スカウトステップアップ講座

Last-modified: 2009-08-27 (木) 17:02:00
スカウト
基本事項立ち回りテクニック考察ステップアップ

とあるベテランプレイヤーの助言

スカウトは状況判断命

スカウトは状況判断力命。
弓を当てる能力より、周囲の状況を判断して適切なスキルを使う力が重要。
弓スカウトはトゥルーショットよりもアローレインを重視しなくてはならない。

己の敵を知りなさい

弓スカウトの役割の最優先事項は、敵ソーサラーへの妨害・牽制です。
魔法スキルは単発の威力が高い代わりに消費Powも大きく、
これを止めることは味方への被害の縮小に大きく貢献します。
対個人では「エアレイド」「トゥルーショット」、対集団では「アローレイン」がお勧めの妨害手段です。


次に要求される役割がハイドサーチです。
ウォーリアやフェンサーは目の前の敵との動きの読みあいに集中しており、
またソーサラーは、ウォーリアのアシストに手一杯で、いずれもハイドサーチをする余力がありません。
ですから、射撃のために遠くに照準を合わせることが多いため、
ハイドサーチの仕事も兼任しやすい弓スカウトの仕事となります。
ハイドスカウトを見つけたら、長い射程を生かしてなるべく早く暴くようにしましょう。
お勧めの手段は「トゥルーショット」「イーグルショット」「エアレイド」です。


また、ハイドサーチする際、闇雲に周囲180度を警戒するのではなく、
ハイドスカウトが通りそうな道を重点的にサーチする方が手間も省けて楽です。
ハイドスカウトが好むルートは、崖の斜面などの流れ弾があたりにくくサーチされにくい場所です。
また、水平サーチに引っかからないよう、段差の高い場所を好んで移動します。
逆に水場などは、派手な足音や水の波紋を目視されてしまうため、移動ルートとしては好まれません。

攻撃を当てるために

攻撃を当てるために「偏差打ち」は身につけましょう。相手が動くだろうと予想される場所に打つことです。当てにくい矢と当てやすい矢で使い分けると命中率が上がります。
スカウトの仕事である牽制・妨害をできるようにするためには必須でもあります。

牽制をする際は当たらなくても問題はありません。あくまで牽制です。それでもたまには当てましょう。
妨害や最後の一撃をする際には当てなくては意味がありません。特に最後の一撃を決める際には、とにかく落ち着いてよく考えて行動しましょう。

牽制時だけでなく妨害時でも通用する方法として「逃走経路の限定」や「逃走経路への偏差打ち」があります。例えば、相手の右に撃つと相手は左ステップする場合が多いです。このようなことを利用して逃走経路を限定させて追い詰めていく、または逃走中に殺すことも可能です。相手を追い詰めてしまえば簡単に当てることが出来ると思います。追い詰める時は敵と並行するように追い詰めましょう。敵が右斜めに逃げているならば、こちらも右斜めに動きましょう。少しでも距離を詰めることが大切です。

遠距離攻撃の不思議

まっすぐ逃げる瀕死の敵にイーグルを打ち込んでも当たらなかったってことはありませんか?これは二人の間の距離に問題があります。イーグルの射程は約15です。イーグルを打つ際にはもちろんこちらが止まりますが、相手は動き続けています。よって、距離15の時にイーグルを打つとイーグルが地点15に着くころには相手は地点15にいません。だから当たらないのです。(「アキレスと亀」という数学の問題と同じ原理です。)初心者さんがよくやる行動の一つです。このときには 何もしないで追い続けて敵のミスを待つか 仕方なく諦めてください。ここで打ってしまうとその先で追いつけなくなります。意外とやってる人が多いようです。
ちなみにイーグルの場合地点15に着くまで約3歩走ります。(実際に測って無いので正確ではありませんが。)よってイーグルを当てる場合は距離12以下で打ちましょう。(距離12が感覚で分かる程度にしておきましょう)
これは魔法や他スキルなどの遠距離攻撃スキルのほとんどにいえることです。どの職でも覚えておいて損することはないでしょう。

短剣

スキル当て優先順位

  • ヴァイパーから攻撃を始めた場合・ハイド奇襲妨害時に関するもの
    安全優先順位
     アム>レグ>パワ>ヴォイド
    対片手優先順位
     アム>レグ>パワ>ガド
    対両手優先順位
     アム>レグ>ガド
    対皿優先順位
     安全優先順位と同様
    対笛優先順位
     安全優先順位同様。外せばフィニが来るので要注意。
    クリ奇襲
     アム<パワ<ヴォイド<(アム) 毒を撒いていると退避不能にアムで近寄ってきた相手にブレイクできれば◎

ハイドしていない状況での攻防

短剣の各種スキルは、射程という面で大幅に他クラスに劣ります。

攻撃可能な状況を作り出すことが、まず必要です。

連携

他の人が目標とされる状況で敵を無効化する、または自分が餌となって相手をつり出す動きが必須です。

反撃を阻止する

スカウト自体が相手にすることが多いのは、近接スキルが豊富なウォリアーであることが多いです。
しかしクラス間相性によって、スカウトはウォリアーからより多くのダメージを受けるよう補正されています。
従って、ウォリアー相手にまず狙うべきなのはアームブレイクということになります。
しかしアームブレイクは、両手ウォリアーのテイル系・スマッシュ系に比べると、射程面で大きく劣ります。
相打ち狙いだとこちらも後退せざるを得ない状況になるので、1対1の攻防は圧倒的に不利で、避けるべきです。

両手ウォリアーとの駆け引き

心理的・相性的・性能的、全てにおいて相手優位の状況です。
こちらの狙いはアムブレ一択。相手はキルを狙ってくると思います。※引き撃ちでレグブレをした後ガードブレイクをしてアムブレすれば、自分はピンチになりますが、相手を倒しやすくなり有効です。

ヴァイパー・ストスマの射程前後
ヴァイパーは命中させても反撃確定なので、選択肢としては完全除外。
ヲリの選択肢は、ストスマ・遠隔各種・接近→テイルの3択になります。
徒歩前進→後方ステップでストスマの空振りを誘うのが、一番リターンが見込めます。
横ステップだけで距離を維持するのは、ソニックで落とされる可能性があるので、あまり分が良いとは言えません。
ヘビスマの射程ぎりぎり外側
ヲリの選択肢は、ベヒモステイルとヘビースマッシュにほぼ限定できると思います。
狙いは、ヘビスマをサイドステップでかわしてアムブレです。
真横にステップするのではなく、敵の側面に出るように、しかも敵の退却方向に回り込む動きが必要です。
相手がベヒモステイルを選択した場合、被弾する場合もありますが、最悪でもステップ中に受けるように。
全部避け切れなくても、相手ヲリのPowが大体枯渇したなら、ヴォイドだけでも入れれば退却すると思います。
ベヒモステイルの消費Powは32、ヘビースマッシュは34です。

片手ウォリアーとの駆け引き

クランブルをステップで避けられる準備をしつつ、シールドバッシュの空振りを誘ってアムブレを狙います。
バッシュの消費Powは40。短い時間で3連続回避した場合は、積極的に仕掛けて良いでしょう。

ハイド中の短剣スカ相手

先制してヴァイパーが安定だと思います。
2人以上いる場合は、パニの射程まで引き付けてからヴォイドでまとめて落とすか、素直に逃げるかを選びます。

その他のクラス

接近できること自体が稀だと思いますが、もし入るならレグブレから入れるのが良いと思います。

パニor妨害

どのような状況でパニが有効なのかor妨害のほうが有効なのか。
状況によって大きく変わると思いますが、その判断基準をいくつか。

パニ優勢の場合

パニ=キルをとるorHPを大幅に減少させて、味方のキルの手助けをする、という目的で使用することになります。
敵の数を減らすことでメリットの大きい局面では、積極的に狙う価値があります。

  • 少数対少数の局面で、人数が拮抗している
  • 敵本拠地(キープまたはキャッスル)から遠い
  • 対象がスタン中で、残HPが多い
  • 戦線から離れた位置で、単独行動の敵に対して

妨害優勢の場合

パニとは逆に、キルを取ることの影響が小さい場合、妨害が重要な選択肢となります。

  • ジャイやレイスなどの召喚獣がいる
  • 対峙する敵軍が大人数の場合
  • 敵本拠地から近く、死に戻りの復帰が早い場所
  • 自軍が数的に劣勢で、敵の前線押し上げが予想される