用語集/作中用語・俗称/2

Last-modified: 2018-07-29 (日) 10:58:19

当項目は『天頂-TEPPEN-』の「ゲーム内の正式名称」・「登場人物」・「俗称」を解説するページです。
性質上、ネタバレ前提ですのでゲームのストーリー・イベント未プレイの方はご注意ください。


★注意★
項目の追加及び内容修正に関して、以下の注意事項を守ってください。

  • 登場人物や団体、作品を誹謗中傷するような記載は避けてください。
  • 主観的な感想は最低限にとどめ、あくまで用語の解説に努めてください。


目次

た行

ダークウェブ

通常のブラウザではアクセスできない特殊なサイト群のこと。
特徴としては匿名性が高く、拳銃・薬物取引や独裁国家での情報発信など、一般的なウェブサイトでは規制されるような危険な情報が集まっている。

劇中ではtokaというブラウザを使用して片倉千早がハッキングの依頼を受けており、千早は「危険な依頼は避けている」「所在が特定されるヘマはしない」としていたが、
千早の売り渡した情報が原因でムラノ証券飯田重信が刺されるという刃傷沙汰が起こった際には、
それらが情報屋の五木正直に筒抜けであった点や片倉仙一がダークウェブを介して爆破予告を行っていた犯人を特定していたことから鑑みて、セキュリティも完璧ではないことが伺える。

イベント「二人の孫と思い出の壺」では、織部ひとみミスト壊滅後に闇オークションサイトの情報を掴むために閲覧していることが明かされている。

大吉亭

イベント「試みよ!ヤマトナデシコ」にて初登場。
ジンシュク三丁目にある寄席で、都内における落語の定席として有名。
噺家としては桔梗亭わかば水仙舎山蔵水仙舎分秋といった二ツ目の若手やその師匠達が、
色物としてはマジシャンの八瀬こころ、漫談家の雪柳いろはが出演している。

有栖川沙耶との話で寄席に興味を持ったマリー・ランベールが色物にハマったことで足繁く通っており、落語目当てに新海守も足を運んでいる。

内山刀花も昔に一度だけ内山宗次朗に連れられて訪れたことがあるが、あまりいい思い出ではないと語っている。
宗次朗曰く、その時刀花は「暇で仕方ない」という顔をしていたとか。宗次朗の趣味を踏まえると興味もないのに落語を見せられたのがいい思い出ではない一端か。
そんな刀花だが「試みよ!ヤマトナデシコ」のラストで佐久間バッテリーの爆弾騒ぎでこころに無理をさせた詫びとしてこころの手品を見るため大吉亭に足を運んだ。

客のほとんどはお年寄りなので、若者が行くと囲まれてチヤホヤされてしまう(しかもさらに外国人だともっとエスカレートするので危険)。

  • 余談だが、ジンシュク三丁目のモデルと思われる新宿三丁目には「新宿末廣亭」がある。

大黒柱パンチ

イベント「チャイルドパニック」にて披露した、新海守の必殺技(?)。
普通のパンチと何が違うのかは不明である。

ダイサカ

天頂の世界における、関西に存在する地域のひとつ。
現実世界でいうところの大阪に相当するとみられる。

エピソード8「凶弾の行方」では、近々万博が開かれることやカジノ法案が通ったことでカジノ建設による特需が見込まれており、更に万博の後もイベントの開催が見込まれていることで注目されている。
また、カジノに関しては赤星組が取り仕切っていたため、赤星武明の死に伴い羽柴会内部で現会長派と旧会長派で奪い合いになっており、
その処遇を巡って旧会長派である若頭・石田恭次と現会長・加藤剛三の名代としてダイサカに赴いた平野志重郎脇坂宗男の間で会合を取り開くことになっている。

大陸

天頂世界における、東アジアに存在する地域のひとつ。
現実世界でいうところの中国に相当するとみられる。

劇中では、マフィア組織・四会合が大陸系の組織として名前を挙げられていた。
また、イベント「ソムリエ脱出大作戦」における舞台のひとつにもなっている。

小鳥遊工房

イベント「二人の孫と思い出の壺」で登場。ジンシュク内にある陶芸教室。
陶芸家の小鳥遊さくらが講師を勤めている。

宝島貿易

宝島ひよりの父・宝島真司が経営する企業。名前から察するに貿易商をメインにしている模様。
ジュエリーフェスを開催し、家宝として国を買えてしまうほどの価値がある宝石「ジャック・オ・ランタン」を所有するなど、
企業の規模は非常に大きいようだ。

複数の部門があるようだが、現在宝島貿易を支えているのはジュエリーなどの美術部門。
戸羽瑠璃の手腕によって、消滅寸前であったところを屋台骨となるところまで再生したらしい。

しかし、怪盗オリヴィアによって盗まれた「ジャック・オ・ランタン」がもとの所有者であるハーン首長国の手に戻されたと判明した際には、
その方が自然だと判断した宝島社長の意向で返還要請をしないと決めるなど、英断が下せる企業ともいえるようだ。

ジャック・オ・ランタンの一件でハーン首長国とは友好関係を築くに至っている。
マリモナルドの植物工場事業部が売却される話をアイシャ・ハーンから聞くと、社長が元々植物工場に興味を持っていたことや、
同事業部が開発したスッゴーク・トレール君の精度が業界では有名であったことから、元々の事業譲渡先に代わって同事業部の受け入れ先となっている。

ハンプティはかつての子会社であり、ブラックメールで脅迫されていた副社長や交通事故(実際は野月組による意図的な襲撃)に遭った犬崎社長のことをひよりが気にかけていたものの、
同社に対する買収劇についてはあくまで仕事は仕事と割り切った対応をしており、資金援助は断っている。
また、同業他社で競合相手にあたる玉田貿易との関係は特に悪くないようで、ハンプティをめぐる買収劇の結果青丸商社が経営破綻すると、協力して事態の収拾に努めている。

滝川組

イベント「神武斗町ハロウィンパニック」に登場した元織田連合系の暴力団
海外の密輸グループと組んでコカイン入りのお菓子を流通させようと企んでいたが、配送業者の手違いでブツがハロウィン・バトル・ロワイヤルの会場となっていた神武斗第二公園に届いてしまう。
密かに回収するべくスタッフの振りをして菓子を運び出そうとしたのだが、伊達組に見つかってしまい、こんなものを流通させる訳にはいかないという黒龍の判断により叩きのめされ、取引を持ちかけてきた密輸グループの正体も吐かされてしまっている。

名前の由来は、織田四天王に数えられた滝川一益か。

タタキ

強盗の事。ただし伊達組ではカタギの人間からのタタキを禁じている。

そのかわり、黒龍自ら「伊達組は悪どく儲けた奴からタタキをする」と表明しており、実際薬物や銃器を神武斗町にバラまいていた組織や、
一般人や弱者を食い物にするなどして多数の犠牲者を出した組織などが幾件も標的にされており、その都度一度に1千万円近く手に入れる、某社の社長人事まで揺るがす、組ひとつをそっくりそのまま壊滅に至らせるなどという、凄まじいほどの成果を上げている。

龍宮流合戦柔術

戦国時代から続いてきた活殺自在の武術。その技は門外不出とされる。現在の宗主は龍宮ともえ

詳細は不明だが劇中の描写から人体急所を狙う打撃と合気道などに近い投げを主体とした武術である模様
KASSENにおけるマスク・ダ・ガマとの試合ではでは烏兎(眉間)、人中(鼻の下)、水月(腹の上の辺りの窪み。みぞおち)を三連打する「金烏玉兎」という技を披露している。

また、皆伝を認められたもののみに伝授される、破壊と殺戮に特化した裏の技というものも存在する。
こちらは宗家の一門では行方不明となっているともえの父・龍宮正義のみが修得しており、真柄甚助真柄組の組員に伝授していた。
裏の技としては、鉄のごとく硬化した両腕で肋骨の隙間から心臓を貫く「金翅鳥王拳」というものがあり、真柄がともえや黒龍に対して放っている。

  • ちなみに格闘ではなく剣術ではあるが、一刀流の奥義として「金翅鳥王」というものが実在する。

伊達組

主人公が所属している神武斗町を本拠とする暴力団。仁義や任侠を重んじる古典的な極道集団。
かつては三大暴力組織の一つである織田連合と対等以上に渡り合うほどの武闘派集団であったが、
黒龍の投獄・初代組長伊達昌三の死・鮫島健介の入院・業神浩の裏切り等で力を失い、エピソード1開始時は辛うじて存続しているような状態。
現組長は鮫島健介だが長期入院中の身であり、鮫島から若頭に指名された黒龍が事実上の組長代行となっている。

  • 主人公が復帰する直前の構成員は入院中を除くと2人。もはや暴力団というより暴力コンビである。

エピソード2「荒れ狂う龍頭」にて英治の口から「守も入れて5人」(おそらく入院中の鮫島も含まれる)と語られているため、ほかの組のようなモブですら存在していないと考えるのが妥当なようである。
もっとも、黒龍一人で40人を制圧できるぐらいなうえに協力者が多数いることでその人数差はあまりハンデにはなっていない。
しかも、残った面々がいずれも化け物的な強さを誇る超武闘派の片鱗を見せつつある。

最近は新海守が加わった以外に組の人数は相変わらずながら、内山刀花ジュリア服部などの協力者が増えているうえ、
出所した黒龍が復帰して二代目若頭を襲名したこともあり街での存在感を増しているようである。
黒龍の復帰後、内山宗次朗をバックに付け、小栗家具をフロント企業化し、二ノ宮愛が経営するキャバクラに椿屋
神武斗町劇場リディア=ストレルコフらが働いているコスプレ喫茶ハニーバニーなどシマ内の充実も進んでおり、じわじわと勢力を復活させつつある。

ついには慰安旅行で泉田ひとりしか残っていなかったような状況においても、件の協力者のおかげで神武斗町の平和が守られてしまう始末。
(宇喜多組も慰安旅行中で不在だったとはいえ)

ちなみに伊達組のシマは、一般的に非常に危険な場所といわれる神武斗町の中にありながらも、夜中に女子校生が出歩いても平気なぐらい安全なエリアといわれているらしい。

一方、業神会(宇喜多組含む)、龍頭徳川会赤星組と敵対勢力も着々と増やしつつある。
その中でも一番の困りものは、宇喜多組で間違いない。

なお、組で慰安旅行に行くとロクなことが起こらないというジンクスがある。
詳細は「慰安旅行」の項目を参照。

イベント「狙われたアイドル」にて、神武斗町劇場周辺が現在でも唯一維持できている伊達組古来のシマであることも明らかになった。

エピソード6「反目の計略」において、池松組の視点で見ても「シマは狭いがアガリはでかい」と評される程には復活を遂げているらしい。
同エピソードにて黒龍鬼庭組組長・鬼庭軍蔵が外兄弟の盃(おそらく五分)を交わしたことにより、鬼庭組と共闘・友好関係を結んだ。

エピソード9「真実と覚悟」にて過去について詳細が語られており、昌三の生前は個性派揃いの構成員たちを昌三のカリスマ性でまとめ上げていたところがあり、若頭だった鮫島には反発するものも多かったという。
そこを突いた羽柴会によって直峰組との抗争中に切り崩し工作にが始められており、昌三の死後に幹部が大量離反したという。
ただし、現在は何者かに始末され、離反者で羽柴会に残っているものはごく僅かだという。

エピソード11「頂の向こう側」の最後で鮫島が死去すると、黒龍が三代目組長に就任し若頭には黒龍の一の舎弟である野田英治が就いている。

伊達組の矛と盾

エピソード1「黒龍の帰還」にて業神浩が、黒龍と五分の杯を交わした際に、自分達の事をこう呼んでいる。

尚、現在は野田英治のスキル名が「伊達組魂・矛」、泉田繁のスキル名が「伊達組魂・盾」となっており
英治が黒龍の第一の舎弟である事や、泉田が業神の元舎弟であり、「(業神について)いろいろと世話になった人を悪く言いたくないんで」との台詞から当時の人間関係を伺わせる。

伊達ブラックドラゴン

イベント「伊達組 草野球大会!」にて伊達組が結成した草野球チーム。
選手兼任監督は藤嶋ひなぎく

窪田真悟新海守が野球の話題で喧嘩になった際「喧嘩以外の方法で決着を付ける」ため、鬼庭組が開くサクアサの草野球大会に出場するために結成された。
黒龍が崎坂家に寄った際に、(たまたま遊びに来ていて)話を聞いたひなぎくが監督に志願し、
その後は黒龍がトレーニング中に出会った内山刀花片倉千早龍宮ともえがメンバー入りを希望したことからトントン拍子で人数が揃った。

未経験でありながらメジャーを目指せる資質を持つ4番ピッチャーの黒龍が突出しているものの、メンバーで野球経験者は守と野田英治のみである。

  • とはいえ英治も経験はわずかで、ひなぎくは知識こそ豊富なものの実戦経験は無い。

チームが揃い守備練習に励んでいた初日に宇喜多組組長が率いる「宇喜多ブレイカーズ」と練習グラウンドを賭けて試合(5回までのミニゲーム)をしており、途中までは黒龍が完璧に抑えていたものの、総合力で劣っていたことからサヨナラ負けを喫している。
試合後、宇喜多ブレイカーズとはサクアサの草野球大会で決着を付けるため合宿を組んで練習に励んでいる。

タナカデンキ

イベント「家電事情はすずにお任せ!」で登場する、神武斗町に店舗を構える電器店。
神武斗町でも老舗の電器店であり、現店主は三代目にあたる。また、現店主のタナカデンキの店主泉田繁と顔なじみでもある。

ネット通販に押されていることや最近になって増えだしたクレーマーによる風評被害により経営は芳しくないようで、
そこへタイミングよく現れた買取業者に在庫を売り渡して店をたたむことを検討している。
しかし業者がクレーマーと組んで在庫を買い叩いているのではないかと疑念を抱いた黒龍と泉田の説得により、その件は一旦保留としている。

家電の修理も優れており、ネットオークションで買った家電も修理を受け付けている。
鬼庭美鈴白崎すずから紹介を受けたことで、「鬼庭軍蔵が家電を破壊した時にまた持ってくる」と頼りにされている模様。

イベント「二人の孫と思い出の壺」によれば薬師丸漢方店とそれほど離れていない距離にあるらしく、薬師丸美幸は黒龍と共にこの店でパソコンを購入している。

玉田貿易

イベント「失われた黄金と幻のハチ」に登場した企業。
業界でも有数と言われる大手貿易会社で、先進国相手の取引をメインとしている。
そのため、新興国メインのハンプティとはあまり接点がなかったという。

蛾王院翔馬洞窟バチのビジネスをハンプティに断られたことが発端となり、蛾王院の発案でハンプティを買収しようとする。
しかし、裏でサイバーエフェクトともつながっていた蛾王院が株を青丸商社に売ってしまい、宙ぶらりんの状態にされてしまう。
その後、蛾王院によってプロジェクトを乗っ取られた塚原つばさの提案を受けてハンプティの全社員を集めて結成したダンプティ社の親会社となり、さらに阿万野ほのかが監督を務める映画のスポンサーにも就いている。

後日、サイバーエフェクトの不正が元で青丸商社が経営破綻すると、宝島貿易と共に子会社の整理や人材のヘッドハンティングなど事態の収拾に努めている。

田丸会

イベント「神武斗町のオンナたち」で登場。
神武斗町に拠点を置く羽柴会蒲生組傘下の暴力団。

神武斗町再開発計画構想に絡んで候補地の地上げに動き、とくに飲食店街に大打撃を与えるために“魔法の調味料”(正体は阿片)をバラ撒いて神武斗町ジャンキーは大量発生させるわ、
椿屋にダンプを突っこませて破壊するわと大暴れする。
しかしその過剰行為により内山宗次朗の怒りは買い黒龍を怒らせてしまった結果、自分たちが確保した土地は再開発の候補から外されたうえに黒龍率いる伊達組にカチコミされて組の全資産を強奪される。
のちに会長や若頭ら主要幹部全員が謎の事故死を遂げ、事実上の壊滅状態に追い込まれた。

なお、親の蒲生組はおなじ羽柴会系の業神会とは対立関係にあるが、その傘下組織である宇喜多組はお互いの邪魔しないことを条件に、田丸会による地上げ活動を見逃すなどして恩を売っていた。

  • エピソード4「対立する悪意」冒頭の業神浩の立場としては、前述の宇喜田組の行動は(あわよくば横からかっさらう為の)根回しとして機能しており、
    黒龍と手を組んだことにより業神会が確保した土地が再開発の候補選ばれ、ライバルである田丸会も潰れる一石二鳥の結果となっている。

ダンプティ

イベント「失われた黄金と幻のハチ」で登場したベンチャー企業。
ハンプティの元従業員で構成されており、社長は塚原つばさ。親会社は玉田貿易

父は背中で語るキック

イベント「チャイルドパニック」にて披露した、新海守の必殺技(?)。
普通のキックと何が違うのかは不明である。

チャカ

拳銃を意味する隠語の一つ。他に、「ハジキ」や「道具」、回転式拳銃に対しては「レンコン」と呼ばれたりする。

日本には、銃砲刀剣類所持等取締法が制定されており、所持・使用することが制限されているはずなのだが、神武斗町では依然として拳銃を用いた犯罪が後を絶たないのが現状である。
それどころか、街中で機関銃を撃ちまくる外国人や、どこからかアンチマテリアルライフルを入手するような輩がおり、もはや神武斗町ではチャカの域を超えていそうである。
したがってこの町では、施設警備や犯罪抑止に機関銃を用いるのもこういった輩から身を守るため…という心理をエピソード3「暴走する凶器」に登場するJJブラザーズに利用されている。

なお主人公である黒龍は、銃で武装した相手に木刀で挑み相手を圧倒している。

チャッピー

イベント「黒龍、動物へ行く」で登場した園崎春陽の飼い犬。
四歳のメスで犬種はオーストラリアン・ラブラドゥードル。血統書つき。

春陽が家族のように大切にしているペットであったが、園崎春陽の母が買い物で外で結んでいたところを盗まれてしまう。
犯人は悪徳ブリーダーである津島隆久で、春陽がその津島から購入したものの、子犬を産ませる目的で盗み返されてしまっていた。

黒龍をはじめ様々な協力もあり、津島の私有地である犬舎にいたところ無事保護され春陽の家族の元へ帰ってきている。

チンコロ

密告、告げ口の事。
新海守黒龍に詰問された際、「それは出来ない」と義理を通そうとした。
が、結局喋らされている。

また、業神会赤星組の厄ネタをバラした池松勝利も、百地新十郎に捕えられる時「チンコロ野郎」と罵倒されている。

チンピラオンライン

バグを利用したレベル上げ。現在では修正されていて使うことが出来ない方法である。

チンピラやそのたぐいのUCをリーダーにセットしておくと配下にしたユニットの気力の減り方もUCのものになってしまうというものだった。
つまり、HPの称号やグループスキルを混ぜておくことでHPはほとんど減らず、気力の減少が非常に少ないまま何度も何度も(本来なら気力の減り方が激しい)内山刀花やその他ガチャ産のLR・SSR等を連続で出撃させてレベル上げをすることが可能だったのだ。
今でこそ内山刀花見参といった常設イベント、3-1-2「密会」等レベル上げが非常に容易なマップが出来たものの、それでも前者は課金なしなら1日4~5回までしか使えないし、
後者は内山刀花だと6回出撃しただけでおよそ数分の休憩または水晶を(随伴がいればその分更に)強いられるため、チンピラオンラインというバグがいったいどれほどの意味を持っているかは容易に理解できよう。

最後に、現在では修正されていて使うことが出来ない方法であることをもう一度記述しておく。

チンピラ貯金

Lv20に上げたチンピラ(スカウト等で手に入るUCなら何でも良い)を売却目的で溜めておくこと。

売却によって得られるゼニーDPはレア毎に設定された基本値×Lvであり、Lv1だと100ゼニー(DP)でしか売れないチンピラも、Lv20まで上げることで2000ゼニー(DP)で売ることが可能になる。
枠を圧迫するという欠点はあるものの、略奪されることの無いチンピラ達は安定資産としての側面を持ち、必要な分だけその都度売却することで金庫類に資源を溜め込むリスクを犯さずに済むという利点がある。
これは序盤においては意外と馬鹿にならない活用方法であり、中盤以降もLvの上がったチンピラ達は優秀なマネージャーとして街収入に貢献してくれる。

これに加えて上記の「チンピラオンライン」が発生していた初期の天頂では、チンピラ達の最低レアとは思えないその有用性と汎用性により、「チンピラが天頂(てっぺん)をとるゲーム」とまで評された。
後に、Rユニットが余ってきた事務所では「野田貯金」「金城貯金」等が起こっているようである。

ツノカワ

天頂世界に存在する株式会社。
藤堂楓香が参加しようとしていたコスプレイベントを主催している。

椿屋

イベント「神武斗町のオンナたち」にて初登場。
二ノ宮愛と昔なじみの元キャバ嬢だった姫野椿が営むラーメン屋。
自分が美味いと思うラーメンを作りたいという意志から食材などへのこだわりは相当なものらしい。

その味は「一日一度はラーメンを食わなけりゃ気が済まない」泉田繁がこよなく愛してやまない。
昼飯時になると椿屋のラーメンが気になって落ち着きをなくし、黒龍が「(泉田が)ここのラーメンが食えなくなると仕事に支障が出る」という理由で店の再建に力を貸すほど。(後述)

イベント「伊達組ゆく年くる年」の時点では、店内で食しながら蘊蓄を垂れるほどの溺愛ぶり。黒龍曰く「いつものようにラーメンと会話をはじめ」…とのこと。
こんな彼には、もう誰も追いつけないだろう(黒龍ですら、この間の邪魔はできない)。

が、それゆえにヤメゴクの長谷川久三が起こした「麵屋久三」を手伝っていた元子分たちに散々な因縁を付けられ客が激減、借金ばかりが嵩んで閉店の危機に見舞われたうえ、
さらには神武斗町一帯の再開発計画をにらんで地上げを進めていた蒲生組系の田丸会によって店にダンプを突っこまれてメチャメチャに破壊されるという悲惨な目に遭わされた。
しかしその都度黒龍が力を貸し、ついには椿屋が抱える借金の返済先を伊達組に一本化するという荒療治まで行って再建にこぎつけた。

ちなみに店主の椿は初登場時こそお淑やかそうに振る舞っていたが、猫を被っていたのか中盤以降はすっかり女主人らしい豪快キャラに変化している。

イベント「試みよ!ヤマトナデシコ」にて久々登場。
どうやら相変わらず繁盛しているらしく、最近は椿以外に店員を雇う余裕も出てきたらしい。
また新しいラーメンの開発にも挑戦しているようだ。

イベント「バレンタインエール」では、アルバイト店員として相馬あすかが登場する。
また、伊達組の面々以外にも常連客は増えており、八瀬こころもその一人である。

現在、店のメニューには「スペシャルチャーシュー麺」「ヘルシーサラダ麺」があることが判明している。

  • イベント「伊達組ゆく年くる年」の時点では「椿ラーメン」なるメニューが新たに登場している。
    SSRのマネージャースキルより「塩ラーメン」も存在することが判明
  • イベント「バレンタインエール」にてチョコラーメンが(泉田との共同で)開発されバレンタインイベントにて好評を得て晴れて(レギュラー)メニューに追加された。
    また、同イベント中の泉田の台詞より「メガ盛り幕の内麺」なるメニューの存在も判明(しかも早食いのおじさんは一人で十人前食っていた)。
  • イベント「幽霊ビルとひよこの怪談」では「漢もずく酢納豆バジルあんかけチャーシューメン」という新メニューが登場している。

テキヤ

的屋のこと。
呼び名はいくつかあるが、天頂に出てきた名称がテキヤだったのでテキヤとして紹介する。

縁日や初詣、地元の催し物などで人が集まる道路や広場などで露店を営んだり、興行を行ったりしている人たちの事である。
子供の頃、地元のお祭りなどで射的やくじなどでワクワクした兄貴もいただろうし、
大人になってもお祭りごとがあると、無性に露天の綿菓子が食べたくなったり、いい匂いに誘われて塩辛いものを買ってしまう兄貴もいるだろう。

劇中では鬼庭組がテキヤを主なシノギとしていることが語られている。

また、伊達組も「伊達組 ゆく年くる年」では内山宗次朗からの依頼で幾つかの出店に関与しており、新海守は自らベビーカステラを作っていた。

デスペラード

かつて野田英治がヘッドを務めていた暴走族
近隣の学校をシメてしまい相手がいなくなってしまったことで活動の場を広げようと、英治の幼馴染である久我翔馬の提案によって結成されている。
結成時に久我は英治の頼みで副リーダーに就いており、当時の不良仲間だった花田玉山も結成時からのメンバーとなっている。
敵対勢力を叩きのめしては傘下に加えるということを繰り返してきた結果、地元地域では逆らうものがいなくなると神武斗町に進出して暴れ回っていたが、鮫島健介の命を受けた業神浩黒龍の二人に叩きのめされてしまう。

  • この時、英治だけは黒龍に何度も殴り倒されても立ち上がっており、結局朝になるまで殴り続けられたという

英治が黒龍の舎弟として伊達組に入ることを決めると英治は久我を次期ヘッドに立てようとするが、久我が反発して英治を殴り倒した上でチームを抜けたため、この時点でチームは解散したものと思われる。
ただしチームメンバーとの個人的付き合いは続けていたようで、英治、花田、玉山は3人で呑んだりもしている。

天頂

こう書いて「てっぺん」と読む、DMM発のブラウザゲームである。
後に一般版の追加に伴いR-18版は『天頂-極-』というタイトルに変更された。

  • 天文学でお馴染みの用語もこの漢字を当てて「てんちょう」と読む。意味は各自で調べていただきたい。
    このため、Google等で検索をかけてこのゲームを見つけるためには「天頂 ゲーム」などで検索をかけないと引っかからないので注意(予測候補としてゲーム等の単語が上がってくれることもある)。

デュエルシティ神武斗町

BOARDコーポレーションによって開催されたバトルモンスターズの大会。
予選は神武斗町全域で行われ、優勝賞金として4000万円が用意されている。

元々はバトモン基幹システムのブラックボックス解析を目論むアール・アルフォード、BOARD社乗っ取りを目論むドラウグルジョフリー・メイスの復活を目論むイェーガーらがそれぞれの思惑から四聖神獣カードを集めるために開催されたものであった。
結果として剣崎あすみ黒龍ペアが優勝し、彼らの目論みは全て失敗に終わっている。

洞窟バチ

イベント「失われた黄金と幻のハチ」で登場。
カカ族の森で見つかった新種のハチ。
ミツバチの一種らしく、その蜜の味は食通で知られる泉田繁も絶賛するほど。

兜光寺

神武斗町に存在する寺院。住職は更科吉徳

伊達組とは伊達昌三の代から遺品整理業で付き合いがあり、黒龍も服役前には何度か訪れていたという。
現在は遺品整理の仕事を継いだ泉田繁が主に関わっている。

エピソード10「神武斗町の動乱」にて、実は価値の高い歴史的建造物であることが明かされている。
ただし神武斗町再開発計画のエリア外であったため、内山怜花カルチャーセーフネットワークが反対デモを起こすようになったことに疑問を感じる一因ともなっている。

闘神劇

天頂の世界で年に一回開催されている、対戦格闘ゲームの全国大会。
複数のゲームタイトルが扱われており、イベント「硝煙は裏切りの匂い」の時期ではエグザイル・エデンがメインになっているとのこと。
エグエデの大会は2on2のチーム戦となっているため、佐伯京香神武斗町のゲーセンで相棒にできる強いプレイヤーを探していた。

  • 元ネタは実際に開催されていた格闘ゲームの祭典「闘劇」か。諸般の事情により2012年(第10回)をもって一時的に閉幕している。

遠坂組

イベント「ドラスティック・グラドル」に登場した独立系の暴力団
商材販売などをメインのシノギとしており、片手間として八俣金融の借金取りもしているという。

実は八俣金融の社長・八俣浩介に使われる身であり、八俣の描いた絵図に従って汚れ仕事を担っていた。
そのため八俣が殺害されると犯人の命を執拗に狙い続け、里中昭が真犯人とわかると何らかの手段で拘留中の里中を殺害したという説が黒龍の口から語られている。

土岐一家

イベント「新米記者、神武斗町を駆ける!」に登場した暴力団
タクシーの運転手に薬物の売人をさせるという手法で稼いでおり、野田英治が「あの土岐一家」と語っていることからその筋では知名度があるものと思われる。

破戒葬に偽札を掴まされてシノギを潰されたことから、幹部を皆殺しにして報復していた。
さらに元メンバーの金田光雄も殺害しようとするが黒龍に阻まれる。
また、偽札は新たなシノギに利用しようとしていたようで、その件について取材をしていた鎌田いぶきに記事を書かないよう脅そうともしていたが、これも黒龍によって阻まれた。

翌日、いぶきが情報を警察に流し記事を書いたことから遠からず警察に捕まる状態ではあるようだ。

徳川会

羽柴会に匹敵する三大暴力組織の一つ。
「狙われたアイドル」での悪役である大須賀組津軽拓也がここに属することになっている。
また、「神武斗町で休日を」で登場した区議会議員・野神末吉が政界にパイプを持つ系列の組と昵懇にしている。
津軽が芸能プロデューサーをしていたり野神がタレント議員であることから考えるに、政界のみならず芸能界とも太いパイプを持っているとみられる。

羽柴会とは表面上、協調路線を取っており互いのシマを食い合わないように動いているが、そこは暴力団だけあって裏では虎視眈々と勢力を狙っている。
実際に「狙われたアイドル」でも羽柴会の勢力下にない神武斗町劇場を足がかりに神武斗町を取りに行こうとしたりするなど神武斗町の利権に食い込もうと画策する様子が伺える。

羽柴と徳川がそれぞれ秀吉と家康を連想させることから、三大暴力組織の残り一つは織田会(織田組)ではないかと噂されていたが、実際にエピソード5にて「織田連合」なる組織の存在が明らかにされ、
おそらく羽柴会、徳川会に織田連合を加えた三組織が「三大暴力組織」と考えてよいだろう。
(なお、いずれの組織も伊達組にとっては敵対組織らしい)

業神浩が羽柴会を裏切るにあたって交渉していた相手でもあり、神武斗町再開発計画の反対デモに乗じて暴動を起こすために主力の一つである南光組から要員を派遣したり、業神が平野組の襲撃で(表向き)行方不明になると傘下勢力の宇喜多組仙石組を受け入れている。

特別行政区域法

エピソード11「頂の向こう側」にて成立した法案。
これまであった様々な規制を緩和し、国と地方自治体、民間業者が一体となって街づくりを推し進めるための法案とされている。
(実際は国生征志羽柴会伊達組を排除して神武斗町再開発計画を円滑に推し進めるためのものであるが)

野党のみならず与党からも上杉派などから反対の声が上がっていたほどであったが、上杉が加藤豪三の働きかけを受けてか賛成に転じたことで法案は成立。
伊達組事務所のあるジンシュク東口エリアなどが最有力候補とされている。
ただし企業側でも伊達組の影響がある宝島貿易などが反対に回っていたことから、国生が伊達組を本格的に潰すために本腰を上げることにもなっている。

国生が自殺し羽柴会が神武斗署により一斉検挙されると裏の目的が次々と報じられたことにより世論の圧力で施行は停止され、近々廃止される運びになるという。

富田信用金庫

イベント「極道とチョコレート工場」に登場した信用金庫。
伊達組の先代組長・伊達昌三が経営を立て直した過去があり、現在でも伊達組との付き合いがある。

持永チョコレート工場の借り入れ先でもあり、件の工場が投資失敗による経営難に陥った際には損失補填で手一杯になってしまっていることから、
富田信用金庫の理事長が直々、伊達組に工場の経営立て直しを依頼してきている。

トモモフーズ

イベント「極道とチョコレート工場」に登場した食品会社。
持永社長の伝手で持永チョコレート工場の取引先の一つとなっていたが、チョコレートの異物混入騒ぎで商品を回収されると賠償請求と取引の打ち切りを申し出ている。
一方で谷本虎美は「どこのどいつとも知れない」と存在自体を疑っており、興信所に調査を依頼して怪しげな運搬現場の証拠を得ることに成功している。

実は黄蛇が工場で栽培した大麻を回収するためのダミー会社で、チョコレートも他の会社に売り捌いて稼いでいたという。
虎美の証拠を元に黒龍泉田繁のタタキに遭い、大麻を奪われている。

ドラウグル

イベント「神武斗町 デュエリストシティ編」に登場する犯罪者集団。
構成員としてラウ・フェンリン・フェンが登場する他、イェーガーも当初は構成員の名義で登場している。
アメリカ、アジアで模倣品の製造や流通を手がけ、法外な利益を上げている。
最近ではバトルモンスターズの人気に便乗して関連商品の海賊版やチートツールの販売で稼いでおり、数百億以上の利益を上げているという。

さらにはBOARDコーポレーションの乗っ取りを目論み、コウガに協力する形でデュエルシティ神武斗町にラウ、リンが参戦している。
しかし実際はコウガに利用されていたにすぎず、ラウ、リンとの試合で手切れを宣告され、コウガによって二人は病院送りにされている。

ドラゴンヘッド

金城健龍頭の面々が作ったヤシブを拠点とする地下格闘技団体。
上泉玲王が率いる拳魂とは協力関係にあり、共同で定期イベントを開催している。
名前の由来は龍頭をそのまま英訳しただけのものと思われる。

な行

ナインティ

イベント「夜の蝶と学生社長」に登場する化粧品メーカー。社長は九重雫、会長は九重直見

高級化粧品メーカーとして知られており、セレブ層や女優などが愛用しているという。
ただしここ数年は売上が下がっており、新商品の開発なども成果が上がっていない状態であった。
雫が社長になってからは若い層を取り込むべく方針を転換しており、大半の社員も賛同しているが一部に反発する者がいるという。

長田組

イベント「チョコとみずほとバレンタイン」に登場する暴力団
元々はスパムメールを使った詐欺をシノギとしていたが取締が厳しくなったことでフロント企業を増やす方向に方針転換しており、
最近チョコレートメーカーをフロントに収めたことからライバル企業となるパリス製菓に打撃を与えるべく、子会社のパリス神武斗で働く篠田拓郎にスパムメールを送るとチョコレートを盗み出させ、それに毒を入れて脅迫することで風評被害を与えようとしていた。

計画は功を奏したものの、宮川くるみの依頼で黒龍が調査したことにより計画を暴かれてしまい、伊達組タタキに遭った上で警察に自首させられてしまう。
尚、計画自体もFXでの失敗から会社の資金を横領していた徳田喜朗がインサイダー取引で儲けるために仕組んだことで、その実行役を担わされているに過ぎなかった。

ナガミネ物産

イベント「片倉千早 就職への道」で登場。社長は長峰
ハッカーをやめて日常生活に戻ることを決意した片倉千早は、叔父の紹介を受けこの会社の事務として就職している。

仕事内容がキツイわけではないが備品であるパソコンのOSが古く、他の社員が二日酔いで出社して千早の仕事を増やしたりと劇中では健全な職場環境とは言い難い描写が目立つ。
千早は不満をこぼしながらもそつなく仕事をこなしていたが、会社のPCで軍事基地に爆破予告を送信した疑いがかけられてしまったため呆気なく解雇されてしまった。

南雲食品工業

イベント「事件はパンの香りとともに」にて登場。
無添加や健康を強く謳い、安全性も推し出していたが、食品偽装が発覚したことで倒産の危機に晒された。

かつてヤクザに食い物にされて粉飾決算まで強制させられていたところを黒龍が助けた食品加工会社。
しかしイベントの時点ではふたたび詐欺集団に目を付けられて食い物にされ、異物混入、アレルギー食品表示ミス、賞味期限偽装などの食品偽装を働かされる羽目に。
南雲食品の原料を使用していた村瀬ベーカリーも店を畳むかどうかの瀬戸際へと追いつめられることになる。

さらに社長は自殺に見せかけて殺害される憂き目にあう。
殺された理由は明かされなかったが、使途不明金の存在もあり黒龍は詐欺師から脅迫されている事実を警察に相談しようとしたためではないかと推測している。

南雲食品の社長は黒龍曰く「正直過ぎた」「経営者に向いている人じゃなかった」とのこと。
また取引先である村瀬ベーカリーにも足を運びパンの味を褒めていたことが村瀬優月の口から語られるなど誠実な人柄が伺える。

詐欺グループだったムーンライト貿易摘発後も残念ながら会社の立て直しには至らなかったが、
社長の息子が従業員を連れて別の事業を立ち上げようとしていることが泉田繁の口から語られている。

ナニヤコーポレーション

エピソード8「凶弾の行方」で登場。赤星組が所有していた関西の土地に関する権利を所有していた会社と思われる。
赤星組組長の赤星武明羽柴会から破門されたことで宙に浮いていた土地の権利を業神会が抑えていた。
脇坂組の依頼を受け)詐欺師の板野が同社営業部の社員を偽り、業神浩から契約書を奪おうと画策していたが失敗に終わっている。

南光組

エピソード10「神武斗町の動乱」に登場した徳川会暴力団。若頭は有園基樹
徳川会傘下の組でも五本の指に入る大勢力だという。

業神会羽柴会から離反して徳川会に鞍替えするにあたり、宇喜多組のシマ内に拠点を構えて神武斗町再開発計画に反対するデモで暴動を煽り、羽柴会に裏で協力する企業や店舗を襲撃させていた。
しかし神武斗町の秩序を乱すとして内山怜花伊達組に調査を依頼したことで拠点を突き止められ、拠点を潰され有園も叩きのめされている。

なんにでもなれるちゃん

イベント「ProjectV Vアクターへの道」にて崎坂重郎新堂亜由美が開発したVアクター用のシステム。
対象の動きを忠実にトレースするモーションキャプチャー機能に加え、動作の軽さ、安定性にも問題がないという優れもの。

重郎らによれば「かつて開発したVRシステムにはモデリングに改良の余地があった」とのことで、3Dモデルにリソースを割いているという。
しかし3Dモデルの元ネタとして崎坂なつき藤嶋ひなぎく二階堂琴乃の姿を本人の許可無く使用したため3人の怒りを買い、システムはなつきらに没収されてしまっている。
ただし出来自体は良かったため、ひなぎくの発案でこのシステムをつかったVユニット・ヒナナッツが結成され動画が配信されている。

にゃんにゃんオムライス

コスプレ喫茶「ハニーバニー」の看板人気メニュー。イベント「硝煙は裏切りの匂い」で登場。
佐伯京香バルニー・アーツの面々ら固定ファンも多いが、オムライスである以外はどういうメニューなのか不明。

  • 「にゃんにゃん」とついていることから猫に関係するのか、あるいはそれ以外の何かに起因するのか…

ネクスト

天頂世界に存在する女性月刊誌。
御影千里がルポライターとして記事を書いている。

芸能NOWとは同じ出版社から出ているのだが、互いの編集長は不仲である。

ネオデン

イベント「家電事情はすずにお任せ!」に登場した家電メーカー。
従業員はIT系や工業系の専門知識を持った人物で構成されており、
タナカデンキ店主の一人息子である田中一樹もエンジニア部門主任として所属している。

NEOというハンドルネームを使い、チンピラたちに個人経営の電器店を嫌がらせをさせて閉店に追い込んだのち、その店の在庫をまとめて買い取り、組織ぐるみでネットオークションで売り捌いていた。

  • 当初はわざわざ相場より高値で買い取っていたことから黒龍からその目的を訝しんでいた。

実はネットオークションで売り捌く前に、カメラに内蔵された家電で盗撮ができるように田中一樹の手により改造が施されており、
証拠隠滅の為にデータが消去できるよう遠隔操作で故障にさせるようにプログラムされていた。また、盗撮したデータはアングラ系の動画サイトに売られていた。

それが皮肉にもタナカデンキの店主により発覚し、伊達組にすべての証拠を押さえられたことで殴り込みを受けたことで関係者は全員逮捕されたものと思われる。

直峰組

織田連合の三次組織にあたる暴力団。名称が登場したのはエピソード5「因縁と逃亡」から。
天城ゆりの父親である直江誠治が組長であった。現在は織田連合から破門されており、直江誠治を含む元構成員は全員死亡している。

黒龍が服役する前の織田連合の尖兵として神武斗町に進出したことが、伊達組と織田連合の抗争の発端となっており、
最終的に織田連合が伊達組と手打ちをするために全ての責任を押し付けられ破門される。
しかし、手打ちの場で直江誠治が伊達組組長・伊達昌三を銃撃するという凶行を犯したため、伊達組の関係者に深い傷を残す結果になった。

実は数年前、関西の開発計画に反対する自然保護団体のリーダーの警護を頼まれており、そのリーダーも神武斗署の警官である天草正道に事故に見せかけられ殺害されてしまうが、
その決定的な現場写真を直江が撮影しており直峰組はそれをネタに関係者を強請っていた。

しかし、関係者である政治家・国生征志羽柴会と昵懇の間柄であったことから、織田連合も羽柴会との直接的な抗争を恐れ両トップが話し合った結果直峰組を関西から遠ざけ、
神武斗町に飛ばされる形となったのが伊達組との抗争の真実である。

  • ただし神武斗署に赴任してきた足利宗光に言わせれば「わざわざ回りくどい口止めをせず直峰組に金を積めば済んだ話」であり、
    上述の直峰組の神武斗町進出から伊達昌三襲撃までの絵図は羽柴会が描いたものではないかと睨んでいる。

足利の予測したとおり、直峰組が神武斗町へ進出したことについては国生と羽柴会の意向、さらに言えば神武斗町再開発計画が絡んでおり、
上記の事件を受けて国生がすぐさま潰そうとしたところを、羽柴会が(自身が神武斗町に進出するための邪魔者であった)伊達組の力を計るための当て馬として仕向けたものであった。
その後、織田連合と伊達組が手打ちとなったことで破門が避けられない身に陥ると、直江が織田連合からの保護と引き換えに伊達昌三を暗殺するという密約を交わしている。
しかし前述の通り羽柴会は国生と昵懇の関係にあったため、密約はアッサリと反故にされ構成員は全員始末されるという結果に終わっている。

ノジマエンターテイメント

イベント「過去の呪縛と新たな一歩」に名前が登場する芸能事務所。
野田英治によれば、そこそこ大規模の事務所ではあるが強引な勧誘、他事務所のタレント引き抜き、枕営業の強要など黒い噂も耐えないという。
また、社長が元ヤクザで多方面に顔が利くらしく、井原が過去に枕営業の証拠を掴み記事にすると逆に名誉毀損で訴えた上で勝訴している。

野月組

イベント「失われた黄金と幻のハチ」に登場した暴力団
フロント企業としてサイバーエフェクトを経営しており、親会社にあたる青丸商社を裏で操っていた。
また、蛾王院翔馬とも付き合いがあり、彼の指示で以前買収しようとしていたハンプティ社の社長・犬崎を轢いている。

蛾王院の提案によってハンプティを傘下に収めることに成功したものの、青丸(および各子会社)へスポンサーを求めに来た阿万野ほのかに構成員がサイバーエフェクトに出入りしているところを見られたことが原因となり、その話を聞いた野田英治によってハンプティ買収劇の黒幕であることを暴かれてしまう。
塚原つばさ洞窟バチのプロジェクトについて玉田貿易の助力を得る手筈が整った後、伊達組タタキに遭いサイバーエフェクトを潰されてしまう。

野々村建設

野々村唯が社長を務めている建設会社。エピソード4「対立する悪意」にて初登場。
下請けとして現場での基礎工事、建築工事などを担当しており、元請け企業である浦上建設とは先代社長である唯の父の代からの付き合いがあった。
従業員には原田哲二金田光雄など暴力団半グレ上がりの者も少なくないようで、そういった人物の受け皿となっているという一面もある。

エピソード4では神武斗町再開発計画にまつわる赤星組業神会の争いに巻き込まれる形で倒産の危機に見舞われたものの、原田の伝手で伊達組の協力を得て危機を回避している。
その後も伊達組のシマ内で開催されるイベント会場の設営などで協力関係を続けている。

飲み物

片倉千早が、自宅を訪れた黒龍にすすめるもの。イベント「チャイルドパニック」にて初めて登場した。
しかし黒龍がそれを受け取ることは、絶対にない。

中に何が入っているかは不明。
しかしそれを飲まされた内山刀花藤堂楓花は体が痺れて身動きできなくなる目に遭っている(しかも刀花は二度も)ことから、ロクなものは入っていないであろう。

は行

ハイパー戦隊

天頂世界では(恐らく)仮面レンジャーに並ぶ特撮番組。

今冬上映予定の「仮面レンジャーキャッシュ劇場版」では仮面レンジャーと対戦するらしく、黄雪麗によると全仮面レンジャーとの壮絶な内ゲバ大戦が繰り広げられるのが見所らしい。

ハーン首長国

天頂世界における国家の一つ。
500年近く続いている君主制国家でアイシャ・ハーンはこの国の王女。
かつては小国だったが、周囲の民族国家を吸収して国土を広げたという。現在は産油国として知られている。

産油国として「豊かで恵まれた国である」という外部の印象とは裏腹に、石油の利益を独占しようとする輩、様々な不満を抱える貧困層が混在しており、
国王の尽力で是正しつつあるものの未だに貧富の差が根強く存在している。

また、宝島貿易が所持していた宝石「ジャック・オ・ランタン」の元の持ち主でもある。

売却

天頂は箱庭ゲームであるが、ユニット等と違って物件を売却することはできない。
売却できるのは所持ユニットだけなので、単に売却と書いた場合には所持ユニットを売却することを指す。
売却するとゼニーと同額のDPが増える。
より詳しくは売却

破戒葬

イベント「新米記者、神武斗町を駆ける」で登場した半グレ集団。リーダーはコウセイ
幹部たちはシンボルマークとなるタトゥーを彫っているという。
野々村建設に就職する前に金田光雄が所属していた。
金城健「誰にでも噛みつく狂犬」と評するほど相手構わず喧嘩を売ると言うスタンスで、龍頭ともいざこざを起こしている。

海外マフィアから旧1万円札の偽札を二千万円分手に入れると、土岐一家の麻薬の売人から偽札で薬を買ってそれを売って稼いでいた。
しかしこれがバレたことで幹部たちは皆殺しにされ、チームも壊滅したという。

その顛末を聞いた黒龍が「自業自得としか思えない」と評するような集団ではあったが、
身内に対しては非常に寛容で、足を洗おうとした金田の邪魔をせず、真っ当に生きようとした金田を支えてやる程度の友情は持っていたようである。

バクト

神武斗町内に店を構えるファミリーレストラン。
裏川黄泉かつてアルバイトとして働いていた。

黄泉が九龍亭立花芽衣Order Maid北原潤、そしてハニーバニーリディア=ストレルコフと顔見知りであることから、
おそらくこの4店舗はそれぞれ近い位置に存在するものと思われる。

後日、他3店舗と違いイベント「硝煙は裏切りの匂い」ではリディア不在時にバルニー・アーツの警護やイベント「真夏の神武斗町」で伊達組がケツ持ちを務める店にカウントされていなかったため、
黄泉がアイドルデビューに伴いバイトを辞めており、伊達組との縁も続いていないと推測される。

ハゲタカ物産

イベント「ソフィアとギャングの珍道中」に登場する企業。
マルチェロ一家の幹部・リオネロが裏取引の隠れ蓑として作った会社であり、あやたか物産の隣のビルに拠点を構えていた。
扱っているのは銃器や薬物だが、口約束だけでは信用出来ないということなのか表向きは産業用機械の売買という体裁で契約書を作っている。

頻繁に荷物が運び込まれていることから綾鷹幸四郎も警戒していたのだが、伊達組が場所を突き止めたところに幸四郎の話を聞いた鬼庭美鈴の話を聞いた鬼庭組も合流してタタキに遭っている。
この時、名前が紛らわしいことでヤニックたちがあやたか物産と間違えて入ってしまったことで巻き込まれている。

バサラフーズ

地方の物産展相手に取り込み詐欺をして稼いでいる問屋業者。
エピソード7にて、鬼庭組が仕切っていたサクアサでの物産展から取り込み詐欺をしたことで鬼庭軍蔵の怒りを買う。
また、詐欺業者としてその筋では知れ渡っているようで紫藤凛からもターゲットとされていた。

岩城静馬から話を聞いた野田英治によって正体を掴まれると、伊達組に詐欺に掛けられた上で鬼庭組によってとどめを刺されている。
(凛としては、伊達組と鬼庭組に先を越された形となっている)

羽柴会

伊達組の敵対組織である広域指定暴力団
黒龍曰く「この国で三本の指に入る暴力団組織」との事。もとは関西に拠点を置いていたとみられる。
現会長は加藤豪三、前会長は羽柴吉郎。また、石田恭次が若頭を務めている。

伊達組初代組長・伊達昌三の死後、伊達組構成員だった業神浩は組を割って現会長から羽柴会の杯を貰い業神会を興している。

ただしエピソード6「反目の計略」にて、業神会は羽柴会内の前会長派に対する切り崩し工作を進めていることが明らかになり、現体制への移行には何らかの問題があったおそれが浮上している。
また神武斗署所属の警部補・足利宗光(警察庁監察官でもある)によれば、三大暴力組織の一角を占めていた織田連合の勢力衰退(傘下の直峰組による伊達昌三襲撃に起因)以後に、
羽柴会の全国進出が本格化していることや件の伊達昌三襲撃にも羽柴会が何かしら暗躍していたのではというおそれを示されており、どうやら様々な内情が絡み合って今後の暴発にも直結しかねない複雑な問題を抱えているとみられる。

エピソード7「交錯する欺瞞」では加藤豪三が会長になる(少なくとも14年以上)前から羽柴吉郎派の派閥と水面下で対立しており、赤星組組長赤星武明にライバルの力を削ぐための工作するよう加藤自ら命令していたことが池松組組長池松勝利の口から明らかになった。
同エピソードの終わりでは業神がその工作の証拠を得たものの、昵懇にしている旧会長派ではなく「流出する前に回収した」名目で羽柴会本部に送りつけ、組織が分裂する事態は免れている。
いずれにしろ大組織ゆえに一枚岩ではない内情を抱えていた暴力団と言える。

そういった点を業神に衝かれ、エピソード11「頂の向こう側」では加藤が指示した旧会長派の切り崩し工作や前会長の暗殺を指示したという証拠が石田の手に渡り業神のクーデターという形で加藤は追放。組は東西に分かれる形で業神が東側の新たな会長に就任している。
しかし羽柴吉郎の代から昵懇にしていた政治家・国生征志ゼロの追求で自殺すると神武斗署による一斉捜索を受けて業神らは逮捕され神武斗町の勢力も失う形となっている。

支倉一家

イベント「思い出の車に残された謎」に登場した、ブクロイケを本拠地とする暴力団
組長は陸奥時正

伊達組とは古くからの友好関係にあり、また伊達組以上の武闘派集団であったのだが、最近は暴対法、暴排条例でまともなシノギを持てなくなった上、半グレ集団・首都同盟によって残ったシノギも奪われて構成員が喰っていけるような稼ぎが得られなくなっているという。
それでも構成員たちの陸奥を慕う心は強く、黒龍が伊達組や鬼庭組に移籍できるよう話を通しているものの組を離れることを拒否している。

かつては自動車工場のシノギも持っていたが、時勢に対応できず殆どが潰れてしまったという過去も持っている。とはいえ伝手自体は残っており、首都同盟の車泥棒について黒龍が調査を進めると、昔の伝手を頼って証拠集めに協力している。
組最期の喧嘩として首都同盟のアジトに伊達組とともに乗り込んだ後に解散するが、時正の兄貴分であった早房岬の父の遺言を受けて構成員たちは岬の勤める車両整備工場の社員となっている。

「支倉」という名は、江戸時代初期に伊達政宗の命で遣欧使節の使者となった支倉常長に由来するとみられる。

ハックオン

イベント「天災博士の異常な日常」で名前が登場するIT企業。崎坂重郎の元勤務先でもある。
業者としては悪質な部類に入るようで、重郎の開発したシナスタジアVRシステムを自社の成果として盗用したり、
関係者である本永義之パテント・トロール企業であるMimesisを立ち上げて競合他社に特許訴訟を仕掛けて妨害したりしている。

さらに、システム盗用の件で退職した重郎が新堂亜由美と組んで新たにMVVR(マインドウィルス・バーチャルリアリティ)を開発すると本永を通じて成果を奪い取り自社の成果として公表するも、
重郎に匹敵する技術者が他にいなかったらしくシステムの概念がわからなかったため、重郎か亜由美のどちらかを籠絡しようとしたが黒龍伊達組に阻まれた。

後日、扇田トライアル秘書・黒井薫にMimesisとの繋がりを業界中に公表され、業者としては実質的に抹殺されている。

パッションプランニング

イベント「ともえと刀花のドリームステージ」にて登場した企画会社。
従業員として植田征矢朝風深夏動田大地小沢響子らが在籍している。

劇中の描写ではブラック企業の気があり、深夏が事あるごとに休暇を奪われては「こんな仕事やめてやる」と叫ぶ姿がしばしば見られている。
ただし給料はかなり高いようで、失業して再就職先を探していた響子が深夏から給与額を聞いただけで即決している。

また、植田は内山宗次朗の依頼で企画詐欺師の阿子木信介を監視・調査していたことから、宗次朗とも何らかのつながりがある会社とみられる。
黒龍グルメランド神武斗町ハロウィン・バトル・ロワイヤルと続けて神武斗町でのイベントを引き受けていることから他者の助言なしで上述の推測に至っている。

パテント・トロール

自らが保有する特許権を行使し、大企業などから巨額のライセンス料や損害賠償金を得ようとする者への侮蔑的な俗称。いわゆる特許ゴロの事である。
ゲーム上ではイベント「天災博士の異常な日常」で登場しているMimesisがそれに当たる。

劇中でも言及されている通り通常は同業者間で特許権を行使することは珍しく、
訴えた相手から逆襲として別の特許について追求されてしまう可能性があるため訴訟までは踏み込まない事が多い。

  • 現実において有名な珍しい方の例としてはスマートフォンに関係する特許を巡り泥沼の対立に発展したアップルとサムスンの訴訟合戦が有名か。

特許侵害が発生した場合は特許を持つ会社に対して適切な額のライセンスの使用料を支払ったり、
互いが持つ特許権を互いに使用出来る取り決めを行う(クロスライセンス)などで折り合いを付けるのがよくある流れなのだが、
パテント・トロールを行う人間は特許を所有しているだけでその特許を利用した製品を作るわけではないことから逆訴訟による反撃を受ける危険性がなく、
さらに特許の相互利用といった妥協案の余地すら許さないことから世界中で大きな問題となっている。

精密機器を中心に多くの特許が絡みやすいことからパテント・トロールのターゲットはIT系の企業が最も多い。

パドグリア

天頂の世界でSVRが開発していたソフトウェア。開発主任はロジン=ロマーヌ=ラスコーリニコフ
指紋、掌紋、虹彩と言った総合的な生体情報を盗撮するソフトで、コンタクトレンズ型の端末を通じて装着者の視界を盗撮することができる。
SVRとしては諜報員の視界を盗撮して、国益を損なう活動をしている者を潰すのが目的であった。

表向きは射撃補佐のシステムとして諜報員に配布しており、アリサ=パヴリチェンコも私用で神武斗町に赴く際にリュドミラ大尉から端末を受け取っていた。

バトルモンスターズ

天頂の世界で流行しているトレーディングカードゲーム。略称は「バトモン」。
開発はBOARDコーポレーションで、カード管理などはスマホを介しておりスマホによるARシステムも搭載されている。また、同社社長の剣崎あすみはトッププレイヤーとしても名を馳せている。
基幹システムはBOARD社会長だった剣崎光造と彼の依頼を受けたジョフリー・メイス博士によって開発されており、ブラックボックス化されている。

イベント「神武斗町 デュエリストシティ編」では神武斗町全域を会場とした上に優勝賞金4000万円が用意されるほどの大規模な大会も開かれている。
また、過去にリリカルプロダクションともコラボ企画があり「アイドル☆スター アヤカ」、「アイドル☆スター ミウ」と言った松永絢香連城美海らをイメージしたと思われるモンスターカードも存在する。

ハニーバニー

リディア=ストレルコフが働いているコスプレ喫茶。イベント「ウェイトレス・トライアングル(アジト防衛戦シナリオ)」で初登場。
リディアにとっての「帰るべき場所」でもあるとのこと。
彼女の私物であるのかスタングレネードなどの兵器も店内にあるようで、イベント「伊達組 南国に行く」で泉田繁が少女を保護するよう依頼した時や、
イベント「好奇心は猫も飲み込む」で早乙女まどかがチンピラや警察に追われていた時にはそれが役に立っている。

イベント「ガールズプラトゥーン」では、店舗改装のため一時休業していた。そのため暇を持て余していたリディアが雑賀あかりの教官を買って出ている。
その間にリディアの客になってしまった男(の鳴き声)のせいで「これじゃ変なお店になってしまう」と店長が危惧する事態になってしまっている。

イベント「黒龍、動物園へ行く」では、多様化したハバアラキのメイド喫茶に流れていった客を呼び戻すためのテコ入れとして定期的なコスプレイベントを計画しており、
臨時のアルバイトとしてマリー・ランベール園崎春陽野々村唯を雇っている。

にゃんにゃんオムライス」という料理が人気メニューで、佐伯京香が好物としている他、リディアが休暇を取ったのと入れ替わるように入り浸るようになったロシア人(バルニー・アーツの社員)もよく注文しているようだ。

ハバアラキ

天頂の世界における地域のひとつ。
現実世界でいうところの秋葉原に相当するとみられる。

主人公らが拠点を置く神武斗町とスカウトの対象として知られるジンシュクという場所の存在からして、おそらくはそういう場所なのだろう。
地下アイドルやハバアラキを訪れる客を意識したアイドル等がプロデュースされることで知られているらしい。

なお、アラハバキではない。

ババノタカダ

天頂の世界における地域のひとつ。
現実世界でいうところの高田馬場に相当するとみられる。

イベント「シナリオ・プランニング」にてアリサ=パヴリチェンコの口からその名が出ており、有名なゲームセンターが存在するとのことである。
恐らくモチーフは高田馬場ミカド

パリス神武斗

イベント「チョコとみずほとバレンタイン」に登場する企業で、パリス製菓の子会社。森田博が社長を、山下光男が副社長を務める。
パリス製菓からは商品企画についてある程度の裁量権が与えられており、宮川くるみの監修によるミヤガワコレクションの販売や松永絢香のバレンタインライブで発売される限定クッキーのイラストに岡本みずほを起用したりと好評を博すものも少なくないが、森田によると失敗したものも数多いという。

パリス製菓

イベント「チョコとみずほとバレンタイン」に登場する菓子メーカー。
藤嶋ひなぎくによると、古くからある会社ではないものの高級品は作っていなかったとのことだが、最近になってパリス・チョコレートという新ブランドを立ち上げて高級路線の販売も開始しているという。

パリス・チョコレート

パリス製菓が販売しているチョコレートブランド。
パリス製菓が高級路線で菓子を販売するにあたって最近作ったもので、藤嶋ひなぎくによると「高級感がある割にはお手頃価格」であるとのこと。
製造元は子会社のパリス神武斗で、宮川くるみが監修するミヤガワコレクションのバレンタイン限定版チョコ販売も予定されていた。

バルニー・アーツ

コンスタンチンが社長を勤めるベンチャー企業。
ゲームの周辺機器を製造・販売しているメーカーで格闘ゲーム用のゲームパッドなどを扱っている模様。
闘神劇においては佐伯京香アリサ=パブリチェンコのコンビに頼み込み、一時的なプロ契約のもとスポンサーにつくことで宣伝を依頼している。
京香が命名した「ロシアのゲーム周辺機器メーカー、バルニー・アーツの格ゲーパッドは最高に使いやすいです」というふざけた登録名にアリサは困惑し、コンスタンチンは喜んだ。

真っ当な企業ではあるもののワケありな過去を持ち、SVRヴォストークを壊滅させられたコンスタンチンが、
リディア=ストレルコフの斡旋によりヴォストーク時代の部下と共に立ち上げたという背景を持つ。
社員達は元々アフガン紛争で戦っていた兵士ということもあり、その(武力面での)実力はザスローンの隊員にも引けをとらない。

イベント「硝煙は裏切りの匂い」にてリディアが消息を断った際には彼女に代わりハニーバニーOrder maid九龍亭を守るため社員総出で警護に回った。
一応当人達としては純粋な善意による行動なのだが、2メートルを超えるロシア人顔に縫い傷のあるロシア人眼帯をつけているロシア人という、
どう頑張ってもカタギには見えない男達がそれぞれの店に張り付いていた異様な光景からそれぞれの店舗や黒龍達にも怪しまれる羽目に。

ハロウィン・バトル・ロワイヤル

イベント「神武斗町ハロウィンパニック」にて神武斗第二公園で執り行われたハロウィンイベント。

グルコ広報部の松久という男が、南条詩音らの学園における学園祭で執り行われた「学園最強決定戦」に着想を得て企画がなされた。
ただし、メインイベントのバトルロワイヤルは仮装なしの真剣勝負であったため、話を聞いた朝風深夏は「どこにハロウィンの要素があるのか」と疑問を感じていた。
(一応、メインイベント以外にもお菓子のPRや周辺店舗の出店などそれらしい要素はあるにはあったのだが)

様々なトラブルに見舞われながらも無事開催にこぎつけ、当日も滝川組のコカイン入り菓子が誤配送されたことによるトラブルが発生するも何とか無事に閉会させることが出来たのだが、翌年以降の開催は要検討とされたという。

半グレ

暴力団などに所属しないが、集団で暴力行為や犯罪行為を繰り返す者のこと。劇中では半グレ集団の一つとして龍頭などが登場する。
カタギとヤクザの中間という意味で「グレる」「愚連隊」や白と黒の中間色である「グレー」等複数の意味を持つ言葉としてあるジャーナリストが定義したとされる。

暴力団ではないがために暴対法の適用外であることなどから幅を利かせ始める。劇中では龍頭のメンバーが黒龍にアッサリ倒されている描写が目立つものの、実際は(前述の理由などもあり)暴力団以上にえげつない者もいるという。
また、龍頭は伊達組業神会と言った暴力団とは対立する関係にあるが、中には逆に暴力団と協力関係にある集団もある。
(このパターンは、劇中では真柄組をバックにつけた喧嘩人が該当する)

近年では一部の半グレ集団が準暴力団と定義され、暴力団とほぼ同等の取り締まり対象にはなっているようである。

パンドラック

イベント「Chef,Ayatsukiの新作料理」に名前が登場した雑貨店。
綾槻せりなが自身の店を構えるべく購入した建物に以前入居していた。

実態は宮田組が危険ドラッグ・メイオウを売りさばくための隠れ蓑だったのだが、メイオウ絡みで警察に目をつけられていたため急遽閉店したという経緯がある。
しかし、組員が個人的に売りさばこうと着服していたメイオウが店内に隠されていたため、宮田組も現物を処分しようとしていたが、せりなが件の建物を購入してしまったため、ブツの確保のためせりなを追い出そうとしたのが彼女に対する嫌がらせの真相であった。

ハンプティ

イベント「失われた黄金と幻のハチ」で登場したベンチャー企業。前身となった会社はかつて宝島貿易の子会社だった。
映画プロデューサーの貫井P曰く、「海外の変わった果物や特産品を取り扱う専門商社」であり海外でも新興国中心に取引を行っているらしい。
社長は犬崎
劇中の描写では小規模ながらも副社長を始め優秀な人物が多く、なおかつ社員同士で強い信頼関係があることが見て取れる。

副社長の意向で冒険家・塚原つばさの投資を行い、社長が貫井Pと友人であったことから阿万野ほのかの新作映画のメインスポンサーも担当していた。
つばさの探検隊がカカ族の森で新種の洞窟バチを発見したことにより、副社長とつばさが共同で洞窟バチを活用した養蜂場建設プロジェクトを進めていたものの副社長が突然退職してしまっている。

1年前からサイバーエフェクトに飛ばし目的の買収対象として目をつけられており、株を買収されていたが副社長に感づかれたことで一度は断念されたものの、
洞窟バチの件で再び話題となったため蛾王院翔馬の手引きもあってサイバーエフェクトの親会社・青丸商社に買収されてしまう。
青丸の子会社となった後は犬崎の後任として蛾王院が新たな社長の座についたものの、プロジェクトから外されてしまったつばさと買収のためのダシに使われた玉田貿易ダンプティ社を立ち上げると、
元々蛾王院に反感を抱いていた社員たちは全員そちらに移籍してしまい、さらに蛾王院もインサイダー取引の容疑で捕まり最終的には倒産している。
(ただし前述の通り社員は副社長を除いて全員ダンプティに移籍しているため、事実上は社名と親会社が変わったとも言える)

ビーストハント

イベント「熱血指揮者と追懐のメロディ」に登場した半グレ集団。
当初はこそ泥程度であったが、業神会が事実上の解体状態になったことで幅を利かせ始めており、大きな盗みまで働くようになっている。
ついには伊達組のシマにまで影響が及んだことから泉田繁が調査に乗り出していたのだが、この時点ですでに警察まで捜査を始めており神武斗町から撤退する準備の段階であった。

神武斗ホール神武斗交響楽団沖田志保がコンサートする当日に引き上げのためアジトの荷物を運ぼうとしたのだが、泉田の連絡を受けた伊達組の面々によって逃げるところを叩き潰され、警察に逮捕されている。
(このとき、たまたまアジトに迷い込んで捕まっていた志保と魚住なぎさも助け出されている)

聖ヶ谷女学園

神武斗町近郊にあるお嬢様学校。イベント「学園に潜む恐怖」で初登場。
有栖川沙耶裏川黄泉園崎春陽マリー・ランベール花京院ちとせが通っている。
藤堂楓花門野栄美によると偏差値の高い学校としても知られている様子。なお、ジンシュク三丁目にも近い位置にあるらしい。

アルバイトは校則で禁止されているが、黄泉はそれを破って神武斗町でバイトしていたどころか、あまつさえアイドルデビューしてしまったが、イベント「狙われた司書と名探偵」の沙耶によればアイドルデビューは学校側から黙認されているとのこと。
さらに、実は学長がリディア=ストレルコフの客…もとい知り合いであり、その縁からかハニーバニーにてマリーと春陽が短期バイトを行うことを黙認している。

イベント「学園に潜む恐怖」における事件の舞台になっており、学園内に「化学室でうめき声がする」「化学室で人が蘇る」「女生徒が一人行方不明になった」という怪談的噂があり、
また時を同じくして神武斗町でも「ゾンビが出る」「顔色悪い奴が増えている」という噂が起こったが、
その真相は同校の化学教師四条による合成麻薬(ミルキーウェイ)密造・密売および女生徒吉村紗奈殺害であったことが黒龍たちの手によって明るみになった。

件の化学教師は警察に逮捕されたものの取調中に自殺(龍頭による逆恨み謀殺説あり)、真相は闇の中のままとなっている。

ヒナナッツ

イベント「ProjectV Vアクターへの道」にて藤嶋ひなぎく崎坂なつきによって結成されたVアクターユニット。
配信にはなつきの兄・崎坂重郎が開発したなんにでもなれるちゃんが使われており、なつきがひなぎくの姿をした「ヒナ」を、ひなぎくがなつきの姿をした「ナッツー」を演じている。
尚、ひなぎく、なつきの友人である二階堂琴乃は動画自体には参加せず、二人のディレクター的役割を担当している。

元々はひなぎくが野球ゲームの動画配信をしようとおもっていたことや、3人での思い出づくりがしたいという思いから結成されている。
琴乃曰く「毎回放送事故が起きる」という有様なのだが人気を博し、津軽拓哉の目に留まったことから雷通主催のオーディションにも参加している。
実際のオーディションでは津軽の本来の目的(野田英治への復讐)からトラブルに巻き込まれたものの乗り切り、オーディションに見事合格している。
しかし雷通から頼まれた仕事がVRホラーゲームの宣伝だったため、なつきとひなぎくはトラウマとなってしまい解散してしまっている。

ひよこミュータント

イベント「幽霊ビルとひよこの怪談」に名称が登場した怪人。
冬月ひかりによると「不気味なチラシに誘われて、少年少女が神武斗町の廃ビルに入ると暗がりの奥からひよこの泣き声とすすり泣きが…恐る恐~るライトでライトで照らすと~…そこには血に塗れた~…」といった内容らしい。
この噂の裏付けを取るために百目鬼なすのが廃ビルの写真と動画を撮るよう妹の百目鬼のぞみに頼んでいる。

その正体は廃ビルの地下にて大量のひよこを見つけた風見鶏比奈が里親を探そうと作成したチラシが原因で、
そこで描かれていたひよこの絵があまりにも不気味であったことから「呪いのチラシ」の噂が一人歩きしてしまった。

平野組

羽柴会本部長・平野志重郎が組長を務める暴力団

エピソード9「真実と覚悟」から、平野の指示で業神浩の弱みを握るべく裏で暗躍し始める。
旧会長派の元幹部・小坂勝久の行方を突き止めると平野の前に連れてきて情報を引き出させたり、
その情報を元に業神の弱点と目される伊達夏来の消息を辿り、かつて夏来が入院していた病院の担当看護師の行方も突き止めている。

業神が神武斗町再開発計画に関わる企業の株を巡ってハロルド・グレイマンとホテルで交渉を始めると、建物をロケットランチャーで撃ち抜いて暗殺しようとするものの、
たまたま構成員の姿を見かけた新海守の邪魔を受けてしまっている。

実は小坂の情報をリークしたのは、他ならぬ業神であり、ホテルの襲撃も万が一の脱出路を確保していたため、全ては業神の掌で踊らされているに過ぎなかった。

敏腕プロテイン

ジュリア服部が動画内で紹介する事で、アフィリエイト収入を得ている商品の一つ。
毎日食べてるので、とてもグッドヘルス!

ブクロイケ

天頂の世界における地域のひとつ。
現実世界でいうところの池袋に相当するとみられる。

  • 略称も池袋と同じく「ブクロ」である。

伊達組と友好関係にある暴力団支倉一家半グレ集団・首都同盟が本拠地としている。

ブシヤ

天頂の世界における地域のひとつ。名称が登場したのはイベント「試みよ!ヤマトナデシコ」から。
現実世界でいうところの渋谷に相当するとみられるが、ヤシブとは違う地域なのかあるいは単なる誤表記なのかは不明。

ブラックノア

イベント「鬼庭組と呉服屋騒動」に登場する、海外の犯罪者集団。構成員には、手の甲に船のタトゥーが彫られている。
世界中で1万人の構成員がいるとされており、せこい詐欺から密輸、人身売買、強盗や殺人までやるという何でもござれの集団で、逆らって殺されたものもいることから海外では恐れられている。

特定のリーダーと言うものは存在しておらず、無数の小規模な犯罪グループとして構成されており、幹部とされる人物もよほどのことがない限りは表に登場しないとか。
日本では過去に活動記録はほとんど無かったと言うが、アルバート・マグリがアジア系の性奴隷を仕入れるために来日したり、神武斗町で漢方薬詐欺を働く外国人も構成員の一人であった。
詳細は不明だが活動のための潤沢な資金源があるのではないかと五木正直が推測していたが、実際に雪平聖奈(と彼女の所属する組織)が資金源の調査に動いている。

文七元結

古典落語の一つで人情噺の演目。読みは「ぶんしちもっとい」
博打狂いで50両の借金を抱える左官職人の長兵衛が、娘が女郎に身売りして工面した50両を受け取ったことで改心する。
しかしその夜、50両を失った奉公人の文七が死んで詫びるため橋から身投げしようとしているところに遭遇し…という話。

  • 元結とはまげの根を結んで束ねるのに使う紐のこと。
  • 文七元結は実在する商品で、この商品が生まれた背景事情として三遊亭圓朝(初代)が創造・考案されたのがこの演目。

登場人物が多い上に長兵衛が文七に金を渡す動機を筆頭に複雑な心情描写が多く難易度が高い演目として知られている。
桔梗亭わかば曰く、桔梗亭一門のお家芸であるとのこと。

  • 長兵衛と文七のやりとりは演者ごとに多様な解釈がなされており、そこに至るまでの状況などに改変が加わることも珍しくない。
  • わかばは新海守の指摘を参考に長兵衛の動機を「一度助けてしまった以上最後まで助け切ると腹をくくった」「父親である前に漢だった」と解釈して演ずることに。

イベント「桔梗亭わかば 満員御礼」においては重要な位置を占めており、文七元結習得に悪戦苦闘するわかばの姿が描かれる他、
自殺しようとした隅田杏子を止めようとする守の構図がまさに文七元結におけるの長兵衛と文七の出会い頭のやりとりそのままで、
守が杏子に渡した金の総額も何の因果か50万と劇中でも守がその奇妙な一致を指摘している。

ベータくん

イベント「囲碁と早苗とベータテスト」に登場する囲碁AI。
真藤悟が開発した、囲碁を通じて人間心理を学習できるAIのプロトタイプ。名前の由来はβテスト版であることから。
カメラ内蔵のメガネで盤面を読み取り学習する他、簡単な言葉なら喋ることのできる機能を備えている。

過去に真藤が開発した、世界王者にも勝利したAIが元になっていることから囲碁の実力は相当なもので、テスターとなった藤波早苗が対局序盤で負けを悟るほど。
一方で心理面についてはプロトタイプ版ということもあり、まだまだ未熟な面が多く見受けられている。

また、早苗の不在時に「ベータ」というアカウント名でネット囲碁で多くの対局をこなしており、同時期にネット囲碁を始めた「SOJIRO」こと内山宗次朗ともども未知の強豪としてプロからも注目されている。

実は囲碁AIと言うのは表向きの話で、心理戦を行うハッキング用AIというのが本来の姿。
元々は真藤が研究所に所属していた当時、クライアントの意向を無視して開発していたという経緯があり、真藤は自身を追放した研究所へ復讐するためにハッキングを掛けるという目的を持っていた。
そこで成長に都合の良いサンプルとして早苗を選ぶと、実際に早苗は自身の囲碁の対局で(誘惑に負けて)ベータくんを使用するという手段を取っており、その成長に大いに貢献してしまっている。
ベータテスト終了として早苗から変換してもらうと、本来の目的であるハッキングを開始し、卓越したハッキングの腕をもつ片倉千早新堂亜由美崎坂重郎が3人がかりでも防ぎきれないほどの実力を発揮している。
しかし位置特定のための時間稼ぎを目的とした早苗と囲碁で対局する内に、早苗の説得を受けてハッキングを中止。その一方で早苗の妹・藤波愛菜の治療に必要な薬の情報を探し出している。
しかし真藤が伊達組内山刀花によって進退窮まる事態に陥ると、自壊プログラムを作動されて亜由美や重郎でも修復不能の状態にされてしまう。
崩壊していく中で最後に早苗と囲碁を打つと、早苗に感謝の言葉を残しつつ「また早苗と囲碁が打ちたい」と言いながら消えていった。

ベルニカ王国

天頂世界において、西ヨーロッパの島に存在する君主制国家。
騎士団長ブライアン・オースティンの兄が国王を務めている。
欧州連合加盟国でもあるようだ。

歴史的経緯から他国の干渉を恐れており、排外的な政策を続けてきたがそれゆえに技術や産業は停滞し、国民が貧困生活を余儀なくされるほど経済的も悪化していた。
またクレア・オースティンは日本へ赴いた際に騎乗し帯剣した姿で人前に現れたことで周囲をドン引きさせていることから文化的にも時代錯誤な面があると思われる。
隣国のモルゲン公国が水面下で併合しようと動いていたのだが、交渉が難航していたことから軍上層部を取り込みクーデターを計画していた。
経済対策の不満から協力者も多く、クーデターが勃発すると同時にモルゲン公国が治安維持を名目に軍事行動を起こしており、危うく取り込まれかけている。
しかし日本へ赴いていたクレアの処遇について日本政府の(アメリカに逃がすという)決断をよく思わない内山怜花によってクリフォード騎士団副団長によるカウンター・クーデターと連合の治安部隊介入という策でクーデターは鎮圧された。

ヘルハウンド

イベント「黒龍P プロデュース大作戦」に登場する半グレ集団。リーダーは庭野巧
獄園というクラブをアジトにしており、薬物の取引を主なシノギにしている。

また、OTEプロダクションの常務三船敏子とも昵懇な関係にあり、
20年前には蒔田組を追い落とすために2000万を見返りとして七海ななみのマネージャーだった貞夫を殺害し、蒔田組に罪をなすりつける工作を担っていた。
その後もOTEプロのケツ持ちとして就き、邪魔者は客のジャンキーによる妨害や子飼いの記者によるスキャンダル記事で追い落とすなど暗躍していた。
しかし桜庭歌羽のアイドルデビューにともなう歌羽やリリカルプロダクションへの妨害が発端となり伊達組が調査に動くとアジトを潰されて洗いざらい自白させられた挙句、三船からも切り捨てられてしまっている。

ヘンタイおじさん

神武斗町で度々出現するおじさん(変質者)達の総称。
2016年3月23日にて公式で行われた『天頂 男性キャラクター人気投票』では「ヘンタイおじさん等」でエントリーしており、そこで初めて名称が明らかになった。
記念すべき?初出はイベント「試みよ!ヤマトナデシコ」で登場した犬のおじさんで、その奇行に度肝を抜かれたプレイヤーも多いかと思われる。

以降のイベントでも様々な「おじさん」の称号?を持つ変質者が登場している。

イベント「ソフィアとギャングの珍道中」では、マルチェロ一家コンシリエーレにより彼らが「社会的には死んだ者たち」であることが明かされた。
掟を破ったリオネロに対する制裁要員として雇われており、黒龍に叩きのめされたリオネロに自身らの仲間入りをするような教育を施している。

暴走族

主にバイクで、消音器を改造した車両を乗り回して騒音を撒き散らしたり他の車両を妨害するような走行をするなどの迷惑行為を行う集団。
暴力団がケツ持ちを務めたり下部組織として結成する、卒業者が暴力団や半グレ集団の構成員になったりするなど、反社会的集団とも繋がりが深いことも多い。

劇中でも半グレ集団・龍頭が元暴走族で構成されていたり、野田英治がかつて暴走族「デスペラード」のヘッドを務めたりしている。
ただし英治の場合、伊達組がケツ持ちをしていたわけではないので上記のパターンとは若干異なる。

また、女性で構成される暴走族を「レディース」と称し、劇中では獄石梓が元レディース「黒百合会」の総長であることが明らかになっている。

暴力団

いわゆるヤクザのことで、暴対法では
「その団体の構成員(その団体の構成団体の構成員を含む。)が集団的に又は常習的に暴力的不法行為等を行うことを助長するおそれがある団体」
と定義されている。
古くは博徒、テキヤといったアウトローの集団や、戦後に発生した愚連隊と呼ばれる不良集団から発生したとされている。

劇中に登場する暴力団の名称は、ほとんどが戦国武将を元ネタとしている。

牧場

売却の際、レベルを上げるごとにレベル1の時の値段が上乗せされていくので、空いたレベリング枠にチンピラや新海守を入れてレベル20になったら放出、
Rユニットが余った事務所ではRユニットを育てて売却する行為が見受けられる。
こうした行為を特に牧場と呼ばれる。

スカウトは総合力さえ足りれば、残りのメンバーがレベル1でもいいのでそこに混ぜても良いだろう。

堀尾組

エピソード3にて登場。
小規模だがわりと武闘派の暴力団でエピソード3-2-1で黒龍曰く「羽柴会系列ではない」。

小栗家具との関係が深く、社長の小栗和英やその息子・小栗俊一郎による銃器密輸にも深く絡んでいたが、
宝島ひよりからの密告を受けてタタキに動いた黒龍によりほとんどの幹部が拳銃不法所持で警察に逮捕されたうえに、小栗家具とも次期社長の現専務(黒龍が焚き付けた)によって縁を切られたことで壊滅的ダメージを被った。

現状は不明だが田丸会のように壊滅はしていないらしく、小栗親子を始末するために消し屋を雇ったらしいことが確認されている。