日本版タイトル | エミリーはなんでもしっている | ||
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英語版タイトル | Emily Knows Best | ||
脚本 | マーク・シール | ||
放送日 | ・2005年10月28日(英国) ・2005年10月30日(米国) ・2006年2月22日(ドイツ) ・2007年3月6日(オーストラリア) ・2007年11月1日(ハンガリー) ・2008年5月21日(日本) | ||
話数 | 216 | ||
この話の主役 | エミリー、パーシー、トビー | ||
登場キャラクターA | パーシー、トビー、エミリー、メイビス、貨車達 | ||
登場キャラクターB | トーマス、アニー、クララベル | ||
登場キャラクターC | ヘンリー、ゴードン | ||
登場キャラクターD | トード(顔のみ) | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿 | ||
登場人物B | メイスウェイト駅長、トップハム・ハット卿の付き人、廃墟のお城の操車場の作業員? | ||
登場人物C | 無し | ||
登場人物D | 王様、王妃様 | ||
登場スポット | ・ソドー吊り橋 ・ルイネッド・キャッスル駅 ・廃墟のお城 ・廃墟のお城の操車場 ・メイスウェイト駅 | ||
あらすじ | ソドー島にある古いお城には昔、王妃様が住んでいたといいます。エミリーは自分が王妃様になったような気がしました。 | ||
メモ | ・冒頭のソドー吊り橋のシーンは、長編第2作の未公開シーンである。 ・この回から、メイビス役が伊東久美子さんに変更された。 ・メイビス、初めての脱線事故*1。 ・エミリー、初めてパーシーやトビーと会話する*2。 ・エミリーとパーシーがトビーの衝突を見ているシーンで事故の衝撃を表現する為に映像が揺れる演出を施している。 ・パーシーが貨車を破壊するのは今回で3度目となる。 ・未公開シーンでは、廃墟のお城の操車場でトビーとエミリーとパーシーの3台でいるシーンが、本編と異なり平台式貨車が無い状態で撮影されたシーンが存在する。 ・酒巻光宏さんと金光宣明さんがいたずら貨車・いじわる貨車の担当する回である。 ・坪井智浩さんは3話連続出演している。 | ||
台詞 | ・ナレーター「ソドー島には美しい所が沢山有る。緑の野原や丘が広がり、そしてとても素敵なお城が幾つもある。ソドー島の機関車達は、そんな場所に行くのが大好きだった。ある日、エミリーが観光客を古いお城に案内していた。その昔、其処には王妃が住んでいたのだ。」 ・エミリー「王妃はとても偉くて、皆に指示を出すよね。いつか私もなってみたいわ!」 ・ナレーター「お城のある丘の麓にトビーとパーシーがやって来た。貨車を片付けに来たのだ。パーシーは此処で働くのが初めてだった。」 ・パーシー「うわっすご~い!あのお城を見てよ!一体誰が住んで居たんだろ!?」 ・トビー「王様と王妃様だよ。この島で一番偉くて、皆に指示を出していたんだ。」 ・ナレーター「パーシーはお城をじっと見つめた。王様達の事を想像していたのだ。」 ・トビー「パーシー、そろそろ行こう。今日は仕事が沢山あるんだ。」 ・エミリー「観光客が戻るのは待つのは退屈だわ。」 ・ナレーター「そう呟いたエミリーは、パーシーとトビーがお城の近くで仕事をしているのを思い出した。」 ・エミリー「2人に行くのが楽しいわ!」 ・ナレーター「パーシーとトビーが貨車の準備が出来るのを、待っている所へエミリーがやって来た。エミリーはお城の事でとても興奮していた。」 ・エミリー「ねえ、パーシー。いい考えが有るの。一緒にゲームをしましょう。」 ・パーシー「うんいいよエミリー。」 ・エミリー「私が王妃になって、貴方に指示を出すわ。」 ・パーシー「其れは楽しそうだね。」 ・ナレーター「パーシーは喜んでそう言った。だが、トビーはエミリーの考えがおかしいと思った。」 ・トビー「王妃になるには、頭が良くないといけないんだよ。何が正しいか知っていないとね。」 ・エミリー「私は何が正しいか知っているわ。」 ・ナレーター「其れを聞いて、トビーが笑った。エミリーはカンカンになった。」 ・エミリー「エミリー王妃が何でも知っている事を見せつけてやる!」 ・ナレーター「エミリーは蒸気を噴き上げた。貨車の準備が整った。パーシーは自分の貨車を動かせるかどうか不安だった。」 ・トビー「心配しないでパーシー、僕はすぐ戻るから。もし動かし方が分からなければ教えてあげるよ。」 ・ナレーター「トビーはゆっくりと走り出した。するといたずら貨車が愚痴や不満を言い始める。ペチャクチャと御喋りをしていた。パーシーはこうなる事は分かっていた。エミリーはそんなパーシーを見ていた。」 ・エミリー「もし王妃になるなら、私がパーシーに指示を出さなきゃ駄目よね。私は何でも知っているだもん!」 ・ナレーター「パーシーは力の限りに貨車を押していた。だが、貨車はビクともしない。いたずら貨車に困った物だ。エミリーが側に来て停まった。」(汽笛) ・エミリー「お待ちなさいパーシー!今日は私が王妃だから、如何すればいいか教えてあげるわ!」 ・ナレーター「パーシーは不安だった。何時もはトビーが教えてくれる。」 ・エミリー「その貨車を私の線路に並べるの。その方が速いし貨車だって文句を言わないわ。貴方が、速く仕事をすればトビーだって喜ぶわよ。」 ・ナレーター「パーシーはトビーを喜ばさせたかった。」 ・パーシー「指示に従うよ、エミリー王妃。」 ・ナレーター「パーシーがそう言うとエミリーはとても満足した。彼女はパーシーが思いっ切り蒸気を噴き上げるのを見ていた。パーシーは音を立て力を込めて押した。するといたずら貨車達が走り出したではないか。エミリーは蒸気を噴き上げて喜んだ。やっぱり自分が何でも知っていると思った線路が突然、物凄く大きな音が聞こえて来た。(ガシャーン!)砂埃が収まった時、漸くエミリーは何が起きたのか知った。線路の先で止まっていたメイビスに貨車が衝突してしまったのだ。幸い怪我人は出なかった。だがメイビスの積み込まれていた石が其処等中に散らばった。その上、貨車の1つが脱線した拍子で電柱を倒してしまったのだ。」 ・メイビス「如何したのパーシー!!?貴方はこの線路を走る筈じゃないでしょう!!?」(伊東久美子さんの演じる4代目のメイビスの初台詞) ・ナレーター「エミリーはショックだった。すると其処へまた大きな音を立てて何かが衝突した。トビーだった。倒れた電柱が車輪がぶつかり、彼も脱線してしまったのだ。エミリーは、全て自分の所為だと分かっていた。でも如何していいか分からない。電柱が倒れてしまったので助けを呼ぶ事が出来ない。メイビスも貨車に挟まれて、身動きすら取れなかった。パーシーも動けなかった。」 ・エミリー「トビーごめんなさい…。」 ・ナレーター「エミリーが泣きべそをかいた。」 ・エミリー「私は王妃にはなれないわ…。如何すればいいのか分からないんだもん…!」 ・ナレーター「トビーが勢いよく大量の蒸気を噴き上げた。」 ・トビー「こうすればいいのさ。エミリー、君が助けを呼びに行くんだ。」 ・ナレーター「トビーのいう事は正しかった。エミリーは大急ぎで助けを呼びに行った。エミリーはメイスウェイト駅に到着すると、駅長に何が起きたのか知らせた。早速、駅長が電話で助けを呼ぶ。間も無くトビーは無事に線路の上に戻して貰った。彼に怪我は無かったが牛除け板の修理が必要だった。エミリーが戻って来た。トップハム・ハット卿はとても怒っていた。」 ・トップハム・ハット卿「エミリー、君の所為で列車に遅れが出たぞ!トビーの指示が無ければ、大変な事になっていた所だ!」 ・エミリー「ごめんなさい。」 ・ナレーター「エミリーが謝った。」 ・エミリー「正しい事に知るのって思ったより難しいよね。指示を出すのは王様と王妃様に任せるわ。其れがトビーにねぇ!」 | ||
英国CV | ・ナレーター/他:マイケル・アンジェリス | ||
米国CV | ・ナレーター/他:マイケル・ブランドン | ||
日本CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・パーシー:神代知衣 ・トビー:坪井智浩 ・エミリー:山崎依里奈 ・メイビス:伊東久美子 ・貨車達:酒巻光宏、金光宣明 ・トップハム・ハット卿:納谷六朗 | ||
シリーズ前回(英語) | ヘンリーとはたのぼう | シリーズ前回(日本) | マイティマック |
シリーズ次回(英語) | なまけもののデニス | シリーズ次回(日本) | レニアスときょうりゅう |
参照画像 |