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海くん→植田くん→植田→こいつ

Last-modified: 2019-07-23 (火) 15:19:13

阪神タイガース・植田海(うえだ・かい)の呼び方の変遷。阪神ファンの植田への愛情の移り変わりがよく分かる。






経緯 Edit

2014年ドラフトで5位指名を受け阪神に入団。新人時代から俊足ぶりと守備力に定評があり、阪神ファンからは期待の若手として密かに注目されていた。
二軍で順調に成長し、2018年はポスト大和(現DeNA)を期待され開幕一軍の座を掴む。開幕後しばらくは代走要員として起用されていたが、大山悠輔鳥谷敬北條史也らの不振、上本博紀の故障離脱という要素が重なりスタメンに定着。4月終了までにチームで僅か1個だった盗塁数を激増させる貴重な活躍を見せた。*1
この飛躍で植田は「海(かい)くん*2」と呼ばれるケースが増え、ファンと知名度を増やしていった。

特徴とその後 Edit

足が非常に速く、二塁から単打で悠々と生還したり、高い盗塁成功率*3を記録する。打撃でも選球眼が良く、小技にも優れるなど、ファンはさらなる期待を膨らませた。
しかし、試合出場を重ねているうちに元々難があった打撃成績は下降、さらに守備面でも打球反応の遅さ、守備範囲の狭さ、肩の弱さを露呈し、外野守備にも挑戦したが一軍レベルではなかった。
そして阪神ファンをさらに悩ませたのは、得点圏での異常なまでの弱さ
2018年8月末まで得点圏打率.028(36-1)しかも打点0の体たらく。
そして7月17日の読売ジャイアンツ戦(甲子園)で「連続無打点打席数の世界記録(204打席)」を更新してしまったのである。
なんJ民らが世界記録を認知しだした頃からアレ扱いされ出し、阪神ファンからも「こいつ」呼ばわり。
打撃難と守備難双方の代名詞になってしまい以下のように多数の蔑称を付けられ、一気にネタ選手へと手のひらを返されヘイトを集めるようになったのだった。

その後、9月5日の広島戦(マツダスタジアム)の216打席目にて、植田のボテボテのファーストゴロの間に三塁ランナーの俊介がホームインしてプロ初打点を記録し、世界記録に終止符を打っている。*5

結局シーズン最終盤は代走要員に逆戻りし、打点は先述の1のみで、阪神ファンからの手のひら返しは得られなかった。

2019年は走塁能力は相変わらず高く、守備も前年よりはかなりマシ*6になり内外野もそつなくこなし守備がネタにされることは激減した一方、打撃については相変わらずのため遂には「申告三振しろ」とまで言われたり、「打撃は誰も期待していない」などと八木裕(元阪神)にダメ出しされたりした。一方で福本豊など一部の解説者からはスイングが力強くなっているなどの意見もあった。

「プリウス植田」の誕生 Edit

2019年は走塁面でのボーンヘッドが目立っている。

  • 5月23日のヤクルト戦(甲子園)
    あわやサヨナラ勝ちをフイにするボーンヘッドをやらかす。試合終了後、福留孝介に叱責される。
  • 6月5日のロッテ戦(ZOZOマリン)
    9回一死三塁、一打同点の場面で高山俊が放ったレフト前ライナーを清田育宏がダイビングキャッチ。この時植田は三塁を飛び出していてホーム付近にいたため、サードに送球されてアウト変則ゲッツーで試合を終わらせたため、現地も含めた多方面から熱い罵声が浴びせられた*7
    なお、試合後矢野燿大監督は「ギャンブルスタートのサインをした」と釈明しているが、植田が打球の行方を追っている様子も分かっており、明らかに戻れると判断している者の方が多い。
    これが植田のボーンヘッドにしろ矢野監督の指示にしろ、「その読み、的外れやのぉ~。」と言わざるを得ないプレーだった。

これまでのこともあり「何があった!また植田か!」、「比屋根の再来」などと言われた。またこの時期、トヨタ・プリウスが度々暴走事故を起こしていたことに掛けプリウス植田という蔑称が誕生したり「62番という選手」呼ばわりされるなどさらなるヘイトを集めることになってしまった。

ポセイドン植田 Edit

しかし上記の件から一週間後の6月12日、対ソフトバンク戦で植田は元同僚の松田遼馬*8から2ランを放ち、プロ3打点目とプロ2本目の長打、そしてプロ初タイムリーとなるプロ初本塁打を記録*9した。しかもプロ入り後に挑戦した左打席での本塁打という快挙*10を成し遂げ、ベンチ前列にいた高山俊北條史也木浪聖也らを爆笑させる。そのあまりの衝撃から、この日プロ初登板初勝利を挙げた日本ハムの高卒ルーキー・吉田輝星と並んでTL入りをし、ネタキャラとしての地位をさらに固めることになった。

なお、この時期からショートのスタメン争いのライバルである北條と木浪のあまりの不甲斐なさから相対的に植田の評価が上がったこと、また2019年6月交流戦では、少ない打席ながら.455の打率で結果を残し「ポセイドン植田」と呼ぶ声もあり「海くん→植田くん→植田→こいつ→植田→植田くん→海くん」とV字回復している。

余談 Edit

傑出した得点圏打率の低さをネタにされる植田だが、彼に限らず右打ち教の蔓延に苦しんだ2018年の阪神のチーム全体の得点圏打率はかなり低く、あと一本が出ない試合が続き最下位に終わる要因の一つになった。

また世界記録の件で(悪い意味でも)知名度が上がりサッカーブラジル代表のネイマールと顔が似ていることもネタにされ、「和製ネイマール」と呼ばれた。


関連項目 Edit



Tag: 阪神






*1 同年の阪神の盗塁数は77でセ・リーグ2位
*2 関西方面の実況や解説者には、語呂の良さからフルネームで呼ばれることが多い。
*3 強肩で知られるソフトバンク・甲斐拓也からも含む21企図19成功で成功率は.905。新庄剛志以来となる高卒4年目以内での2桁盗塁を記録。
*4 最初は植田に使われたがのち木浪と鳥谷の蔑称になった。
*5 世界記録を更新する間、Twitter上では「#植田海プロ初打点チャレンジ」というタグが出回り、植田の打点ネタがよく認知されていたことを示している。
*6 2018年の有り様は体力面の問題が指摘されている。
*7 BS12トゥエルブやチバテレに黄色いメガホンがグラウンドに捨てられたのが偶然写り込んだ。阪神ファンが投げ込んだ可能性が高いと思われる。
*8 2018年7月に飯田優也との交換でソフトバンクにトレード。
*9 尚、前日までの長打率は.005であった。ただその長打の少なさを盗塁でカバーしていた。
*10 右打席ではプロ1年目、5月3日の2軍広島戦(由宇)で柵越えホームランを放っている。