馬鹿試合

Last-modified: 2022-06-26 (日) 19:44:23

両チームとも大量得点を挙げる乱打戦、またはワンサイドゲームのこと。
古くは野球ch時代から使われている言葉で、野球だけでなくサッカーなどの他の球技でも使われるが
近年では前者の用法で用いられることが多い。ワンサイドゲームの場合は「熱い死体蹴り」とも。
度が過ぎるともはや野球の試合扱いされなくなり、「ラグビーの試合*1」「アメフトの試合」「花火大会*2」などと呼ばれることになる。

対義語はたこ焼き。しかし内容があまりにも寒い「たこ焼き試合」だと別の意味で「馬鹿試合」扱いを受けこれはこれで両軍のファンからの罵声を受ける。


解説

基準は人によって異なるが、野球板ネタスレ系では概ね5-5以上、近年では7-7以上が馬鹿試合の分かれ目とされている。
他にも「あまりに酷いワンサイドゲーム」「1イニングで大量得点」「スコアボードに現れない部分が馬鹿」など、様々なパターンの馬鹿試合が存在する模様。

馬鹿試合が起こる要因として

といった原因が挙げられる。

余談

馬鹿試合が数多く生まれるカードにはホーム球場の中でも共に狭い部類に入る横浜スタジアムでの横浜/DeNA阪神広島巨人オリックスと神宮球場でのヤクルト広島阪神・中日、「打高投低」の典型例である2018年以降の西武戦などが挙げられる。

また、福岡ソフトバンクホークスが毎年ホームゲームを2~3試合行う北九州市民球場は両翼92m・中堅119mと特に狭く、チームの実力差や集客を考慮してエースの登板を回避させるケースも多いため発生しやすい
2018年の北九州での試合は2試合組まれていたが、1試合に雨野が登板して中止となり、唯一の試合が5-12の大敗となったために試合を楽しみにしていたファンの怒りが爆発。メガホンが球場に投げ込まれたり、ペンライトをバスの前に投げ込まれたりと散々であった。

なお、例年ソフトバンクが主催試合で行っている『鷹の祭典』でも馬鹿試合が発生し易く*3、鷹(タカ)の祭典ならぬ「馬鹿(バカ)の祭典」と揶揄される事もある。

馬鹿試合の例

個別に記事のある試合

その他の馬鹿試合

1988年以前

1988年以前

1940年4月6日 阪急32-2南海(西宮球場)

1940年4月6日 阪急32-2南海(西宮球場)
29-1から遡ること63年。オリックスの前身である阪急が、ソフトバンクの前身である南海を相手に、プロ野球記録となる32得点を記録した試合。しかも、あの29-1と同一の対戦カードでもある。この記録は2リーグ制になった1950年以降になっても未だに破られていない。

この試合は本来なら単独記事にするべきだが、あまりにも古すぎる記録であるため、「その他の馬鹿試合」の扱いに留める。

1963年11月4日 巨人18-4西鉄(日本シリーズ・平和台球場)

1963年11月4日 巨人18-4西鉄(日本シリーズ・平和台球場)
巨人が日本シリーズ記録となる1試合18得点を記録した試合。
1回に柳田真宏が本塁打を放つと、4回に巨人の打線が大爆発。柴田勲、王貞治、池沢義行が本塁打を放ち、稲尾和久投手をノックアウト。終いには6回に王貞治がトドメとなる2ラン本塁打を放ち、18-4の圧勝で巨人は2年ぶりの日本一を成し遂げたが、これはV9への序章でしか過ぎなかった。

ちなみに、この試合が平和台球場で行われた最後の日本シリーズであった。

1967年10月10日 巨人11-0広島(後楽園球場)

1967年10月10日 巨人11-0広島(後楽園球場)
巨人はすでにリーグ優勝を決めて消化試合状態となっていたが、先発した堀内恒夫が投げてはノーヒットノーランを達成、打っては3打席連続本塁打のワンマンショーで圧勝した。

1989年~2010年

1989年~2010年

1993年5月19日 ヤクルト17×-16広島(神宮球場)

1993年5月19日 ヤクルト17×-16広島(神宮球場)
なにかととんでもない展開に縁のあるこのカードだが、その歴史は平成初期にまで遡る。
両先発が安定しなかったこの試合、ヤクルトは2-5で迎えた3回裏に池山隆寛の1イニング2ホーマー*4を含む一挙11得点の猛攻で逆転。大量リードを奪うも、その後広島にじわじわと追い上げられ、8回に四球を挟んで6連打を浴びついに同点に追いつかれる。
その後、広島・佐々岡真司とヤクルト・山田勉の息詰まる投手戦を経て、最後は14回裏*5のヤクルトのレックス・ハドラーによるサヨナラ打で決着した。
試合が終わったのはなんと日付も跨いだ午前0時6分。5時間46分、両軍合わせて42安打のこの試合は未だに馬鹿試合の代表例として語り継がれている*6

1998年7月15日 横浜13×-12巨人(横浜スタジアム)

1998年7月15日 横浜13×-12巨人(横浜スタジアム)

桑田真澄斎藤隆が先発を務め、投手戦になるかと思われたこの試合。蓋を開けてみればMKT砲を擁する巨人とマシンガン打線華やかなりし横浜が激突した、両軍合わせて40安打・猛打賞8人の大乱打戦となった。試合後、権藤博監督に「もののけが取り憑いたような試合」と言わしめ、フジテレビでこの試合の解説をしていた豊田泰光にも「この業界45年いますが、こんなの初めて見ました」と評された。
マシンガン打線の象徴と言える「シングルヒット7連打で5得点」や、今でも横浜ファンの間で語り草になっている「佐伯の打ち直し2ラン」*7*8が飛び出したのがこの試合である。
なお、横浜がこの試合を機に調子を上げ38年ぶりのリーグ制覇・日本一を果たした一方、巨人は勝ち頭だったバルビーノ・ガルベスのやらかしもあって3位を確保するのがやっとで、オフには長嶋茂雄監督の進退問題にまで発展した。
この「ハマスタ巨人戦」というカードはやたら馬鹿試合に縁があるようで、ベイスターズの親会社が変わった現在もちょくちょくノーガードの殴り合いでなんJを沸かせている模様。

1998年7月18日 東奥義塾122-0深浦(青森県営野球場)

1998年7月18日 東奥義塾122-0深浦(青森県営野球場)
第80回全国高等学校野球選手権青森大会2回戦で、東奥義塾が深浦高校相手に122-0というとんでもないスコアで圧勝した試合。
東奥義塾は1回に39点、2回に10点、3回に11点、4回に17点、5回に16点、6回に12点、7回に17点、計122点を奪った。
これがきっかけでコールドゲームの規定が見直され、10点以上の差がついた場合は5回コールドにするよう決定した。
翌日(7月19日)のサンケイスポーツがこの試合が一面を飾るほど強烈なインパクトを残した。

この試合は本来このWikiで扱わない高校野球の県大会の試合であるが、122得点であることを考慮して掲載している。

2003年7月27日 ダイエー26-7オリックス(福岡ドーム)

2003年7月27日 ダイエー26-7オリックス(福岡ドーム)
川崎宗則井口資仁城島健司らダイハード打線擁するダイエーと、イチロー田口壮がメジャーへ行き暗黒期真っ只中の末期ブルーウェーブによる馬鹿試合。初回11失点、1試合安打数のプロ野球記録となる32被安打を目の当たりにした当時のオリックスファンは、これが今季ワーストのゲームに違いないと確信したことだろう。なお5日後

2004年9月20日 日本ハム13x-12ダイエー (札幌ドーム)

2004年9月20日 日本ハム13-12ダイエー (札幌ドーム)
球界再編に伴うプロ野球ストライキ明け初戦となったこの一戦。

試合はダイエーが3回に6点を取るなど、9回表終了時点では9-12とダイエーリードだった。ところが、9回裏に日本ハム打線が反撃を開始し同点に追い付く。 そして、二死満塁の場面でSHINJOが起死回生となるサヨナラ満塁ホームランを放った!!

……のだが、田中幸雄と抱き合った際に回ってしまったことがランナー追い越しとされ、SHINJOのホームランはサヨナラタイムリーフェンス越え単打になってしまった。

しかし、この後のヒーローインタビューで、SHINJOは「今日のヒーローは僕じゃありません、みんなです!」という名言を残し、さらには「明日も勝つ!」と言ったところ、阪神が翌日から負けるという予想外のフラグ回収を見せるなど、まさに馬鹿試合の極みと言ってもいい試合になった。

2004年9月23日 横浜11×-10巨人(横浜スタジアム)

2004年9月23日 横浜11×-10巨人(横浜スタジアム)
最終的な数字もさる事ながらその結末がとんでもない馬鹿になってしまった例。
この球場でのこのカードらしい乱打戦になったこの試合、9回表に巨人が門倉健から仁志敏久・小久保裕紀高橋由伸の3本のHRで4点を取り逆転した時点で勝負あったかに見えた。
ところが3点差で迎えたその裏2死無走者から河野友軌の飛球を右翼手の堀田一郎がスライディングキャッチに失敗すると、続く多村仁の打球も途中で見失った挙句捕球できず。
更に次打者金城龍彦の一ゴロを清原和博が後ろに逸らし*91点差になると、古木克明の四球を挟んで最後は相川亮二のタイムリーで横浜が逆転サヨナラ勝ち。
この試合は巨人にとって実に11年ぶりとなる「ビジターでのデーゲーム」だったが、それにしてもお粗末な薄暮の決着になってしまった*10

2009年6月11日 ロッテ23-2広島(千葉マリンスタジアム)

2009年6月11日 ロッテ23-2広島(千葉マリンスタジアム)
6回裏だけで打者20人、15得点、3四死球を挟んで10打数連続安打。あの大松尚逸が日本プロ野球史上初の1イニング3打席(そして得点に絡まないアウト2つを献上)を達成したのがこの試合である。
この試合はロッテサイドにも深く印象に残っていたらしく、後に挑発ポスターで蒸し返されている。

2010年8月25日 阪神22-8広島(京セラドーム大阪)

2010年8月25日 阪神22-8広島(京セラドーム大阪)
6回までに8点を奪った広島が試合を優位に進めていたが中継ぎが炎上し、5-8となった7回裏に阪神は金本知憲が逆転満塁弾を放つなど*117点を奪って逆転。さらに続く8回裏は代わった梅津智弘から1イニング10点を奪う熱い死体蹴りを展開し、22得点を奪って大勝した。アチアチだった同年の阪神打線の威力を示す一戦として取り上げられることも多い。
また広島は20失点*12、1イニング10失点以上を2年連続で喫した模様。

2011~2019年

2011~2019年

2013年5月10日 DeNA12×-10巨人(横浜スタジアム)

2013年5月10日 DeNA12×-10巨人(横浜スタジアム)
1ヶ月前に国民栄誉賞を受賞した長嶋茂雄が観戦に訪れたこの試合、両軍合わせて29安打、8本のホームランが飛び交う大乱打戦となった。
初回に巨人がDeNA先発高崎健太郎を攻め5得点。裏にトニ・ブランコ中村紀洋の2者連続弾で3点を取り返すものの、巨人が6回に3点、7回に2点と得点を重ね3-10と突き放し、もはやDeNAの敗戦は確実と誰もが確信したことだろう*13
しかし7回裏、白崎浩之のヒットを皮切りに計7連続安打、代打で登場した多村仁志の2ランもあって1点差とする。
そして9回裏。クローザーの西村健太朗から三たび打席が回ってきた多村が逆転サヨナラ3ランホームランを放ち*14、最大7点差あった試合をひっくり返しDeNAは勝利した。
この年連続最下位から脱出を成し遂げた横浜ファンにとっては象徴的な1勝であり、当時指揮を取っていた中畑清も「在任中一番印象に残った試合」としてこの馬鹿試合を挙げている。

2013年8月18日 西武12×-11楽天(西武ドーム)

2013年8月18日 西武12×-11楽天(西武ドーム)

初回、楽天は立ち上がりの西武先発・岸孝之を攻め2点を先制。対する西武は2回裏、楽天先発・ブランドン・ダックワースから四球やヒットなどで無死満塁とすると、炭谷銀仁朗鬼﨑裕司のタイムリーで追い付く。なおも無死満塁の場面でエステバン・へルマンが満塁ホームランを放ち一挙6得点で6-2と逆転に成功。その後3回・4回はお互いに1点ずつ取り合い、5回終了時点でで8-4と西武の4点リードは変わらず進行していく。
しかし、6回表から西武が継投策に入ると状況が一変。まず髙橋朋己が1点を返され、7回に登板した岡本洋介が松井稼頭夫に3ランを被弾し8-8と追い付かれる。さらに8回表に登板したランディ・ウィリアムスがケーシー・マギーにまたも3ランを浴び*15、11-8と一気に試合をひっくり返されてしまう。
そのまま試合は進み9回裏、楽天は守護神のダレル・ラズナーを投入するがいきなり三連打を浴び無死満塁。
その後鬼崎に押し出し四球を与えてしまい、さらにへルマンのタイムリーで11-10と1点差に詰め寄られてしまう。
次打者の渡辺直人はホームゲッツーに倒れ二死二・三塁となるが、次の栗山巧がライト前にタイムリーを放ち、この当たりで2塁ランナーのヘルマンも生還し逆転サヨナラ勝ちを収めた(9回3点差で延長に入らずサヨナラ勝ちを収めるのは現在も球団記録)。
両軍計32安打・23得点と大荒れになったこの試合の終了は開始から4時間17分後だった。

2017年7月25日 ヤクルト9×-8中日(神宮球場)

2017年7月25日 ヤクルト9×-8中日(神宮球場)
お互いに点を取り合った後、最後は笠原祥太郎がストレートのサヨナラ押し出しで決着。
これだけなら割とよくある試合だが、勝ったヤクルトは3度のZGSを含む20残塁、負けた中日は11与四球*16とスコアボードに現れないところでツッコミどころ満載の試合である。
当然ながらお互いの得点方法はまともなものではなく、ヤクルト2本、中日3本の計5発がある以外はジエンゴ暴投押し出し失策のみで得点を挙げている
またヒーローインタビューに呼ばれたのは5打数無安打2四球2打点*17山田哲人であり、最後までネタに溢れた試合となった。

2017年7月26日 ヤクルト11×-10中日(神宮球場)

2017年7月26日 ヤクルト11×-10中日(神宮球場)
上述の試合の翌日がこれ
中日が5回までに10点を奪うが、ヤクルト打線総帥を始め竜達を火ダルマにされてしまい、8回裏だけで8失点、7回と8回の攻撃だけで同点に追いつかれる。そして試合は10回裏、代打・大松尚逸のサヨナラ本塁打で決着。実に20年ぶりのNPBタイ記録となる10点差逆転負けを喫してしまった。
前日の試合のダメージに加えて、記憶どころか記録に残る逆転負けを食らってしまった中日ファンのダメージは計り知れない。

なお、更にその翌日の試合でもヤクルトは打線が爆発したのに対し、一方の中日は投打ともに振るわず、11-2という結果。
中日側からすれば馬鹿試合を3試合続けながら3タテを喰らうという展開となってしまったが、如何せん前の2試合のインパクトが強すぎた為か、中日ファンの間ではむしろ「あ、今日は負けたな。」といった感じで平然と受け止める声も少なくなかったとか。

2017年9月18日 西武14×-13ソフトバンク(メットライフドーム)

2017年9月18日 西武14×-13ソフトバンク(メットライフドーム)
山賊」と称される少し前の「炎獅子」*18
西武は初回に和田毅から4点を奪うが、先発のウルフが3回に追いつかれて降板。そして4回にガルセスなどの大炎上で7失点。
万事休す…と思いきや西武は徐々に追い上げていき、8回についに五十嵐亮太から森友哉のタイムリーで逆転に成功する。これで9回をクローザーの増田達至が抑えて終了…と思いきや先頭のデスパイネに被弾、同点に追いつかれる。
続投した増田はさらに10回にも失点、勝ち越しを許してしまう。今度こそ終戦、と西武ファンが落胆したのも束の間。なんとソフトバンクのモイネロも大乱調。またも森がタイムリーを放ち同点に追いつく。そして最後は金子侑司のタイムリーでサヨナラ勝ち。
なおソフトバンクはこの試合の前に優勝を決めたばかりであり、首位と2位同士の対決らしからぬグダグダな試合展開は両チームのファンを呆れさせた。

2018年9月4日 ヤクルト12×-9中日(神宮球場)

2018年9月4日 ヤクルト12×-9中日(神宮球場)
ヤクルト先発は小川泰弘。しかし、1回2回と3点ずつを失い、4回6失点で降板。その後も中日が試合を優勢に進め、9回表終了時点で9-3と中日がリードする。
しかし9回裏、登板した田島慎二が大乱調。武内晋一に2ランを被弾*19、2連続暴投などで3点を失い、1アウトしか取れずに降板。その後登板した祖父江大輔岩瀬仁紀も流れを止められず、福谷が大引啓次にタイムリーを打たれて9-9の同点になってしまう。
その後延長に入り11回裏、又吉克樹が上田剛史にサヨナラ3ランを被弾*20し、中日は2年連続でヤクルト相手に風呂試合をやらかしてしまった。

2019年5月3日 ソフトバンク12-11楽天 (ヤフオクドーム)

2019年5月3日 ソフトバンク12-11楽天 (ヤフオクドーム)
令和最初の馬鹿試合は、新時代に入って3日目の憲法記念日、ヤフオクドームで1回裏に松田宣浩が釜田佳直から放った、自身通算250号となる3ランから始まった。

この試合の両先発、楽天釜田とソフトバンク武田翔太は、ともに大乱調であった。3回表に武田がエラーが絡んだとはいえ2四球と4本の長短打で一気に6点を失うと、釜田はその裏に2四球からタイムリーを打たれて直ぐ1失点。続く4回表に武田が負けず?に浅村栄斗から2ランを被弾し降板すると、釜田はさらに負けず??にその裏にアルフレド・デスパイネに2ラン、松田にこの日2本目となるソロアーチを連続で浴び、8対7の1点差に詰め寄られて降板する。

ソフトバンクは6回裏に、ジュリスベル・グラシアルが森原康平から3ランを放って逆転に成功。しかし8回表、ルーキーによる開幕からの連続無失点試合数日本新記録を13まで伸ばしていた甲斐野央が、山下斐紹と茂木栄五郎による2本のソロHRを打たれ、試合を振り出しに戻してしまう。

そして楽天は、10回表に登板した嘉弥真新也の初球を、先頭打者山下斐紹がこの日2本目となるソロHRをライトスタンドへ叩き込んで再びリードを奪う。ところがその裏に登板した宋家豪がこれを守り切れず、内川聖一にタイムリーを打たれて、また振り出しに戻してしまう。結局、両軍合わせて29本の安打、8本の本塁打が飛び出した4時間55分の激闘は、12回裏一死満塁、デスパイネのサヨナラヒットで幕を閉じることになった。

2019年5月10日 巨人19-7ヤクルト (東京ドーム)

2019年5月10日 巨人19-7ヤクルト (東京ドーム)
9日時点で1位巨人、2位ヤクルトの首位攻防戦第1戦。巨人の先発はヤングマン、ヤクルトの先発は小川泰弘。
ヤングマンは2回、西浦直亨の2ラン、4回には先頭から3連続四球からの失点などで4回途中5失点でKO。
しかし5点リードの4回裏、小川が巨人の代打攻勢や自らのエラーなどをきっかけに同点に追い付かれると5回に岡本和真亀井善行の2者連発で勝ち越されると、二死満塁から*21坂本勇人が走者一掃の2ベースを放ち2イニング連続の打者一巡で試合をひっくり返される。
ヤクルトは渡邉大樹のプロ第1号などで2点を返すも、巨人が7回裏に岡本のこの日4本目の安打となるタイムリーや田中俊太の満塁ホームランなどで一挙8得点。8回にも1点を加え19得点で大勝した。
巨人は1試合で20本以上(23本)の安打を放つのは5年ぶりだった。なお、この3連戦の残りの2試合は巨人は2試合とも1点しか奪えず連敗した。余談だがヤクルトはこの3連戦で勝ち越すも次のカードから一気に失速しセ・リーグ記録となる16連敗*22を喫している。

2019年6月13日 ヤンキース17-13レッドソックス(ロンドンスタジアム)*24

2019年6月13日 ヤンキース 17-13レッドソックス(ロンドンスタジアム)
ヨーロッパで開催されたメジャーリーグ史上初の公式試合で事件は起きた。
まずは1回表、レッドソックスの先発、リック・ポーセロが1回途中6失点KO。さらに、ここまで安定したピッチングを見せていたヤンキース・田中将大も大乱調。6点のリードを帳消しにしてしまい、こちらも1回持たずにKO。
1回終了時点で6-6はメジャー30年振りとなる事態だった。その後も乱打戦が続き、試合は17-13でヤンキースが勝利した。更に第2戦も12-8の打撃戦となり、こちらもヤンキースが勝利している。*23

2019年9月19日 DeNA11×-8広島(横浜スタジアム)

2019年9月19日 DeNA11×-8広島(横浜スタジアム)
2019年シーズンの横浜対広島最終戦。共に逆転優勝の可能性が残っている両球団にとって負けることのできない試合だった。
これまで広島をカモにしていた今永昇太がこの日は大乱調、広島は初回に2本の適時打で3点、3回に鈴木誠也のソロ、5回に長野久義の3ランで計7点を取り今永を5回途中でKOする。
しかしそれまで無四球完封ペースで抑えていた床田寛樹が6回裏に突然炎上。走者を2人貯めたあとにネフタリ・ソトにまず3ランを被弾。その後連打で途中降板となってしまう。*25
先発がメインだったがこの日は中継ぎ待機していた九里亜蓮が後を引き継ぐが四球を出した後に梶谷隆幸が満塁ホームランを放ち、わずか1イニングで7点リードを全部吐き出してしまった。
その後、8回に會澤翼がソロを放ち再び広島がリードするが、その裏に梶谷のタイムリーでまたDeNAが追いつく。
最終的に11回裏、回跨ぎの今村猛からソトがこの日2本目となるサヨナラ3ランを放ちDeNAのサヨナラ勝ちとなった。
この試合で広島の優勝が完全消滅したことで監督批判が加速し、オフに辞任することとなった。さらに広島はこの試合を境に急失速。最後の最後にBクラスに転落し4位でシーズンを終えた。
一方のDeNAは11打点全てを梶谷とソトの2人だけで稼ぐ珍事となった。またこの試合の勝利でCSへの進出がぐっと近づき、最終的にDeNAになってからは最高順位の2位となっている。*26なおCS

2020年~

2020年~

2020年7月28日 ヤクルト5-20阪神(神宮球場)

2020年7月28日 ヤクルト5-20阪神(神宮球場)
阪神が初回からヤクルト先発のガブリエル・イノーア自滅もあって3点を奪うと、その後はジャスティン・ボーアジェリー・サンズの両新外国人が両者とも満塁弾含む5打点を挙げるなどヤクルト投手陣を滅多打ち。ヤクルト側が与えた四死球も12にのぼり、終わってみれば18安打ながら20得点という展開になった。
ボーアとサンズに飛び出したアベック満塁ホームランは、球団では2010年5月7日の対広島戦でのマートン城島健司以来10年振りの出来事で、両者外国人となるとNPB史上42年振りの出来事。両選手とも来日1年目は史上初のケースとなった。

一方のヤクルトは阪神先発・秋山拓巳に対して9安打5得点を挙げるも完投を許す結果に。なおヤクルトもヤクルトで5得点を全てホームランで稼いだ模様。

ちなみにこの年のヤクルトはスタートダッシュこそ悪くなかったものの*27、この試合を境に8月から最後まで月間負け越しを喫するなど急失速し、最終的には最下位まで転落した*28

2020年10月30日 中日3-17広島(ナゴヤドーム)

2020年10月30日 中日3-17広島(ナゴヤドーム)
8年ぶりとなるAクラス入りの気運が高まっていた中日と5位に低迷していた広島による馬鹿試合。またしても対広島戦で、しかも同じナゴヤドームで3ヶ月前と同じような惨劇をもう一度見せられるとは中日ファンも予想していなかったことだろう。
この日の中日は先発のヤリエル・ロドリゲスが5回2失点にまとめ、6回も又吉克樹がきっちり抑えて3-2。ここまでは締まったゲームだった。
10月に入ってから好調で、特に6回終了時にリードを取った試合では37連勝中*29だったこともあって、この時点で勝利を確信した中日ファンは少なくなかった。
ところが与田剛監督が3番手に谷元圭介を送り出したところで歯車が狂い始める
谷元は先頭の堂林翔太はセカンドゴロに仕留めるも、その後ヒットと四球で一死一、二塁のピンチを招くと、ここで登場したこの日ベンチスタートの代打・鈴木誠也に痛恨の同点タイムリーを浴びてしまう。さらに続く1番の大盛穂にも三塁打を打たれ、結局一死しか取れず4失点で降板。逆転を許してしまった。
後を継いだ藤嶋健人や佐藤優も悪い流れを変えることができず、藤嶋は回跨ぎの8回に2被弾し4失点、9回のマウンドに登った佐藤は打者1巡の猛攻を浴び7失点。終わってみれば7回以降だけで計15失点だった。
中継ぎが派手に燃えて大敗という過去が蘇ってきたかのような試合展開に、暗黒期の終焉を夢見る中日ファンが頭を抱えたのは言うまでもない。
また、7回以降の失点数が4→4→7と綺麗に並んでいたことも話題となり、「334ならぬ447だ」とネタにされたほか、セ・リーグではこの日広島以外の全球団が3点しか取っておらず、残る2試合が両方とも3-3の引き分け*30*31だったこともあって広島がKY扱いされてしまった。

2020年11月22日 巨人2-13ソフトバンク(日本シリーズ・京セラドーム大阪)

2020年11月22日 巨人2-13ソフトバンク(日本シリーズ・京セラドーム大阪)
日本シリーズでの馬鹿試合。
巨人先発・今村信貴は2回途中4失点でKO、代わった戸郷翔征も流れを変えられず、3回にジュリスベル・グラシアルに2ランを浴び早くも合計6失点。更に5回に田口麗斗が1点を失うと、7回に鍵谷陽平がトドメとばかりにアルフレド・デスパイネに満塁ホームランを打たれここまでで11失点。9回には守備の乱れで2点を失う大惨事となった。
一方の打線はソフトバンク先発・石川柊太の前に5回のゼラス・ウィーラー*32の2ランのみに抑えられ、その後は5投手の継投の前に抑え込まれてしまった。
ソフトバンク側はデスパイネがシリーズタイ記録となる1試合6打点を記録、さらに栗原陵矢が5打数4安打の大暴れを見せた一方、巨人は球団ワーストのシリーズ1試合13失点の惨状に、試合後には原監督のインタビューが39秒で終わるなど完全に意気消沈モードになっていた。

日本シリーズの中の1試合にもかかわらず、両リーグの首位同士の対戦らしからぬあまりに一方的な展開に巨人ファンのみならずセ・リーグファン全体から大きく失望の声があがった。*33
ちなみに、これだけの死体蹴りをしておきながら試合時間は1-5でソフトバンクが勝った第1戦と6分しか違わない3時間40分であった。

2021年4月1日 ロッテ16-5楽天(ZOZOマリンスタジアム)

2021年4月1日 ロッテ16-5楽天(ZOZOマリンスタジアム)
ここまで開幕5戦5敗という惨憺たる内容だったロッテと4勝1敗で首位タイだった楽天とのこの日唯一のデーゲーム。
ロッテは初回にレオネス・マーティンのソロで1点を先制するも直後の2回表にこの日プロ初先発の本前郁也が2本のホームランを浴び3失点、あっさり逆転されてしまう。
だがその裏にロッテ打線は楽天先発・瀧中瞭太を攻め一挙8得点。さらに2アウトから菅野剛士のツーベースで瀧中をKOすると、代わって登板の菅原秀の初球が暴投になり菅野が長駆生還。この回9点目を奪う。
その後も菅原を筆頭に楽天投手陣は荒れに荒れまくり、終わってみればロッテは12安打ながら16得点、楽天投手陣は合計で11四死球を与えるというワンサイドゲームになった。なお、本前は5回4失点でプロ初勝利を挙げている。
さらにロッテは翌日の日本ハム戦でも16点を叩き出し、この試合が打線爆発のきっかけになったようだ。

ちなみに楽天は同日の二軍戦でも西武に対し2-14の大敗を喫し、この日一軍・二軍合わせて30失点となった。

2021年4月1日 DeNA11-11ヤクルト(横浜スタジアム)

2021年4月1日 DeNA11-11ヤクルト(横浜スタジアム)
上述の試合と同日、数時間後の出来事。
横浜は外国人選手を欠いてなお打線は好調だが投手が絶不調*34、特にセットアッパーの石田健大が登板毎試合で失点しここまでの防御率19.29という打たれっぷりで開幕から5戦4敗1引き分けとロッテに負けず劣らずの惨状。一方のヤクルトは開幕カードの阪神戦では3タテされるもそこから2連勝、しかし西田明央の新型コロナウイルス感染により濃厚接触者と認定された青木、内川、川端が離脱と戦力不足が否めなかった。
ヤクルトの先発山野太一、DeNAの先発上茶谷大河がいずれも乱調で序盤から殴り合いに発展。2回に打者11人の猛攻で7点を奪うなどの攻勢を掛けたDeNAが4回までに11点を奪って試合を優位に進めたが、ヤクルトも徐々に追い上げ、ついに7回表に4番手で登板した石田(と平田真吾)を打ち崩して4点を奪い11-11の同点に持ち込む。その後は両軍の中継ぎが踏ん張り、延長回に入らない2021年特別ルールの影響もあって、試合はそのまま引き分けに終わった。
結果、両軍合わせて28安打13四死球、三者凡退で終了したのは7回裏と9回表だけという壮絶な殴り合いの試合に。DeNAはまたしても勝ちを逃し、開幕2カード終え白星なしと大きくつまずいた。さらに、この試合の影響を引きずったのかこの年のDeNAはヤクルト相手に'6勝17敗2分大幅に負け越してしまい、更に対ヤクルト最終戦では目の前で胴上げを見届ける屈辱を味わった。
なお、新型コロナウイルスの影響により、首都圏1都3県では営業時間の短縮要請が出ていたことを考慮して、NPBとDeNAでは試合開始時間を当初の予定より15分早めて17時45分とし、21時までの試合終了を目指していた。しかし、21時になっても試合は続き、結果的には22時5分(試合時間4時間20分)に試合終了する長時間ゲームとなった。

2021年7月1日 ヤンキース8-11エンゼルス(ヤンキー・スタジアム)

2021年7月1日 ヤンキース8-11エンゼルス(ヤンキー・スタジアム)
大谷翔平が1番・投手で先発出場することで日本でも話題になった試合。
エンゼルスは初回にゴセリンの2ランで幸先よく2点を先制したが、先発・大谷は制球が定まらず、初回先頭打者からの3者連続四球を含む1イニング5四死球を与える大乱調で4失点、なお打者一巡で1番というところで降板。キャリア通算でも最短でのノックアウトとなり、後続のスレガーズが大谷の出したランナーを全て返しヤンキースが7点を取って逆転する
その後2回、5回にエンゼルスはそれぞれ1点を返すが、ヤンキースも8回に1点を加え、9回表開始時点では8-4とヤンキースの勝ちがほぼ見えている状態だった。
ところが、9回にマウンドに上がったヤンキースの守護神・チャップマンが大乱調で、3四球で満塁にすると、エンゼルスの3番・ウォルシュが同点満塁ホームランを放ち、あっという間に4点差を追いつかれてしまう。
ヤンキースは投手をルートキーに交代したが、アチアチなエンゼルス打線を止められずに3失点。9回だけでエンゼルスが7点を取って大逆転した
エンゼルスの守護神・イグレシアスは裏をきっちり三者凡退で締め、大谷のノックアウトで始まった試合は盛大な風呂試合に終わった。

2021年9月11日 日本ハム17-5ソフトバンク(札幌ドーム)

2021年9月11日 日本ハム17-5ソフトバンク(札幌ドーム)
ソフトバンクは1回裏、1番浅間のショートフライを今宮が落球。これで制球を乱した石川は2番西川を遊ゴロに打ち取るものの3番野村に四球、4番近藤に死球を与え、1アウト満塁の状態で5番王のタイムリーツーベースを許し日本ハムに2点を先制されてしまう。続く6番高濱にタイムリー、7番佐藤もレフト前ヒットで出塁を許すと8番石井のファーストゴロを今度はリチャードがファンブルし再び満塁。9番清水の犠牲フライで日本ハムが5点目を奪う。更に浅間に四球を与えると西川、野村に連続タイムリーを浴び9点目を奪われて石川は降板*35。2番手として高橋礼を投入するも高橋は近藤に四球を与えると王にタイムリーを浴び11点目。高橋は次の高濱を打ち取りようやく3アウト*36。この一回裏の日本ハムの1イニングの得点数11点はチームタイ記録であった。
更に2回裏も日本ハム打線は止まらず、4連打などで5点を追加して16-0。*37
その後は6回表にリチャードがホームランを放つまで動きは無かったが6回裏、日本ハムは渡邉を攻めノーアウト満塁に。しかし追撃は野村のサードゴロの間の1点に留まった。ソフトバンク7回表に松田のホームラン、柳田のタイムリーで反撃をするも焼け石に水。17-5で試合は終了し、日本ハム側は1本もホームランを放たないまま全得点を奪った。
また、この試合は試合開始前の時点でチーム打率パリーグワーストの日本ハム防御率パリーグトップのソフトバンクとの間で起きた馬鹿試合であった。*38

その後ソフトバンクは翌日の試合で0-3と完封負け。最下位相手に1勝もできずにこのカードを終えた。
また、この年のソフトバンクは後半戦以降は中継ぎ陣が肝心な場面で失点するなど中継ぎ陣の不安定さが目立っており、一部では俺達UNKOよりも深刻とも言われている。*39

2021年9月22日 イースタン ロッテ19-0DeNA(ロッテ浦和球場)

2021年9月22日 イースタン ロッテ19-0DeNA(ロッテ浦和球場)
DeNAは先発の松本隆之介が大乱調で、3連続押し出し四球を含む8四球・被安打5で初回から2アウトしか取れずに降板
後を継いだスターリンも流れを止められず、松本の出したランナー全てを返して更に炎上。悪送球も絡みこちらは1アウトも取れずに降板
1回裏にして既に3人目の登板となった加藤大が四球2つ(うち1つ押し出し)を出したものの佐藤都志也を二ゴロに打ち取りようやく3アウトを取った。
ロッテはこの回だけで打者2巡で23人を送り込み、一挙に17得点を挙げることとなった。1イニングの得点数でイースタン記録(13)を大幅に更新し、またロッテの持つ一軍公式戦での1イニング最多得点(15・上記参照)をも超える結果となった。世界的に見ても近代野球成立後の記録としては最多タイとなる。
また、1番から5番までが1イニング3打席を達成し、初回の全打席が四球だった安田尚憲初回で猛歩賞を達成した*40
一方のDeNAは松本・スターリン・加藤の3人を1イニングに投入した末に被安打8・その被安打数を軽く超える1イニング5つの押し出しを含め与四死球12・投球数合計110・ロッテ側の攻撃時間が1時間を超える*41という散々な結果となった。

なお、ロッテはこの時優勝マジックが2であり、マジック対象の日本ハムが試合中に敗れていた*42ため、この試合でイースタン・リーグ優勝を決めた模様。

2021年9月29日 ロッテ2-15オリックス(ZOZOマリンスタジアム)

2021年9月29日 ロッテ2-15オリックス(ZOZOマリンスタジアム)
ロッテは2回裏。キャッチャー加藤が山﨑颯から2ランホームランを打ち先制*43。以降は特に何が起こるでもなく5回表までゲームは進む。
しかし5回、先頭打者の宗がヒットで出塁し、吉田正尚のタイムリーツーベースで1点を返される。杉本にヒットを許した後T-岡田は空振り三振。紅林もショートフライに打ち取ったがここでピッチャーを美馬から東妻に変える。
これが裏目に出たか7番モヤに3ランホームランを浴びてしまう。その後も藤岡のファンブルなどで打者一巡。この回6点を献上して終わる。
次の6回は田中が登板するが怪我明けの吉田正尚にホームランを打たれ1点献上。イニングを跨いで7回にもタイムリー2本を打たれ3点献上。自責4点でマウンドを下りる。
8回は小野が登板し無失点。9回は唐川がマウンドに上がるが吉田正尚の代走として入った宜保に死球を与えてしまった所から受難が始まりフォアボール、タイムリーなどで5点失いこの日2回目の打者一巡。
最終的にロッテは今期ワーストの21被安打で大敗してしまった。

ちなみにこういう場合、大量得点した方は翌日に揺り戻しで打てない場合が多いが9回2アウトからT-岡田が3試合連続の逆転3ランホームランを飛ばしてB4-3Mでオリックスが勝利。ロッテは1試合勝てばマジック点灯という大事なカードを3タテされて終えるという屈辱を味わった*44

2021年10月16日 フェニックス 阪神27-5ヤクルト(西都原運動公園野球場*49

2021年10月16日 フェニックス 阪神27-5ヤクルト(西都原運動公園野球場)
ヤクルトは1回表、阪神の牧丈一郎から2点を先制するが、先発の木澤尚文が大乱調。1回に4点、2回に5点、など序盤から散々に打ち込まれついに5回1死の場面で降板*45*46
後を継いだ杉山晃基、丸山翔大、宮台康平もそれぞれ3失点、5失点、4失点とこれまた炎上し、結果的に阪神は4回を除いての毎回得点と26安打で27得点と大勝した*47
これにより1番に座っていた江越大賀が6打数5安打4打点(本塁打1)、2番の小幡竜平が5打数3安打5打点(1本塁打)、4番のサンズが3打数3安打6打点(本塁打1)など凄まじい成績を残している*48
この時ちょうど阪神とヤクルトの一軍は優勝争いの真っ只中であり、加えて阪神は残塁が多く深刻な得点力不足に陥っていたためにヤクルトの後塵を拝することが多発していたため、「一軍の恨みを晴らした」「八つ当たり」などと言われてしまった模様。

2021年10月25日 ロッテ7-15ソフトバンク(ZOZOマリンスタジアム)

2021年10月25日 ロッテ7-15ソフトバンク(ZOZOマリンスタジアム)
優勝マジックが残り4試合で3と優勝の為には負けられないロッテと、2013年以来のBクラスが確定済みだが工藤公康監督の最終試合を白星で飾りたいソフトバンクによる一戦。先発はロッテが美馬学、ソフトバンクがエース・千賀滉大で始まった。
試合は1回裏、レオネス・マーティンがソロを放って幸先よくロッテが先制。しかし直後の2回表、1アウトからショートのアデイニー・エチェバリアのエラーで中村晃に出塁を許すと流れが一変。牧原大成甲斐拓也の連打であっさり同点にされると、リチャードの犠飛で勝ち越される。さらに4連打*50を浴びたところで美馬は6失点(自責点はゼロ)KOとなった。代わった岩下大輝も5連打目のヒットを打たれこの回だけで7失点。試合の大勢が決まった。
その後も3本の本塁打を浴びるなど失点を重ねたロッテ投手陣。結局15失点を喫し、野手陣は5回以降で6点を奪う反撃を見せたが及ばず、優勝ムードに水を差す結果になってしまった。
一方のソフトバンクは工藤監督の花道を大勝で飾る最高の結果となり、両チームの明暗が分かれた。

なお、この試合の裏でオリックスが楽天に勝利*51。ロッテは優勝に向けてこの後一敗も許されないという苦しい展開となり、次戦の楽天戦(楽天生命パーク)でも競り負け、優勝を逃す結果になってしまった。

2022年3月25日 阪神8-10ヤクルト(京セラドーム大阪)

2022年3月25日 阪神8-10ヤクルト(京セラドーム大阪)
ヤクルトは初回、サンタナのタイムリーで1点を先制したが、2回・3回に開幕投手の小川泰弘が打ち込まれ早くも4失点KO。代わった大下佑馬もめった打ちにあい、4回だけで4失点を喫した結果、5回まで終わって8-1と大勢は決した……かに見えた
しかしここから打撃陣が奮起。6回・7回と阪神の開幕投手・藤浪晋太郎を攻めそれぞれ1点を奪うと、8回から登板した齋藤友貴哉からまず2点、さらに代わった岩崎優からも2点を奪う。さらに投手陣も5回以降は失点を許さず、この時点で8-7とあっという間に1点差に迫る。
そして最終回、阪神は新外国人のカイル・ケラーを守護神としてマウンドに送るもこれが大誤算。先頭の山田哲人にいきなり同点ソロを許し、さらに村上宗隆のヒットの後にサンタナに一発を浴びあっという間に3失点。アレの再来と言える内容であっさり逆転を許し、そのまま9回裏をマクガフに抑えられジ・エンド。ヤクルトが逆転勝ちとなった。京セラドームは言うまでもなく悪夢と化した。
阪神はかねてから指摘されていた「ロベルト・スアレス退団による救援陣、とりわけ守護神の穴」という課題がいきなり露呈するという開幕戦になってしまった。そしてここからセ・リーグワーストの開幕9連敗を喫することになる・・・。

2022年4月7日 アムステルダム18-24RCH(ルク・ルヴェンディ・ボールパーク)

2022年4月7日 アムステルダム18-24RCH(ルク・ルヴェンディ・ボールパーク)
オランダトップリーグの2022年開幕戦、アムステルダムは6回までに18-1の大量リード。しかし最終7回表*52、2安打1失点と好投していたアンヘラから2番手ブレークに継投するとこれが大乱調。2安打の後、5連続四球で1死も取れず降板する。続く3番手プリンス、4番手クラムも合わせて1死しか取れず、ブレークも含めてこの回8安打16四球に1失策が絡み一挙23失点を喫する*535番手のこの試合5番一塁手として出場していたベルケンボスがあっさり2人を打ち取るも、7回裏は三者凡退に終わりゲームセット。なお、7回表の先頭打者ブライレーヴェンはこの回だけで安打、四球、四球、フライアウト(最終打者)と4打席に立った。

2022年4月24日 カブス21-0パイレーツ(リグレー・フィールド)

2022年4月24日 カブス21-0パイレーツ(リグレー・フィールド)
この日カブスは鈴木誠也が2番、パイレーツは筒香嘉智が4番でスタメン出場し、日本でも注目度の高かったゲーム。
試合はパイレーツ投手陣が序盤からカブス打線に攻め立てられる展開で、特に2回には打者12人の猛攻を受け一挙8失点。先発トンプソンは2回9失点KOとなる。
続く2番手ヤフレも3回こそ三者凡退に抑えるものの、4回・5回に打ち込まれ2.1回7失点。5回終了時点で既に16-0という大差がついてしまう。
その後もパイレーツは失点を重ね、遂に8回には右翼手のカスティーヨを登板させ更に4失点。終わってみれば21-0というあまりにも一方的なスコアとなってしまった。
この試合カブス打線は先発全員安打+得点を達成し、合計23安打を記録。5人が猛打賞という暴れっぷりを見せた。鈴木誠也も4打数3安打1打点でMLB移籍後初猛打賞をマークし、初盗塁も決めるなど存在感を示した。
一方でパイレーツ打線はわずか3安打と沈黙。筒香嘉智も3打数無安打に倒れ、鈴木誠也とは明暗が大きく分かれる結果となった。

日本の26-0には及ばないものの、MLBでもこれほどのワンサイドゲームはそう起こるものではなく、カブスは1901年のチーム創設以来、完封勝利としては最高得点となった。
もはや野球を超えてアメリカンフットボールのようなスコアとなったこの試合、MLB公式Twitterからも試合結果を「Bears -21 Steelers - 0*54」と皮肉られてしまう。カブス公式Twitterも「Bears?」と煽り、一方パイレーツ公式Twitterは「最終スコアを書かずに逃げる」という内容の画像をツイート。それぞれ数万いいねを獲得するなどアメリカ本土のTwitterでも大きな話題となった。

ちなみにこのカードは22日から25日までの4連戦で行われていたが22日と25日は4-3、23日は4-2でパイレーツが制している。

2022年5月7日 ロッテ0-16ソフトバンク(ZOZOマリンスタジアム)

2022年5月7日 ロッテ0-16ソフトバンク(ZOZOマリンスタジアム)
この日はラブライブ!サンシャイン!!とのコラボ試合で、渡辺曜役の斉藤朱夏と津島善子役の小林愛香が来場、多くのラブライバーが初めて野球観戦した人も多いだろう。

ロッテの先発は石川歩、ソフトバンクの先発は大関友久で試合は始まった。
試合は初回から石川歩が三森大貴に先頭打者ホームランを被弾。
2回には上林、今宮に連打され、甲斐にスクイズで1点を取られる。
3回には牧原に単打、柳田に四球でチャンスメイクされ1アウトを取ったが、中村晃に中2塁打を打たれ2点を失い、続く柳町、上林にも打たれ1点を失い、石川は3回5失点でKO。
5回には併殺崩れから上林に中3塁打を打たれまたしても1点を失う。
その後、6、7回は0に抑え、8回に中村稔弥が登板したが、先頭今宮に中2塁打を打たれ、甲斐に四球、三森を三振に打ち取るが、代打のリチャードに四球、柳田をファーストゴロに打ち取るがその間に得点され1点、守備交代で4番に入った谷川原に中安打を打たれ1点を献上した。この時すでに0-8である。9回はもう点は入らず終わると思われた。
しかし回跨ぎをした中村稔弥が柳町に中2塁打を許して代打中谷に左2塁打を浴び、続く今宮、甲斐、守備交代から入った川瀬、リチャードに打たれ5失点で降板、続くピッチャー田中靖洋も柳田に2ランを被弾し、そのあとも中村奨吾のエラーで1点を失い、1イニング8失点、打者一巡という訳の分からないことになってしまった。(0-16)
ロッテ打線はソフトバンク先発大関の前に3安打完封され、大関のプロ初完封を献上した。当時防御率ランキングで1位にいた石川歩を打ち込んで炎上させたソフトバンク打線は一時期防御率破壊打線と言われていた。(その前のカードのオリックス戦でも山本由伸を5回7失点で大炎上させていた)

この散々な結果から、ラブライバーを大きく落胆させたのは間違いない。

2022年6月22日 エンゼルス11-12ロイヤルズ(エンゼルスタジアム・オブ・アナハイム)

2022年6月22日 エンゼルス11-12ロイヤルズ(エンゼルスタジアム・オブ・アナハイム)
大谷翔平のワンマンショーが炸裂。6回裏に14号となる3ラン本塁打、9回裏に同点となる15号3ラン本塁打を放つなどし、8打点を記録するも、チームは投手陣が踏ん張れず延長11回の末、敗れてしまった

なお打っても勝てないことに気づいた大谷は翌日投げる方で8回無失点13奪三振の快投を披露。見事チームの連敗を止めて見せた。

複数試合の例

・2020年10月3日のヤクルト一軍・二軍の計スコア*55
・2020年の中日ドラゴンズ・故高木守道氏の追悼試合*56
・2021年の中日ドラゴンズのオープン戦*57
・2022年のセンバツでの大阪桐蔭高校の準々決勝以降の試合*58

おまけ

23-0

関連項目


*1 特に神宮球場は日本ラグビーの聖地である秩父宮ラグビー場が隣接されており、「試合する場所を間違えたか」などとよくネタにされる。
*2 ホームランを花火に見立てており、各種メディアも使用することがある一般的な表現である。なお、一部の屋外球場では時期によってホームランが出ると花火を打ち上げるイベントを行うため、試合展開次第では本当に花火大会になる。
*3 逆に投手戦になると極端なたこ焼き試合になりやすい。0-1決着も何回か確認されている。
*4 これと同時に1951年・飯島滋弥(大映)以来42年ぶり2人目となる1イニング最多タイの7打点も記録している。
*5 1990年から2000年までのセ・リーグの延長戦の規定は「延長15回まで、時間制限なし、引き分けの場合は再試合」であった。2001年以降は両リーグとも原則「延長12回まで、時間制限なし」となっている。
*6 なお、この試合は最多得点1点差試合の日本記録である。
*7 8回裏2死1塁、巨人の守護神・槙原寛己が佐伯をライトフライに打ち取ったと思いきや、打ち取った際の投球にボークが宣告されており、ライトフライは取り消されて打席やり直し(ちなみにボークとなった投球を打ち安打などの打者が有利な打撃結果となった場合はボークよりもこちらが優先される)。その後被弾し同点に追いつかれた。なお回を跨いだ槙原は波留敏夫にサヨナラ打を打たれ、敗戦投手になっている。
*8 なお槙原が打たれたペナントレースの行方を左右したホームランには有名な1985年阪神の「バックスクリーン3連発」がある。この98年横浜とは「久々の優勝(阪神は21年ぶり、横浜は38年ぶり)」「日本シリーズでは西武を4勝2敗で破って日本一(加えて初戦からの星取はどちらも○○●●○○)」「優勝から数年後長期低迷に陥った」「この年を最後に日本一がない」という共通点がある。また巨人はその年3位、翌年2位、さらにその翌年に優勝している点も同じである。
*9 「照明が目に入った」とのこと。
*10 なお、一連のアレは全て安打と記録され、抑えの木佐貫洋には黒星のみならず不条理にも自責点4までついてしまった。
*11 この他、平野恵一NPB史上3人目となる1イニング最多タイの2死球を記録している。
*12 ちなみに広島はこの2ヶ月前にも福山市民球場でオリックス相手に10-21というスコアを記録。余談だが、広島はこの日を最後に福山での公式戦は2020年現在行われていない。また、この試合でオリックスは10者連続安打を記録したが、同日にロッテもヤクルト戦で10者連続安打を記録した。
*13 このシーズンはDeNAはここまで巨人に未勝利だった。
*14 このホームランで、7回途中代打出場ながら猛打賞を達成した
*15 なお、これがこの年ウィリアムスが浴びた唯一のホームランである。NPB通算でも在籍3年で2本しかホームランを打たれていない。
*16 10回に登板し敗戦投手となった笠原だけで3与四球。
*17 サヨナラを含む2度の押し出し四球で2打点を挙げた。
*18 レギュラーシーズンの一時期に着用する赤いユニフォームのこと。この年の西武は、この「炎獅子」の期間に13連勝している。
*19 武内は自身4年ぶりの本塁打、またシーズン終了後に引退したためこれが現役最後の一発となった。
*20 かの「ブロードウェイミュージカル初公演」以来となる本塁打だったがこれが上田の現役最後の本塁打となった。また生涯唯一のサヨナラ弾でもある。
*21 投手は変わって大下佑馬
*22 日本記録は1998年ロッテの18連敗
*23 こうなってしまった原因として、開催地ロンドンの気候が挙げられている。ロンドンは打球の飛距離や変化球の動きに影響を及ぼすほど湿度が低く、こうした環境が投手たちの苦戦につながったのではないかと考察されている
*24 2012年のロンドン五輪のメイン競技場であり、サッカーのプレミアリーグ(イングランド1部)の「ウェストハム・ユナイテッドFC」の本拠地でもある。
*25 この時床田はベンチでグラブを投げている
*26 横浜と広島のゲーム差が1だったため、結果的にはこの試合で勝った方が2位、負けた方が4位だった。引き分けの場合3チームが貯金1となり、勝率と直接対決成績の関係で阪神(.504)が2位、横浜(.503、12勝11敗)が3位、広島(.503、11勝12敗)が4位。
*27 7月12日には単独首位に立っている。
*28 8月から10月までの勝成績は21勝50敗6引分の勝率.296であり、10月に22勝の月間勝利数のNPB新記録を打ち立てたソフトバンクの月間勝利数にも満たなかった。
*29 リリーフ陣のうち福敬登・祖父江大輔・ライデル・マルティネスの3名が勝利の方程式として機能していた事が大きかった。ただし守護神のR.マルティネスはコンディション不良から21日に登録を抹消されていた。
*30 ちなみにこの日は巨人がリーグ制覇を決めたのだが、引き分けでのVは球団史上初の珍事だった。マジックの対象はこの日土壇場で追いつかれた阪神だったのだが、2位争いを繰り広げていた中日も決して無関係とは言えないため、あくまで結果論だが竜虎同盟が宿敵の優勝をアシストしてしまう格好になった。
*31 ついでに言うとパ・リーグの試合も全て1点差のロースコアゲームだった。
*32 2020シーズン中に楽天からトレード。第1戦も打点はウィーラーの犠牲フライのみであり、あわせてここまでパ・リーグ21-0セ・リーグとネタにされた
*33 シーズン中にソフトバンクに13点とられたパ・リーグのチームはなく、これがソフトバンクの2020シーズン最多得点試合であった。
*34 試合開始前の時点でチーム打率.274は12球団トップであったがチーム防御率は5.65と12球団ワースト。この試合後にはチーム打率.292まで上げたがチーム防御率も6.40に上げている。
*35 二つのエラーがあった為自責点は3点で済んでいる。
*36 1回裏の攻撃時間は50分にも及んだ。
*37 余談だが、2回裏終了時点で日本ハムの王柏融は猛打賞を獲得した。
*38 ただし9月は日本ハムは打率.262とリーグ2位と好調な上、ソフトバンクの防御率は3.92で3位(特に救援防御率は4.65でリーグ5位水準とかなり深刻)。
*39 実際に8月21日のロッテ戦(PayPayドーム)では打線が6回までに5得点と爆発し、先発の石川も6回まで無失点と好投も、7回に満塁のピンチを招いて降板。すると後を継いだ嘉弥真新也・甲斐野央が打ち込まれあっさり同点、さらに9回表に投入した岩嵜翔がこれまた誤算、タイムリーと2ランで3点を奪われ、裏に1点返すも追いつけず敗戦となった。
*40 この後6回にも四球で出塁し、更にこの日の夜に行われた一軍戦でも代打で出場し四球を選んでいる。この日の打撃成績は2試合で7打席2打数1安打5四球
*41 その結果、打撃不振により調整のために合流し7番DHでスタメンだった倉本寿彦が1時間以上もベンチで座りっぱなし、1回裏攻撃開始時に郡山にいた新幹線が約200km離れたロッテ浦和球場付近を1回裏終了時に通過したという珍事も起きた。
*42 こちらもこちらで3-13と言う大敗を喫している。
*43 ちなみに2021年の通算打率は.095。本塁打もこれ含めて2本しか打っていない。
*44 そのお返しといわんばかりに次の天王山ではB2-2M。B2-8M。B1-6Mとカード勝ち越し。マジック点灯を成し遂げている。
*45 しかも野手陣の失策等も一切絡んでいないため、15失点中自責点は15点。
*46 それから反省したのか何なのかは分からないが、10月30日の阪神戦では7.1回を4失点(うち自責点は2で、残りの2点は木澤自身の送球エラーのせい)と前回に比べれば随分とマシな成績になった。だが、翌年2月17日の楽天との練習試合ではドラ2ルーキーの安田悠馬と田中和基からの2被弾を喰らうなどまたも炎上し、巨人・平内龍太、DeNA・入江大生と合わせてドラ1でありながら早くも将来が危ぶまれてしまっている。
*47 但し阪神は先発の牧が5回4失点、後を継いだ石井大智も3回1失点と手放しで喜べる成績ではない。
*48 尚、同日に行われたフェニックスリーグの巨人中日戦では巨人が13-2で勝ったものの完全にインパクトで負けることになってしまった。
*49 宮崎県西都市にあるヤクルトの二軍の春季キャンプにも使用される球場
*50 なお、この4連打の3本目となるヒットを放った釜元豪は、この試合で猛打賞を記録するも翌日に戦力外通告を受けた
*51 こちらの試合も山本由伸投手5冠ほぼ確定・田中将大後半戦未勝利・2ランスクイズ等ネタの多い試合だった。そしてこの試合でオリックスは全日程が終了。隠れマジック1でロッテの結果を待つ身となっていた。
*52 オランダはこの時期まだ寒いため、ナイトゲームは7回制となっている。
*53 この結果RCHは安打数10で24得点という目を疑うようなスコアとなっている。
*54 ベアーズはカブスと同じシカゴ、スティーラーズはパイレーツと同じピッツバーグに本拠地があるアメリカのプロアメフトリーグであるNFL所属のチーム。
*55 一軍の広島戦(神宮)では色々あったりしたため話題が流れがちだが、試合結果的にはヤクルト投手陣が7回・8回に大爆発し2-13で敗戦、二軍のDeNA戦(戸田)は先発のイノーア始め投手陣がこれまた大爆発、打線もDeNA先発・平良拳太郎の前に手も足も出ず0-17で敗戦、合計スコアは2-30あれに肉薄するスコアとなった。
*56 10月10日の一軍の対巨人戦、翌11日の二軍の対オリックス戦で2試合が行われたが、2試合とも中日投手陣が炎上。特に11日の二軍戦は先発梅津晃大が4回5失点でKOされたのを皮切りに後を受けた岡田俊哉三ツ間卓也佐藤優などの救援投手陣も尽くオリックス打線に燃やされ爆発炎上し、最終的に5得点したものの二軍では16年ぶりの20失点以上となる22失点を喫し大敗。1-7で敗れた一軍の試合も合わせると6-29という有様になり、「ジョイナスの闘争心が味方を燃やした」「成仏拒否」「球団が喪に服した」等々言われる羽目になってしまった。
*57 一般にオープン戦は打者より投手の方が仕上がりが早いことからワンサイドゲームにはなりにくいとされている中、同年の中日は3月上旬に2度も1試合14失点を喫するなど投手陣が軒並み大乱調。開幕投手に指名されていた福谷浩司も対西武戦で3回10失点と大炎上し、前年沢村賞を受賞した大野雄大がスロー調整をしていた上、打線も軒並みヒエヒエだったこともあって選手の仕上がりが不安視され続ける結果となった。DeNAとヤクルトが敗戦数だけならさらに多かったこともあってオープン戦最下位は免れたが、開幕直前にも下馬評の低かった日本ハム相手に11失点を喫した上に散発3安打で完封負けするなど、幾度もワンサイドの馬鹿試合に発展していた。
*58 1回戦の対鳴門高戦は3-1と比較的投手戦だったものの、準々決勝の対市立和歌山高戦では17-0、準決勝の対國學院大久我山高戦では13-4、決勝の対近江高戦では18-1と準々決勝以降の3試合だけで48-5というスコアを叩き出し、「これは大正義大阪桐蔭」「1回戦が実質決勝戦」などとネタにされてしまった。またこの4試合で11本塁打が飛び出し、1984年にPL学園が記録した1大会最多本塁打記録を1試合少ないのに塗り替えている。なお、2回戦の対広島商業高戦は広商の部員に新型コロナウィルス陽性者が出てしまったため不戦勝となったのだが、広商も1回戦の対丹生高戦で22-7と言う馬鹿試合を繰り広げていた。