用語集/作中用語・俗称/1

Last-modified: 2021-01-10 (日) 10:03:51

当項目は『天頂-TEPPEN-』の「ゲーム内の正式名称」・「登場人物」・「俗称」を解説するページです。
性質上、ネタバレ前提ですのでゲームのストーリー・イベント未プレイの方はご注意ください。


★注意★
項目の追加及び内容修正に関して、以下の注意事項を守ってください。

  • 登場人物や団体、作品を誹謗中傷するような記載は避けてください。
  • 主観的な感想は最低限にとどめ、あくまで用語の解説に努めてください。


目次

あ行

青丸商社

イベント「失われた黄金と幻のハチ」に登場。
大手総合商社。子会社の証券会社にサイバーエフェクトがある。

景気がいい会社であることが知られており、去年は「苦労人・伝心」などの映画のスポンサーになったこともある。
次々とスポンサーが降りてしまっている阿万野ほのかの新作映画のスポンサーになってもらうため、映画プロデューサーの貫井Pが交渉に赴いているが断られてしまっている。

それとはまた別に子会社のサイバーエフェクトを通してハンプティのホワイトナイト(良心的な株の買い取り)を約束していたが、
あろうことかハンプティの株の半数を買い集めハンプティを買収、子会社に収めてしまう。

実は子会社を利用した循環取引と粉飾決算を行っており、その裏には暴力団野月組が関わっていた。
スポンサー候補を探していた阿万野ほのかとのふとした会話から、野田英治にサイバーエフェクトと青丸商社を調べ上げられ、それを片倉千早がネットにばら撒き、
週刊誌記者の宇佐美遥香にも情報を握られたことで完全に表沙汰になる。

自社の株価も暴落して弱ったところを子会社のサイバーエフェクトも伊達組タタキにあったこともあり、最終的には経営破綻することとなった。

赤星組

エピソード4「対立する悪意」で初登場した羽柴会暴力団。組長は赤星武明
構成員に百地新十郎が在籍している。
赤星が業神浩の台頭をよしとしないこともあり、同じく羽柴会傘下である業神会とは水面下で鎬を削り合う敵対関係といえる。

加藤豪三会長の命を受け、旧会長(羽柴吉郎)派のフロント企業を潰す「同業潰し」といえる汚れ仕事を請け負っており、
赤星の舎弟である池松勝利も14年前には紫藤運輸を倒産に追い込んだ件に関わっており、エピソード7では百地新十郎の指揮の下、宇喜多組のフロント企業の闇金業者を潰す工作を行っている。

  • これらの「同業潰し」は羽柴会が内部分裂しかねない「厄ネタ」であり、外部に証拠が漏れれば赤星組にとってもタダでは済まない急所ともいえる。

エピソード4「対立する悪意」で神武斗町再開発計画関連で、黒龍に叩き潰された田丸会(羽柴会蒲生組傘下)にかわり、私鉄利権を持ち込んで神武斗町に進出してきた。
業神会の神武斗町ビル開発の公共事業を奪おうと画策するものの、業神が一時的に黒龍と組み、業神を格下と侮っていたこともあり敗北に喫した。

エピソード7「交錯する欺瞞」にて池松が業神に鞍替えし、上記の「厄ネタ」の話を業神に密告された上に、紫藤凛に嵌められ業神会とぶつかったことで力を削がれ、
凛が握っていた「厄ネタ」に関わる重要情報も(黒龍経由で)業神の手に渡ったことで(流出したデータを回収したという体裁を取っているが)羽柴会本部としても看過できない事態となり、
加藤が赤星へ刺客を放った上で、組長である赤星は破門の処分が下った。

  • 羽柴会本部の策略により表向きは「赤星は黒龍に銃撃を受け、その原因は業神のゴリ押しによるもの」という噂を流されている形で始末を付けられている。

その後、イベント「北沢鳴海 哭きの一手」では神武斗町で新たに闇金潰しを主導する西条智晴を始めとした元赤星組の構成員とされており、
元赤星組構成員の残党が凛の命を狙っている描写からして、赤星の死とともに組としても消滅したものと思われる。

空き巣

バトルにおいて低ランクのアジト、早い段階で放棄されたアジトを狙って回す行為のこと。
ボーナスバトルが無い頃は一日五回のデイリーノルマを低被害でこなすためにほぼ必須の作業だった。

ボーナスバトルの実装によって被害を気にせずデイリーを完遂できるようになり、BRが近いアジトが候補に選ばれやすくなったため効率は落ちているが、BRを稼ぐための空き巣回しは未だに有効。

アトミック警備保障

イベント「残された絵画と予告状」に登場する警備会社。
怪盗オリヴィアから本藤康弘の遺作である絵画をいただく予告状が届くと、シシクラアート宍倉社長が絵画の警備を依頼している。
ただし実際には紫藤凛の偽装で凛本人と黒龍アリサ=パヴリチェンコが現場に乗り込んでいる。

アフガンツィ

1970~80年代におけるアフガニスタン紛争のソ連軍帰還兵を指す。
戦傷、麻薬中毒(アフガニスタンは麻薬の材料となるケシの産地でもある)、周囲から白眼視されるなどと言った理由で社会復帰できなかった者も多く、
そういった人々がロシアンマフィアを結成するなどして犯罪行為に走ったりもしたという。

劇中でもイベント「硝煙は裏切りの匂い」に登場するコンスタンチンがアフガンツィの受け皿としてヴォストークを結成している。
またリディア=ストレルコフも家族にアフガンツィがいたため思うところがあり、ヴォストークを壊滅させた後、コンスタンチンらが足を洗うための職を斡旋するなど協力している。

アブ・タフガイ

ジュリア服部が動画内で紹介する事で、アフィリエイト収入を得ている商品の一つ。
筋トレ用の器具らしい。(元ネタはアブトロニクスか)
野田英治もこれで腹筋を鍛えている。

  • 「アブ・タフガイで俺も腹筋、割れました!」

新海守はなぜか頭の硬さをアブ・タフガイで鍛えている

あやたか物産

エピソード7「交錯する欺瞞」に登場する問屋業者。社長は綾鷹幸四郎
営業戦略のミスから顧客の信用を失い、経営難に陥っていた。
そこに目をつけた新海守が買収し伊達組のフロント企業化しようとしたものの、守に経営のノウハウが無かったため当面は黒龍の指南の元動く形となっている。

また、伊達組を親の仇として狙っていた紫藤凛が営業として潜り込んでいる。

イベント「失われた黄金と幻のハチ」では守がネットショッピングを開くため、広告としてスイッターのアカウントも取得したのだが、よりにもよって個人アカウントと間違えて公式のアカウントでディススイ(批判的な書き込み)をするというヘマをやらかしてしまう。
片倉千早に事態の収拾を頼もうにも間の悪いことにインフルエンザで完全にダウンしていたため、伊達組総出で消火活動をしたものの逆効果になってしまったとか。

イベント「ソフィアとギャングの珍道中」では海外相手の取引も始めており、手始めとしてヤニック&セドリック相手にわさびを販売しようとしたのだが、ヤニックが間違えて隣りにあるハゲタカ物産に入ってしまったことやその後のトラブルで現れないというトラブルがあったものの、騒動の解決後に無事取引を済ませている。

綾峰女学院

イベント「エピソード0 刀花と千早」にて初登場。
内山刀花片倉千早藤崎かがみ間宮千恵の母校。
千早曰く「そこそこの進学校なのに変な生徒多いよねぇ……」とのこと。

  • このうち刀花、千早、間宮千恵が同級生で同じクラスだった。藤崎かがみは1学年上である。
  • もともと刀花はサウザンドファーストの正体を探るべく千早に近づくため転入しており、刀花と千早は劇中で起きた事件の後で中退している。

アラタリフォーム

イベント「新人秘書と歪んだ願望」に登場するリフォーム会社。
星山梨々花の祖父母宅のリフォームの際に、最初は50万円で引き受けていたものの、
問題点が多数見つかったことにより最終的に300万円を請求したことから、相談を受けた黒龍にリフォーム詐欺をしている疑いが持たれている。
しかし、梨々花が直接出向いた際には意外にも丁寧に問題点を説明しており、資料のコピーを渡してくれている。

黒龍に頼まれ、その資料のコピーを見た野々村建設社長の野々村唯によれば「指摘されている問題に嘘はないものの、つい最近できた傷が多い」ことから、
当初黒龍が考えていたリフォーム詐欺とは違う、自作自演である可能性が高いことを指摘している。
また、永田奏絵の話からミシズ建設の件も並行して調査したことにより、ミシズ建設から追い出された役員・前田陽一がその内部資料を持ち出し不動産の総合コンサルタントを立ち上げ、
アラタリフォームとも顧問契約を結んでいたことを知る。

つまりは前田陽一の持ち出した資料から、ミシズ建設が設計・建築を行った住宅の問題点を正確に把握し、
その上で自ら住宅を損傷させリフォーム代を不当に上乗せする巧妙な詐欺を行っていたことが発覚する。

その後黒龍に頼まれた記者・宇佐美遥香により、「縁の下に潜り込んで柱に傷をつけている」不正を撮影されたことで物的証拠も揃い、それを元に伊達組からタタキにあってしまう。
黒龍には前田陽一との関係が予想されていたものの、アラタリフォームのパソコンのメールの記録が残っておらず裏付けが取れていない。

有馬金融

イベント「二人の孫と思い出の壺」に登場した闇金融。
有馬組のフロント企業であるが、借金の踏み倒しが重なったうえに徳川会系列にも借金があるという火の車の状態とのこと。
薬師丸漢方店の土地を担保にした債権を買い取ったことから、違法金利を上乗せして土地を召し上げることで徳川の借金を精算しようと画策していた。

有馬組

イベント「二人の孫と思い出の壺」に登場した暴力団
大組織に属していない独立系組織であるが、組長が逮捕されたことが原因で組そのものが空中分解をしかかっており、若頭の多根恭治が数名の組員ともに有馬金融を運営してなんとか食いつないでいる状況となっている。
また徳川会系列の暴力団にも借金があるとのこと。

そんな中、フロント企業の有馬金融が薬師丸漢方店の土地を担保にした債権を買い取ることに成功したことから、違法金利を上乗せして土地を召し上げることで徳川の借金を精算しようと画策していた。
しかし薬師丸漢方店が伊達組組長の鮫島健介のひいきにしている店であったことから黒龍に乗り込まれ計画が破綻してしまう。
その後薬師丸漢方店の骨董品を盗むなど抵抗をしたが怪盗オリヴィエに盗み返され、そのオリヴィエに案内された伊達組に壊滅させられた。

アルメンツタテタテ

イベント「二人の孫と思い出の壺」に登場。
天頂世界に存在する肩こりに効能がある塗り薬。

伊達組構成員の野田英治が愛用しているらしく、パソコン作業で酷い肩こりに悩まされている黒龍に貸そうとしていた。

慰安旅行

伊達組が行うと必ずロクでもないことが起こるイベントのこと。
行ったら銃撃戦に巻き込まれる覚悟が必要。

これまでに判明している顛末は次のとおり。

  • マカオに行ったら、黒龍がマフィアの食い物になっている娼婦と出会ってしまい組織を1つ壊滅させる羽目になり、帰国後もマフィアとの抗争にさらされた。
  • 東南アジアに行ったら、業神浩泉田繁の乗ったセスナが銃撃された。
  • イベント「伊達組 南国に行く」では福引に当たって南国に行ったら、現地で女性陣と宇喜多組に散々困らされ、一人残った泉田も神武斗町で厄介な抗争に巻き込まれ他のヒロインの力を得て鎮圧。
    しかも帰国後に野田英治新海守は(土産を忘れられて)激怒した泉田に「火サスだったら凶器扱い」なガラスの灰皿で殴られた。

ちなみに、いちばん迷惑を被らされるのは泉田らしい。
そのため南国には自ら行かなかったのだが、自分が行く行かないには関係ないことを思い知らされる羽目になった。

なお、宇喜多組が行うとさらにとんでもないことになり、帰路が命がけになる。彼らの場合は身から出たサビ

池松組

エピソード4「対立する悪意」で初登場。羽柴会赤星組傘下で神武斗町に事務所を置く暴力団
組長は池松勝利

組長である池松の発言によると、詐欺と麻薬を主なシノギにしている。
非合法なシノギの方がアガリが大きく、以前から、そちらに関するノウハウが豊富だったというのもあるだろうが、
神武斗町に進出したはいいがアガリの良いシマが残って無かったらしい。

イベント「フラワークライシス」やエピソード6「反目の計略」にてシマを広げようと暗躍するがいずれも失敗に終わっている。

エピソード6「反目の計略」では、伊達組サクアサの独立系暴力団・鬼庭組(ともに超武闘派)を潰し合わせることで伊達組のシマを奪い取ろうと画策したが、
ビジネス以上の付き合いがない愛内りあ黒龍の情婦と決めつけたり、黒龍と二、三度会話したぐらいで関係者と決めつけた星山梨々花がむしろ鬼庭組とのかかわりの方が深いことを見落としたりしていたりと、
双方の組に対する情報収集があまり十分ではなかった。

そのため伊達組若頭の黒龍をおびき出すエサに(実は鬼庭組関係者である)星山梨々花を拉致した際、事もあろうに鬼庭組の名を騙るという失態を犯して鬼庭組若頭・岩城静馬の介入を許してしまった。
その後、黒龍と岩城が現場に相対した際には、元々二人が抗争前から偶然出会い朝まで飲み歩くほど意気投合していた仲だったこともあり、正体までは掴めずとも事件の裏にいる黒幕の存在を悟られてしまう。
結果双方は潰し合うどころか友好・共闘関係を結んでしまい業神浩の手引もあり、自分たちの使っていた詐欺グループをまとめて潰されるという大打撃を喰らってしまった。

詐欺グループと自分たちとの関わりになる証拠を出さなかったため致命傷にはならかったものの、赤星組内において池松の立場はかなり危ういものとなった。
その窮状に乗じて同じ羽柴会系の業神会会長・業神浩には助け舟を出される引き換えに「赤星から自分に乗り換えろ」と迫られている。

エピソード7「交錯する欺瞞」にて池松が業神に鞍替えしたため業神会傘下となるが、池松が死亡したためその後の動向は不明。

石田組

エピソード11「頂の向こう側」に登場する羽柴会暴力団
組長は羽柴会若頭・石田恭次

平野志重郎殺しの犯人が業神浩ではないか、と組長の石田が会長である加藤豪三の元へ報告すると、構成員が加藤が業神に対し差し向けた刺客と共に業神の娘を連れた虎嶋真弓真田和明の元へ向かう。
しかしすでに石田は業神と協力関係にあり、虎嶋、真田のいる部屋にたどり着くと刺客を始末し、二人が業神の元へ合流する手助けをしている。

伊東フラワーショップ

神武斗町に店を構える花屋。伊東愛華の両親が経営している。
伊達組の事務所近くにあり、いい花を見繕ってくれるということで黒龍野田英治伊達昌三の墓参りに行くときはいつもここで花を買っているという。

イベント「フラワークライシス」にて、神武斗町再開発計画に食い込むための土地を得ようと目論んだ池松組によって地上げのターゲットとされる。
そのため田中真一の主導でチンピラの妨害や田中本人による放火未遂に遭うものの、黒龍によって阻止される。
この時の恩義から、愛華が伊達組のシノギの一つである観葉植物のレンタルについて手伝いを申し出ている。

その後、イベント「道野栞のウェディング・ロード」にて、黒龍の名代として交渉に来た道野栞の提案に応じて、
エンゲージステーションで執り行われるブライダル事業にも協力している。

イルマタル

イベント「開かずの金庫を開錠せよ!」に登場する、ヨーロッパ某国に存在する製薬会社。
元は小企業であったが、漆山が開発したがん治療薬で一躍有名になり株価も一気に上昇したという経緯を持つ。
しかしその治療薬は死につながる可能性すらある重篤な副作用が生じるもので、実際に死亡例も報告されていた。
(後述の澤崎の母もその一人)
その上副作用を抑える方法も見つかっていなかったのだが隠蔽され、未だ副作用のことは公表されていなかった。

実は出資者に政治家であるダヴィッドの父がおり、インサイダー取引でも儲けていたのだが発覚すれば国の威信と信用が下がるとしてダヴィッドの所属する諜報機関も見て見ぬふりを決め込んでいた。
また、ダヴィットの父の配下の傭兵がバックについており、副作用のことを密告した人物は後日傭兵によって始末されたという。
そこでダヴィッドは個人的に澤崎にハッキングを依頼し、内部文書を得るべく奔走していた。
澤崎は内部文書こそ取得したもののダヴィッドに渡す前に交通事故で死亡してしまった(傭兵団による暗殺ではないらしい)ために伊達組を巻き込んで一悶着起きるが、無事にダヴィッドがデータを得たことで、近々副作用のことを公表され大打撃を受けることになるようである。

ヴォストーク

イベント「硝煙は裏切りの匂い」で名称が登場したロシアンマフィア
コンスタンチンがアフガンツィ(アフガン紛争帰還兵)を集めて結成した。
元々は周囲から白眼視されるなどして行き場を失った戦友たちの受け皿として作ったものだという。
政府高官と癒着するなどして暗躍していたが、リディア=ストレルコフの指揮のもと壊滅させられている。

その後、構成員はアフガンツィについて思うところのあったリディアの斡旋によりで職を得ており、
コンスタンチンが立ち上げたゲーム会社バルニー・アーツの社員となっている。

うおすみ寿司

サクアサに店を構える高級寿司店。魚住なぎさの父が現親方で、鬼庭組がケツ持ちを務めている。
値段は高いがそれに見合う質の良い寿司を出す店として評判は高く、接待などでもよく利用されているという。
店の内装や食器はなぎさが見繕っており、寿司に集中できる雰囲気を出している。

宇喜多組

主人公のライバルが頭を務める業神会、その下部組織にあたる暴力団である。
神武斗町に事務所を置き、一般店からのみかじめ料の徴収などそこそこ上手くやっていたようだが
エピソード1「黒龍の帰還」で二ノ宮愛をを探していた黒龍にたまたまインネンを付けてしまった所からこの組の悲劇が始まる。

その独特なセリフ回しで一部に人気がある。

  • 「こるぁっ!」
  • 「黒龍ぁぁぁぁっ!」
  • 「ぶっ殺してやるぁぁぁっ!」
  • 「ぶち殺し転がしてやるぁっ!」
  • 「ぶちヤり回すぞ、こるぁぁっ!」
  • 「これがお前のイノセントラブじゃあっ!」

イベントストーリーでは間をもたせるために特に脈絡なく宇喜多組が犠牲になることが多い。
末端の士気は、出会い頭に喧嘩を売る者からPTSD患者、心療内科に通うもの、ネトゲに嵌まるもの、急性胃炎患者、コスプレ喫茶に通うものまで様々である。
イベント「ジュリア忍法帳」にて構成員Cの証言により、組の人数は40人も居ない事が判明した。

  • エピソード7の時点では、構成員の総勢は38人であると明かされている。

上記の惨状では信じがたい人も多いだろうが、宇喜多組敗者ではない勝利の途中なのである。
イベント「ウェイトレス・トライアングル(アジト防衛戦シナリオ)」でも伊達組を狙う勢力の一つとして登場。相変わらずの威勢のよさと安定の弱さで襲撃を繰り返してくる。

ストーリーやイベントで新しい組が登場してはそのたびに黒龍に踏み潰され再起不能になっている。
一方宇喜多組は何度踏み潰されようがしつこく立ち上がって立ちふさがってきておりその体力は無尽蔵。ある意味他のどんな組より強いといえる。
そういった理由もあり業神会からの信頼は厚く、業神浩本人からも「同じ極道として、素直に尊敬している」と最大級の賛辞を与えられている。

そのしつこさはかの黒龍もついに無視しようとする始末である。イベント「狙われたアイドル」では殺す勢いのパンチを受けながらも「位では勝った」と言い残し、負け惜しみだろうがついに宇喜多は勝利宣言をした。
この黒龍に対するしつこさ故に、ついに異国で組の慰安旅行中に現地のマフィアとゴタゴタを起こしてしまい、ようやく密航船で帰国できたらしい。

その他にも(津軽拓哉に勝利して化け物の仲間入りをした)野田英治の渾身の一撃を受けても倒れなかった(立ったまま気絶した)組員が居たり、
イベント「伊達組ゆく年くる年」正月編で黒龍達から自分達のシマで子供が誘拐されている事を知って調査に乗り出してから僅かな時間で誘拐の手口等を突き止めてたり、
イベント「ソムリエ脱出大作戦」では運び屋に奪われたクスリを取り戻すために神宮寺優良の身元を真っ先に割り出している。
更に池松組池松勝利からは「忠誠心だけは強い」と評されている等を踏まえると、精鋭揃いの暴力団と言えるかもしれない。

エピソード7「交錯する欺瞞」では、赤星組の同業潰しで配下の闇金を潰されたことが発端となり、ついに伊達組と本格的な抗争に至ってしまう。
結果として黒龍に叩き潰されたところを虎嶋真弓に助けられる形になったものの、新海守を病院送りにするなどの痛手を与えている。

  • 当初は伊達組に闇金潰しをされたものと誤解していたが、業神浩に真相を伝えられると赤星組に対する目くらましとして抗争を続けていた。

赤星組が羽柴会から破門とされた後、内山宗次朗の仲介により伊達組とは手打ちとなっている。

イベント「黒龍、動物園へ行く」では、フロント企業の一つとしてペットショップがあり、シノギの一つとして動物の密輸をやっているという事実が明かされる。

高校野球地区予選で準決勝まで勝ち上がった組長を筆頭に野球経験者も多いようでイベント「伊達組 草野球大会!」では経験者を集めて草野球チーム「宇喜多ブレイカーズ」を結成し、藤嶋ひなぎくが監督を務めていたチームをコテンパンにのしている。
さらに紆余曲折あって野球チームを結成した伊達組と練習場を賭けた野球勝負ではサヨナラ勝ちを決めて、ついに伊達組相手に初勝利を果たしている。

  • ひなぎくのチームとの勝負ではラフプレーばかりが目立つ描写だったものの、実力そのものの高さはひなぎくも評価していた。

X-Overdとのコラボイベントでは、X-Overd側に発生した特異点に構成員の思念が流れ込んでしまい「コクリュアアアアアア!」と地の底から響くガラの悪いダミ声を響かせている。

  • 同時に今までの「黒龍あああああ!」も「う」を発音しないことが明らかになった。

業神会は羽柴会の傘下になっているため、業神会の下部組織である宇喜多組羽柴会にも属していることになる。
そう考えると、宇喜多組は秀吉に仕え、五大老まで登りつめたことで有名な宇喜多秀家からとったのかもしれない。

エピソード10「神武斗町の動乱」で業神が行方不明になると、仙石組ともども徳川会の配下に納まっている。
ここから業神の反攻に移るまでは羽柴会に狙われる身で潜伏中の立場であるはずなのだが、パリス・チョコレートへ毒物騒ぎのクレームに現れたりデュエルモンスターズの大会に出場していたり、伊達組主催の七夕まつりに現れたりと意外と表で活発に動いている。

余談だが、「メインストーリー第3章~第5章」「イベントストーリー刀花見参~千早のネトゲ結婚計画」を担当したシナリオライターが最もお気に入りなキャラクターは『宇喜多組の面々』らしい。

宇喜多ブレイカーズ

イベント「伊達組 草野球大会!」にて宇喜多組が結成した草野球チーム。
チームメンバーは宇喜多組組員で構成されている。選手兼任監督は宇喜多組組長

宇喜多組組員に野球経験者が多いことが組内で話題になり、元・高校球児である宇喜多組組長が「たまには思い出に浸るのも悪くない」として野球経験のある組員が集められ結成されている。
上記の真っ当な経緯とは裏腹に結成当初からラフプレーも辞さない野球を繰り広げ、藤嶋ひなぎくが監督を務めていたチームが解散した原因を作っている。

チームの質自体は高く、結成したばかりの伊達ブラックドラゴンと練習グラウンドを賭けて(5回までのミニゲームで)対戦した際には、
ラフプレーは通用しなかったものの2-3のサヨナラ勝ちを収めており、野球とはいえ初めて伊達組に土をつける大殊勲を果たしている。
勝ってグラウンドは奪い取ったものの黒龍に9回までの真剣勝負でもう一度決着を付けるよう啖呵を切られたことから、鬼庭組主催のサクアサで行われる草野球大会の出場を決めている。

浦上建設

エピソード4「対立する悪意」に登場。業神会のフロント企業だった建設会社。社長は浦上翔平
野々村建設とは先代社長であった野々村唯の父の代からの付き合いがあり、よく仕事を回していた。
だが神武斗町再開発計画の利権がらみで赤星組の干渉を受け、証券を買い占められて赤星組傘下に収まる。
そのまま赤星組の配下としてビル建設を請け負う予定であったが、業神浩の策略で事務所に乗り込んだ黒龍の手によって耐震偽装の証拠を掴まれたことで、入札から撤退。
ビル建設を落札できなくなったことで進退窮まり、その後は赤星組の手で計画倒産させられた。

裏川三姉妹

裏川蒼衣裏川朱美裏川黄泉の3人姉妹のこと。ユニットとしてはサービス開始当初から提供されていた。
(長女・蒼衣と三女・黄泉がSRで登場したのに対し次女・朱美だけがRだったが、その後SSRが3人とも登場)

長女の蒼衣はエピソード1「黒龍の帰還」で早くも登場、末っ子の黄泉もイベント「ウェイトレス・トライアングル(アジト防衛戦シナリオ)」で初登場したのち、複数のイベントストーリーへ登場するなどしていたが、
次女の朱美の本編登場がイベント「闇に抗うアイドル」までずれ込み、正式に姉妹であること(と彼女たちのSSR衣装が何を意味しているのか)が判明するまで時間を要した。

それぞれバーテンダー、OL、学生(ついでに神武斗町のファミレスでバイト)をしていたが、次女・朱美が幼い頃から抱いていたアイドルになる夢を叶えるのに巻き込まれる形で、
イベント「闇に抗うアイドル」にて三姉妹ユニットによるアイドルとしてデビューすべくリリカルプロダクションでレッスンを始めることになった。
その後、イベント「美味なるハンバーガーを求めて」にてハロウィンイベントでURAKAWAというユニットとして正式にデビューを果たした。

裏龍宮流合戦柔術

龍宮流合戦柔術に伝わる裏の型、またはそれを元にした分家の流派。
龍宮ともえの母曰く、活殺自在を謳う龍宮流と異なり「破壊と殺戮に特化した殺しの業」
裏の型を修めていた龍宮正義により(その真意は不明だが)真柄甚助など複数人に伝授されている。

真柄はこの業をもって凶器を使わず素手でターゲットを殺害する殺し屋のような暴力団真柄組として暗躍しており、
劇中でも判明しているだけでも半グレあがりのベンチャー系企業の社長を殺害している。

  • 当初死因は鈍器でコメカミを殴られたことによる脳挫傷と判断されていたが、この犯行は素手によるものだった。

龍宮ともえ及び黒龍と対峙した際に肋骨の隙間から心臓を指で突く「金翅鳥王拳」が披露されている。
また、黒龍との対決時の真柄は手刀による刺突を主体として戦っている。

  • 黒龍はこの手刀を「鉄の棒で殴られたような打撃だ」「この手なら一撃で骨も砕けるだろう」と評価したが「ゲンコツの方が効くに決まってるだろう」と殴り飛ばしている。

裏とはいえ龍宮流合戦柔術と型の呼吸は同じであり、真柄に対し(一度は敗北した)ともえも二度目の対決の際には返し技を披露している。

エグザイル・エデン

天頂の世界で遊ばれている対戦格闘ゲーム。略称は「エグエデ」。
イベント「硝煙は裏切りの匂い」における時系列の前年に稼働し、家庭用版も発売されているという。
伊達組がケツ持ちを務めている神武斗町のゲーセンには全国レベルの猛者がよく訪れているらしく、
佐伯京香もその一人で、そんな環境で284連勝している。

プレイアブルキャラとしては、

  • バランスタイプの主人公キャラで、藤堂楓花アリサ=パヴリチェンコの持ちキャラであるマグノリア
  • 京香の持ちキャラで、機動型で扱いが難しいというエミリア
  • コンスタンチンの持ちキャラで、恐らく投げキャラと思われるクリンコフ

の名が劇中では登場している。

エシュレン

天頂世界に存在するアメリカの保有する史上最強の通信傍受システム。
日本では青森県の米軍基地に存在しており、政治・軍事・経済、あらゆる情報が傍受され蓄積されている。

イベント「片倉千早 就職への道」ではダークウェブ上でハッキング依頼が書き込まれ、
サウザンドファースト片倉仙一)の娘である片倉千早が会社のPCでエシュレンのある米軍基地に爆破予告(実際には遠隔操作のウィルスによるもの)が警視庁にメールされたことで、
エシュレンがハッキングされた可能性を考えたNSAが千早の身柄を確保しようとする騒ぎになっている。

えちご

イベント「鬼庭組と呉服屋騒動」で名称が登場したサクアサの呉服店。店主は越後直康
鬼庭組が常連としてよく使っていることが縁で新海守の着物を新調するため岩城静馬の紹介を受けた黒龍たちが来店している。
ただし、直康と静馬のやり取りを見るに、鬼庭組のケツ持ちを受けているわけではないようである。

エピック・インカム

イベント「密室に残された暗号」に名称が登場した投資ファンド。
真山寛一が法務顧問を務めている。

エリネット

イベント「道野栞のウェディング・ロード」で名称が登場した新興IT企業。社長は安達英里佳
裏川朱美がアイドルデビューする前に勤めていた会社でもある。
エンゲージステーション神武斗町での事業に対し、ECサイトの面で協力している。
黒龍の調べでは、経営面では信頼できる会社であるとのこと。

イベント「黒龍と迷えるガンスミス」において、英里佳の妹である安達澄香の話によれば、
経営破綻しかけていた父の金属加工工場を立て直すため、経営学を学んだ英里佳が(工場は閉鎖したものの)借金を完済した後、経営学のノウハウを活かして立ち上げたという。
順調な経営が進んでいるようで、事業拡大のための人員を強化するべく英里佳が澄香を雇おうともしている(一人前のガンスミスとしての自覚を持った澄香には断られたが)。

エンゲージステーション

扇田グループと協力関係にあるブライダル企業。社長は青山孝三郎
イベント「道野栞のウェディング・ロード」では青山がブライダルのプラットホームを作るにあたり、立地条件より神武斗町を見出したことから同地域に広い人脈を持つ伊達組に協力を持ちかける。

元々あった扇田グループの伝手に加えて村瀬ベーカリー宮川洋菓子店
伊東フラワーショップAdnisと言った有名店や宇佐美遥香の知り合いのカメラマンなどの協力を取り付け、順調な滑り出しを見せる。

そんな中、エンジェルブライダルによる妨害を受けたものの、宮部未央の活躍によって評判を落とすことは回避できている。
伊達組としてもフロント企業が一つ増えた形になるが、妨害にまつわる訴訟を担当した及川真琴によればこれからどうなるかは未知数とのこと。

エンジェルブライダル

北楯組のフロント企業であるブライダル企業。悪徳企業のようで、従業員によればネットでの評判も悪いとか。
契約数が激減したところにエンゲージステーションが参入したことから危機感を抱くと、妨害して評判を落とそうと画策する。

その方法として(バックの北楯組まで巻き込んで)偽の親族を集めてエンゲージステーションの下で式を挙げ、そこでご祝儀泥棒をでっち上げようとした。
しかし宮部未央に全てを見破られて逆に詐欺として訴えられてしまう。
また、従業員たちは社長と違い良心の呵責もあったようで、この一件以降続々と辞めてしまっている。
そこにエンゲージステーションから業務妨害で訴えられたことにより、社長が「もう何もかも終わりだ」とつぶやく程の打撃となってしまったようである。

扇田トライアル

戦後に躍進した企業グループ・扇田グループの子会社であるIT企業。同系列の企業に扇田観光扇田物産がある。
黒井薫が社長秘書を務めている。

イベント「天災博士の異常な日常」では開発していた検索エンジン「SOREARU」の技術に新堂亜由美の保有する特許が使われていたことから、彼女の代理人を務めていたMimesisパテント・トロールを仕掛けられる。
Mimesisは総会屋崩れのヤクザで構成されていることから、同じくヤクザである伊達組サバキを頼み亜由美と交渉しようとした。
交渉の過程で亜由美が(意に反して法外な料金を請求していた)Mimesisと手を切り黒龍を新たな代理人としたことで契約は円満に解決。
さらに亜由美の研究所に出資するなど良好な関係を築いたようである。

また、伊達組にサバキを依頼するために宝島ひよりを頼っていることから、宝島貿易とは業務上の付き合いがあるものと思われる。

欧食貿易

イベント「エピソード0 英治と黒龍」に名前が登場する企業。
主にヨーロッパ系の高級食材を扱う会社で、神武斗町・春のグルメフェスについて参加を打診されている。
当初は消極的な返事をしていたのが一転してメインスポンサーを打診するようになった他、商品の仕入れについて明らかに不自然な取引をしていることから内山怜花からは不審がられていた。

実はヨーロッパの情勢不安から来る食材の価格高騰からここ数年は業績が悪化していた所を、仕入れのルートを見直したことで一年の間に業績を回復させている。
見直したルートが曲者で、東欧の紛争国を経由して大陸に至る道を通っているのだが、神宮寺優良音羽真白によると内戦を隠れ蓑にした闇ルートとして運び屋界隈で有名になっているという。
そのため、久我翔馬らテロリストが日本に渡りテロ活動をするために利用したとみられている。

大須賀組

ハバアラキを本拠地とする、徳川会系の暴力団。
イベント「狙われたアイドル」にて初登場。

津軽拓哉とともに徳川会神武斗町進出作戦の一翼を担い、七尾成実松永絢香の件に絡む。
しかしながら組長の久慈貞明自ら黒龍の拷問の前に屈し、作戦は失敗に終わった。
(しかも、組長自ら指詰めの憂き目に遭った。)

イベント「闇に抗うアイドル」のラストにて、久慈が組長のまま組自体も存続していたことが判明した。
徳川会への上納金を津軽に横流しされていたことが判明し、徳川会本部から「金は回収できなくてもいいから連れてこい」との命令を受け、
それまで媚び諂っていた津軽に対する態度を一変、「地の果てまで追い詰める」と宣言するに至った。

余談として、組名の元ネタと思われる大須賀氏は徳川家臣として譜代大名まで上り詰めているが、組長の久慈、元構成員の津軽、そして彼の関係者であるクピド企画の大浦という名はそれとは関係なく現在の青森県に属する地域を拠点とした戦国武将たちを想起させる。

小栗家具

エピソード3「暴走する凶器」にて登場。海外の高級家具(富裕層に人気)の輸入販売や自社ブランド家具(安価で若年層に人気)の製作販売を手掛ける大手家具メーカー。

現社長・小栗和英が一代で築き上げた会社だがその裏には堀尾組の存在があり、しかも社内の派閥争い(最大派閥が現社長派、その対抗が専務派と社長の息子・小栗俊一郎派)が顕著。
和英と俊一郎の親子仲は最悪。そのうえ海外マフィアとの関係もあるらしい。

結局、拳銃密輸事件の影響で小栗一族は会社を追われ、堀尾組とも手を切り、黒龍が焚き付けた現専務が次期社長に収まる公算となった。
(つまり、伊達組のフロント企業化)

織田連合

羽柴会徳川会に匹敵する三大暴力組織の一つ。その名称がゲーム上で明らかになったのはエピソード5「因縁と逃亡」が初。
直峰組は三次組織としてここに所属していた。

黒龍が服役する以前の過去、神武斗町に進出し格下と見くびっていた伊達組と抗争に発展するが、喧嘩となれば化物揃いであった当時の伊達組に惨敗。
関東寄りの組事務所を次々と潰される打撃を受けた結果、先鋒であった直峰組に全ての責任を押し付け伊達組と手打ちを成立させた。

しかしその後直峰組がそれに抗う形で当時の伊達組組長・伊達昌三を単独襲撃してしまう事件を起こし、これが致命傷となって勢力は衰退。
羽柴会の一人勝ちを許す結果となる。

足利宗光黒龍に話した内容によれば、直峰組の破門から伊達昌三襲撃に至る経緯の背景に羽柴会が介在している疑いがある模様。

小坂勝久が語るところによると、直峰組が国生征志との間でトラブルを起こすと、国生とも羽柴会とも争いたくないということから直峰組をぶつけるという案に乗ったという。
また、面子から当時50人足らずの伊達組と手打ちをする意志はなかったのだが、伊達組との抗争中に羽柴会によってシマを奪われ、手打ちにせざるを得ない状況に陥っている。

鬼教官

リディア=ストレルコフのこと。

ロシア対外情報庁(SVR)のザスローン部隊で准将まで務めた元軍人で、現在は以下2つの理由でこのように呼ばれる。

  • アルバイト先のコスプレ喫茶「ハニーバニー」にていわゆる「リディアズ・ブートキャンプ」なる軍事教練体験型接客サービス?を展開していることから
    参加するととてつもなく痛い目に遭うが、一部のM男からは斬新なサービスとして歓迎されているらしい。リディア本人曰く「生まれてきたことを後悔させてやる」とのこと。
    経験者の新海守は未だに彼女を「教官殿」と呼んで恐れ戦いている。ついでにリディアの前においては守に基本的人権はない。
  • 雑賀あかり天城ゆり南条詩音が所属するある学園のサバゲーサークルの教官役を引き受けたことから(イベント「ガールズプラトゥーン」にて)
    そのおかげで、早乙女まどかジュリア服部も無理無理転入させられた。天城ゆりからは「鬼軍曹」とも呼ばれている。

鬼軍曹

  1. アイドルに手を出そうとした不届き者に教育的指導を加える時の野田英治のこと。
    なお、その不届き者は後日親衛隊長に紹介され洗脳される親衛隊入りするのがお約束である。
  2. ある学校のサバゲーサークルにて教官役を引き受けたリディア=ストレルコフのこと。
    ただしそのように呼んだのは天城ゆりだけで、一般的には「鬼教官」とされる。

鬼庭組

エピソード6「反目の計略」にて初登場。下町サクアサを本拠とする独立系暴力団黒龍はテキヤと称している)。
組長は鬼庭軍蔵

組長自身が気が短く喧嘩っ早いためか、子分たちにもその気が強い(若頭・岩城静馬曰く「うちには喧嘩バカしかいない」)。

また気質的には金儲けより喧嘩を好み、仁義や人情を重んじる昔気質で気風の良い集団であり、伊達組とも体質的に合う。
古馴染の星山梨々花によれば、下町らしくお祭り好きな集団であるとのこと。

  • そのお祭り好きぶりは、自身のシマ内で麻雀大会や草野球大会を主催していることからも伺える。

なお、鬼庭と伊達組現組長の鮫島健介とは古馴染みというか会うたび喧嘩を繰り返していた犬猿の仲だが、互いに侠客として認め合った関係でもある。
また鮫島は、仮に伊達組を畳むようなことになれば子分たちを鬼庭組に預けるつもりであったという。

池松組の謀略により伊達組とのあいだに一時抗争が勃発するが、梨々花の一件や岩城の活躍もあって誤解は解消。
最終的に鬼庭組組長の鬼庭と伊達組若頭の黒龍が外兄弟の盃(詳細には触れられていないものの、おそらく五分とみられる)を交わしたことで、伊達組とは共闘・友好関係を結ぶことになった。

ちなみに、「鬼庭」という名は伊達氏の重臣である鬼庭左月斎に起因しているとみられる。

小山組

イベント「危険な仕事と二人の仕事」で登場した暴力団
若頭は井上俳瀬

河田レース場周辺の公営競技の胴元をシノギとしているヤクザで、オートレースでの八百長事件にも加担している。
劇中では八百長を行う指示を無視した坂田秋江に対してバイク事故に見せかけた殺人未遂を実行、
その事故を探っていた飯笹一葉にも同様の手口を取ったりと手段を選ばない集団である。

若頭の井上は顧問弁護士という立場でジャパンアクションソサエティ(以下JAS)に食い込んでおり、
将来的には役員の堂林才嗣と手を組んでJASを乗っ取り、フロント企業にするつもりでいた。
しかし、手を組んでいた堂林が雑な整備をしたバイクをスタントマンに使わせたことで撮影現場で事故が多発、
伊達組若頭の黒龍と、河田レース場に所属している一葉が仮面レンジャーの代役として抜擢されることになり、
「汚いシノギは許さない」極道である伊達組と一葉が繋がりを持つことで自分たちの悪事が暴かれる危険性を生んでしまう。

河田レース場に手を回し「飯笹一葉をオートレース界から永久追放処分」させ、一葉をJASから遠ざける手段を取ったものの、
手を組んでいた堂林が黒龍がヤクザであることを理由に「黄雪麗の解雇」という強行な手段を取ってしまったことで、逆に黒龍に怪しまれることとなってしまう。

情報屋の五木正直片倉千早、レースクイーンの八雲麗の協力もあり、河田レース場の八百長の証拠を完全に抑えられてしまい黒龍と岩城静馬の前に敗北。
後日、ニュースでは八百長事件とJASの件に関わっていたことが大々的に報道されていることもあり、組自体も無事では済んでいないと思われる。

織部堂

イベント「怪盗ハロウィンに出現す」にて登場した神武斗町に店を構える質屋。店長にして唯一の従業員は織部ひとみ

宮部未央は「洒落たアンティークカフェ」と例えており、商品も手入れが行き届いていて、
広くはない店舗も什器の置き方を工夫して空間を広く見せている等ひとみの拘りと誇りが形になっていると高く評価した。
取り扱う商品もひとみの拘りから贋作は一つとして扱われていない。

詳細は不明だが伊達組のシマの中にあるらしく、イベント「伊達組 ゆく年くる年(クリスマス編)」ではクリスマスイベントへの参加が依頼されている。

ちなみに書き入れ時はクリスマス前後。クリスマス前にはプレゼントとして商品が買われ、
クリスマスが終わると今度はプレゼントを売りに来るという流れを聞かされた泉田繁は複雑な思いに駆られることに。

か行

カオカンパニー

イベント「極道とチョコレート工場」に登場。東南アジアにあった会社。
「カカオ農場の経営」を事業内容として打ち出しており、独自に農場を運営することを目的とした持永チョコレート工場を始め、日本の個人投資家も巻き込んで投資を募っていたが、倒産してしまっている。

  • 持永チョコレート工場から資金を貸し出していた富田信用金庫伊達組と付き合いがあったため、特殊詐欺の疑いを含めて黒龍が調査をしている。

情報屋の五木正直の調査によれば「詐欺とは言い切れない」が同社関係者の素性と行方が不明であることから、その関係者の調査を続けている。
五木が更に調査をした結果、東南アジアの犯罪組織・黄蛇との繋がりが発覚しており、持永社長の話で黄蛇のトップ・緑山光司の指示による詐欺目的の会社であることが明かされた。

カカ族

イベント「失われた黄金と幻のハチ」にて名称が登場。
幻の洞窟バチのある森に住む現地住民。
かつて他の部族や白人に奴隷された過去から、余所者に対して警戒心が強い。
洞窟バチを森の神の使いとして扱い、飼育していた伝承が残っている。

カガナワ

天頂世界における地域の一つ。現実世界における神奈川に相当するとみられる。
ダイサカの次にカジノが建設されるとされており、ロシアンマフィアが利権を押さえようと動いていた。
しかし、すでにダイサカを押さえていた羽柴会が手を伸ばしていたため、双方で争いとなりエフゲニー・イワノヴィッチが羽柴会の勢いを削ぐべく銃弾に仕掛けを施し暴発事件を頻発させていた。

花京院流

天頂世界に存在する茶道の流派。
現当主は花京院晋之輔だが、彼自身よりも妻の花京院あおいや娘の花京院ちとせの方が優れた資質を持っているらしい。

カコ・クライ

イベント「ProjectV Vアクターへの道」にてクジゴジ技研が過去に開発していたVアクター
クジゴジ技研が新しい展開を始めようという話になって開発されたが、外注に頼んだ3Dモデルがもはやクリーチャーとしか言えないような代物で、担当声優にも逃げられてしまい社長の真柴誠二が自ら声を当てることになった。
強引に客先に納品したもののもちろんそんなものが受け入れられるはずもなく、クジゴジ技研が下請け時代から世話になっていた企業からの信用もなくし経営を傾ける結果になっている。
Vアクター界隈では有名なキャラであるらしく、新海守も知っていたたため黒龍がクジゴジ技研を立て直す話をした際に内心不安に思っていた。

火サス灰皿

伊達組事務所に備え付けられている灰皿の呼称。
シナリオで初登場したのは特別ルート『刀花散る』からで、この時点では「灰皿(火サス仕様)」という名称であった。

本来はタバコを喫煙する際に出た灰を入れるための備品であるが、劇中ではそういった用途では使われずクンロク用の凶器として度々使用されている。
過去編である「エピソード0 伊達組と黒龍」にて黒龍野田英治に対して用いているところから伊達組では永く愛用?されている代物なのかもしれない。

ガストロノミー

イベント「なぎさよ!世界を握り取れ!!」に登場するフランスのギャング団。
ボスが美食家で、美味いものを喰うためなら誘拐、強盗、恐喝なんでもやるという組織である。
また、商売の上がりが大きいことから資金力もあり、誘拐した料理人を破格の待遇で雇っていることから構成員のセドリック曰く「世界中のギャングで一番、福利厚生が充実している」。

ブリス・バルテレミーとも繋がりがあり、ブリスが出場する大会で優勝の障壁となる相手を誘拐するなどして潰す役割も担っており、ブリスが世界SUSHIコンクールに出場する時は魚住なぎさの誘拐を頼まれたものの実行犯のヤニックとセドリックの手違いで天城ゆりが誘拐されたため失敗している。

なぎさがフランスに現れたのをブリスが見つけると、再度襲撃の依頼をされており構成員を差し向けたのだが、黒龍に返り討ちされた上で本拠地も割り出されてしまい、乗り込んだ黒龍にボスを叩きのめされるとヤニックとセドリックが自身らと黒龍らの保身のため残党を始末したことで壊滅している。

神武斗公園

神武斗町に存在する公園。イベント「学園に潜む恐怖」で初登場。
毎回新聞の記者である鎌田いぶきによれば「神武斗町で起きる事件の三分の一はここで起こる」内山刀花にも「この公園で事件が起きない日はない」と語るように、
麻薬の売買を行うプッシャー(密売人)やジャンキーがたむろしていたりするなど、無法地帯といわれる神武斗町でも特に危険な場所とされる。

また、マツさんを始めとするホームレスたちの寝ぐらにもなっているほか、センセイもチンピラから追い剥ぎするために常駐している。

神武斗交響楽団

イベント「熱血指揮者と追懐のメロディ」に登場した市民オーケストラ。団長は栂野
歴史の長い楽団ではあるのだが、最近は指揮者の芝原が腰を痛めて練習に出る頻度が減ってしまうと団員の士気も低下してしまっている。
そのため芝原の代理を務めることになった小沢響子の顔見せ時での演奏は、音楽に疎い黒龍でさえ不出来ぶりがわかるほどであった。
あまりの不出来ぶりに憤慨した響子が怒鳴りつけた影響で数名の団員が退団する事態にもなったが、響子の教え方が的確だったことなどから残った団員たちはやる気を取り戻したようで、神武斗ホールでのコンサートを無事にこなしている。
コンサート後、芝原は腰がもう限界であることを理由に響子を正式に後任の指揮者としている。

神武斗署

神武斗町の所轄警察署。
権堂剛榎本勇子武藤直子がここに所属しており、
エピソード5~7まで足利宗光も配属されていた。
権堂曰く、「警察も内部はかなり腐ってる。あまり信用するな」との事。

実際に、エピソード2「荒れ狂う龍頭」では権堂に保護してもらったはずの南条詩音が身元引受人を装った龍頭の手に渡ってしまう、
イベント「学園に潜む恐怖」では合成麻薬密造・密売と教え子殺害の容疑で逮捕された聖ヶ谷女学園の化学教師四条が取調べ中に自殺する(龍頭関係者により抹殺された疑いあり)など、
信用に値しない事象が署内で起こっている。

イベント「宮部未央は探偵である」では、宮部未央から「神武斗町の外なら、警察も話を聞いてくれる」と断言される始末。
権堂、榎本、武藤など一部の気概ある者を除いて、相当以上に腐敗している。

エピソード5「因縁と逃亡」では神武斗署署長が警官3名をヒットマンとして抱え込んでいたという衝撃的な事実が判明。
権堂も「念のため、よその警察署に放り込んでおきましたよ」「神武斗署だと口止めされかねないですからね」と吐き捨てており、もはや末期である。
同エピソードにて警察庁から送り込まれた足利宗光により神武斗署の浄化作戦が実行に移されたものの、エピソード5以降に発表されたイベント「怪盗ハロウィンに出現す」では、
黒龍は「神武斗町の警察は、権堂さん達を除けば、頼りにならん」と相変わらず否定的。桜の代紋の威厳と信頼を取り戻す日はまだ遠いようだ。

エピソード6「反目の計略」最終盤では、業神浩池松勝利に対し、神武斗署の内部浄化作戦について「今までみたいなシノギをあげられなくなるだろうな」と語っており、確実に変化はあるようだ。

イベント「道野栞のウェディング・ロード」でも武藤が新たな署長を迎えたことによる改善に言及している。

  • ただし同時に「そりゃあ、完全によくなったわけじゃないですけど……」とまだまだ正常化に至ったとはいえない状態であることも仄めかしている

遅くとも羽柴会が神武斗町に進出してきた頃から国生征志の影響を受けていたらしく、エピソード5まで赴任していた署長が国生の手先であった他、後任の署長もエピソード10「神武斗町の動乱」で志田朝美殺人事件を捜査する権堂を止めるよう圧力をかけられたり、エピソード11「頂の向こう側」では国生が内山刀花に殺されかけると犯人として黒龍を逮捕するよう指示を下されていた。
国生が足利らゼロの手によって自殺に追い込まれたことで外部の干渉から解き放たれており、直ちに羽柴会の一斉検挙をするばど警察としての本来の活動ができるようになっている。

神武斗第二公園

治安の悪い神武斗公園に代わる住民の憩いの場として神武斗町に新たに建設された公園。
神武斗町再開発計画の一環で建てられ、イベント「神武斗町ハロウィンパニック」にて初登場する。

パッションプランニング主導で開催されたハロウィン・バトル・ロワイヤルのメイン会場となっており、朝風深夏によると「神武斗公園よりも広い」。

神武斗たんぽぽ保育園

神武斗町内に存在する保育園。イベント「チャイルドパニック」で初登場。
24時間営業で、夜の仕事でも対応して貰える。
宗教法人の運営だが、黒龍曰く怪しい宗教では無いとの事。

保母として佐々木小萌や宗教法人側のシスター中澤真理が働いている。

伊達組初代組長・伊達昌三は、この保育園に(シノギとは無関係に)寄付をしていたという。
そのためか、園長は黒龍のことを知っているようだ。

神武斗中央病院

神武斗町に存在する病院の一つ。
植田優希が看護師として勤務しており、伊達組二代目組長鮫島健介がこの病院に入院している。

神武斗町

このゲームの舞台となる国内最大の歓楽街。かぶとちょう。
主人公が投獄される前は活気のある街だったようだが、現在はチンピラやマフィアがのさばり、警察は汚職にまみれ、
麻薬と銃がはびこり、ヤクザに街並みを好き放題される無法地帯である。
アイシャ・ハーンいわく、内紛が続く中東のような空気が漂っているらしい。

そして今やヤクザと殺し屋ばかりでなく、ギャングクイーンにアメリカン忍者、元軍人のコスプレ嬢など、ありとあらゆるタイプの人間が存在する混沌ぶり。
エピソード4「対立する悪意」にて神武斗町は都内にあることも明言され、イベント「真夏の神武斗町」ではジンシュク内に存在する町であることが発覚した。
そして、ジンシュク三丁目とは近接した位置にあるらしい。

現在、伊達組のほか宇喜多組が町内に拠点を置いている。
かつては田丸会羽柴会系・蒲生組傘下)も拠点を置いていたが、神武斗町再開発計画に乗じての地上げ騒ぎを派手に起こしたことで伊達組にタタキに遭い、
さらに組長以下全員が謎の死を遂げて壊滅している。
その後、羽柴会赤星組傘下の池松組が進出してきたがエピソード7「交錯する欺瞞」にて組長の池松勝利が死亡、組自体はどうなったかは不明である。

暴力団ではないが、暴走族上がりの半グレ組織・龍頭もかつて拠点を置いていた。
しかしこちらも薬物取引に目を付けられて伊達組タタキに遭い、その後ヤシブに拠点を移している。

なお、神武斗町にあるラブホテルには、保育園をイメージした幼児プレイ向け(?)の部屋を用意しているところがあるらしい。

また、そんな物騒な街であるが周辺に学園が多数存在している。

存在が判明しているのは以下のとおり

  1. 聖ヶ谷女学園有栖川沙耶裏川黄泉園崎春陽マリー・ランベール花京院ちとせが在籍)
  2. 綾峰女学院内山刀花片倉千早藤崎かがみ間宮千恵の母校)
  3. 南条詩音天城ゆり雑賀あかり龍宮ともえ冬月ひかり吉村晴奈百目鬼のぞみが通い、そして早乙女まどかジュリア服部リディア=ストレルコフによって転入させられた学園
    同校教諭だった古丹保志が「クソ偏差値学校」と発言しており、どうやら成績ランク的にはあまり芳しくないということらしい。
  4. 早川まなみ松林菜々美更科牡丹風見理緒が通っている学園。
    聖ヶ谷女学園はここよりも偏差値が高い模様。
  5. 藤堂楓花が通っている学園
    前述の学園と同じく、聖ヶ谷女学園はここよりも偏差値が高いとのこと。
  6. 崎坂なつき二階堂琴乃藤嶋ひなぎく九重雫越後あかねが通っている学園
    御影千里雪柳いろはの母校でもある。
  7. 佐伯京香菊池美帆藤波早苗が通っている学園
  8. 村瀬優月畑家みどりが通っている学園
  9. 早乙女まどかが通っている学園
    みどり曰く「超お嬢様学園」

なおこのほか町内に「神武斗たんぽぽ保育園」も存在している。
さらには私立中学校も存在している模様。

神武斗町にはすでにジンシュク駅を経由する鉄道が通っており、伊達組事務所は駅ビル内にあることから、駅周辺は伊達組のシマと考えてよい。
裏川黄泉が「駅周辺は安全」、内山刀花が「伊達組のシマ内は(夜中などに出歩いても)大丈夫」と語っていることからも推測される
業神会のフロントである仙石金融も駅前にあるそうだが、同じ駅なのかどうかは不明(神武斗町内に駅が複数存在する可能性もある)

エピソード4「対立する悪意」では羽柴会系赤星組組長の赤星武明が「神武斗町に私鉄を引っぱる話がある」と語っていたが、おそらく既存の路線とは別とみられる。

イベント「事件はパンの香りと共に」では「神武斗ガニ君」なるゆるキャラも登場している。

神武斗町劇場

神武斗町内にある有名な劇場。周辺は伊達組古来のシマである。
かつては劇団の公演や演歌歌手のリサイタルなど様々な興行が行われ、現在大物女優の七尾成実もここで腕を磨いた。

なお支配人の一条純也は元極道であるが、現在は性転換して女となっている。

神武斗町再開発計画

過去、治安悪化の一途をたどっていた神武斗町にて区画整備の名の下に暴力団やマフィアを一掃するために画策されたもの。
伊達組などによる反対勢力によってこの計画は潰えたが、再開発計画の発端となった治安悪化を改善するため、
当時対立関係にあった伊達昌三内山宗次朗は休戦。
それ以降(彼らの尽力よるものかは不明だが)治安は改善していくことになる。

時は流れ現在。再び治安が悪化する神武斗町に対して再びこの計画が持ち上がったが、
今回は建前こそ以前と同じ治安悪化への対策だがその実態は純粋な区画整備としての計画である。
莫大な金額の動くこの再開発計画の最有力候補地が椿屋麵屋久三が店を構えるグルメ通りと呼ばれる場所だったことから、
土地の利権を格安で買い叩こうと羽柴会蒲生組傘下の田丸会が暗躍したのがイベント「神武斗町のオンナたち」の一連の事件の真相である。

伊達組の面々や内山宗次朗の逆鱗に触れてしまったことで田丸会の思惑は組織ごと潰されたが、
その過程において田丸会を孤立させつつ羽柴会のシノギを潰さない形に収めるため、
宗次郎の口添えによって候補地を同じ羽柴会の業神会が買い占めていたエリアに変更しており、
これにより業神会は何百億という莫大な金額が動く土地の利権を手中に収めた…が、そこで話は終わらなかった。

田丸会を出し抜いて業神会が再開発計画を独占する形になったことを快く思わない赤星組の組長赤星武明
再開発計画におけるビル建設の公共事業にて利権を得ようと業神会と暗闘を繰り広げるのがメインストーリーのエピソード4にあたり、
田丸会に代わり神武斗町に進出した赤星の舎弟、池松勝利伊東フラワーショップの土地を使い
再開発計画へ食い込むことを画策したことがイベント「フラワークライシス」へと繋がっていく。
さらにその二つの騒動にてそれぞれ目論見を伊達組の介入で潰されたことで赤星と池松が本格的に伊達組を敵と見なし、
ある謀略を張り巡らせるのがメインストーリーのエピソード6…というように様々な騒動の元凶となっている。
いわば天頂のストーリー全般の根幹を成す計画であり、多くの波乱を巻き起こす火種であった。

元々は、羽柴会が関東に進出するため、当時羽柴会会長だった羽柴吉郎と「あの方」こと国生征志が計画したものだったという。

神武斗町住人会

エピソード10「神武斗町の動乱」に登場した市民団体。代表は須藤俊介
神武斗町再開発計画が急速に進みだしたところへデモ行進を主催するようになった団体の一つ。
神武斗町に所縁のある人物のみで構成されており、泉田繁によると歴史の長い組織であるという。

神武斗町の妖怪

神武斗町の大物フィクサー・内山宗次朗のこと。

なお、妖怪のライバルは怪獣、妖怪の娘は山賊らしい。

神武斗ホール

イベント「熱血指揮者と追懐のメロディ」の時期に、神武斗町に新しく建設されたホール。
こけら落としとしてヴァイオリニスト・沖田志保の凱旋コンサートが開催された他、同日に神武斗交響楽団のコンサートも開催されている。
また、風見理緒によれば学園の吹奏楽部でもちょっとした話題になっていたとのことである。

神武斗友愛会

イベント「宮部未央は探偵である」に登場するNPO法人。神武斗町を拠点にホームレスへの支援を行う慈善団体である。
活動としては公園での炊き出し、住居、仕事の斡旋や生活保護の申請などを行っている。

しかし実態は暴力団・神子田組大陸系のマフィアと繋がりがあり、臓器売買を中心に鬼畜な所業をしのぎとしていた)の組員で構成されている、ホームレスを食い物にする犯罪集団。
天涯孤独のホームレスを半ば強制的に集め、タコ部屋のような施設に押し込み生活保護を受給させその全額を吸い上げていた。
さらに治外法権がまかり通る危険な遠洋航海の漁船や貨物船に乗せ強制労働を強い、暴れたり法的機関に駆け込むような問題を起こす人間を貨物船に乗せ、臓器を抜き取るか海上で生きたまま投棄していた。
NPO法人は暴力団組織では申請出来ないため、名目上の責任者は一般人である。

黒龍やイベントヒロインである宮部未央の知人兼情報元であったマツさんを拉致したことから悪事が明るみに出て、
黒龍ジュリア服部早乙女まどか宮部未央のチームにより施設を壊滅させられ、その所業を世間に公表された。

その際友愛会代表者に黒龍が「大陸のマフィアは表に出ることを嫌う」「生きたままばらばらにされる」と発言したとおり、代表は後日惨殺死体で発見されたことが劇中の報道で明らかになった。
神子田組の組員も集団失踪を遂げ、自らの行いに相応しい最期になったと思われる。

カブラ町任侠伝

天頂世界で放映されていたドラマ。
泉田繁の学生時代に再放送がされており、不登校児だった泉田が極道に憧れるキッカケにもなっている。
また、山岡克己曰く「私と同世代の男はみな、主人公のケンさんに一度は憧れたもんさ」とのことで、当時相当に流行していたことを物語っている。

カミツレ園

イベント「鑑識官と呪われた廃屋」にて、名前が登場した、かつて存在した児童養護施設。
本山郷治が園長を務めていたが、暴力などの虐待が繰り返されており、児童の一人が目を潰されたことが発端でそれが発覚すると18年前に閉園となっている。

その後建物は放置されており、廃墟マニアが入り込んでは近隣住民とトラブルを起こしていたため、現在では監視カメラが設置されている。
と言っても中の状態を突き止めるというよりは侵入者に警戒させるのが主目的のため、丸山秀明が地下室で殺害されたときにはHDの容量切れで犯行の決定的な証拠が映っていなかった。

また、安形美幸がかつて預けられていた他、識名智美は元々本山の娘で本山の殺害した浅倉智美の替え玉になっている。
(安形は前述の眼を潰された被害者でもある)

丸山殺人事件の解決後、建物は解体されることになったが(事件が合ったことに加え本山宅の解体でも心霊現象とみられる事故があったことから)業者は及び腰で、本山宅を解体した野々村建設が請け負っている。

蒲生組

羽柴会系の暴力団。
エピソード3「暴走する凶器」に登場する外国人マフィアの口から、取引相手の一つだったことが明らかになっている。
おなじ羽柴会系の業神会と敵対する関係にあるらしい。

なお神武斗町には傘下組織として田丸会があったが、イベント「神武斗のオンナたち」では神武斗町再開発計画の一件を巡って黒龍率いる伊達組に潰され、
神武斗町においては蒲生組は勢力を失った格好になっているらしい。

  • おそらく、名前は豊臣家(羽柴家)の家臣だった蒲生氏郷からとられたものと推測される。

仮面レンジャー

天頂世界の日本を代表する特撮。
黒龍が子どもの頃から放送しているヒーロー番組で、近年では携帯電話やUSBメモリ、カードゲームなど様々な道具で変身するのが特徴。
野田英治の彼女である木曽根翔子が同特撮のファンで、その影響からか英治も詳しい。

「仮面レンジャーキャッシュ劇場版」が今冬上映予定であり、イベント「危険な仕事と二人の主役」ではその撮影が開始されている。
この項目では、劇中で存在が確認されている仮面レンジャー及びそのスーツアクターについても説明する。

  • 「仮面レンジャーキャッシュ」
    • 今年放映している仮面レンジャーで、キャッシュカードで変身し残高不足だと変身できないらしい。
  • 「仮面レンジャーブラックDX」
    • 三十年以上前の仮面レンジャー。仮面レンジャー初の武器による必殺技や戦況に応じたフォームチェンジで大人気のタイトル。
      古参ファンも多いレンジャー。「俺は太陽の息子!仮面レンジャーブラック!D!Xっ!」という名乗りが特徴。
      アキラがスーツアクターで入る予定だったが、ひょんなことから黒龍が代役を務めることとなった。
  • 「仮面レンジャークレジット」
    • 「キャッシュディスペンサーまでひとっ走り付き合えよ!!!」という決め台詞が特徴の仮面レンジャー。
      劇場版ではジャパンアクションソサエティの俳優の映徳がスーツアクターを務める予定であったが、練習中のバイク事故で足の骨を降り降板。
      優れたバイクライディングの技術を持つ代役として飯笹一葉が選ばれた。
  • 「仮面レンジャーファイナンズ」
    • 劇場版の限定レンジャー。決め台詞は「俺には金はない……!でもな、儲け話ならあるっ!!!」
      黄雪麗がスーツアクターを務めることになっており、劇場版では前述のクレジットとバイクアクションを行っている。

カヤノリゾート

エピソード8「凶弾の行方」にて登場した企業。社長はカヤノリゾート社長
以前から野田英治と付き合いもあったため、建設予定のホテルのテナント事業に参加することを条件に伊達組に土地の売買交渉のサバキを依頼している。

カルチャーセーフネットワーク

エピソード10「神武斗町の動乱」に登場した市民団体。寺田敦が関東支部長を務める。
神武斗町再開発計画が急速に進みだしたところへデモ行進を主催するようになった団体の一つ。

元々は全国の景観や文化財を保護するのが主な活動であったが、内山怜花によると資金源が不透明であり、
最近では活動の場を広げていること、反社会的勢力との繋がりが噂されるなど怪しい点も目立っている。
フリーライターの鷲田によると、最近になって行方幸太郎という謎の人物が多額の寄付をしており、ヤクザが偽名で寄付しているのではないかと言う可能性が出ている。

黒龍業神会と対立する羽柴会の内部勢力が裏でバックアップしているのではないかと踏んでいたが、怜花の調査によって上層部がヤクザと繋がりがあり、警察に家宅捜査される寸前まで行ったことからその上層部を切り捨てていたことが判明しており、その可能性は低いとされている。

河田レース場

イベント「危険な仕事と二人の主役」で登場したレース場。
オートレーサーの飯笹一葉坂田秋江が所属している。

裏ではレース場での八百長の胴元である小山組の息がかかっており、八百長の指示を無視した秋江がバイク事故を仕組まれ重症を負い、
その事故を調査していた一葉も同様の手口で消されそうになるといった事件が発生している。

一葉も小山組の策略で永久追放処分が下される事態にもなったが、
黒龍らにより不正が白日のもとに晒されたことで不正に関わったレース場の人間も逮捕され、一葉も無事に復帰している。

菊池

神武斗町近郊に店を構える料亭。支配人は菊池啓太郎
テレビの取材により仕出し弁当が好評を博している他、俳優の坂巻翔太郎が常連としているなど元々の評判は高い店だった。
料理の味も確かで、伊達組の面々も出された天ぷらに舌鼓をうっている。

仕出し弁当の賞味期限偽装の疑惑がニュースに流れると、内山宗次朗が先代の支配人に大きな借りを作っていたことから、黒龍に真偽の調査と事実でなかった場合の手助けを依頼している。

店の場所は、神武斗町再開発計画で建設が予定されている新駅の近くでもあり、再開発後に羽柴会が手をつけるであろうという予測から小出組に土地を狙われていた。
そこでフロント企業としていたらくらくホームズに土地売却の話を持ちかけられたり、小出組と関係の深い寛治によって不祥事を偽装されていた。

ギサ公

詐欺師のこと。
カタギを食い物にして金を騙し取るのは序の口で、天頂の世界では己の保身の為には殺人すら厭わない輩も多く極めて悪質である。

黒龍もこの手の輩を忌み嫌っている。
相対した際には徹底的に叩き潰し、悪どく儲けた金も没収して再起不能に追い込むのがストーリーにおけるある種の恒例行事になっている。

機銃

神武斗町における一般的な防犯設備。
ヤクザの事務所はもとよりラーメン屋や病院、一般女性宅に至るまで幅広く配備されている。

一般的な防犯設備なだけあって、チュートリアルでも道野栞が涼しけな顔で「まずは機銃を設置しないとね」とアナウンスしてくる。
テーザーガンですら目ざとく銃刀法違反であると指摘する黒龍のアジトに配置されている機銃が本当の意味での機銃なら銃刀法違反は免れない。ガサ入れが入った瞬間即再逮捕だろう。

以上の説明だが機銃はゲームシステム上の建設物であり、ゲームシナリオとは無関係と思われる
狙撃台も含めて機銃、銃器等と呼ばれることもあるので文脈に注意が必要。

北楯組

サクアサ付近に事務所を構える暴力団。鬼庭組とは敵対している。
組長は「ヤクザなんてのは好き勝手にやってナンボで、仁義、任侠といったものは鬱陶しい」という考えの持ち主で、そのため仁義を重んじる鬼庭組とは合わないとのこと。
また、この気質はフロント企業であるエンジェルブライダル社長にも色濃く影響が出ている。

鬼庭軍蔵を挑発すべく一人娘の鬼庭美鈴を攫って陵辱することを思いつき、彼女の身柄を狙っていた。
エンゲージステーションに妨害工作を掛けた帰りに記憶喪失となっていた美鈴を攫うことに成功したものの、道野栞がその場にいたため彼女の連絡を受けた黒龍の要請でで鬼庭組に殴り込みをかけられ未遂に終わっている。
(もっともこの時点で黒龍たちは攫われた人物の正体が美鈴とは知らなかったのだが)

美鈴の説得で軍蔵が思い留まったことにより組長の命は助かっているのだが、エンジェルブライダルが仕掛けた妨害工作の証拠を奪われるなど大打撃は受けているようである。

旧会長派

羽柴会の中でも前会長・羽柴吉郎により結びついている派閥の呼称。
用語としての登場はエピソード6「反目の計略」の池松勝利の台詞が初。
派閥の長であった羽柴吉郎が死去しているため、現在は羽柴会若頭・石田恭次が取り纏めていると推測される。

エピソード7「交錯する欺瞞」では羽柴吉郎が亡くなる以前から現会長(加藤豪三)派と対立しており、赤星組組長・赤星武明の「同業潰し」のターゲットにされ水面下で力を削がれていたことが発覚した。

エピソード8「凶弾の行方」ではその内情が明かされており、これまでは羽柴会の関西のシマを旧会長派が管理する暗黙の了解がなされていたが赤星が死去し、
彼が遺したシノギダイサカのカジノに関わるものであったため現会長派と対立をますます強めていたが、業神浩の暗躍により結果的にカジノ関係のシノギを手に入れていることに成功している。

九龍亭

神武斗町内に店を構える中華料理店。
立花芽衣龍宮ともえのバイト先でもある。

イベント「ウェイトレス・トライアングル(アジト防衛戦シナリオ)」にて芽衣が(リディア=ストレルコフを追って)伊達組事務所に乗り込んだことが縁で伊達組のケツ持ちを受けるようになっている。
ただし格闘術に優れたともえが働いていることもあってか、イベント「真夏の神武斗町」ではOrder Maid程の心配はされていなかった。

イベント「ともえと刀花のドリームステージ」では、ともえが酔った客を投げ飛ばした拍子に壁を壊してしまったため、保険で修理ついでにリニューアルするため一時休業している。
ただし「屋台ならできる」ということでグルメランド神武斗町に出店している。

ギロッポン

天頂世界における地域の一つ。現実世界における六本木に相当するとみられる。
(と言うより、いわゆる業界用語でいう六本木と全く同じ呼称である)

イベント「夜の蝶と学生社長」では、十六夜佳織が勤めている飲み屋の本店があり、佳織もそちらで働いていたことがあるとのこと。

金太郎映像

エピソード1「黒龍の帰還」で登場したヤバめのAVメーカー。業神会がケツモチとして付いている。
ハメ撮りや乱交といった企画モノで有名らしい。神武斗町内に、大きなスタジオビルを構えている。

クジゴジ技研

イベント「ProjectV Vアクターへの道」に登場したIT企業。社長は真柴誠二
アプリケーションの下請け企業として堅実な経営をしていたのだが、新しい展開を始めようとVアクターを企画したのが失敗。
自社の技術陣にこそ問題はなかったのだが3Dモデル作成を依頼した外注企業がもはや化物としか思えない代物を寄越した上、それを使って動画を作った結果今まで世話になってきた企業からも信用をなくし、経営が一気に傾いてしまう。

そこへ技術力に目をつけた黒龍が経営を立て直して伊達組のフロント企業にしようと動くと、すでにアプリケーション開発の元請けから切られていることからVアクター事業を新たに興すことになり、野田英治がプロデュースし浜崎綾奈が演じるコノサキ・ヒカリの開発に着手している。

朽木堂

イベント「二人の孫と思い出の壺」に登場した古美術商。朽木文一が代表者と思われる。
織部ひとみ曰く「業界でも有名で骨董美術売買の他、芸術家支援にも力を入れている」らしく、半年後に朽木堂が主催していると思われる陶芸博覧会では陶芸家の小鳥遊さくらも参加する予定である。

取り扱う商品の性質上、織部堂とは同業者であるが、ひとみ曰く「扱っている商品のランクがまるで違う」とのこと。

クピド企画

イベント「闇に抗うアイドル」にて登場。

裏川朱美がスカウトされた事務所。社長は大浦武史
しかしその実態は、一部を除いてスカウトした者に多額のレッスン代を要求し高額な化粧品(尤も、中身は安物のイミテーション)を売りつけるという典型的なスカウト詐欺を働いている悪徳プロダクション。
そして、ここにも津軽拓哉が一枚噛んでいた。

一応辻山ルイ大羽リリといった現役アイドルも所属しているが、うち大羽はステマ行為を行うなど明らかに事務所の詐欺行為に加担している。ただし後に、大羽は辻山や事務所に弱みを握られて片棒を担がされたものであることが判明。

そして津軽や辻山が違法なドラッグパーティーに彼女を連れ込むまでして連城美海を嵌めようとしたが、黒龍の追及の前に崩れた大羽からの情報で野田英治新海守に居場所を突き止められて企みはあえなく失敗。
さらにそのパーティーが(野田英治のタレコミによって)警察に摘発、所属タレントが多数参加していたことやかなりのヤバいブツ(違法ドラッグ類と思われる)の存在が明るみになって辻山は逮捕、大羽も引退に追い込まれ、事務所自体も崩壊の一途を辿ることになった模様。

また辻山の売り込みに相当額の実弾が投入されていたことも明らかになった。
その実弾となった金は大須賀組徳川会への上納金を津軽が横流ししたものであり、津軽が徳川会本部より追われる身になっているので事務所自体も徳川会から相当な落し前を付けさせられる憂き目に遭っていると考えられる。
(おそらく社長の大浦も、警察か徳川会に捕まり失脚したと思われる。)

グラディアダイサカ

エピソード8「凶弾の行方」で登場。ダイサカにある宿泊ホテル。
神宮寺優良はこのホテルの704号室に泊まっており、脇坂組が彼女の身柄確保のために張り込んでいたものの優良が道に迷っていたこともあってか何とか逃げおおせている。

クリーンフォース

イベント「家電事情はすずにお任せ!」に登場した空気清浄機。
スズの家電紹介チャンネル」にて白崎すずに紹介されており、空気をきれいにするだけでなくにおいまで除去しくれる代物であるらしい。

  • 伊達組事務所内で道野栞にタバコの匂いを文句を言われていたこともあり、動画を視た黒龍は空気清浄機の購入をすぐさま決断している。

グルメ通り

イベント「神武斗町のオンナたち」の舞台となった神武斗町にある通りの俗称。
椿屋麵屋久三の2つのラーメン屋の他に小龍軒ラーメン龍田屋麺の綾鷹家MENNYA中華覇道軒
神武斗麺王亭白虎飯店といった店の存在が「神武斗町のオンナたち(及川真琴編)」にて言及される。
ラーメン屋、あるいは中華料理屋が非常に多いようで、グルメ通りのあだ名もここから来たと思われる。

及川真琴編では椿屋を除く上記全ての店にて麻薬入りのラーメンが出回ったことで大きな騒動へと発展。
(当時は)アルバイトを雇っていなかったことが幸いしたため被害を免れた椿屋も、のちにダンプカーが突っ込み店舗が壊滅するという物理的な大損害を被ることになった。

続く「神武斗町のオンナたち(武藤直子編)」では喫茶店が登場している。
ちなみにこの喫茶店は当初宇喜多組がケツ持ちをしていたが、ヤクザによる地上げに端を発する度重なる営業妨害と、
それに対する宇喜多組の(意図的な)対応の遅さに悩まされた結果、偶然知り合った野田英治の誘いにより伊達組に乗り換えている。

上記の麻薬入りラーメンやダンプカーの椿屋衝突といった騒動の裏には羽柴会蒲生組傘下の田丸会が存在しており、
神武斗町再開発計画における最有力候補地であるグルメ通りの利権を安く買い叩くため暗躍していたことが明かされる。
しかしこの騒ぎを収めるため黒龍内山宗次朗、そして業神浩が共謀した結果グルメ通りは神武斗町再開発計画の候補地から外されることになった。

ちなみに「伊達組 ゆく年くる年(クリスマス編)」では二ノ宮愛発案のクリスマスイベントにて、
姫野椿の他に織部ひとみにも声がかかったことから織部堂もグルメ通りに店を構えている可能性がある。

グルメランド神武斗町

イベント「ともえと刀花のドリームステージ」にて、神武斗町で開催された食べ歩きイベント。
阿子木信介が企画し、パッションプランニングが運営を担当している。
パッションプランニング側では朝風深夏がリーダーを務めた他、内山宗次朗の依頼を受けた伊達組も協力している。

準備を進めていく内に、店舗ごとで席料がマチマチであったり、深夏のプランを阿子木がダメ出しするばかりであったりと不審な点も目立っていく。

実は元々、阿子木が詐欺目的で立てた企画であったため阿子木にイベントを成功させる気はサラサラ無かった。
さらに言うと、とある政治家に詐取した金を政治献金として渡していた阿子木を潰すために宗次朗が仕向けたものでもあった。
そのため阿子木の逮捕(移送中に逃亡したので指名手配となったが)によりイベントも中止となる流れであったが、一連の裏事情に怒った黒龍によってパッションプランニングを主導とし、宝島貿易がスポンサーを務める正式なイベントとして執り行われることとなった。

黒百合会

エピソード0「刀花と千早」で登場したレディースチーム。
綾峰女学院時代の藤崎かがみは、ここの総長である獄石梓と度々喧嘩をしていた。

獄石梓は内山刀花に敗北した際にチームを引退しているが、チーム自体はどうなったか不明。

芸能NOW

天頂世界に存在するゴシップ誌。女性月刊誌ネクストの編集長曰く「三流ゴシップ誌」。
富岡淳史の父が編集長を務めており、井原という記者が所属している。

激おこ

  1. そんな名前のスキルを持ってる人いますよね。激おこという言葉で彼女のことを指す。
  2. イベント「ジュリア忍法帖」にて、片倉千早内山刀花黒龍とのペットショップデートを自慢された後で陥った状態。
    その後彼女が黒龍に対して「自重しなかった」ため、黒龍はその最中にジュリア服部早乙女まどかに殴りこまれたことすら「助かったと思ってしまった」ほど
    (しかし二人は後で、さらに激怒した千早によって「炎上」させられる羽目になった)

喧嘩人

イベント「龍宮流 お家騒動」にて登場した地下格闘技団体。代表は稲垣一
ドラゴンヘッド拳魂と共に地下格闘技イベントKASSENを開催していたものの、暴徒事件を主導するなど問題行動も多くケツ持ちを務めていた金城健にとって悩みのタネでもあった。
そして金城に説教されるとヤクザ真柄組)に鞍替えしてしまい、龍頭とは手切れとなってしまう。

自身らを抜きにしてKASSENをメジャー化しようとしていたことに逆恨みすると、大会を潰すべく真柄組と組んで大会に乱入して暴れ回り、メジャー化を白紙化させることに成功する。
ただしこの件で自身らもまとめて逮捕されてしまった、と野田英治の口から語られている。

拳魂

イベント「龍宮流 お家騒動」にて登場した地下格闘技団体。代表は上泉怜王
龍頭の地下格闘技団体ドラゴンヘッドとは共にKASSENを開催するなど関係は友好的で、
金城健が提案したKASSENのメジャー化についても金城が面倒を見ることを条件に賛同している。

もっとも、ドラゴンヘッドとは別団体ということもあってメンバー全員が金城に忠実というわけではなく、龍宮ともえにちょっかいを出そうとしていた選手は「金城健にビビってねえよ」と豪語していた。
(直後にともえに返り討ちにされたが)

幻武団

イベント「茶湯の道と奪われた土地」にて登場した半グレ集団。亀川がリーダー格。
表向きはスマイルタートルズという人材派遣会社を経営しており、準指定団体にもされていないという。

神武斗町の外れにあるビルと土地を購入したことから内山宗次朗の監視対象とされ「神武斗町に入れるか否かは伊達組に任せる」と黒龍に対応を任されている。
実は購入した土地は花京院かえでが所有する分家の土地で、茶道のカルチャースクールを作る予定だった花京院晋之輔とトラブルになっている。

花京院家の土地に関するトラブルで自身らや土地を斡旋した中田一茂が伊達組のタタキに遭いこそしたものの、
地面師菅原道行に騙されていた被害者であることが伊達組や神田あきなの調査で判明している。

小出組

エピソード9「真実と覚悟」の少し前にジンシュク3丁目に事務所を構えた暴力団
元はカガナワに事務所を構えていたが、徳川会との争いに敗れてカガナワを追われた経緯がある。
生き残りのために羽柴会の傘下にしてもらうための手土産としてらくらくホームズをフロント化して神武斗町再開発計画周辺の土地を買い漁っていた。
料亭『菊池』の土地も対象としており、菊池で次板として働いていた寛治を使って不祥事を偽装し、土地を安く買い上げようとしていた。
しかし、宗次朗の依頼を受けて動いていた伊達組に全てを暴かれ、一連の話を宗次郎に暴露された挙句にタタキに遭い壊滅させられる。

業神会

業神浩が、伊達組を裏切って作り上げた暴力団組織。
日本三大暴力組織のひとつ・羽柴会の傘下に入っている。

しかし羽柴会では現会長・加藤豪三の薫陶を受けているものの、その特別扱いが古参幹部にとっては疎ましがられているようである。

また野田英治の話では、伊達組現組長・鮫島健介が病気で倒れている間に業神会が伊達組のシノギを奪っていったとの事。

五木正直から提供された資料によると、業神会の事務所は神武斗町には無く
あるのは、フロント企業(仙石金融等)や傘下組織(宇喜多組等)の事務所だけらしい。
…宇喜多組の不幸の始まりである。

神武斗町における最大勢力ではあったのだが、平野組の襲撃を受けて業神が(表向き)行方不明になり宇喜多組なども徳川会の預かりとなったことで事実上の解体状態となってしまっている。
それに伴い半グレなどの増長に対する抑止が働かなくなってきており、イベント「熱血指揮者と追懐のメロディ」の時期にはビーストハントなどの半グレ組織が神武斗町で幅を利かせ始めている。

業神チケット

エピソード4-4-4で勝利すると報酬として獲得できることから)SR以上確定ガチャチケットの通称。
もともとは単にチケット、SRチケットなどと言われていたが課金でしか手に入らず、更に手に入る条件もいまいちわかりづらいこともあって、一部の課金事務所以外馴染みの薄いものであった。

しかしエピソード4で報酬として(クリアさえすれば)誰でも入手できることになり、広く存在が知られるようになった。

なお、言うまでもないが業神チケットは業神浩をユニットにする権利ではない。さらに言えば業神はガチャチケットでは入手出来ない。

黄蛇

イベント「極道とチョコレート工場」に登場した東南アジアの犯罪組織。トップは緑山光司
日本人の緑山がトップとなったことで日本がターゲットとなりカオカンパニーの詐欺や持永チョコレート工場で栽培した大麻の密売で稼ぐようになったという。

五木正直によると「少数精鋭な組織だが、土地でも何でも、欲しいものは殺して奪っていくような、ヤバい連中」とのことで、
カオカンパニー調査の過程で関わりが発覚したことで危険に晒されたのか「二倍報酬じゃ割に合わない」とこぼしている。

四会合とは敵対しており、トラブルの末に大麻工場を奪われるなどの被害を受けており、その煽りで緑山も日本に逃げ帰っていたという。

コーサ・ノストラ

イタリア・シチリア島を起源とするマフィアで、マフィアの代名詞的存在。
天頂世界においては、マルチェロ一家などの5大ファミリーが知られているという。

黒龍ゾーン

黒龍の周囲に形成されている女性を引き寄せるゾーン。初出はイベント「伊達組 南国に行く」での野田英治の発言から。
このゾーンの前には幼女やネトゲ越しの男すら引き寄せられたりもする。

元ネタは恐らく漫画『テニスの王子様の』手塚ゾーンである。
黒龍の場合、別にそうなるように仕向けている訳ではないのが恐ろしい。
どちらかといえば、黒龍が女性のトラブルに引き寄せられてるもあるかもしれない。

コスプレ三人娘

神武斗町の飲食店でアルバイトとして働く裏川黄泉北原潤立花芽衣の3人のこと。

そう呼ばれるようになった由来は、イベント「ウェイトレス・トライアングル(アジト防衛戦シナリオ)」において登場する敵パーティーのうち、この3人とリディア=ストレルコフによって構成されるパーティーに「コスプレ突入隊」の名が付いたことから。
また、この3人が一堂に会するステージエピソードのサブタイトルにて「三人娘」と称されたことにある。

店はそれぞれ別々なものの、3人とも仲が良い。
黄泉は聖ヶ谷女学園に通う学生であることが判明しているおり、
潤についても、イベント「真夏の神武斗町」においてOrder maidから社員採用の話が持ち上がっていることが判明したことから、少なくとも彼女は学生ではなく、今のアルバイトが本業であることがほぼ確定している。

最近になって黄泉が二人の姉と一緒にアイドルデビューすることになったが、これによってアルバイトの方をどうするのかは今のところ明らかになっていない。

  • ただし以降のイベントにてハニーバニーやOrder Maidと違いファミレス「バクト」は伊達組のケツ持ちとしてカウントされていないため、
    やめていると考えるのが妥当であろう

イベント「バレンタインエール」では黄泉に代わりリディアが加わった3人でOrder maidのビラを配布していた。
黄泉の動向次第では今後は潤・芽衣・リディアの3人が基本になるかもしれない。

ゴッドビジョン

イベント「内山刀花のVR救出作戦」に登場する日本のゲーム開発会社。
新堂亜由美崎坂重郎の特許を用いたVRシステムを活用したMMORPGを開発していた。
ところが、開発に協力していたジョフリー・メイス博士の差し金でテストプレイヤーがログアウト不能となる事態となり、死亡事故も発生。
(ゲーム上で死亡する、VRシステムの電源を強制的に切るなどの行動でプレイヤー本人の脳が焼き切れてしまう)
責任者の財前太一を始めとする開発陣の大半もその被害者となってしまった。

コノサキ・ヒカリ

イベント「ProjectV Vアクターへの道」にてクジゴジ技研が開発したVアクター。挨拶の台詞は「昨日まで暗くたって、今日からきっと明るい毎日」。
クジゴジ技研は一度カコ・クライで失敗していることもあってプロの声優を使うことは出来なかったが、一般応募で面接に来た浜崎綾奈を採用し、3Dモデルには制作企業との通訳として雇われた春原ソフィアをベースとして作成されている。

元々クジゴジ技研の技術陣に実力があったこともあり、動画配信を始めると視聴者数が一気に伸びるほどの人気を博している。
雷通主催のオーディションにも出場するが、ここでは惜しくもヒナナッツに敗れている。

綾奈の妹にあたる浜崎優香も視聴者の一人で、優香によれば「無理矢理キャラ作ってる感じで、たまに化けの皮が剥がれるけど、一生懸命な姿は素直にすごい」とのこと。

コノヨノハジマリ

イベント「密室に残された暗号」に名称が登場したバンド。
近日中に20周年記念ライブを行う予定で、会津仁樹はそのペアチケットをコンビニで購入していた。

コミックミーティング

天頂世界で年2回開催されている大規模な同人誌即売会。「コミケ」と略称される。
泉田繁はサークル参加もしており、自らの趣味について書いた情報系の同人誌を販売している。
また黒龍は、毎回なぜか岡本みずほのトラブルに巻き込まれては同人誌作成と売り子を手伝わされている。

イベント「ドラスティック・グラドル」の時には施設の老朽化によりイベント「チョコとみずほとバレンタイン」の時期に延期されている。

さ行

サイバーエフェクト

イベント「失われた黄金と幻のハチ」で登場した証券会社。
大手商社である青丸商社の子会社。
玉田貿易にTOB(敵対買収)を受けているハンプティに全面バックアップを約束しており、
それに続いて親会社である青丸商社にホワイトナイト(良心的な株の買い取り)も約束していたが、裏切ってハンプティを青丸の傘下にしてしまっている。

その実態は暴力団野月組のフロント企業で、親会社の青丸の弱味を握って実質的に支配していた。
企業を買収して青丸の子会社とした上で循環取引と粉飾決算を繰り返して稼いでおり、ハンプティも過去に対象として株を買い占めていたものの、
副社長に気づかれたことから脅迫した上で一度は買収から手を引いていた。
しかし洞窟バチの件でハンプティが話題になると、蛾王院翔馬の提案もあり買収を再開している。

会社に組の構成員が出入りしているところを青丸にスポンサーを求めていた阿万野ほのかに見られてしまい、
更にその話を聞いた野田英治によって一連の繋がりを見破られてしまう。
伊達組の主導でネットやマスコミに実態を暴露され、ハンプティ社員も玉田貿易の子会社として立ち上げられたダンプティへ全員移籍が済むと、伊達組のタタキに遭い壊滅させられる。

サウザンドファースト

片倉千早が持つ異名の一つ。
エピソード0 刀花と千早」により、元は伝説のスーパーハッカーだった父・片倉仙一が名乗っていたハンドルネームであることが明かされた。

このエピソードの公開前には、「千=サウザンド(thousand)」+「早=ファースト(fast)」という意味かと考えられていたが、「仙一」→「千一」→「1001st (thousand-first)」が由来と思われる。

佐縁馬町

天頂世界において中国地方に存在する町。
古くからの地元の名士である佐縁馬家(イベント「鬼庭組と呉服屋騒動」に登場する佐縁馬俶子の実家でもある)が幅を利かせている。

過去に過疎化が進んできたことから町の活性化のため工場を誘致する話が持ち上がったものの佐縁馬家が反対した上、推進派筆頭の井古田市議会議員の一家が殺害される事件が起こり誘致は断念されたことがあり、井古田家の生き残りである古梶真矢が佐縁馬家へ復讐するため俶子を海外に売り飛ばそうとする原因になっている。

酒井組

イベント「夜の蝶と学生社長」に登場する徳川会暴力団で、三次組織に当たる。
九重雫の兄・沢辺匠海が手を組んでいた相手で、関東の中小企業を相手にブラックジャーナリズムを利用して金を脅し取ったり、フロント企業に収めたりして勢力を拡大していた。

五木正直の推測としては羽柴会の関東での勢力拡大に対して危機感を抱く徳川会が、なりふり構わず勢力拡大を図っている節があり、ひたすら会社を脅しているのもその現れだという。
匠海の自宅を警護していた構成員は伊達組が乗り込んだ際に叩きのめされたが、徳川会との本格的な抗争を避ける黒龍の判断によりそれ以上のダメージは与えられていない。

さかずき。「杯」とも書く。「盃事」(さかずきごと)とも。
任侠の世界において上下左右の関係を表す上で重要な儀式。

  • 親子盃
    ある組に加わる際に、親分より新しく入る子分へ下げ渡される。
    盃は組に所属した身分証のようなもので、懐紙につつみ大切に保管しなければならない。
    新海守の当面の目標がこれであったが、エピソード5にて伊達組の盃を受けることが許された(エピソード6で正式に執り行われた)。
  • 兄弟盃
    親分からの指示、または許可を貰い、子分間にて直接の上司と部下を決める際に行う。
    なお後述のとおり、互いの属する組織が異なる場合でも交わすことは可能。

通常一つの盃にて兄貴分がいくらか飲んだ後、残りを弟分が飲み干す。
なお、一口に兄弟分といってもその中身は様々である。以下にその種別を示す。

  • 五分の兄弟
    最狭義の兄弟分で、まったく上下の関係の無い対等な立場を表す。
    入所前の黒龍と伊達組時代の業神浩、そしてエピソード6終了後からの黒龍と鬼庭組組長・鬼庭軍蔵がこの関係にあたる。
  • 五厘下りの兄弟
    兄分と弟分の間が、座布団一枚を譲る程度の僅かな差になる兄弟。
    本来ならば五分だが、何らかの事情により弟分が一歩譲る場合にこの関係になるという。
  • 四分六の兄弟
    兄分が6、弟分が4の差を持つ兄弟。弟分は兄分を「兄貴」と呼ぶ。
    黒龍と野田英治はこの関係であると思われる。また明示されてはいないが英治と守、業神と虎嶋真弓、伊達組時代の業神と泉田繁もこの関係といえる。
  • 七三の兄弟、二分八の兄弟
    兄分と弟分の差が四分六よりも大きい兄弟分。二分八になるとむしろ親子分に近くなる。

ちなみに、エピソード4「対立する悪意」にて業神が羽柴会赤星組組長・赤星武明を「叔父貴」と呼んでいるが、この場合は

  • 業神は、羽柴会会長・加藤豪三から「親子盃」を受けている
  • 赤星は、加藤と四分六以下の「兄弟盃」を交わしている

という関係になる(エピソード6「反目の計略」終了後からの黒龍と鬼庭組若頭・岩城静馬の関係も同様)。

サクアサ

天頂の世界における町名、および地域名のひとつ。
現職の町長は永田桐彦。イベント「新人秘書と歪んだ願望」では町長選挙が行われている。

鬼庭組の本拠地であり下町。星山梨々花もここの生まれ育ちである。

現実世界でいうところの浅草に相当するとみられる。
ジンシュクハバアラキヤシブといい、どうにも都内の地名は業界用語のような形になっているようだ。

イベント『道野栞のウェディング・ロード』にて、「鬼庭美鈴が携帯も財布も自宅に置いたまま家を飛び出し、神武斗町を彷徨っていた」
鬼庭軍蔵がおなじサクアサの敵対組織・北楯組を襲撃した後で神武斗町にある花村医院に担ぎ込まれた」ことから鑑みると、神武斗町とはそう遠くない位置にあると考えられる。

サクアサ芸術大学

イベント「鬼庭組と呉服屋騒動」に名称が登場した大学。
佐縁馬俶子古梶真矢の他、ブラックノア構成員のアルバート・マグリも留学生として在籍している。

尚、現実世界では浅草ではないが同じく台東区の上野に東京藝術大学の本部が存在する。

サクアサモール

イベント「新人秘書と歪んだ願望」に名称が登場したショッピングモール。
永田桐彦サクアサ町長時代に誘致した。建設工事を担当したのはミシズ建設

公表された図面と工事を担当したミシズ建設の図面が一致しないにも関わらず、予算が全額使われていたことから、
その情報をつかんだ週刊文冬の記者・丸井亀夫に「永田桐彦が手抜き工事をして浮いた予算を懐に入れる汚職をした」として、
記事にしない見返りに永田奏絵に対し1000万を要求している。

黒龍から詰問を受けたミシズ建設の代表取締役・美静直隆によれば「実際には手抜き工事ではなく新しい建材を使用したことによるもの」であり、
当初の計画では使用が見送られたものの、実用化の目処が立ったため計画の変更し、桐彦にも了承を得ていたとされている。
しかし、それらは桐彦の秘書である佐藤佐次郎の独断で行ったものであり、その浮いた予算を懐に入れたばかりか、桐彦を失脚させるために記者である丸井に匿名でリークしている。

イベント「過去の呪縛と新たな一歩」では女性月刊誌「ネクスト」のルポライター御影千里がこのショッピングモールに関する記事を書いていることが確認できる。

佐久間バッテリー

トナミ区に工場を持つ産業用蓄電池などを作っている中堅メーカー。
中堅ながらも人工衛星搭載用バッテリーの実績があり、業界ではトップとして知られていた。
イベント「試みよ!ヤマトナデシコ」冒頭にて謎の爆発事故を起こし、多数の負傷者が出ていることが速報で語られる。

爆発事故は仕組まれたもので、同イベント終盤にはさらにジンシュクにある研究部門が狙われていたが、
事態に気づいた伊達組内山刀花、そして八瀬こころらの尽力により未然に防がれている。

桜庭整体院

イベント「黒龍P プロデュース大作戦」にて登場する、神武斗町に存在する女性専用の整体院。
マッサージ師として桜庭歌羽とその祖母・桜庭とよこの他、何名かが務めている。

店の評判は良いようで、歌羽をアイドルとしてスカウトするために野田英治が偵察要員として店に行かせた木曽根翔子からの評価も上々であった。

ザスローン

ロシア語で「防壁」を意味するSVR(ロシア対外情報庁)に所属する特殊部隊。イベント「硝煙は裏切りの匂い」で登場している。
ロシアが有する特殊部隊の中でも特に機密性が高く具体的にどんな任務を行っているかといった詳細は明かされていない。

劇中ではアリサ=パブリチェンコカリーニン大尉リュドミラ中尉が所属しており、
かつてはリディア=ストレルコフも(恐らくアラン軍曹も)在籍していた。

サバキ

主に建築工事において、工事を妨害する可能性がある暴力団などに対して交渉し、工事を円滑に進ませる工作を行うこと。いわば、妨害者を「捌く」ことと考えれば良いだろう。
相手が暴力団ということもあって、交渉側も別のヤクザに頼むことが多い。

イベント「天災博士の異常な日常」においては工事ではなく特許技術に対する交渉ではあるが、扇田トライアル新堂亜由美との交渉をMimesis配下のヤクザに妨害されたくないとのことで、同様の工作が必要になったことから伊達組にその役目を依頼している。

サラリーマン

ジンシュク三丁目に出現する敵キャラのこと。
神武斗町におけるチンピラ、ヤンキー、宇喜多組に相当。

しかしながらその言動は、日本社会の世知辛い現況を映し出すような哀愁を漂わせる。
(その心の不安定さは、「娘にもぶられた(ぶたれた?)ことないのに」と、宇喜多組を凌ぐに劣らない言動のおかしさからも窺える。)

山賊

内山刀花ゼニオンVerのこと。転じて刀花本人を指すあだ名としても使われる。
斧を持って上級者顔負けのテクニックで暴れ回ってプレイヤーを襲ってアイテムを剥ぎ取るという破天荒な様子が山賊と形容されたことから。
実際その野蛮さに片倉千早から『やはり山賊は格が違った……。マジ震えてきやがる』と恐怖されている。

ちなみに、劇中では千早はイベント「チャイルドパニック」から彼女を「山賊」と呼んでいた。
おそらく刀を携えて千早宅に(鍵が掛かっているにもかかわらずその鍵を壊してまで)乗り込んでいくからであろう。
なんと、ともに綾峰女学院に通っていた当時、つまり初対面の頃からの呼び名であったことが過去編であるイベント「エピソード0 刀花と千早」にて判明した。

また、同じDMMの某ゲームにて刀花などのイラスト担当としてお馴染みのそらモチ氏が手がけた首から上が刀花によく似た黒髪ロングの剣士キャラの追加を告知した際、
天頂の公式Twitterが『職業は「山賊」ではないのですね?』(外部リンク)と食い付いたことが一部で話題となった。
公式も山賊ネタで弄ることに何の躊躇いもないようだ。これでも看板ヒロインのはずなのに…。

ジェミニシード

FANZA GAMESで配信されているブラウザゲームの一つ。
本作の運営が配信していると言われており、重いテーマを持つメインシナリオとギャグ要素満載のイベントシナリオという共通点や、キャラクターの一人のプロフィールでヘンタイおじさんに関する記述が存在するなどの点が根拠とされている。
2周年記念の生放送にて、コラボシナリオの予定が発表されており、2021年正月のおみくじクエストの一つで予告編に当たるシナリオが登場した。

シシクラアート

イベント「残された絵画と予告状」に登場したデザイン会社。社長は宍倉
宍倉が立ち上げ、一代で大きな展示会を主催できるまでに成長させている。

紫藤運輸

エピソード7「交錯する欺瞞」で名称が登場した貿易会社。紫藤凛の父・紫藤俊介が経営していた。
羽柴会のフロント企業として密輸にも手を染めていたが、加藤豪三の命で赤星組によって14年前に潰されていることから羽柴吉郎の派閥に属していたものと思われる。
百地新十郎の話では、池松勝利が主に関わっていたらしい)

また、赤星組のターゲットにされていた頃に伊達組も何らかの仕事を依頼していたようだが、赤星組に妨害され失敗に終わっている。

シナスタジアVRシステム

イベント「天災博士の異常な日常」で登場したVR(バーチャルリアリティ)システム。開発者は崎坂重郎
視覚と聴覚ぐらいしか再現できなかった従来のVRシステムであったが、
シナスタジアVRシステムではサブリミナル効果や視覚による催眠を利用して、残りの三感(触覚、嗅覚、味覚)を強引に再現することに成功している。
欠点は催眠であるがゆえに本人の知らない情報は得ることができないこと。
被験者である崎坂なつきはゾンビの血生臭さを知らなかったため、サンマの匂いを感じていた。

この研究も重郎が当時在籍したハックオンに自慢がてらに発表するも、そのまま勝手に自社製品として売りに出されたことに憤慨して退職している。
のちになつき経由で知り合った新堂亜由美とともに上位概念であり、欠点を克服したMVVRシステムの開発に成功している。

シノギ

極道が収入を得るため行う仕事の総称。
作中では店舗経営、タタキ(敵対組織への襲撃)、賭博などを行っている。

伊達組では、カタギの人間からは巻き上げないのが信条。
そのかわり、「伊達組は悪どく儲けた奴からタタキをする」黒龍自ら語っており、薬物を扱っていた初期の「龍頭」、多数の危険な銃器を神武斗町にバラまいていた「JJブラザーズ」、
地上げ目的でカタギにも大きな被害を与えていた「田丸会」、食品偽装騒動で多数の企業を破滅に追い込んだ詐欺集団「ムーンライト貿易」、芸能関係で悪どい真似を繰り返し投資詐欺も行っていた津軽拓哉など、
巨額の収入を叩き出すかわりに破滅同等の大打撃を被らされた巨悪は数知れない。

またそれ以外の伊達組のシノギは、観葉植物やおしぼりなどのレンタルから面倒見ている店への用心棒役、および人員不足の際のアルバイト要員派遣(ほとんど野田英治新海守)と、いたって良心的かつ平和なものである。

主人公に敵対する組織ではタタキだけで巨額の収入を叩き出すのは無理があるためか、カタギ相手にも高利貸しや薬の売買、銃器の密売などを行って巻き上げるのが当然であるようだ。

また、伊達組の面々はその営業活動のために普段から組の名刺を持ち歩いていることが「神武斗町のオンナたち」にて明らかになっている。
ゲーム内のスカウトに派遣すれば、逃走中の債務者を見つけ「払えねえのに甘えてんじゃねえ」などと声を荒げる辺りどうやらそういう業務もやっているようではあるが、後述の通り金利は安いようなので踏み倒す方にも問題あると考えられる。

椿屋やイベント「伊達組ゆく年くる年(年末編)」に登場した印刷所のように債権を一本化して企業再建を支援するシノギもあり、経営難に陥りながら真っ当な仕事をしている企業に対して債権を伊達組に一本化することにより再建支援を行っているケースもある。
極道のシノギにもかかわらず、金利は銀行並みと良心的である。ある意味では、伊達組は経営コンサルタントや金融機関的な業務能力も高いといえる。
そういったシノギはおもに黒龍が担当していたが、エピソード6では守にも(少しずつではあるが)任せるようになってきており、あやたか物産をフロント企業に加えている。
また、過去には伊達組時代の業神浩がその手のシノギを得意としており、黒龍とともにベンチャー企業の旗揚げを手伝っていたらしい。

かつて初代組長・伊達昌三の時代には興行関係のシノギもあったことが、イベント「狙われたアイドル」にて英治の口から明らかにされる。
なお同イベント最終盤にて松永絢香のイベント及び七尾成実の劇団興行の成功を受けて伊達組における興行関係のシノギ復活が黒龍より宣言され、英治が受け持つことになった。

イベント「闇に抗うアイドル」の段階ではリリカルプロダクションとの間に強固な信頼関係を構築するに至り、ついには知り合いだった裏川蒼衣朱美黄泉の三姉妹をアイドルデビューさせるまでに至っている。

さらに、伊達昌三の死を機会に、泉田繁によって遺品整理業も手掛けることになったことがイベント「怪盗ハロウィンに出現す」にて明らかにされた。
極道のシノギとはいえその仕事は非常に良心的なもののようで、近年では悪質な同業者の出現に頭を痛めている。

イベント「天災博士の異常な日常」では高名な研究者である新堂亜由美の特許案件の代理人を黒龍(伊達組)が引き受けることになった。

なお、現在の伊達組においてカタギ相手のシノギは黒龍以外が受け持っているケースがほとんどで、黒龍のシノギはケツ持ちやタタキ(全員で担当)、とそれほど多くはない。
そのため他のメンバーがシノギで忙しくても、黒龍は暇が空いていることも珍しくない。

尤も、現在の伊達組は若頭の黒龍がほぼ組長代行といってよいところで、そういった立場の者がシノギで多忙な日々を送っているようでは組織としては危ないと思われるところである。

事務所

辞書的には業務を行う施設(空間)であるが、ここではプレイヤーのことを指して使われる俗称である。
「あなた」として入力を要求される名前が黒龍であることもあって、プレイヤーのことを「アニキ」「兄貴」と呼ぶ場合もある。

地面師

他人の所有する不動産を自身の名義として、無断で売買したりする詐欺師のこと。
劇中ではイベント「茶湯の道と奪われた土地」に登場する中田一茂が地面師であり、花京院かえでの所有する土地を自身の名義に書き換えた上で幻武団に売り渡している。

ジャック・オ・ランタン

  1. アイルランドなどに伝わる妖怪の一種。「ランタンを持つ男」を意味する。
    ウィル・オ・ウィスプ(日本で言う鬼火)と同一視されることもある天国にも地獄にも行けずこの世をさまよう亡霊。一般的にはランタンを手にしたカボチャ頭の男の姿で知られる。
    夜道をゆく旅人を惑わせるとも、逆に道案内を務めるとも語られている。
     
    イベント「怪盗ハロウィンに出現す」では怪盗オリヴィアが操るドローンがジャック・オ・ランタンを模しているほか、
    ユニット『R ジャックランタン』として入手も可能だった。(復刻では残念ながら入手出来ない模様)
     
  2. ハーン首長国が所有していた宝石。
    世界で唯一無二といわれており、小さな国ならば買えるほどの価値を持っている。
    金細工も施されており、全体の形状は上記のジャック・オ・ランタンの原義どおりカボチャに似ている。
     
    経緯は不明だがハーン首長国の手を離れ、遅くとも戦前には宝島貿易の社長一族である宝島家の手に渡っていたという。
    それ以来宝島家の家宝となっていたのだが、怪盗オリヴィアのターゲットとなり盗まれてしまう。
    その後は本来の持ち主であるハーン首長国の手に戻された。

ジャパンアクションソサエティ

イベント「危険な仕事と二人の主役」に登場する俳優事務所。略称はJAS。
元・スーツアクターである鴨井壱起が弟の鴨井錦丸と共に起業した。
現社長は鴨井壱起。役員に堂林才嗣がいる。

アクション俳優が主に所属しており、特にスーツアクターが有名であるらしい。
後進の育成の為に独自の養成所も運営しており、所属俳優である映徳高石が講師を務めている。
五木正直曰く、「叩いても埃らしい埃が出てこない優良企業」でハリウッドにも演技指導のためスーツアクターを派遣するほど経営も順調である。

実は(起業して間もない頃に堂林が紹介した)顧問弁護士である井上俳瀬の正体が小山組の若頭であり、
JASは暴力団関係者とは知らず知らずのうちに関係を持っていたことを堂林に脅迫されてしまう。
全ては堂林が井上と手を組みJASを乗っ取る為の策略で、乗っ取りの邪魔と判断された錦丸が事故に見せかけられ殺害されるという悲劇も招いてしまう。
そのままヤクザと関係を持つ失意の日々を送っていたが黒龍岩城静馬の手により、小山組が手出しできない状態になるものの、
責任を感じた社長の鴨井壱起が全ての罪を告白するため警察に自首することとなった。

後日のニュースによればJASは被害企業として報道されており、
仮面レンジャーキャッシュ」劇場版の撮影も順調に進んでいる描写から察するに、大きな責任は問われていないものかと思われる。

ジャンキー

薬物中毒者を意味する言葉。
また薬物以外のものに対しての中毒的症状がみられる人間にたいして、○○ジャンキーと呼ぶ事がある。
作中でも金城健ジャーニー・ロットンを「チャカジャンキー」と呼んでいる場面がある。

本ゲームシナリオでジャンキーが登場する際は意味不明かつ奇天烈なセリフを吐くことが多い。

週刊文冬

イベント「新人秘書と歪んだ願望」に登場した週刊誌。
丸井亀夫が記者として所属している。

野田英治によればサクアサ町長選挙に立候補している鞍本亮二のスキャンダルを暴露した過去があるらしく、
鞍本に記事のネタを売り込みにきた丸井は門前払いされたとのこと。

週刊ビジネスウーマン

イベント「失われた黄金と幻のハチ」で登場した週刊誌。
阿万野ほのかの知り合いのフリーライターがこの週刊誌に記事を書いており、そうした縁もありダンプティを立ち上げた塚原つばさをインタビューしている。

首都同盟

イベント「思い出の車に残された謎」に登場した、ブクロイケを本拠とする半グレ集団。リーダーは大崎
同じくブクロイケを本拠としている暴力団支倉一家とは敵対関係にあり、支倉一家の名を騙って好き放題暴れまわったり、ヤクザ狩りと称して構成員を集団リンチに掛けたりするなどの凶行を繰り返している。

ヤクザ狩りについては支倉一家以外の極道も標的としていたが、使用者責任を盾にして相手を無力化してからリンチに掛けるという手法を用いているためか正面切っての戦いにはそれほど強くないようである。
そのため問答無用で抵抗してくる宇喜多組に返り討ちにされたり、そもそもヤクザではない龍頭金城健には一方的に叩きのめされたりしている。

本業は高級車の窃盗で、金城の愛車であるハンヴィーを盗んだことが金城の怒りに触れてしまい、ついに龍頭に宣戦布告されブクロイケで一般人に被害が出るほどの抗争を始めてしまっている。
早房岬の父の愛車であるBCMを盗んだ張本人でもあり、調査にあたっていた伊達組宮部未央によってアジトとしていたヤードを突き止められると、
伊達組と支倉一家に殴り込みをかけられ、大崎の身柄は金城に引き渡されてしまう。
その後は龍頭に潰されたのか自壊したのか、何の噂も聞かれなくなってしまったという。

使用者責任

イベント「思い出の車に残された謎」にて話題になった民法715条にて実際に定められている制度。
ある事業において被用者が第三者に損害を加えた場合、被用者を使っていた使用者に賠償する責任があるという規定。

暴力団員が第三者に損害を加えた場合、その責任を事業における代表者としてその暴力団の代表者に対して責任を追求することが出来るのだが、
暴対法(正式名称「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」)の改正前はまずその損害が「暴力団の事業によって」発生したものかを証明する必要があった。
しかし2012年における改正後は脅迫や暴力などにより他人の生命や財産を侵害した場合、事業の証明無しこの損害を暴力団の代表者に責任を負わせることが可能になっている。
実際2016年にはこの使用者責任による指定暴力団の元会長に対する損害賠償請求を認める判決が下された事例が現実に起きている。

イベント中では陸奥時正をリンチしていた首都同盟半グレがこれを盾に伊達組の暴力による介入を牽制している。
(この場合仮に伊達組の組員による暴力で被害が発生したなら、その被害の賠償を伊達組組長である鮫島健介に求めることが出来るようになる)
が、一個人であることから使用者責任を恐れる必要のない塩森健太郎の乱入により彼らの目論見は瓦解することに。

一方同じく首都同盟に使用者責任を突きつけられた宇喜多組は無視して袋叩きにした

ジンシュク

天頂の世界における地域のひとつ。
現実世界でいうところの新宿に相当するとみられる。三丁目、二丁目、駅東口、駅西口、シルバリー街等、どうやらそれを意識しているようである。
新海守の出身地でもある。

作中ではスカウトへ繰り出す場所として扱われている。

イベント「真夏の神武斗町」にて織部ひとみが「ジンシュクの神武斗町から参りました」という発言をしていることから、
神武斗町は「ジンシュク内に存在する町」と考えられる。

イベント「試みよ!ヤマトナデシコ」にてジンシュク三丁目がストーリーの舞台として初めて登場した。
ジンシュク三丁内には都内にある落語の定席として名高い寄席「大吉亭」がある。聖ヶ谷女学園から近い位置にあるようだ。

また、大吉亭に出演している八瀬こころが神武斗町にあるラーメン店「椿屋」の常連客になっているという点から考えても、神武斗町とジンシュク三丁目は近接しているようだ。

スイッター

天頂世界に存在するSNS。
SNSの中でも手軽であることが利点であり、新海守が将来的には自身がフロントとしているあやたか物産のネットショッピングで広告を打つことを目的に、
まずは個人的に使いこなすためにと野田英治に言われ使い始めている。

  • 同じ伊達組泉田繁も「シゲルオオクワ@ookuwaizumi」でアカウントを取得しており、英治曰く「かなり面白いことを呟かれています」とのこと。

スウィンドラーズ・エステート・リスト

天頂世界に存在する不動産詐欺マニュアル、及びカモ候補を列挙したリストのこと。
神武斗町の駅前にある不動産屋に勤める神田あきなによれば所有者はリストの管理者に上納金を納める仕組みになっているらしい。

あきなは地面師により一家離散を経験した過去から、手段を選ばずリストを確保したのち処分しようしており、イベント「茶湯の道と奪われた土地」では地面師の菅原道行からリストの一部を奪うことに成功した。

スカウト

ゲーム的なシステムとしてはページを参照。→スカウト

スカウトというと人材の勧誘という意味に捕らえがちだが、ゲーム上は言葉の本来の意味である『調査』がしっくり来るだろう。
もちろん調査の過程で人材を発見しては引き抜き(ユニット取得)をしているので、人材勧誘の側面ももちろんある。

スカウトは野田英治が担当している。
逃げ出した債務者から取り立てを行ったり、アイドルの路上ライブをきいてうっとりしたり(?)いろいろあって資源を得て戻ってくる。
DPしか入らないジンシュク駅東口でも債務者から取り立てを行ったりする辺り、債務者から取り立てたものは何なのかは気になるところがある。

ユニットを得て戻ってくるが稀に英治がユニットとして改めて加入することもある・・・まあ、その気になれば片倉千早を8人同時に出撃させることもできることを考えれば、ユニットの加入に関して突っ込むのは野暮というものだろう。

スキル強化ユニット

主にユニットのスキルを上昇させるためのユニット。イベントにて入手出来る。
同レアリティ全体に対応している物と、イベントキャラ専用の二種類が存在する。
使用方法は強化にて通常の方法と同じく合成すると、スキルが100%上昇する。

アイテムではなくユニット扱いであったので、レベルがありステータスが存在した。

ユニットタイプが無く(ステータスを見る限り壊タイプ)レベルも1固定なので編成も育成も出来ないが、街管理にて施設マネージャーに任命できる。
黒龍が何を思って彼ら(?)を選んだかは知り及ばないが、神武斗町のどこかにはラーメンや手裏剣が取り仕切っている店舗が存在しているようである。

ステータスに関しては本人のレアリティ相当であり、攻撃速度が異常に遅い。移動速度は300もある。
これは現在実装されているどのLRよりも高速であるものの、バトルで出せないためこれと言った意味はない。

2017年12月20日のメンテ以降に入手したものは限界突破ユニット、強化用ユニットともどもアイテムとしてユニットとは別枠の扱いになっている。

スズの家電紹介チャンネル

イベント「家電事情はすずにお任せ!」に登場した動画配信チャンネル。
妹と弟の世話で家にいることが多く退屈していた白崎すずタナカデンキの店主の話を聞き、家電に興味を持ったことできっかけで始めた。

その名の通りスズ(白崎すず)が最新家電やお買い得のものまで色々紹介してくれるチャンネルで、
面白くて実用的かつ、スズ本人の容姿の可愛さもあり評判はよいとのこと。

神武斗町でも動画の撮影しており、タナカデンキで撮影しているところを黒龍泉田繁に目撃されている。
最近になってチャンネルで紹介した買ったばかりの家電に故障が相次いでいることから、関連についてネット上で疑われ炎上騒ぎになっている。

  • しかし、すず本人には心当たりがないことからどう対応すべきか思い悩んでいた。

一連の事件の犯人はネオデン及び従業員の田中一樹(タナカデンキ店主の一人息子)の仕業で、件の炎上騒ぎもすずに個人的に嫌悪感を抱いていた田中一樹が仕組んだものであった。
犯人が捕まったことで疑惑も晴れ、ミスズ(鬼庭美鈴)とタナカデンキ店主も出演して動画配信をしている姿が見られる。

スッゴーク・トレール君

ハンバーガーチェーン・マリモナルドが開発した店舗併設型植物工場。開発責任者は平間辰次
ハバアラキ店に実験店を構えており、現在稼働しているスッゴーク・トレール君改二は従来型よりも設置コストを従来型の20分の1に抑え、同種育成株数を300以上としている。

先代社長と平間が心血を注いで開発してきたシステムではあるようだが、先代の死による代替わりにより現在は不採算部門として軽視されている。

スナップジャッジ嘘発見器

イベント「新米記者、神武斗町を駆ける」で登場した崎坂重郎の発明品。

重郎曰く「対象の表情、声紋、体温、仕草を検知し、心理状態を察知する機械」でカメラ型の形状をしており、フレームインして対象を喋らせることで様々な情報が得られるという。
重良の胡散臭い説明に反してかなりの高性能で、神武斗町に出回っている偽札の情報を知っているタクシー運転手を突き止めている。

スペースレスキュー・焔組vsアンデッド・レディース十字薔薇軍団

イベント「失われた黄金と幻のハチ」で登場した映画。監督は阿万野ほのか
シナリオでは神武斗町でロケを行っている。

劇中の情報からは「銀河連邦救急救助隊、太陽系支部の末端組織」焔組と「ヴァンパイアに牛耳られた学園のレディース、眷属になった不老不死のアンデッド特攻隊」十字薔薇軍団が対決する内容であるらしいが、ほのか曰く「任侠映画

メインスポンサーのハンプティが炎上騒ぎに巻きこれたことにより公開が危ぶまれていたが、代わりに玉田貿易がスポンサーになったことで無事に完成することとなった。
完成された予告編を観た野田英治からは「……何というか、すげぇ、すげぇ……すげぇ映像だった、けど……」「俺はたった今、何を目撃したんだ……?」と衝撃を受けている。

世界ディスカバリー探検隊

イベント「失われた黄金と幻のハチ」で名称が登場したテレビ番組。
タレント冒険家の蛾王院翔馬が出演しているが、映画プロデューサーの貫井P曰く「打ち切りが決まっている」とのこと。

世界SUSHIコンクール

天頂世界で執り行われている、寿司の世界大会。
寿司の味はもちろんのこと、段取りや衛生管理、配膳時の心構えも評価対象になるなど寿司職人としての資質そのものを問う内容となっている。

イベント「なぎさよ!世界を握り取れ!!」の時点では若手部門などいくつかの部門に分かれているがかつては全ての寿司職人が同じ舞台で争う形になっており、うおすみ寿司の親方はそんな状況で優勝したという過去を持っている。
綾槻せりなは寿司を握れないということで興味こそあったものの参加はしなかったのだが、魚住なぎさが若手部門として参加した東京予選では従来の寿司を競うにもかかわらず、参加者の姫野椿宮川くるみ内山刀花は何を血迷ったのか全然違うものを出して失格になっている。
フランスで開催された本戦では、今回は最優秀賞者は出ずフランス代表のブリス・バルテレミーと日本代表のなぎさが特別賞を受賞している。

ゼニー

ゲーム内の通貨単位の一つ。街の施設を建てたりユニットの限界突破を行うために必要。

由来は単純に「銭ー」と思われるが、天頂(天文学の「てんちょう」)の英訳が「Zenith」であることからそれとかけて「ゼニー」とも考えられる。

ゼニスオンライン

イベント「片倉千早のネトゲ結婚計画!」にて重要な位置づけをしめる、天頂の世界で流行っているオンラインゲームの一つ。
Zenith Onlineの略で作中ではゼニオンと呼ばれており、過去編である「エピソード0 刀花と千早」で名称が確認できることからそれなり歴史があるとみられる。

  • 名称の由来はおそらく天頂(天文学でいう「てんちょう」)の英訳であるところの「zenith」から来ているのだろう。
    ゼニオンアバターとなった千早と刀花も登場し、これらは「プレミアムメダル」と引き換えでユニットとして入手可能である。

ゲームの特徴としては「リアルを超えたリアル」として大変好評であり、非常に自由度が高い模様。
またプレイヤーの待機中のPCメモリを利用した分散コンピューティングを売りにしているが、本ストーリーでは悪用され千早がいなければあわや大規模なサイバーテロへとなる寸前であった。

イベント「片倉千早のネトゲ結婚計画!」では片倉千早黒龍と(ゲーム内で)結婚するために一緒にプレイするよう誘っており、
リアルで友達が出来ないからとゼニオンにのめりこむプレイヤーもいる一方、黒龍は「所詮ゲームだろ」と発言し藤堂楓花の怒りを買ってしまっている。
黒龍もそうは言うがゲーム内でも負けたことは悔しいらしく、千早すらドン引きする廃人ぶりを見せている。その様子は組員たちに「新しいシノギを見つけたのだろう」と言われるほど。単にネトゲにハマったことを知らないだけだろうとは言わない!
事件を解決した頃には黒龍もすっぱりゲームをやらなくなったようだ。

それにしてもプレイヤーにやたらと神武斗町の面々が多い。

イベント「闇に抗うアイドル」の内山刀花の発言によるとゼニオンカフェなるものが存在するらしい。

後日談としてはイベント「闇に抗うアイドル」にて刀花は完全にネトゲ廃人と言える領域に至るまでプレイを継続しており、
イベント「内山刀花のVR救出作戦」時点では八英雄と称されるまでにやり込んでいる。

セブンステイル

イベント「狙われたアイドル」にて登場。
七尾成美が座長を務める劇団。劇団員の一人に現役アイドル・松永絢香がいる。

  • 名前の由来は単純に七(seven)尾(tail)でセブンステイルなのだろう。

ゼロ

警備局警備企画課に属するとされる秘匿組織。かつては「サクラ」「チヨダ」とも称されていたとか。
現代の秘密警察といわれる公安警察の中枢と言われる。

劇中では足利宗光が所属しており、羽柴会と共に神武斗町再開発計画の黒幕として暗躍していた国生征志を逮捕するための証拠を得るため奔走していたことが判っている。
また、彼が神武斗署に配属され、当時の署長を始末し新たな署長を迎えることで署の正常化を図ったのも任務の一環だったものと思われる。

仙石金融

エピソード1「黒龍の帰還」で登場した業神会のフロント企業。
事務所は神武斗町内、駅前のビルの中にある。
新海守の先輩が勤務しており、エピソード1「黒龍の帰還」の冒頭では、守はその手伝いをしていた。

エピソード4「対立する悪意」にて虎島真弓が「業神会傘下で使えて絶対に裏切らない奴」の中にその名を挙げていることから、業神浩に忠実かつ実力のある人物が経営しているようである。

仙石組

エピソード10「神武斗町の動乱」に名前が登場した業神会傘下の暴力団
恐らく、仙石金融を直接フロントとしているのはこの組と思われる。

業神浩羽柴会に反旗を翻すにあたり徳川会との交渉役を担っていた。
業神が平野組の襲撃によって行方をくらますと、宇喜多組ともども徳川会の傘下に収まっている。

全自動バールのようなもの

イベント「新米記者、神武斗町を駆ける」で登場した崎坂重郎の発明品。
機械音声を発する機能を備えており、作中では「全自動バー以下略」と書かれている。

毎回新聞記者の鎌田いぶきに護身用として渡しており、
重郎曰く「手に持つことで、持ち主の神経に疑似電磁パルスを送り神経信号に擬態!勝手に周囲の敵を撲殺してくれる」とのことであるが、
目標への攻撃が予定通りに行われないとAIに負荷が生じて暴走するという二つの意味で危険な代物。また、攻撃対象に高圧電流を流せる仕組みも備わっている模様。

攻撃性能自体は高く、いぶきが持たされた時は神武斗公園で追い剥ぎをしていたセンセイを正面から叩きのめしている。

占林

ダークウェブ上で展開されている闇オークション。主催者は朽木文一
闇オークション最大手だったミストの壊滅後、ダークウェブ上で乱立したサイトの一つ。
織部ひとみによると超富裕層を主な顧客としており、商品の状態もよく名品揃いのため、極めて評価が高いとのこと。

実はかつて小鳥遊禄郎が若気の至りで作っていたものや、禄郎の弟子に作らせていた贋作を売り捌くことを目的に開催していた。
ひとみが薬師丸漢方店にあった(朽木本人が贋作と判定した)壺が出品されることに気づいたことが発端となりひとみと黒龍に真相が知れると、
「小鳥遊禄郎未発表の遺作である皿」が出品されたところで怪盗オリヴィア伊達組によって叩きのめされ、出品していたものも全て贋作であったことを顧客にバラされてしまっている。

総会屋

株式会社に対して少数の株を保有することで株主総会での発言権を得て、その権利を乱用して会社から金品を要求したり、実際にそれを得たりする者のこと。
ゲームシナリオではイベント「天災博士の異常な日常」に登場するパテント・トロールであるMinesisのメンバーが総会屋崩れで構成されている。

現実社会においてはその特性上、暴力団や右翼団体と言った反社会的勢力で構成されることが多く、企業にとっては悩みの種でもあったが、
商法や会社法の改正によって金品の要求、収受の禁止や罰則が設けられたことにより、以前に比べると鳴りを潜めている。