- ≪ゲーム内用語≫
世界樹の迷宮シリーズのゲーム内で使用されたシステム名やテキスト。
例)フロアジャンプ・ナニカなど
- ≪世界樹ファンスラング≫
世界樹シリーズ全般のファンの間で使われる事がある用語。
例)hageなど
- ≪葬式スレ用語≫
新シリーズ葬式スレ以外ではあまり使用されない用語。
葬式スレ以外で用いるのはマナー違反。自重すべし。
- ≪一般用語・ネットスラング≫
世界樹界隈以外でも使用される用語・ネットスラングなど。
世界樹固有ではないゲーム関連用語(システム名など)も含む。
例)ノーイメージなど
- ≪名言・迷言≫
葬式スレで話題となった発言など。
ゲーム内用語と重複する場合もある。
- ≪人名・地名≫
社名や人名由来の俗称も含める。
- ≪他作品≫
新世界樹の迷宮シリーズではない作品
世界樹のスピンオフ作品(ペルソナQ、世界樹と不思議のダンジョン)も暫定的にこの分類に含める。
本家世界樹シリーズはナンバリング作解説を参照。
- ゲーム作品(シリーズ)の主な略称と本ページでの項目名の対応表
主な略称 項目名 エルミ エルミナージュ 俺屍2 俺の屍を越えていけ2 すみっこ、すみっコ すみっコぐらし ここがおちつくんです セカダン、セカフシ、世界樹D 世界樹と不思議のダンジョン ナナドラ、セブドラ セブンスドラゴン TOZ テイルズ オブ ゼスティリア ノーラ ノーラと刻の工房 霧の森の魔女 覚醒 ファイアーエムブレム 覚醒 FEIF ファイアーエムブレム if FF13 ファイナルファンタジーXIII ブレセカ、BSEL ブレイブリーセカンド エンドレイヤー PQ、ペルソナQ ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス AROS、ポケモンAROS ポケットモンスター アルファルビー・オメガサファイア WA ワイルドアームズ
あ行
アトラス
≪人名・地名≫
日本のコンピューターゲーム制作会社ATLUS。1986年(昭和61年)4月7日に法人設立。
世界樹シリーズや『女神転生』『ペルソナ』シリーズの開発元であり、これらのユニークかつ高難易度なRPGによって人気を博している。
インデックス傘下を経て現在はセガの子会社となっているが、今もアトラスとしてのブランドは健在。
新1の発売当初はインデックスの倒産騒動時であったため、アトラスブランド消滅の危機も手伝って、発売からしばらくは出来に対して少なくとも非匿名の場で表だってバッシングするものは比較的少なかった。
しかしセガによってアトラスが存続決定し、その後発表された新2の出来が凡作かそれ以下、おまけにユーザーの感情を慮らないような製作者側の発言やDLCの連発などもあり、
このような作品を出すくらいなら、アトラスそのものも復活せずに(新1は発売されてしまってはいるものの)世界樹シリーズを綺麗なまま終わらせて欲しかったという声も多く上がるようになってしまった。
なお、アトラスはステマやアフィリエイトブログとの繋がりへの疑惑が大きい会社であり、「アホラス」「ステマトラス」といった蔑称で呼ばれることもある。
2018年の第4回WEBアンケートでは、最後の設問に『ペルソナ5』のネタを持ち出し(しかも、自由記入欄の後でありそれに対する文句を言わせない形で)、過ぎた内輪ノリにドン引きしたという声が世界樹葬式に限らず各所で噴出した。
新世界樹1では、ふたば☆ちゃんねるにおいてステマを疑われた。
993 :名無しじゃなきゃダメなのぉ!:2015/02/06(金) 11:12:29.18 ID:qWw+PYwK
なあスレチかもしれんが
やっぱりアトラスって工作してるよな?
某大百科の掲示板でネガったら数分でレスがついて怖いのなんのって…
998 :名無しじゃなきゃダメなのぉ!:2015/02/06(金) 14:13:13.74 ID:Kn8mAGpV
>>993
メガテン3の時に2ch経由以外じゃまず知らないサイトに警告をした件を知ってるから
2chを含め一通りの掲示板はPS2の頃から監視してると思うぞ
メガテンやペルソナで掲示板監視と話題操作疑惑がほぼ黒になり
世界樹でウェブ工作関係の会社のアフィブログと懇意にしてるのがほぼ黒に
そう言う真っ黒メーカーがアトラスだと思う
ここにパチンコメーカーの大手に吸収と言う事態が加わって更に悪化と
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/handygrpg/1422240111/993-998
915 :名無しじゃなきゃダメなのぉ!:2015/08/10(月) 18:20:08.89 ID:kyb/u6pB
http://livedoor.blogimg.jp/sokuhoshift/imgs/7/9/79e53a59.png
http://livedoor.blogimg.jp/sokuhoshift/imgs/4/e/4eb719c1.jpg
これだなふたばのやつ
932 :名無しじゃなきゃダメなのぉ!:2015/08/10(月) 20:39:34.70 ID:pAwGdDEF
>>915
うっわこんなことあったのかマジで気持ち悪いな
ステマアトラスとか話半分だったけど本当だったんだな…
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/handygrpg/1437865416/915-932
あのね
≪世界樹ファンスラング≫
スレで名前が出ることもある用語だが、拒否反応を起こす人も多く、念のため折りたたみ形式で記載。
世界樹シリーズを元ネタとする18禁の同人誌『世界樹のあのね』の事。
世界樹界隈では、本スレやニコニコ動画のコメント欄、個人運営のファンサイト「SQ用語辞典」といった全年齢対象の場所でお構いなしにこの話題を出すマナーの悪いファンが少なからず存在し、問題となっている。
さらにマナーの悪さを指摘しても「そもそも世界樹はそういう層に向けて制作されているから」「初代の頃から刊行されている同人誌で伝統的なものだから」「あのねは公式」などと言った斜め下すぎるコメントが帰ってくることも多い。
攻略wikiの用語集にねじ込もうとする者までいる始末で、一部ファンの下品な悪ノリの象徴とも言える言葉である。
なお、この同人誌はロリ系で、また暴力的な描写もあるため、耐性がないのに名前を知って興味本位で検索してしまい、嫌悪感を催すファンも少なくない。
本wikiとして作者を非難する意図はないため断っておくが、問題なのは同人誌の内容や作者の言動ではなくファンのモラルである。
このような二次創作(ましてや成人向け要素を含んでいるもの)は、然るべき場所で同好の士の仲間内だけで楽しむものだが、一部のファンがその線引きをしないために、関心のない層にまでその名が広く知れ渡り、付いていけなくなった者が去ってファン層が偏り、歪んだイメージが付く原因となってしまっている。
なお、世界樹シリーズのイラストレーターである日向氏はこのシリーズの同人誌の作者と交流があるらしく、世界樹シリーズではないがやはり同じ作者による成人向け同人誌である『ナナドラのあのね』に名義を変えずに寄稿している。
また、2018年8月には、作者のTwitterに日向氏がリプライを送り、エロ談義に興じる様子が目撃された。
商業と同人の両面で創作活動を行うクリエイターは少なくないため、あるジャンルで一次創作側と二次創作側に立つ者達が別ジャンルでは同人仲間というのも大して珍しいことではない。
しかし、存続している全年齢向けゲームシリーズにおいて、公式イラストレーターと成人向け同人作家という立場にある者が、何も隠さず表立って繋がりを見せてしまうのは如何なものか。
エロ厨が半公式と都合よく解釈する一因にもなっているため、これについて日向氏'および、まれに作者)を非難する者も。
また、新1では女性キャラクターに対する露骨にセクハラするような選択肢が入っていたり、新2ではDLCなどで更に下ネタがいくつか出たり、世界樹Vのニコ生で出演者に萌え談義をさせたり、終いには『薄い本』を出すなど、新シリーズ以降は公式でも下品なノリが目立ち始める。
シリーズの購買層調査やスタッフ個人の検索でファン層の流れを把握して乗っかった、あるいはそれを免罪符にスタッフの性癖をゴリ押したのではないかと推測されるが、当然ながら過度の萌え・下ネタ・ギャグ路線や一部ファン同士の身内ネタを公式が取り入れようとする姿勢を不快に感じる者も少なくない。
セクハラ選択肢や全裸DLCに至っては一般のファン(純粋にゲームを楽しみたい層や女性層)はドン引き状態で、この流れで離れたファンも多かったのではないかと予想される。
ありがたい声
≪名言・迷言≫
新2のファミ通インタビューで小森Dが語った、新1を賛辞する感想全般を指す。*1
その聞き心地の良いありがたい声ばかりに夢中で反対意見には耳を貸さず、大量の問題点(固定キャラPTやグリモアなど)をそのまま新2に続投させた。
公式の方はコラボ喫茶でのスケッチブック、MiiVerseやTwitter等で交流の場を各種用意していたが、そこで出された(主に肯定的な)意見のみを拾って「ありがたい声」などと言っているのではないか、という推測もなされている。
実際は反対意見などをアトラスの公式サイト等を通じて送ったファンも多かったようだが、目に見えない意見箱へ届いた意見は軽視されたのだろうか。
アンチ
≪一般用語・ネットスラング≫
→信者
嫌なら使うな
≪名言・迷言≫
新世界樹シリーズの追加要素への否定意見に対して信者が用いる言葉。
その対象はストーリーモード(のキャラクターやシナリオ)、グリモアシステム、バランス崩壊の要因となっているスキルや職業、FJ、DLCなど多岐にわたる。
この手の言葉は作品を提供する側が自ら使ってよいものではないが、プレイスタイルの自由度という観点では重要な言葉でもある。
ゲーム内で提供される要素を、プレイヤー側がある程度自由に取捨選択しても快適に楽しめる方が望ましいのは明らか。
特に既存ゲームのリメイク作品を評価する場合は、追加要素を無理に使わなくとも純粋なリメイクとして楽しめるか、つまり追加要素に対して「嫌なら使うな」の理屈が通るか否かは重要な観点となるだろう。
新シリーズも世界樹ナンバリングのリメイクである以上、クラシックのみのプレイでも追加要素を含めたゲーム内の全要素を楽しむことができ、その追加要素も全て「嫌なら使うな」が通るレベルに調整されているべきであった。
しかし、蓋を開けてみれば、新1ではクラシックの追加要素制限+ストーリーからの強制引継ぎにより「冒険者」だけでゲームをコンプリートすることができない。
一方で新2は追加要素の格差こそ軽減されたものの、今度はグリモアや迷宮ギミック、優遇クラスについて「嫌なら使うな」では済まされない戦闘バランスとなっている。
また、冒険者がたどってきた道を塗り替えられる・冒険者だけでは世界を救えないという徹底した冒険者冷遇シナリオは、自分の冒険者に愛着を持つプレイヤーにとっては知るだけで不快なものであるため、そもそも「嫌なら」という話ではない。
それでもなお、信者側の擁護ではこれらについての批判・改善要望にすら思考停止してこの言葉を用いてくる事が多い。
何より、開発側の小森氏すら「これまでの世界樹シリーズが大好きでそして新シリーズが合わないと感じる方は、ナンバリングを待って下さい」との発言を残している。
ON/OFFの切り替えも無く強制力の強い機能について、無理に「嫌なら使うな」を実行していけばストレスは溜まる一方。
そして多くのユーザーはゲームを起動する理由、購入する理由すら失い、「嫌なら買うな」を実行することになる(→売り上げ調査(総合・累計)を参照)。
プレイスタイルの押しつけをしながら言い放った「嫌なら使うな」「嫌なら買うな」という言葉は、非常に強い力を持っていたのではないだろうか。
新1の場合
- ストーリーとかいらん
→クラシックやれよ - クラシックじゃ図鑑コンプできない糞仕様
→別にコンプしなくてもいいだろ、どうしても嫌ならストーリーやってからにしろ - ストーリーからやるとクラシックに5人加入してくるんですけど
→ストーリーキャラ嫌いとかお前の個人的な好みの問題だろ - なんで初代のストーリーをわざわざ上書きするの?
→上書きしたなんてそんなこと公式で一言も言ってませーーーんwww被害妄想乙wwww - エキスパート単に超ダメージくらうようになるだけで面白くない
→やりごたえあるじゃん^^過去作美化し過ぎ、ヌルゲーマーはピクニックでもやってろ - アクトブースト、パリングゲーじゃん
→それ以外にもスキルあるだろそれ使えよ - グリモア糞すぎ
→嫌なら使うな - 火竜の猛攻とか○○マスタリ詰め込んだのアタッカーに持たせりゃいいだけじゃんこれツマンネ
→それ以外にもスキルあるだろそれ使えよ - FJ無くせよ
→使わなければいいだろ - ボイスいらん
→オプションで消せるだろ - バグが酷い
→過去作も酷かっただろ、回避できるバグなんだから回避しろ - 俺の原作の思い出を穢すな
→知るか 老害乙
新2の場合
- またストーリーかよ
→改善されたクラシックやれよ、ファフニール様は使わせねーし、ベオウルフは救えないけどな! - 職業数増えたのにクラシックのパーティメンバー登録数減ってるんだけど
→ストーリーキャラは引き継ぎの有無で設定できるから我慢しろ!(登録数は増えるとは言っていない) - ストーリー終盤の展開が前作よりひどくなっているんだけど
→ストーリー全体の質は悪くねーから!ED後の補完もある資料集買ってね^^ - ボス戦が時間制限ばっかで面白くない
→ただのゴリ押しじゃないし!ヌルゲーマーはピクニックでも(ry - 無効化ゲー、高火力で畳み掛ける前提の調整でバランス悪くね?
→バランス悪く感じるのはお前のプレイヤースキルが足りないせい そもそも標準の難易度はスタンダード(キリッ) - グリモア限界突破も糞すぎ
→新1から改善したから!嫌なら使うな!! - 新2の職業格差があまりにも極端過ぎない?
→懐古厨やエアプは黙ってろ 旧2に比べればよくなったでしょ^^ - FJ解禁で地図の書き方を強制してくるんだけど
→お前の書いた地図なんて知るか FJ解禁してから好きに作りなおせば? - 迷宮の構造がFOEパズルだらけでつまんない
→その分突破した時の達成感あるやろ^^ 嫌ならFJ解禁していってね^^ - 宣伝・都市開発とか攻略と関係ないししたくないんだけど
→嫌ならやるな、でもやらなきゃトレード・リサイクルは使わせねー - DLC限定要素多すぎ、乱発しすぎ
→嫌なら買うな - バグが相変わらず酷い
→パッチ出たから当てろよ、残りは仕様だから回避しろよ - 新2の売上随分落ちたね
→新1がクソだったからです!!!!!!!新2ちゃんは悪くない!!!!!!11!!!!
874 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2014/12/13(土) 17:56:27.90 ID:HkJ+h4hq
グリモアはいちいち
チャンス!チャキーン!フィーバー!チャキーン チャキーン チャキーン
バシュッ!○○を入手した バシュッ!○○を入手した バシュッ!○○を入手した
ッて感じでうるせーわリズムが崩れるはで邪魔すぎです。
最初はまだ手に入れたいグリモアもあるからいいんだけど
ひと通り揃ってくるとほんと邪魔以外の何物でもない。コンフィグで演出オフしたいです。
877 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2014/12/13(土) 17:58:27.67 ID:5dCKZK1w
>>874
じゃあグリモア装備しなきゃ良いじゃん
881 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:2014/12/13(土) 18:00:01.30 ID:j25odgyI
>>877
ほんとこれ
すぐONOFF言うけど違うだろと
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/handygrpg/1418428376/874-881
※新2のグリモア強制度合いの詳細は本wikiの項目参照の事。
薄い本
≪世界樹ファンスラング≫
本来は同人誌の俗称なのだが…。
世界樹界隈においては『世界樹Walker ~『世界樹の迷宮』10周年記念の“薄い本”~』を指す。
アトラスの笹津氏や『六花の少女』のFLIPFLOPs氏らによる、
絵心のある冒険者たちが、『世界樹の迷宮』シリーズの宿屋に置かれたゲストノートに、思いのままにイラストやメッセージを描き残していった……という「設定」の、スペシャルな1冊
とのこと。そのほか、富士山麓や屋久島といった現実の樹海スポットの紹介や、週刊ファミ通に掲載された世界樹Vの特別寄稿も収録される。
販売価格2160円。2017年9月下旬発売予定。8月11日~13日のコミックマーケット92角川ブースにて先行販売された。
仮タイトルの『“薄い本”(仮)』の時点で物議を醸していたが、タイトルが本決定されてからも薄い本の三文字は外れることがなかった。
元より小森氏・日向氏コンビを始めとして同人ノリを批判されることの多い世界樹スタッフだが、遂には本気で公式に同人ノリを持ち出してしまったようである。
なお、2017年9月29日の段階で、アトラスDショップの発売日は「9月下旬」から変化していなかった。こうした関連商品の管理までグダグダとは…。
宇田洋輔(うだ ようすけ)
≪人名・地名≫
世界樹IおよびVの広報担当者。
旧アトラスの時代は、新納氏と共に世界樹関連のインタビューで度々コメントしていた他、『真・女神転生III』『ペルソナ3』も担当していた。
アトラス退社後はイメージエポックへ移り、再び新納氏と共に『セブンスドラゴン』に関与。
さらに、現在はセガに身を置いており、世界樹Vの担当となった。
ちなみに、初代ナナドラはその出来の甘さの割に広報の時点では好印象であり、その担当者である宇田氏は、ときたま「優秀な広報」(某鍋的な意味で)と揶揄される。
世界樹Vの広報は、前情報の時点で葬式スレ民を失望させるようなものであるが、それでもなお「優秀」さを発揮して小森氏の真に恐ろしい部分を隠し通しているのではないかとの疑惑もあった。
そして、実際に一部NPCの異常な言動や優遇ぶり、一本道すぎるスキルツリーなどは製品版までわからなかったのである。
江波戸聡志(えばと さとし)
≪人名・地名≫
新シリーズのメインバトルプランナー。
賛否両論な戦闘バランスに対して言い逃れと取れるような行動が目立つため印象があまり良くない。
葬式スレでは、新シリーズの調整不足で優遇不遇激しい火力ぶっぱ攻撃無効化ゲーぶりに、戦闘バランスを崩壊させた戦犯として批判されており、自身が公式ブログで言い訳のように書いた通りに「江波戸○ね」「江波戸無能」と罵倒されることになってしまった。
一方で、開発期間が1年程度、更には小森Dの発案したグリモアや料理等の新システムの実装により、バランス調整の作業量はサブクラスシステム以上に多かったであろう事が予想されるため、「新システム(…をゴリ押しした小森D)に振り回された被害者的な側面もある」「そのストレスが原因で公式ブログの発言に至ったのではないか」と同情・心配する声も存在する。
なお、彼は世界樹IIIやIVにも参加しており、肩書き的にはIVからメインバトルプランナーとなっている。
しかし、IIIでは雑魚のAI等を担当していたらしく、IVでは世界樹Iで戦闘面のアドバイザーだった金田氏が関わっているため、本格的に江波戸氏主導でバランス調整が行われるようになったのは新シリーズからではないかと予想されている。
世界樹Vには不参加らしくスタッフロールには登場しない。
一方で『真・女神転生IV FINAL』には参加していたらしく、そちらのバランスは前作『真・女神転生IV』より改善されている面も多く好評。
そのため、現在の葬式スレでは、新シリーズのバランス問題は結局のところ小森氏のコンセプト(グリモア・ストーリークラス過剰優遇)に起因しており、バトルプランナー一人の能力でどうこうできるものではなかったとの見解が多く、江波戸氏が戦犯扱いされることはほとんどなくなっていった。
新1の時点ではさほど批判されていなかったが徐々に問題点が発覚して戦犯認定を受けることになった日向氏や笹津氏とは対称的である。
エルミナージュ
≪他作品≫
スターフィッシュ・エスディ社のDRPG『エルミナージュ』シリーズの事。
『エルミナージュ ~闇の巫女と神々の指輪~』『エルミナージュII ~双生の女神と運命の大地~』『エルミナージュIII ~暗黒の使徒と太陽の宮殿~』
『エルミナージュ ゴシック』『エルミナージュ異聞 アメノミハシラ』の5作品が存在。リメイクが何度かされており、プレイ可能な機種は多い。*2
本家ウィザードリィと比較して、世界樹が素材やスキルツリーなど独自色の強いシステムを導入したのに対し、エルミはWIZの名を持たないもののキャラロスト・開錠・鑑定といったWIZの要素を色濃く受け継いでいる。
ただし、職業の面では「使用人」「巫」など他のWIZ系でも見られない、個性的な職が登場している。
初代や『II』はDRPGファンからの人気は高いが、これはディレクターやシナリオなどを一人で担当してきた小宮山大介(こみやま だいすけ)氏の尽力によるところが大きかった。
しかし『III』の完成を待たずして小宮山氏が退職に追い込まれてしまい、結果として『III』は作りこみの甘さを残し、『ゴシック』『アメノミハシラ』は本来の世界観やコンセプトを見失って合同葬式スレが立つ有様となってしまった。
特に『アメノミハシラ』は固定キャラの導入という試みを行っており、(悪い意味で)新世界樹の先駆者といわれることも。
また、初代や『II』のリメイクのうち、近年のものは原作再現が不完全で不評である。
- 2016/01/28にPC用パッケージ版として『ORIGINAL』こと初代が移植。
PSPのダウンロード版(海外版)を基にしており、BGMはベイシスケイプによる原作の曲ではなく『III』の物に差し替えられている。
フェイスロード/スタイルロード(任意の画像をキャラクターの顔/上半身画像として使う機能)の他、サウンドロード(BGMを任意のものに変更する機能)を搭載している。 - 2016/12/15には3DS用ダウンロードソフトとして『ORIGINAL』が移植。
BGMが『III』に差し替えられているのはPC版と同様。フェイスロード機能は使えない。 - 2017/03/23には3DS用ダウンロードソフトとして『II』が移植。
やはりBGMは原版とは異なる。フェイスロード/スタイルロード機能搭載(ただし、Miiverseに投稿した画像ではロードした部分が黒塗りになる)。
PC版『ORIGINAL』の「次代の書」のパスワード使用可能。
なお、初代エルミナージュでの、小宮山氏のプレイヤーへの挨拶ページは名文としてしばしば葬式スレで紹介される。*3
オススメ
≪ゲーム内用語≫
御勧め【お-すすめ】人に勧める良い品。特に、客に商品を勧める場合にいう。(「三省堂大辞林」より)
新1を始めると、モード選択画面で初回はストーリーモードをやるようオススメされる。
世界樹シリーズの伝統を踏襲するならば、「君はストーリーモードから新しい世界を見ても良いし、クラシックモードからかつての世界を再発見しても良い」などといったテキストが用意されるべき所ではないのだろうか…
しかも、クラシックモードから始めるととある悲劇に見舞われるため、システム的にもストーリーモードからのプレイを強要させている。
とはいえ、ストーリーモードから始めて引き継いだら引き継いだで新たな悲劇が発生するのだが…
その他、葬式スレでは世界樹シリーズではどれがオススメかを尋ねる者や、新シリーズというナニカを買わされてしまい傷心でその他のオススメゲームソフトを尋ねる者が稀に訪れることがある。
前者に新シリーズをオススメするのはスレ違い、後者に新シリーズを改めてオススメするのは鬼の所業である。
オタッフ
≪一般用語・ネットスラング≫
元のゲームシリーズの特徴を無視して自分の趣味を無理やりねじ込んだ結果、作品の雰囲気を破壊してしまうゲームスタッフへの蔑称。
現在は昔と比べてアニメ・ゲーム等の所謂オタク文化が流行しており、これら以外の作品に触れて見識を深める事なく制作現場に立つスタッフが増えたためか、一部オタク以外に受け入れがたく古参ファンを失望させるような作風(特に過度の萌え・エロ路線、特定キャラの過剰な贔屓・メアリー・スー化など)のゲーム作品が散見されるようになってしまい、このような言葉が生まれた。
世界樹シリーズに限らず、他ゲーのアンチ・葬式スレでも使われることが多い。
お布施
≪一般用語・ネットスラング≫
消費者が商品を買う際、商品を入手する事ではなく、発売元企業に向けての投資の感覚で出費した場合に使われる。
その出費対象を本当に欲しいと考えてはいない場合も多い。
葬式スレでは通夜または葬儀の際に包む金品になぞらえて「香典」とも。
(新1発売直後に倒産と相成ったインデックスへの)お布施・香典代わりに新世界樹を購入した、という書き込みは葬式スレでは度々見られた。
そうして集まった新1の売り上げが新2への布石になってしまうという悲劇を招くことになるとは多くの者が思いもよらなかったに違いない。
994 :名無しじゃなきゃダメなのぉ!:2015/10/17(土) 12:55:51.47 ID:2nEZ3l+w
インデックスがあんなんじゃなかったら小森の名前の時点で買わなかったわ
4を買った要因が金田Dに変わった事だし3のアンケでもディレクションがこのままなら絶対に買わないって書いたし
反省すべき点は香典買いなんてするもんじゃないって事だわ
995 :名無しじゃなきゃダメなのぉ!:2015/10/17(土) 13:15:33.78 ID:LwSSqO0u
>>994
まさに
シリーズのためにとか次に期待とか応援のためとかそんな甘い考えで買うものじゃないと思った
プレイヤーが金出しても製作側がきちんと意見汲んでくれるとは限らんと痛感したわ
シリーズとか関係なく作られた単品を判断して買うのがいいな
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/handygrpg/1442742669/994-995
俺の屍を越えてゆけ2
≪他作品≫
独創的なシステムで熱烈なファンを獲得したゲームソフト『俺の屍を越えてゆけ』の続編。主な略称は「俺屍2」や「鍋」(この呼び名が使われる理由は後述)。
初代から15年後に、正式な続編として発表・製作された作品である。ジャンルとしては2D(見下ろし)型のDRPGといえる。
「操作キャラクターへの想像・妄想の余地のあったシリーズにディレクターお気に入りの固定キャラが追加・介入し本来の主人公が空気化」「初代シナリオの後付け設定による改悪」「矛盾が多く、記憶喪失設定頼りの粗悪なシナリオ」「追加要素の解禁にはストーリーモードクリア強制」等ディレクターの趣味の押し付けに由来した問題が目立ち、新世界樹シリーズと似た面が見られる。
また、この作品は、発売(と炎上)が新2の発表の1,2ヶ月ほど前であった事もあって、新2発売前の葬式スレでは話題に上がることが多かった。
俺屍1の物語は「ある短命の呪いをかけられた一族の血を繋ぎ、怨敵打倒の為に一族を徐々に強化していく」というもの。
システムもこれに連動し、操作キャラクターである一族は誕生してすぐに成長し、ひたすらに鬼と戦い、神との間に子をもうけ、そして2年足らずで死んでいく。
いわば人間『ダービースタリオン』のような独特なシステムで、キャラクターの外見・能力等の個性は両親からの遺伝によって自動設定されるため、プレイヤーは介入できない。
しかし、一族の血統や系図そのものはプレイヤー独自のものとなるため、ある意味世界樹のようなキャラメイクゲーと同じように、一族に対して愛着を持つことができる良作であった。
しかし、初代の続編では夜鳥子(ぬえこ:記憶喪失のキーキャラクター)という追加キャラの存在により、次のような問題が引き起こされることとなった。
- 主人公一族を差し置いて夜鳥子がストーリーの中心となり、彼女に関する茶番劇を延々と見せられることになる。
- 前作で登場した人気キャラが後付設定で夜鳥子のヨイショ要員に改悪される。
- 夜鳥子は一族と打ち解けようという態度を見せないにも拘らず家系図に強引に入り込んでくる上、半自動生成キャラクターである一族の数少ない個性部分を上書きしてくる。
- 夜鳥子には鍋料理が好きという設定があり、家系図に入った後は他のキャラクターの好物にまで鍋料理の設定を伝染させてくる。
本作が「鍋」の蔑称で呼ばれるのはこのためである。
- 夜鳥子には鍋料理が好きという設定があり、家系図に入った後は他のキャラクターの好物にまで鍋料理の設定を伝染させてくる。
- ストーリーを進める為には夜鳥子をイベントバトルに参加させる必要がある。
ストーリーを進めない限り能力値の上昇上限にキャップがかかる仕様の為、育成に専念したい人にとっても強制力がある。
この夜鳥子は、ディレクターのお気に入りキャラでもあり、もはや公式がメアリー・スー的人物を押し付けているも同然である。
さらにディレクター桝田氏やシナリオライター生田氏によるファンへの煽り等の燃料投下もかなりの頻度で行われたのもあり、俺屍1に登場した死者の骨で作られた迷宮「白骨城」の名を借りた葬式スレは、発売前は1スレも消費されない状態だったにも拘らず、発売後は2ヶ月を待たず3ケタを越え、「鍋が感染る」などの名言を残した。
余談だが、この作品は発売後に挙げられる事になる数多の地雷要素(特にヒロインである夜鳥子関連)を、発売前情報で上手くひた隠しして犠牲者を増やした事でも知られている(通称「優秀な広報」)。
このゲームの発売と炎上によって俺屍2開発側だけに留まらず、あらゆるゲームの開発側や広報に対して消費者が猜疑的になり、以降発売される別メーカーのゲームすら「予約して購入する」事を消費者側に躊躇させる風潮を作り出した一事件となったのではないかという声もある。
予約の伸び悩みを俺屍2のせいに出来るよ!やったね新世界樹2ちゃん!もちろん新2の売上大幅減の理由はこういったゲーム外の事情だけではないのだが。
か行
懐古
≪一般用語・ネットスラング≫
古きを懐かしむ、と書いて懐古。読んだままの意味の言葉。所謂「昔はよかった」
シリーズ作品が長く続く中で初期の作品から現在までに大きく変遷のあった場合、その変化に対して容認派と否定派(懐古)で対立が起こるという構図はよく見られる。
ただし、度が過ぎた旧作擁護・新作批判は狂信者の思考に近いものとなってしまい、「懐古厨」「老害」と呼ばれて嫌われることとなるので注意。
シリーズ作品においては古くからの伝統を取るか、変化を求めて別路線へ切り替えるかという部分は極めて難しい問題だが、どちらも成功例と失敗例とがある為一概には言えない。
新規層の取入れはシリーズものとして大切な事である。しかし大幅な路線変更というものは、初期作品から買い支えるファンの存在を無下にし、切り捨てる事となりかねない。
世界樹シリーズについて言及するのであれば、第一作目から既に「古き良きDRPGを今風にライトなアレンジ」というコンセプトで、DRPGを知らない新規層以外にも、昨今のゲームで切り捨てられてきた要素を好んでいた、世で言う「懐古」と呼ばれてきた層も取り入れんとした作品である。
しかし、新シリーズ以降の大幅な路線変更の結果として新2売上は新1から3万減少。得た新規より失った古参の方が多いと言わざるを得ない状態となった。
かさねーよ
≪名言・迷言≫
新2のPVにおける「君は異形と化す」に対する、葬式スレpart32>>440が残した書きこみ。
新2をプレイした人間の心情を的確に表しており、葬式スレでは「君は異形と化す」と書かれたら「かさねーよ」とレスするのが慣例となりつつある。
詳細は本Wikiの当該項目を参照のこと。
セカダン2発表時は、またもや謎の少女がヒロインとして取り上げられる展開に対して「君たちは謎の少女に力を貸す」「かさねーよ」といったやり取りが見られた。まるで成長していない…
買って判断さん
≪葬式スレ用語≫ ≪人名・地名≫
わざわざ葬式スレに出向いて毎回「前情報や体験版だけじゃ分からないこともあるから買ってから判断しようぜ」と書き込む者。新2発表後からの葬式スレにしばしば登場。
おそらく同一人物で、新2の売れ行きに危機感を抱く信者か社員か小森D本人とネタにされる(ネタにされるほどに信用を失っているとも言える)。
葬式スレでは、新シリーズや世界樹Vの購入について「買って十分に評価した上で批判する」「買わないことで意思表明する」という二つの意見がある。
どちらの意見も一理あるものだが、意見の押しつけはスレが荒れる原因となりかねないので、テンプレにもあるように「購入の是非を問う」のは控えよう。
なお、買って判断したいが公式への「ありがたい声」になりたくない人は、予約や新品を買うのではなく中古で買うのも選択肢である。
金田大輔(かなだ だいすけ)
≪人名・地名≫
世界樹Iではバトルアドバイザーとして関わり、その後IVとPQディレクターを務めた人物。
後者の2作品のついてはそこそこまとまりが良いことから小森氏と比較されることが多く、小森氏に失望した者からは、「世界樹Vが出るとしても金田氏がディレクター・戦闘面でのバランス役に関わっていなければやりたくない」と言われることもあった。
ただし、葬式スレにおいては小森氏アンチの反動から過剰なまでに世界樹IVや金田氏が持ち上げられることもあり、それに対して違和感を覚えた他の葬式スレ民が反発する、といったことも度々起こっている。
川原慶久(かわはら よしひさ)
≪人名・地名≫
世界樹シリーズ作品に出演する男性声優(新1:エトリア執政院職員オレルス、V:PC用CV、X:PC用CV、オリバー)。
世界樹ファンを公言し、世界樹関連のイベントによく出席するほか、自身のTwitter上でも世界樹について語ることが多い。
世界樹Xの特番においては、PCに「ロリ原」と命名する等小森氏らの悪ノリに同調するかのような部分も見られたが、一方でヒーローについて「心情として最初からヒーローと呼ばれるのはいかがなものか」とも零している(Twitterでも同様の発言あり)。
また、世界樹V発売前のトークショーに出演した際、ファンとしての自らの経験に基づく堅実なパーティ案を小森氏に「無難すぎてつまらない」とダメ出しされる場面もあった。
少なくとも、小森氏よりは彼の方が世界樹への愛と理解を持っていると言えるだろう。
イジリを通り越してイジメとすら言える扱いに同情の声が寄せられることも。
管理人裁定
≪一般用語・ネットスラング≫
「ゲームカタログ@wiki」の新2の記事において下された裁定のこと。
当wikiで新2について記事が作成された際、当初は問題点を問題点として取り上げようとする動きもあった。
しかし、議論スレにおいて狂信者が問題点の指摘に対して一方的に批判したり、書き込み規制依頼で封殺したりと、既存プレイヤーの意見すらまったく尊重せずに暴れ回ってしまう(当時のログからその凄惨さがわかる)。
さらに記事本体では問題点を大量削除して編集合戦を引き起こし、マトモに議論しようとするファンが逃げ出すという事態に陥った。
一方で「新2をプレイした事がないがクソゲーだと思う」といった困ったちゃんが出現した事も否定意見をする=アンチ認定に拍車をかけた。
凡そ数か月をかけても評価は二転三転し、最終的にはwiki管理人の裁定を仰ぐこととなったのだが、その結果あろうことか管理人裁定による良作判定となった。
なお、この判定に至るのに最も重視されたのが「好み・嗜好で賛否両論判定になっているゲームは、本質的に良作であれば良作判定とする。」というゲームカタログ内のルールと「単体で見た際のソフトの評価」なのだそうな。
あ?これリメイク作?リメイク元から改悪点多い?知らねーよクソアンチ共が、旧IIより良作でしょ^^
また、判定議論終了後もしばらくの間賛否意見を問わず編集合戦が行われたため、管理人側から規制喚起が促されたのだが、それ以降該当記事及び議論掲示板は一時期不自然なまでに更新が止まっていた。
管理人が信者のゴリ押しに折れたのか、管理人も信者サイドだったのかは分からないが、新2とその信者の異常さを表す裁定であることは確かだと言えよう。
現在新2の記事では複数の人物による編集を経て、判定議論時の信者によって何故か曖昧にされていた職業の詳細(主にファフニール)や新規システムの説明がされており、ゲームカタログが掲げている「可能な限り客観的・公平な文章」に近づいてきている。
また、「『新・世界樹』の正統進化」「『新・世界樹』シリーズの二作目としては順当な作品」 等、信者側の面子を保ちつつ新の路線に疑問を持つユーザーにも配慮した文言が見られるようになってはいる。
判定裁定後当時の記事に比べればマシになったとはいえ、良作判定はそのままであるし、評価点・賛否両論点が水増しして挙げられている反面で、本質的な問題点を無視している状態なのだが。
尚、ゲームカタログの項目でも書いてある通り、いくら判定や記事内容に納得がいかないからと言って、むやみに突撃し荒らすような行為は絶対にしてはいけない。
ちなみに、同じく新以降のシリーズ作品である新1・V・セカダン・セカダン2については、プレイ経験者からの問題点・賛否両論点が十分にまとめられた上で、管理人裁定が行使されることもなく前者3つは「評価なし」、セカダン2は「シリーズファンから不評」*4となっている。
何があったかは定かではないが、ゲームカタログにおける信者サイドの活動は新2でピークとなり、その後は衰退していったと考えられる。
木村明広(きむら あきひろ)
≪人名・地名≫
webコミック配信サイト「ComicWalker」で配信された、新世界樹1のコミカライズを担当した漫画家。
漫画版は、ガバガバだったシナリオがある程度手直しされているものの、その画風が日向氏と全く異なる上に、キャラの性格が微妙に違っていたり(※主人公の最強勇者様面が強くなっている等)と、ゲーム本編とはかなり印象の異なる作品となっている。
このためか、新1ファンからも人気を得ることができず、コミック自体が影の薄いものとなってしまった。
辛うじて2015年3月13日とセカダン発売直後まで更新は続き、単行本の1~2巻も発売されたが、それ以降は打ち切られ、第3階層突入という微妙なタイミングで完結している。
ちなみに、主人公はハイランダーの秘宝としてスマホを持参しており、オートマッピングを使用している。
当時の葬式スレでは、漫画版や木村氏については影の薄さのためにあまり言及されなかったが、Twitter上で「ふーむ…こんなもんなのかな新世界樹のコア層って。」と失言してしまったことから話題に上がった。*5
(なお、その前後では「ネームが終わったけど自分から首を絞めているんじゃないか」「2巻の発売はないかも」と呟いており、単行本1巻の売れ行きを嘆いているとも、ネームの出来を嘆いている*6とも取れる)
webコミックの性質上、単行本まで買う人は少ない上に、前述した印象の違いやゲームそのものが持つ問題など、単行本が売れない原因は色々と想像できるが、わざわざ買ってくれた「コア層」を「こんなもん」呼ばわりするのは、製作者側として到底褒められた発言ではないだろう。
尚実際の単行本カバーの製作者コメントでも新2をネガるようなコメントを残している。気持ちは分からなくもないが。
キャラメイク
≪一般用語・ネットスラング≫
キャラクターメイキングの略。自分で操作キャラクターの職業・名前・外見などの要素を登録し自分だけのキャラクターを作るゲーム要素のこと。
その性質上ストーリー中でのキャラクター描写は当たり障りないものになるが、その分キャラの口調・性格・過去・ゲーム内の目的などはプレイヤーの想像に委ねられ、自在に設定できる。
世界樹シリーズもキャラクターに名前を付けるだけの比較的ライトなキャラメイク要素があったが、日向氏の老若男女様々なイラストやゲームブック調のシナリオと相性が良く、
ユーザーによって多種多様な想像の世界に対応し、愛されていた要素の一つであった。
新シリーズではこれと相反する要素である固定キャラモード(ストーリーモード)が追加され物議を醸した。
一応、キャラメイク可能なクラシックモードは用意されているものの、
- 冒険者が通った道のりを固定キャラが全て上書きしてしまうストーリーモードのシナリオ
- クラシックにおける新要素の制限や、固定キャラの強制引継ぎによるギルド編成の制限(新1)
- スキルツリー無視の固有スキルを持つ主人公職、固定キャラの職の過剰な持ち上げとそれ以外の職の改悪(新2)
など、「自作の冒険者は固定キャラの劣化」と言わんばかりにストーリーモードとの露骨な格差が設けられている有様。
この結果、キャラメイク派を満足させるどころか余計に煽り、固定キャラへのアレルギーを重症化させることになってしまった。
さらにキャラメイク主体のナンバリングタイトルが、数年後には優遇固定キャラで上書きされる前例が出来てしまったために、
今後、キャラメイクが楽しめるナンバリングが製作されてもいずれは上書きされるのではないかとシリーズの行く末を絶望視する声も増えている。
また、固定キャラをある程度容認できるプレイヤーからも新シリーズのやり方は批判されることは多く、
「本当の意味で固定キャラ路線の世界樹という希望は新シリーズによって潰えてしまった」と言われている。
世界樹だけ作れと言われる立場であっても、リメイクではなく外伝作品として新規で作ることは出来なかったのだろうか。
また、旧作の舞台に固定キャラを追加するにしても、優遇設定を持たせず一般冒険者の立場を貫く、
原作の物語を尊重した上で前日談・後日談として追加する等、原作(クラシック)の冒険者と共存させることはできたはずである。
余談だが、新シリーズの不評を受けてか『世界樹と不思議のダンジョン』に関してはこうしたキャラメイク・職業紹介に重点を置いた公式サイトでの情報公開が行われている。
クソゲーオブザイヤー
≪一般用語・ネットスラング≫
クソゲーの何処がどうクソなのかを記述した選評を投稿し、それを基にして「その年一番のクソゲー」を決める2chのスレッド。略称は「KOTY」
Q.「オブジイヤー」じゃないの? A.うるせー馬鹿
日夜クソゲーのクソたる所以や報告されたバグの検証、時には鮫の話題*7について熱い議論が交わされている。
あくまでもネタスレであり、権威とかそういったものは一切無い。
据置機部門(本家)・携帯機部門・乙女ゲー部門・エロゲー部門の4部門が存在していたが、乙女ゲー部門は2015年度、携帯機部門は2016年度の大賞決定を最後にクソゲーの選評が途絶え、事実上活動を停止。
そして本家たる据置機部門も、インディーズ作品の台頭や大手メーカーの堅実化、そしてアセットフリップ*8の扱いを巡っての混乱等により、2022年度を以て活動休止が決定した。
残るエロゲー部門は相変わらず月1以上のペースでクソゲーの選評が届いているらしいが、業界全体の衰退が叫ばれて久しい以上、その先行きは決して明るいとは言えない。
その年一番のクソゲーを決めるだけあって、このスレで挙げられるゲームは
- 制作スタッフの人数が片手で足りる、年末商戦や決算による見切り発車が平然と行われる
- 普通にプレイしているだけで発動しうる上に、一旦発動するとリセットしても直らず恒久的に影響を齎すバグが存在している
- 後ろ向きのバッターが飛ばしたセンター前へのヒットを、キャッチャーが追いかけ捕りにいく野球ゲーム
- 手抜きによるつまらなさと劣悪テンポの結果、多人数プレイだとドカポンとは違った形で友情ブレイクしてしまうボードゲーム
- 最早何がバグで何が仕様なのか判らない程複雑怪奇な現象が多発する戦略?SLG
- 只でさえ評価点が見つからないクソゲーなのに、何をトチ狂ったのか別機種へ(バグごと)完全移植
と、並大抵のクソゲーが裸足で逃げ出すような凶悪FOE怪物ばかりであった。
また、シリーズ・続編・移植ゲームについては「単体としてのクソさ」が求められ、「前作・元と比べて」クソになったという評価では認められない。
特に2010年代以降のKOTYでは、その「クソ」である基準について「超展開・登場人物の不快度が極めて高くクリアどころか話を進めるだけでも苦行」「普通に遊んでいても進行不能な程のバグだらけ」「TASで何とかクリアできるレベルの極悪難易度」など、もはやゲーム以前のナニカ状態に陥っている事が前提となってしまっていた。
ハードルを上げまくった据置機2007年度大賞と2008年度ノミネート作品の罪は重い
葬式スレでKOTYの話題が出る事はもう無いと思いたいが、万が一話題が出た場合でも基本スルー推奨。
それとKOTY関連スレに書き込む際は、向こうのテンプレを熟読した上で、KOTY側のルールを遵守する事。
クマ語
≪ゲーム内用語≫ ≪名言・迷言≫
ワン!ワンワンワン!
世界樹Vで挑戦可能なクエスト「ジェネッタの大冒険」のある一場面が元ネタ。詳細はこちらを参照。
葬式スレでの使われ方は三通り。
- 一つ目は、頓珍漢な意見でスレ汚しを行う「お客様」に対して反論、若しくはスレ違いの指摘をした後「あ、クマ語で言わないとダメ(=日本語が通じない相手)か」と相手をバカにする目的で使われる場合。
- 二つ目は、自分若しくは相手のレス内容に対して、諦観やヤケクソ感といった自虐のニュアンスを表す為に使われる場合。
- 三つ目は、実際に熊に関連する話題になった時に賑やかしとして使われる場合。
尚、いずれの場合においても決してこのネタがウケたから使っているのではなく、倫理観に欠けている世界樹Vスタッフ(特に小森D)に対しての皮肉或いは、すっかりナニカに浸食され異形と化してしまった世界樹シリーズの今後を嘆くという意味合いを込めて使っている点には留意されたし。
世界樹Xでも、倫理観の欠けた施設NPCの問題発言が再び登場してしまった。*9
ゲームカタログ
≪一般用語・ネットスラング≫
古今東西の据置機・携帯機・アーケード・PCのコンピューターゲームソフト作品を、ゲームの評価点・問題点等の解説等を交え、良作・賛否両論作・クソゲー・判定なしといった評価を下した上で紹介するという名目のwiki。
正式名称は「ゲームカタログ@Wiki ~クソゲーから名作まで~」。
元々は「クソゲーまとめ@Wiki」「名作・良作まとめ@Wiki」のどちらにも属さない作品を取り扱っていたのだが、両wikiの記事をゲームカタログ@wikiに移転統合する形で一本化された。
その為誰もが知っている有名作から、極一部の人間しか知らないような怪作まで膨大な数の作品を取り扱っている。
当wikiでも、他作品の詳しい情報についてはこのwikiへリンクを貼っている事が多い。
一応記事の執筆・既存記事の編集は誰でも可能だが
- そのゲームをプレイしたことがある人による執筆・編集が大前提
- 過剰な編集合戦は禁止
- 可能な限り客観的・公平な文章を心がける
- 判定を変更する際は専用ページで依頼を出した後、掲示板で十分な時間を取って議論しなければならない
などといった最低限のルールは存在しており、違反すると最悪の場合一発IP規制もありうるらしい。
尤も、実際にこれらのルールが厳密に守られているかというと怪しい部分が多い。特に「可能な限り客観的・公平な文章を心がける」という部分。
良くも悪くもゲームのデータベースとしては知名度が高い為に、一部の信者が特定のゲームを過剰に持ち上げようとして、或いは一部の過激なアンチが特定のゲームを貶めようとして「偏った」内容の記事を執筆してしまう事も決して珍しくない。
この点については管理人裁定の項目も参照されたし。
他にも黒い噂は色々あるが、本筋から逸れる為割愛。興味と時間があるなら各自で調べてみてほしい。
ゲームカタログに限った話ではないし、勿論当wikiも含まれる話ではあるのだが、「誰でも編集可能である」という都合上、情報の信憑性については一切保証できないというのを念頭に置いた上で利用されたし。
某氏ではないが「嘘を嘘と見抜けないと(インターネットを使うのは)難しい」のである。
それから「このゲームの評価がおかしい、あの記事の内容が気に入らない」といった理由での突撃や晒しは葬式参列者の品格、葬儀の正当性を問われる事態に陥りかねないため、絶対に行ってはいけない。
節度を守ってしめやかに焼香を。
ゲームブック
≪一般用語・ネットスラング≫
ゲームブック(英語:Gamebook)とは、読者の選択によって物語の展開と結末が変わるように作られている本である。
番号等で分けられた文章の節を、読者は順番に読むのではなく、それぞれの節の選択肢(次に読むべき節の番号)から選んで読み進めていく。
これにより、物語は変化し結末も複数に分かれることになる。
節の内容は、単に読むだけではなく、サイコロを使った判定といった確率要素が導入されているものもある。
このような確率要素は、読者があらかじめキャラクターを作成して、その特徴に基づいて結果が変わるようにするために導入されている。
そして、読者が紙にキャラクターの状態を記録していくことで、ゲーム毎に常に状況が変化するようになっている。
キャラクターメイクを行う等の複雑なルールを使用しているゲームブックの仕組みは、ロールプレイングゲーム(TRPG)をひとりで遊べるように考えられたソロプレイ・シナリオ的な側面がある。
また、ゲームブックの仕組みを使ったロールプレイングゲームのルールをそのまま使用するソロプレイ・シナリオというものも存在している。
『世界樹の迷宮』(初代)におけては、イベントにて「スティーブ・ジャクソン」(英)のゲームブックの日本語翻訳本の文体が模倣されている。*10
これは、新納氏がそのアイデアを小森氏に伝え、小森氏がテキストに起こし実現させたものであった。*11*12
余談だが、日本語版『死のワナの地下迷宮』の“萌え化”に英国の原作者が苦言を呈するといった事件があった。*13
原作メアリー
≪一般用語・ネットスラング≫
→メアリー・スー
香典
≪一般用語・ネットスラング≫
→お布施
古代祐三(こしろ ゆうぞう)
≪人名・地名≫
世界樹シリーズのBGMを担当した作曲家。現在は株式会社エインシャントの代表取締役社長。
代表作は『イース』I・II、『ソーサリアン』、『アクトレイザー』、『湾岸ミッドナイト』シリーズ等。
後述の『セブンスドラゴン』シリーズの作曲も彼が担当している。
PCゲームや家庭用ゲームの作曲で活躍している業界屈指の有名人であり、氏の楽曲には根強いファンが多い。
世界樹I・IIのBGMは(サンプリングした)FM音源をベースとしているのが特徴だった。*14
しかし、新のアレンジ楽曲の一部では原曲らしさが失われてしまっているとの声もあり、賛否両論点となっている(詳しくは、新1その他補足 BGM、および新2その他補足 BGMを参照)。
それでも新シリーズで追加された楽曲の人気は高く、またアレンジ楽曲も一定の支持を得ているため、新シリーズの主要スタッフで数少ないまともな仕事をしているお方と言われる事も(他に評価されているのはグラフィックやUI担当のスタッフくらい)。
余談だが、大のゲーム好きとしても有名である。
自身のTwitterでも所謂オタク系の発言を結構しているのだが、小森氏や日向氏と違い、公私混同している様子は全くないため批判される事はほとんどない。
骨折
≪一般用語・ネットスラング≫≪葬式スレ用語≫
脊椎動物の骨格が破損する事。転じて、物事の芯が歪み、大きくズレが生じてしまったり、途中で折れ下がってしまった様子を指す。
葬式スレでは順当に右肩上がりとなっていた世界樹シリーズの売上が、新世界樹2で急激に落下した事に対して「右肩下がり」ならぬ「右肩骨折」と呼ぶ者もいる。
コモニー
≪葬式スレ用語≫
小森Dや新世界樹のコンセプトに対する蔑称。
新世界樹シリーズにおける既存の世界観やシナリオの改悪、クラシックモードの露骨な冷遇は、小森Dが自分の考え出した追加キャラクターを無理に推したことによる弊害である。
また、世界樹らしさに欠ける追加システムは、小森Dがノーラ、その他彼の蹴られた企画内でやりたかったであろう要素を、世界樹との相性を考えずに強引に押し込んだようにも取れる。
さらに、新1開発ブログからは、小森Dが他のスタッフが疑問視した要素を強引に導入した事が推測できる。*15
以上より、新の問題点は彼の私情のゴリ押しに由来していると感じるスレ民は多く、小森Dとオ○ニーをかけてこのような言葉が生まれた。
かなり下品で人によっては不快に感じる言葉なので、使用する場所は選ぼう。
とはいえ、新2の小イベント(クロエの口にキノコを押し込もうとする選択肢など)や全裸DLCによって自ら下品な路線に走ってしまった小森氏に下品な蔑称が付けられるのも、自業自得という気はしないでもない。
その他、小森D関連の造語
- 「コモリンダー」「コモニール」「コモリンセス」
小森Dの寵愛を受けた各作品の主人公やヒロインの職業のこと。 - 「コモリッキィ」「コモリンナ」「コモリリ」「アルコモリン」
小森Dの考えた最強の新シリーズヒロイン「リッキィ」「アリアンナ」や、VのNPC「リリ」「アルコン」のこと。 - 「コモリー・スー」
小森+メアリー・スー。そのまんまである。 - 「コモリッシュ」
世界樹VのPVにおいて小森Dの繰り出した、「系譜を遡り、至る結論」「非可逆的な世界の理」「歴史(せかい)の始まり」といった厨二病全開な言葉の羅列に付けられた呼称。
元ネタは、近年のFFシリーズにおいてイラストレーターの野村哲也(のむら てつや)氏や、その周辺スタッフが作り出した独特で厨二溢れる造語・世界観への蔑称「ノムリッシュ」。
ちなみに、PVの文章は単に今までの世界樹シリーズをコモリッシュな言葉で振り返っただけであり、Vと深い関係のあるものではなかった模様。 - 「コモリンセル」
初代および新1クラシックモードの裏ボスにして、新1ストーリーモードのラスボスでもある「フォレスト・セル」と小森Dをかけた言葉。
新1では、セルは世界樹計画の副産物にして、後に世界を滅ぼすモンスターであるという設定が追加されたため、世界樹シリーズの発展とともに暴走し、問題作を生み出すようになった小森Dこそがセルであると言われてしまっている。
(なお、これらの世界設定は、新1では第三階層と非常に早い段階でネタバレしている) - 「小森樹」
IVまで発展してきた世界樹を枯らし、寄生して育った世界樹と似て非なるナニカ。要するに新以降の世界樹に対する蔑称である。
小森成雄(こもり しげお)
≪人名・地名≫
『世界樹の迷宮』シリーズディレクター(世界樹IVのインタビューより)。愛称(?)はこもりんなど。
初代世界樹からの古参のスタッフであり、Iではテキスト担当、II・III・新1・新2・V・Xではディレクター、セカダン1・2ではプロデューサーとして、IV以外のシリーズ全作品の制作に関わっている。
世界樹以外では『プリンセスクラウン』のシナリオ、『ノーラと刻の工房』のプロデューサーを担当。
そのほか、作詞家としての側面も持ち、ペルソナ3OP『Burn My Dread』・ED『キミの記憶』、ペルソナ4ED『Never More』、ペルソナ5ED『星と僕らと』、新2OP『Reaching out for our future』の作詞を手がけている。
葬式スレにおいては、自ら新シリーズや世界樹Vを立ち上げてディレクションを行い、その中で問題発言も目立っていることから、名作と名高い世界樹I・IIを改悪リメイクに仕立て上げ、正統派ナンバリングの希望すら破壊したとして極めて高い頻度で叩かれている。
初代世界樹では、シリーズの特徴となったテキストを担当し、世界観づくりの一翼を担った点が評価された。
II・IIIやノーラを手がけた時代は、ディレクターとしては際立ったところのない人物という印象が持たれ、各作品のシナリオやシステムにこそ不満点が挙げられることはあれど、彼自身が直接批判の対象となることは少なかった。
(ただしIIIにおいては、NPCの使い走りとしてプレイヤーが振り回されるシナリオ、大航海クエストにおけるNPC使用の強制、「プリン(セ)スは主人公ポジションとしてデザインしてほしい」とオーダーを出したという裏話等から新シリーズの片鱗が見られている)
ここまではまだ良かったのだが、新1では「嫌な人はナンバリングを待て」(意訳)とシリーズコンセプトに反する追加要素を強引に実装。
追加要素の問題点や(ナンバリングと比較しての)新1の出来の悪さ、元作品・シリーズをないがしろにする態度が露呈するにつれ、過去の問題発言も従来の世界樹ファンの目に留まるようになり、徐々に評判が悪化していった。
とはいえ、新1の時点では一作だけというのもあり、今後次第で挽回の余地があるという見方をされていたのも事実ではある。
しかし、新1に対する数多くの批判や改善要望を封殺するかのように「ありがたい声に押されて制作した」と問題点のほとんどを改善せずに新2を発表。更には2度目の「嫌な人はナンバリングを待て」(意訳)。
続いて、新2の予約状況が芳しくなかったからか、新2発売を前にして自身が世界樹VのDを担当することを強引に発表した。
しかも、その世界樹Vにおいても、インタビューでの「(自分の)想像力を刺激している」等の発言や、PVの厨二染みた言葉の羅列から新シリーズで不評だった要素の片鱗が見られている。
一連の流れにおいて、新1での反省や反対意見を聞き入れようという気が全く見られない新2発表当時の態度に加え、世界樹Vに関する保身的な言動、そしてVまで新シリーズと同じような問題作になるのではないかという不安のために、小森氏に対する葬式スレ民の評価は急激に悪化した。
さらに、新1よりも数段悪化した新2のシナリオとゲームバランスが明らかとなってからは一層評価を落とす事となった。
また、ペルソナほどのビッグタイトルではないものの、毎作品安定した売り上げを見せていた世界樹シリーズであったが、新1→新2で初週売り上げが一気に3万減ることになった(累計売上では5万減、海外規模だと約10万減)。
ただし、小森氏自身はこのような状況となってなお『新・世界樹の迷宮3』を出したいようであり、『新・世界樹の迷宮1&2 公式設定資料集』において、構想段階の新3の設定と思われる内容のコメントや漫画を掲載している。
2014年12月31日にファミ通で、2015年の抱負として「世界樹Vの開発に励む年になる」「古きよきRPGやTRPGに触れて想像力を刺激している」とコメント。*16
その後は、新2が興行的に奮わなかった影響なのか表立ってコメントすることが無くなり、プロデューサーを務めた『世界樹と不思議のダンジョン』や、自ら発表を強行した世界樹Vについてもダンマリを決め込んでいた。
ただし、『ファミ通』2015年9月10日発売号におけるマリオシリーズに関する特集にはなぜかコメントを寄せている。*17
情報がない中で前述の大失態を犯した小森氏への処遇は色々と予想され、一時期は世界樹V自体頓挫したのではないかという声もあった。
なお、上記の2015年の抱負やマリオ特集において小森氏はなぜか素顔を乗せることを避けており、これについても色々と予想された。
そして、2016年のゲームクリエイター抱負でようやく世界樹について語りだし、「世界樹Vのディレクターを継続している」「開発が終盤である」ことを述べた(ついでに素顔も再び晒すようになった)。*18
しかしながら長い間ファンを待たせたことに対する謝罪はなく、都合のいい時に都合のいい事だけ発言する態度も葬式スレ民の怒りを買う事となった。
世界樹V発売後は、またもや少女NPCに振り回されるシナリオが発覚し、前述の不安は的中することとなった。
また、おそらく小森氏が思い付きで入れたであろう種族・AE・料理といったシステムの完成度も低く、バグの数やUIの使いづらさはシリーズ随一であった。
ナンバリングを待てと言いながら、新シリーズの問題点を引き継ぎ、そして新シリーズ以下とも言える出来のナンバリングを生み出したことで、小森氏への批判はさらに強まった。
Vの後はセカダン2のプロデューサーとなったが、前作の不満を改善どころか小森氏要素が悪化して「新セカダン2」認定を受け、またもやヘイトを向けられることに。詳しくは詳細項目へ。
2017年9月4日には、ファミ通にてこれまでの活動を振り返ったインタビューが掲載される。*19
世界樹Vについて「ゲームの作り手として、シリーズを重ねるならば毎回新しいことを考えていかねばならないと思っていて、その観点における集大成と位置付けていました」
これまでの小森氏の作品について「僕たちはある意味で、毎回新しくすることにこだわりすぎていた面もあるのではないか」とコメント。新1の批評を受けた時点で気付いてもらいたかったが
また、新作の開発を進めていることを発表し、「もうひとつの集大成とも言えるような、“お祭り”的な作品」「ニンテンドー3DSで下画面に地図を書く、最後のシリーズ作品」と発言した。
その後の発表でこの新作が世界樹Xであることが判明。
ハイランダーの出演や新職ヒーローの存在から「新3」構想が最終的に行き着いた先が世界樹Xではないか、また歴代ナンバリングのPC・NPCが登場することから遂に世界樹IVまで小森氏の毒牙にかかりシリーズ全てが汚染されるのではないかと葬式スレ民を絶望させた。
更に、2018年7月28日の世界樹X発売前生放送では「SQ、胎動」という映像とともに「3DSで最後とは次の段階の始まりに他ならない。新しい世界に向けて胎動している」という小森氏からのメッセージが届けられ、世界樹はXで終わらず新ハードでも(恐らく小森氏主導で)続く予定であることが判明した。*20
なお、新シリーズより前に実装されたシステムや、インタビューなどでの彼の発言を見るに、当時からゲームバランスやそれにかかる開発の手間を度外視した思い付きを強行したがる人物であるのではないかといった書き込みが多く見られた。
一例として、IIIのブログでは大航海システムも小森氏の発案だったようだが、他スタッフからの意見である程度セーブされていた模様である。
また、世界樹IVに関する問題発言も残っている(後述「『世界樹の迷宮IV』の扱い」を参照)。
余談だが、ゲームディレクター・プロデューサーとしては批判が多いものの、ペルソナの曲を手掛けただけあってか作詞家としての評価はスレ内でもさほど低くはない様子。
新2OPも新2の曲でなければ悪くはなかったという意見も。作詞だけやっていれば互いに幸せになれたのではないのだろうか…
小森氏問題点まとめ
ディレクターを務めた新シリーズにおいて特に問題視された点としては「シリーズコンセプトの改変」である。
本来、世界樹の迷宮は昨今のゲームシリーズで装飾過多となった部分をあえて抑えたゲーム性が評価されていた部分があった。
しかし、新シリーズでは、ほとんど小森氏のアイディアを強行する形でフロアジャンプ・固定キャラなどキャラメイク式ダンジョンRPGという元のコンセプトと矛盾するような要素が組み込まれている。
さらに、ストーリーモードで追加されたミズガルズ図書館のキャラクターは、冒険者では知りえないネタバレ級の知識を持っていたり、「自分たちは冒険者とは違う」等と発言したりと、とにかく冒険者であるクラシックのキャラを貶すような描写が多い。
一方、リメイク部分であるクラシックモードは誤字すら直さないような手抜きぶりであり、原作をないがしろにしていると感じさせる点が目立つ。
そして、「そのゲームがよりよくなる事を考えて」ではなく「自分だけが楽しめる、または面倒な要素を楽できると思ったから」という理由で改変を繰り返していることが発言の各所から伺えるため、シリーズを私物化していると非難されることもしばしば。
ダンジョン探索が面倒だからFJを導入した等、インタビュー等で実際そういったニュアンスの発言がある(公式の動向・ゲームの大晩餐第37回を参照)。
その上、発売後に多くの問題点が挙げられ賛否両論となった新1から殆どの否定意見を無視して新2の開発を強行し、更なる批判を浴びることになってしまった。
また、後述のIVに関する発言や『カドゥケウス』関連のNPCの扱いからは、新納・金田両氏に対するコンプレックスや世界樹シリーズ全体を自分の思い通りにコントロールしたいという異常な執着が感じられ、リスペクトしようという意志は感じられない。
本人は「世界樹が大好きで新シリーズを作った」等と発言しているが、彼が「好き」なのは世界樹という居場所を自分の妄想で塗り固めて私物化すること、それを実現するためのディレクターという立場だけではないだろうか。
なお、新1の発売日同時配布小冊子においては「次の世界樹はストーリー物にしよう!と決めていました」との発言が載っている。リメイクでやるな。
公式ブログにおいても言葉の端々で「新シリーズが合わないと感じる方は、ナンバリングを待って下さい。」(新シリーズ2作続けて、公式の動向を参照)
「買うつもりだけど予約をしていないという人は万が一に備えて予約をして頂けると安心だと思いますよ。」(新2発売直前)
「喜ぶ人もいれば喜ばない人もいるでしょうからそれを確認の上、喜んで頂ける方々にお勧めのDLCとなっております。」(同じ記事・全裸DLCに関して)など、
「ユーザーに楽しんでもらおう」というよりも「自分に都合のいい結果となればいい」という意図の感じられるような言い回しが多く見られた。
また、「マチ☆アソビVol.16」内の世界樹Vトークショーでは、同席した声優・川原慶久氏が作ったパーティ案に対して
- リーパー、セスタス、ドラグーン、ウォーロック、ハーバリスト→普通過ぎてつまらないとダメ出し
- ネクロマンサー、ドラグーン、リーパー、シャーマン、ハウンド(新職の面白みを詰め込もうとした)→召喚枠を取り合うとダメ出し
- ドラグーン、ハーバリスト×4(女性ドラグーンを保母さんに見立てた)→(この構成でも二つ名を使えば何とかなるだろうという川原氏の質問に対し)ハーバリストの二つ名について突然「公式設定ではないが、ハーバリストの中にはニコニコしながら毒で暗殺を繰り返してきた者もいる」と自分の脳内設定を語り川原氏絶句
とディレクター云々の問題ですらないレベルで空気の読めないコメントをした。*21
そのほか
- (前述の通り)インタビューで企画を没にされることをぼやく
- 公式ブログに「Twitterの隠しアカウントを持っている」と書き残す
- 世界樹Vのトークイベントで日向氏以外の他スタッフから発言を注意される(要出典)
- ラジオでVのサブタイトルの意味は内輪ネタであることを堂々と公表する
等、とても一プロジェクトのディレクターとは思い難い言動が各所に見られ、場を弁える能力の欠如を感じさせる。
前述の通り、小森氏は『世界樹の迷宮』シリーズディレクターという肩書きを持っているが、シリーズで唯一世界樹IVの開発には関係していない。
そして、「社長が訊く」では「今回はお客さんとして発売を楽しみにしている」とコメントしていた*22が、その後に行われたインタビューでは「自分の関わっているI、II、IIIは世界観が繋がっていますが、IVは関わっていないので知りません」という発言を残している(要出典)。
それから世界樹Xまで、小森氏が世界樹IVについて言及することはほとんど無かった。
直接関わりが無かろうと、(肩書きだけでも)シリーズディレクターという立場にありながらIVを意図的に無視するという態度は当然批判の対象となったが、一方で新シリーズの惨状を見て「せめてIVだけでも触らないでほしい」と言われることもある。
なお、世界樹V発表当初はPVの「四大の理」という言葉からIVとの繋がりを予想し、小森氏の設定改悪により『新4』同然になってしまうのではないかと絶望する者もいたが、後に判明した世界設定からその説は否定された。
しかし、世界樹XにてIVのNPCウィラフの登場が確定し…。
また、ファミ通世界樹V特集のインタビューにて、「世界樹III、IVのサブクラスや「新」のグリモアは隙のないパーティを作れるようにしすぎたこと」を反省していると語った。
IVと新シリーズ、サブクラスとグリモアの問題点を同列に語り、遠回しにIVをsageようとしている点に葬式スレ民から反感を買うことになった。
初代からメインシナリオ・テキストなどを担当していたはずの小森氏だが、特にIIからは所々推敲不足であろう文章が多い。
とはいえストーリーが簡素であるのも手伝い、多少の文章ミスは世界樹ナンバリング作においては目を瞑れる範囲であったため、深く言及する者は少なかった。
しかしストーリー重視とアナウンスされたはずの新シリーズで文章の推敲不足は更に酷くなり、テキストの質が悪化。
例を挙げれば、状況解説などがいちいち冗長であったり、情緒のあった原作のテキストや固有名詞を無駄に改悪、挙句削除したり、メインシナリオですらキャラ描写が杜撰であったり(そのキャラの設定的に絶対言わないようなセリフを平気で言う)等。
またシナリオの内容も、投げっぱなしの伏線に矛盾の多い超展開・超理論といった点が多く、質の良いシナリオとは呼べない内容となっている。本当に古典的SF作品を嗜む人間の文章力なのか…?
「世界樹シリーズはシナリオは最低限でも良い・さほど重視されない」という意見もあるが、「その最低限のはずのテキストすら粗だらけ」ではどうしようもない。
また、基本的に冒険者は公平に扱われていたはずの世界の「リメイク」という前提であるにも関わらず、自身のオリジナルキャラクターが無双し、一方で原作での主人公=冒険者たちを含む既存キャラクターの扱いを粗雑にしている(新シリーズの主人公以外では世界を救えない・真実にたどり着けない等)ストーリー展開については批判的な声が極めて大きい。
登場するキャラクターに関しても、小森氏は記憶喪失設定や多重人格、予知夢といったシナリオ進行上で便利な設定を持ったキャラを乱発しがちであり、同じ作品内に数人いることもザラ。
しかも記憶喪失キャラの存在がキーファクターに据えられることもしばしばである。
世界樹だけでもIIIのNPCであるカナエ、深王や、新1のフレドリカ、アーサーがそれぞれ記憶喪失設定持ち。
新2主人公は幼い頃に変身能力を発動した経験があり、アリアンナもそれを目撃しているが、都合のよい記憶喪失によって二人とも、最初はそのことを忘れている。
そしてその事を思い出すきっかけとなるのは、序盤の宿泊イベントでの夢である。
また、ノーラにもメロウという記憶喪失キャラが登場する。
多重人格については、世界樹Iのスタッフ本においてウィズル二重人格ネタを実装しようとしていたことが書かれており、新1では実質それらしい描写がある。
記憶喪失や多重人格、予知夢という設定に頼りすぎることは、シナリオ表現の技法としては減点対象になる。
例えば、「真実に辿りつく」という展開においては、記憶喪失なら「序盤:真実を知っているけど記憶が無い→終盤:真実を思い出した」とやるだけでいい。
また、その時点でプレイヤーに知られていては困る情報があれば、都合よく「うっ……頭が…」などと記憶が無いことにすることで、簡単に隠すことができてしまう。
そして、必要になったときは任意のタイミングで思い出せばいいだけ。
多重人格や予知夢も、都合のいいタイミングで人格を入れ替えたり、予知夢を見る・見たと言及するだけで良いため同様である。
プレイヤーは、冒険中に得た情報をつなぎ合わせて真実に辿りつくというような徐々に謎が解かれていく過程を楽しんだり、それを乗り越えての達成感も得ることが出来ないのである。
また、原作キャラの削除・改悪も問題視される。
世界樹I・IIでは、初代世界樹のディレクターである新納氏が関わった『超執刀 カドゥケウス』の「キタザキ先生」「ツキモリ先生」が病院のNPCとして出演しているが(いわゆるスターシステムである)、新シリーズでは彼らを施設・関連クエストごと削除し(クラシックモードでも一切登場しない)。
新2ではさらにリストラされたはずのキタザキ先生をミズガルズ関係者として登場させるという、世界樹・カドゥケウス両シリーズのファンに喧嘩を売るかのような暴挙に及んでいる。
なお、新世界樹1・2の設定資料集では表紙の集合絵においてキタザキ先生もツキモリ先生も登場している。
そのため、新2で存在ごと削除されたツキモリ先生と助手NPCも、『新3』があるとしたら何事もなかったかのように設定を改変した上で登場するのではないかと予想する者もいる。
彼ら以外の既存NPCも、
- 原作Iでも出番が少なく、追加描写が望まれていたにも拘らず、逆に出番・描写が減りエンディングですら登場せずいつのまにか退場してしまった新1のレン・ツスクル
- 原作IIではプレイヤーPTとある程度距離を取り、主人以外に懐くことのない孤高の忠犬として描写されていたにも拘らず、女キャラにだけ媚びる駄犬に格下げされた新2のクロガネ
- キャラ名と台詞がまるで別人になっている新2のカナーン(IIのクァナーン)
など、改悪点が多数目立つ。あまりに原作をないがしろにしている為二次創作以下と言われる事も。
小森氏は、移動を面倒だと言い放ったFJ実装の経緯や、「地図を描くのに飽きた」という新2主人公の会話選択肢からわかるように、ダンジョンを探索し地図を描くという、世界樹シリーズの基本的なコンセプトを真っ向から否定しているような面が見られる。
また、「社長が訊く」においてファミコン時代の『ウィザードリィ』『ウルティマ』『ドラゴンクエスト』やTRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の名を挙げてRPGやTRPGへの造詣の深さをアピールしていた小森氏だが、諸々の発言によりそれらも上っ面しか理解していないのではと疑われている。
ノーラの開発中には、ろくに装備も整えずにFOEクラスの敵に特攻しては惨敗し、戦闘バランスについて(自身はプロデューサーであるにも関わらず)担当者に直接文句を付けたという逸話がある(詳細はノーラの項目を参照のこと)。
また、世界樹V発売後の4Gamerインタビューでは、「最近にプレイしたゲーム作品は『ファイナルファンタジーXV』(未クリア)のみ」等の発言も。*23
こうした言動のため、RPGのお約束を理解しておらず、他のRPG作品を研究しようという姿勢も見えず、本当はRPGに関心がないのではないかとの疑いが強まった。
TRPGについては、彼は過去作のインタビューでも何度も(くどいほどに)語っている。
そして、世界樹VにおいてTRPG要素を強化すると語っていたが、出来上がってきたものは、「アドベンチャー・エピソード」というゲームブック要素であった。
実質的な過去作との違いは、従来は曖昧な場合もあったイベントの達成が明確になり、メッセージの表示と共に経験値が得られるようになったのみである。
なお、ナレーターが語りすぎるためにプレイヤーの想像が削がれてしまう等、葬式スレ民からは酷評が多い。
この他にも、世界樹Vは職業とは別に種族も設定できると言う自由度の高いキャラメイクを売りとしているが、実際には各職業のイラストが種族と紐付けされているため、売り文句に反している。
また、小森Dは新シリーズの固定キャラについて「TRPGのプレロールドと思ってほしい」ともコメントしている。*24
しかし、実際のプレロールド(またはアーキタイプ)は、一部のキャラ設定やスキル構築を通常のルールに則って設定してあるキャラのことを指す。
世界樹などの一人用RPGで同じことをするなら、一部設定が最初から決まっていようと、各々が自由に想像できた「普通の冒険者」と立場は同等のはずである。
だが、ストーリーメンバーはあからさまに冒険者と別格の存在として描かれている上に、主人公には専用クラスまで与えている状態で、小森Dはプレロールドという言葉の意味を履き違えているように見える。
そもそもTRPG経験者ならPCに物語が破綻するような特殊設定を盛り込んだりしないはずだが…(そんなことをすればまず他のPLから嫌われるだろう)。
このように、小森Dは引き合いに出している割にはTRPGへの理解(各プレイヤーを考えたゲーム進行など)はさほど見られず、むしろTRPG用語でいう吟遊GM・マンチキンのような傾向が見える。
ゲームマスター(GM)・プレイヤー(PL)問わずまともなTRPGゲーマーであろうことはまず伺えない。
- アトラス・エクスプレス 「世界樹の迷宮」特集 「世界樹の迷宮」とはなんだったのか?(Wayback Machine、初代世界樹のテキストに関する小森氏のコメント)
- アトラス・エクスプレス 「世界樹の迷宮2」特集 ディレクター小森が語ります。「世界樹の迷宮2」の世界観(Wayback Machine、文中でのディレクターは新納氏のこと)
小森祥弘(こもり よしひろ)
≪人名・地名≫
新2の開発に携わったプログラマー。
同姓と言うだけで小森成雄ディレクターとは別人。混同するのは(プログラマーの方の)小森氏に失礼なので注意。
世界樹シリーズにはIIから関わっており、いずれの作品でも主にUI周りを担当。
根幹(コンセプト)から崩れている新世界樹シリーズでも、UI周りはナンバリングから進化を続けていると評価する声も多い。
世界樹Vでは変わらずプログラマーとして参加していることがスタッフロールで確認されたが、あまりのUI劣化とバグの数によって、こちらの小森氏にも一部スレ民から失望と軽蔑の目が向けられることとなってしまった。
さ行
笹津啓志(ささづ ひろし)
≪人名・地名≫
世界樹シリーズの公式ブログにしばしば登場する美術スタッフ。
世界樹III・IVではUI・美術を担当。新1・新2・Vではアートディレクターを務め、迷宮内3Dにも大いに貢献したとされる。
彼の公式ブログの記事では自身のキャラクターイラストを載せたり、舞台裏についてを明るくコミカルに書いたりなど、ツボを押さえた読み手を楽しませる記事を書くというファンサービス旺盛なスタッフである。
V発売前の葬式スレでは名前が挙がる事はほとんどなく、イコール否定意見も少なかった。
新シリーズで迷宮内3Dや美術関連のクオリティが高まったのは彼を含めた美術スタッフの尽力あってこそだったに違いない。
故に新シリーズの開発ではなく同時期に制作されていたPQの迷宮内3D(やや今一つという意見が多い)を担当してほしかったと悔やむ声もある。
また、新シリーズの配布小冊子やコラボイベントでの資料の編集作業なども彼が行った模様。
…しかし、V発売後の小森氏&笹津氏インタビューにおいて「開発スタッフも“想像すること”を楽しんで作った」などと小森氏に同調するかのような態度が話題に。
また、このインタビューでは小森氏・日向氏が二人で考えた世界設定を笹津氏がラフイラストに書き起こしたことも判明した。
さらに同時期に、「日向氏のイラストに関する問題は新1からアートディレクターを務めていた、すなわち日向絵を含めた全ての視覚的表現を監督する立場であった笹津氏の責任でもある」とする声も上がり、葬式スレ内で「小森氏・日向氏に続く第三の戦犯ではないか」という疑いが急浮上することとなった。
その後、葬式スレに世界樹III開発ブログのリンクが張られ、当時のスタッフの間で笹津氏が全キャラ水着化といったネタを提案していたことが判明した。*25
セカダン2では、前任のスパチュン長谷川氏に代わって新規キャラクターのイラストを担当。
しかしながら、少女NPCナディカの表情差分を用意する一方で男性NPC2名を色違いで済ませるなど、日向氏と同様に仕事への姿勢を批判されることとなった。
ししょー
≪世界樹ファンスラング≫
世界樹I・IIに登場するパラディン♀1(金髪の女性)に対する俗称。
日向氏によるオマケ漫画でこのパラディンが度々出演しており、漫画の中でこう呼ばれるため俗称として定着した。
同時にメディック♀1(オレンジ髪の少女)も出演することが多く、こちらは「メディ子」と呼ばれている。
オマケ漫画を始めとして、ゲーム以外の作品や描き下ろしイラストなどのグッズ展開では、ししょーやメディ子は定番キャラ・看板キャラとなっている一方で、パラディンやメディックの他のグラフィックのキャラは登場することがほとんどない。
そのため、キャラメイクものにも関わらず特定キャラばかり推し続けていることが度々問題視され、この二人が日向氏の描くキャラの偏りの象徴として批判されることもある。
また、強めのキャラ付けもされていることもあり、同じグラフィックというだけで実際に「ししょー」本人でもない、
各々のプレイヤーが思い描くパラディン♀1(本ゲームはキャラメイクものとしてある程度各々がキャラクター付けを想像できる余地が残されている)をこの通称で一括して呼んだり、痛いキャラ扱いしたりする者も存在しているため、そういった身内ネタのような呼び名・扱いに不快感・抵抗感を感じる者も多い。
さらに新シリーズ発売後は、公式のキャラ付けに対するアレルギーを植えつけられた結果、ししょーのようなキャラの存在そのものにまで神経質になってしまう者も見られるようになった。
(ちなみに、メディ子の方はあまりにそのままな呼び名であるためか、このような問題は起きていない)
その後も世界樹IIのガンナー♀1(通称ガン子)、世界樹IIIのプリンセス1、世界樹IVのフォートレス♀1(どれも金髪の少女)あたりが看板キャラとして他のキャラよりも頻繁に使われている。
また、世界樹IVの公式ブログではフォートレス♀1に「ふぉーちゃん」の名が与えられてネタ記事が投稿されており、ししょーと同じような問題も見られている。
世界樹Vでは、パラディン♀1、メディック♀1、ガンナー♀1の新規イラストが追加DLCとして配信され、またもやししょー・メディ子・ガン子に対する贔屓が目立つことになってしまった。
シャッツキステ
≪人名・地名≫
新シリーズのコラボイベントが行われたメイド喫茶の名称。「シャッツ」や「キステ」などと称される事もある。
比較的俗っぽさの少ない落ち着いた雰囲気を売りにしているメイド喫茶であるが、コラボイベントを開催するにあたっては萌え要素に興味のない世界樹ファンは置いてきぼりとの意見も出た。
死霊集
≪葬式スレ用語≫
『新・世界樹の迷宮1&2 公式設定資料集』の蔑称。「死霊臭」とも。
この資料集には、ストーリーでの追加キャラの大量の差分やアニメ資料などが多く掲載され、ページ数もナンバリング作に比べて多いものとなっている。
しかし肝心の内容は、現在では品薄となっている原作(クラシックモード)の設定資料集を補完するどころか、新シリーズのストーリーモードの投げっぱなし・描写不足で終わった設定を解説・補完するようなテキスト集や資料すらほとんど用意されておらず、せいぜいキャラクターの初期案ラフや後述する日向氏の新3妄想漫画くらいしか載っていない。
ストーリーモードに興味のない人間にとっても、無駄に用意された差分・コンテ絵だらけ、原作設定資料集や小冊子などの使いまわしも多く、ページ数に対して純粋に楽しめるような情報は極めて少ないものとなっている。
また、単行本版のカバー裏にある日向氏作画の新世界樹3を匂わせる厨二病全開の漫画が掲載されており、2ページながらも漫画の内容自体の痛々しさに加えて、何より新2で多くのファンに見離されてなお新3の痛い妄想を未練がましく掲載している事が痛々しいと批判された。
葬式スレでは「資料集」をもじって「死霊集(または死霊臭)」などと呼ばれている。
新2の評判のあまりこの資料集自体も売れなかったのか定かではないが、2016年1月16日に日向悠二氏がTwitterの個人アカウントで新3の存在を仄めかす様な宣伝ツイートを投下している。
(ツイート画像にあるホワイトボートの落書きは、資料集ページ後半のEXTRAにてまとめらている)
また、電子書籍版では上記のカバー裏漫画が載っていないことが、日向氏のツイートによって明かされている。
- 参考画像
http://www.famitsu.com/cominy/?m=pc&a=page_fh_diary&target_c_diary_id=92630
http://i.imgur.com/ubho2oO.jpg
http://i.imgur.com/yrEzEzS.jpg
http://i.imgur.com/r0oZrdc.jpg
http://i.imgur.com/e88MAoe.jpg
http://i.imgur.com/Ah2N7FW.jpg - 日向氏による新1&2設定資料集の宣伝ツイート
信者
≪一般用語・ネットスラング≫
特定の存在を過剰に信奉する者の事。儲(もうけ)とも書かれることがある。
逆に、特定の存在を過剰にバッシングし叩く者はアンチと呼ばれる。
もちろん、何かしらのものに対する愛着を持てるという事は素晴らしい事である。
一方で、商業作品では問題点を指摘し改善要望や意見を言う事は、今後作品に触れてみようという人への一つの判断基準にもなるほか、制作側にとっても後学に繋がる事にもなる。
ただし、他人の意見に対して、呼ばれてもないのに一方的に食いついたり、意見の合わない人間と不毛な言い争いをしたりといった目に余る行為をする者は問題視される。
アンチによる評価点を完璧に無視した叩きも、信者による問題点を完璧に無視した擁護も、迷惑な度合いとしてはどっちもどっちである。
通常世間ではアンチ寄りの人間の方が煙たがれる傾向があるが、一見正論を言っているように見えて一方的な押しつけばかりを行い、挙句意見が合わない人間をアンチとレッテル貼りして過剰に叩く信者側の人間も存在する。
アトラスのゲーム作品は独特の世界観と比較的ハードな戦闘バランスを併せ持つものが多く、コアなファンを惹きつけていた。
しかし、これは「特別なものに触れること」に愉悦を感じるタイプの信者を生み出すことにも繋がり、世界樹もシリーズの発展に伴って多くの信者を抱えるようになっていった。
信者たちは本スレ等で独自の文化を築いたが、同時に次のような悪ノリも生み出し、新シリーズ以前から問題視されていた。
- 「難しいアトラスの難しいDRPGを嗜む自分」に酔い、JRPGや他社のRPGを見下す
- 全ての世界樹プレイヤーがロリコン、あるいはhageることに快感を覚えるマゾヒストであるかのように言いふらす
- 全年齢向けのスレでも構わず下ネタを投下したり、18禁同人誌「世界樹のあのね」の名前を出したりする
- 一部プレイヤーキャラクターに「ししょー」「ふぉーちゃん」等といったステレオタイプに当てはめ、他の人間にも押し付ける
- 世界樹IIのNPC「フロースガル」の名前をわざと間違える「フロなんとかさん」ネタを延々と続ける
- キャラの属性・年齢層が偏りがちという指摘に対し「仕事を増やすとひむかいさんがしんじゃう」「胸を大きく書いたら血を吐いて死ぬ」等ふざけ半分で封殺する
そして新シリーズが展開する中では、そのような信者の中から賛否両論な雰囲気を認めず、批判意見を黙殺しようとする者が現れることとなった。
彼らは2ch、各種wiki(ゲームカタログ等)、Twitter、ニコニコ動画、通販サイト(Amazon等)といった様々な場所で暴れ回り、次のような問題を起こしている。
- シリーズ初期からの古参ユーザーや中立的なユーザーによる問題点の指摘・改善要望にまで反応して暴れ、時には人格攻撃すら行う(Twitter)
- 新否定派の書き込み規制及び削除申請を行うことで、信者に都合のよい書き込みだけを残すよう工作する(2ch、したらば掲示板)
- 共有NG機能を用いて新否定派のコメントを消去し、新肯定派のコメントだけで動画を埋め尽くす(ニコニコ動画)
- さらに、信者のコメントだらけの動画を根拠として、新世界樹の要素が従来の世界樹ユーザー全員が肯定しているかのように主張し、世界樹ナンバリングや世界樹と全く関係ない他ゲーの動画ですら宣伝を行う
- 挙げられた問題点を勝手に消し、強引に改変しようと編集合戦を繰り広げる(例:管理人裁定)(wiki)
- 高評価のレビューを連投したり、他のレビューに噛みついたりと商品のレビュー欄を荒らす(Amazon)
- 「面白かったです改善されてます」「親や幼い子供でもクリアできました」「いつもの世界樹の出来」等具体性がなく、本当にプレイしているかすら疑わしいようなレビューや、問題点を完全無視、あるいは嫌なら使わなければいいの一言で片付けたレビューを書く
- 他者のレビューに間違った情報が一つでもあれば大胆に指摘を行い、アンチ認定してガセ・デマ工作だと言いふらす等人格批判に走る
中にはアトラスのマスコットキャラ(ジャックフロスト)の口調でなりきりながら個人非難をしたり、批判意見の含まれるレビューに自分から飛び込んで暴れたりという、アトラスそのものの企業イメージを破壊しかねない行為をする者も。
一方、公式は公式で新シリーズ以降、「hage」「フロなんとか」といった信者のネタを取り込み始め、こちらも問題視されている。
なお、狂信者の過激な言動は「ありがたい声」で小森Dを舞い上がらせたり、ファン同士の衝突を起こしたりすることで、世界樹シリーズを終わらせようとしている同業他社の陰謀ではないか、という突飛な珍説(というかネタ)を唱える葬式スレ民もいたりする。
あるいは、下記のステマ行為が発覚したことから、新以前からの上記の悪ノリ自体も新シリーズ作成させるための口実(ありがたい声)として、アトラス側(あるいは小森氏自身)が自作自演で工作したのではないか、と疑心暗鬼になる者もいる。
なお、極端な信者でもアンチでもない中立的なユーザーにとっては、本スレの裏を返したかのように過激なアンチ意見を持つ者も存在する葬式スレもまた、居心地のよい場所ではないはずである。
しかし、他に堂々と批判意見を書き込める場所が無いため仕方なく葬式スレを訪れ、板挟みのような思いをした者も多く存在する。
(そのようなユーザーのための「反省会スレ」を作る提案もあったが、葬式スレとの完全な分離はおそらく無理であろうと予測された。また、結果的にとは言え世界樹Vは、新世界樹葬式スレと統合される形となった)
結果として「信者とアンチの抗争に嫌気が差したので世界樹というシリーズから離れる」という書き込みも各所で散見される事となった。
世界樹Vにおいても、上記の問題も含めさらに悪化している有様で、世界樹そのものより「世界樹をプレイする自身」に酔っている信者が多いためか、擁護のやり方も頓珍漢になっている。
- 従来のナンバリング作品とは良くも悪くも大幅に改変されたにもかかわらず、自らの評価点を挙げることもせず「いつもの世界樹だから」と盲目的にVを持ち上げる
- 本来なら売りだったはずのシナリオや世界観の批判に対し、「シナリオなど世界樹にはあって無いような物」と信者にも拘らず制作サイドの意図を全く読まない擁護をする
- 新2からの明らかなUIの劣化や致命的なバグですら、「すぐに慣れる」「他ゲーのほうがひどいから」と完全に目を背ける
- 売上が明確に出た途端に、勝利宣言のつもりで葬式スレに突撃したり、各サイトにて葬式スレ民に対する煽りを行う
- 世界樹V生放送・ラジオの新世界樹推しに便乗したり、Vの問題点のIVのせいにしたりと、露骨なIVsage新ageな姿勢を取る
394 :名無しじゃなきゃダメなのぉ!:2015/02/05(木) 12:12:55.36 ID:dQaFT1CP
どんなゲームにだって不満はでるのに、全部楽しめなきゃアンチなの?
楽しんでるとこあるけど不満もある奴はここにきちゃいけないんですか
404 :名無しじゃなきゃダメなのぉ!:2015/02/05(木) 12:30:37.92 ID:uvAXm3qJ
>>394
愚痴は愚痴スレに書いてこい
405 :名無しじゃなきゃダメなのぉ!:2015/02/05(木) 12:33:20.14 ID:zuFVBf3h
愚痴禁止なんて珍ルール初めて聴いたw
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/handygrpg/1422962076/394-405
新・世界樹の迷宮3
≪葬式スレ用語≫
世界樹IIIのリメイクにして、新世界樹第3作としていつか発売される…かもしれない作品。
新1・新2設定資料集に新3予告風の漫画が載せられたり、セカダン2のQ&Aに「新3待ってます」さんというPNの質問が載せられたりといった点から、小森氏は新3を作りたがっていると考えられるが、世界樹Xで3DSの世界樹は完結してしまったため、新3は頓挫していると予想されている。
また、新2以降に発売された世界樹Vや世界樹Xには世界樹IIIを彷彿させる要素があり、新3への未練が捨てきれない小森氏によって構想の一部や、既に新3向けに作ってしまったデータを再利用してねじ込んでいるのではないかと推測されている。
- 世界樹V
- 世界樹IIIの「世界樹」と本作の「世界樹」の間に設定の類似が見られる。
また、本作の裏ボス撃破後イベントから、世界樹IIIへの繋がりを想起させる部分がある。 - 「情景 未知なる脅威」「情景 冷たい正義」といったIIIのイベントBGMが流用されている。
- 本作では、シリーズ恒例だった「三竜」は登場せず、同ポジションに新規ボス3種が割り当てられているが、戦闘BGMにはこれまた恒例であった「戦乱 散るもかなり」の代わりにIII初出の「戦乱 荒れ狂う波浪の果て」のアレンジが使われている。
「荒れ狂う波浪の果て」はもともと人気曲で、IVやセカダン1でも「戦乱 吹き荒ぶ熱風の果て」と改題してアレンジされているが、三竜相手に使われる曲ではなかった。
三竜や戦闘BGMのお約束を破壊し、自作の新規ボスとお気に入り作品であるIIIのBGMに入れ替えることで、より自分の色に塗り固めるという小森氏の意図があったのではないかと予想される。
- 世界樹IIIの「世界樹」と本作の「世界樹」の間に設定の類似が見られる。
- 世界樹X
- 新規職業「ヒーロー」は、職業コンセプトやスペックが既存職の中から浮いているが、それだけでなく一般的な「勇者」のイメージにはない影(残像)の要素も持っている。
隠し要素「闇の眷属」も合わせ、元々はダークヒーロー的側面を併せ持った新3主人公のために用意された職業だったのではないかと予想される。 - 新規NPC「エンリーカ」は、海の一族を率いる「航海王女」であり、「絶対幸運」の持ち主であり、古代語を含む10の言語の話者である。
また、某ゲームの女性ド○フロリ巨乳とでも言うべき体形をしているが、これについては小森氏のオーダーがあったという。
以上の話から、エンリーカのキャラクター設定は新3ヒロイン(職業はプリンセス/サブパイレーツまたはその逆だろうか)の案が元にあったのではないかと予想される。 - 既存NPCのうちIIIの「ネイピア」だけ、道具屋店主という重要なポジションに抜擢され優遇気味。
- 過去作から流用されたBGMの中で、本作で新しくアレンジが入っているのは世界樹III初出の曲ばかり(Vで使用された「荒れ狂う波浪の果て」についてはVのものを流用)。
(新のリメイクを含めれば)3DSで発売された他4作品と違い、セカダンのアレンジを除いてFM音源風のDS版BGMしか存在していないため、IIIの曲がアレンジされること自体は当たり前とも言える。
しかし、他が完全流用なことや、VでもIIIの曲が使われていたことから、新3に向けて用意していたIIIのアレンジBGMを、新3が頓挫した後VとXで再利用したのではないかと予想される。
また、街のBGMやとある特別なボスとの戦闘BGMにIIIの曲が使われている点も、新3への未練を表していると取ることができる。
- 新規職業「ヒーロー」は、職業コンセプトやスペックが既存職の中から浮いているが、それだけでなく一般的な「勇者」のイメージにはない影(残像)の要素も持っている。
ステルスマーケティング
≪一般用語・ネットスラング≫
「作者・生産者が名前を隠して(自作自演で)自分の作品・商品を賞賛し、宣伝する」こと。略して「ステマ」とも。
本来は「無関係な第三者を装って特定のメーカーに対するネガティブな口コミを広め、評価を下げようとする」ことを意味する用語(匿名で陰口を叩くようなイメージ)。
そこから転じて、現在は宣伝の意味でも使われるようになった。
新世界樹1ではふたば☆ちゃんねるにおいて同ID自作自演によるステマ行為疑惑が発覚しており、当時のログから明らかになっている(下記リンク参照)。
また、新世界樹2でもアマゾンレビューなどで★1~2のマイナス意見であるが具体的に問題点を指摘する意見があるにも関わらず、直後に内容の薄い★5レビューが連続で投稿されるという事態も多々起きているため、レビュー評価を維持したいという意図のある自作自演なのではないかという疑念が広がっている。
(ただしこうした擁護レビューは、生産者ではなく信者が行っていることも多い)
- 新1に関するステマ疑惑のログ
http://i.imgur.com/ChNDxWm.png
http://i.imgur.com/AyGpBgc.jpg
すみっコぐらし ここがおちつくんです
≪他作品≫
2014年11月20日に発売されたニンテンドー3DS用ソフト。
サンエックスのキャラクターシリーズ『すみっコぐらし』を題材にしたキャラクターもののゲームで、かわいらしいキャラクターとふれあったりミニゲームをしたり部屋の模様替えを楽しむことが出来る。
前述の趣向からわかる通り、世界樹とはジャンルもターゲット層も全く異なる作品なのだが、新世界樹2と発売が近かったことに加え
- 新2発売前はAmazonゲームランキングで長くデッドヒートを繰り広げる
- 新2発売で一時的に抜かれるも発売後2週間で新2が圏外落ちしてからもじっと上位をキープ
- ファミ通などで発表された当時の売り上げは新2の半分程度であったものの、じわ売れしてランキングに残り続け、12月末には出荷本数10万本突破、年末売上では約2万本売上、発売から3ヶ月後の2月中旬には10万本突破の売上を記録という、かつて世界樹Iのじわ売れのパターンを類似するように右肩下がりの新2とは反比例な伸びっぷり
と独特の存在感を見せたため、葬式スレではしばしば「新2が売れなかったのは(発売時期も近かった)ポケモンと妖怪ウォッチとすみっコのせい」などとネタにされた。
キャラクター人気に加え、各キャラの特徴をしっかりと押さえ、ゲームそのもののつくりがしっかりしている事もじわ売れの要因だろうと囁かれる。
なお、シリーズ第2作『すみっコぐらし おみせはじめるんです』が2015年11月19日に、第3作『すみっコぐらし むらをつくるんです』が2016年7月21日に発売された。今後の展開が期待される。
生活感
≪名言・迷言≫
世界樹Vに関する小森Dのインタビュー内容、「キャラクターに対してよりいっそうの生活感や手触りが感じられるように作っている」から。
新2においては、クドい描写や、ある物事を賞賛するためだけに他を貶すような描写が目に付く。
また、都市開発において自分達の暮らす町について不平ばかり並び立てるハイ・ラガード住民の声や、プレイヤーの操作をなじるようなキャラクターボイスなど、人によっては不快と感じられる要素が多く見られており、これらを「生活感」と履き違えて世界樹Vにも盛り込もうとしているのではないかと問題視されていた。
そして、Vにおける生活感とは、危険な樹海で家畜を放し飼いにしたり、わざわざ街ではなく樹海に入って調理を行ったりすることであった模様。
410 :名無しじゃなきゃダメなのぉ!:2015/05/05(火) 17:38:18.36 ID:JU7k5toJ
広いマップよりも地下に潜りたいんだ…
でもRPG要素とか生活感とか言ってる5に骨太のダンジョンがあるとも思えないんだよなぁ
聖剣伝説 ファイナルファンタジー外伝
≪他作品≫
スクウェア・エニックス(旧スクウェア)のアクションRPG作品。
『ファイナルファンタジー』シリーズの派生として生まれ、後に独自の路線を築いたARPG『聖剣伝説』シリーズの第一作。
オリジナル版はGBで発売され、シンプルながらもテンポのいいアクションや、少年と少女の切なくも王道の物語は根強いファンを生んだ。
後にGBAでリメイク作『新約聖剣伝説』が作られたが、これが原作未プレイのライターによって設定とシナリオが大幅に改悪されるという新世界樹並みにとんでもないリメイクで、ファンからは大顰蹙を買うことになってしまった。
(しかも原作未プレイだと公式のイベントで堂々と発言している。余談だが、『新約』のライターは某鍋も担当している)
さらに、原作の面影の無いキャラデザイン、戦闘テンポとバランスの悪さ、使いづらいUIなど、他の面でも批判は多い。
原作スタッフはプロデューサーと音楽のみで、ゲーム部分の実動部隊はほとんど新規スタッフだった(原作から関わってきたスタッフによって改悪された新世界樹シリーズはもっと酷いのかも知れないが…)。
この後、原作の熱烈なファンだったスタッフにより原作そのままのカラー版がガラケーアプリとして発売、さらに2016年には原作通りのシナリオでスペックのみ変更したリメイクがPSVとスマホ版で発売され、その際には公式がわざわざ「これはしんやくではない」とTwitterで発言したことから葬式スレでも話題となった。
この作品と同じように、世界樹I・IIの「新でない」リメイクがいつか作られることを望むスレ民は決して少なくない。
世界樹警察
≪世界樹ファンスラング≫
世界樹批判を許さない狂信者のこと。実際の世界樹警察の活動についてはこちらも参照のこと。
Vの初回限定版特典漫画で用いられたのが初出で、その後は自ら世界樹警察を名乗る信者が現れたりもした。
世界樹と不思議のダンジョン
≪他作品≫
2015年3月5日発売。世界樹シリーズとスパイク・チュンソフトの『不思議のダンジョン』シリーズのコラボ作品。略称『セカダン』。
ジャンルとしてはローグライクゲームに分類される。
アトラス側のスタッフは、横路氏がディレクター、小森氏がプロデューサーとして参加。
スパイク・チュンソフト側のスタッフは、長畑成一郎氏が企画・ディレクター、長谷川薫氏がキャラクターデザイン。また、あちらがメインのシステム・プログラムを担当する。
その他、サウンドコンポーザーの古代氏、クラスデザイン原案の日向氏等、世界樹シリーズスタッフも引き続いて参加している。
システムは不思議のダンジョン側がベースとなっているが、世界樹側に合わせてTP制やスキルツリー、採集等の他、料理や都市開発といった新シリーズと類似した要素も存在する。
また、一つのフロアに複数の階段が置かれていたり、「琥珀床」「DOE」等、本作オリジナルのシステムも導入されている。
総じて、『風来のシレン』『トルネコの大冒険』『ポケモン不思議のダンジョン』といった既存の不思議のダンジョンシリーズとは大きく差別化されているといえる。
キャラクターメイク可能で、ソードマン(IV仕様)、パラディン、ガンナー、ルーンマスター、メディック(I・II仕様)、ダンサー、カースメーカー、シノビ、プリン(セ)スの既存クラス9職と、オリジナル職「フーライ」が登場。
クラスデザイン原案はナンバリングのものがベースとなっており、新職も日向氏が行っている(ただしフーライの原案は女性のみ担当)が、ゲーム内のイラスト等のキャラクターデザインは長谷川氏が担当している。
基本的には世界樹らしいスキルを搭載したシステムだがバグらしい挙動も多く、AIやテンポ面でももう少し改良が欲しいという意見も上がる。
また、敵のレアドロップの多くがランダム入手である(条件ドロップや解剖用水溶液の実装で緩和する世界樹の流れに逆行している)等、やりこみ面でも不満点が上がった。
バグ修正等も含め、今後の展開に期待する声も出ていたが、発売後のパッチ配布は一切されず、落胆の声も少なくない。
初週売上は6.5万本で、消化率は9割ほどであり、新2の初週売上と消化率を上回った。*26
そして、新2の不評が各店舗での入荷を絞らせ、足を引っ張ったのではないかと予測された。
このことが原因で、2週目以降は各店舗で品薄となってしまう。*27
再加入までは、DL版のランキングでも2週目は2位、3週目は1位に上るなど売り上げを伸ばした模様。*28
ニッチな作品同士の上、食い合わせも不安視されるコラボであり、そして実際に食い合わせの悪さが目に付く面もあったものの、新2よりは売れたこと(テンプレ参考)から新2の異常さを引き立てる形となった。
なお、新1・新2でのディレクターである小森氏もプロデューサーという立場で名前を出しているものの、この作品については表立った発言を一切していない。
新1とセカダンの開発期間が被っていたことから、あまり関わっておらず口を挟めないのではないかと思われるが、それでもなおプロデューサーの立場で無言を貫くのは異様である。
新2の失敗が祟って発言を自重せざるを得ない状況に置かれている、またはIV同様、自身が関与できていないシリーズ作に対して思うところがあるのではないかと予想された。
また、キャラクターデザイン担当の変更については、「意外と違和感がないのでこういうのもあり」という声も多いものの、「(全裸DLC等で日向氏の信頼度が下がっていることもあり)このままVでも絵師を交代してほしい」という声から「無理に等身を合わせようとしているように感じ、やはり日向氏のままがいい」という声まであり、やや意見は分かれている。
世界樹と不思議のダンジョン2
≪他作品≫
セカダンの次回作。3DS作品。2017年3月26日にPV発表。同年8月31日発売。
- プレイヤーは冒険者の集う街「オーベルフェ」にて謎の少女「ナディカ」と出会う。
ナディカは記者を名乗り、取材のためにとプレイヤーのギルドに同行を求め、そして不思議な力を発揮する…。- 前作セカダン1とのシナリオ上の繋がりはない。
- 登場NPCは上記のナディカに加え、ギルド長「トラオレ」、宿の店主「コヌア」、道具屋の店主「ラジム」、酒場のマスター「ヨボ」と看板娘「ムッコラン」など。
- なお、トラオレとヨボは双子の兄弟という
言い訳設定で、グラフィックは色違いの使い回しである。 - その他、ライバル冒険者のNPCとしてPCと同じグラフィックの「アントニカ」(女性パイレーツ)、「イルコフ」(男性ガンナー)、「ネッド」(男性カースメーカー)、「エミル」(プリンス)等も登場する。
- なお、トラオレとヨボは双子の兄弟という
- 登場クラスは、前作のものに加え、アルケミスト、モンク、パイレーツ、ファーマーと新規クラス「ケンカク」の総勢15職。
- ルーンマスターとアルケミストはスキルの攻撃範囲で差別化、メディックとモンクは回復特化と攻撃回復半々の性能で差別化とのこと。
- ケンカクはシリーズお馴染みの高火力紙装甲で刀を扱う和風剣士枠。二刀流もあって世界樹IIIのショーグンを彷彿させる。
そのイラストは、和装を着用した青年~壮年の男性、同じく和風の上着を纏いつつもその下はマイクロビキニで肌を大きく露出している少女の2種類。
この職は、フーライが『シレン』シリーズ主人公の風来人「シレン」をモデルとした職であったように、同じくシレンシリーズの登場人物である女剣士「アスカ」が元であると思われる。 - なお、シリーズ最新作であるVから参戦する職は存在しない。Vの世界設定を考えれば当然のことであるが。
- サブクラス制が導入。III同様にサブ職のスキルレベルに制約はない模様。
- 一部の職で二刀流が可能。前述のケンカクがIIIの「弐の太刀」のように二刀流を可能とするパッシブ「二刀マスタリ」を持つ。
さらにパイレーツも二刀流ができるようになり、従来の武器スキルに加えて銃+突剣の二刀流でのみ使用可能な「ガンソド」スキルを持つ。 - ボイスは無い。
- 武器・盾を強化する要素として、世界樹の鍛冶システムのほか、不思議のダンジョンの強化値・合成といったシステムもある。
- スタッフは、スパイク・チュンソフト側からはディレクターの長畑成一郎氏やシナリオライターの冨江慎一郎氏、
アトラス側からはプロデューサーの小森氏や新規キャライラストの笹津氏が参加。
そして世界樹シリーズでおなじみのサウンドの古代氏、キャラデザ原案の日向氏、モンスターデザインの長澤氏等の名前も見える。- 日向氏は引き続きキャラデザ原案に留まり、新規キャラは笹津氏が書き起こしている。
前作キャラは長谷川薫氏(スパチュン)のものを流用していると思われる。
- 日向氏は引き続きキャラデザ原案に留まり、新規キャラは笹津氏が書き起こしている。
- DLCは5種類存在(合計850円)。9月30日まで無料。
状態異常耐性アップ・取得経験値アップ・全滅時のアイテムロスト防止・素材入手率アップといった料理が解禁されるクエスト4種と、育成アイテムや高額素材を持つ敵を討伐するクエスト1種。
葬式スレでは早くも次のような不満点を挙げられて「新セカダン2」認定され、リメイクとナンバリング新作に飽き足らずスピンオフまでも汚染し尽くそうとする小森氏への怨嗟の声が絶えない。
- 新シリーズや世界樹Vから続く「謎の少女」ネタ。
- 海辺の町という設定や、III出身の職が3種増えケンカクも実質ショーグンの焼き直しに見えることから、V同様の新3構想の名残が見て取れる。
- その一方でIVの職が一切追加されず、IVで好評であったサブ職のスキル取得制限も継承していない点に小森氏の世界樹IVコンプレックスが感じられる。
- 新2並に職が多く、ただでさえ役割の被る職が見られる上にサブクラスもあるため、職バランスが不安視されAIの改善にも期待ができない。
また新2で前科のある小森氏のことであるためIII職の過剰優遇やIV職の過剰冷遇も予想される。 - キャラデザを直接担当しているのは日向氏ではなく笹津氏だが、ナディカの表情差分を用意する一方で男性NPCを色違いにするなど日向氏同様の贔屓と手抜きが見られている。
- 冒険者と同じグラフィックのNPCを出すという禁忌に触れてしまった。
- 女性ケンカクの服装が奇抜かつ下品。モデルにしたと思われるアスカを世界樹スタッフに汚されたと憤る者も。
なお、このような事態となったのは、前作でアトラス側Dを担当した横路氏が不在となり(ペルソナへ移った後、現在は産休である)、セカダンにおいても小森氏・日向氏・笹津氏ら派閥の声が強くなってしまった為ではないかと考えられている。
また、公式サイトの更新が遅く、公式ブログの更新もない中、アトラス公式のQ&Aコーナーばかりを更新していく広報の態度にも、V同様に見せたくない情報が多く都合の良い質問だけ答えているのではないかと不信感を持たれている。
ちなみに、そのQ&Aでは、「新3ずっと待ってます様」なる質問者の名前が見られた。小森氏サイドによる自演を疑われたのは言うまでもない。*29
そのほか、世界樹10周年記念と称して先着購入特典にシリーズBGMユーザーズベストアルバム、初回生産限定版にスペシャルキャラクターブックが含まれている。
10周年記念に出るのがスピンオフ作品で、中身で釣れないから特典で釣ろうとしていると感じさせるそのやり方に呆れる声も多い。
なお、このベストアルバムはTwitterでのBGM投票キャンペーンで選ばれた曲を収録しているが、ナンバリング作品のBGMだけでなく新2のOP曲も含まれている。*30
さらにジャケット絵は、表面にナンバリング作品の看板少女キャラが詰め込まれる一方で裏面にはフレドリカとアリアンナが大きく描かれるというもので、新シリーズで離れたファンを取り戻そうという気配が全く感じられない。
スペシャルキャラクターブックの方もI~IV画集やVアートブックの流用がほとんどを占め新規書き下ろしが少ないため、熱心なファンほどいらないものとなっている。
ちなみに、初代が2007年、IVが2012年発売なので、世界樹シリーズはちょうど発展の5年と衰退の5年を経てきたのである。
ファミ通の紹介記事では、『少女なディか』『湖畔の街オ“ーベルフェ”』といった誤記や、『新たな職業“剣客”』といった表記ミス(世界樹のクラス名は全てカタカナ表記である)が目に付く。*31
中身が中身ゆえにライターもやる気が出なかったのではという皮肉のレスも見受けられた。
発売後の現在、スレ内ではシナリオの全容は把握できていないものの、人柱や他所のレビューを読んだ者から
最早ゲームブックらしさが全く感じらない低質なテキスト、ナディカが途中から強制同行すること、ライバル冒険者が悪役扱いや不快なキャラ付けをされてること等が報告されている。
また、発売前より話題が絶えなかったセカダン2だが、発売後はテンプレにも葬式スレにおいて取り扱うことが追記された。
セブンスドラゴン
≪他作品≫
RPG「セブンスドラゴン」シリーズの事。主な略称は「ナナドラ」「セブドラ」等。
DS作品『セブンスドラゴン』、PSP作品『セブンスドラゴン2020』『セブンスドラゴン2020-II』、そして3DS作品『セブンスドラゴンIII code:VFD』の4作品が存在する。
販売元はセガ、開発元はイメージエポック(2020-IIまで)。
初代世界樹の生みの親である新納氏がセブンスドラゴン初代・2020のディレクターを務め、BGMの方面でもシリーズ通して世界樹と同じ古代氏が担当していること、初代の職業・スキルが世界樹のものと似ていること、キャラメイクを採用していることなどから世界樹と比較されることが度々あり、葬式スレでもたまに名前が挙がる。
(ただし、どの作品でも主人公達は「ドラゴンに対抗する使命を背負ったエリート」という設定が与えられるため、キャラ設定の自由度は若干低め)
なお、ナナドラシリーズはDRPGではなく見下ろし型のマップを歩くRPGであり、どちらかと言えばいわゆるJRPGに近い雰囲気を持っている。
ゲームシステムや戦闘バランス・コンセプトもまったく世界樹と関係がないため混同に注意。
余談だが、セブンスドラゴンは初代の微妙な評価から始まり、2020では大幅なイメージ変更が行われ、2020-IIでは生みの親である新納氏が離脱し、IIIでは開発元だったイメージエポックの経営破綻に伴いスタッフが大幅変更され、そしてDS⇒PSP⇒3DSと2回もプラットフォームを変更している。
このように幾多もの苦難を背負ったシリーズではあるものの、2020の成功以来は一定の評価を勝ち取っていることから、スタッフの努力が窺い知れよう。
初代セブンスドラゴンは、新納氏の手がけた前作である世界樹の迷宮シリーズのヒットと優秀な広報によって、発売前の本スレもかなりの熱気と期待に満ちており、作品に求められたハードルが多くのユーザーの中で高いものとなってしまった。
しかしながら、実際の出来は大味ながらもそれなりに遊べる並のRPGといった程度で、次のような問題点も抱えていた。
- DSで作られた見下ろし型のRPGとしてはUIがひどく悪い。
- ダメージ床対策やエンカウント回避といった強力な移動補助スキルがある割に、それらの効果が持続しているかどうかは一々メニューを開かなければ確認できない。
- 初代世界樹同様、所持アイテム枠に限度があるのにアイテムの預かり所が存在しない。
しかも、(ほとんどのアイテムが素材さえ集めれば再入手可能な世界樹と違って)こちらは一点限りのレアアイテムも多く存在するため、それらのやり場に困る。
- 世界観設定の弊害で、フィールドマップとダンジョンの8割がダメージゾーンで覆われている。
マップにあるダメージゾーンは踏むことで消せるが、エンカウント率が高い上にダメージを受けながら必死にダメージゾーンを減らしても宿屋に泊ると一部が復活する。- 快適に冒険するにはダメージ床対策のスキルか、LIFE・MANA(世界樹でいうHP・TP)を回復するスキルを持つ職がほぼ必須。
- 公式サイトの「ちびキャラトーク」をプレイすると、一般のキャラよりスキルポイントが1多い名前固定のキャラを作ることができる。
- 公式が与えたキャラの方が自分で作成したキャラより(僅かながら)強いということは、自由に名前を付けられるキャラメイク制との矛盾となる。
- ゲーム内で「ニーノゥ」「イメッポ」という、新納氏やイメージエポック社を意識したようなNPCが登場する。
- ディレクターを始めとしたゲームのスタッフは、直接自分の言葉で話すのではなくゲームの内容で語るべき、ましてやこのような形で自己主張する等もっての外と考える人もいるため不評。
- なお、FFシリーズや『クロノ・トリガー』といった作品にもスタッフが登場する「開発室」が存在するが、それらはオマケ要素としてゲームの世界から隔絶されており、批判の対象になりにくい。
対してニーノゥやイメッポはゲームの世界にそのまま登場する上、イベントを進めるとエンディングにも強制出演してくるため、より多くのプレイヤーに違和感を与えることになってしまった。
- このニーノ以外にもアクの強いNPCが多い。また、多くの人命が失われる描写も多く、総じてシナリオ・キャラクターの面で人を選ぶ。
- 例として、「本来自由な冒険者であるはずのプレイヤー一行を序盤から英雄扱いし、あまりに大量かつ重大な使命を与えてこき使おうとしてくる人物」
「復讐心に囚われ、目的のためならこの星の命をすべて犠牲にすることも厭わない、狂気的な人物(一応それ相応の扱いは受けるが)」
「最初は先輩冒険者ポジションなのだが、イベントが進むほどにプレイヤーへの嫉妬心を露わにしていく人物」など。
これら3名は程度の差はあれど、メインシナリオにも関わってくる。 - ただし、キツい性格のNPCや大量死亡イベントはその後の作品でも登場しており、ある意味シリーズのお約束になっている。
- 例として、「本来自由な冒険者であるはずのプレイヤー一行を序盤から英雄扱いし、あまりに大量かつ重大な使命を与えてこき使おうとしてくる人物」
- 特定のドロップアイテムを100個集める(しかも10個単位でなければ渡せない)など、凄まじいお使い作業を要求されるクエストが存在する。
等々、ゲームの出来自体に未熟な部分が多く見られる作品であり、発表当時の期待との落差、世界樹シリーズとの落差も相まって「劣化世界樹」などと低評価を下されることが多い。
葬式スレにおいても、一部スレ民の新納氏に対する評価を下げる一因にもなっている。
初代の反省もあってか、本作『2020』はUIの大幅改善、ダメージ床地獄の削除などゲーム中のストレスを削る努力が見られ、RPGとしての完成度が高まった。
しかし、次のような大幅な「イメチェン」が行われたため、無印ファンと2020のファンの間ですれ違いが起きている面もある(初代の失敗から大幅なイメージ変更に踏み切った可能性もあるが)。
- キャラクターデザイン担当がモタ氏から三輪士郎(みわ しろう)氏に変更。絵師交代に伴い、ゲームイメージも大きく変わった。
- 舞台が純ファンタジーな世界「エデン」から、荒廃した近未来の東京に変更。
- パーティメンバーが4枠から3枠に減少。
- キャラメイク時にボイスを設定するようになり、プレイヤーキャラクターが戦闘時に喋るようになった(戦闘以外で喋る場面はない)。
- ボイスに抵抗を示す層も多い反面、声優ネタを生かした「なりきりプレイ」等も可能であり、JRPG層を取り入れる試みともいえる。
- ニーノゥやイメッポのようなNPCは存在しないが、発売元であるセガに関するパロディが多く登場。
また、「初音ミク」がゲスト出演し、オープニングムービーに登場したり、BGMを歌わせることができたりと、何かと強調されている。
世界樹の迷宮Vの発表から一切の情報が無いまま一年近くした2015年10月15日に、シリーズ最新作にして完結編であるこの作品が発売。
PSPの『セブンスドラゴン2020-2』からペースを落とすことなく、約7万2000本(DL版を含めない)*32の初週売上本数を得た。
ちなみに新シリーズ葬式スレでは、世界樹Vの追加情報よりも先にナナドラ新作の情報が入り、なおかつ先に発売されたことから
世界樹Vの頓挫を予想する声と、それを惜しむ、あるいは安堵する声が挙がった。実際は想像をはるかに下回るモノが製作中だったが。
また、ナナドラIIIの売り上げは(初代から任天堂の携帯ハードを一貫し、安定した評価を得ていたシリーズに含まれるはずの)新2を上回っており、
JRPG風寄りの路線変更・キャラメイク等類似した要素があったはずの新世界樹シリーズの売り上げ推移と比較される事も少なくない。
た行
チームムラマサ
≪人名・地名≫
かつて存在したゲームメーカー「マイケルソフト」社の開発チーム「チームムラマサ」、
および上記の「チームムラマサ」メンバーが設立したメーカー「エクスペリエンス」社のファンコミュニティ「チームムラマサ」のこと。
また、エクスペリエンス社そのものを「チームムラマサ」と呼ぶことも少なくない。略称は「チームラ」。
現エクスペリエンス社(=かつてのチームムラマサ)はWIZ系DRPGを専門としており、さらにWIZ系に学園モノの設定を取り込むという大胆な挑戦も行っている。
代表作は、マイケルソフト時代に開発した学園モノDRPG『ウィザードリィ エクス』シリーズ、エクスペリエンス発足後に生まれたWIZ XTHの実質的な後継作『ジェネレーション エクス』シリーズ、世界観を共有する4つのDPRG『デモンゲイズ』『デモンゲイズ2』『剣の街の異邦人』『円卓の生徒』など。
このうち『エクス』シリーズはキャラメイクゲー、『デモンゲイズ』『剣の街の異邦人』は主人公のみ特殊設定付きの半キャラメイクゲー、『円卓の生徒』『デモンゲイズ2』は完全な固定キャラゲーと、キャラメイク・固定キャラを問わず様々な形のDRPGを制作している。
ただし、過度の下ネタや身内ネタが見られる作品もあり、在りし日の世界樹と比べるとかなり人を選ぶといえる。
また、『デモンゲイズ2』発売の際は、前作にあったキャラメイク要素が廃止されたことから、新シリーズで固定キャラにアレルギーを植え付けられた一部葬式スレ民からは懸念の声も聞こえるようになった。
なお、『デモンゲイズ2』の後はDRPGオンリーから脱して『死印』『NG』などホラー系アドベンチャーゲームも手掛けるようになったが、DRPGについても制作を続けている模様。
地に足のついた設定
≪名言・迷言≫
葬式スレのテンプレートにもある『世界樹の迷宮V』に関する小森Dのインタビュー内容、
「今まではユーザーの想像に委ねていたが今回は地に足のついた世界設定を用意したい。これまでの世界樹よりスケールUPしている」より。
『新・世界樹の迷宮』シリーズの杜撰(ずさん)な設定あるいは無駄とも捉えられる設定に対しての揶揄・皮肉として等で、葬式スレにて用いられる。
中二病
≪一般用語・ネットスラング≫
「ちゅうにびょう」と読み、厨二病と書かれる場合もある。
「中学生にありがちな『痛い』嗜好」という意味合いであり、
度の過ぎたかっこつけ(例:造語の乱用、漢字に英単語の当て字)や、過剰な特別設定の盛り合わせ(例:オッドアイ、天使と悪魔のハーフ)を指す。
これらの「痛い」要素はその性質上、露骨な特定キャラ優遇、つまりメアリー・スー的人物を生み出すきっかけになりやすいが、
扱いに注意すれば(語源の通り)「中学生が好みそうな痛かっこよさ」の演出ともなりうるため、程度や限度を間違えなければ愛好できるという人も。
ツクール君
≪葬式スレ用語≫ ≪人名・地名≫
わざわざ葬式スレに出向いて毎回「RPGツクールでぼくのかんがえたさいきょうのせかいじゅを作る方が愚痴るより有意義だ」と書き込む者。葬式スレPart27にて初登場。
「嫌ならお前が作れ」で済むならあらゆるゲームは流通する意味がなくなるだろう。
余談であるが初代発売から現在に至るまで実際に世界樹・Wizライクな個人製作ゲームはフリー・シェア問わず多く発表されている。
テイルズ
≪他作品≫
「テイルズ オブ」シリーズの事。
作品毎に極めて濃密な世界観設定とストーリー、そして個性的なキャラクターが活躍する正統派ファンタジーRPGで、若年層を中心に大ヒットしているシリーズ。
ただ冒険をし戦闘を繰り返す部分以上に、固有キャラ同士の掛け合いやイベント、アニメの挿入などに力が注がれており、所謂キャラクター描写重視なゲームの一例、JRPGの典型として挙げられることが多い。
一方、戦闘システムの面では「リニアモーションバトルシステム」と呼ばれる、一般のアクションRPGとは一味違う格ゲーの要素を取り入れた独自のシステムを採用し、長いシリーズ展開の中で徐々に改良・変化を加えている。
キャラやストーリー性の他、この戦闘システムも一定の評価を得ているため、単にキャラ押し一辺倒というわけでもない。
しかしながらストーリー部分の評価比重は大きく、作品によってはストーリーの内容が原因でユーザーの評価が分かれるケースも多い。
また最近はキャラの衣装や追加シナリオ等をDLCで売る商法や、一部リメイク・お祭り作品でのキャラ改悪・贔屓が目立っており、これを理由に批判される事もしばしばある。
テイルズオブシリーズはDRPGとまったく関係ないが、新の路線がこのシリーズを初めとしたJRPGを意識しているのではないかという意見があり、スレでもたまに名前が挙がる。
そして発売されてみると、新2のシナリオは『テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士』と酷似した展開となっており、パクリ疑惑まで浮上した。
また、新2主人公がナニカに覚醒した最終形態は、『テイルズオブエクシリア2』の主人公ルドガーの変身形態と似ていると言われることも。
な行
長澤真(ながさわ しん)
≪人名・地名≫
世界樹シリーズのモンスターデザインを手掛けるイラストレーター。
世界樹以外ではTCGのカードイラストや『ファイナルファンタジー』シリーズ一部作品のキャラクターデザイン等も行っている。
初代から世界樹に携わる古株だが、もう一方のイラストレーターである日向氏とは対照的に世界樹スタッフとして表立って発言することは少ない。
ゆえに失言等を理由に葬式スレで批判対象となることもほとんど無く、モンスター以外に人間キャラクターのイラストも十分描けるため、日向氏を排除して長澤氏に全てのデザインを任せた方がいいと意見されることもある。
謎の少女
≪世界樹ファンスラング≫
新世界樹のヒロインや世界樹V・セカダン2の一部女性NPCに対する呼称。揃って記憶喪失や特殊な素性を持つ美少女キャラとして描かれるのでこう呼ばれる。
これらの作品では、プレイヤーの探求心のままに樹海を探索するのではなく少女を助けることが冒険の目的となってしまっており、
少女自体がメアリー・スー的な属性を持ち合わせていたり探索に強制同行してきたりといった場合もあるため、謎の少女という存在を嫌う者は少なくない。
具体的な作品の羅列は世界樹葬式から逸脱するため避けるが、他のアトラス作品においてもリメイク版の新規追加キャラといった形で、シナリオに大きく関わる「謎の少女」を登場させる傾向が見られている。
最早、謎の少女推しはアトラスというメーカー全体の方針と言っても過言ではないのかもしれない。
ナニカ
≪ゲーム内用語≫ ≪名言・迷言≫
ファフニール覚醒時のある一場面が元ネタ。
物語終盤、主人公一行が絶望的な状況に陥ってしまう展開の中…
11 名前:名無しじゃなきゃダメなのぉ![sage] 投稿日:2014/12/04(木) 01:13:43.01 ID:rwu/R370
`¨ - 、 __ _,. -‐' ¨´
| `Tーて_,_` `ー<^ヽ
| ! `ヽ ヽ ヽ
r / ヽ ヽ _Lj
、 /´ \ \ \_j/ヽ
` ー ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´ `¨´
 ̄ー┴'^´
少女の声、少女の手のひら、少女の涙が
君の身体の奥にあったナニカを突き動かす。
その直前までの流れ自体が急展開(新1の超展開の更に下を行く超展開)でプレイヤーを困惑させるようなものだが、唐突に現れたこの「ナニカ」によって、一応それまでシリアスだったムードを完璧にぶち壊され、そのふんわりした言葉選びのセンスに首を捻ったり爆笑する者が続出した。
なおその後のゲーム中にこの「ナニカ」の正体が実際の所はたして何だったのかかは一切示されない。
葬式スレでは皮肉を込めた文章を書くときや、プレイヤー間で評価の分かれる立ち位置の微妙な新世界樹シリーズそのものを指すときなどによく用いられるようになった。
また、新2のヒロインついては、この用語を用いて「アリナニカ」と表記されることもある。
ナンバリング
≪世界樹ファンスラング≫
「世界樹の迷宮」を本流としたシリーズの総称。
現在初代~IIIまでをDS、IV~Vを3DSで発表している。I~IV各作品の概要はナンバリング作解説で解説。
本wikiはこのシリーズ作の台無しリメイクとして発表されている『新・世界樹の迷宮』シリーズの葬式スレのまとめwikiである為、過度なナンバリング作の批判は避けられたし。
ただし、ナンバリング最新作である世界樹Vについては、新シリーズ以後の作品かつ小森氏がディレクターで、新シリーズを彷彿させる要素も目に付くことから、
発売前は暫定的に新シリーズ葬式スレでVに関する話題も取り扱っており、発売後は正式に新シリーズ葬式スレとV葬式スレが統合された。
なお、スレ内でもたまに新以前のナンバリング(特に小森氏の関わっていないIV)への批判レスが出てくるが、話題逸らし・単なるシリーズ全体のアンチと思ってスルーしておくべし。
ナンバリングを待って下さい
≪名言・迷言≫
小森氏が新1・新2公式ブログにて残した発言(公式の動向を参照)。
従来のファンの意見を重視せず、新シリーズを推し進めようとする姿勢に批判の声が上がっている。
そして、ナンバリングを待てと言いながら世界樹Vをすっ飛ばして新2を発表し、ようやく発表されたVも小森氏がディレクターであることが判明したため更にヘイトを稼ぐことになった。
前提として、新シリーズは完全新規のタイトルではなく、ナンバリングI・IIのリメイクである。
原作に忠実な良リメイクとした上でうまく新要素を共存させ、新規も古参ファンも楽しめる作品とするのが理想であったはずである。
しかし、原作を無碍にするような要素を盛り込み、原作通りであるべきクラシックモードまで改悪し、平然として「合わない人はナンバリングを待って下さい」と言い放つのはどこか矛盾してはいないだろうか。
新納一哉(にいのう かずや)
≪人名・地名≫
『世界樹の迷宮』ディレクター。
世界樹以外では『超執刀カドゥケウス』のディレクターも務めたが、『世界樹の迷宮』発売後にアトラスを退社している。
その後は所属する会社を転々とし、イメージエポック社を経て現在はスクウェア・エニックスに移る。
ジャンルを問わず、様々な作品のアイデアを出してはシリーズの芽を蒔いている(彼が関与した作品は後述)。
なお、世界樹I・IIにはカドゥケウスシリーズのNPCがゲスト出演している(新シリーズではなぜか削除されたが)。
ただし、新納氏の出すアイデアが全て成功と受け止められているとは限らず、作りこみの詰めの甘さの目立つ作品も存在する。
『セブンスドラゴン』の発売前のファンの期待に応えられなかった完成度や各種の問題点(詳細は当該項目へ)を中心に、初代世界樹のUIの悪さや『セブンスドラゴン2020』における大幅な路線転換でも度々批判される。
その他、Twitter上で(世界樹とは関係ないところで)失言をしてしまった過去もある。
また、葬式スレでは一時期、(コンセプトを十分に理解している後任者を用意せずに)世界樹を立ち上げたままアトラスを去ってしまったことが後に小森氏に好き勝手改悪される遠因となったのではないかと批判されたことがあった。
しかし、『社長が訊く』のインタビューにおいて、『世界樹の迷宮IV』では開発コンセプトとして小森・金田両氏から“探索”“戦闘”“成長”が上げられており、開発スタッフで認識が共有されていたと捉えることもできる。*33
このため、新シリーズにおけるコンセプトの迷走転換について、新納氏の責任とするのは行き過ぎの感がある。
総じて、万人に愛されるタイプではなく、葬式スレ民の間でも評価が分かれる人物である。
しかし、少なくとも多くのファンを獲得することになった初代世界樹の迷宮のコンセプト・デザインを打ち立てた業績についてはスレ民のほとんどから評価されており、小森氏と比較されることも多い。
また、新納氏がディレクターを務める『ドラゴンクエストビルダーズ』が発表~発売された時期には、シリーズ第一作のIFストーリーという点が新シリーズと共通することや、
「無名の冒険者が主人公だった世界に『勇者』が入り込んで無双する」こちらと、「『勇者』が主人公だった世界を『勇者』でないビルダーが救う」あちらのシナリオが真逆なこと、
あるいは独自企画が通らず新納氏の遺産を食い潰すしかない小森氏と、自分で様々なタイトルを生み出しつつ有名シリーズの大胆な外伝作まで作った新納氏の境遇が対称的なことから、葬式スレ内でDQBに言及するレスも多く見られた。
なお、新1に対してはTwitter上で「小森さんらしい面白いリメイクだと思いました」とコメントを残している*34。
2017年8月6日にはDQBの続編となるPS4/Switchソフト『ドラゴンクエストビルダーズ2』が発表され、新納氏が引き続きディレクションを担当することが判明した。
小森氏が新2開発に際して「新シリーズも続けてほしい!というありがたい声」に背中を押されたと発言したのに対し、新納氏は「1を楽しんで下さった皆様のあたたかい声で、続編を作ることができました」と発言している*35。
- 『超執刀カドゥケウス』(アトラス、ディレクター)
- 『世界樹の迷宮』(アトラス、ディレクター)
- 『セブンスドラゴン』(販売元:セガ、開発:イメージエポック、ディレクター)
- 『セブンスドラゴン2020』(販売元:セガ、開発:イメージエポック、ディレクター)
- 『ラストランカー』(販売元:カプコン、開発:イメージエポック、ディレクター)
- 『クリミナルガールズ』(販売元:日本一ソフトウェア、開発:イメージエポック、原案)
- 『ファイナルファンタジーXIV 新生エオルゼア』(スクウェア・エニックス、アシスタントディレクター)
- 『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』(スクウェア・エニックス、ディレクター)
- 『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』(スクウェア・エニックス、ディレクター)
- 『世界樹の迷宮』のディレクター新納一哉氏にインタビュー! - ファミ通.com
- インタビュー『世界樹の迷宮』 - 電撃オンライン
- 『世界樹の迷宮』ディレクター 新納一哉氏ロングインタビュー(インサイド)
第一回 第二回 第三回 第四回 第五回 第六回
ノーイメージ
≪一般用語・ネットスラング≫
ゲームキャラクターの画像を表示させない(シンボルや記号的なもののみ表示させ、ユニット個別のキャラ絵を表示させない)ゲーム表現の事。
近年の日向氏に関する問題もあってか、このシステムの追加を望む者は世界樹シリーズの本スレ・葬式スレの歴史の中でしばしば現れているが、
一部の過激派が他の意見(キャライラストあったほうが良い派やフェイスロード派)へのレッテル張り・人格攻撃を行い話題を脱線させることも多かった。
結果としてノーイメージの話題はスレが荒れる要因とされ、避けられがちである。
ノーラと刻の工房 霧の森の魔女
≪他作品≫
牧歌的な雰囲気の『アトリエ』シリーズによく似たアトラスのソフト。2011年7月21日発売。主な略称は『ノーラ』。
ゲーム内容もアトリエに似ており、タイムリミットまでに主人公自身の修行をしながらクエストに挑み、仲間キャラやNPCとの友好を深めるのが目標。
原案・企画を吉池真一氏(初代・2代目アトリエシリーズ、企画・シナリオ・ディレクター等)、音楽をなるけみちこ氏(ワイルドアームズシリーズ)が担当した。
また、小森氏がプロデューサーを務め、作画担当の日向氏等の他、世界樹IIIのスタッフも多く制作に関わっている。
音楽やグラフィックは高い水準を誇り、ほのぼのとした雰囲気と掛け合いの多い和気藹々としたキャラクターなどは好評だった。
しかし、あらかじめ予告されたタイムリミットより前にゲームのエンディング分岐イベントが発生する為、油断して普通に遊んでいると高確率でバッドエンドに直行、しかも周回のモチベーションを削るようなキツイ結末を見せられることになり、マルチエンディング&周回ゲーとしてはかなり不親切な面がある。
また、一周が短さに反して周回引継ぎ要素が少なすぎるため、売りにしていた部屋の模様替えや庭造り要素がフルに楽しめない等 システムのツメの甘さも目立つ。
特に、システム面の問題点はグラフィックが良かっただけに残念がる声が多く、興行的にもいまひとつだったとされる惜しい作品である。
新2では「堅くなりすぎて武器として使えるようになった黒パン」や「刻の瞳」(DLCアイテム)といったノーラ発と思われるネタが持ち出されており、さらに『新・世界樹の迷宮1&2 公式設定資料集』では、ゲストキャラとして主人公のノーラを登場させる予定だったことも明らかになっている。
このため、ノーラは葬式スレでも話題が挙がりやすく、新2の巻き添えを食う形で批判されることの多い作品である。
不満点が存在するとはいえ、それなりにファンも存在する作品なのだが…
そもそも、迷宮と全く関係ない街づくりや料理要素を盛り込んだのは、小森Dがノーラが興行的に奮わず続編が出せなかった腹いせにノーラ2として構想していた要素を新2に強引にぶち込んだ結果なのでは無いかという予想をする葬式スレ民も多い(通称「ノーラでやれ」)。
なお、この作品の開発ブログでは、小森氏によって次のような事実が明かされており、小森氏および日向氏の株を下げることになっている。
- 小森氏はノーラのテストプレイ中、ろくにアイテム作成や装備調達も行わずにFOEクラスの敵に特攻して惨敗してしまう(初心者ではなく、既にRPG作品のディレクター経験まである小森氏が、である)。
そして、世界樹IIIのチーフプランナー及びノーラの戦闘バランス調整担当、すなわち元部下である渡辺勝氏に文句を付けようとしたらしい。*36 - また、小森氏と日向氏はそれぞれの立場を悪用して、ノーラの声優である竹達彩奈氏や、世界樹IドラマCD及び新1でシリカ役を担当した斎藤千和氏の収録に立ち会おうとしていたとのこと。
このブログによって、初代世界樹の時点で二人が公私混同気味で、いわゆる「声豚」であることが発覚してしまった。
特に日向氏の「ちわちわ(※斎藤氏のこと)に会いたい!会いたいんだよ!キャラデザという立場を悪用し、是非その収録に立ち会いたい!」という叫びには多くの葬式スレ民がドン引きした。*37
また、スタッフの一人である岡澤氏が「吉池氏の作る物、また、自分の作る物は女性客が多く、「次回作への要望」を要約してみると...『恋愛要素をもっと(30代 主婦)』の1点に集約されます。おじさん、この人たちの要望には少しも応えたくないんだけど、今回は、1回はまじめに考えてやろうかと思いました。」とブログでコメントし、堂々とプレイヤーを晒し上げて侮蔑したことで物議を醸した。*38
なお、彼は株式会社サクセスのひつじ村チーム(ノーラのシステムと画面の絵を担当した)のプロダクションディレクターという立場のため世界樹スタッフとは直接のつながりが無い。
しかしながら、スレ内では「自分の萌えしか頭になく一般層や女性層のことを考えない世界樹スタッフならこのような発言をしてもおかしくない」と勘違いされることも少なくなかった。昨今の作風を見れば仕方のないことであるが。