ゴミ箱

Last-modified: 2023-11-05 (日) 20:39:04

ごみ箱、芥箱(ごみばこ)とは、役に立たなくなってしまった不要なごみを入れて一時的に集めておくための容器のことである。

「ごみ入れ」「ごみかご」「くず箱」「くず入れ」「くずかご」と呼ぶ場合もある。

当て字で「護美箱」の字をあてることもある。

また、「ダスティスティックボックス」(和製英語)あるいは「リサイクルボックス」や「エバンペール」と呼ばれることもある。 (ミル貝)

ゴミの語源とは以下のものが確認されている。

ゴミは、主に農家で「木の葉」を表した言葉で、各地の方言にも「木の葉」を指す言葉として残る。

長野県には、木の葉を「ゴミ」、落ち松葉を「マツゴミ」と呼ぶところがある。

愛知方言では落ち松葉を「ゴ」と呼んだり、京都では「ゴを掻く」といった表現もある。

ゴミが木の葉以外の意味にも使われ始めたため、「ゴ」と呼ばれるようになったのか、元々ゴミは「ゴ」と呼ばれており、「ゴ」の「実」という意味で「ゴミ」となったのか定説はない。

鎌倉前期の『平家物語』には「水田のごみ深かりける畔(あぜ)の上に」とあり、ドブなどに溜まる泥を指す言葉として使われている。

そのため、はじめはドブに溜まるものとして、「木の葉」を意味していたのではないかと推測される。

ゴミが「塵(ちり)」や「土ぼこり」の意味になったのは近世以降で、不要物であるため、その頃から「取るに足りないもの」「役に立たないもの」の意味でも「ゴミ」の語は使われはじめた。

本Wikiも役に立たないWikiと呼ばれることはあっても、あくまで建前上のことであって有用な情報も多く掲載しているので、決してゴミではない。
以下に、世界各地のゴミ箱について紹介する。


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こちらはオーストラリアのゴミ箱である。
左側はなんともたくましい身体をしており耐久性は申し分なさそうだ。
右側のシルバーの肢体に走るラインも非常におしゃれ。
 
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アイスクリームを模したゴミ箱。日本でも店のモチーフとしたオブジェクトはあるがゴミ箱にするのはなかなかない。
 
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アルジェリアのゴミ箱。日本の物に非常に近しい爽やかなカラーリングである。
うっすら見える汚れはこのゴミ箱が活用されている証といえよう。
 
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これはシンガポールのゴミ箱。もう見ればわかる通りの分別デザイン。
これはゴミ箱にするにはもったいないクオリティ。まさにゴミ箱のカリスマといえる。
 
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ヨルダンで見られたゴミ箱。いかにも手作りといった色あじや温かあじを感じる。
そういえば、筆者も卒園のときにもらった箱のようなものを20年間ゴミ箱として使っていたのを思い出した。
 
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メキシコのマヤ遺跡前のゴミ箱…というかドラム缶まんま。
とはいえ、よく考えればドラム缶はゴミ箱に合う体型をしている。これも生活の知恵か。
 
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ポーランドにて。宮殿?のようなモチーフとなっている。非常に凝ったデザインで見栄えも良い。
 
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でかぁぁぁい!説明不要!色や形はまちまちだが、それぞれ分別を兼ねているようだ。
芸術品と言われたら信じてしまいそうな奥深い造形だ。
 
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香港ゴミ箱。子どもががんばって描いたであろうイラストが目立つ。
絵を描いた子どもが大人になっても、このゴミ箱はまだ立っているだろうか。
 
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忘れちゃいけない我が国の代表的なゴミ箱。いつも目にしているので新鮮さはないが、やはり洗練されたデザインといえるだろう。
一切の無駄を省いた機能性を追求した一品。まさに職人芸といっても過言ではない。
 
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インドのムンバイにあるという万華鏡ゴミ箱。なんとゴミを入れると絵柄が変わるらしい……。
 
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オーストラリアに突如姿を表したARゴミ箱。内部の赤外線が入れられたゴミ箱を感知し、テトリスが上から降ってくるという非常にユニークな代物。
あらゆる物にエンターテイメントを盛り込む熱意に脱帽するしかない。
 
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黒いボディと金のラインが美しいこのゴミ箱はイギリスの至る所で見ることが出来る。ドーム型のフードによって中身を隠し、適切なサイズのゴミだけが入れられるようになっている。
イギリスの町並みはこのゴミ箱と地道な清掃活動によって成り立っていると言っても過言では無いだろう。
 
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これは1883年のパリで使われていたゴミ箱。
世界最初のゴミ箱は1875年にイギリスが発明したが、フランスは生ごみ、紙と布類、陶器と貝殻、と三種類の分別が義務付けられていた点が興味深いと言える。
法案に署名した当時のセーヌ川知事に倣って今でもフランスではゴミ箱の事をプベルと呼んでいる。
 
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世界に遅れること20年。日本では明治33年に「塵芥箱」としてゴミ箱の産声を上げた。
それ以前はポイ捨てされたものを民衆がリサイクルしていたようだ。
だが明治になって人口増加に伴い、コレラなどの伝染病が猛威を振るったため、その対策として塵芥箱が誕生した。
日本の平和のために生まれたゴミ箱に対して、感謝を忘れてはならない。
 
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更に歴史を紐解くと、ゴミ箱は遥か昔に滅んだモヘンジョ・ダロに既に存在したという。これはダストシュートといい、入れたゴミを清掃員が処理するという現代と全く同じシステムを採用している。
余談だが、モヘンジョ・ダロでは下水路も運用していたという。4500年前にゴミシステムが確立していたのは驚嘆に値する。
 
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CFではあるが、なんと自動梱包・自動交換までするゴミ箱まで現れた、未来を感じるFortune Garbage Box。
 
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The world's deepest bin(世界で最も底が深いゴミ箱)と呼ばれるゴミ箱。
ゴミを入れるとセンサーが反応し、投げた音と底に落ちる音を鳴らすという遊び心溢れる作りをしている。
 
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世界一美しいゴミ箱と評されたMOHEIM SWING BIN S。デザイナーとして名高い竹内 茂一郎氏による作品で、機能、見た目において高い芸術性を誇る一品。お値段も10000円前後とリーズナブル。
 
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私の収納量は53Lです。
 
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かざすだけで蓋が開くゴミ箱。正しく近未来型ダストボックス。
 
  • ナニコレ -- 2023-05-07 (日) 17:54:47
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