「しっかり頼むぞ、ジェームス!」
日本版タイトル | ジェームスのうれしいひ |
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英語版タイトル | James and the Express/A Proud Day for James |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1984年11月6日(英国) ・1987年4月17日(オーストラリア) ・1989年2月26日(米国) ・1990年6月5日(日本) ・1998年3月4日(ドイツ) ・2008年1月5日(ハンガリー) |
この話の主役 | ジェームス |
話数 | 10 |
登場キャラクターA | ゴードン、ジェームス |
登場キャラクターB | ヘンリー |
登場キャラクターC | トーマス |
登場人物A | トップハム・ハット卿、乗客 |
登場人物B | 髭を生やした水色のスーツの男性 |
登場人物C | ナップフォード駅長、ナップフォード駅の作業員、ティッドマス機関庫の作業員、トーマスの機関士、トーマスの機関助手、ジェームスの機関士、ジェームスの機関助手、ジェームスの車掌、ゴードンの機関士、ゴードンの機関助手、ゴードンの車掌、ヘンリーの機関士、ヘンリーの機関助手、ヘンリーの車掌、マロン駅長 |
登場スポット | ・ティッドマス機関庫 ・ナップフォード駅 ・高架橋 ・ウェルズワーズ駅 ・マロン駅 ・ゴードンの丘(言及のみ) ・ヘンリーのトンネル(言及のみ) |
テーマ | ・忙しい駅 ・ジェームス |
あらすじ | 道を間違えたゴードンに代わって急行を牽引する事になったジェームスは大張り切りだった。 |
対応原作 | ・第3巻『赤い機関車ジェームス』-4『急行をひいたジェームス』 |
メモ | ・エドワードが登場しない最初の回。 ・森功至さんと宮内幸平さん、4話連続の共演となる。 ・ジェームスの靴紐事件がゴードンにも伝わった。 ・信号手のミスなのに『ゴードンは使えない』と言うトップハム・ハット卿。 ・制作スタッフのクリストファー・ノールトン氏によると、粘土製のポニーテールの女の子は、撮影後溶けて駄目になってしまったらしい。 ・信号手のミスは何でも無い様に見えて実際は大問題である。 ・ジェームスが客車を運ぶ場面は『ジェームスのあやまち』の使い回し映像である。 |
原作との相違点 | ・ジェームスがゴードンに起こされて客車集めを頼まれる場面で、原作の挿絵ではジェームスが欠伸をしている顔が描かれている。 ・中央駅のチケット売り場は原作絵本及び人形劇英国版では『Booking Office』であるが、人形劇米国版では『Ticket Window』に変更されている。 |
台詞 | ・ナレーター「ある日ジェームスはヘンリーやゴードンと一緒に機関庫に居た、ゴードン達はまだジェームスの靴紐の事を言っては揶揄うのだった」 ・ゴードン「でっへっへっへっへっ、ジェームス、お前は靴紐で助かったんだよなぁ?」 ・ジェームス「ちぇっ、君達だってトンネルに閉じ込められたり、丘で立ち往生したりしたじゃないか!」 ・ゴードン「煩いな、ジェームス!俺みたいな立派な機関車の話をよーく聞くんだ!急行を引っ張れる機関車は俺だけなんだぞ?俺の代わりをするには、普通の機関車が2台も要る。分かるか?俺はもう何年も急行を引っ張っているが、一度だって道を間違えた事は無い!何ちゅうか、直感で線路を見分けられるんだな…。」 ・ナレーター「本当は、機関車が正しく線路を走れるのは、信号手がポイントを切り替えるからなのだが、自惚れゴードンはそれをすっかり忘れていた。」 ・ゴードン「起きろぉ!ジェームス!」 ・ナレーター「次の朝、ジェームスはゴードンに起こされた。」 ・ゴードン「もうすぐ急行が出発する時間だ!ボケーっとしてないで、早く俺の客車を用意して来い!遅れるなよ!」 ・ナレーター「ジェームスは、ゴードンの客車を取りに行った。客車はぴかぴかに塗り替えられていた。ジェームスは、ぶつけない様注意しながら、客車を引っ張って来た。」 ・ジェームス「…いつか僕も、急行を引っ張って旅をしたいなぁ、線路を飛ぶ様に走ったら、どんなに気持ちが良いんだろう!」 ・ナレーター「ゴードンは大きな音を立てて、蒸気を噴き出して、連結に向かった。列車には、ハット卿や親方が乗り込んだ。ゴードンは、自信たっぷりに走り出した。」 ・ゴードン「どうだい?格好良いだろ?あばよ!ジェームス、また明日な!」 ・ナレーター「ジェームスは、列車を見送ると自分の仕事に戻った。貨車を引き込み線に運び、他の列車の為に客車を集めに行った。客車をホームに運んで来ると、悲しげな声が聞こえて来た。ゴードンが、気付かれない様にこっそりと駅に入って来たのだ。」 ・ジェームス「やあゴードン!もう明日になったのかな?」 ・ナレーター「ゴードンは答えず、微かに蒸気を噴き出している。」 ・ジェームス「道を間違えたのかい?」 ・ゴードン「俺の所為じゃない…、信号手が本線を環状線に切り替えちまったんだ。おかげでぐるーっと回って帰って来てしまって…。」 ・ジェームス「多分、直感がそうさせたのさ!」 ・ナレーター「乗客達が怒っている。」 ・乗客「金を返せ!、おい!金を返してくれよ!」 ・ナレーター「ハット卿が笛を吹いた。」 トップハム・ハット卿「皆さん、失礼しました!すぐ、新しい列車を用意します!ゴードンは使えん、君が引っ張ってくれんかジェームス。」 ・ジェームス「はい!頑張ります!」 ・ナレーター「ジェームスは、乗客の乗った列車を連結した。」 ・トップハム・ハット卿「しっかり頼むぞ、ジェームス!」 ・ジェームス「さあ、出発だ!」 ・乗客「頑張れ!凄いぞ!」 ・ナレーター「乗客もジェームスを応援する。」 ・ジェームス「急げや急げぇー!」 ・ナレーター「橋も駅も、飛ぶ様に通り過ぎて行く。乗客は大喜びだ。あっと言う間に列車は駅に着いた。皆がジェームスにお礼を言った。」 ・トップハム・ハット卿「よくやったな、ジェームス!感心したぞ!如何だ?お前もたまには急行を引っ張ってみるか?」 ・ジェームス「ええ、是非やらせて下さい!」 ・ナレーター「次の日、ジェームスが戻って来ると、ゴードンが貨車を押している。」 ・ゴードン「たまには貨車を押すのも良い物さ!貨車にマナーを教えてる所だ。ジェームス、昨日は頑張ったそうだな?…さぁ、覚悟しろよ!」 ・ナレーター「ジェームスとゴードンは、親友になった。時々ジェームスが急行を引いて、ゴードンを休憩させてあげている。ゴードンは、もう靴紐の事は言わなくなっただろう…。」 |
英国CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター |
米国CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・ジェームス:森功至 ・ゴードン:内海賢二 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・ノース・ウェスタン鉄道の乗客:里内信夫 |
シリーズ前回 | やっかいなかしゃたち |
シリーズ次回 | とりのこされたしゃしょう |
原作前回 | いたずら貨車 |
原作次回 | トーマスと車しょう |