レプリカ計画については大体の内容が判明した。
だが、もう一体いるはずのレプリカについての
情報は得られなかった。レプリカ計画の主導権を
奴らに渡すわけにはいかない。
ヴィクセンの消滅はとばっちりだが仕方ない。
それよりも問題は裏切り者の方だ。
明確な裏切り者と俺たちにとって
邪魔な奴らは違う。
筆者はアクセル。
- この日のレポートはシークレットレポートの方しか存在しない。と言うのも、この時点でロクサスはまだ意識を取り戻していないので、ロクサスの日誌は記されていないのである。
- もう一体いるはずのレプリカはおそらくシオンのことである。しかし、後に言及される通りアクセルはまさかシオンがレプリカであったとは思いもしなかったのだろう。
- このレポートによれば、研究さえさせておけば満足のヴィクセンはとばっちりで消されたことになる。
- 裏切り者のマールーシャにいいように利用され、逆に裏切り者を追う側のアクセルにも助けて貰えなかったどころか、マールーシャの信用を得るために裏切り者として消される…。
ヴィクセン自身も暴走気味だったとはいえ、消されなければならない程のヘマをやったかと言うと…彼等に遭ってしまったのが不幸と言わざるを得ない。
- 裏切り者のマールーシャにいいように利用され、逆に裏切り者を追う側のアクセルにも助けて貰えなかったどころか、マールーシャの信用を得るために裏切り者として消される…。