○○選手

Last-modified: 2024-11-27 (水) 19:55:07
  1. 主に低迷している球団を揶揄する際に使われるネタ。
    「○○」の部分には球団名が入る。
  2. 連続する好ましくない事象などの数をホームラン数や投手成績に見立て、皮肉的に持て囃すネタ。
    一種の定期スレである。


1.の概要

シーズン中(特に序盤や交流戦などの短い期間)、ある選手が本塁打数や勝ち星の数などの成績で他の球団の合計値を超えてしまうことが時折発生する。
その際、球団を一人とカウントして選手のシーズン記録の中に紛れ込ませ、「この(球団名)って選手すごいな」「(球団名)選手くーださいw」などと皮肉るネタである。
球団全員の記録が他の選手一人を下回るのは言うまでもなく不名誉な記録である。

一例:

  • 中日阪神DeNA球団 VS セ球団の選手
    中日と阪神は本拠地球場の都合でホームランが出にくく、チーム自体の貧打が重なるとこの現象が起こり得る(→あへあへ単打軍参照)。
    DeNAは機動力の無さが祟り、近年ではリーグトップ選手とセ・リーグ盗塁王争いを繰り広げることが多い。
  • 開幕ダッシュに大失敗したチーム VS 他球団の投手
    主に勝ち星で発生。
    何らかの要因で全く勝てず黒星を積み重ねるチームの勝ち星を、絶好調または勝ち運持ちのエース格が追い抜くことがある。
    ネタにされだすのは3~4勝程度から。

シーズン通算で球団が1人の選手に負けた例

例外

  • 2024年のドジャース・大谷翔平。本塁打数で広島は合計52本、大谷は1人で54本。
    ただし広島は143試合、大谷は159試合のため普通ならここに記載するまでもないのだが、大谷は試合数が多いとはいえ盗塁数では阪神と中日を上回っており*3、さらに赤星式盗塁ではNPB各12球団全てに上回っているので、ここで記載する。*4


2011年 中村剛也48本 千葉ロッテマリーンズ46本

17 :風吹けば名無し:2018/12/31(月) 09:40:30.28 ID:vuwzcf2GM.net
千葉ロッテっていう選手すごいな

実際の本塁打ランキングは以下の通り。

1 中村剛也(西) 48
2 松田宣浩(ソ) 25
3 バルディリス(オ) 18
3 中田翔(日) 18
5 フェルナンデス(西) 17
6 中島裕之(西) 16
6 T-岡田(オ) 16
8 李承燁(オ) 15
9 内川聖一(ソ) 12
9 松中信彦(ソ) 12
9 稲葉篤紀(日) 12
9 ホフパワー(日) 12

この年は違反球の影響でNPB全体の本塁打数が激減。
千葉ロッテは1年通してわずか46本塁打に終わったため*5、上記のランキングで2位に位置する…というネタである。


2.の概要

スレタイは「○○、今シーズン○号」の形であることが多い。
ただし中には自然災害や隣国の飛翔体発射実験など、シャレにならない事象が選手に見立てられる不謹慎なケースもある。安易になんJの外で用いてはならない戒め)。

  • 雨野選手
    梅雨の時期に強い鉄腕投手。ただしドーム球場と甲子園球場は苦手。
  • 肛門選手
    シーズン無敗を義務付けられた頼もしいクローザー。しかし失敗した時の精神的ダメージは計り知れない。
  • キンセン選手
    主にシーズンオフに活躍する(稀に7月までのシーズン前半にも登場)最強選手。
  • 台風(T.フーン)選手
    毎年のように20~30本かっ飛ばす衰え知らずのレジェンド。雨野選手とは異なり、時にはドーム球場でも大活躍する。
    ただし夏から秋にかけては猛威を振るうものの、春先はさっぱりの逆春の妖精でもある。
  • みずほ銀行選手
    2021年以降ATMやネットバンキングにありえないレベルのシステム障害が多発しており、晴れて選手入り。
    2021年は最終的に前代未聞の9発を放った。
    その後も、新監督が決まった5時間後に再びかっ飛ばす*6、ファームの宝くじ軍でオーダーを書き間違える*7など、ネタを提供し続けている*8

関連項目


*1 しかも盗塁数を上回る29盗塁死を喫しているため、赤星式盗塁の値は-32になる。
*2 こちらは盗塁死5、赤星式盗塁20。
*3 大谷は1人で59盗塁、阪神は合計41、中日は合計40盗塁。
*4 大谷の盗塁死は4で、赤星式盗塁では51。NPB12球団最多の赤星式盗塁は楽天の38。
*5 チーム最多は井口資仁9本。井口と2位・今江敏晃の8本を除けば全て5本以下という状況だった。
*6 システム障害改善のため社長交代を発表したが、その約5時間後にシステム障害が発生。
*7 宝くじ(クイックワン)の1等と6等の当選本数を間違えた。
*8 なお、みずほ銀行は2024年4月からPayPayと共同で福岡ドームの命名権を取得している(新名称は「みずほPayPayドーム福岡」)ほか、埼玉西武ライオンズ親会社(西武ホールディングス)や東北楽天ゴールデンイーグルス親会社(楽天グループ)の会長がみずほOB、パ・リーグの各本拠地球場に広告を出稿するなど、野球と深い関わりがある。