願いです……
     私のかわりに、居住区のイルニーさんを
     訪ねてみてはもらえませんか?
     
    どうしますか?
     引き受ける
     断る
     
    「断る」
    Pagnelle : ……わかりました。
     
    「引き受ける」
    Pagnelle : ありがとうございます!
     えっと……あの、すみません。
     あなたのお名前を教えていただけますか?
    Pagnelle : [Your Name]さん、ですね。
     どうか、よろしくお願いします!
     
    Pagnelle : お願いです……
     私のかわりに、居住区のイルニーさんを
     訪ねてみてはもらえませんか?
    Pagnelle : どうか
     よろしくお願いします!
     
  2. 西アドゥリン(H-12)のGontrainに話しかける。
     
    Gontrain : ん?
     お前さん、居住区に行きたいのか?
     それなら、そこの道を入るといいぞ。
    (居住区へ移動)
    Ilney : 誰だ?
    Ilney : え?
     ラプトルに襲われたときのことを
     聞かせてほしい……?
    Ilney : いいぜ。
     入ってこいよ。
    Ilney : ふうん、
     このあたりでは見かけない顔だな。
     ひょっとしてあんた、冒険者ってヤツか?
    Ilney : ま、どっちでもいいや。
     そんなことより、ラプトルの話だったな。
    Ilney : 悪いけど
     このまま話させてもらうぜ。
     まだ傷が痛むんでね。
    Ilney : 俺はあの日……
     朝早く、市場に買い物に出かけたんだ。
    Ilney : その後
     家に帰ろうとして居住区に入ったら、
     目の前にラプトルがいたんだよ。
    Ilney : びっくりして
     俺はとにかくその場から逃げようって考えたんだ。
     でも、腰が抜けちまってな……。
    Ilney : 誰かを呼ぶ暇もなく
     奴が上から飛びかかってきて、このザマだよ。
    Ilney : ……まったく
     迷惑な話だよな。だいたいモンスターを
     娯楽になんて使うから、こんなことになるんだ。
    Ilney : MUM.ワークスってのは
     危ないとこだぜ。
    Ilney : みんなに
     楽しんでいただくためだとか言って
     平気でヤバいことやってるんだからな。
    Ilney : あ、イテテ……
     また傷が痛みだしやがった。
    Ilney : そろそろ
     横にならせてもらうよ。
     もういいだろ? 帰ってくれ。
    (元の場所へ)
    Distrova : ちょっと、あんた。
     ここの人の知り合いかい?
    Distrova : いやね、最近
     見かけないから、どうかしたのかと思って。
    Distrova : えっ?
     MUM.ワークスんとこのラプトルに襲われたって?
    Distrova : そんなことがあったのかい。
     わたしもラプトルの闘大会は好きで
     よく見にいくんだけど、怖いねぇ。
    Distrova : わたしゃ
     てっきり病気にでもなったのかと思ってたよ。
     あの人、この前「ロックベリー」をたくさん
     持ち歩いてたからさ。
     
    何か聞く?
     ロックベリー?
     聞かない
     
    「ロックベリー?」
    Distrova : 名前の通り、
     かちこちに硬いベリーさ。
     どんなに頑丈な歯と顎があっても、
     人間が食べるようなもんじゃないよ。
     
    「聞かない」
     
    Distrova : あんなもん食べて、
     お腹でも悪くしてやしないかと心配してたんだよ。
    Distrova : ……ああ、
     引きとめちゃって悪かったね。
     それじゃ、失礼するよ。
     
  3. Pagnelleに報告する。
     
    Pagnelle : イルニーさんに
     話を聞いてきてくださったんですね!
     ありがとうございます!
    Pagnelle : それで
     どうでしたか? イルニーさんの具合は……。
    Pagnelle : そうですか……
     まだ傷が痛むと……
     じゃあ、本当にボラハールが……。
    Pagnelle : え……?
     イルニーさんがロックベリーを持ち歩いていた?
     近所の方が、そう言ってたんですか?
    Pagnelle : ロックベリーは
     ラプトルの大好物なので
     ここの厩舎にはたくさんありますけど……
    Pagnelle : 栄養があまりよくないので、
     特別なときにしか与えてないものです。
    Pagnelle : そんなものを
     どうしてイルニーさんが……。
    Aristide : ウェスリーはいるか?
    Pagnelle : あなたたち……
     今度は何の用ですか?
    Aristide : PCK.ワークスで
     協議した結果、お宅のラプトルは
     すべて処分することが決定した。
    Aristide : ラプトルどもを
     1匹残らず引き渡してもらおう。
    Wesley : 処分……?
     それはいったい、どういう……。
    Aristide : 処分は処分だ。
     言わずとも想像がつくだろう。
    Pagnelle : そんな……
     そんなこと、うちのマイスターが
     お許しになるはずがないわ!
    Aristide : フラヴィリア殿も
     了承している。ちょうど今、
     事件を起こしたラプトルと面会しているところだ。
    Pagnelle : !!
    Aristide : ウェスリー、
     厩舎に案内してくれ。
    Wesley : どうか……
     もう一度考えなおしてはもらえないでしょうか?
    Wesley : 今回のことは
     自分の不注意が原因です……
     自分がどんな責任でも取りますから、どうか……!
    Aristide : おまえひとりが
     責任を取ったところで、なにも変わらん。
     もう決まったことだ、あきらめるんだな。
    Pagnelle : ……わかりました。
    Wesley : パニエルさん……!
    Pagnelle : そちらの決定どおり
     ラプトルはすべて引き渡します。
    Pagnelle : でも、その前に……
     ロックベリーを食べさせてやりたいんです。
     もう少し待っていただけませんか?
    Aristide : ……いいだろう。
     好きにするがいい。
    Pagnelle : ウェスリー、すぐに用意を。
    Wesley : は、はい……。
    Wesley : パニエルさん……!
    Pagnelle : 用意はできた?
    Wesley : そ、それが……
     ロックベリーがないんです。一房も……。
    Pagnelle : え……?
     でも、この前まであったじゃない。
    Wesley : そのはずなんですが
     どういうわけか見当たらなくて……。
    Aristide : ……まったく、
     エサの管理もなっとらんのか。
     では、もう連れていくぞ。
    Pagnelle : 待ってください!
     すぐに新しいロックベリーを仕入れてきますから……
     まだ連れていかないでください!
    Aristide : すぐに
     仕入れるって言ったって、ロックベリーは
     そこらで売ってるようなものじゃないだろう。
    Aristide : 開拓者から聞いた話では
     森で手にはいるようだが……
    Aristide : あんたみたいのが
     簡単に辿り着ける場所じゃあ
     ないと思うんだがなぁ?
    Pagnelle : それは……。
    Aristide : ふん、まあいい。
     後生だ、少しの間なら待ってやろう。
     急いで始末……おっと、処分する必要はないんだ。
     一匹ずつ、お別れを言っておくといい。
    Aristide : いくぞ。
    Pagnelle : [Your Name]さん!
     もう一度だけ、頼みをきいてもらえませんか?
    Pagnelle : なんの罪もない
     あの子たちがこのまま連れていかれるなんて
     あまりにも惨めで……。
    Pagnelle : せめて、最後に
     ロックベリーを食べさせてやりたいんです!
    Pagnelle : ロックベリーは
     森で収穫すると、手にはいることがあります。
    Pagnelle : あの子たち
     みんなの分……3房、なんとか
     集めてきてはもらえませんか……?
    Pagnelle : ごめんなさい。
     本来なら私たちが採りにいくべきなんですが
     険しい東ウルブカの地をかき分けて
     いけるほどの力がないんです……。
    Pagnelle : ……どうか!
     どうか、よろしくお願いします……!!
     
  4. ヤッセの狩り場などでHarvesting Pointを探し、収穫を行う。
     
    だいじなもの:ロックベリーの房を手にいれた!
    ・ロックベリーの房
    ラプトルの大好物。
    その名の通り、岩のように固く
    そのままでは食べられそうにない。
     
  5. ロックベリーの房を3個所持した状態でPagnelleに話しかける。
     
    Pagnelle : これは
     ロックベリー……!
     あっ、ありがとうございますっ!!
    Pagnelle : さぁ、厩舎に行きましょう!
    Wesley : ああ、待ってましたよ。
     採ってきていただいて
     どうもありがとうございました。
    Wesley : さ、手分けして
     ロックベリーを与えてやりましょう。
    ラプトルはロックベリーを
     おいしそうに食べている……。

    Pagnelle : おかしいわね……。
    Wesley : どうしたんですか?
    Pagnelle : ティロッドが
     ちっとも食べないの。お腹いっぱいみたい。
    Wesley : はて……。
    Pagnelle : あら……?
     口になにか付いてるわ。
    Pagnelle : これは、
     ロックベリー……?
    Pagnelle : まさか、
     ロックベリーがなくなってたのって
     ティロッドが食べたから……?
    Wesley : それって、
     ティロッドまで脱走したってことですか?
    Wesley : でも
     ロックベリーを保管していた棚が
     荒らされた形跡はありませんよ?
    Pagnelle : そうよね……
     じゃあ、どうしてかしら……。
    Pagnelle : え?
     イルニーさん……?
    Pagnelle : ああ、そうそう。
     イルニーさんが
     ロックベリーを持ち歩いていたんだったわね。
    Pagnelle : じゃあ、ひょっとして
     イルニーさんが厩舎にあったロックベリーを
     ティロッドにあげたのかしら?
    Pagnelle : いったい
     なんのために……。
    Aristide : おや、
     ロックベリーが手に入ったのか。
     それなら、最後の晩餐としてはもう十分だな。
    Aristide : 悪いがこいつも仕事なんでな、
     引き取らせてもらうぞ。
    Aristide : ウェスリーは
     PCK.ワークスまでラプトルどもを誘導してくれ。
    Wesley : ……はい。
    Pagnelle : ……っく……
     ううっ……。
    Flaviria : あらら、
     パニエルちゃん、泣かないでー。
    Pagnelle : ま……
     マイスタあぁっ……
     どうして処分なん……てっ……。
    Flaviria : ごめんごめん、
     面会する口実が必要だったんだよぉ。
    Flaviria : PCK.ワークスが
     本当にボラハールを捕まえたのか
     確かめたかったんだよねぇ。
    Flaviria : だって
     あのボラハールだよー?
     そう簡単に捕まるなんて思えなくてさぁ。
    Pagnelle : 面会の口実って……
     マイスターはそんなことのために
     あの子たちを犠牲にしたんですか……!?
    Flaviria : いやだなぁ。
     犠牲にするつもりなんて、ないってば。
     そうなる前になんとかするよー。
    Pagnelle : でもっ……
     さっきみんな連れてかれちゃっ……。
    Pagnelle : うああぁぁっっ。
    Flaviria : ありゃりゃ。
     困ったなーこれから証人が必要だってのに。
    Flaviria : ん?
     ああ、PCK.ワークスが捕らえたのは
     間違いなくボラハールだったよ。
    Flaviria : でもさ
     やっぱり、どう考えても
     PCK.ワークスが捕らえたとは思えないんだよねぇ。
    Flaviria : あたしが思うに、
     裏にラプトルに詳しい協力者がいるよ。
    Flaviria : そいつを
     あぶりだすために、
     ちょこっと細工をしてきたんだけどぉ……。
    Aristide : いたぞ、
     ラプトルはあっちだ!!
    Flaviria : ビンゴぉ。
    Aristide : ララ水道に
     逃げ込んだぞ!! すぐに捕まえろ!!
    Flaviria : さてと、そんじゃ
     君もララ水道に行ってもらおうかな。
    Flaviria : え、なんでって?
     なんだかんだと、世話焼いてくれたんでしょ?
     だったら最後まで付き合うのが筋じゃん。
    Flaviria : まぁまぁ、
     悪いようにはしないからさ。
    Flaviria : ほら
     あたしが行ったら、目立っちゃって
     協力者が出てこなくなっちゃうし。
    Flaviria : ララ水道に
     PCK.ワークスの詰所があるのは知ってるかな?
     あそこを見張っといてねー。
     
    Pagnelle : ……マイスターが
     ララ水道にあるPCK.ワークスの詰所を
     見張るようにって言ってましたけど……。
    Pagnelle : いったい
     なにが始まるんですか……?
     
  6. ララ水道(E-11)へ近づくとイベント。
     
    Aristide : おい、
     ラプトルは見つかったか?
    Soltargan : さっき発見したんだが
     あっという間に逃げられてしまった……。
    Aristide : そっちもか……
     まったく、想像以上にすばしっこい奴だな。
    Aristide : あんなすばしっこいのを
     「あいつ」は、どうやって捕まえたんだ……?
    ??? : 「囮」を使うんだよ。
    Aristide : 誰だ、おまえは。
     こんなところで何をしている!
     そいつは処分する予定のラプトルだぞ!
    ??? : 俺だよ、俺。
    Aristide : イルニー……!
     おい、しばらく出てくるなと言っただろう!
    Ilney : あんたたちが
     ずいぶん手こずってるからさ。
     ラプトルを捕まえたら、とっととずらかるよ。
    Ilney : 俺は
     こいつをロックベリーで釣って、
     うまく利用したんだ。
    Ilney : あのラプトルは
     こいつのために身代わりになって捕まったんだぜ。
     泣けるだろ?
    Aristide : なるほど……。
    Ilney : 見てな。
     こいつを何発かぶん殴れば、出てくるぜ。
    Ilney : ほらな?
    Ilney : ん?
     おまえはたしか、この前の……。
    Flaviria : へぇ、
     元気そうじゃん。イ・ル・ニ・ー・さ・ん?
    Ilney : ……チッ、
     罠だったってわけか。
    Flaviria : へへ。
     ボラハールに面会したとき
     檻に細工させてもらったよぉ。
    Aristide : なん……だと……!?
     くっ、最初からそれが狙いで……。
    Flaviria : まさか
     あんたたちがこんなに芸達者だったなんてねー。
     なんなら、うちのワークスに来ればいいのに。
    Aristide : だ、誰が
     あんなチャラチャラしたワークスになんぞ……!
    Flaviria : チャラチャラねぇ……。
    Flaviria : だったら、
     そのチャラチャラしたワークスの大事な商品を
     とんだ言いがかりで処分しようとしたあんたたちは
     いったい、なんだろうね?
    Aristide : そ、それは……。
    Gratzigg : 何事だ?
    Aristide : グラッツィグ様……!
    Flaviria : お、
     グッドタイミングー。
     ラプトルの処分の話、聞いたー?
    Gratzigg : ああ。
     俺もその件は、なにかおかしいと
     思っていたところだ。
    Flaviria : でしょぉ?
     うちのラプトルが脱走して、人を襲うなんてさぁ。
     この人たちの作り話だったっぽいよー?
    Gratzigg : なに、
     それは本当か!?
    Aristide : も……
     申し訳ありません……。
    Gratzigg : なんということを……!
    Gratzigg : フラヴィリア、
     部下たちが多大な迷惑をかけて、すまなかった。
     どうかここは、俺に免じて許してほしい。
    Flaviria : んーどうしようかな。
     スカウト・ワークスに話したら
     おもしろいことになると思うんだよねぇ。
    Gratzigg : ……フラヴィリア。
     事をあまり荒立てては、双方にとっても
     利がないとは思わないか?
    Gratzigg : ふ、正直言えば、
     こいつらの手前、俺のメンツもある。
     二度とこのような事態が起きぬよう、約束する。
    Flaviria : そぉ?
     そんなら、いいかな。
    Gratzigg : 感謝する。
     こちらで引きとったラプトルたちは、すぐに返そう。
     一緒に来てくれ。
    Flaviria : ……まったく、
     あいつもとんだ芸達者ときたもんだ。
    Flaviria : あれ、君
     気づかなかったー?
    Flaviria : グラッツィグは
     部下のせいにしてるけど、ぜーんぶ
     あいつが企んだに決まってるじゃん。
    Flaviria : あいつは
     開拓推進派を貶めるためなら
     なんだってするもん。こわいよねぇ。
    Flaviria : あとあの
     イルニーってやつは
     ウルブカ・ワーデンズのもんだと思うよ。
    Flaviria : ウルブカ・ワーデンズっていうのは
     開拓に反対してるグループだからさぁ。
     PCK.ワークスと手を組むのも頷けるってわけ。
    Flaviria : ……っと、
     そろそろ行かなきゃ。
    Flaviria : 君は
     パニエルちゃんに、ラプトルたちは
     もう大丈夫だって伝えといてくれるかな?
    Flaviria : 早く
     安心させてあげたいからさ。
     頼んだよぉ。
     
  7. Pagnelleに話しかける。
     
    Pagnelle : ……あ、ごめんなさい。
     私ったら、ぼーっとしてしまって。
    Pagnelle : あの子たちが連れていかれた
     ショックがまだ抜けなくて……はぁ。
    Pagnelle : これから
     MUM.ワークスはどうなってしまうんでしょう……。
    Pagnelle : え……?
     今回の事件はすべて
     PCK.ワークスの偽装工作だったですって?
    Pagnelle : じゃあ、
     あの子たちは……!?
    Flaviria : わっ、こら
     おとなしくしなって!
    Pagnelle : ボラハール……
     みんな……無事だったのね!
    Wesley : ああ……
     よかった……本当によかった!
    Flaviria : さぁ、
     二人ともそのくらいにして
     とっとと闘大会の準備を始めるよ。
    Wesley : はいっ!
    Pagnelle : また、あの子たちと
     お客さまを楽しませることができるなんて
     夢みたいです。
    Pagnelle : これもみんな
     [Your Name]さんのおかげです。
     なんとお礼を言ったらいいか……。
    Pagnelle : ……そうだわ。
     これ、受け取ってください。
     私の感謝の気持ちです。
    Pagnelle : 闘大会は
     ララ水道の「水園の決闘場」で開催されます。
     [Your Name]さんもぜひ、
     いらしてくださいね。
    同盟戦績1000ベヤルドを手にいれた!
     
  8. ララ水道(M-6)のYeggha Dolashiに話しかける。
     
    Yeggha Dolashi : 「水園の決闘場」では
     現在、ラプトルの闘大会が開催されている。
     観覧希望の者か?
     
    闘大会を見ますか?
     はい
     いいえ
     
    「いいえ」
    Yeggha Dolashi : もったいないことを……
     かわりに私が見たいくらいだ。
     
    「はい」
    Yeggha Dolashi : では、中へ入れ。
     存分に楽しむといい。
    Zenngar : レディース・
     アーンド・ジェントルメーン!
    Zenngar : これより
     MUM.ワークス主催による
     ラプトルの闘大会を開催いたします!
    Zenngar : さっそく
     初戦を飾る2匹のラプトルの入場です!
    Zenngar : 鉄壁の申し子
     フィアレス・フィスマール!
    Zenngar : 不屈の精神を誇る
     テネシャス・ティロッド!
    Zenngar : 第2戦に
     進むことができるのは、勝者のみ!
     さぁ、戦いの火蓋が切って落とされます!
    Zenngar : レディー、GO!!
    Zenngar : さぁ、それでは
     いよいよ最後の戦いです!
    Zenngar : 登場するのは
     もちろん前回の優勝者、ビシャス・ボラハール-!!
    Zenngar : ティロッドが
     まさかボラハールと戦うことになろうとは
     いったい誰が予想したでしょうかっ!?
    Zenngar : ティロッドは
     はたして初優勝となるのか!?
    Zenngar : それとも
     王者に君臨するのは、やはり
     ボラハールなのか!?
    Zenngar : いよいよ
     運命の戦いが始まります!!
    Zenngar : レディー……GOッ!!!
    Zenngar : おや……
     これはどうしたことでしょう?
     どちらも戦意喪失か……!?
    Zenngar : おおっと、
     先にしかけたのはティロッド!!
    Zenngar : しかし、かわされたーっ!!
    Zenngar : 今度は
     ボラハールの体当たりだーっ!!
     ティロッド、なんとか耐えていますっ!!
    Zenngar : さぁ、ティロッドが再び突っ込む……
     おおっと、よろけてしまった!!
     スタミナ切れか!?
    Zenngar : ボラハール、
     その隙を見逃しません!!
     回転アターック!!
    Zenngar : ティロッド、
     尻尾で受け止めた―っ!!
     まだ力が残っているぞ!!
    Zenngar : おおっと、この構えは……!!
     ボラハールがついにあの必殺技を繰り出すのか!?
    Zenngar : 出た―っ!!
     飛び蹴りクラッシャーだーっ!!
    Zenngar : き……
    Zenngar : 決まったーっ!!
     優勝はボラハール!!
     ビシャス・ボラハールです!!!
    Zenngar : しかし、
     テネシャス・ティロッドも見事な戦いぶりでした!!
     みなさん、どうか温かい拍手をお願いします!!
     
  9. Pagnelleに話しかける。
     
    Pagnelle : 闘大会は
     お楽しみいただけましたか?
    Pagnelle : ティロッドが
     大健闘して、すごい盛り上がりでしたね。
     私も嬉しい気持ちでいっぱいです。