エミリーはなんでもしっている

Last-modified: 2019-02-02 (土) 21:31:59

エミリーはなんでもしっている

日本版タイトルエミリーはなんでもしっている
英語版タイトルEmily Knows Best
脚本マーク・シール
放送日・2005年10月28日(英国)
・2005年10月30日(米国)
・2006年2月22日(ドイツ)
・2007年3月6日(オーストラリア)
・2007年11月1日(ハンガリー)
・2008年5月21日(日本)
話数216
この話の主役エミリーパーシートビー
登場キャラクターAパーシートビーエミリーメイビス貨車達
登場キャラクターBトーマスアニークララベル
登場キャラクターCヘンリーゴードン
登場キャラクターDトード(顔のみ)
登場人物Aトップハム・ハット卿
登場人物Bメイスウェイト駅長トップハム・ハット卿の付き人廃墟のお城の操車場の作業員?
登場人物C無し
登場人物D王様王妃様
登場スポットソドー吊り橋
ルイネッド・キャッスル駅
廃墟のお城
廃墟のお城の操車場
メイスウェイト駅
あらすじソドー島にある古いお城には昔、王妃様が住んでいたといいます。エミリーは自分が王妃様になったような気がしました。
メモ・冒頭のソドー吊り橋のシーンは、長編第2作の未公開シーンである。
・この回から、メイビス役が伊東久美子さんに変更された。
メイビス、初めての脱線事故*1
エミリー、初めてパーシートビーと会話する*2
エミリーパーシートビーの衝突を見ているシーンで事故の衝撃を表現する為に映像が揺れる演出を施している。
パーシー貨車を破壊するのは今回で3度となる。
・未公開シーンでは、廃墟のお城の操車場トビーエミリーパーシーの3台でいるシーンが、本編と異なり平台式貨車が無い状態で撮影されたシーンが存在する。
酒巻光宏さんと金光宣明さんがいたずら貨車・いじわる貨車の担当する回である。
坪井智浩さんは3話連続出演している。
台詞ナレーターソドー島には美しい所が沢山有る。緑の野原や丘が広がり、そしてとても素敵なお城が幾つもある。ソドー島の機関車達は、そんな場所に行くのが大好きだった。ある日、エミリーが観光客を古いお城に案内していた。その昔、其処には王妃が住んでいたのだ。」
エミリー「王妃はとても偉くて、皆に指示を出すよね。いつか私もなってみたいわ!」
ナレーター「お城のある丘の麓にトビーパーシーがやって来た。貨車を片付けに来たのだ。パーシーは此処で働くのが初めてだった。」
パーシー「うわっすご~い!あのお城を見てよ!一体誰が住んで居たんだろ!?」
トビー「王様と王妃様だよ。この島で一番偉くて、皆に指示を出していたんだ。」
ナレーターパーシーはお城をじっと見つめた。王様達の事を想像していたのだ。」
トビーパーシー、そろそろ行こう。今日は仕事が沢山あるんだ。」
エミリー「観光客が戻るのは待つのは退屈だわ。」
ナレーター「そう呟いたエミリーは、パーシートビーがお城の近くで仕事をしているのを思い出した。」
エミリー2に行くのが楽しいわ!」
ナレーターパーシートビーが貨車の準備が出来るのを、待っている所へエミリーがやって来た。エミリーはお城の事でとても興奮していた。」
エミリー「ねえ、パーシー。いい考えが有るの。一緒にゲームをしましょう。」
パーシー「うんいいよエミリー。」
エミリー「私が王妃になって、貴方に指示を出すわ。」
パーシー「其れは楽しそうだね。」
ナレーターパーシーは喜んでそう言った。だが、トビーエミリーの考えがおかしいと思った。」
トビー「王妃になるには、頭が良くないといけないんだよ。何が正しいか知っていないとね。」
エミリー「私は何が正しいか知っているわ。」
ナレーター「其れを聞いて、トビーが笑った。エミリーはカンカンになった。」
エミリーエミリー王妃が何でも知っている事を見せつけてやる!」
ナレーターエミリーは蒸気を噴き上げた。貨車の準備が整った。パーシーは自分の貨車を動かせるかどうか不安だった。」
トビー「心配しないでパーシー、僕はすぐ戻るから。もし動かし方が分からなければ教えてあげるよ。」
ナレータートビーはゆっくりと走り出した。するといたずら貨車が愚痴や不満を言い始める。ペチャクチャと御喋りをしていた。パーシーはこうなる事は分かっていた。エミリーはそんなパーシーを見ていた。」
エミリー「もし王妃になるなら、私がパーシーに指示を出さなきゃ駄目よね。私は何でも知っているだもん!」
ナレーターパーシーは力の限りに貨車を押していた。だが、貨車はビクともしない。いたずら貨車に困った物だ。エミリーが側に来て停まった。」(汽笛
エミリー「お待ちなさいパーシー!今日は私が王妃だから、如何すればいいか教えてあげるわ!」
ナレーターパーシーは不安だった。何時もはトビーが教えてくれる。」
エミリー「その貨車を私の線路に並べるの。その方が速いし貨車だって文句を言わないわ。貴方が、速く仕事をすればトビーだって喜ぶわよ。」
ナレーターパーシートビーを喜ばさせたかった。」
パーシー「指示に従うよ、エミリー王妃。」
ナレーターパーシーがそう言うとエミリーはとても満足した。彼女はパーシーが思いっ切り蒸気を噴き上げるのを見ていた。パーシーは音を立て力を込めて押した。するといたずら貨車達が走り出したではないか。エミリーは蒸気を噴き上げて喜んだ。やっぱり自分が何でも知っていると思った線路が突然、物凄く大きな音が聞こえて来た。(ガシャーン!)砂埃が収まった時、漸くエミリーは何が起きたのか知った。線路の先で止まっていたメイビスに貨車が衝突してしまったのだ。幸い怪我人は出なかった。だがメイビスの積み込まれていた石が其処等中に散らばった。その上、貨車の1つが脱線した拍子で電柱を倒してしまったのだ。」
メイビス「如何したのパーシー!!?貴方はこの線路を走る筈じゃないでしょう!!?」(伊東久美子さんの演じる4代目のメイビスの初台詞)
ナレーターエミリーはショックだった。すると其処へまた大きな音を立てて何かが衝突した。トビーだった。倒れた電柱が車輪がぶつかり、彼も脱線してしまったのだ。エミリーは、全て自分の所為だと分かっていた。でも如何していいか分からない。電柱が倒れてしまったので助けを呼ぶ事が出来ない。メイビスも貨車に挟まれて、身動きすら取れなかった。パーシーも動けなかった。」
エミリートビーごめんなさい…。」
ナレーターエミリーが泣きべそをかいた。」
エミリー「私は王妃にはなれないわ…。如何すればいいのか分からないんだもん…!」
ナレータートビーが勢いよく大量の蒸気を噴き上げた。」
トビー「こうすればいいのさ。エミリー、君が助けを呼びに行くんだ。」
ナレータートビーのいう事は正しかった。エミリーは大急ぎで助けを呼びに行った。エミリーメイスウェイト駅に到着すると、駅長に何が起きたのか知らせた。早速、駅長が電話で助けを呼ぶ。間も無くトビーは無事に線路の上に戻して貰った。彼に怪我は無かったが牛除け板の修理が必要だった。エミリーが戻って来た。トップハム・ハット卿はとても怒っていた。」
トップハム・ハット卿エミリー、君の所為で列車に遅れが出たぞ!トビーの指示が無ければ、大変な事になっていた所だ!」
エミリー「ごめんなさい。」
ナレーターエミリーが謝った。」
エミリー「正しい事に知るのって思ったより難しいよね。指示を出すのは王様と王妃様に任せるわ。其れがトビーにねぇ!」
英国CVナレーター/他:マイケル・アンジェリス
米国CVナレーター/他:マイケル・ブランドン
日本CVナレータージョン・カビラ
パーシー神代知衣
トビー坪井智浩
エミリー山崎依里奈
メイビス伊東久美子
貨車達酒巻光宏金光宣明
トップハム・ハット卿納谷六朗
シリーズ前回(英語)ヘンリーとはたのぼうシリーズ前回(日本)マイティマック
シリーズ次回(英語)なまけもののデニスシリーズ次回(日本)レニアスときょうりゅう
参照画像 未公開シーン

*1 元凶はエミリー。因みに、この話のメイビスは終始笑っていない。
*2 だが、第7シーズンソルティーとあらし』ではエミリーパーシーを説教していた。そして、トビーとは第8シーズン以降で絡んでいたり、『なかまはずれのトビー』で出会っている