尾田くん

Last-modified: 2025-12-25 (木) 03:44:33
  1. 漫画「ONE PIECE」の作者、尾田栄一郎のこと。「尾田くん…見損なったぞ*1などで使われる。
  2. 中日ドラゴンズ所属の尾田剛樹のこと。本項は2.について解説する。
  3. 2.から転じて、牽制死・盗塁死そのものを指す。


経緯

立浪和義政権下で3年連続最下位と低迷を極める中、監督が井上一樹に変わった2025年もスタートダッシュに失敗し2桁借金を背負った中日。しかし、阪神の独走態勢により他の4球団も総崩れ*2となったことでなんとかAクラス争いに踏みとどまっていた。そんな中、中日は巨人に移籍した元守護神のライデル・マルティネスを打ち砕くと*3そこから驚異の7連勝。2025年7月20日のDeNA戦でも9回開始時点で2点リードと有利な状況であり、久々のAクラス入りどころか初の2位浮上が目前まで迫っていた。
ところが、守備固めでレフトに就いた尾田剛樹が、1死2・3塁の場面で京田陽太が放ったフライ性の打球の処理を誤りまさかの後逸。土壇場で同点に追い付かれてしまう。その後勝野昌慶がこらえきれず勝ち越され8連勝目前で連勝が止まってしまった。同点に追いつかれるミスを犯してしまった尾田は号泣。それを見たファンからは同情の声も出ており、井上監督も尾田を気遣うコメントをするなど、この時点では(一部のなんJ民がネタにはしていたものの)そこまで大きな騒ぎにはなっていなかった。

ところが翌日

翌日の7月21日では、早朝から守備練習をしていたことが報じられるなど、挽回となるかに注目が集まっていた。井上監督もその気持ちに応え、9回1点ビハインドとしびれる場面で代走に起用した。
…のだが、尾田は伊勢大夢のけん制に引っ掛かりまさかの牽制死。明らかにリードが狭かったにもかかわらず塁に戻れないという信じられないボーンヘッドになんJは戦慄。その日のなんJは8回1失点の好投ながら見殺しにされ前半戦未勝利に終わった金丸を差し置いて話題は「尾田くん」一色に。SNSでも「尾田くん」がトレンド入りし一躍時の人になってしまった。

2日連続で信じられないやらかしを連発したことで、井上監督も「あまり言及しない方がいいかな」と絶句。当然ながら翌日2軍行きを言い渡された。

その後2軍戦に出場した尾田だったが、なんと2軍でも牽制死を連発。世間的にはあまり注目されない2軍戦の話題にもかかわらず、牽制死するたびにエッヂは大盛り上がり。一気にエッヂを代表する大人気キャラへの仲間入りを果たした末に、とうとう尾田くんという名前そのものが牽制死・盗塁死を指す言葉として使われるようになった。*4

余談

  • 尾田は前年にも代走起用を中心に試合出場していたが、4盗塁5盗塁死赤星式-6)とお世辞にも盗塁が上手いとは言えず*5、また時折牽制死もやらかしていたため一部の中日ファンの間では代走に出た瞬間にこの後の展開を察した者もいた。
  • 上記のやらかし以降再昇格はなく2軍で過ごした尾田だったが、最終的に規定打席到達の打率.308でウ・リーグ首位打者となり、14年振りの中日のウ・リーグ優勝に貢献。1軍でほとんど機会がなかった打撃面で好成績を残している。
  • 同じく代走でのやらかしが目立った選手として元楽天・島井寛仁がいるが、こちらは「頭島井」と言われることはあっても尾田ほどの扱いとはならなかった。
  • ちなみに、彼のプロ初盗塁は2024年4月2日の巨人戦。
    山﨑伊織の牽制に引っかかって帰塁できず、1・2塁間に挟まれるも挟殺プレーの最中に吉川尚輝のタッチを避けて2塁に到達というもの。
    後の活躍?を暗示するような内容であった。

関連項目

Tag: 中日 なんJ


*1 とあるゴシップ動画において、あたかも手塚治虫が尾田に対する批判として用いたかのような構図でサムネイルに配置されていたセリフ。1989年に死去した手塚が1997年に初連載を開始した尾田を批判するという時代錯誤ぶりもあってネタにされた。
*2 首位の阪神が貯金を独占し、2位以下は全チーム借金を抱えていた。また怪我人続出ヤクルトが最下位を独走しており、残りの4球団でAクラスを争っていた。
*3 7月9日の巨人戦(福島)。2点ビハインドの二死2・3塁、フルカウントから細川成也が逆転3ランを放ち決勝点に。
*4 なお2025年は二軍で打率3割を記録し、今年の中日二軍日本一に貢献している。
*5 更に同じDeNA戦では9回に彼の盗塁失敗で試合終了という試合もあった。