【南下政策】

Last-modified: 2025-09-23 (火) 06:10:26

RS2

ゲームを開始して【クジンシー】を倒し【北バレンヌ】を制圧した後、本作では大きく分けて2つの攻略ルートがある。

  1. 【運河要塞解放】【王位継承問題】を開始し、海路で【カンバーランド】【ステップ地方】へ進む。
  2. 【宝石鉱山確保】をクリア→解禁される【ルドン高原】を横断して【ナゼール】へ進む。

このうちb.を南下政策と呼ぶ。


寄り道せずに南下オンリーで行く場合、序盤の流れは以下の通りとなる。

  1. 【クジンシー討伐】をクリア
  2. 【南バレンヌ】地方で【格闘家支援】達成後、ニーベル酒場でティファールの位置情報を得る(ルドン地方解放)
  3. 【ルドン】地方で【宝石鉱山確保】達成後、ティファール民家でルドン高原の位置情報を得て、ルドン高原を南下する(ナゼール地方解放)
  4. 【ナゼール】地方で【交易ルート奪回】達成後、サイゴ族の村でトバの位置情報を得る(南ロンギット地方解放)
  5. 【南ロンギット】地方でトバから航路を使い、マーメイド民家で魔女のほこらの位置情報を得る
  6. 魔女のほこらで何か買う(【メルー】地方解放)

メルーからは陸路で【ステップ地方】【サバンナ地方】【サラマット地方】、海路を経由することで【ヤウダ】【カンバーランド】【コムルーン島】と、【北ロンギット】以外のエリアに移動できるようになるため、運河要塞をクリアせずとも東方面への進出が可能となる。
 
注意点としては宝石鉱山の段階でルドン地方制圧に伴う【字幕イベント】を経由してしまうため、戦闘回数によってはここで年代ジャンプをする可能性が相応に高いことだろう。
ただ、この字幕イベントで年代ジャンプしなければ、後はメルーまで字幕イベントは一つもないため年代ジャンプしてしまうことはない。
 
南下政策のメリットは【ジェラール】の代から様々な地域に行ける点。
【運河要塞解放】を先にクリアした場合、キャットの協力を仰いだ際にはイベントポイントが14だが、【ゴブリン撃滅作戦】をクリアしているとこれが15となり確実に年代ジャンプする。
ゴブリン撃滅作戦さえクリアしていなければ年代ジャンプする可能性は半分以下くらいだが、運河要塞クリア時点でカンバーランドイベントが始まってしまうため、カンバーランドを滅亡させたくなければ次の目的地が必然的にカンバーランドに定まってしまう。
イベントポイントを気にしない場合はゴブリン撃滅作戦をクリアしている可能性はかなり高いと思われるため、運河要塞クリアでジェラールの代が終了、そうでなくとも次はカンバーランド・北ロンギットに目的地がほぼ決まってしまうため、東進政策だと自由度はあまりない。
一方の南下政策の場合、宝石鉱山で年代ジャンプする可能性は運河要塞クリアよりも高い(直前が6~8ポイントのため)ものの、そこさえ突破すればこれといった目標がない状況でメルーまで辿り着ける。
ジェラールの後の代でも運河要塞解放までは【レオンブリッジ】の建設条件を満たさずにすむため、建設条件が優先されると仲間にできない【コッペリア】加入がしやすいのもメリット。
 
デメリットは【北ロンギット】に行くことができず、必然的に【武装商船団問題】が後回しになる点。
【斧】の開発が解禁されないだけでなく、陣形【ラピッドストリーム】の考案が遅れ、【ギャロンの反乱】【嵐と沈没船】も立て続けに後回しになるため【海女】の加入も遅れるどころか、最悪加入不可になってしまうと、少なくない悪影響が出る。
どのみち東進政策であってもジェラールの次の代から始まる【王位継承問題】発生時点から【マイルズ】経由で【ステップ地方】に行けるため、次に攻略すべき地方こそ固定されるが移動先の充実自体はこちらも十分。
また、早期のナゼール着手は必然的に【ダンターグ】の進化を阻むことになる。彼からドロップアイテムを狙っている場合、南下政策では進化前に遭遇しやすく無駄が出やすい。
南下政策の売りはあくまでジェラールの代で各地を回り、好きな地方から東方面の攻略を開始できる事、それに伴うEPや年代ジャンプの調整幅を広げることなのはよく考えておきたい。
これらの懸念を問題視するなら、「南下政策は戦力の早期拡充のために行い、運河要塞解放・武装商船団問題・王位継承問題を先に攻略する」といったプランニングも考えられる。

アプリ・リマスター版では【モーベルム】に行けないため、【追憶の迷宮】の情報を聞くことができないという新たなデメリットが増えた。

南下政策で早期入手が期待できるアイテム

このルートを取ると、ジェラールの代で以下のようなアイテムを入手することが出来る。

ジェラールの代で行けない場所

南下政策をとったとしてもジェラールの代が絶対行けない場所は以下の通り

ジェラールの代でイベントを開始できるが、他の皇帝に交代しないと話が進まない場所

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原作版からイベントフラグの細部が変更されたため、ジェラール帝で行ける範囲は更に広がっている。

行動範囲そのものではないが、【東のダンジョン】では年代問わず初回攻略で必ず【ダンターグ】と鉢合わせるようになったため、ジェラールの代でダンターグを撃破することも可能となった。
そのため、ジェラールで撃破することができる七英雄は、【クジンシー】、ダンターグ、【ノエル】【ロックブーケ】、ボクオーンの5種類で、順番を工夫すれば4種類まではジェラールで撃破できる(クジンシー→ダンターグ→ノエル→ロックブーケorボクオーンの順に撃破)。
 
南下政策を採る上で注意したいのは字幕イベントにおいて確定で年代ジャンプする戦闘回数が240回から80回に大幅に緩和されていること。
そのため、宝石鉱山確保クリアの時点で戦闘回数が80回以上になっていた場合はこの時点で確定で年代ジャンプしてしまう。
ジェラールの代に関してはクジンシー撃破時点で当該時代の戦闘回数は一旦リセットされるためそれなりに余裕はあるが、アビリティの習得や後回しにしていたイベントを進めたりすると戦闘回数がかさんでしまう可能性がある。
南下政策をするつもりなら、クジンシー撃破後はさっさと宝石鉱山まで進めるのが確実である(クジンシー撃破時点で戦闘回数をちょうど100回にしておくとその後のカウントがしやすい)。
ただ、現在の年代における戦闘回数を16で割った余りが、字幕イベントが発生する直前のイベントポイント以下の場合は戦闘回数80回以下でも年代ジャンプしてしまうので、宝石鉱山のボス撃破後、報告する前に必ずセーブして必要に応じて戦闘回数を調整しよう。
クジンシー撃破直後のセーブデータを別に残しておくと確認しやすい。
 
なお、運河要塞解放直後で年代ジャンプしなかった場合、【玉座】を調べなければ王位継承問題の開始を先延ばしできるようになったため、東進政策の自由度も若干上がっている。
とはいえ、玉座が調べられないということは【皇帝退位】【都市開発】が出来ないことを意味するし、【全滅】等で【皇帝継承】が発生するとイベントが開始してしまうので不便であることは変わりない。
 
新たなメリットとして【純鉄石】が全て回収可能であり、東進政策に比べ少しだけ【帝国鍛冶職人】の加入が早められる。
原作でもそうだった【コッペリア】加入に加え、【人力風起こし】【レオンブリッジ】の建設条件を満たすと入手イベントが不可能になったため、こちらなら入手が早められる。
【氷の遺跡】に行くことが可能になったため、【巨人】を倒せる地力(【ソードバリア】で攻撃は全て完封可能)は求められるものの【レストレーション】が得られる。
また、仮に巨人を倒せなくとも【アメジストの斧】【グリムリーパー】を手に入れられる利点は大きい。
ダンターグの進化が進む前に【詩人の洞窟】へ行くことでボス版【クラブライダー】から【マキ割りスペシャル】見切りを閃くことが可能なので、道場の見切りコンプリートを目指す場合は南下政策を採った方が世代的な猶予が増える。
原作におけるデメリットだった斧入手の機会が少ない点は、上記のアメジストの斧以外にも、【フリーファイター】男の初期装備から早期に入手可能になっている他、【宝石鉱山】に出現する【ミノタウロス】からドロップが可能になっている。