譜面攻略のコツ

Last-modified: 2024-03-14 (木) 23:56:50

このページでは、NOISZ SLにおいてよく使われるテクニックや、認識方法についてまとめています。

音ゲーマー向け 弾幕の基礎

このゲームでは大きく分けて鍵盤、弾幕、複合の3種類の区分があります。
鍵盤はある程度音楽ゲームに触れている人なら中難易度程度までなら対処できると思いますが、弾幕や複合配置に関してはNOISZ SL独自の地力が必須となります。
(高難易度に挑む際は鍵盤系音ゲーをやり込んでから挑むとやりやすいです)

弾幕

弾幕で一番意識すべき点は、安地(安全地帯)が何処にあるかということです。
密度の濃い弾幕では、「ここに居れば被弾しない」という場所を探し出す能力、又は暗記が必須になります。もちろん、難易度が高くなるほど安地は少なかったりそもそもなかったりしますが、一定時間安置である場を経由していくことで、綺麗によけれる配置も多いです。
また、RS-Dashも活用しましょう。RS-Dashは、キャラクター(自機)を離したタイミングでドック位置(初期位置)へ戻る操作のことをいい、RS-Dash中は無敵となります。そのため、弾幕を避けながらドック位置が安地になっているかどうかを確認し、指を離すことで一見回避不可に見える弾幕も回避できます。この操作は高難易度においても必須技術です。
これらのことを意識しても、最初は難しいです(これは、どんなにうまい人であっても共通。難易度7ですら困難に感じるかもしれません)。なので、音ゲーマーの方は、リズムに乗せて避けることを意識してもよいと思います。この曲のこのタイミングでこの位置に移動する、RS-Dashを使うなど、リズムに合わせて独自の運指を組み、避けると最初の内はやりやすいかもしれません。それでもできない配置はPracticeモードを使用し練習したり、録画して見直すとよいでしょう。

複合

このゲームをスマホ音ゲーの中で一番難しいゲームにしている一番の要因です。基本、弾幕と鍵盤が同時に降ってくる配置のことを指します。これらの配置で意識する点は、目線(認識箇所)と安地の認識です。目線に関しては、音ゲーマーの方なら一度は意識したことはあると思います。よくあるタイプの音ゲー(上から下へ降ってくるタイプ)では、叩く位置よりも上の方を認識し、指自体は認識しません。また、低速(ソフラン)では指の位置(判定タイミング)に近い方、固定鍵盤系で左右どちらかの密度が濃い場合は密度の濃い方を認識…というように、無意識に視点移動している方も多いかもしれません。その目線の位置をこのゲームの複合配置では自由自在にコントロールする技術が必須となります。また、安地認識を事前にしておくと、弾幕に集中せずに鍵盤を叩くことも可能になります。このように、意識すれば簡単になる配置や、一見不可能に見える配置も研究次第でどうにでもなることも多いです。認識方法などの詳細は、以下の解説にて詳しく記載してあります。

弾幕コントロール

固定弾と追尾弾

このゲームの弾幕は大きく分けて2種類あり、プレイ毎に完全に弾幕位置が固定化されている「固定弾」、キャラクター(自機)を中心に弾幕が配置される「追尾弾」があります。正確にはランダム弾も存在しますが、中級者まではこの2つの弾幕を中心に考えましょう。難しい弾幕であっても、固定である限り回避パターンや安地を暗記することで、大抵は回避できるようになります。ですが、追尾弾ではキャラクター位置により毎回弾幕パターンが変わるため、弾幕コントロール技術が必要になってきます。

追尾弾コントロール

中難易度までは、追尾弾を見る→回避で間に合う配置が多いですが、高難易度ではその動きだけでは回避が厳しい/不可能な配置が出現します。そのため、追尾弾の軌道を事前に予測し変更することで安地を作り出す技術が必要になります。特に、高密度の固定弾+追尾弾のような配置では、次に避けたい位置を決めておき、その避けたい位置に追尾弾が来ないようにキャラクターを移動すると避けやすいです。

 

認識方法

本ゲームの高難易度曲に挑むに当たり、必須となる技術。
複合配置(弾幕と鍵盤の同時処理)など、このゲームの難所では殆どの場合目線意識が重要となります。

よそ見

ノーツと弾幕が同時に流れるときは難しい方に目線を合わせ、簡単な方(簡単ではないかもしれないが)はよそ見で取ることが求められます。
ノーツに注目する際は、基本弾幕を認識せず安地を目指しましょう。覚えた場所に一度移動したらパターンが変わるまでは基本動かす必要がないため、キャラクターを注視する必要はありません。
弾幕に注目する際は、よそ見でノーツを取ることが必須になり、弾幕に注目→ノーツに注目→…といったような目線移動が必要となることもあります。よそ見でノーツを取るには、視野の意識も大事となります。

視野

人間の視野は中心視野、有効視野、周辺視野の3つに分けられ、中心から周辺になるにつれ視界がぼやけていきます。そのため、難しい配置はなるべく中心視野で処理し、簡単な配置は周辺視野で処理していくのが理想となります。
重要なのはその瞬間にどの要素を認識するのが最適か、同時に認識するのに一番効率的な点はどこかを探し出すことであり、配置によって全く認識方法が異なります。研究の上で最もよい目の使い方を導き出し、最適化していくのが大切です。もちろん、全箇所やる必要はなく、超高難易度の難所でのみ必須となります。
中心視野、有効視野、周辺視野の意識はそのうち無意識でできるようになるのでとにかく回数を積み重ねてください。

 

汎用運指

このゲームにてよく使用する運指の一例です。もちろん出張配置が多い関係上全てこの通りに動かすわけではないですが、覚えておくことで運指の幅が大きく広がるでしょう。
※多指プレイ前提の運指です。

運指一覧

運指一覧

親・・・親指
人・・・人差し指
中・・・中指
薬・・・薬指
小・・・小指

2-2運指

4鍵ゲームにおいて基本となる人差し指と中指を使う運指、トップエリアの操作は片手を出張させて行う。
運指22.png

3-2運指

片手の人差し指、中指、薬指、もう一方の手の親指で落下ノーツを取り、トップエリアを人差し指や中指で操作する運指。
運指32.png

4-1運指

片手の人差し指、中指、薬指、小指で落下ノーツを取り、トップエリアをもう一方の手で操作する運指。
運指41.png

2本指縦連

連打速度が足りない人向け、2つ指を使うことで連打力を補う運指。画面が大きい端末では横2本で処理することもある。
2指縦連.png

 

プレイヤースキル

このゲームには大きく分けて2つの重要なプレイヤースキルがあります。それは音ゲー力と研究力です。
どちらかが大きく欠けていると、正直このゲームの譜面をまともに遊ぶことができません。
しかしながら、研究力は譜面プレイ前に蓄えるものなので本Wikiや他プレイヤーの運指を参考にすることで補うことが可能です。

分類能力詳細
音ゲー力譜面認識力ノーツや弾幕の状況を理解する能力
連打力リズム良く高速連打できる能力
鍵盤力4鍵の鍵盤を適切に弾く能力、高難易度では片手で3鍵する場面が多いことや認識すべき要素の数的に6鍵の鍵盤能力が必要になる
スライド力適切に指をスライドする能力
エイム力精確な位置に指でタップしたり、指を動かしたりする能力
運指実行力開発した運指を実行する能力
研究力システム理解力ゲームシステムを理解し、活用方法を導き出す能力
スタイル理解力NOISZバーストやスタイル能力、モジュール効果を有効活用する方法を導き出す能力
譜面研究力譜面の特徴を理解し、大まかな攻略法を見つけ出す能力
音ゲーというより死にゲー系アクションゲームの研究に近い
運指開発力譜面に合った運指を開発する能力
その他ランダム弾回避力ランダム型の弾幕を回避する能力
暗記力・計算力例の譜面達のせいで必要な能力

その他テクニック

巻き込み&抜け対策

このゲームの鍵盤は、出張やよそ見、弾幕と同時操作など特殊な動きで処理することが多い為、予期せぬミスが出やすいです。そのため、対策方法を紹介します。

  • 空タップ
    よそ見でノーツを取っているとエイムがずれてタップでミスが出ることがよくあります。そのため、巻き込まない配置であれば、あえて必要とされている本数以上の指を使用してノーツが無いところを叩いたり、複数指で処理すると安定度が増すことがあります。
  • スライド巻き込み対策
    このゲームのスライドノーツはめちゃくちゃ判定が広いので適当に擦ってても処理できますが、直前のノーツをタップすることにより裏のスライドを巻き込み、結果的に直後のタップでRadiant以下が出てしまうこともよくあります。そのため、タップスライド分業をしたり、スライドを処理するタイミングをずらしたり、スライドはタップせずに処理したりすると、巻き込みを減らすことができます。
  • ホールド終点処理
    このゲームのホールドはよそ見で取ることが多い為、終点のエイムがずれてミスが出ることがよくあります。そのため、ホールドの終点は、あえて指の位置を確認するために視点を動かしたり、判定幅が広いことを生かして適当に擦りまくったりすると、ミスが出る確率が減ります。
  • 手の角度調整
    鍵盤ゲーあるあるですが、普通に鍵盤を処理しようとすると若干1,4鍵の指が斜めになってしまい指がキャラクターを巻き込んだりする原因となってしまいます。そのため、手の角度に起因するミスが出やすい箇所は、脇をしめることで処理しやすくなります。

バースト管理

ある程度の高難易度までは適当にバーストを消費してもTP100可能ですが、超高難易度曲になってくるとバースト戦略が必須になります。バーストのタイミングを見極める戦略ゲーで、難しい箇所はバーストで突破することで勝率を高めます。バーストを使用せずにできる箇所であっても、勝率が低くてそのVに目立った難所が無い場合はバースト使用候補の箇所となります。