主に塁審の判定への抗議としてベースを引き抜いて投げる行為。無論、審判への侮辱と見做されるため、行為者は退場処分を受ける。
日本人では滅多に見られないが、アメリカ人監督はしばしば行うことがあり*1、マーティ・ブラウン(元広島)が広島・楽天監督時代に抗議として行ったことで有名。
マーティ・ブラウンとは 
ブラウンは5年間の監督生活*2で12回の退場処分(監督としてNPB最多記録)を受ける等、激しい抗議を行う人物として知られる。特にヒートアップした際に「ベースを引き抜いて投げ飛ばす、ベースに土をかけて埋める」行為がお約束となっていた(侮辱行為として退場処分となるが、ブラウンは退場宣告後にこれらの行動をとった過去も持つ)。
抗議に行く前にジェフ・リブジーヘッドコーチに継投等の指示を出す、退場宣告後にファンに一礼を見せる等の行動から、チームを鼓舞するためのパフォーマンスおよびファンサービスの一環であると考えられる。
退場した試合の成績は9勝3敗と上々であった。
楽天監督時代はベース投げを企んだものの、ガッチリ固定され引き抜けず未遂に終わる*3ケースも見られた。
動画 
失敗例 
補足 
- 広島は記念グッズ販売に関して記録や出来事を積極的に利用する傾向があり、関連グッズ(Tシャツ等)を製作していた。
- 2006年11月23日に行われた広島のファン感謝デーにて「ベース投げコンテスト」が行われ、ブラウンも始球式に参加した。
- プロ野球スピリッツ4のオープニングで、ブラウン監督がベースを投げる映像が収録されている。