スカウトのテクニック

Last-modified: 2010-03-15 (月) 20:56:18

スキルの当て方

弓スキル編

エアレイド

他の地面指定系スキル、たとえばアローレインやソーサラーのライトニングとは異なり、魔方陣で指定した地面自体に攻撃判定が出現するわけではない。当たり判定は魔方陣で狙った地面に向かい、放物線を描いて発生する。このため敵の足元を魔方陣で指定しても当たらない。このことを理解していないとエアレイドは一生当たりません。

魔方陣は、敵の一歩後ろを狙う。コツが分かれば連発しても安定して当てられるようになる。コツが分からないと永遠に当てれません。事実、何人かの上級者の方はエアレイドが当てれません。
エアレイドは弓としての基本なので、必ず当てれるようにしましょう。

エアレイド2点射撃:エアレイドの特徴として低燃費・連射性が上げられます。特にPw回復の間にエアレイドが2回撃つことができる性質を利用して、エアレイドを2回撃ち1度Pw回復を挟みまたエアレイドを2回撃ち…という技術はエアレイド2回分のPw消費が20なのに対しPw回復量が16(Pw回復エンチャントを付けている場合は17~19)となり、長時間連射が可能となります。
また、エアレイドはのけぞりが(ブレイズショットやアローレインほどではないですが)大きいため、味方弓スカウトと交互にエアレイド敵に打ち込むと、相手は身動きが取れなくなり、最終的に転倒するまで延々とHPを削ることができます(エンダー状態を除く)。エアレイド単発でのダメージは低いものの、ソーサラー相手ならHP半分以上を削ることができる場合もあります。
もちろんエアレイドばかり使っていてはいけないので多用はしないこと。

イーグルショット

攻撃判定が小さいため「当てにくいスキル」だといわれているが、スペック自体は高い。出も早く弾速は最速クラスである。
また、超長射程を持ち、その割には高い威力と燃費の良さを誇る万能なスキルではあるが、対集団戦ならば燃費、命中ともにアローレインには劣る。
移動中の敵にイーグルショット狙う目安として、一方向に歩いている場合、その2,3歩先を狙うと当てやすい。
アイテムおよびスキル、ステップ使用の硬直を狙うのもよいが、それで止めをさせるとき以外はブレイズショットやパワーシュートなどを狙うほうがよいだろう。

このスキルが当たりにくい理由に、位置ズレの存在がある。
このゲームは通信ラグその他により、目に見えている敵の位置と実際に敵のいる位置とにズレが存在している。このため、このスキルを的確に当てるためには、素早く正確なエイミング精度に加え、「実際に敵のいる位置」を把握するための勘と経験、そして嗅覚のようなものが必要となる。もっともそれを持っているのは一握りのプレイヤーでしかないだろう。

アローレイン

発射から攻撃判定の発生までが非常に遅いこのスキルは、敵が動きそうなところをある程度読んで発射する必要がある。
できるだけ多くの敵を魔方陣に巻き込むことだけを考えても命中率は上がらない。先読みが重要。
高低差や建築物を利用して、発射の瞬間を見られないようにするというテクニックも有効。
ただし、低地や建築物の陰からアローレインを使う場合、こちらからも敵の姿を見ることができないため、味方の攻撃を殺している可能性もあるので注意。
当てる技術よりも使うタイミングの方が重要となる。
1人で闇雲に3連射しても効果は薄い。むしろ逆効果となる場合が多い。
Pw回復を挟みつつ前進(前ステップ)しながら撃つことで、味方攻撃との被りを抑えることができる。


前線押し上げの起点となるスキル。逆に前線が下がっているときに使っても効果は無い。
また、僻地戦で使うメリットは皆無と言って良い。

ポイズンショット

弾速が遅いため、他の弓スキルと比べると使い勝手は劣るが、ステップ着地を狙えばほぼ命中する。最大レベルで160ダメージが確定するため、対エンチャント片手ウォリアーなどでは積極的に狙っていこう。
もちろん、当てるのに夢中になって敵皿を放置することは無いように。

スパイダーウェブ

弾速が遅いため敵の真正面からねらってもほぼ避けられます。
スパイダーウェブの特徴は弾道に当たり判定がしばらく残る点。
(エフェクトが出ている間かな?検証してないのでごめんなさい)
この特徴を生かし、当てたい敵に弾を当てるのではなく、弾道を横切らせるようにすると当てやすいです。
(イメージとしてはゴールテープを切らせる感じ)
中にはよく当てる人もいます。偏差打ちがあまり上手ではない人でも挑戦してみてください。

ブレイズショット

発動が遅いので普通にやってもあたりません。
転倒無敵時間がないという特性をいかし、起き上がり攻撃やステップ逃げを利用してくる相手に確実に叩き込みましょう。
ジャジやヘル、ウェイブ、ヴォイドなどの長いスキル硬直に入れるのも良いです。

コンボ

スカウトは支援職であるため、コンボで大ダメージを狙うテクニックは必須ではありません。
しかし覚えておいて損はありません。
多くのコンボがのけぞりを使っているため、エンダーをしているウォーリアには基本的には効きません。

弓スキル

基本はのけぞりの大きいアローレイン、ブレイズショットに追撃を加えるかたちになります。他職のコンボに比べればその効果は見劣りますが、戦術の幅を広げることが期待できます。
しかし多くの場合コンボを決めるより弾幕形成に力を注ぐ方が自軍に貢献できます。

アローレイン→イーグルショット

アローレインののけぞりにイーグルショットを繋げるコンボです。アローレインは有効なスキルですが、ハイリジェネレートを使用しているソーサラーにとっては非常に大きな脅威とまではいきません。しかもイーグルショットの追加攻撃を加えることで、撤退させることも可能となるでしょう。

アローレイン→ブレイズショット→イーグルショット

アローレインの攻撃判定は、魔方陣の中心から徐々に広がる性質を持ちます。攻撃判定の発生の遅いアローレインの淵のほうでヒットした場合、前述コンボにさらにブレイズを挟み、ダメージ向上を期待できます。

ブレイズショット→ポイズンショット

ブレイズショットはのけぞりが大きいため、スカウト、ソーサラーに対して連続技が可能です。このコンボではブレイズからポイズンを繋げることで、炎上と毒、二つのDoTダメージでの削りを狙います。合計で250以上のDoTダメージが期待できますが、どちらも命中精度がそんなに高くないことを忘れないで下さい。後述のパワシュコンボの方が有用かもしれません。

ブレイズショット→パワーシュート

もっとも使用人数が多い賛否両論のコンボ。ブレイズショットののけぞりにパワーシュートを当てる確定コンボです。ブレイズショットは転倒中でも追撃が可能な特性を持つため、ブレイズで転ばれてもパワーシュートが確定します。凍結した敵がいるものの誰も追撃できないときは、パワーシュート単発で解凍するのではなく、このコンボを決めましょう。

アローレイン→トゥルーショット 

レイン→イーグルよりは当たりやすく使いやすいと思います。Pwが多いときに使えばそれなりにはめれます。

短剣スキル

一撃必殺のパニッシングストライクですが、仕留め損ねることもままあることです。短剣スキルのコンボはパニッシングストライクからの追撃がメインとなります。
「」でくくっている部分が確定コンボ。

『パニッシングストライク→アームブレイク(orガードブレイク、レッグブレイク)』

お勧めは出が最も早いレッグブレイクを当て、そこから通常攻撃で削りきることです。しかし相手がエンダーを持つ場合は、アームブレイクを入れて撤退した方が良いでしょう。周りに味方がいるならばガードブレイクから追撃を期待するのもありです。

『アームブレイク→レッグブレイク』→ガードブレイク(→ヴァイパーバイト)

ウォリアーを相手にする場合、パニッシングストライクよりも安全かつ有効なコンボとなります。

レグブレは出が非常に早いので、最初のアムブレで敵がステップしていない限り、レグブレまでほぼ確実に当たります。あとは鈍足になった敵にありったけの状態異常を叩き込み、反撃される前に離れます。

欲を言えばこのコンボはハイドしてない状態で狙いたいところですが、敵によってはアムブレと相打ちで痛い攻撃を被弾するのでかなり危険です。ハイドからアムブレ奇襲を決めたとしても、手馴れた敵なら両手ウォリだとヘビースマッシュや片手ウォリだとシールドバッシュといった強烈な一撃で相殺するので覚悟が必要です。

『レッグブレイク→ガードブレイク』→アームブレイク→トゥルー追撃)

ウォーリアー以外のクラスを撹乱(かくらん)するときに使えます。最初にレッグブレイクを入れると、後のガードブレイク・アームブレイクが入りやすくなります。それでも、レッグブレイクのあとに、ステップ(空中では無敵状態)で逃げようとする人が多いので、落ち着いて着地時を狙ってブレイクで追撃すれば、簡単に入ります。また、ガードブレイク状態の敵にトゥルーを当てると100前後のダメージが与えられるので、そのままキルも狙えます。3つ全部入らなかったとしても、追うのはやめましょう。そのまま追い続けると、気づいたら敵陣の真っただ中にいた、なんてことになるので、レグ→ガト→アムと入らなかったら、弓スキル以外での追撃(ヴァイパーなど)はあきらめましょう。

『ヴォイドダークネス(→アームブレイク)→パワーブレイク』→ガードブレイク

短スカは召喚殺しとしても優秀です。これは敵ジャイアント・レイスに接近できたときのコンボ。ヴォイドで視界を奪えば、ジャイアントは砲撃目標を見失い、レイスに至っては足元すら見えなくなります。

ジャイアントに入れる場合は隙だらけの砲撃モーション中のうちに入れるといいでしょう。アームブレイクだけでもジャイアントを砲撃不能にすることが可能ですが、ストロングキャノンはPw消費が極めて大きいため、アムブレよりも効果時間の長いパワーブレイクも入れるのがいいでしょう。

ただし相手がレイスの場合、ヴォイドダークネスの硬直中に、ギロチンソードでの反撃もありえるため、先にアームブレイクを入れるのが無難かもしれません。ヴォイドアムブレ後にパワーブレイクも入れることができれば、ダークミストが展開できなくなり、味方ナイトが楽になります。

一通り打ち込んだ後は下がって味方ナイトに任せるべきですが、周囲に敵も味方もいない場合は毒を入れながら切り刻むのもアリです。