全身オリックス人間

Last-modified: 2023-10-11 (水) 22:27:18

太田椋(オリックス)の別称。活躍次第で蔑称・尊称の両方の意味に変化する。
略して「全オリ」「全オ人」とも。


概要

太田椋の父親・暁は、近鉄バファローズの選手*1およびスタッフを経てオリックスの打撃投手を務めており*2、椋自身も幼少期からオリックスファンであった。
椋の経歴から、「オリックスからの金*3で育てられた全身オリックス人間だ」として本呼称が誕生。当初は単純な別称としての意味合いが強かった。


蔑称として

プロ3年目の2021年は開幕スタメンを掴むも、二塁守備でエラーを連発(シーズン5失策)し打率も1割台に落ち込むなど攻守に精彩を欠く。
不調にも関わらずスタメン起用される*4様子から、シーズン序盤に低迷していたチーム(4月17~18日に最下位の日ハムとゲーム差無しの5位)の象徴として、本呼称が蔑称の意味合いを持って使用された。本人は5月半ばに二軍落ち。


尊称として

同年シーズン終盤に一軍復帰。ロッテとの首位攻防戦での同点弾や、1勝3敗と後がない状況で臨んだ日本シリーズ第5戦での勝ち越しタイムリーなど時折光る打撃を見せ、本呼称が尊称として用いられた。

翌2022年の日本シリーズ第7戦ではシリーズ史上初の初球先頭打者ホームランを放ち、チームの勝利および日本一に貢献。同様に尊称の意味合いで多用された。


関連項目



Tag: オリックス 蔑称 尊称


*1 1989~96年。
*2 2005年~2023年現在。
*3 すなわち暁の収入。近鉄はオリックスに吸収合併された傍系チーム扱い。
*4 後述の2軍降格時点でスタメン出場は43試合中33試合(77%)。