「今に見てろよ。客車を引っ張れるのは、ゴードンだけじゃないんだからな…!」
日本版タイトル | ジェームスのあやまち |
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英語版タイトル | James and the Coaches/James Learns a Lesson |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1984年10月30日(英国) ・1989年2月19日(米国) ・1990年5月22日(日本) ・1993年6月9日(ジョージ・カーリン版米国) |
この話の主役 | ジェームス |
話数 | 8 |
登場キャラクターA | ジェームス、エドワード、トーマス、急行客車(緑)、支線客車(狐色) |
登場キャラクターB | いたずら貨車・いじわる貨車 |
登場キャラクターC | 無し (日本語版のみ:いたずら貨車・いじわる貨車) |
登場キャラクターD | ゴードン(言及のみ) |
登場人物A | トップハム・ハット卿、ジェレマイア・ジョブリング、ジェームスの車掌、ジェームスの機関士、乗客 |
登場人物B | ジェームスの機関助手、ナップフォード駅長、ナップフォード駅の駅員、マロン駅長、マロン駅の駅員、トップハム・ハット卿の付き人 |
登場人物C | エドワードの機関士、エドワードの機関助手、スティーブン・ハット、子供達 |
登場スポット | ・ナップフォード駅 ・ドライオー駅 ・エルスブリッジ駅 ・牛の野原 ・マロン駅 ・ティッドマス機関庫 ・ヘンリーのトンネル |
テーマ | ・ジェームス ・トップハム・ハット卿 |
あらすじ | ジェームスはトップハム・ハット卿の新しい帽子を台無しにしてしまい、説教を受けた後、客車に八つ当たりしてブレーキを壊した。 |
対応原作 | ・第3巻『赤い機関車ジェームス』-1・2「ジェームスとぼうし」「ジェームスとブーツのかわひも」 |
メモ | ・『ジェームスのだっせん』の回想シーンあり。 ・ジェームスの靴紐事件はトーマスやゴードンはおろか、当時ソドー島に居なかったトビーにも伝わってしまう事に。 ・この話から数年後、ジェームスは別の色に塗られる。 ・ヘンリーとゴードンが登場しない最初の話(ゴードンは言及でのみ登場)。ゴードンの連続出演記録は今回でストップ。 ・塩屋浩三さんと里内信夫さん、1人3役。 ・顔は笑っているのに、口調は怒っているジェレマイア・ジョブリング。 ・未公開シーンではジェームスがペンキを塗った後とエドワードと一緒に客車を牽く以前との間のシーン、マロン駅でトップハム・ハット卿達に塗り立ての赤いボディを褒められるジェームスのシーン、ドライオー駅をオーバーランするエドワードとジェームスのしょげた顔を正面から映した場面が存在する。 ・ジェームスの牽いている支線客車の中にアニーとクララベルが混じって連結されている*1。 ・機関車紹介で、左向きのエドワードの映像が使われるのはこの話が最後となる。 |
原作との相違点 | ・原作ではジェームスとエドワードはゴードンの丘を登っているが、TV版では坂を下る。 ・原作ではジェームスが黒い帽子を被った女性をしゃっくり混じりの笑い声で驚かすシーンがある。 ・原作では乗客に文句を言われた機関士と助手と車掌が機関室&車掌車に逃げ込む場面がある。 |
台詞 | ・ナレーター「ジェームスは、ソドー島で楽しく暮らしていた。でも、覚えなきゃいけない事がまだ沢山あった。」 ・トップハム・ハット卿「お前は特別製の機関車なんだ。客車だって貨車だって簡単に引っ張れる。失敗してもへこたれるんじゃないぞ!」 ・ナレーター「失敗と言うのは、この前のあの脱線事故の事だ。ジェームスにだって忘れられない。」 ・エドワード「ジェームス、客車達はぶつけられるのが嫌いだから、気を付けろよ。」 ・ジェームス「OK、OK!」 ・ナレーター「人々はジェームスを見ると、素晴らしい機関車だと褒め称えた。ジェームスは、嬉しくて蒸気を噴き出した。」 ・トップハム・ハット卿「おおっ、わしの帽子が…!」 ・ナレーター「ハット卿の帽子が蒸気で濡れてしまった。」 ・ナップフォード駅の駅員「出発!」(初台詞) ・ナレーター「ジェームスは、ハット卿に怒られる前に早く逃げたい。」 ・ジェームス「早く早く!」 ・エドワード「押すなよ!押さないでくれよぉ!」 ・ナレーター「客車も、ぶつくさ文句を言ってる。」 ・急行客車(緑)「待てよー!急ぐなってば!」 ・ナレーター「でも、ジェームスは聞こうとしない。次の駅で止まった時には、列車はプラットホームを行き過ぎてしまった。バックして、お客を下ろさなきゃいけない。でも、まだ誰も、ハット卿の帽子の事は気付いていない。ジェームスは安心した。列車は、その次の駅に入って行った。向こう側の線路には、トーマスが居た。」 ・トーマス「やあ、元気そうだなジェームス。あっ、出発しなくっちゃ。じゃあまたね!」 ・ナレーター「エドワードとジェームスは、例の脱線事故現場を通過した。全て元通りに、修復されていた。彼等は旅を終え、休憩した。ジェームスは、ハット卿の帽子の事がまだ心配だった。」 ・ジェームス「あーあ、怒られるだろうなぁ…。」 ・エドワード「さっ、早く帰ろう!」 ・ナレーター「次の朝、ハット卿はジェームスを厳しく叱った。」 ・トップハム・ハット卿「お行儀良くしないと、ボディを青く塗り替えてしまうぞ!」 ・ナレーター「ジェームスはむくれた。彼は、乱暴に客車を押し回った。」 ・支線客車(狐色)「痛いじゃないか!」(初台詞) ・ジェームス「煩いな、黙れよ!青いボディは、ゴードンだけで充分だ…僕は嫌だ!」 ・ナレーター「ジェームスを更に怒らせたのは、誰も近寄って来ない事だ。」 ・ジェームス「今に見てろよ。客車を引っ張れるのは、ゴードンだけじゃないんだからな…!急げ急げー!速く走れー!」 ・支線客車(狐色)「やめろよ、スピードの出し過ぎだ!」 ・ナレーター「客車が言い返した。」 ・ジェームス「やだよ!さぁ、もっと速く走れ!もっと速く!」 ・支線客車(狐色)「と、止まれ!ジェームス、止まるんだ!」(最後の台詞) ・ジェームス「おっ!?一体、何事だ…?」 ・ジェームスの機関士「ブレーキがイカれた!パイプに穴が空いたんだ。お前があんまり客車をぶつけるからだ!」 ・ジェームスの車掌「うーん、どうやって修理しよう。」(初台詞) ・ナレーター「車掌が首をひねっている。」 ・ジェームスの機関士「新聞紙と、革の靴紐を使おう。」 ・ジェームスの車掌「でも、靴紐は何処にあるんだ?」 ・ジェームスの機関士「お客に聞いてみよう。」 ・ジェームスの車掌「お客さん、靴紐をお持ちですね?すいませんが、それを貸してくれませんか。」 ・紳士「断る!」(初台詞) ・ジェームスの車掌「そうですか…。それでは、残念ですが、列車は動きません。」 ・ナレーター「他の客は、一斉に文句を言い始めた。そして、紳士に向かって抗議した。」 ・乗客「協力すべきですよ!」 ・ナレーター「遂に紳士は、靴紐を渡した。機関士は、新聞紙をブレーキパイプの穴にきつく縛った。漸く、ジェームスは列車を引っ張る事が出来た。彼は悲しかった。でも、ずっと利口になっていた。もう二度と、客車をぶつける事は無いだろう。」 |
英国CV | ・ナレーター:リンゴ・スター |
米国CV | ・ナレーター:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・ジェームス:森功至 ・トーマス:戸田恵子 ・エドワード:高戸靖広 ・急行客車(緑)/支線客車(狐色)/乗客:塩屋浩三 ・ナップフォード駅の駅員/支線客車(狐色)/ジェームスの車掌:里内信夫 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・ジェームスの機関士:田中亮一 ・ジェレマイア・ジョブリング:掛川裕彦 |
シリーズ前回 | ジェームスのだっせん |
シリーズ次回 | やっかいなかしゃたち |
原作前回 | トーマスときゅうえん列車 |
原作次回 | いたずら貨車 |
参照画像 | ・参照はジェームスのあやまち/画像? |