マイティマック(お話)

Last-modified: 2020-05-04 (月) 17:21:34

マイティマック

日本版タイトルマイティマック
英語版タイトルMighty Mac
脚本ポール・ラーソン
放送日・2005年9月11日(米国)
・2005年9月16日(英国)
・2006年2月11日(ドイツ)
・2007年10月5日(ハンガリー)
・2008年5月14日(日本)
・2008年11月13日(オーストラリア)
日本話数第215話
第7話(シーズン内)
英国話数第214話
第6話(シーズン内)
この話の主役マイティマック
シーズン第9シーズン
登場キャラクターAトーマスマイティマック
登場キャラクターBなし
登場キャラクターCスカーロイピーター・サムダンカン
(ポスターのみ:ダッチェス・オブ・ハミルトン
登場キャラクターD無し
登場人物Aミスター・パーシバル観光客
登場人物Bミスター・パーシバルの作業員黄土色の服の男性?仕立て屋
登場人物Cミドル駅長乗換駅の作業員?
登場人物D無し
登場スポットレニアス高架橋
ミドル駅
スカーロイ橋
乗換駅
スカーロイ鉄道の転車台
岩山の線路?
キャンプ場
あらすじ・新しくやって来たマイティとマックは、二人合わせて「マイティマック」。観光客を運ぶ事になるのですが・・。
メモ・2台の機関車が1つになった機関車マイティマック、初登場。
マイティマックを見て驚くトーマス
坪井智浩さんがトビー以外のキャラクター且つ人間キャラクターの声を担当する最初の回でもある。
マイティマックは操車場でしか働いた事がないらしい。
あの時のジェームス同様、転車台に載って回るマイティマック
ミスター・パーシバル、初めて怒る。
・キャンプ場のルートで意見が食い違うマイティマック
・客車内に貼られているポスターは実際に使われた物らしい。
・車内で様々な災難に見舞われ、全く別の場所に連れて来られてしまうキャンプ客。
・客車が脱線し岩が崩れるも、キャンプ客全員が客車を戻す*1のをヒントに力を合わせて線路上の岩を退かすマイティマック
数年後、同じ双子キャラクターであるドナルドダグラス引っ張り合いによる大事故を起こす。
第3シーズンの『パーシーのマフラー』以来、頭にジャムが掛かる乗客
・この話のトーマス第8シーズンの『ゴードン、せんせいになる』以来、終始走行しなかった。
・脱線した客車は、あの時のダンカン同様、手で持ち上げられている。
・ドイツ版では名前が『ビッグマック』になっていたり、フランス版では名前が『スーパーマック』になっている。
・この回で学べるのは「二人三脚」と言う事*2
台詞ナレーターソドー島は沢山の観光客で賑わっている。美しい森や高く聳える山を見るのが皆大好きだ。御蔭で機関車達は誰もが大忙しかった。そして島に新しい機関車がやって来た。観光客を山の上まで連れて行くのが彼の仕事だ。トーマス乗換駅に居た。彼は新しい機関車に会える事を楽しみにしていた。」
トーマス「こんにちは」
マイティ「こんにちは!」(初台詞)
ナレーター「新しい機関車が返事をした。」
マイティ「僕はマイティ。」
マック「そして、僕はマック。」(初台詞)
マイティマック「二人合わせてマイティマックだ!!」
ナレーター「二人は楽しいそうに汽笛を鳴らす。トーマスはこんな変わった機関車を見た事が無かった。其処へ、高山鉄道の局長、ミスター・パーシバルがやって来た。」
ミスター・パーシバルマイティマック、観光客を山のキャンプ場へ連れて行ってくれ。」
ナレーターマイティマックはホームで待ってる観光客の姿を見つけた。だがマイティマックがいる所とホームの間に沢山の線路がある。マイティマックは、どうやってあそこ迄行けばいいか、分からない。」
マイティ「僕らは、操車場でしか働いた事か無いんだよトーマス。」
マック「どうやったらホームまで行けるのかな?」
トーマス「簡単だよ2人共。まず、行きたい方向を見て其処へ続く線路を辿ればいいのさ。」
ナレーターマイティマックは不安そうに走った。処が途中まで来た所でマックは自分の線路の方が近道だと思った。」
マック「こっちだ!こっち!」
マイティ「違うよマック!こっちだってば!」
ナレーター「すると、2人は右に左、前に後ろに行ったり来たり、二人共、何か何だか分からなくなった。遂には、転車台に迄乗ってしまった。そして漸く…」
マック「やった!着いたぞ。」
マイティ「でも、如何して観光客はあっちに居るんだ?」
ミスター・パーシバル「行先をしっかり見ずに、正しい線路を辿らなかったじゃないか!すっかり遅れてしまったぞ!」
ナレーターミスター・パーシバルが厳しい声で怒った。」
マック「ごめんなさい…。」
マイティ「ごめんなさい…。」
ナレーター「二人は、自分達を情けなく思った。漸く観光客を列車に乗り込んだ。マイティマックキャンプ場に向かって走り出した。」
マイティ「暗くなる前に到着しないとな何時もより頑張って走るぞ。」
ナレーター「山に入ると、分岐点があった。マイティは左に進んだ。」
マイティ「よし、こっちだ!」
マック「違うよ!こっちだよ!」
ナレーターマックが叫ぶ。だが、マイティは直ぐに列車を引っ張って走り出していた。マックが怒った。次の分岐点に着いた時マックが反対側へ行こうとした。」
マック「こっちだよ!」
ナレーター「そしてマイティを分岐点の所まで引き戻し、反対側の線路まで押しだした。今度はマイティが怒った。2人は山の中を走り続ける。そして分岐点の来るたびにマイティはあっちへマックはこっちへとお互いに引っ張り合いをした。列車の観光客は散々の目に遭った。お茶は毀れ、パンが飛んだり、其れでもマイティマックはどんどん走り続けた。そして、困った事が起きた。行き止まりに来てしまったのだ。観光客は辺りを見回した。」
キャンプ客の男性「此処はキャンプ場じゃないぞ!」
ナレーター「観光客の一人が言った。」
キャンプ客の男性2「こんな所じゃピクニックも出来ないよ!」
ナレーター「別の観光客も言う。」
マイティお前の所為だ!」
ナレーターマイティマックを押した。」
マックお前が悪い!」
ナレーターマックマイティを更に強く押した。観光客は二人が互いに押し合うのを見つめていた。」
キャンプ客の男性1「やめろ!やめないか!危ないじゃないか!」
ナレーター「だが、もう手遅れだった。マイティが思いっ切りマックを押し出すと、客車が岩に衝突した。まず一つ岩が落ちて来て、そして、また1つ、あっと言う間に、沢山の岩が落ちて来た。線路が塞がり、皆動けなくなってしまった。」
キャンプ客の男性2「此れじゃあキャンプ場に行けないよ…。」
ナレーター「観光客が文句を言う。マイティマックは自分達の所為だと分かっていた。2人はとても申し訳無く思った。段々と日が暮れてきた。観光客は客車を線路に戻そうと必死だ。そして、有りっ丈の力で客車を持ち上げると、無事に線路へと戻した。マイティマックは其れを見ていた。」
マイティ「皆が力を合わせたぞ。」
マック「重たい客車を持ち上げられたね。」
ナレーター「二人はある事を思いついた。」
マイティ「僕らも2人を力合わせれば…!」
マック「この岩を線路から退かす事が出来る!」
ナレーター「二人は、岩の方へと近づき、思いっ切り岩を退かし始めた。岩はガラガラと崩れ出し、更に押し続けると、漸く線路が通れるようになった。観光客達が歓声を上げた。出発の準備を整いた二人はキャンプ場の上で揺れている旗を確認した。2人はトーマスの言葉を思い出した。」
マック「行きたい方向へ見て…」
マイティ「其処へ続く線路を辿るんだ。」
マック「そうだ!さあ行こう!」
ナレーター「二人は共に汽笛を鳴らした。マイティマックは山を登り始めた。そして、間も無くキャンプ場に到着した。観光客達は大喜びだった。マイティマックはとても満足だった。」
マイティ「ねぇマック、さっきみたいに二人で力を合わせて仕事をすれば。」
マック「僕らはとても役に立つ機関車に慣れるね。」
ナレーター「二人は楽しそうに山を下り始めた。」
英国版CVナレーター/他:マイケル・アンジェリス
米国版CVナレーター/他:マイケル・ブランドン
日本版CVナレータージョン・カビラ
トーマス比嘉久美子
マイティマック川野剛稔
ミスター・パーシバル樫井笙人
行楽客金光宣明坪井智浩
シリーズ前回
(英語)
ドタバタミルクシェイクシリーズ前回
(日本)
なかまはずれのトビー
シリーズ次回
(英語)
トーマスとおもちゃやさんシリーズ次回
(日本)
エミリーはなんでもしっている

*1 マイティマックの機関士や助手は何故か手伝っていない。
*2 第3シーズンビルとベンのけんか』も同様。