刃

プロフィール

性能概要

自傷によってHPを減らしながら強力な攻撃を叩き込むアタッカー。
各種スキルが基本的に攻撃力倍率が低く、最大HP参照の倍率が高くなっており、ステータスもそれを鑑みてか攻撃力は低くHPは高く設定されている。
強化通常攻撃が拡散攻撃で、必殺技と天賦が全体攻撃の為、範囲攻撃能力は非常に高い。
SP消費が非常に少ない為、サブアタッカーとしての運用が向いているが、メインアタッカーとしても優秀。
攻撃力バフとは相性が悪い点に注意。

スキル

通常攻撃：支離剣

指定した敵単体に刃の攻撃力50%(100%)分の風属性ダメージを与える

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通常状態での通常攻撃。
戦闘スキルを使用すると強化通常攻撃である無間剣樹に変化する。
強化前の此方を振るう機会は殆ど無いが、強化レベルは強化通常攻撃と共有の為、強化優先度は非常に高い、

通常攻撃：無間剣樹

刃のHPを最大HP10%分消費し、指定した敵単体に刃の攻撃力20%(40%)+最大HP50%(100%)分の風属性ダメージを与え、隣接する敵に刃の攻撃力8%(16%)+最大HP20%(40%分)の風属性ダメージを与える。
残りHPが足りない場合、「無間剣樹」を発動した時、刃の残りHPが1になる。
「無間剣樹」はSPを回復できない。

・(昇格4): 百死耐忍
「無間剣樹」を発動した後、弱点撃破状態の敵に命中した場合、刃は自身の最大HP5%+100のHPを回復する。

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刃のメイン攻撃。
実質的に常にこっちを振るっていく事になる。
通常攻撃なのでSP消費はしないが、戦闘スキルの代替なのでEPは30貯まるという良いとこどり。
拡散攻撃なので人生もメインターゲットを2点　隣接ターゲットを1点と戦闘スキル相当になっている。
ただしSPが貯まらない点も戦闘スキル同等となっている。
隣接ターゲットに対するダメージはメインの4割となっている。
これに限った話ではないが、刃のスキルは攻撃力倍率はかなり低く、最大HP倍率が高くなっているので攻撃力の影響が少ない。

昇格4で撃破状態の敵を攻撃するとHP回復する。
しっかり育成していればHPは7000から8000ぐらいにはなっているので、450～500ほど回復する。
撃破状態の敵とやや限定的な条件だが、戦闘が継続していれば勝手に訪れる機会なので刃のHP安定に繋がるだろう。

戦闘スキル：地獄変

刃のHPを最大30%分消費して「地獄変」状態に入る。
「地獄変」状態では戦闘スキルを発動できず、自身の与ダメージ+12%(40%)、通常攻撃「支離剣」が「無間剣樹」に強化される、3ターン継続。
残りHPが足りない場合、戦闘スキルを発動した時、刃の残りHPが1になる。
この戦闘スキルはEPを回復できない。この戦闘スキルを発動した後、ターンは終了しない。

・2凸：支離の旧夢 万事が遺恨
刃が「地獄変」状態の時、会心率+15%。

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HPを消費してモードチェンジし、3ターン通常攻撃を変化させる。
基本的に常に「地獄変」状態を維持したいので、使用できるようになったら即使用する。
3ターンに1回使用すれば良く、SP消費もこれだけなので刃のSP支出はかなり少ない
有名な計算・考察サイトでは庭想定の8ラウンドで合計で3SP*1しか使用しないというデータも。
この為、ブローニャ等の優秀だがSP収支がネックな調和と非常に相性が良い。
刃の根幹ともいえるスキルだが、強化による変化が与ダメしかなく、ある程度まで強化しておけばそれ以上強化する必要性は薄い。

2凸で「地獄変」状態で会心率+15%が付く。
実質的に常に会心率上昇となるだろう。

必殺技：大辟万死

刃の残りHPを最大HPの50%にし、敵単体に刃の攻撃力24%(40%)+最大HP60%(100%)+戦闘中失った累計HP60%(100%)分の風属性ダメージを与え、隣接する敵に刃の攻撃力9.6%(16%)+最大HP24%(40%)+戦闘中失った累計HP24%(40%)分の風属性ダメージを与える。
戦闘中失った累計HPのカウントは、刃の最大HPの90%を超えず、必殺技を発動した後にリセットされる。

・1凸：形寿記せし剣身 地獄変の如く
指定した敵単体に対する必殺技の与ダメージが、刃の戦闘中失ったHPの累計150%分アップする。
戦闘中失ったHPの累計のカウントは、刃の最大HPの90%を超えず、必殺技を発動した後にリセットされる。

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刃のHPを元の数値に関係なく50%丁度にし、攻撃力と最大HP参照に加えて戦闘中に失ったHP総量を参照したダメージを与える拡散攻撃。
倍率だけ見るとピンと来ないが、アタッカーが攻撃力3000ぐらいの数値を参照する所、この必殺技は7000～8000程の刃のHPを参照する為、実質的な倍率は非常に高い。
HPを50%にする効果は、HP50%超過の時に使用すると自傷として扱われ、HP50%未満の場合は回復として扱われる。
当然ながら刃は回復より自傷としてカウントされる方がありがたいので、後述する天賦でのカウントもあって刃はできるだけ50%以上の高HPを維持したい。

なお、説明文章が解りづらく、Lv10だと「失った累計HPの100%分のダメージを与える。失ったHPの累計のカウントは、刃の最大HPの90%を超えない」となるので「100分ダメージを与えるのに最大で90%しかカウントされないの？」というような誤解を受けるかもしれない。
実際にはまず刃の失ったHPのカウントが最大のHPの90%までで、その90%のHPにLv1なら60%なので0.6倍　Lv10なら100%なので1.0倍ダメージが加算となる。
例えば、解りやすい様に刃の最大HPを1,000として、必殺技のレベルを喪失HP倍率60%のLv1とする。
そして戦闘中に総計で1,500のHPを失った状態として、必殺技を発動したとする。
まず失ったHPの総量は1,500だが、最大HPの90%までしかカウントされないので失ったHPは900として計算される。
その後にその900の60%である540が必殺技に追加されるダメージになる。
もしLv10なら900の100%、つまり900がそのまま追加ダメージとなる。

以上を前提に1凸の効果を見てみると、失ったHP参照の倍率+150%と書いてある。
これはつまり先ほどの最大HP1,000の例で言うと900*1.5倍の1,350ものダメージが追加されるという事になる。
必殺技Lv1の場合の540なら合計1,890のダメージに、Lv10の場合の900なら合計2,250ダメージになる。
1凸で必殺技の威力が格段に増える事が良く解るだろう。
ただし、あくまでこの追加分はメインターゲットのみな事に注意。
隣接タゲには影響しない。

天賦：倏忽の恩賜

刃がダメージを受ける、またはHPを消費した時、チャージを1層獲得する。
チャージは最大で5層累積できる。この効果は攻撃を1回受けるたびに1層まで累積できる。
チャージが上限に達した時、敵全体に追加攻撃を1回行い、刃の攻撃力22%(44%)+最大HP55%(110%)分の風属性ダメージを与え、刃の最大HP25%分のHPを回復する。
追加攻撃を行った後、すべてのチャージを消費する。

6凸：涸れし魂魄留まりて 此の身に戻る
チャージ層数の上限が4層になる。天賦による追加攻撃の与ダメージが、さらに刃の最大HP50%分アップする。

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要は5回何らかの理由で刃のHPが減ると全体攻撃を誘発するという効果。
5回というと大目に聞こえるが、実際には文字通り殆どの「HPが減った」状況をカウントする為、意外に回転率は高い。
敵からのダメージや戦闘スキルによる自傷はもちろん、持続ダメージでもカウントされる。
特に持続ダメージは異なる種類の持続ダメージが刃に付与されていた場合、その数だけカウントが進む。
Hp50%超過から必殺技を使ってHP50%にした時もしっかりと自傷としてカウントされる為、必殺技→天賦発動という流れも多い。
回復効果も回転率が良いのでしっかりと効果を発揮し、刃の安定さに一役買っている。
注意点として「攻撃を受ける」ではなく「ダメージを受ける」なのでシールド上から殴られても貫通されなければカウントされない。

6凸で必要スタックが4回と減り、威力が格段に上がる。
字面で受ける印象よりも刃の総火力に影響し、他の限定キャラと同様に5凸と6凸で大きな差ができるほど。

秘技：業途風

敵を攻撃。戦闘に入った後、刃の最大HP20%分のHPを消費し、敵全体に刃の最大HP40%分の風属性ダメージを与える。
残りHPが足りない場合、秘技を発動した時、刃の残りHPが1になる。

敵にダメージを与える効果があるが、どちらかと言えば開幕で自傷ができる点が大きいか。
しっかりと天賦のカウントも進む。

軌跡スキル

(昇格2): 無尽形寿

刃の残りHPが50%未満の時、治癒を受けた時の回復量+20%。

自傷キャラであるが故に事故死が怖い刃だが、その刃の安定性に一役買ってくれる。

(昇格4): 百死耐忍

「無間剣樹」を発動した後、弱点撃破状態の敵に命中した場合、刃は自身の最大HP5%+100のHPを回復する。

昇格2スキルと同様に安定性に影響。
条件付きだが強敵との戦闘では勝手に訪れる機会でもあるので効果は安定して発揮してくれる。

(昇格6): 壊劫滅亡

天賦の追加攻撃の与ダメージ+20%。

追加ステータス

星魂(凸効果)

もはや最近の限定キャラ全体にいえる事だが、凸効果はどれも優秀。
やはり6凸が特に強力だが、特別ここまで狙いたいという区切りはない。
強いて言えば1凸もかなり強いので、余裕があれば1凸まで狙ってもいいだろう。

1凸：形寿記せし剣身 地獄変の如く

指定した敵単体に対する必殺技の与ダメージが、刃の戦闘中失ったHPの累計150%分アップする。
戦闘中失ったHPの累計のカウントは、刃の最大HPの90%を超えず、必殺技を発動した後にリセットされる。

必殺技の威力を格段に上げてくれる。
刃は強化通常攻撃・必殺技・天賦どれも優秀なダメージソースなので、必殺技の強化は刃の火力を大きく向上させてくれる。

2凸：支離の旧夢 万事が遺恨

刃が「地獄変」状態の時、会心率+15%。

「地獄変」状態限定の効果であるが、刃はほぼ常に「地獄変」状態なので実質的に常時会心率上昇に等しい。
条件こそ「地獄変」状態限定ではあるが、会心率上昇は強化通常攻撃だけに限らず全ての攻撃に適用される。

また、詳しくは遺物の項目で書くが、刃はこの2凸の効果と餅武器で会心率が盛りやすい。
なので2凸以上している場合は胴は会心ダメージも十分選択肢に入る。

4凸：冥府の岐路越え 回生せし骸

残りHPが50%を超える状態から、50%以下になった時、最大HP+20%、この効果は最大で2層累積できる。

刃の最大HPを大きく増やしてくれる。
HP50%以上で必殺技を使えばたやすく条件が達成できるし、各種自傷でももちろん発揮してくれる。
ちょっと戦闘をしていれば直ぐに2層蓄積できるだろう。
勿論、刃にとって最大HP増加は火力に直結する為、これによる火力恒常も大きい。
羅刹と非常に相性が良く、彼がいた場合は50％以下になるとすぐに回復してくれるので、2回目の条件を非常に素早く達成できる。

6凸：涸れし魂魄留まりて 此の身に戻る

チャージ層数の上限が4層になる。天賦による追加攻撃の与ダメージが、さらに刃の最大HP50%分アップする。

強力な全体攻撃である天賦の回転効率・威力が強化される。
前提の4凸で最大HPが上がっている事もあり、刃の総火力をかなり底上げしてくれる。

光円錐

これ迄にいなかった最大HPを参照して火力を出すユニークなキャラクター……という事はこれまでの他のキャラクター用にデザインされいていた円光は大多数が合わないという事である。
その為、意外な程に選択肢は少なく、特に★4の円光は殆どが刃にとって優先度が低い攻撃力バフなので選びにくい。
基本的な選択肢として挙がるのは刃の餅武器である【★5着かない彼岸】、クラーラの餅武器である【★5かけがえのないもの】、アーランの餅武器である【★4秘密の誓い】の3種類。
この内、【★5着かない彼岸】はマストなので所持しているのならばこれで決まりでいいだろう。
彼岸が無い場合は、★5ではあるものの微妙に噛みあわない【★5かけがえのないもの】か、★4だがバフ内容がかなり刃とマッチする【★4秘密の誓い】から選ぶことになる。
計算上では諸条件にもよるが【★4秘密の誓い】と【★5かけがえのないもの】はほぼ同等の火力数値となっている。
むしろ、場合によっては【★4秘密の誓い】の方が火力に優れる程であり、一方で【★5かけがえのないもの】は回復能力があるので安定する。

その二つも無ければヘルタ円光の【★5とある星神の殞落を記す】か【★3俱歿】か【★3天傾】と言ったところか。

餅武器：★5着かない彼岸

装備キャラの会心率+18(30%)％、最大HP+18%(30%)。
装備キャラが攻撃を受ける、または自身のHPを消費すると、与ダメージ+24%(40%)、この効果は装備キャラが攻撃を行った後に解除される。

壊滅円光の中で現時点で唯一最大HPを増やしてくれる円光。
それもあって刃に非常にマッチしているし、無条件で会心率が上がるのも効果量も高くかなり優秀。
与ダメも上がる効果は条件付きではあるが、刃なら容易く達成できるだろう。
HP50%以上で必殺技を発動すれば自傷となり、即与ダメも乗る。
攻撃力に関するバフはないが、刃の場合は攻撃力増加による恩恵が低く、むしろ刃にとって欲しいバフが網羅されているといっても良い。
銀狼の餅武器のエーテルコードやゼーレの餅武器の速度による特殊バフなど限定餅故の特殊とも言える効果はないが、重要なバフが複数種ありどれも効果量が高い為、火力貢献という意味では引けを取っていない……いや、やっぱりゼーレ餅には流石に負けるか。
ちなみに、クラーラ餅武器の【かけがえのないもの】のステータスに比べると防御力は劣るがHPで優っている。

なお、刃2凸で会心率上昇もあり、この餅武器も凸が進んでいるとか会心率がかなり増えるので、遺物胴を会心ダメージにする選択肢もとれる。

その他の光円錐

★5:かけがえのないもの

装備キャラの攻撃力+24%(40%)。装備キャラが敵を倒す、または攻撃を受けた後、装備キャラの攻撃力8%(12%)分のHPを回復し、与ダメージ+24%(40%)、効果は自身の次のターンが終了するまで継続。この効果は累積できず、ターンが回ってくるたびに1回まで発動できる。

クラーラの餅武器。
刃の餅武器以外ではヘルタ円光を除けば唯一の★5円光なのでもちろん強い。
強いのだが基本バフが攻撃力で条件バフが自傷ではなく攻撃を食らった時と微妙に噛みあっていない。
その為、同凸している【秘密の誓い】と比べると火力的にはほぼ同等で条件によって劣るぐらいだが、此方には回復能力があるので安定性は上。
やはり★5円光なので優秀なのは変わりなく、自傷ではダメと言っても刃は壊滅なので被弾する確率も高いので条件も達成しにくい訳ではない。
と言ってもよほどガチャを回していないと★５の【かけがえのないもの】と★4の【秘密の誓い】が同凸になっている人も少ないだろうから、その場合は基本的には【秘密の誓い】で良いだろう。

★5:とある星神の殞落を記す

装備キャラが攻撃した時、今回の戦闘中、装備キャラの攻撃力+8%(16%)、最大で4回累積できる。
装備キャラが敵を弱点撃破した後、与ダメージ+12%(24%)、2ターン継続。

いわゆるヘルタ円光
★5ではあるものの主要バフが攻撃力と刃と嚙み合っておらず、与ダメバフの方は流石に条件が限定的すぎる。
ステータスは全体的には★4よりは高めになっているが、肝心かなめのHPは★4の秘密の誓いと同値。
此方を使うぐらいなら秘密の誓いの方が良いだろう。
秘密の誓いが無ければ候補に入るが、完凸していれば★3の天傾や俱歿の方が良い。

★4:秘密の誓い

装備キャラの与ダメージ+20%(40%)、残りHP割合が装備キャラ以上の敵に対して、さらに与ダメージ+20%(40%)。

餅武器に続いて刃にマッチしている円光。
上昇するのが攻撃力ではなく与ダメであるのがポイント。
条件付きの部分も刃なら達成しやすい。
クラーラ餅武器の【かけがえのないもの】が攻撃力上昇であるのもあって凸次第では此方の方が火力が出る。

他の★4円光

どれも基本的に攻撃力バフなので不向き。
強いて言えば【青空の下で】は一応敵を倒すと会心率バフなので他の★4の中では刃に適している。

★3:天傾

装備キャラの残りHPが80%未満の場合、会心率+12%(24%)。

攻撃力ではなく会心率が上がる為、同凸ならそこらの攻撃力が上がる★4円光より此方の方が火力が出る。
条件付きではあるものの、刃ならHP80%以下はかなり達成しやすい。

★3:天傾

装備キャラの通常攻撃と戦闘スキルの与ダメージ+20%(40%)。

刃は通常攻撃をメインで振るうので与ダメが上がるこの円光はそこそこ相性が良い。
攻撃力バフの★4円光を付けるぐらいならまだ此方の方が良いだろう。
凸が進んでいるなら★5の【とある星神の殞落を記す】よりマシだが、★3円光という事もあってステータスは低いので苦肉の策感は否めない。

遺物・オーナメント

遺物

宝命長存の蒔者

刃と同時実装された遺物なだけあって、非常に刃とマッチしている。
最大HP+18%はかなりありがたいし、4セット効果も刃なら常に2層維持できるだろうから会心率+16%となる。
計算上でも他の遺物より一回り大きな火力貢献となるので、理想で言えばこの遺物4セットになるだろう。

昼夜の狭間を翔ける鷹

風属性アタッカー御用達の遺物。
2セット目の属性ダメージは安定ではあるが、与ダメバフを乗せやすい刃ではやや相性が悪いか。
4セットの効果も刃は被弾機会が多いとはいえEPブーストの能力がなく、円光でも乏しい上に必要EPは130と高い為、必殺の回転率はそこまで良くはない。
と言っても【蒔者】を揃えるまでの繋ぎならば十分だし、２：２セットでの活用でもとりあえずは良いだろう。

草の穂ガンマン

皆大好き安定のガンマン。
利点は掘りやすく既に必要な物がそろっている可能性が高い点。
特に刃は他のアタッカーと必要なステータスが若干ずれるので、余剰分を流用しやすい。
速度はあって困らないし、強化通常攻撃がメイン攻撃なので通常攻撃の与ダメージ10%もまぁ悪くはない。
ただし、2セット効果の攻撃力+12%は刃にとってさほど効果はないので、２：２セットでの装備には向いていない。
例え繋ぎでも２：２セットでガンマンを使うぐらいならセット効果は端から諦めて、全ての遺物から良いオプションの遺物をバラバラに選んだ方がいいだろう。

オーナメント

自転が止まったサルソット

会心率が盛りやすい刃なら条件部分も達成しやすい。
必殺技・天賦の追加攻撃もダメージ比率が高い為、ダメージが伸びるのは嬉しい効果。
【星々の競技場】と悩むが、どちらも大した差はないのでオプションが揃っている方で選ぶのも良い。
もし刃が6凸しているならば天賦の使用頻度が高くなるので、サルソットの方が優れてくる。

星々の競技場

サルソットとは逆に通常攻撃の与ダメが上昇する。
刃は戦闘スキルが攻撃スキルではないので其方の効果は無意味。
それでも通常攻撃もメインダメージソースではあるので効果量も高い。
サルソットでもいいが、【折れた竜骨】と一緒に集めながら良いステータスのが拾えたら此方でもいいだろう。

宇宙封印ステーション

皆大好きアタッカーの安定オーナメント。
ガンマンと同様に掘りやすく、他のアタッカーの余剰分を活用しやすい。
特にHP縄は殆どのアタッカーで使用していないだろうから分解してなければ幾らでも余っているだろう。
しかし、セット効果は全て攻撃力と刃にとってかなり恩恵が薄い。
此方を装備するぐらいならまだ【老いぬ者の仙舟】の方が良いだろう。
上の二つと【老いぬ者の仙舟】で良いステータスのが無ければ此方でもいいが、それをするくらいならガンマンと同様にセット効果に拘らずにバラバラに良いステータスのを選んだ方が良い。

老いぬ者の仙舟

【宇宙封印ステーション】と同様に掘りやすく、しかも最大HP上昇と刃によって嬉しい効果もついている。
サブアタッカー運用ならばメインアタッカーの攻撃力を上げる効果も悪くはない。
ただし、その場合は靴が速度靴に固定されてしまう点に注意。
まぁそれでも【宇宙封印ステーション】付けるぐらいなら速度120未満でも此方を付けた方が良いだろうが…。

ステータス選出

胴

基本的には他のアタッカーと同様に会心率で良いが、何度か記述したように刃は会心率が盛りやすい。
具体的には次の様な要素が考えられる。

2凸して【宝命長存の蒔者】とオーナメントどちらかを装備していた場合、会心率は5+12+15+16+8=56%となる。
一方で会心ダメージは外部からのバフ以外では殆ど乗せる手段がなく、素の50%どまりとなり、この時点で会心率が会心ダメージを上回る。
更に餅武器を持っていれば会心率は74%～86%にもなり、会心ダメージを大きく上回る。
この為、会心率と会心ダメージの比率1:2を目指すとして胴のメインステータスで会心ダメージを選択する意義はかなり大きい。
ただし、刃と相性の良いブローニャを組ませる場合は必殺技で2ターン会心ダメージが大体30～35%前後加算される事を考慮しても良い。

脚

速度かHP。
どちらの間にも大した差はないので揃いやすい方で良いだろう。
強いて言えば速度の方が若干火力は高いが、ブローニャを組ませた場合は行動純割り込みがあるのでHPの方が優越する。

珠

此方は他のアタッカーと同様に風属性。
もし属性珠が無い場合は、他のアタッカーと違い次点はHP珠となる点に注意。

縄

基本的にHP縄。
最大EPが130と一緒で、EP30貯まる行動を毎ターン行うという行動パターンも同じ景元のEP縄検討がほぼそのまま使える。
壊滅なので被弾確率が高くなるので、景元よりはEP縄装備時でのターン短縮チャンスが多くなりはする。
しかし、神君の段数を貯める為に必殺技自体のダメージより発動回数を考えたい景元と違い、
刃の場合はHP調整効果は有れどダメージを出すために必殺技を使いたいという目的の方が大きい。
また、そもそも必殺技の威力を最大限に出す為にはHP喪失量を稼ぐ必要があり、あまりに早く必殺技を発動してもHP喪失量が満足に稼げていないという事もある。
その為、必殺技自体のダメージはもちろん、他のスキルのダメージにも影響する最大HPを増やした方が結果的には効果的になる。

評価

しっかり育てるとメインでもサブでも優秀な火力を叩き出す自傷アタッカー。
自傷と言ってもアーランの様に低HPだと火力が上がるのではなく、失ったHPの総計で火力が上がる為、HPを回復しても問題はない。
むしろ、必殺技の仕様的に50%より高いHPをキープしたい所。
自傷なので耐久に不安が出るかもしれないが、遺物・オーナメントのサブステでHPをしっかり確保すると、HPは7000から8000以上になる。
必殺技で定期的に50%になる事もあって、実質的な耐久力はかなり高い。
毎ターン拡散攻撃と必殺技と天賦による全体攻撃によって範囲火力に優れるので、花周回・フィールドファーム・模擬宇宙周回でも時短効率化に優れる。
勿論、庭攻略でも強い。

編成

アタッカーの中でも屈指のSP効率を誇るので、ゼーレ等のSPをバンバン使うキャラに併せてサブアタッカーとしての運用。
あるいはメインアタッカーに添えてSP消費の激しい調和を2人入れるという選択肢もできる。

相性の良いキャラ

羅刹

HP50%以下の味方の自動戦闘スキル使用。攻撃に反応しての回復能力付与と非常に刃と相性が良い。
特に刃は必殺技で自動的にHP50%になるので、自動戦闘スキル使用の誘発となり刃の安定と羅刹のEPと【白花の刻】の確保につながる。
とりあえず雑に二人突っ込んでおけば刃はほぼ死なないだろう。
逆に言えば火力貢献的な意味では1凸の効果は攻撃バフでもあるので、6凸でもしてない限り薄い。
刃が死なないのであれば豊穣を羅刹にする意味も薄くなる。

ブローニャ

刃をメインアタッカーに添える場合は、SP消費の激しいブローニャは非常に相性が良い。
刃の速度がブローニャを僅かに上回る様にしておけば、刃が行動→ブローニャの再行動で刃が2連続攻撃→処理的にはほぼ同時行動なので次も刃→ブローニャの順番で並ぶ。
このルーチンで特に素晴らしい点は、何らかの理由により行動順がずれてもブローニャの再行動処理で正常な行動順にリセットされる点である。
速度調整は刃がブローニャを上回っていれば良いので両者ともに速度靴でも成立はするが、折角の再行動の為の編成なので刃の靴をHP靴にして火力を上げたい。
この為、ブローニャの遺物はセット効果も含めて多少考えたい。
【昼夜の狭間を翔ける鷹】の4セット効果の必殺技使用で行動順が25%上昇も邪魔だし、ガンマン4セット効果の速度+6%も不要。
理想を言えば後述するオート挙動の問題で初期SPが増加する【流雲無痕の過客】が欲しいが、耐久を高める為の【吹雪と対峙する兵士】でも良い。
だが、極端な事を言えばセット効果度外視で会心ダメージがついていて速度がついていない遺物を掻き集めればそれでいいので、あえて「刃との編成の為に遺物を厳選しなおす」必要もない。

なお、オート使用時だがVer1.2でブローニャの挙動が変更されたので幾つか注意する必要がある。
SPがあれば常時戦闘スキルを使用していたが、巡狩と同様にSP3以上の場合しか使わなくなってしまった。
当然、戦闘スキルを毎ターン使用してほしいし、通常攻撃を振ってしまうと天賦の効果で行動速度も上がってしまい刃を追い越してしまう。
この為、SP回復効果のある★5円光【だが戦争は終わらない】はできれば欲しいし、あとの二人は豊穣二人にしてSP消費を抑えるという工夫も必要。
あるいは無凸でもいいので【だが戦争は終わらない】を2枚持っていればブローニャ＋もう一人調和で更に刃を強化するというのも有り。
ちなみに豊穣二人編成は羅刹でなくても良くなるという利点も存在する。
繰り返すが刃の消費SPが少ない事もあって初動さえ何とかなれば、後はずっとSPを5でキープする事も珍しくない。
なので初動のブローニャターン時にSP3を確保する為*2にも、初期SPが増加する【流雲無痕の過客】を付けたキャラクターがいれば安定する。
また、オートのブローニャは戦闘スキルの使用先は基本的には巡狩・壊滅・知恵・虚無の運命を対象に選ぶようになったが、余りにも攻撃力の差が激しい場合はこの限りではない。
具体的に言うと羅刹と刃と組ませた場合、両者の攻撃力に余りにも大きな差があった場合、ブローニャはスキルを羅刹に使用してしまう事がある。
しかも、この挙動は攻撃力の差が閾値を超えると100%羅刹になるという物ではなく、攻撃力の差が増えてくると稀に羅刹を使用先に選び出し、更に差が広がると羅刹が対象になる確率が増えるというもの。
オーバーヒールになっているのに羅刹の攻撃力を過剰に持っている人は注意しよう。

特に活躍できるコンテンツでの解説

その他

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