セリフ/【あなたの研究があったから私の野心は目覚めた】

Last-modified: 2021-01-19 (火) 21:24:37

KHII

存在しなかった世界において、人の心のキングダムハーツをデータ化して封印しようとしたがうまくいっていない賢者アンセムを、ゼムナスが詰るセリフの一部。

こうなったのは「愚かな弟子の本性を見抜けなかった罰である」とする賢者アンセムの自嘲に対し、「弟子は師に似るものだから愚か者なのは当然」とし、そもそもアンセムが心の研究を始めなかったら弟子であったかつての自分が道を踏み外すこともなかっただろうという糾弾である。
KHIIの時点では、心のないノーバディらしい皮肉であると認識されていたが、後続作品であきらかになった弟子ゼアノートを考慮すると、どちらの色が濃くでていたにしても非常に意味深な言葉である。

  • 少なくとも元が元であるゼアノートを、賢者アンセムに似たと言うのはいい迷惑だろう(あとブライグ)。
    • 他の弟子たちも性格はバラバラであまり賢者アンセムに似ているとは思えないが、KHIIIを見ると、やらかした後は一転贖罪に全力を尽くす姿勢は師と弟子で似ているようだ。
    • ちなみに3Dで「心とは芽生え育むもの」「心とは生まれ育むもの」と「心とは何か」の結論はよく似ている。

「野心は目覚めた」とあるが、BbSや3Dで明かされた通り元々持っていた野心・計画である。しかし、KHIIIのシークレットレポートによると最初の実験で記憶が戻りかけた状態になってしまったので、「眠っていた記憶=野心」を文字通り「目覚めさせた」とも言える。

心理実験によって早々に本性を呼び起こし、整った研究環境を用意できてしまう賢者アンセムの研究と立場があってこそ、BbSからそれ程経たずに賢者アンセムとレイディアントガーデンに災いが起こってしまった。
しかし、実際の所、テラの肉体では早々野垂れ死にはしないだろうし、記憶を失っても3Dで明かされた通りゼアノートには時間移動の標が刻まれていたので、例え賢者アンセムが心の研究を始めなくても本人がキングダムハーツに繋がる研究を始めて災いを起こしていただろう。そして、裏アンセムレポートに書かれた弟子時代の優秀さを見れば、それは時間の問題だっただろう。


非常に慇懃無礼であるが、師として一応の敬意を払っているのか、このシーンでのゼムナスは敬語を使っている。

  • 機関の目的は「心を手にいれる」ことであるというのに、自身の行いについて「新たな世界を創造しつつある」と語ったりしており、KHIIIの描写を含めて考えると賢者アンセムとの会話にはかなりゼムナスの本音がこぼれているようにもみえる。