キャラクター/【アクセル】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 17:42:32

『おどる火の風』の称号を持つ、XIII機関のナンバー8(No.VIII)。
属性は「炎」で配下ノーバディはアサシン
人間の頃の名前は「リア」。アクセル(Axel)という名はリア(Lea)+Xのアナグラム。

  • 「lea」は英語で草原という意味がある。

飄々としてとらえ所の無い雰囲気のおどけた人物だが、目的の為には仲間を消すことも厭わないなど、腹の底では何を考えているのか解らない人物。その点については他の機関メンバーからも危険視されている。
その反面、を取り戻すために自らを顧みず立ち回る、などの情の厚い面もある。
 
口癖は「記憶したか?
人差し指をこめかみにトントンと当てながら言う。

  • かつて会ったヴェントゥスにそっくりなロクサスに会っても無反応だったので、これを頻繁に口にしている当の本人が記憶しているかは疑問に思われていたが、KHIIIにてきちんと覚えていたことが明かされた。
    • ちなみに小説版では、子供の頃に誰かとよく似た人物と友だちになったことは覚えているが、名前は思い出せないとされていた。

また、あまり言いたくないことがあると頭を掻く癖がある。
 
CVは故・藤原啓治。

  • 無印版COMの機関メンバーの戦闘ボイスを担当したのはいずれもスクウェア・エニックスのスタッフ(しかも男性陣は全員同じスタッフが担当)なのだが、KHIIでの出演が決まっていた彼は唯一プロの声優を割り当てられている。
  • 余談だが、BbS時期のリアの声質は藤原氏特有のしゃがれ声であった。
    • 某国民的アニメの「父ちゃん」をイメージすればわかりやすい。
  • また氏の演じる悪役キャラは炎に縁があることが多く、彼らは「焼け野原ひろし」と呼ばれることがあるのだが、一説にはアクセルはその元凶とも言われている。
  • 2020年4月12日に死去。55歳という早すぎる死を多くの人が悼んだ。KHシリーズにおいてはKHIIIRMが最後の出演となった。
    • 訃報が報じられた日のTwitterのトレンドは氏と氏の演じたキャラクターの名前で埋め尽くされ、その中にはアクセルの名前もあった。氏が命を吹き込んだアクセルを皆が記憶している何よりの証左であろう。心よりご冥福をお祈りします。

FM版及び北米版における声優はクイントン・フリン。


初登場したCOMでは相手に巧妙に探りを入れたり、目の前の状況を高笑いをして楽しむなどの得体の知れなさ、上記のように同じ機関のメンバーを消す事も厭わず、マールーシャに盾にされたナミネごと攻撃する意思を見せるなど残忍な面も見られた。
しかしKHIIからのシリーズで浮き彫りになっていくその本質は不器用ながら面倒見が良く、友達想い。
誕生したばかりで虚ろな状態だったロクサスに自我が芽生える切っ掛けになった人物と言っていいだろう。

  • COMにおいて見せた残忍な面は、後にRe:COMにて一部修正され、KHIIの性格に近づけられている。

 
どういう経緯かは不明だが機関内で暗殺者のような役目を担っており、裏切り者(機関への反逆、逃亡など)が出た際、その裏切り者の始末は常に彼に命じられている。例としてCOMではマールーシャラクシーヌ、Daysではシオン、KHIIではロクサスの始末を命じられている。


髪型は赤い髪を思いっきり掻き上げていて全体的にツンツンしてる。
瞳の色は明るいエメラルドグリーン。目の下に紫色のライン(フェイスペイント)がある。ちなみに現在(3D~)のリアとアクセルの区別は、目の下にある紫のラインの有無である。
このラインはノーバディから人間に戻ったことによって消えた模様。逆に言えば、ノーバディになったからあのラインがついたのだと思われる。

  • KHIIIにおいてこのマークは子供の頃泣き虫だったリアにアイザが教えた「逆さ涙のおまじない」だと判明する。
  • 何故このラインがついたり消えたりするのかは不明だが、彼曰く「おまじないはもういらない」との事。

武器はチャクラム

前方でかざした両手を真横に伸ばし、腕の回りに出した茨を回転させながら炎に変えてチャクラムを作り出す(片手を下に向けて呼び出すときもある)。この時の回転方向はアクセルから見て反時計回り。

チャクラムを投げて駆使することで広範囲に至る攻撃ができ、テレポートを思わせる短距離移動も可能。
チャクラムを投げた先にテレポートをしてキャッチするを繰り返す事で相手を翻弄する戦法も持つ。
本領を見せる時は持ち属性である「炎」も使用し、力強い台詞と共に豪快な技も見せる。

KHIIでは彼の本気の力を思わせる大技を数多く披露した。
炎風のように変則的に立ち回り、あらゆる角度から撹乱した相手を瞬時に焼き尽くす。その眼光は、どんな小さな隙も見逃すことはない。
この神出鬼没とも言える戦闘法は、まさに暗殺者の肩書きに相応しいだろう。

  • 余談だが、グラフィックの都合で一部の攻撃時に得物の刃で自らの手指を貫いてしまっている。痛そうである。
    • ロクサス操作時の時が止まり、アクセルが構えのまま静止している時が確認しやすい。

 
人間時代の少年期はフライングディスクを使用していた。

  • チャクラムが円形の武器であることと彼自身の属性から、サイクスの属性とは「太陽」と「月」で対になっているのではないかと考えるファンもいる。
    二人が同時に機関に入ったこと、少年時代から付き合いがあったこともこの説を支える要因となっている。
    • 実際チャクラムも古代インド神話で太陽に関連のある神ヴィシュヌの持っている武器である。

3Dの終盤からはキーブレード・「フレイムリベレーター」を顕現し、KHIIIから更に修行を積んで本格的に使用するようになる。

以前の片方のチャクラムのように背中に担ぐような構えが基本。
柄がチャクラムの形状を引き継いでいるため、手元で回転させるのを混じえつつ、軽快に振り回す。
チャクラム状に変形させる攻撃も編み出している。


元の出身世界はレイディアントガーデンで、そこに住むリアという少年だった(BbS時点)。
アイザとは親友の関係である。
当時、「多くの人の記憶に残りたい」「記憶の中でならいつまでも存在できるから」と思っており、他者との交流は積極的に行っているタイプだったのではないかと思われる。

  • アイザから「捨てられた子犬を拾うのはほどほどにしておけ」と忠告されていた事から、ヴェントゥスと会った時のように落ち込んでいる相手がいたら声をかけていたのかもしれない。

当時はある理由でよく賢者アンセムの城に忍び込んではに追い出されていたいたが、やがてその理由に繋がる目的を達成する為賢者に弟子入りをした模様。
やがて自我を崩壊させたゼアノートによってノーバディとなり、アクセルの名を与えられXIII機関のメンバーとして活動。
約9年後、ロクサスやソラたちと出会うこととなる。


アクセルの外見と性格はFFVIIに登場する「レノ」というキャラクターに酷似している。FFVIIが映像作品化された際にレノの声を演じた声優も、アクセルと同じく藤原氏である。
これについてディレクターは、「とても似ているキャラクターが、別々の世界で違う役として登場したらどうなるのかというのを試してみたかった」と語っている。
また、KHIIIの発表と同時に続報が伝えられたFFXV(旧:FFVersusXIII)にも「アーデン・イズニア」という赤毛のキャラクターが見受けられ、彼も藤原氏が演じている。彼の場合は先に声優が藤原氏に決定し、その事を受けてじゃあコイツも赤毛にしようとなったそうである。もう出て来るなとは言わないが、まだ増えるとは。
あくまで「似ているだけ」のキャラクター同士であり、3人の間になんらかの関係がある訳ではない。

  • 所謂「スターシステム」というやつである。いろんな作品に出てくるディズニーキャラの職業や性格が作品ごとに異なっているのに近い。
  • とはいえ、ここまで似てるとなるとやはり勘違いをするプレイヤーもいるだろう。それにしても、似ているキャラクターを試験的に出演させたとはいえ、製作側は彼がここまで重要な役割を果たすキーパーソンになる事は予想していたのだろうか。
  • なお、レノとアクセルに至っては英語版の声優まで同じクイントン・フリン氏である。ただしアーデンは声優が異なり、ダーリン・デ・ポール氏が演じている。

COM

忘却の城の地上の管理を担当するメンバーとして登場。
城に誘われたソラに対しては何か特別な想いを持っているようであり、ソラに助言めいたことを言ったり、捕らえていたナミネを解放したりなど、不可解な行動を見せていた。

  • 本人曰く、ソラとはちょっとした縁があるらしい。
  • 初めて戦った後のアクセルの言葉は、一見はマールーシャと同じように忘却の城の説明をしているようだが、実際は偽の記憶を植え付けられるソラへの警告である。彼の真意がわかった後で見直すと意味が変わって聞こえてきて面白い。

彼は機関に対する裏切り者を始末するために城に送り込まれた暗殺者であり、裏切り者たちに味方であると信じ込ませるためにヴィクセンを消す一方、ソラたちを助けつつラクシーヌ、マールーシャをソラに倒させるように誘導していた。
ヴィクセンを消滅させたのは、表向きは暴走したヴィクセンを止めるためで、その真意はマールーシャに反逆の仲間として信用させるため。

  • この際、真意は不明だが「機関で役に立たない奴を消したまで」とも言っていた。
    • 因みにヴィクセンを消す際のセリフ「じゃあな、センパイ」は、彼の口調が余りに軽いことから、一部でよくネタにされている。

裏切りの証拠を十分に掴んだところでマールーシャを消そうとするが、彼はナミネを盾にする。
当然アクセルは気にすることなく、ナミネもマールーシャもまとめて消そうとするが、そこにタイミングよくソラが乱入し、マールーシャの思惑通りソラと戦って敗れる。
「お前を助けた甲斐があった」とソラを戸惑わせて消滅した…。


しかしそれは消滅したフリをしただけであった。その後、城の地下にてゼクシオンと接触し、マールーシャは直にソラに倒されると告げて、ゼクシオンに機関の脅威となるリクを消すようにけしかける。
その後再び地上階に訪れ、マールーシャ消滅後に一人で歩いていたリク=レプリカに「本物になりたくないか?」と持ちかけ同行させる。
そしてアクセルはリク=レプリカを利用し、「ソラとリクを見守る方がよっぽど楽しそうだから」という理由で、リクに敗れた直後のゼクシオンを消滅させた。

  • リメイク版のRe:COMではゼクシオンを始末した理由が「忘却の城での一件を知りすぎたから」といったものへ変更されている。
    • これは、アクセルがヴィクセンに止めを刺したり、ナミネを解放したりと機関の目的に反することを行っていた事実を隠蔽するためである。
  • Daysでは他にも理由があったことが明らかとなった。詳細はDaysの項目にて。

結果として、彼は忘却の城に送り込まれた機関メンバーの中で唯一生き残っている。


本作登場の機関メンバーの中では唯一テレポートを使ってフィールドを動きまわる。
炎属性は吸収され、雷属性と無属性は半減されるのが特徴。
氷属性は軽減されないので、ブリザドのカードを集めておくと戦闘が楽になる。
まず序盤の対決と終盤における対決と計二戦ある。
一戦目はストック技に「ファイアウォール」を使ってくるぐらいで普通にコンボを連発していれば普通に勝てる。
二戦目ではストック技に「ファイアカッター」が追加され、ステータスも大幅に強化されている為、数字が0のカードで相手の技を阻止しつつこちらもストック技を駆使して戦わないと勝つのは難しい。
エネミーカードは二回目の戦闘で彼を倒すと手に入る。効果はクイックリカバリー、炎属性の技を無効化、氷属性の技を受けると気絶する相性の変化が起こる。


ナミネを解放した後、彼は部屋で一人、「地味に立ち回った甲斐があった!全員派手にかち合って俺を楽しませろよ!」と高笑いするシーンがあった。
この当時、プレイヤーはアクセルというキャラは得体の知れないキャラだと強く印象づけられたことだろう。
また前述の通り、ヴィクセンを消したのは機関で役に立たない奴だったからと言ったり、マールーシャに対してラクシーヌのように機関への反逆の罪を消えることで償えと言い放ったりなど、機関に忠誠を誓っているキャラにも見えなくもなかった。

  • COMアルティマニアにて、この時から実は良い奴という裏設定が存在していた。後になっていい奴になったことで違和感を覚える人が多い中、予め設定が固まっていたことを知っている割合はかなり少ないと思われる。
    • Daysの描写を含めて考えると、この頃はロクサスと出会ってそれほど時間が経過していない上、自分たちの目的のため親友であるサイクスを機関の頂点につけさせるために汚れ仕事担当として暗躍しまくっていたわけで、心が芽生える前のノーバディとしての性格はこんなもんであるとしてもそれほど矛盾はない。
      そうだとするなら、サイクスが何がそこまでお前を変えたと困惑に似た苛立ちを覚えるのも当然といえば当然である。

Re:COM

本来の凶悪で不可解な行動はそのままだが、ナミネなどに対して残忍なセリフを言わないよう変更され、KHIIの性格に近づけられた。

  • 例としては、COMではナミネをクズ呼ばわりしている。

また、「じゃあな、センパイ」も軽いままボイス付きとなった。
3Dポリゴンに変更された事により、マールーシャと激しく武器をぶつけ合う戦闘シーンが追加。見せ場が増えた。

  • 他にも前述のCOMでの、ヴィクセンを消した動機について「俺はやりたくなかったけど、アンタ(マールーシャ)の命令だったしな」と言ったり、「俺を楽しませろよ!」というセリフが「おいおい、本当に楽しいぜ」と戸惑い気味に驚くシーンに変更されている。

戦闘中にテレポートを使う演出はKHFMやKHIIのゼムナスのようにに包み込まれて移動する演出になった。

戦闘ボイスはKHIIの流用が中心だが撃破時などの新録もある。


属性相性システムの強化によりエネミーカードで自身の属性が変動。
炎属性を無効化し、冷気属性で気絶するようになる。

KHII

ソラのノーバディであるロクサスの親友であったことが判明する。

  • COMで彼が語ったソラとの縁とはこのことを指していたのだろう。

 
ディズに連れ去られたロクサスの奪還任務に就いていたが、記憶を改変されたロクサスへの説得は困難をきたし、またディズの妨害もあったことで、業を煮やしたゼムナスから「ロクサスが機関に戻らないようならば消せ」と命令される。
ロクサスに対する幾度にも渡る説得も功を成さず、最終的にその命を果たそうとするが、記憶を取り戻したことで覚醒したロクサスに敗れた。
ロクサスが元の存在であるソラに還って以降は、ソラをハートレスにすることでロクサスに再び会えると考え、単独行動に走り自身も裏切り者となる。

  • 裏切り者を始末することが役割だった彼自身が、裏切り者と再会するために裏切り者になるとは、なんとも皮肉な話である。

ソラをおびき出すためにカイリを誘拐したものの、何らかの理由で逃げられてしまう。その後にカイリがサイクスに捕まった事を知って負い目を感じて以降、アクセルはソラを手助けするよう行動し始める。
その後サイクスとのやりとりで致命傷を受けてしまい、最後は瀕死の状態でなんとかソラのピンチに駆けつけ、無数のノーバディに全存在を賭けた攻撃を繰り出す。
残りの力を振り絞って存在しなかった世界への入口を開き、静かに燃えるように消滅していった。

  • この際、「ま、ノーバディは存在しないもの、なんだけどよ」と皮肉めいた独り言を言っていた。
  • KHIIではアクセルの致命傷についてなんの説明もなかったが、後に発売されたKHIIFMで、サイクスがゼムナスから「アクセルにしかるべき哀れみを与えてやれ」と抹殺の指令を受けていたことが判明した。
  • アクセルの最期はソラの心の中のロクサスを激しく揺さぶり、ロクサスが一時的に目覚めてソラに戦いを挑むきっかけとなった。

開発段階ではロクサスに倒されて消滅する予定だったが、スタッフの要望で終盤まで活躍することになった。
しかし、製品版でも結局最期まで記憶が戻ったロクサスとまともに会えないまま消滅してしまう。

  • これによりアクセルの存在は若干不完全燃焼のままでフェードアウトするかに思われたのだが……。

戦闘では「ファイアカッター」を多用するほか、2回目では足場を炎で包む「火炎の牢獄」を使うようになる。
1戦目ではHPが残り半分以下、2戦目は残り25%以下になると「乱舞」を使ってくる。
存在しなかった世界を繋ぐ闇の回廊内ではサポートキャラとしてノーバディの大群と共に戦うことになる。
その時は相当弱っていたのか常時肩を落として息を切らしており、使う技も炎属性を使った豪快な技ばかりでありながらかなり必死な様子に見える。

  • 集中できず、技が大雑把になっていたともとれる。

小説版では王様はアクセルに会った事があり、アクセルの存在をかけた攻撃を行い、ソラ達を助けて消滅した事を聞いて王様も悲しんでいた。


漫画版ではロクサスが実は過去の記憶を思い出していないことを見抜いているなど序盤は少し冷酷な印象を与えるキャラになっている。
人情味のあるゲーム本編のアクセルと異なり、COMのアクセルに近い。

KHIIFM

多数の追加イベントに登場。
トワイライトタウンでソラが目覚めた後、ディズからリクに対してアクセルとナミネの抹殺命令が出ていたが、ナミネ共々リクに見逃してもらっていたことが判明した。

  • 見逃したのはリクの独断で、理由は「ソラと自分のどちらも忘却の城で二人に借りがあるため」。
  • 小説版においてはこれ以降、ナミネとアクセルの機関(主にサイクス)からの逃亡劇が描かれている。
    更にカイリがサイクスにさらわれて以降はリクも含めて3人で行動を共にしており、幽霊屋敷のDiZの部屋を拠点にして活動していた。
    小説版独自の物語かもしれないが、そこでは3人がシーソルトアイスを食べたりなど、微笑ましい日常もあった。

消滅する直前、薄れ行く意識の中でロクサスと再会を果たす。
意識の中でロクサスに「俺たちに本当に心は無いのか?」と、おそらく彼がロクサスたちと過ごしていた機関時代(Days)の頃から思っていた疑問を問いかける。それに対しロクサスは「答えはソラが見つけるよ」と返す。

  • この答えは3Dにてゼムナス賢者アンセムが明かし、本当にソラが見つけることになる。
    ロクサスを相棒と呼び、別れ際に一筋の涙を流した。
    • この時点でアクセルに心はあったのかは分からないが、心に一番近いノーバディだったのかもしれない。
  • アルティマニアのインタビューによればファンから「アクセルとロクサスに再会させてあげてほしかった」という要望があったそうである。

新マップ「追憶の洞」の最奥、集積の庭園に再現データとして登場。炎の床でHPが減るスピードが格段にアップ。炎に隠れた後フェイント攻撃を仕掛けてくるなど、暗殺者の肩書きに相応しい戦い方をする。

  • 実は、コンボを当てて反撃を誘発する→リアクションコマンドを「バーストエッジ」⇒「ランアップ」で止めて「クリア」はしない→着地際が隙だらけなので再びコンボを叩きこむ…の繰り返しでたとえLv.1であっても完封できてしまう。
    火力が十分なら「バーストエッジ」だけでも行けるが、火力が足りない場合途中で反撃を食らうことも。
  • 凄まじい勢いでHPを削られるため、いずれHP1で戦うハメになる。が、そのHPの減少とダメージアスピルとの相性が凄まじく良いため、シェイドアーカイブ+フル装備+リミットフォームのHPゲインで永久機関を作るという手法が確立されている。
    それさえも禁止すると他の再現データに劣らないかなりの強敵となって立ちはだかるわけだが…。

ファイアタイプの攻撃は無効、サンダータイプの攻撃は半減されるが、ブリザドタイプの攻撃は軽減されない(×1.0)ので魔法を使って戦うのも効果的。
ワンダーオブアビスブリザドアップを装備してブリザド系の魔法を当てると大ダメージを与えることができる。

再現データのものはボイスの一部がロクサス編のものと違うものになっている。
具体的には「ロクサス」の部分が変更。戦闘中に「ソラ!」と言うようになった。
撃破時のボイスもロクサス編では「ロクサス…」と言っていたためこれも変更。日本版KH2.5ではRe:COMの2戦目と同じものになっている。

  • 『へっ、これまでか……』

Days

OPで暗殺者と紹介されている。
機関に入ったばかりのロクサスの世話係であり、ロクサスに最初のシーソルトアイスをあげたのもこの人。
新入りであるロクサスとミッション終了後にアイスを食べにいくと約束をし、その中での他愛もない会話を通して親友になる。
また、ロクサスを通じてシオンも仲良くなり、彼女も親友となる。
シオンの正体に三人の中で最初に気付く。以降、機関の命令とシオン、ロクサスとの間での板ばさみが続くことになる。
物語後半で、機関を抜けようとする彼らを連れ戻そうと奮闘。しかし、結果として2人が機関に帰ってくることは無く、シオンの消滅に伴い、シオンの記憶も無くなってしまった。
ソラに帰ろうとしていたシオンと最後に戦った時の会話からは、彼の心境が良く窺える。彼女の正体を知った時はソラに帰った方が良いのではと考えていたようだが、この時はそれに納得できない、と真っ向から対決することになった。
この時のシオンはロクサスの力の大半を吸収してラスボス戦前のソラ並みに強くなっていたが、アクセルは辛くも勝利した。

  • 結局城で気絶し、ゼムナスにシオンを連れ去られてしまったが。
    この時の「おまえらが何度逃げようが、俺が何度だって連れて帰ってやる」という決意は、3Dでのリアの行動理念に大きく影響を及ぼすことになる。

サイクスの発言により、本名がリアであること、サイクスとは昔からの付き合いであることが発覚した。

  • ちなみに、上記にもある通りリア(lea)は「草原」という意味。KHに登場する三人組の兄貴分の名前の由来はリク=「陸」、テラ=「大地」と、共通して「大地」に関連した名前になっている。また、ロクサス→ソラ(空)のノーバディ、シオンの名前の由来のひとつに「潮音」があることを考えると、やはり空と陸と海という3属性が揃う。
    • ただし英語で草原を意味する「lea」の読みは「リー」である。
    • 3属性に対応する3人組と考えると、大地属性の中では唯一闇堕ちしていないことになる。もっとも、この人が肩代わりしていたことになるのだろうが。

二人で何か目的を果たそうとしており、彼を上に行かせるために汚れ役を引き受けていた。しかしロクサスやシオンらと仲良くなるにつれ、シオンを毛嫌いするサイクスとの距離は離れていき、計画は絵空事へと変わっていった。

  • 二人の「計画」の内容は最新作のKHIIIにて判明した。詳しくは後述。

この作品にてCOMでの不可解な行動の謎が明らかにされた。
彼はゼムナスからサイクスを通じて「目覚めの部屋」と呼ばれる場所の捜索、ならびに反逆者たちの暗殺の任務を極秘に与えられていた。つまり彼は最初からマールーシャたちを消すつもりだったのである。
機関に忠実なゼクシオンを消したのは、後々サイクスが上に行くのに邪魔になるであろう存在だったからであった。


「ヴィクセンの消滅はとばっちり」、「リク=レプリカはただ利用すればよかったがあいつは違う」とシークレットレポートに書いており、さらには「裏切り者を始末している自分が一番の裏切り者」だと感じていたようであった。心が無いはずの存在であるにもかかわらず……。
COMとKHIIで彼の性格はかなり違って見えるが、今作のストーリーや上記のシークレットレポートで彼の心情の変化が窺える。

  • 本作にてロクサスやシオンと共に過ごしていく内に、だんだんと感情(のようなもの)や悩みを見せ始め、KHIIの彼に近づいていく様子が見られ、3Dで明言されたノーバディの心の芽生えを体現したキャラクターになっている。

属性は炎で炎上耐性を持つ。
とはいえ最初から100%耐性を持っているわけではないので炎に包まれるアクセルを見ることも多々ある。
パートナーの能力として、最初の戦闘から「ファイア」を使用し、日にちが進むと「ファイラ」、「ファイガ」も使用するようになる。Lvは4。
リミットブレイクは「エクスプロージョン」。
ミッションモードのプレイヤーキャラとしては魔法に特化したタイプ。更にチャクラムでの攻撃は自身の周囲を攻撃する特徴があり、攻撃を外すことはあまりないので、スピーディーな攻撃速度も相まって扱いやすさはロクサス・シオンと並んでトップクラス。

  • パートナーの能力としてファイガまで使えるのは彼のみ。他の魔法も文字通り高火力なので、全体的に体力の高いDaysの雑魚敵たちと対峙する際にはけっこう良い活躍をしてくれる。
    しかし、こちらがハートを集めようとしている時にハートレスを横取りするかのごとく倒してしまうのはちょっと邪魔だったりする。
  • アクセルが炎の弾を放つ攻撃を使うのは意外にも今作だけである。COMでもヴィクセンやラクシーヌがブリザラやサンダラを使用していたのに対しアクセルはファイラを使わず「ファイアウォール」や「ファイアカッター」といった広範囲を攻撃する技を多用していた。

闇と光を紡ぐ庭には355日(実質91日)中49回おり、立場上多いのは仕方がないサイクスを除いて1番多い。


漫画版ではロクサスにアクセと間違われ、あまりにも間違える為「わざとだろ」と突っ込んでいた。

BbS

レイディアントガーデンに住む普通の少年リアとして、人間の頃の彼が登場する。
親友のアイザ賢者アンセムの城に向かおうとしていたところ、落ち込んでいたヴェントゥスと出会う。
ヴェントゥスと短時間ではあるが絆を育み、「俺たちはもう友達だからな。記憶しとけよ?」と言った。このセリフがきっかけで、ヴェンの旅の目的に友達作りが追加されることになる。
彼と別れた後アイザに「捨てられた仔犬を拾うのはほどほどにしておけ」と忠告されるが、「記憶の中でならいつまでも生きられるから俺は沢山の人の記憶に残りたい」とかえしていた。

  • この時から既にフライングディスクを2つ使った戦い方(?)をしていた様子。ワンシーンだけの動きを見た辺りだとステップは軽いようだ。
  • ヴェンの木剣を見て「こんなので遊んでるのか。お子様だな」と絡んでくるのだが、オモチャのディスクといい、「ジャーン!かっこいいだろ!」とそれを見せびらかす際の態度といい、どう見てもお前の方がお子様だろ、と突っ込んだプレイヤーも多いのではないだろうか。
  • 気が沈んでいるヴェンに対して半ば一方的に喧嘩をふっかけるものの、街の悪ガキがキーブレードの使い手に勝てるはずもなく敗北。
    二人が喧嘩している様子は画面が暗転するため定かではないが、この時の負けっぷりはアイザが「何がしたかったんだ?」と突っ込んでしまう程だったようだ。
     

ちなみにエンディングでは2人とも城の門番につまみ出された後、アイザにシーソルトアイスを奢って一緒に食べていた。

  • 城への侵入目的は今作では不明のまま。

シークレットムービーにて、ロクサス、シオンの二人とトワイライトタウンの時計台に座っている姿が映し出される。

  • アクセルはこの一連のシーンに登場するキャラクターの中では唯一「ソラ」と言っていない。これは彼だけは必要な救済の種類が他のキャラクターと異なるからである。

coded

ソラの中に眠る「痛みの記憶」の一つとして、ロクサスとともに映し出される。
また、開発段階では忘却の城でデータ・ソラを導くキャラクターはロクサスの予定ではなかったようで、開発者のヒントからアクセルがその役であったと考えられている。

3D

本体であるリアとして復活し登場。

  • 人間に戻ったリアは目の下のラインが消えている。

彼と同時に賢者アンセムの弟子達も復活するも、メンバーが数名見当たらない。
ゼアノートはともかく、ブライグアイザが見当たらないのはおかしいと考え、城のことをエレウスイエンツォに任せて捜索に出掛ける。

  • 目覚める直前、ロクサスとの「お前らが何度いなくなっても必ず連れて帰る」という約束を夢に見た。これも彼に行動を起こさせた一因である。
    • ただし厳密に言えば、このセリフはロクサスにではなくシオンに対して言っていたもの。このセリフに重要な意味を持っていることは覚えていたというあたり、シオンに関する記憶は心の中にあるのかもしれない。
  • 人間として復活した直後、他のメンバーは意識が朦朧としていたが、リアの意識ははっきりしており、冷静に現状分析を行っていた。何気に凄い。
    • 目覚めた中にはアクセルによって「じゃあな」された「先輩」がいるのだが、仲直りはどうするのだろう?
    • ゼクシオンもアクセルに消されたも同然だがその点について3Dでは何も発言は無かった。

最初にディズニーキャッスルへ赴き、マレフィセント達を退けて王様達の危機を救う。
彼らに連れられて不思議な塔へと向かい、イェン・シッドにある事を持ちかける。
ドナルドは猛反対するものの、イェン・シッドはマスター・ゼアノートへの想定外の一手になるとして、彼の提案を受け入れる。


物語終盤、ソラがマスター・ゼアノートの器にされかけた時、間一髪で登場し窮地を救う。

  • 非常においしい所をもっていった。

その際、新たな機関員としてかつての親友アイザ(サイクス)と対面。動揺を隠し切れないものの、何とかソラを守りきる。
ドナルドとグーフィーの支援もあり、全員不思議な塔への帰還がかなう。
帰還後は、ソラの心を起こしに行くリクに対し、「闇に呑まれるようなことがあれば俺が迎えに行く」と約束。
リクが無事起きるまで見守っていてくれた。
晴れてキーブレードマスターとなったリクに、「すぐに追いついてやるさ」と発言。
実は、彼が不思議な塔に来たのはキーブレード使いになるためであり、本当はリク達の窮地にキーブレードを持ってカッコ良く登場する予定だったが、流石にまだ出せなかったらしい。

  • ソラとリクが余りにも驚いたので「失礼だなお前等!」と怒っているが、二人の反応は無理もないことだろう…。
  • ちなみに継承元は不明である。順当に考えれば現役のキーブレードマスターなおかつその場にいた唯一のキーブレード使いである王様だが、引退したとはいえキーブレードマスターだったイェン・シッド、訓練を行ったマーリンなども候補には挙がる。

思った程簡単にはいかないとぼやいた次の瞬間、まさかのキーブレードを出すことに成功。本作のオチを見事にかっさらっていった。
これにはソラ達のみならず、王様やイェン・シッドまでもが度肝を抜かれていた。
キーブレードを呼び出すときは、手のひらほどの大きさの炎が先端に向けて渦を巻いて拡散。辺りに火の粉を散らす。

  • 彼のキーブレードは、柄がボンドオブフレイム、剣身がラスカルフレイムに似たものになっている。
    • 彼には今取り戻したいもの(ロクサス、シオン、サイクス(アイザ)等と思われる)が多く、結果その気持ちがキーブレードを扱う条件の「強い心」に結びついた。(野村談)
    • アイザがゼアノート側にいると知ったことが、スイッチになったのかもしれない。

この後、レイディアントガーデンに帰ったことがグーフィーの口から語られている。
行程は特に描かれていないが、おそらく王様かイェン・シッドからグミシップでも借りたのだろう。

  • 闇の回廊を使うのは人間に戻ったリアにとっては危険であり、またキーブレードを顕現できるようになってすぐの彼がキーブレードライドを使えるとは考えにくいため。

彼がキーブレード使いを志すのは、仲間を探しに行くためである(この仲間については今作では不明)。
仲間を探すには世界を移動する力が必要であり、その力を使うにはキーブレード使いになるしかない。
そこで彼は危険を承知で闇の回廊を使い、ディズニーキャッスルへと赴き、その後不思議な塔で改めて頼んだのである。

  • ちなみに、KHIIIで闇の回廊に関してイエンツォが「(ただの人間の)我々にはもうそんな力はない」と発言をしている。
    • 闇の力を有するとはいえ普通の「人間」であるはずのリクやDiZは回廊自体は多用しているが……。

彼が短時間でキーブレードを顕現させることに成功したのは、時の流れの違う場所でマーリン妖精三人組に取り急ぎ使えるよう修行させてもらったからである。

  • ディレクターも、「今後もリアはキーパーソンとなる」と語っている。
    ただ、彼がキーブレード使いになったこと自体に関しては、ファンの間でもかなり賛否が分かれている。
    否定派には、「チャクラムの方が似合う」「脇役だからこそ輝くキャラ」といった声が多い。
    「光の七人」に入るのではとの予想も多数あがっているが、こちらに対してもやはり否定派・反対派が多い(ただ、アイザとの決着を望む声は大きい)。
    • アクセルは上記にもある様に「仲間を探すため」にキーブレードを使えるようにしてもらったので「光の7人」の中に入る可能性はそんなに高くない。7人目に入る可能性はこの人の方が高い。
    • キーブレードをチャクラムに変形させるのではないか、などとも予想されていたが、その通りとなった。

当初は「アクセル」と呼ばれる度に「俺の名前はリアだ。記憶したか?」と訂正を入れていたが、
余りに何度も「アクセル」と呼ばれて面倒になったのか、後半では最早ツッコミも入れなくなっていた。

アクセルリア「いや、だからリアだって……まぁいいやもうアクセルでも!」


本作でノーバディも心を得ることができると判明。KHIIFMの彼の疑問の答えである。おそらくアクセルも心を得ることができたノーバディの一人であったと思われる。

KH0.2

名前のみ登場。改めてマーリンの元でキーブレード使いの修行をしていると明かされる。
一緒に修行を受けることになるカイリは、「リア=アクセル」だと知ってかなり困惑した様子。

  • 初対面が誘拐犯だったため、仕方ないものである。

χ

キャラクターとしては未登場だが、カードで出演。
リバースカード(闇側勢力のカード)として採用されている。アクセル&サイクスのツーショットのカードもある。

  • ソラ&アクセルのカードもあり、これはアップライトカード。

リアのカードはアップライトカード(光側勢力のカード)として採用されている。3Dの黒コートを着ているリアもアップライトカードなので区別がしやすい。
リア&アイザのツーショットのカードもある。
タイプは3種が混在している。

メダルとして登場。引き続きアクセルがリバース、リアがアップライトメダルとなっている。
また、KHIIIのものがメダル化された際は「リア(アクセル)」という名称になっている。

KHIII

イェン・シッドの命により、マーリンの助力を得て時間の流れが違う空間でカイリと共にキーブレードの修行に励む。
最初は以前(KHII)のことに負い目を感じているためか、何かにつけて「ごめん」と謝ってばかりでぎこちなく接していたが徐々に打ち解けていき、後述のロクサスやヴェントゥスのことなど、本心を打ち明けるようになる。
カイリも最初は自分のことをリアと呼び直してくれていたが、もう謝らない事を約束すると共に「アクセルでいい」と訂正した。

  • お陰でやっぱり今作でもリアと呼ばれる機会が碌にない。
  • リアがカイリに謝ってばかりなのは、上記の通り「カイリにひどい事をした」という認識があったからだろう。しかしカイリ自身はもう気にしてない様である。むしろ話していく内に不器用で友達思いな彼の人柄を知り、「何だか憎めない人」と認識する。

 
修行中、カイリの顔を見る度に何か思い出さなければならないことがあると感じており、一緒にシーソルトアイスを食べて話をしている時には誰かの面影を彼女に見て涙を流した。

  • 突然涙を流したリアにカイリは驚き心配したが、リアは「陽が目に入っただけだ」とごまかしている。

アクセル呼びするよう求めたのは、この「思い出さなければならない誰か」を思い出す上で必要だと感じたからである。

  • このことから今回の彼は3Dとは一転、自分がアクセルと呼ばれることを否定せず、ゲームシステム上も「アクセル」として扱われている。彼をリアと呼ぶのはその辺がきっちりしているイェン・シッド、人間時代の彼を知るヴェントゥスやサイクスくらいしかいない。

作中、新衣装(闇に対抗する衣)はカイリのものと共に用意されており、リクと王様によって届けられていた。
しかし、リア自身はロクサスが帰ってきてもすぐに自分だとわかるように暫くは黒コートのままでいることにする。

  • 本人曰く「この格好のイメージが強いだろ」とのこと。
  • 戦いが終わった後に改めてこの服を着たのか、アイザと共にリニューアルされた私服姿が披露された。

アクアとヴェントゥスの帰還と時を同じくして修行を終え、不思議な塔で皆と合流。ヴェンとも約11年ぶりに再会した。

  • ヴェンを見た時は「ロクサスそっくりな奴がいて、一瞬息が止まるくらいびっくりした」とのこと。
    • ちなみにロクサスと出会った時もヴェンとそっくりだった事に驚いていた事を修行時にカイリに語っていた。その事をロクサス本人に言わなかったのは、言ってしまえばいつの間にかいなくなったヴェンのようにロクサスもいなくなってしまうのではないかと思ったからとのこと。
  • ヴェンが11年経っても少年のままであることには突っ込んでいなかったが、気にならなかったのだろうか…。

ヴェンが自分の事を記憶しているのか少し不安があったようだが、いざ合流してみるとヴェンは友達としてリアの事をしっかりと記憶していた。

  • このこともあり、ソラ達がアクアと再会して旧知を温めている中、自分が一人置いてけぼりにされている事に対する不満も解消された模様。

キーブレード墓場での決戦の前日で、アイスを買ってトワイライトタウンの時計塔にいたところ、サイクスが訪れてこれまでの事を語り合う。

  • アイスを3本買ったことをサイクスに突っ込まれたが、決戦前日のこの時点ではシオンの事を思い出せていないため、何故3本も買ってしまったのかは自分でもわかっていなかった。
    • ちなみにこの時の3本のうち、1本は結局サイクスに取られてしまった。

これにより今作で今まで明かされていなかったリアとアイザのかつての目的が判明した。
それは賢者アンセムの城に隠されていた少女を助け出すことであり、その為に城に侵入したり、少女の秘密を知るであろうゼムナス(ゼアノート)の側近になっていたのである。

  • ただし、劇中で闇の探求者アンセムがこの少女を探していた事から分かる通り、ゼムナス(ゼアノート)も少女の所在は本当に何も知らずアテが外れた形になった。シークレットレポートによると少女は隻眼の男によって何処かへ逃がされたようだが、この事実も2人は知らない様子。

また、ノーバディ時についていた目の下のラインは泣き虫だったリアのためにアイザが教えた「逆さ涙のおまじない」とのこと。

  • 心を失った際に泣き虫のためのおまじないが現れたというのは皮肉なものである。

キーブレード墓場の決戦に向かい、ヴェンと同様に一度テラ=ゼアノートによって戦闘不能に陥る。

  • 岩にぶち当たりながら吹っ飛ばされるシーンは衝撃的である。

しかし、それらに伴う光の敗北の結末はやがてソラによって書き換えられる。

  • ちなみにリッチを追って最後に助けるのがアクセルである。

その後マスター・ゼアノートが作り出した断絶の迷宮で、カイリと共にサイクスとシオンと戦う。

  • 一時的に共闘キャラクターとして共闘するが、この際リアはサイクスにしか攻撃しない。必死に呼びかけながら戦う様は悲痛。
    • 「もうやめろって!」、「やめろぉ!」

バーサク状態のサイクスを前に奮戦するもゼムナスが現れたことによって追い詰められ、キーブレードも砕かれてしまう。

  • ゼムナスからすれば「付け焼き刃のキーブレード」と評され、振り下ろしたものも素手であっさりと止められてしまった。
  • これ以前にシグバールからも「(守護者として)急場しのぎ」とまで皮肉られている。やはりキーブレード使いとしては日が浅いか…。
    • キャリア的にはカイリが若干長いことになるが、彼女の方はそもそもの戦闘スキルが低い(アクセル時代は戦闘員だった)という点である意味この二人はどっこいどっこいだったのかもしれない。
    • 敵サイドからは散々酷評されているが、何気にキーブレード変形でチャクラムに出来ている辺り、相当な努力をしていたと思われる。
      単に、元から馴染みのある武器があると変えられる、ということかもしれないが。(リクの3Dのソウルイーターのように)
  • 3Dの終盤でも言っていたように、いずれキーブレードマスターになるつもりではいる模様。決戦前の不思議な塔にてアクア達に自己紹介する際にそれを言おうとするがカイリとの思わぬ再会に驚くアクアのリアクションによって遮られてしまう。

ゼムナスの命令を受けた「親友」からキーブレードを突きつけられてなお、彼女の事を思い出せずにいたが、ソラの呼びかけによってシオンの心が戻った事と、彼女の素顔を見た事で完全に記憶が戻る。
彼女がゼムナスに止めを刺されそうになるのを這いつくばってても止めようとするが自分では叶わなかったその時、ロクサスが降り立ち、ついにこの世界で再会を遂げる。
キーブレードを砕かれた上、ダメージで満足に戦えなくなった事で光の守護者の役目をロクサスと交代。
敗北し消滅するサイクス…アイザと和解してまた会う事を約束し、シオンとロクサスとの再会を改めて喜び、涙した。
 
キーブレードを砕かれて一時的に使用不能になっていたが、キーブレード墓場のイベント終盤で全員集合した際にはキーブレードが復活している。
マスター・ゼアノートとの決着はソラ、ドナルド、グーフィーに託され自身は他の守護者と共にキーブレードを使って開きかけるキングダムハーツの扉を食い止める役割を担う。

  • ロクサス達に何かしら説明をしていたようで、集合時ソラに「遅くなって悪い、説明がややこしくてよ」と言っていた。
    • 確かにヴェントゥスが知っているのはレイディアントガーデンで出会った人間の少年「リア」であり、ロクサスが知っているのはXIII機関の黒コートを着たノーバディの青年「アクセル」なので、説明はとんでもなくややこしそうである。

EDではトワイライトタウンの時計塔でロクサスとシオンに加えてアイザとハイネ、ピンツ、オレットの7人でアイスを食べていた。
その後、デスティニーアイランドではヴェントゥスとアイザの3人で、フライングディスクで遊んでいる。

  • レイディアントガーデンで初めて会った時以来の繋がりで、このシーンにもなかなか感慨深さを感じられるのではないだろうか。
  • アイザが投げたフライングディスクを横に一回転してキャッチしつつヴェントゥスに向けて投げるが、思いっきり投げ損じており、ヴェンはキャッチできずに慌てて追いかけていく。

KHIIIRM

追加シナリオ「Re Mind」に登場。
キーブレード墓場での決戦では、KHIII本編ではゼムナスにやられて戦闘不能になってしまったが、ここでは復活したロクサス、シオンと共闘し、彼らの繋がりのルーツである異端の印を取り戻すためにゼムナス、サイクスと戦う。

  • 異端の印を取り戻したということは、彼の名前はまた「リア」ではなく「アクセル」になるのだろうか。

その後は本編と同じく戦いからはフェードアウトするが、キングダムハーツを抑えている時に現れたレプリカ・ゼアノートと守護者で戦うこととなる。

ちなみに、ソラとカイリが終わりの世界へ消えた後、「さっきまでここにいた」と言及している。他の人の反応、またリミットカットエピソードでの描写を見るに全員が認識しているものと思われるが、はっきり言及しているのはアクセルとリクのみである。

MoM

ストーリーには回想以外に登場しないが、ゲームプレイにおいてはロクサス・シオンと共にパーティー「DAYS」の一員を務める。