用語集/登場人物/11

Last-modified: 2018-07-29 (日) 10:58:19

当項目は『天頂-TEPPEN-』の「ゲーム内の正式名称」・「登場人物」・「俗称」を解説するページです。
性質上、ネタバレ前提ですのでゲームのストーリー・イベント未プレイの方はご注意ください。


★注意★
項目の追加及び内容修正に関して、以下の注意事項を守ってください。

  • 登場人物や団体、作品を誹謗中傷するような記載は避けてください。
  • 主観的な感想は最低限にとどめ、あくまで用語の解説に努めてください。


目次

や行

薬師丸恵三

イベント「二人の孫と思い出の壺」の回想にて登場。
薬師丸漢方店の前店主で薬師丸美幸の祖父。シナリオ開始時点では故人。
陶芸家の小鳥遊禄郎とはお互い憎まれ口を叩きながらも、禄郎が来店した際には薬入れの壺を差し入れてもらうほどの仲だった。

伊達組組長の鮫島健介とも30年来の友人で、鮫島とはよく将棋を打ち合っていたという。

骨董収集が趣味で、そのコレクションの中でも古伊万里焼きを「最高傑作」と強い思い入れを持っており美幸にも大事にするよう頼んでいる。

また、骨董品は自分が良いと感じたものを集めていくというスタンスで、金銭面の価値については特に目利きなどはしていなかった。
そのため、倉に積まれた遺品に価値のある物は特に無く、古伊万里の壺も禄郎が作った贋作だから返してくれという懇願も拒否していた。

薬師丸美幸

【概要】
イベント「二人の孫と思い出の壺」にて初登場。
神武斗町の外れにある薬師丸漢方店の店主をしている女性。
祖父の薬師丸恵三の代から神武斗町で薬局店を営んでいるため、伊達組とは何かと縁がある。
陶芸家の小鳥遊さくらとは幼少期からの知り合い。

適当な言動が目立つものの、漢方の処方に関しては優れた腕前を持っており来店した黒龍の冷え性、肩こり、頭痛もすっかり改善している。
ただし黒龍に惚れ込むあまり処方に怪しげな薬を仕込もうとすることもあり、その点は警戒されている。

【ストーリーでの活躍】
イベント「二人の孫と思い出の壺」では肩こりと頭痛に悩まされていた黒龍が新海守と来店しており、漢方薬を処方している。
そこでは強引に借金を取り立てにきた有馬金融を追い払ってもらい、あっという間に黒龍惚れている。
借金を解消したとしても経営が芳しくないことから、その問題を解消するためにインターネットを駆使した営業を思いつき、タナカデンキでパソコンを購入してホームページを作成している。

祖父から受け継いできた店に強い思い入れを持っていたことから、借金の相談に乗ってくれた宮崎真妃から店を畳んで新たな人生を始めるよう勧められても店を続けつつ借金を返す方法を模索していた。
ところが、さくらが(朽木文一に言い含められて)小鳥遊禄郎が恵三に自身の作った贋作を売りつけていたと打ち明けて陶芸を辞める旨を伝えたことで、ついに店を畳む決断をする。
店内を整理していたところに黒龍と織部ひとみが現れると過去のアルバムを持ち出して昔語りを始めたところ、偶然にも禄郎が恵三に宛てた、贋作の壺を返してほしいという手紙を見つけたことで真相が発覚する。

黒龍とひとみの手によってさくらが助け出されるたこと、改めて地道に借金を返しつつ店を続ける決断をしている。

イベント「みどりの畑と研究成果」にて再登場。
畑家みどりが荒らされた学園の畑から見つけた植物の種子を(恵三が使っていた図鑑で)調べて、それがチョウセンアサガオの種であることとその毒性について黒龍に教えている。

イベント「鬼庭組と呉服屋騒動」では、外国人観光客向けの漢方薬詐欺が神武斗町に出没していることを伝えており、さらにその詐欺師がブラックノアの構成員であったことから、佐縁馬俶子の失踪を発端とする一連の騒動解決を図らずもアシストする形になっている。

八雲 麗

【概要】
イベント「危険な仕事と二人の主役」の登場人物。(ゲーム内では開始時から実装されている)
事務所に所属しているレースクイーン。女子オートレーサーの飯笹一葉とは友人同士。
性格は相手が上司であったとしても非があれば問題点を指摘する「跳ねっかえり」であるも、友人のために協力を惜しまない義理堅い人柄である。

私生活でもバイクを趣味としており、レーサータイプの大型バイクNinjを愛車としている。

【ストーリーでの活躍】
イベント「危険な仕事と二人の主役」では二ノ宮愛の店で、自分の所属している事務所役員に絡まれているところをケツ持ちにきた黒龍に助けられている。
その後、仕事場で一葉から坂田秋江に起こった落車事故の話を聞き、その事故原因の調査に協力している。

  • 整備員の立ち話と一葉の試走での落車事故から「坂田秋江が八百長を断ったことが原因」であることが濃厚になるも、見えない敵であるゆえに調査を進展させることが困難となっていた。

しばらくして神武斗町でカメラおじさんに絡まれていたところを黒龍に助けてもらい、
助けたついでにとバイクスタントができる人物(仮面レンジャーのスーツアクターの代役)がいないか尋ねられたところ、思い当たる人物として一葉を紹介している。
当初は一葉も乗り気ではなかったものの、黒龍が極道者であることを目を付け「黒龍が河田レース場の八百長疑惑を調べる」ことを条件に、
一葉が仮面レンジャーのスタントを引き受けるよう持ちかけ、見事に双方の橋渡し役を果たしている。

小山組の策略で一葉がオートレース界から永久追放処分及び仮面レンジャーのスタントを外されてしまうも、
黒龍に頼まれ河田レース場に所属している選手の携帯電話を手に入れ、(片倉千早が復元した)メールデータから、
小山組若頭の井上俳瀬とジャパンアクションソサエティ役員堂林才嗣が八百長を指示していたという揺るがぬ物的証拠を手に入れることに成功した。

その後神武斗町で紙袋おじさんに絡まれ、また黒龍に助けられるという一悶着はあったものの一連の事件解決に貢献した立役者の一人と言える。

イベント「ドラスティック・グラドル」では、かつて自身がグラビアアイドルに勧誘した花咲香音ジョニー・ロビンソンの自己啓発セミナー受講料として八俣金融に100万円の借金をしたことで相談を受けると伊達組に連れて行って事態の解決を頼み込んでいる。
香音がサーキットの店員をしていた頃から放っておけないとして色々と世話をしてきていたのだが、今回の騒動を経て自身で決断して行動するようになった香音を見て一人で動けると判断し、あれこれ世話するのはやめるようにしている。

八鍬

イベント「残された絵画と予告状」に登場する人物。本藤康弘に師事していた画家。フルネームは不明。
本藤のことはかなり慕っていたらしく、亡き本藤のアトリエの掃除を日課としている。
自身が未熟であり、師のアトリエを自身が使うのは恐れ多いとして仕事には使っていないが、悩みがある時に訪れているという。

学生時代の事故で色覚障害に陥っており、幼い頃からの夢であった画家の道が断たれそうになったところを本藤のバックアップで立ち直った過去を持つ。
宍倉が買い取った絵画に本藤が個人的な戒めで描いた絵画が紛れ込んでいることに気づくと、本藤の遺志に背いてはならないという思いと責任感から、同じく本藤に恩義を感じていた井手口と共謀して紛れた絵を探し当てて紛失する計画を立てていた。
しかし肝心の絵がどれなのか分からなかったために怪盗オリヴィアを騙って予告状を出し、一度は絵を隠すことに成功したものの、宮部未央らに見破られたため、当初は金目当ての犯行と嘯く。
黒龍や未央が動機に疑問を持ったことで問い詰めると真相を語り、宍倉にも事情を話すと紛れた絵を贋作という体裁で展示中止にしてもらっている。

八瀬こころ

【概要】
イベント「試みよ!ヤマトナデシコ」にて初登場。
大吉亭に出演している芸人の1人でマジシャン。

芸人としての経歴はまだ浅いようで、まだまだミスが多い。
しかし常連のじいさんばあさんたちからは、そういうところも芸風のひとつとして温かく見守られているようだ。

【ストーリーでの活躍】
イベント「試みよ!ヤマトナデシコ」では若年でしかも外国人が来るのが珍しい場所柄、客のじいさんばあさんに囲まれチヤホヤされて抜け出せなくなってしまったマリー・ランベールらを、そのマジックの腕というかミスで注目を向けさせることで救う。
おかげでマリーに親近感を持たれ「ココちゃん」と呼ばれるようになり、その抱き付きと悲しそうな顔による気持ち揺らがされに悩まされることになる。

  • やはり、開発陣にスワローズファンがいるのかもしれない。(「ココ」とは、ウラジミール・バレンティンの愛称)

おまけに、マリーと仲良くしている姿に嫉妬した内山刀花からは、勝手にマリーを我が物とするために訓練された工作員(あるいはマリーに欲情した変態、マリーをトラップにハメようとしている諜報員)と勘違いされるわ、
刀花が大和撫子になるために打倒すべき壁と勝手に認識されてしまい、そのせいで本業の練習ができないと嘆いている。

実は透視能力を持っているが、それが原因で子供の頃に気味悪がられ孤立していた過去があり、そのことを隠している。
しかしイベント終盤ではその透視能力を活用して、企業爆破事件を未然に防ぐ大活躍をみせる(この一件にて、リディア=ストレルコフとも出会う)。

自分が隠していた真実と真正面から向き合ったことにより、ひとつ殻を破ることができたようだ。マジックがミスだらけなのは相変わらずだが

イベント「バレンタインエール」では椿屋の常連になっており、いつもヘルシーサラダ麺を注文している模様。
その縁から相馬あすかからの夢中になれるものはあるか、という問いかけにも真摯に答えている。
また、料理教室に向かう途中マリーと偶然ぶつかったあすかを見て(またも)マリー狙いの人間ではと勝手に思い込んだ刀花を静止したり、
料理教室にかよう面々はチョコを誰に渡すかという雑談ではあすかが黒龍狙いなのではと疑惑を持ち警戒した刀花をなだめるなど刀花の扱いに慣れてきた節があり、
後者の場面での刀花をなだめる時の台詞は「はいはい刀花ちゃんどーどー!」と完全に暴れ馬か何かの扱いである。

イベント「桔梗亭わかば 満員御礼」では、大吉亭で出演している芸人仲間として桔梗亭わかばがおり、彼女からは「ココロン」というアダ名で呼ばれている。

過去編にあたるイベント「片倉千早 就職への道」でも嶽石梓とチンピラが喧嘩している際の通行人としてわかばと共に登場しており、
野次馬として参加しようとするわかばを諌めている姿が見られる。

ヤニック

イベント「なぎさよ!世界を握り取れ!!」に登場する人物。
ガストロノミーの構成員。

ブリス・バルテレミーの依頼を受けてセドリックと共に魚住なぎさを誘拐を担当することになる。しかしいい加減な性格から(顔写真を持っていたにもかかわらず)自転車と髪型を見ただけで天城ゆりをなぎさと間違えて攫ってしまっている。
人違いと判ったことでゆりがなぎさの振りをして寿司をボスに振る舞うことになるのだが、セドリックのように料理は出来ないため特に何かをしているわけではない。
(本人曰く、食いっぱぐれて仕方なくギャングになったという)
結局ボスには違う者を攫ったことがバレており危うく殺されかけるが黒龍がボスをぶちのめしたことで助かると、元々ギャングの仕事に嫌気が差していたことから残党を始末した後、セドリックにレストランを開業するよう進めており、後日開店した「ヤニック&セドリック」のウェイターになっている。

直後のイベント「ソフィアとギャングの珍道中」では、セドリックが日本でわさびを仕入れるために通訳として春原ソフィアを手配した上で再度日本へ赴く。
早とちりする癖は治っていないようで、あやたか物産を訪れるはずが隣のビルにあったハゲタカ物産を訪れてしまい、しかもそこでのソフィアの適当な意訳もあってトラブルに巻き込まれてしまう。
相手がコーサ・ノストラでも大手のマルチェロ一家だと知るとセドリックの発案で掟破りの証拠となる薬物を押収するべく動く。
実は劇中の人物でもかなり強い部類らしくリオネロの部下たちをセドリックと二人で制圧できる程だったのだが、肝心のリオネロにソフィアを攫われてしまう。
直後にハゲタカ物産での誤解が解けた黒龍が現れると3人でソフィアの救出に向かい、彼女を救い出している。

イベント「七夕祭りとそれぞれの思い」ではセドリックが寿司の修業をするために三たび来日し、七夕まつりの会場ではセドリック、ソフィアと共に寿司の屋台を出している。
誤解とは言え過去に黒龍に追われたことがトラウマになっていたのか、黒龍が顔を出したときには一瞬狼狽えていた。

山岡克己

イベント「エピソード0 伊達組と黒龍」に登場する人物。
伊達昌三の古い友人で神武斗町にあるファミリーレストランの創業者。
店が卒業シーズンで人員不足になったところを黒龍業神浩野田英治泉田繁の4人が鮫島健介の命でアルバイトすることになる。

伊達組の面々に対してのフォローも行っており、客とトラブルを起こした英治の一発解雇は勘弁したり、当時は気弱なところがあった泉田にアドバイスし、現在の泉田のキャラを確立させるのに一役買っている。

山形慶子

【概要】
イベント「山形慶子の危険な駆け引き」にて初登場。
警視庁で試験的に導入されたコンサルタント制度で起用された民間協力者。
かつてはFBIでコンサルタントをしていたが、足利宗光の依頼に応じて高額の報酬を条件として警視庁に協力している。

優れた洞察力の持ち主で、榎本勇子識名智美権堂剛との僅かな会話とその後の飲み会における武藤直子の僅かな仕草から武藤の人となりを見破るほど。
またメンタリストでもあり、相手の意識に働きかけて暗示をかけ、その相手を誘導する能力も持ち合わせている。

反面、肉体面は腕立て伏せが2回しかできない程の虚弱であるため、警察官としての登用は出来ないと足利に言われている。

【ストーリーでの活躍】
イベント「山形慶子の危険な駆け引き」では榎本、智美と共に佐島修一郎の開催する闇カジノを摘発するため、潜入要員として会場となる客船に乗り込む。
途中で榎本と智美が捕まってしまうと、あろうことか警察が提示した5倍の報酬を条件として佐島に寝返ってしまう。

佐島の協力者としてテキサスホールデム大会の司会を務めると、佐島に提案して捕まった二人を大会の景品にしている。
大会そのものにも参加すると、メンタリストの能力で相手を誘導して次々と負かしていき、それが通じない黒龍に対してはディーラーを予め買収するイカサマで下している。
最終的に決勝で佐島に敗北したのだがそれこそが本来の狙いで香水入れをオマケとして黒龍に渡してから逃がすと、マジシャンの如き手法で佐島の携帯から突入隊に連絡し、カジノ船の摘発に導いている。

目的のために手段を選ばないところは雇い主である足利を彷彿とさせるが、流石に良心の呵責はあったため救い出された榎本と智美に対しては平謝りであった。

山下光男

イベント「チョコとみずほとバレンタイン」に登場する人物。パリス神武斗の副社長。
かつては喧嘩に明け暮れるゴロツキであったが、幼馴染にしてパリス神武斗社長の森田博に取り立ててもらったことに恩義を感じていた。
またその過去から宮川くるみが連れてきた黒龍ヤクザであることを把握しており、騒動に乗じて強請りをするのではないかと警戒していたが、誤解と知ると素直に謝罪している。

ミヤガワコレクションバレンタイン限定版の毒物混入から始まった騒動について、黒幕が自社の経理を務めていた徳田喜朗であると知ると、(自社の風評被害になることを懸念して)叩きのめして警察に突き出そうとする黒龍を止めた上で徳田の左腕をへし折り、辞表を書かせている。

八俣浩介

イベント「ドラスティック・グラドル」に登場する人物。
闇金業者・八俣金融の社長。
ジョニー・ロビンソンの自己啓発セミナーで受講者に借金を負わせ、払えなくなると遠坂組に脅させたり金利の代わりに他の受講者を連れてこさせたりするなど阿漕な手法で稼いでおり、
泉田繁も「相当なクズだと聞いている」と言うほど悪名が知れ渡っている。
また、遠坂組のシノギについて絵図を考案するブレーンでもあり、遠坂組組長はその人柄を嫌いながらも持ちつ持たれつの関係を保っていた。

とはいえ阿漕な商売で多くの債務者から怨みを買っていたことに変わりはなく、借金のカタにこき使っていた里中昭に殺害されてしまっている。

山田三郎

イベント「神武斗町のオンナたち」に登場する人物。
長谷川久三の元舎弟にして麵屋久三の店員の一人で、通称「サブ」。

バイト仲間の田中士郎と共謀して受け取った薬物をラーメンに混入し、街中にジャンキーを量産することに加担していた。
また複数の戸籍を持ち、店ごとに別の名義で働いていた。

  • 劇中に指摘されただけでも一文字純一、小林達也、小栗武、峯川淳、小山田宗三、上泉宗男という名を使い分けており、
    山田三郎も含めて本名がどれか(そもそもこの中に本名があるのか)は不明となっている。

久三の公判では自身が久三の指示で薬物を入れたと証言したことで久三や弁護人の及川真琴を窮地に陥れるが、
士郎が消されたのを知ったことと複数戸籍の話がバレたことで観念し、真相を自白した。

山田来夢

イベント「バレンタインエール」に登場する人物。
相馬あすかの友人で新人アイドル。フレデリックプロデューサーの意向で一発屋芸人のようなことをやらされたり、いかがわしいイメージビデオまがいのグラビアを撮らされたりしているらしい。
本人は下積みの修行としてこなしているようだが、心配性のあすかからあれこれ言われたことで一時は仲違いしてしまう。
しかしジンシュク大通りのバレンタインイベントの司会を公然わいせつ紛いの衣装でやらされそうになった時には流石に心が折れたようであすかに助けを求めている。
なお当の衣装の内容はといえば、ほうれん草とレタスのマイクロビキニである。シルエットキャラクターなのが惜しまれる。

また、その歌唱力やダンスの実力は本物で、野田英治が「歌手で通用する」と評価している。

山根

イベント「茶湯の道と奪われた土地」の登場人物。
神田あきなと同じ不動産に務めている男性。気弱な言動が目立つが優秀な営業マンで現在も司法書士の斉藤と共に大きな取引を進めている。

独立してZO不動産を立ち上げていたが二年前に潰れてしまい、それが原因なのか持病持ちで会社も休みがちでもある。
前述の大きな取引は中田一茂らが売却に関わっていた不動産詐欺であったことから責任を取り、会社に辞表を出している。

実は持病あるというのは嘘で、イベント「茶湯の道と奪われた土地」で起こった一連の事件の黒幕といっていい存在である。
詳細は菅原道行の項目を参照。

闇を照らすおじさん

イベント「思い出の車に残された謎」にて登場したヘンタイおじさん
股間の光が闇夜を照らす。
斬新な照らし方の光に腹筋を持って行かれた黒龍も多いとか。

イベント「ソフィアとギャングの珍道中」ではマルチェロ一家コンシリエーレに雇われて、掟を破ったリオネロを自身らの仲間入りするようウィンドミルおじさんこんにちはおじさんみたらしおじさんと共に教育を施している。

ヤラナイカ

「片倉千早のネトゲ結婚計画!」の登場人物。
ゼニスオンライン(以下ゼニオン)のプレイヤー。
ゼニオン始めたての黒龍に対してあろうことか見抜きを実行し、その様子を見咎めた片倉千早に撃退されそうになるも逃走に成功している。

ちなみに彼が出現したステージ名が「黒龍ゾーン、あらぶる」であったことから、黒龍ゾーンはネトゲ越しの男にすら有効であるということが証明されている。

楊浩宇 (ヤン・ハオユー)

イベント「試みよ!ヤマトナデシコ」にて登場した李美雨の恋人で国立大の留学生。
美雨が道に迷っていた所を助けたのが縁で交際を始めたが、生まれた国と連絡先以外は殆ど自らの事を語らず、
写真も撮らせず、美雨から誘うデートにも付き合わず、SNSの類もやっていないという異様さ。

  • あまりの徹底ぶりに八瀬こころは「秘密が多いというか、秘密主義って感じだね」と評した。

さらに普段から持ち歩いている大きな鞄に美雨が好奇心から触れた際には顔を殴りつけており、
美雨から楊について相談を持ちかけられたマリー・ランベールですら違和感を覚え、否定的な感想を抱いている。

素行の怪しさを感じた内山刀花が自ら素行調査したところ、留学生でありながら学校に通っている気配もなく、
住居を持たず、用途不明の買い物を重ね、様々な女性に声をかけていた…など数々の不可解な行動を見せた。

その正体は四会合王皓月の差し金で佐久間バッテリーの工場を爆破した犯人。
アメリカへの留学に失敗しやむを得ず日本へ来たらしく、さらに佐久間バッテリーへの就職にも失敗。
留学前からその才能を評価し、親しくしていた王の手引により自らの恨みを晴らすための復讐だった。

しかし王は楊の復讐を利用して株価操作を行うことが本当の目的で、王に言われるがまま行動していた楊に黒龍「……お前、何も無いな」とその在り方を否定されてしまう。
プラスチック爆弾を自作出来る技術力は本物だが、それが仇となり王に目をつけられたのだと思われる。

新たな爆弾の存在を吐かされた後の行方は不明だが、黒龍が警察に引き渡すと語っているためその通りになった可能性が高い。

ユースケ

【概要】
宇喜多組の構成員。
事務所の前をうろついていた黒龍に絡んで、返り討ちにされた。
エピソード1-2-1で登場した際には「チンピラ」と表記されており、1-2-2にて名前が判明する。
当初はさほど出番はなかったが、イベント「闇に抗うアイドル」から出番を増やし現在は宇喜多組を代表する人物になっている。
登場する際は「宇喜多組構成員」の肩書が付くことが多い。
組内では子分の教育、「伊達組 ゆく年くる年」では『クリスマスINシマOFF宇喜多』のシノギを発案したりと、色々な仕事を任されているようだ。

【ストーリーでの活躍】
イベント「伊達組 南国に行く」の「宇喜多乱心す」で再登場。黒龍にポーカーでボロ負けし茫然自失の宇喜多組組長
「ユースケぁ、俺ぁ、負けたのか?なあ、俺はどうやって負けたんだ?」という呼びかけでその存在が確認できる。

イベント「闇に抗うアイドル」で再々登場。アイドルスカウトのケツ持ちをやっているらしく、
面子を潰された恨みにと野田英治に往来で襲いかかるがあえなくやられてしまう。

イベント「伊達組 ゆく年くる年」クリスマス編では伊達組のシマ内で黒龍たちに制圧されてしまい、さらに殴られたのを黒龍の仕業(実はクリスマス当日にぼっちな惨状を逆恨みしたチンピラたちの仕業)と勘違いして、
組を挙げて伊達組のシマ内で大暴れしてイベント準備の邪魔をするという暴挙を起こした挙句、
宇喜多組はステージ費用に慰謝料1億円、おまけに神武斗町一の危険エリアである神武斗公園におけるイベント運営の責任を負わされるという、とんでもないオトシマエを付けさせられる羽目になった。

  • 尤も、これはまだマシな方で、出方によっては組ごと潰された挙句に彼も生きて帰ることはできなかったとされる(黒龍曰く)。

ところがこれで話は終わらず、ついには自分を襲った勢力に加勢し雪だるまの着ぐるみまで着て黒龍に仕返しを挑んだものの、サンタさんこと雪平聖奈の説得に折れた。
ちなみに、伊達組の面々には(着ぐるみ姿にもかかわらず)宇喜多組の一員とバレていた。

続く「伊達組 ゆく年くる年」年末編では差し押さえる寸前だった印刷所の財産を、黒龍が(同人誌印刷の為に)伊達組の借金として一本化することで対立、
見事に撃退されたことで「黒龍納め」で決める羽目になった。

また続く「伊達組 ゆく年くる年」正月編では連続幼児誘拐犯を追いかける黒龍に出くわし、姫初めならぬ「黒龍初め」をしようと襲いかかる。
同人誌作業で疲労困憊の黒龍を追い詰めるが、最後の力を振り絞った黒龍にきりもみ回転で吹き飛ばされる。
気絶から目覚めたあとは、前述の誘拐犯の居場所をあぶり出すために道野栞に誘導される形で行動をしてしまっている。

イベント「バレンタインエール」では、英治に彼女(木曽根翔子)がいることを思い出した新海守が「宇喜多みたいに騒いだ」声を聞き仲間の悲鳴と勘違いして駆けつける一幕がある(そして英治と守にボコられる)。

イベント「天災博士の異常な日常」では宇喜多組若頭とは仲がいいらしく、共に寄席に行ったりしたあと行きつけのバーで飲みに行ったりしているが、
その際に(二度も)黒龍に出くわしてしまっている。

イベント「黒龍、動物園へ行く」では宇喜多組組長の飼っていたレッサーパンダが死んでしまったことで、代わりを得るべく奔走しており、
組のフロント企業となっているペットショップの店長・津島隆久の口車に乗せられる形で動物園へ動物の盗難に加担してしまっている。
盗んだ直後ユースケ自身もレッサーパンダをいたく気に入ったこともあり、動物を粗雑に扱う津島とトラブルとなってしまい危うく津島に殺されかけてしまう。
殺されそうになる直前に現場(津島の私有地)に訪れた黒龍たちの相手をしている隙に拘束具から脱出し、意趣返しとばかりに津島を凄惨までに痛めつけている。
その際に津島の凶刃に晒される寸前だった園崎春陽の命を救っている。

その後はレッサーパンダを得るために、動物を取り戻しに来た黒龍と一歩も引かない覚悟で対峙するが永倉莉乃に絶滅動物の種の保存を初めとする動物園の役割を聞かされ、
彼なりに動物を想う気持ちがあってかそれまでの勢いが鳴りを潜め、一件から手を引く決断をしている。

イベント「聖なる夜のクルージング」では組の慰安旅行なのか他の組員ともどもヴァレンチナ号に搭乗していたのだが、コレスニコフが船を爆破して沈めてしまったために泳いで帰る羽目になったとイベント「チョコとみずほとバレンタイン」で語っている。
また、そのせいで流石に力尽きたらしく正月は風邪でダウンしてしまい、組長に労いとしてパリス・チョコレートのチョコを贈ってくれたのだが、これが毒物騒動で返品しなければならない事態になったことで店に直接乗り込んで対応していた宮川くるみにクレームを付けまくっていた。

雪平聖奈

【概要】
イベント「伊達組ゆく年くる年(クリスマス編・正月編)」に初登場。
2015年のクリスマスに、神武斗町に現れた謎の女性。

【ストーリーでの活躍】
登場当初はサンタクロースの格好をして、周囲に対しては「子供たちに夢とプレゼントを持ってきた見習いサンタ」と称していた。
そして偶然出会った中澤真理に「迷える子羊」と勘違いされ、神武斗たんぽぽ保育園へと招かれる。
佐々木小萌によれば「子供好きな人に悪い人はいない」とのことで、すんなりサンタとして神武斗町の住人達にも受け入れられた。

クリスマスを前にして神武斗町で起こったクリスマス破壊騒動に際しては、“サンタはヤクザよりも強し”とばかりに手作りクッキーのプレゼントで一味の心を目覚めさせて鎮圧するという鮮やかな結末に、
さすがの黒龍も『北風と太陽』を引き合いに出して感服していた。

一方正月編では誘拐事件に絡む謎の多い女性としてその存在が浮上。
黒龍から事件解決の協力を依頼された宮部未央は話が持ち込まれた時点では聖奈が犯人である可能性も想定していた。

後に明かされたその正体はとある特殊機関から派遣されていた特命捜査官。
そのため日本人かどうかすら定かではなく、「雪平聖奈」という名前は素性を隠すための偽名の可能性が高い。
宮部未央は聖奈の背後にある組織あるいは本人が英国と関係していると睨んでいる。

某国の新興カルト教団による幼児連続誘拐が日本にも波及したことからその阻止と組織壊滅につながる証拠確保のために日本に送り込まれたとみられるが、
身許と事実を明かすことは許されないとのことであり、あくまで詳細は不明(と言いつつも「私が書こうとしている小説の内容」という名目で明かされている)。

  • サンタクロースのモデルと言われる聖ニコラオスにも攫われた子供を救い出すエピソードがあるため、それを下敷きにした設定と考えられる。

クリスマス編ではサンタを自称する聖奈の奇天烈な言動に野田英治頭の出来を心配するという一幕があった一方、
正月編では「外道の垂れ流すクソの掃除ですねー」童顔に似合わない毒を吐くなど、多かれ少なかれキャラを作っていた節がある。

ちなみに前述の騒動にて一味が使用していた雪だるまの着ぐるみは、その教団が素性を隠して彼らに提供したものである。
(彼らが騒ぎを起こすことで、自分たちがその着ぐるみを着て行動しても怪しまれないようにするカモフラージュのため)

マーシャルアーツを収めており、尋問のため黒龍に襲いかかった際には「女にしては、かなり強いほうだろう」とその戦闘能力に黒龍も舌を巻いている。
性格上聖奈に手を出せず防戦一方と苦戦した黒龍だが、年末からの大騒動のおかげで不眠不休、満身創痍の状態だったのも影響している可能性が高い。

黒龍や道野栞宮部未央内山刀花マリー・ランベールらの協力でクライアントを取り押さえ、子供たちも無事全員救出した。

翌日伊達組の餅つき大会にて餅を食べながら黒龍に事後報告をしたのち、一度本国に帰還した模様。

イベント「鬼庭組と呉服屋騒動」の頃には組織の方針が犯罪やテロの解決から国家間の利害で動くように変わったことで、民間人を巻き込むことも厭わないようになっていたのだが、
それでも組織の調査対象であったブラックノアの構成員であるアルバート・マグリが攫っていた女性の保護を考えており、アルバートの情報を五木正直に流すことで伊達組鬼庭組が保護に向かうよう仕向けていた。

ただし、勝手な行動を取ったとして組織からは睨まれるようになってしまったため、イベント「聖なる夜のクルージング」にて、ついには組織を裏切ってCIAに鞍替えするべく組織の情報を流して組織が日本で活動できない状態にしてしまっている。
そして日本から脱出するためにコレスニコフと共にヴァレンチナ号に乗り込むのだが、そんな状態でも非情になり切ることはできず、自身とコレスニコフが密談する場にたまたま居合わせた園崎春陽を麻酔銃で眠らせるにとどめた上で自身らが船を爆破した後での脱出を勧めたりしている。
春陽から事情を聞いた黒龍の説得によってようやく当初の志を取り戻すのだが、暴走したコレスニコフが人質を取ってホールに立てこもり、ついには時限装置の起爆を許してしまう。
黒龍に何度も倒されても起き上がるコレスニコフを食い止め、黒龍たちが脱出する時間を稼ぐとヴァレンチナ号と運命を共にした。
…ように黒龍の目からは見えたのだが、どうやら脱出に成功したようで、本人らしき人物がCIA職員へコレスニコフのデータを渡しているシーンが存在する。

その後はCIAのエージェントとして活動しているらしく、イベント「七夕祭りとそれぞれの思い」ではシェリル・キャンベルと共にJJブラザーズと銃撃戦を繰り広げている姿が書かれている。

雪柳いろは

【概要】
イベント「過去の呪縛と新たな一歩」に初登場。
大吉亭に出演している三味線漫談家で、桔梗亭わかば八瀬こころとは友人。
わかばからは「ユッキー」というあだ名で呼ばれている。

高座上では表情豊かだが普段は無表情で、口数も少ないため誤解されるところがある。

二階堂琴乃らの通う学校のOGで、ルポライターの御影千里は学生当時の同級生。
学生時代、自身が唯一の部員であったお笑い同好会を存続させるために助けてもらったという。

とある大物俳優の散歩番組で取り上げられたことで「美人すぎる三味線漫談家」として一躍時の人となる。
ただし漫談家としての実力はまだまだで、実際の芸を見た琴乃からは「面白くない」と評価されている。
また、琴乃は高座では表情豊かな割に口調が普段通りの淡々としたものであるというところに違和感も感じている。

【ストーリーでの活躍】
イベント「過去の呪縛と新たな一歩」では、知名度が上がったことでストーカー被害に悩まされるようになり、警察もあてにならないことから、わかばを通じて伊達組に相談している。
時を同じくして、ことののOG訪問を受け入れていたが、バタバタした状況であったせいか引き受けていたことをすっかり忘れていたりもしている。

また、知名度が上がったことでノジマエンターテイメントの社長に気に入られてしまい、所属マネージャーからのしつこい勧誘にも悩まされている。
ついにはストーカーの森沢智也黒龍に撃退してもらったところを「前科持ちのヤクザと交流がある」として口止め代わりに勧誘に応じるよう脅しをかけられるようになってしまう。

中学時代にテレビで漫談を見たことが漫談家を目指すきっかけとなっており、あくまで漫談家として成功することを夢見ている。
そのため「ノジマに所属しても漫談家として成功しなければそれは雪柳いろはではなく、別の誰かでしかない」と断り、同席していた琴乃の心境にも影響を与えている。

弓削秀男

イベント「桔梗亭わかば 満員御礼」の登場人物。
サクアサヤシブジンシュクと広範囲に展開されていたアカサギ(結婚詐欺)の元締め。
最初の被害はサクアサで発覚したようで、鬼庭組がその行方を追っていた。

自らが詐欺にかけた女性をアカサギの実行犯としてとり込んだり、隅田杏子の父親を轢いた上に治療費が払えないという弱みに付け込んで詐欺に加担させるなど、手練手管に長けた外道。
その中で新海守をターゲットにするよう隅田に指示するが、最終的に彼女は守に協力することになりアジトを守やその後に控えていた窪田真悟野田英治によって叩き潰された。

ユリア・ペトロワ

ロシア人のバレエダンサー。イベント「宮部未央は探偵である」で初登場。
幼いころからバレエを学んでおり、天才の呼び声高い。
現在は日本で生活しており、ゲストダンサーとして公演にも多く参加している。

公演のプロデュースを野田英治が受け持つことになり、伊達組と接点を持つことになる。
また“コテツ”という名の猫(ロシアンブルー)を飼っているが公演前に逃げ出してしまい、その捜査を巡って神武斗町にひと悶着起こることになる。

動田大地

イベント「ともえと刀花のドリームステージ」に登場する人物。
パッションプランニング社員で、営業とアクターを務める。妻子持ちであることと、アクター歴20年のベテランであることが本人の口から語られている。
朝風深夏と共に龍宮ともえのアルバイト応募に対して面接を担当。
ともえのテストとしてアクションの動きを真似させてみたところ、動きのカンペキさに驚いていた。

神武斗公園で開催されるグルメランド神武斗町で執り行われるヒーローショーでも演技と指導を担当していたが、兼業していた建設作業員の仕事で事故に遭い、怪我で当日の演技ができなくなってしまう。
しかし舞台指導はできるということで、松葉杖をつきながら指導を続けている。

横手瑠璃香

イベント「狙われた司書と名探偵」に登場する人物。
劇中で発生した連続殺人事件の最初の被害者であり、開始時点では既に故人。

田沼幹彦が行きつけにしていたキャバクラで働くキャバ嬢で「ルリ」という源氏名を名乗っていた。
石原忠正が彼女に入れあげており、売れなくなって田沼に連れて行ってもらえなくなった後も月イチで通っては指名していたという。
もっとも自身にその気はなく別のホストに入れ上げていたのだが、そのことで逆上した石原に絞殺されてしまう。
その後別の変質者が2件の殺人事件を起こしており、神武斗署が3件の連続殺人事件として捜査を始めたことが話の発端となっている。

吉村小鉄

イベント「Chef,Ayatsukiの新作料理」に登場する人物。
吉村晴奈の祖父で、刀鍛冶。
黒龍とは伊達昌三が健在だった頃からの知り合いで、現在も昌三の刀研ぎをしている。

すでに70を間近に迎えた高齢で体にガタが来ていることや、刀自体に需要がなくなっていることから引退を決める。
しかし晴奈には惜しまれて翻意するよう説得されるようになっている。
また晴奈から話を聞いた綾槻せりなに包丁とナイフの制作を依頼されるが、にべもなく断っている。

なおも食い下がるせりながフレンチの技術を応用した和食を出すと「プライドを捨てて作ったような料理を作って、育ててくれた師匠や店に顔向けできるのか?」と難色を示すものの、
堂々と「できる」と宣言した上で「大切なのは形ではなく中身」というせりなの言葉に動かされ、せりなの道具作成を引き受けている。

せりなの包丁を作り始めてからは覇気が戻り、後日自ら鍛冶仕事を続けつつ弟子を取り後継者育成を始めているという。

イベント「幽霊ビルとひよこの怪談」では直接登場していないが、食用のために10匹ほどひよこが欲しいと希望しているということが晴奈の口から語られている。

吉村紗奈

イベント「学園に潜む恐怖」に登場する人物。
聖ヶ谷女学園の三年生で、マリー・ランベールたちの先輩にあたる。
行方不明になっており、警察が捜査中であるほか園崎春陽の話によると風紀委員でも話題になったとのこと。

良家の令嬢で許嫁もいる身であったが科学教師・四条と恋仲になり、二人で逃げようと夢を語ったりもしていた。
そのための資金稼ぎとして四条が作った合成麻薬・ミルキーウェイを神武斗公園で売りさばいていた。
しかし良心の呵責に耐え切れず四条に自首を勧めたものの、殺害されてしまう。
遺体は薬品で処理されたものの、未練があったのか四条の自宅には遺品が残されていたという。

吉村晴奈

【概要】
イベント「Chef,Ayatsukiの新作料理」にて初登場。
刀鍛冶・吉村小鉄の孫娘で、南条詩音らと同じ学校に通う剣道部の学生。

祖父との関係上黒龍とも知り合いで、剣道の稽古にも付き合ってもらっている。
剣道の腕は相当なもので、チームメイトでは相手にならないという理由で部活動では顧問教師にのみ稽古をつけてもらっているという。

  • イベント「開かずの金庫を開錠せよ!」では、男子剣道部に混じって全国大会の常連校と練習試合をしたところ、先鋒から大将まで全員を一人で倒してしまったことが女学生たちの噂話として語られている。

ただしなまじ剣の腕が立つからか危機管理能力が極端に低く、リディア=ストレルコフからは「中途半端に腕が立つのに危機管理能力が低く、危険だ」「このままでは、いずれ取り返しの付かないことになりかねない」と危惧されている。

【ストーリーでの活躍】
イベント「Chef,Ayatsukiの新作料理」では小鉄が刀鍛冶を引退するという話を聞くと、
それを惜しんで翻意するよう説得を始めている。

フレンチシェフの綾槻せりなに刀鍛冶の紹介を頼まれると小鉄のもとに連れていくが、小鉄がせりなの依頼をにべもなく断ると、
せりなの依頼を受けてもらえるよう協力している。
途中でせりなの店に忍び込んだ宮田組にみつかるとせりなを守るべく応戦するも反撃を受けそうになるが、その寸前で黒龍が現れたことで事なきを得ている。

イベント「神武斗町ハロウィンパニック」では、学園祭のイベントとして執り行われた「学園最強決定戦」で雑賀あかりをアッサリ打ち破り、龍宮ともえと互角の勝負をした末引き分けとなっている。
ハロウィン・バトル・ロワイヤルでともえと再戦するとまたも互角の勝負を繰り広げるが、途中で乱入してきた滝川組組長に撃たれると、弾こそ外れたものの荒事にはなれていないことからすっかり足がすくんでしまい人質にされてしまう。
あかりらの援護とリディアの狙撃で助かったものの、後日、危機管理能力の低さを危惧したリディアの入れ知恵もあり、黒龍から本格的な稽古を付けてもらっている。

四葉睦月

【概要】
イベント「開かずの金庫を開錠せよ!」にて初登場。
普段は神武斗町にある古書店の店員で、店をよく訪れる泉田繁とは顔見知り。
学生である更科牡丹とはそう変わらない歳だという。

かつては両親が共働きで友人もいないことから、隣人であった鍵師・久芳の元にいることが多かった。
久芳から鍵師の基礎を教わると独学で技術を学び、現在では「クローバー」という名前で鍵師を務めている。
神宮寺優良とは仕事上のパートナーであるが、直接の面識は無かったという。

おとなしく人見知りする性格で、言葉もとぎれとぎれに喋るところがあるのだが、鍵師として作業する時の集中力は凄まじく、作業中に邪魔が入ると怒鳴り散らすところがある。

  • 彼女の師匠であった久芳も似たようなところがあり、この点は師匠譲りと言ったところか。

【ストーリーでの活躍】
イベント「開かずの金庫を開錠せよ!」では、泉田繁が担当した澤崎の遺品に開け方の分からない金庫があり、並の鍵師では開けられなかったことから優良の紹介を受けて金庫の鍵開けを引き受けることになる。
この時、優良が伊達組の名を出したことから(泉田を通じて知っていたこともあってか)黒龍と泉田の同行を要求している。
黒龍から金庫を受け取ると、凄まじい集中力で(鍵自体は壊してしまったものの)金庫の開錠に成功している。

  • 金庫は澤崎にハッキングを依頼したダヴィッドが発注した特注品であり、それを解錠したことにはダヴィッドも目を丸くしていた。

ところが金庫(の中にあったSDカードのデータ)を巡って南条詩音イルマタルの傭兵に誘拐されてしまうと、アジトとしていたイルマタル子会社の倉庫裏口の鍵を開けるために黒龍に呼ばれている。
裏口の開錠後は安全を考えて黒龍に下がっているように言われるが、かつて久芳が自身に伝えた鍵師としての心構えを語り、久芳との約束を守るためにも同行する意思を伝え、黒龍に了承させている。

ら行

ラウ・フェン

イベント「神武斗町 デュエリストシティ編」に登場する人物。
ドラウグル構成員の一人。シルエットではなく専用の立ち絵が用意されている。
BOARDコーポレーションを支配するためにコウガと協力しており、デュエルシティ神武斗町リン・フェンとペアを組んで参戦している。
決勝トーナメント一回戦では佐伯京香藤浪早苗と対戦し、自身がもつ神のカード「赫霊亀ブラッドレッドトータス」を使ったワンショットキルで神のカードの威力を見せつけた。
元々武闘派なのか続く二回戦の対戦相手がコウガ、イェーガーであると知ると「もっと暴れたい」という理由で二人に八百長で負けるよう要求している。
実際の試合では途中まで予定通りにすすんでいたのだが、途中でコウガが裏切って自身らを破った上、コウガの指示でVRシステムのリミッターが解除されていたことから感覚フィードバック効果でダメージを負い、病院送りになっている。

リオネロ

イベント「ソフィアとギャングの珍道中」に登場する人物。
マルチェロ一家の幹部だが、入会の儀式無しで構成員になったクチで、野心家の上に掟を軽んじる所がある。
実際に組織では稼ぎ頭だが、シノギとして掟で禁じられている薬物売買にも手を染めていた。
また、日本ではハゲタカ物産というダミー企業を介して業務用機械の販売という名目で取引をしてた。

しかし場所があやたか物産の隣であったため、伊達組に場所を特定された上にたまたまあやたか物産で隣の建物の噂を聞いた鬼庭美鈴鬼庭組に連絡したことから両者のカチコミを受けてしまう。
さらにボスのフランツィーニも証拠を掴むべく日本へ赴いていたことから証拠となる薬物を処分するべく倉庫へ向かうが、伊達組と鬼庭組のカチコミに巻き込まれていたヤニックセドリックに襲撃される。
そんな中、フランツィーニの娘である春原ソフィアを見つけるとフランツィーニから跡目を譲ってもらうための人質として攫い、フランツィーニの前に現れるとかねてから用意していた書類への署名を迫っている。
しかしフランツィーニとソフィアを始末しようとしたところで黒龍が助けに現れるとフランツィーニとソフィアを残して見逃せば日本から撤退すると取引を持ちかけるが、黒龍相手にそんな取引が通じるはずもなく叩きのめされてしまう。
(尚、本人としては掟を破って先代ボスの愛人と不倫してソフィアを産ませたことを大義名分にするつもりだったようだが、フランツィーニの不倫は公然の秘密状態だったため実は無意味なものだった)

制裁としてコンシリエーレが雇ったヘンタイおじさんたちの教育を受けると、後日彼と思しき全裸で街中を走り回る外国人の姿が目撃されたことが星山梨々花の口から語られている。

理事長

ここではイベント「ガールズプラトゥーン」に登場した雑賀あかり南条詩音達が通う学校の長を指す。
サバゲーサークルの再編計画を巡る場に突然現れ、あかりの提出した目標を「普通すぎて面白みが足りない」と一刀両断。
代わりに「面白味を出す。そして金を産め。水着でサバゲーをするのだ」ととんでもない提案をぶち上げた。
あかりが薄着でのサバゲーには問題があると反論すると泣く泣く諦め、特注のBDU(バトル・ドレス・ユニフォーム)を着て大会に優勝すれば部の存続を認めると提案した。

女子高生にエロい格好をさせたがる願望を隠さない駄目人間だが、
古丹保志の暴走に関しては「生徒を自らの欲望を満たす為の道具としか見ないあんたに、教師を名乗る資格は無いわい」と切って捨て、
不祥事として警察に連絡し、責任のとり方をその身をもって生徒達に教えると言い切った辺り最低限の良識は備えている模様。

そして一連の騒動をあかりに謝罪し、サバゲーサークルの定例公式戦出場を認めた…までは良かったのだが、
BDUに言及した際には教師Aから上記の自身の発言を引用して批判されたことでやむなく諦めることに。

  • 教師A曰く件のユニフォームは「レースクイーンじみた服」だったらしい。

リディア=ストレルコフ

【概要】
イベント「ウェイトレス・トライアングル(アジト防衛戦シナリオ)」にて初登場。
神武斗町に流れ着いた某国の元軍人。最終階級は准尉。
イベント「ガールズプラトゥーン」における古丹保志の発言により、ロシア人であることが確定している。
長らく過去の経歴は謎に包まれていたがイベント「硝煙は裏切りの匂い」にてSVRの特殊部隊、ザスローンの所属であったことが判明した。
また、ザスローンでは長らくMIA(作戦行動中行方不明)として扱われていた。

小柄で可憐な容姿だが、軍隊色の抜けていない喋り方をする。
(最初の頃は普通に笑顔で接客しようとしたこともあったが、結局もとの軍人・鬼教官キャラで押し通すことにしたらしい。)

そんな過去がありながらなぜかコスプレ喫茶「ハニーバニー」で働いているが、彼女にとってはその場所こそが命を懸けてでも守るべき「帰るべき場所」であり、そこでの日々も刺激的で面白いもののようだ。
裏川黄泉北原潤立花芽衣のコスプレ三人娘とはそれぞれ店は違うものの、おなじ神武斗町でバイトするコスプレ仲間として仲が良い。

店では、自身が教官となって「リディアズ・ブートキャンプ」なる軍事教練体験サービス?を行っている(体験した新海守は、彼女を「教官殿」と呼んでいた)。

【ストーリーでの活躍】
イベント「ウェイトレス・トライアングル(アジト防衛戦シナリオ)」では店に現れた龍頭および宇喜多組のチンピラに絡まれた際、彼らが伊達組の名前を出したため、話を付けようと伊達組に単身強襲を掛ける。
しかし絡んだ客がその場に殴り込みに現れたことで誤解に気づき、黒龍に謝罪のうえ駆逐に協力することになった。

  • さすがにそのことは負い目に感じているのか、イベント「伊達組 南国に行く」にて泉田繁に持ち込まれた唐突な依頼を断ることはできなかった。

JJブラザーズに襲撃された際には彼らに雇われた傭兵達をなんと一人で撃退してみせた。何の偶然か、雇われた傭兵達は同郷出身者で、一部の者(アラン軍曹)はかつてリディアの部下だったようだ。
黒龍を一人の戦士として認めたうえで、巨悪として神武斗町を支配するよう具申する。(黒龍には拒否されたが、そんなことで引き下がる彼女ではないようだ。)

イベント「伊達組 南国に行く」では神武斗町に居残った泉田からの願いで少女を保護することになったが、直後に敵勢力の襲撃に遭い偶然遭遇したジュリア服部早乙女まどかとともに泉田に加勢して戦ったうえ、その後母娘を空港に護送する役目も引き受けた。

なおその際、まどかからは「傭兵」と呼ばれており、既に面識があったことを窺わせる。
(しかしいつから彼らと面識があったのかは不明だが、まどかがロシア語を喋れることから、何かしらの接点があった可能性がある)
軍での経験を買われ、イベント「試みよ!ヤマトナデシコ」では黒龍から爆破物解体処理担当として招集された(その際に内山刀花とも初対面している)。一見厳しくもあるが、それも全て仲間の命を思ってのことのようだ。

イベント「ガールズプラトゥーン」では、雑賀あかりの求めと「ハニーバニー」の改装に伴う一時休業のタイミングが重なったこともあってサバゲーサークルの教官役を買って出た。
(もともとは黒龍に要請されていたが、銃器が好かないのと他人に説明しても分かってもらえない躱しぶりから拒んでいた。)
あかりが抱える杉本一華や(助っ人として招集した)まどかとジュリアへの依存を見抜き、彼女に突きつけるなど厳しい叱咤をしながらも支えていき、サバゲサークルにチーム名「ジェニト」(ロシア語で天頂)の名を送った。

一方平行して発生していた密造ライフルに絡んだ発砲事件においても金子大樹を諭しサークルにかけられた嫌疑を覆し、あかりにナイフを突き付ける古丹保志を鎮圧する活躍を見せた。

イベント「硝煙は裏切りの匂い」では溜まっていた有給休暇を消化しており珍しくハニーバニーには不在。
一方彼女の元所属であるザスローンにておいてリディアが第三国に情報を流す諜報員であるという容疑が浮上。
以前リディアの部下であったアリサ=パブリチェンコに対しリディア暗殺の命が下される。
そしてまるでそれを察知していたかのようにリディアも消息を断っており、黒龍が神武斗町に現れたロシア人集団について訪ねようとしたが電話が通じなかった。

実は以前にヴェロニカ長官から当時副長官だったセルゲイ長官が行っていた不正の証拠を受け取っていたのだが、
誕生日プレゼントとして贈られた拳銃に密かに仕込まれていたためアリサに指摘されるまで本人も気づいていなかった。

エピソード7「交錯する欺瞞」では、直接の登場こそしていないものの伊達組と宇喜多組が抗争に至った際、神武斗町を離れられない女性陣の護衛を野田英治から頼まれ、引き受けている。(このときは刀花も護衛を引き受けている)

イベント「エピソード0 伊達組と黒龍」では伊達組内から運動不足を指摘されていた野田英治を守の紹介でリディアズ・ブートキャンプを体験させている。
訓練の過程で過去に英治が黒龍たちとファミレスでアルバイトをしていたことが話題に上がったことで、そのことを英治に話すよう強要している。

李美雨(リー・メイユイ)

イベント「試みよ!ヤマトナデシコ」にて登場した大陸からやって来た留学生の女性。
料理教室に向かっていたが道に迷ってしまい、右往左往していたところをマリー・ランベールに助けられる。
そして目的地が同じだったことからマリーや内山刀花八瀬こころらと同行することになり、その縁から交友関係を得ることになる。
同じ国出身の楊浩宇と交際している。

  • 方向音痴の気があるようで楊と出会ったのも道に迷っていたのがきっかけだった。こころ曰く「あの地図の見方、典型的な方向音痴だよ」

襲ってくるサラリーマンを軽く撃退した刀花を見て「ヤマトナデシコ!スゴイです!」というズレた感想を持つ辺りマリーと感性が似ている節がある。
和食をマスターしてこその大和撫子というが刀花独特の価値観を真に受ける辺りは留学生ならでは…か?

マリー達と仲が良くなったこともあり、楊の怪しい行動について相談を持ちかけることになる。

楊に強く惹かれていただけにその正体については大きなショックを受けたようで、気持ちの整理をするために帰国の途に就いた。
マリーには気持ちの整理がついたら戻ると語っている。

リュドミラ

イベント「硝煙は裏切りの匂い」の登場人物。
ザスローン隊員の一人で、階級は中尉。リディア=ストレルコフ暗殺作戦では副官を務めている。
同作戦にアリサ=パヴリチェンコを投入することはカリーニン大尉共々懐疑的な態度を見せていたが、
「リディアを懐柔してヴェロニカ長官の遺したセルゲイ長官の不正の証拠を取得させる」という目的から最終的に許可をしている。

実はFSBの内部スパイで、ヴェロニカの情報によりセルゲイを告発するための証拠を探すよう調査を行っていた。
セルゲイに破壊されたデータのうち復元されたものからリディアがデータを持っていると知り上記の方法でセルゲイより先にデータを入手しようと画策し、
アリサの洞察力などにより不正の証拠を掴んでからはリディアらと共闘してカリーニン率いる暗殺部隊を潰している。

後日アリサには部隊再編の間の休暇を与えている。

イベント「黒龍と迷えるガンスミス」では大尉に昇進しており、エフゲニー・イワノヴィッチ探索のため、アリサを通じて伊達組に協力を依頼している。
また、部隊再編後はアリサにとって良き上司となっているようで、リディアの背を追い続けていたアリサに「誰かの影にいる間は、一人の戦士とは呼べない。」と助言し、一人の戦士にならなければならない立場にあることを自覚させている。

イベント「アリサのドキドキ神武斗町デート」では、ロジン=ロマーヌ=ラスコーリニコフがスパイ監視を目的とした盗撮ソフトパドグリアを他国に売り込んでいることを知り、決定的な証拠をつかむべく動いていた。
そんな中、アリサが休暇で神武斗町に行くことになると、ロジンの尻尾を掴むためにパドグリアの端末をアリサに着けさせて監視する。
それに対してロジンが動くと、自ら隊員を率いて神武斗町に赴き、黒龍とアリサに叩きのめされたロジンを捕縛した。
しかし、ロジン捕縛のために無関係な民間人を巻き込んだことで黒龍の怒りを買ってしまい、二度と神武斗町に関わらないことを誓うことになる。
それでもアリサからの信頼は失われていないようで、アリサは「リュドミラ大尉と一緒にSVRの体質を変えてみせる」と黒龍に語っている。

林浩然

イベント「みどりの畑と研究成果」に登場する人物。
畑家みどりが通う学園に大陸から留学している大学院生で、高宮喜子の代では園芸部の副部長を務めていた。
高宮とは園芸部の顧問でもある真壁の研究室に共に所属しており、研究室のナンバー1、ナンバー2を占めていた他、
共同研究のパートナーでもあり、園芸部の部員によればお似合いのカップルのようであったという。
ただし、別の部員の話では研究を巡って意見が衝突するなど喧嘩することも多く、付き合っているという感じではなかったようである。

みどりによると、園芸部にいた頃は気さくな人物だったのだが、辞めてからはみどり達を避けるようになっているという。

実は卒業後も日本に滞在するべく就職活動しており、共同研究は高宮と真壁によって進められていた。
研究が疎かになっていたことで高宮とは喧嘩になったものの後に和解したが、程なく高宮が退学したことに違和感を覚える。
密かに調べると、人身売買組織と繋がりのある留学生が高宮をストーカーしていたこと、さらにその留学生が卒業した大学で学生が数名行方不明担っていることを知り、警察が動く程度の証拠を掴むべく尾行した先の港で張り込みをしていた。
ところが、実際に高宮が船に運ばれるのを見ると居てもたってもいられなくなり、助けるために乗り込むが逆に捕まってしまい、倉庫内で暴行を受けていたところを黒龍らによって助け出される。

リン・フェン

イベント「神武斗町 デュエリストシティ編」に登場する人物。
ドラウグル構成員の一人。
デュエルシティ神武斗町ではラウ・フェンのパートナーとして参戦している。
決勝トーナメント二回戦でコウガの裏切りにより敗れると、ラウともどもVRシステムの感覚フィードバック効果で受けたダメージにより、病院送りになっている。

連城美海

【概要】
イベント「闇に抗うアイドル」で初登場。
リリカルプロダクション所属の新人アイドルで松永絢香の後輩。アイドル声優を目指している。

極度の上がり症で、これまで幾度もチャンスを逃してきているほか他のアイドル候補生からも足手まとい扱いされている。
しかしその秘める実力は相当なもので、たまたま個人特訓の様子からそれを知った松永絢香は彼女の実力を確信して一番の理解者となり、欠点克服とデビュー成功のために何かと世話を焼いている。

【ストーリーでの活躍】
イベント「闇に抗うアイドル」では本人の努力と周りの協力の甲斐もあってか、参加したオーディションで音響監督(直前に黒龍に連れられて神武斗町劇場を訪れた際に正体を知らないまま出会い、厳しくダメ出しされていた)にその場で厳しく個人特訓されるも素質を見出され、
主役は逃すも重要な役柄で抜擢される。

気の優しい一面があり、落ち込んでいた辻山ルイの相談にわざわざ乗ってあげたりしている。
しかしこれは津軽拓哉が仕掛けた罠であり、ステマ疑惑によるネット炎上で自らの立場を危うくさせてしまった。

また上がり症の割には責任感が強く、自らの件で松永絢香にも迷惑をかけてしまったことを悔やんで、事務所には黙って直接津軽のところに出向いて話を付けようとまでした。

この時も怪しげなパーティーに巻き込まれ、万事休すかと思われたところに現れた野田英治新海守に救われた。
しかも津軽のパンチの前に一度は昏倒した英治を見て、追い打ちをかけようとする津軽の前に立ちはだかるという度胸ある一面を見せている。
それこそ一連の特訓の甲斐があったというものである。

その後自身に掛かったステマ疑惑も晴れ、件の仕事も降板という事態は免れたようで、危機を救ってくれた伊達組の面々に再度活躍を誓っていた。

(一気に3人も)後輩もできたことであり、今後の躍進が期待される。

イベント「真夏の神武斗町」ではアイドルとしても声優としても知名度も上がっているようで(元々ファンであった片倉千早に加えて)マリー・ランベールもファンとなっている他、松永絢香親衛隊とほぼ同様の親衛隊も結成されているようである。

イベント「危険な仕事と二人の主役」では直接登場しないものの、仮面レンジャーキャッシュの「劇場版限定フォームの強化アイテム」の声優を務めていることが発覚しており、
セリフは「オシハライハブラックカードデ!マジセレブ!」らしい。

  • 木曽根翔子と一緒に仮面レンジャーキャッシュのオモチャの列に並ぶことに乗り気でなかった英治だったが、翔子からその話を聞いた時には「……並ぼう、翔子。並ぶしかない」と態度を豹変させている。

イベント「ともえと刀花のドリームステージ」では、まもってしゅごピュアのヒロインの片割れであるピュアルビーを演じており、同作品のキャラクターショーが執り行われたグルメランド神武斗町にも出演し、阿子木信介がショー中に起こした脅迫事件の解決後はピュアルビーとして救護カウンターへの案内アナウンスをしている。

連続殺人鬼

ここではイベント「狙われた司書と名探偵」に登場した人物を指す。
黒髪の女ばかりを狙っている連続婦女絞殺魔。作中で発覚しているだけでもナースとOLの本田彩奈を殺害している。
マリー・ランベールの金髪を「汚らわしい!」と言い放つ黒髪フェチの変質者であるものの、短期間で園崎春陽の名前を調べ上げ執拗かつ計画的な犯行に及んでいる。

夏のイベント帰りだった春陽を殺害対象として目を付けており、後日春陽の跡をつけ絞殺しようと図るもセンセイによって邪魔されたためその場は退散している。

しばらくして今度は春陽が家で一人になったのを見計らい、家の電源を落としてから凶行に及ぼうとする。
しかし携帯を忘れて家に戻ってきたマリー、有栖川沙耶裏川黄泉たちに乱入され時間稼ぎをしている間に、
石原忠正の証言で危機に気付いた)瀬田静流が電話で助けを呼んだ黒龍により成敗された。

その後はマリーたちの通報により駆け付けた武藤直子により逮捕されたとみられる。

ロジン=ロマーヌ=ラスコーリニコフ

イベント「アリサのドキドキ神武斗町デート」に登場する人物。
SVRの技術員で、パドグリアの開発主任を務めていた。
パドグリアは生体情報の盗撮を目的にしており、さらにソフトそのものをCIAを始めとする各国の情報機関に売り込もうとしていた。

また、セルゲイ長官のシンパでもあり、彼を失脚に追い込んだアリサ=パヴリチェンコ黒龍に恨みを抱いていた。
そこでアリサを利用してパドグリアの実戦データを取りつつ二人に復讐しようとし、黒龍に(爆弾テロをちらつかせて)アリサと神武斗町でデートするよう脅迫する。
しかし情報中継用のドローンを織部ひとみに見つけられてしまい、たまたまその場に居合わせた紫藤凛も調査に協力したことで正体を突き止められてしまう。
黒龍にも盗撮用のドローンを見つけられると、アリサが着けている端末に仕込んだ爆弾を爆発させ復讐を果たそうとするが、ひとみが妨害電波を流していたため失敗。
アジトをひとみ達に突き止められると逃亡するが、逃げた先で待ち構えていた黒龍とアリサに叩きのめされた上でリュドミラ大尉に捕らえられた。

ロベルト

「片倉千早のネトゲ結婚計画!」にて名前のみ登場。
ゼニスオンライン(以下ゼニオン)のプレイヤー。chihaya(片倉千早)と同じく六英雄の一人。

三振りしかない涜神剣ベルゼビュートの持ち主の一人でもあったが、ゼニオンの引退を決意してジークハルトにベルゼビュートを譲り渡している。
公式Twitterによれば「没ネタで偽キャラが詐欺や悪事を働く」(外部リンク)という展開も考えられていたとのこと。

わ行

若い警官

イベント「片倉千早 就職への道」に登場した警察官。
本名は不明。気弱そうな警官とは同期。

会社のPCで米軍基地に爆破予告した容疑で逮捕された片倉千早の取り調べを行っており、それ以前にも別の爆破予告をした容疑者に対し強引な取り調べを行い自供させている。
千早に対しても「正義の味方(笑)」「DQN警官」と印象を抱かせるような苛烈な取り調べで千早を追い詰めていたが、途中で担当が気弱そうな警官に代わったこともあり何とか最後まで容疑を否認することができた。

脇坂組若頭

エピソード8「凶弾の行方」の登場人物。脇坂組の若頭。

業神会に組の情報が漏れていることを懸念している脇坂宗男から組幹部にスパイがいるか内部調査を頼まれている。
また、神宮寺優良の身柄確保が伊達組に妨害されたのは業神浩の手引きではないか、と脇坂に進言している。

脇坂宗男

【概要】
エピソード4「対立する悪意」にて初登場。
現・羽柴会舎弟頭。脇坂組組長。

業神浩の台頭を快く思っていないらしく、業神に対して非常に高圧的な態度に出る。
しかし理詰めの業神にはほとんど効かず、逆に自身が本部長の平野志重郎に宥められるのが関の山のようだ。
一方でエピソード8では伊達組の返り討ちに遭い、意趣返しに燃える組員に対し宥めて退かせるだけの器量も見せている。

【ストーリーでの活躍】
エピソード7「交錯する欺瞞」では業神に赤星組が行ってきた同業潰しの情報を掴まれたことで邪魔な存在となった赤星武明の始末を指揮する。
同時に赤星をそのような事態に陥れた業神のことを警戒しており、旧赤星組の犯行と見せかけて殺害する計画を平野とともに立てている。

エピソード8「凶弾の行方」では前エピソードで赤星のシノギを平野と分ける算段を付けていたものの、それがダイサカのカジノ建設予定地に関わるものであったため関西の旧会長派と揉める事態になっており、
自身の組の三次組織の組長が逮捕されてしまっている。

業神に対しては赤星が潰されたこともありますます敵愾心を強めており、業神会にスパイを送り情報を得ている描写がある。
ダイサカでカヤノリゾートの土地を抑える過程で伊達組とぶつかってしまい「業神と伊達組が組んでいる」という疑念を抱き始め、
そのうえ業神会から土地を奪うよう仕事を任せた神宮寺優良が業神と接触したことを知り、優良を業神と繋がっていた「裏切り者」として身柄を確保しようと目論む。

しかし矢先に伊達組が優良の護衛を買って出たことで「業神と伊達組が組んでいる」ということを確信し、業神を始末しようと決意している。

  • 実際には一連の出来事は全くの偶然で、まず伊達組がダイサカに来たのは組員の野田英治がカヤノリゾートと付き合いがあったからで、
    業神と優良が接触できたのは、優良と業神の二人に共通の知り合いの情報屋がいたからである。また、優良が伊達組に護衛を頼めたのは紫藤凛の助言によるもの……と多くの偶然が重なっている。

業神を殺害するために送った刺客が(業神によるターゲットのすり替えによって)若頭の石田恭次を狙撃した上、捕まって「脇坂に依頼された」と自白したことから自由に動けなくなると、
関東に戻る前に業神を始末するべく組員総出で業神を狙うものの、スパイとして潜り込ませていた真田和明に殺害される。

鷲田

エピソード10「神武斗町の動乱」に登場する人物。フリーライター。フルネームは不明。
自身をロートルと称するほどのベテランで、野田英治とはリリカルプロダクションの取材をする際にスタッフと間違えて声をかけたのがきっかけで知り合い、
まだ興行のシノギを任されたばかりの英治に業界のことを教えたりするなどしてきた結果、現在では英治をエーちゃんと呼ぶような間柄になっている。

いろいろな噂の流れているカルチャーセーフネットワークについても取材を進めており、その過程で最近になって行方幸太郎という謎の人物が多額の寄付をしていることを突き止めている。

王皓月(ワン・コウゲツ)

イベント「試みよ!ヤマトナデシコ」にて登場した人物。
ヤシブブシヤ?)にて楊浩宇と会っていた男で、大陸系の組織四会合に所属している。
件の爆発事故は四会合王皓月佐久間バッテリーに恨みを持つ楊浩宇を利用して引き起こしたもので、
時差による日本と上海の株式市場が締まるズレを利用して業界二位だったランワン電機集団の株価を高騰させるという株価操作を図った。

しかし巨額の金の流れから株価操作の意図に気づいた内山宗次朗、そしてそれとは全く異なる経緯から楊浩宇に疑念を抱くことになった内山刀花により二度目の爆発は防がれてしまい、
最初の株価操作で得た利益を全て吹き飛ばす失態を演じた。

これにより上役らしき人物から叱責を受け、責任を取らされる形で射殺された。

数値・アルファベット

363

エピソード8「凶弾の行方」の登場人物。褐色肌の男に雇われている少年。

仕事が遅いことを理由に褐色肌の男に暴力を振るわれ「バラして内蔵を売る」と脅されている。

375

エピソード8「凶弾の行方」の登場人物。褐色肌の男に雇われている少女。

日本人であるらしいが、自分がなぜここにいるのか一切わかっていない。日本語を含め6カ国を話せる。
仕事で神宮寺雅人から資料作成の依頼をされ、その出来がよかったことから雇い主に商談をしたいと頼まれている。

劇中で明言はされていないが、それをきっかけに雅人に引き取られたのち名前を与えられた「神宮寺優良」その人だと思われる。

GANG

「片倉千早のネトゲ結婚計画!」の登場人物。
ゼニスオンラインのプレイヤー。

セリフは「戦争っっwww」「うぜぇwww」「急に語りだしたwwww」「wwwwwww」のみ

他者を煽るような台詞とハンドルネームから彼女を彷彿とさせる。

JP忍び

ゼニスオンラインのプレイヤー。イベント「片倉千早の(・ω・)ネトゲ結婚計画!」に登場。
セリフは「なにいきなり話しかけてマスか?」「スーパーハカーwww」のみ

  • 若干片言混じりのセリフとハンドルネームから彼女を髣髴とさせる。

NEO

イベント「家電事情はすずにお任せ!」で使われているハンドルネーム。
チンピラに神武斗町の個人商店を荒らすようメールで依頼し、ネットバンクで報酬渡している人物とされているが、顔も本名も不明で伊達組に正体を掴ませていなかった。

正体は株式会社ネオデンであり個人経営の電器店を追い込んだあとその在庫を買い取り、カメラ付き家電を盗撮できるよう改造したあと、会社ぐるみでネットオークションで売り捌いていた。
盗聴によって得たデータはアングラ系動画サイトに売っていた。

  • ネットオークションを経由して売り捌いていたところから片倉千早に住所が特定され、家電を近場のトランクルームで保管していることも野田英治により裏を取られたことでネオデンと繋がっていることが発覚した。

tihaya

イベント「片倉千早のネトゲ結婚計画!」の登場人物。
ゼニスオンラインで千早(片倉千早)を騙るプレイヤー。本イベントで起こった事件の黒幕的存在。

ゼニオンでネカマに騙された上に、仲間だと思っていた連中にもろくに悩みを聞き入れてもらえなかったことから自暴自棄になり、
オンラインゲームでネカマができないようにするために事件を起こしている。

そのために同じくネカマの被害を受けた閃光の聖剣ジークハルトを唆し、結婚式を挙げられないよう王都を占拠する事件を起こすが、
本命はその裏でひそかにばら撒いた(ウィルス入りの)改造クライアントでゼニオンの売りである分散コンピューティングを乗っ取ることであり、本人の計画通りまんまと成功してしまう。

その力を背景にオンラインゲームでネカマができないようするための法整備を政府に要求するも当然相手にされず、省庁の中枢データを破壊するサイバーテロを実行に移そうとする。
しかし最初の攻撃対象が千早が何度もハッキングしている警察庁のサーバーだったこともあり、彼女の手によって未然に防がれてしまう。
その後は千早に住所が神武斗町の近くであることがハッキングで特定されてしまい、黒龍がPCを回収するために直接殴りこみにかけている。

千早によると「(tihayaの)IPが分かるよう痕跡を残しておいた」とのことで、黒龍にPCを回収されてしまったあとは警察に捕まったかと思われる。

★UKITA★

イベント「内山刀花のVR救出作戦」に登場したVRMMOテストプレイヤー。
VRMMOの事件に巻き込まれログアウト出来なくなってしまい、どうせ帰れないのならと同じテストプレイヤーの片倉千早に対して、VRックスを試みよう襲いかかる。
しかし駆けつけた内山刀花に阻まれた。
その後は園崎春陽藤堂楓香にも襲いかかろうとしたようだが、今度はシェリル・キャンベルに撃退された。

劇中で明言されてはいないが、ハンドルネームと特徴的な言動から正体はほぼ間違いなく宇喜多組構成員と思われる。
もしそうだとするならばこの宇喜多組構成員は自由にログアウトできる刀花よりIQが高いことになる。