キャラクター/【ガストン】

Last-modified: 2021-05-12 (水) 00:50:20

ディズニー作品「美女と野獣」のヴィラン
筋骨隆々の肉体とハンサムな顔が自慢の村のリーダー格。性格は粗野で野蛮で高慢なうぬぼれ屋で、教養を持たないがずる賢い一面を持つ。村人からの盲目的な崇拝も自己中心的な性格に拍車をかけている。
生粋の狩人であり、猟銃や弓の扱いに長けている。

  • 村の酒場の壁には、彼が獲ってきた動物の頭や角がトロフィーとして所狭しと飾られており、彼の性格の一端が伺い知れる。
  • 因みに初登場のシーンでは、何と村の中で鳥を猟銃で撃つという危険極まりない行動を取っていた。

 
KHシリーズではχのみの登場となるためCVはなし。

  • 原作のCVはバリトン歌手の松本宰二。
    • 映画では正に地も震えるような低音ボイスで見事な歌を披露している。

男尊女卑的な思想の持ち主で、村で一番の美貌を持つベルに嫌われているとも知らずにしつこく言い寄っている。
読書好きのベルを快く思っていない。

  • ベルの本を泥水に投げ捨てて「女が本を読むなんてだめだ。いらんことを考えるようになる」と言う、勝手に結婚式の準備を整えてからベルの家に上がりこんで意味不明なプロポーズする、ベルの本の上に汚れた足を置く…etc
  • ベルには「私には釣り合わない」とやんわり断られているが、劇中歌の歌詞「死んでも彼と結婚なんてできない」で分かるように嫌われている。
  • ガストンは「一番男らしい自分には一番美しいベルがふさわしい」と考えており、ベルの内面にはこれっぽっちも興味がなかったのである。
  • 狩人のガストンにとって、恋人でさえも彼の力を示すためのトロフィーのようなものなのだろう。

終盤では医師と結託してモーリスを精神病院にぶち込み、父親を助ける事と引き換えにベルに結婚を迫る。
しかし、モーリスが正気と証明するために魔法の鏡を持ち出しながらも、ビーストは心優しく決して危険な存在ではないと訴えるベルの姿に、彼女のビーストへの愛を確信する。ベルに「そんな怪物なんかを愛しているのか?」と嫌味を言うも、逆にベルから「本当の怪物は貴方よ!」と明確に拒絶の言葉を返されてしまう。
二重にプライドをへし折られた彼は、村人がビーストを恐れるように「子供を食い殺す」などの嘘をでっち上げ、野獣の城への討ち入りを扇動する。

  • 前述の通りに粗暴で教養もなく「脳筋」と評されることも多いが、ビーストを恋敵と認識した一瞬で村人の無知と恐怖心を利用して彼を害獣に仕立て、魔法の鏡をカーナビ代わりに城を目指し、一方でビーストを「優しくなりすぎて戦う勇気もないか?」と挑発することから、実は高い洞察力と知能の持ち主であったことが分かる。

ビーストを弓矢で撃って塔の屋根まで追い詰めたが、自身が劣勢になると命乞いをして見逃される。卑怯にもビーストをナイフで突き刺し、トドメを刺そうとした瞬間に衝撃と雨で足を滑らせ、遥か彼方の地面へと転落し死亡した。

  • 転落の寸前、瞳の中に死を暗示するドクロが描かれている。
  • 構想段階では転落後も生きておりオオカミに食い殺される予定だったが、残酷すぎるという理由で変更された。その案はスカーの末路に流用されている。
  • 何をしてもベルの心が手に入らないと気付き、ビーストを何度も刺した後で狂ったように笑いながら自殺する構想もあったが、上記と同じ理由で変更された。

ビーストとはベルに恋したことと美醜に囚われる共通点があるが、ビーストが人間の心を取り戻すのと反比例してガストンの心は人間から獣に近づいていく。
ある意味では魔女に呪われないまま成長したビーストの末路のような存在で、彼が乗り越えるべき最後の試練だったと言えよう。
ちなみにビーストと同じ青い目を持つが、ビーストが澄んだ青に対してガストンはややくすんだ青である。歪んだ価値観に囚われて本質を見逃しているか否かを表していたのではないだろうか。


劇中歌にて、「子供の頃には毎日卵を4ダース、今は5ダース食べている」というようなことを歌っており、ファンからつけられたあだ名は卵食系男子。…そんな新ジャンル嫌だ。

  • ちなみに一日5ダース=60個。いくら好きでも食べすぎでは…?
    • ちなみに歌の中でガストンは生卵をそのまま何個も食べており、こんな事を毎日続けていたらお腹を下しそうなものなのだが彼は至極平然としている。
      これは「肉体だけでなく栄養価をしっかり取り込める強い内臓を持っている」「内外共に鍛え上げられた真のマッチョマンの証」とでも言うような表現であるらしい。

χ

ビーストキャッスルのシナリオ終盤に登場し、原作とほぼ同じ活躍をする。
闇の力をまとった彼は村人ではなくハートレスの群れを率いて城に奇襲に現れ、さらにビーストを憎む心の闇が膨れ上がり、大型ハートレス・マリシャスレインディアを生み出してしまう。
城の屋根にてビーストに決闘を挑むも返り討ちにあい、城を出ていくよう促されるも、ベルのもとへ駆け寄ったビーストの隙を付いて隠し持ったナイフで彼の脇腹を突き刺す。
勝利を確信したガストンだったが足場のバランスを崩し、屋根から奈落へと転落していった。