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レポート/【シークレットレポート(KHIII)】

Last-modified: 2019-10-11 (金) 20:12:07

KHIII

様々な人物が記した文書。これまでのレポートとは違い、回想から実験のレポートまで内容は様々。
ストーリークリア後に各地に出現するバトルポータルをクリアすると手に入る。物語の補完や次作以降の伏線などについて書かれている。

  • 入手時のアイコンを見ると、これまでと違ってデータとして入手している模様。かなり古い内容らしきものもあるのだが、よく破損しなかったものである。
    • 元々は今までのもののように紙媒体だったものを、何者かがデータ化して置いておいたのだろうか。誰がやったのか謎だが。
    • ややメタ視点になるが、今作のレポートはモバイルポータルで閲覧するので、紙よりデータの方が自然と判断されたのかもしれない。

 

シークレットレポート#1 Edit

回想――
 
私は生きているの?
目覚めたら牢獄の中にいた。
そして研究者たちが私は何者かを調べようとしていた。
 
私は何者なのか……
思い出せるのは4人の仲間、鍵……
名もなき私はXと呼ばれるようになっていた。
 
ここに来てから唯一の楽しみは、
時々来てくれる二人の少年との会話。
そんなある日、私を牢獄から連れだす人が現れた。
薄明かりの中、見えた彼の顔は隻眼だった。
数年が経った今も自分が何者なのかわからないままでいる。
 
鍵が導く心のままに――
 
筆者不明


書いた何者かがχ(Uχ)の時代の人間であるということが窺える結び。

  • 内容的にアイザとリアが救おうとしていた「彼女」のようだが……?
  • 他のレポートを含めて考えるとユニオンリーダーのようにも思えるが、女性は彼女しか……。
    • 「四人の仲間」やお決まりの台詞で結んでいる点を踏まえるとこっちの彼女の可能性もある。
      • 可能性を否定する気は全くないのだがその場合も含めて「5人の仲間」になりそうな気もする。

シークレットレポート#2 Edit

承認試験日誌――
 
マスター承認試験に向け
単身世界をめぐる旅をはじめ数日が経った。
エラクゥスも旅に出ることを希望していたが、
まず俺からということになった。
書物で見たおとぎ話の世界をめぐる旅。
 
数年前まで海に囲まれた世界で育ち
外の世界を夢見ていた俺は、
未来からの導きによって故郷を旅立った。
そしてマスターの元にたどり着くまでの道中、
いくつかの闇とも触れ合った。
闇はコントロールできるようになれば恐れる対象ではない、
あの頃からそう思っている。
 
おとぎ話の時代から初代マスターの血を継ぐエラクゥス。
その背中を追う存在ではなく、肩を並べる存在でいたい。
彼に対抗する力を得るには、
光と闇のバランスから見出せる力を身につけなければ。
 
ゼアノート


修業時代の青年ゼアノートの書いたレポート。
時間移動で得た記憶は消えてしまうはずだが、かすかに残っている様子がうかがえる。
いくつかの闇というのは、時間移動で出会ったゼムナスアンセムらのことをさしているのかもしれない。

  • 時間移動中に出会った存在というより、元の時代に戻って島を旅立った後に出会った存在という意味ではないだろうか。

シークレットレポート#3 Edit

被験者Xと心の実験に関するメモ1――
 
女性、15歳前後。早朝、中央広場で発見。
7日が過ぎ、ようやく言葉を発するが
自らの名前も思い出せず記憶喪失。
ここがどこの世界か気にしている様子。
いっしょに仲間がいたと思われる言動あり。
仲間の名前も思い出せないようだが、
数名で元の世界を離れたらしい。
その時の記憶を探ると拒否反応を起こす。
 
心に関する実験。
我が師、賢者アンセムは記憶を失っていた私を
被験者とした最初の実験以降、
何かを恐れ実験をやめてしまった。
しかし、その実験こそ
私と同じく記憶を失った彼女にも有効ではないか?
心を探ることによって記憶に触れることが可能。
私自身、実はその実験によって記憶を取り戻しかけている。
 
彼女がどこから来た何者なのか興味深い。
「鍵が導く心のままに……」確かにそうつぶやいていた。
 
ゼアノート

シークレットレポート#4 Edit

被験者Xと心の実験に関するメモ2――
 
記憶は相変わらず戻らず、つかみどころのない会話がつづく。
彼女の話は、まるでおとぎ話の世界のようだ。
彼女の話を断片的に考えると、
考え難いが時間を超えた可能性がある。
だとすれば、彼女の心をのぞきたい衝動は抑えきれない。
 
最初の実験に際し候補者の中から数名使ってテストをしたが、
皆精神が保てずに壊れていく。
彼女に、特別な被験者に万が一があっては惜しい。
 
最中、我が師に多数の被験者を使い、
テストを繰り返していたことが知られ、
研究の中止と研究結果の破棄を厳しく言い渡された。
それだけでなく、
多くの被験者たちの解放と共に彼女も姿を消してしまった。
 
被験者Xはどこに?
我が師が彼女を隠したのか?
 
しかしこの実験の中止はしない。
自ら被験者第一号として本実験を実行する。
 
ゼアノート

シークレットレポート#5 Edit

回顧録1――
 
子供だった自分たちにとって、その城は魅力的だった。
中では賢者アンセムが様々な研究を行い、
その恩恵によって人々は平和に過ごしていた。
それだけも好奇心は充分駆り立てられたが、
閉鎖された塀の向こう、悪い噂もあった。
夜な夜な人のうめき声のようなものが聞こえる。
危険な人体実験を行っている。
親友のリアといっしょに好奇心による探索を計画した。
 
門番の二人は屈強で、
研究者も兼任しているとはとても思えないが、
まずその二人の目をかいくぐり
城へと忍びこまなければいけなかった。
案の定すぐに見つかって、
城の外へ放り出される日々がつづいていた。
 
やっと侵入が成功した日、
城の奥深く長い螺旋階段の下には檻が並び
暗闇が続いていた。
檻の中に誰かいるのかまでは確認できず、
呼びかけるわけにもいかない中、
確かに感じる気配の恐怖に侵入を後悔していた。
しかし引き返そうとした時、かすかに声がした気がした。
恐る恐る声の方に進むと、
薄く射し込む光に照らされた彼女がいた。
 
サイクス

シークレットレポート#6 Edit

回顧録2――
 
光はわずかで彼女の姿はやはりはっきりは確認できなかった。
声を潜め会話をしてみたが
その子は記憶を失っているようだった。
なぜこんな所に閉じ込められているのか?
それすらわからないままだった。
ただ、その子を助けたいと思った。
 
それから頻繁に城に忍び込もうとしては門番に放り出され、
時には侵入に成功して少女の話し相手になった。
まだ子供だった自分たちが
その子のためにできることはそれくらしかなかった。
そんなことをつづけているうちに、
その子を助け出そうとリアと決意した。
ともかく助けたい一心でその日は城に忍び込んだ。
 
それから何度か忍び込んでも
少女に二度と会うことはなかった。
彼女は幻だったのか?
リアと正攻法で彼女を捜すことにした。
今日は城の門番の正面に立つ。
賢者アンセムの弟子となるために。
 
サイクス


長らく謎のままだったアクセル(リア)とサイクス(アイザ)の計画の内容が漸く垣間見えた瞬間である。

シークレットレポート#7 Edit

レプリカ計画による人の再生に関しての所見――
 
XIII機関メンバー時の消滅が大きなダメージだったのか、
私は人間としての復活からすぐには目覚めなかったようだ。
目覚めてからも少しの間、床に伏したまま
成すべきことを考えていた。
 
“レプリカ計画”
XIII機関時代に用意したレプリカは約20体。
初期から数体はNo.もない失敗作だったが、
そんな初期ロットから最初の成功例として、
リク=レプリカが生まれた。
No.iシオンに至っては、ほぼ人間に等しい状態まで達したが、
対面する相手との関係性によって、その姿が安定しなかった。
その二人を元に、人間に限りなく近いレプリカを
数体作っていたが完成目前で中断。
おそらくゼアノートは、初期ロットを含め、
それら後期の未使用のレプリカを利用するだろう。
 
今日久しぶりに立ち上がり広場まで歩いてみようとしたが、
彼が現れ私に意外な提案をしてきた。
私よりずいぶん若いが、ゼムナスの参謀にまで上り詰めた男。
その提案に同意し再びノーバディとなった。
過去のレプリカ計画を利用するにはその方が都合いい。
すべては償いのため。
 
ヴィクセン


Daysのレポートによると稼働したのはNo.iの方が先なので、ここに書かれている「最初の成功例」とは素体の誕生順の事だと思われる。

  • 素体の誕生順的に見ると、リク=レプリカがシオンの兄に当たるということになるのだろうか。

なお、No.iの稼働からヴィクセンの消滅まではおよそ一月である。
その間に実用に耐えうる素体をそれなりの数作っていたのというのだから、とんでもない仕事の早さである。
 
また、エヴェンの前に現れて「提案」をした「彼」が指すのはサイクスである事は文章からも察せられる。

シークレットレポート#8 Edit

真XIII機関の構造――
 
ゼアノートの12の器、
本体となる自分を含めそれを真XIII機関と総称している。
計画の数は満たされており、
私とデミックスの二人は補欠扱いとされた。
 
ゼムナスが率いていたXIII機関だった数名は
私同様に一度人間として復活し、
再びノーバディとして機関入りしていたが、
相変わらずゼムナスは例外だった。
この時間に存在する本物のゼアノートは老人で、
彼が真XIII機関を率いている。
彼が人間である以上、彼のハートレスとノーバディ、
過去に打ち倒され消滅した者たち、
そして一番若いゼアノートは、この時間の存在ではないのだ。

彼らは私が過去に作ったプロトタイプを器とし、
過去に存在する瞬間を切り取り、その心だけを移している。
ゼアノートはそのプロトタイプを
より人間に近づけるための改良を命じた。
血肉の通った人間の器となるレプリカの完成は、
私の償いにも好都合だ。
あとはその器をどうやって彼らに託せばいいのか
考えなくてはならない。
 
ヴィクセン

シークレットレポート#9 Edit

賢者アンセムのデータ解析に関して1――
 
我が師がリクに託したデータにすべて目を通した結論。
 
ソラ君の心には3つの箱があり、
それぞれに3人の心が収められた状態。
1つはロクサス。もう1つはロクサスと同時期。
もう1つはそれ以前から。
その3つの心は沈黙したまま、ソラ君の心に溶けている。
この心を物理的に取り出そうとすれば、
以前ソラ君がハートレス化したように危険。
 
まずはその心を収める器と、
その器が目覚めるきっかけが必要。
ベストな方法は器となる人間の体に戻すことだが、
二人は不明だとしても、ロクサスには人間の体がない。
カイリの心に内包されているだろうナミネも同様。
体があれば、あとはきっかけだけで
ソラ君から心は元の体へと還る。
きっかけは彼らの心に繋がる者。
 
心の完全なデータ化は不可能であり、
心の欠片程度しか再構成できない。
やはりソラ君本人の中にある彼らの心が必須となるが、
トワイライトタウンのデータから
彼らの記憶はほぼ完全に再現が可能だろう。
しかし人間の体を持たないロクサスとナミネには、
このデータが重要となる。
 
イェンツォ

シークレットレポート#10 Edit

賢者アンセムのデータ解析に関して2――
 
体の代わりとして考え得るのは、レプリカ。
この空の器にトワイライトタウンのデータから
彼らのデータを移す。
彼らの記憶から器は彼らの姿を形成し、
人間の体と限りなく近い状況が作られる。
 
そして最後の鍵はソラ君の中に眠る本人の心。
彼らの体の誕生に、
眠る心を揺り動かされるきっかけがあれば、
その心は自らの肉体へと還るのではないだろうか。

レプリカ…… 人の器として革新的な研究ではあるが、
その研究自体まだ完成形ではなかったはず。
しかも、肝心なエヴェンの失踪。
ロクサスとナミネ、あとの1名の体の用意も必要だと
想定した場合、レプリカは合計で最低3体は必要となる。
 
どちらもかなりの難題ではあるけど、
こうして師のデータを解析していると、
子供の頃によくいっしょに食べていたアイスの味を思い出す。
今は裏切りを後悔するより、
二人を再生することで師の本当の心を証明しなければ。
 
イェンツォ


リク=レプリカのことを考えると実際に必要だったのは4体だったわけだが、イェンツォの視点からではそんなことはわからないのでどうしようもない。

シークレットレポート#11 Edit

観察記1――
 
ロストページに書かれたとおりに起きる
キーブレード戦争を見届けた。
次にマスターから授かったキーブレードを
継承する必要がある。
生き残ったダンデライオンから選出された
ユニオンリーダーの5名。
この中の誰かにキーブレードを引き継ぎ、
俺はこれからもその行く末を見ていなければならない。
 
しかしそのユニオンリーダーの選出メンバーに、
密かな入れ替えが起きたようだ。
マスターが選ばなかった想定外のメンバー。
いわばマスターの書いたプログラムに
ウイルスが侵入したようなもの。
 
このウイルスがおかしな行動をはじめた。
無謀な脱出を計画し
5人をまた別の世界線へ送り出そうとしている。
そんなことが可能なのか?
キーブレード戦争後、
ダンデライオンを別の世界線に移した計画と同じだが、
マスターでもないあの少年たちに
そんなことが実行可能だとは思えない。
わざわざ未来から誘い込んだ魔女が鍵を握っているようだ。
 
ユニオンリーダーに関しては、
もっとシンプルな計画だとは思っていたが、
いや、それすらマスターの意志によるものなのか?
 
筆者不明

シークレットレポート#12 Edit

観察記2――
 
キーブレード戦争が起きない世界線であっても
平和ではなかった。
マスターや我々弟子が不在になってから、
“闇”が現れたのだ。
闇の台頭によって世界は再び終焉を迎える。
混乱の中、マスターの指示どおり
ユニオンリーダーの1人にキーブレードを継承した。
そして、犠牲を伴い別の世界線へと送り出された5人。
これでキーブレード使いの血脈は途絶えることはないだろう。
キーブレードを失った自分も、
最後の使命を果たすためにこの地を去る。
この体を捨て、心を他の器へと移しつづけるのだ。
 
そしてこのまま時代を見つめ、先の時代へと進み、
いずれ別の世界線へと送り出された5人にも、
数年、数十年、数百年、先の時代で会うことになるだろう。
 
繰り返される継承の歴史のどこかで、
キーブレード戦争を再現する“選ばれし者”が現れる。
その者が“贖罪の山羊”たるキーブレードを手にした時、
俺は最後の使命を果たすために再び動きはじめる。
 
ロストマスターの目覚めだ。
 
筆者不明


この時キーブレードを継承されたユニオンリーダーの誰かが初代マスターとなり、のちのエラクゥスの祖先となった模様。
「別の世界線に送り出された5人」とあるが、ラクシーヌが現代に存在することを考えると、この5人はユニオンリーダーとイコールではないようだ。

#11の記述を見るに、「ウイルス」はUχ世界に残ったとも考えられるが…?

 
また、「」がUχ世界の崩壊と関係があることが示唆されている。

シークレットレポート#13 Edit

観察記3――
 
どうやら今回の体と名前で最後になりそうだ。
いくつもの体と名前を経た自分のことに関しては
また機会があれば、
ここでは割愛しておく。
 
キーブレードは長い時代を経て順調に継承され、
ようやく闇に傾倒するキーブレードマスターが誕生しそうだ。
これまで遠くからキーブレードを監視してきたが、
俺も舞台に上がる頃合いか。
キーブレードの力を欲し近づく愚者を演じればいい。
彼の協力者として、その傍らで我がキーブレードを見守る。
 
見つめる目。
マスター・オブ・マスターから託されたキーブレード。
マスターの目を用いて作られたキーブレードを
未来へと繋げ、その目を通してマスターは未来を見る。
体を入れ替えながら時代を超え、
そのキーブレードを見守るのも俺の使命。
長い時間だ。途方もなく長い。
 
いよいよこの時代でキーブレード戦争がはじまり、
キングダムハーツが開かれる。
光と闇の衝突によって生み出される真のキングダムハーツ。
かつての仲間たちとの再会はもうすぐ。
それによって俺の使命も結実する。
そして彼の帰還も……
 
筆者不明