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ちょっとしたスパイス

Last-modified: 2018-05-14 (月) 21:28:00

2012~2015年に阪神タイガースの監督を務めていた和田豊*1が、同年のキャンプ中のインタビューで発したコメントのこと。それから転じた「スパイス」が和田の別称になったが現在では主に蔑称の意味で使われることが大半である。
実際の発言は「(今年の阪神は)現有戦力にちょっとしたスパイスで優勝できる」である。


概要 Edit

前政権の真弓明信監督時代から一軍コーチを歴任*2しておきながら、いざ自らが監督に就任すると「まあ去年はね、テレビじゃちょっと言えないような事情のせいで負けましたけど」と、まるで去年の成績が他人事であるかのような発言*3をしたこと、そして前述の発言のように優勝への自信に満ちた態度を取っていたことで、和田の監督としての手腕がどう発揮されるのかがシーズン前から少しだけ注目されていた。

ところがいざシーズンが始まると早々と優勝争いから脱落、8月には自力CS進出すら消滅する体たらく。何とか最下位は免れたものの(55勝75敗14分)、残された成績は真弓時代*4はおろか、かつての暗黒時代にも匹敵する低迷ぶりだったため
「はよスパイスかけろや」
「これはスパイシーですわ」

など、和田を嘲笑う意味でこの表現が使われるようになり、ここから転じて和田本人及び彼の珍采配を「スパイス」と呼び、謎のバント・盗塁・代打策などが行われた時に(スパイスファサーと語尾につけるなどの用法も見られる。

なおこの「スパイス」発言はこのキャンプ時が初出ではなく監督就任会見時で既に用いており、きっと本人お気に入りのフレーズだったのだろう。


就任時会見 Edit

スポニチ「就任会見でキッパリ!和田新監督「少しのスパイスで優勝争いできる」
 
阪神の新監督に就任した和田豊氏(49)が28日、大阪市内のホテルで記者会見し「現有戦力はしっかり把握している。今の戦力にほんの少しのスパイスを加えれば十分優勝争いできる」と意気込みを語った。
契約は3年。新体制は11月に高知県で行う秋季キャンプから本格始動する。
(中略)
▼阪神・和田豊新監督の話
歴代監督を何人も見てきて、大変な仕事だと実感している。
3年目に優勝争いではなく、来年勝負をかけるくらいのつもりでやっていきたい。
広い甲子園に対して、投手力を含めセンターラインを強化して守りの野球が理想。


その後 Edit

散々な2012年シーズン終了後の和田阪神はドラフトの目玉選手だった藤浪晋太郎を獲得した他、西岡剛福留孝介*5ブルックス・コンラッド日高剛といった新戦力を補強。果たしてこれを「ちょっとしたスパイス」と言ってよいのか、そして今度こそ阪神が十分に優勝争いできるのかという事などに注目が集まった。

 

そうして始まった翌年は上記戦力に加え新井貴浩の復活などで好調、他のセ4球団を大きく引き離し2位に定着。6月には一時首位に立つなど読売ジャイアンツと熾烈な争いも演じた。
だが夏場に入ると、例年のごとく故障者や調子落ちの選手が続出。上記の強化メンバーがことごとくファーム行きとなり「スパイシー二軍」と揶揄される有様になっていた。

虎ファンが嘆く高給取りばかりが集まる鳴尾浜
http://www.daily.co.jp/newsflash/tigers/2013/08/05/0006222923.shtml
2軍の本拠地である鳴尾浜を訪れるファンから厳しい声が上がっている。
「高給取りばっかりおるやんか」
鳴尾浜には故障や不調で2軍調整を続ける選手がいる。そのメンバーは“豪華”だ。
福留孝介、西岡剛の元メジャーリーガーコンビに4番・三塁を期待して獲得したコンラッド。
捕手補強を目指しFAで補強した日高剛。さらにシーズン途中に守護神候補として獲得したボイヤーらだ。
いずれも昨年就任した中村勝広GMが5位から優勝奪回へ向け補強した選手たちだ。
実は5日現在、1軍登録選手の中に今季からの新戦力は藤浪しかいない。
5月に緊急トレードで西武から獲得した高山*6も2軍落ちしている。

2014年は外国人助っ人たちの著しい働きぶりがあったにも関わらずAクラス確保が精一杯の有様だったことから和田退任を求める声は上がっていたがCSを突破したため立ち消えに。
翌2015年には後ろ盾だった中村勝広ゼネラルマネージャーが遠征先で急逝。このシーズンを最後に和田は退任(事実上の更迭)に追い込まれ、翌年からオーナー付シニアアドバイザーに就任した。


監督としての評価 Edit

残した数字は戦力にある程度恵まれていた事もあり歴代阪神監督の中でも実はさほど悪くない*7が、ここ一番での勝負弱さや面白味のない戦いぶりは不評を買い、それが和田の監督としての評価の低さにつながっている。
後任の金本知憲監督の1年目となる2016年はチームが4位に低迷し、金本の経験や采配が疑問視*8されたことから(前述の通り、和田も1年目は低迷していたという過去を度外視して)乏しい戦力でAクラス入りさせた和田の手腕が一部では再評価されていた*9。ただし2014年の2位と15年の3位はいずれも広島の自滅の賜物*10であり野村謙二郎緒方孝市の采配次第で14年は3位、15年はBクラスになっていた可能性も高かった。

翌2017年シーズンは金本の采配力が大幅に向上し、紆余曲折*11こそあったが2位でシーズンを終えたこと、若手育成や中堅強化に一定の成果があったこと、またBクラスに転落した読売ジャイアンツ・高橋由伸監督の2017年采配(特に13連敗を喫した時期のそれ)が悪い意味で和田に似ていると言われたことや実況中継の解説が不評なこともあり、和田再評価論は立ち消え状態になっているどころか阪神史上でも有数のダメ監督扱いされている。

ちなみに2018年4月6日に発生した「申告セーフティスクイズ」事件がきっかけで「スパイス」は和田のみならず金本の蔑称の一つにもなった。


不倫でスパイチュ Edit

2013年には週刊新潮のスクープ記事により、ものまねタレント・星奈々と2005~2007年の間で不倫関係にあった事が発覚する*12
記事には和田の熱いキスメール*13も掲載されており、その内容があまりに痛々しいものであったことから、スパイスをもじって「スパイチュ」という造語が誕生した。このことから、阪神は某選手の女性騒動の流れで「返信タイガーチュッ」と呼ばれる事がある。

 

また、その不倫相手の名前から、阪神関連の話題の中で登場する数字の7を奈々と意図的に誤記するネタも派生した。
例としては

  • 「背番号奈々*14
  • 「魔の奈々*15
  • 奈々ゲーム差」

などがある。

例:
同年8月20日の横浜DeNAベイスターズ戦(横浜スタジアム)では、3回表に奈々得点して奈々-0と大量にリードしておきながら4回裏に逆転され、一度は追いついたものの結局サヨナラ負けを喫した為、「(ベイスターズ)に奈々点差をひっくり返された」とネタにされた。なお、阪神が奈々点差を逆転され敗れたのは2006年8月18日の東京ヤクルトスワローズ戦(明治神宮野球場)以来奈々年ぶりのことであった。

 

なお、野球関係以外では

  • 地上波デジタルテレビの奈々チャンネルであるテレビ東京の1990年代*16のキャッチフレーズはチュッであり、二千十奈々奈々奈々日現在*17の同局のマスコットキャラクターは「ナナナ」である。
    • さらに、系列局のテレビせとうち奈々チャンネル*18で、マスコットキャラクターは「ナナチャン」だったりする。

このスクープ後、2014年に和田監督率いる阪神がCSで広島・巨人を下し9年ぶりの日本シリーズに進出するなど、監督として一定の成果を出したことで不倫がネタにされる事は少なくなった。*19
しかし2016年のベッキー・川谷の不倫、2018年の福田次官のセクハラ発言など、お騒がせ事件の文面や発言がクローズアップされる度に和田監督のメールが比較対象になっている。

件のメール全文 Edit

1:風吹けば名無し:2013/07/05(金) 09:36:28.77 ID:+OwSqJzZ
愛しい奈々!おはよー!チュッ(笑)
もう俺と奈々は既に運命共同体となっておりますので、どうか最後までお付き合いください(笑)

明日の晩は抱っこして、腕枕して寝てあげるからね

奈々!俺にもチュッは?(笑)

まだお風呂かな?一緒に入ろう! 今度ね!って…もう俺と奈々は、何でもありでしょ?(笑)
また湯船に浸かって、ちょっと恥ずかしそうな顔のかわいい奈々を見せてね! チュッ


関連項目 Edit



Tag: 阪神






*1 2017年オフから阪神球団のテクニカルアドバイザーを務める。
*2 引退直後の2002年から何らかの形で阪神タイガースの指導者を毎年務めており、真弓監督時代(2009~2011年)は一軍打撃コーチ。
*3 なお、故障してから例の人物に出場の「お伺い」を立てていたのは和田であった。
*4 2009年から4→2→4位。なお2010年は首位と1ゲーム差だった。
*5 入団当初はもう既に選手としてのピークを越えボロボロだったものの、和田が2年かけて再生したのか、2015年にはベストナインを受賞。2016年には日米通算2000本安打と二度目のサイクルヒット(史上最年長記録)を達成している。
*6 高山久。西武時代の一時期は一軍半呼ばわりされていた選手で、野手版俺達とも言える「高山組」の頭目(当然ながら愛称は組長)とされていた。
*7 残した成績(573試合273勝281敗21分・勝率.493)は歴代阪神監督の中でも高い部類に入る。ただし、星野仙一から現在の金本知憲に至るまでの阪神監督では通算勝率は最低である(星野(2年)、岡田彰布(5年)、真弓(3年)はいずれも勝ち越し、金本も2年目終了時点では勝ち越している)。
*8 2016年に阪神監督に就任するまで指導者経験が皆無だった。
*9 在任中にはリーグ優勝こそしていないものの、2014年シーズンに球団史上初のCS制覇を達成した。
*10 特に2015年は全日程が終わった時点で4位だったが、阪神の日程終了後に広島が自滅し、3位に滑り込んだ。
*11 交流戦序盤まで首位をキープするが6月に8連敗を喫し、夏場に故障者が続出しAクラス確保どころか一時期は4位転落も囁かれていた
*12 最初の夜は日本シリーズで4連敗を喫した日の残念会の後だった模様。
*13 実際は複数のメールからの抜粋。
*14 現在は糸井嘉男を指すが過去にこの背番号をつけていた西岡剛藤川俊介などを指すこともある。
*15 2013年奈々月十奈々日の対巨人戦で奈々回表に8失点して逆転負け。
*16 1993年10月~1998年9月。
*17 2013年10月~。
*18 系列でチャンネル番号はほぼ統一されており、テレビ東京系は「奈々」を割り当てられている。
*19 この騒動に対し和田の家族は強メンタル対応をしており(手を引けという手紙を送った妻に騒動の最中甲子園でビール売り子をした娘、朝起きた和田に対して「愛しいパパ、おはよー、チュッ(笑)」と言った息子)これらもあってか和田の監督退任後はすっかり笑い話と化している。