用語集/登場人物/7

Last-modified: 2018-07-29 (日) 10:58:19

当項目は『天頂-TEPPEN-』の「ゲーム内の正式名称」・「登場人物」・「俗称」を解説するページです。
性質上、ネタバレ前提ですのでゲームのストーリー・イベント未プレイの方はご注意ください。


★注意★
項目の追加及び内容修正に関して、以下の注意事項を守ってください。

  • 登場人物や団体、作品を誹謗中傷するような記載は避けてください。
  • 主観的な感想は最低限にとどめ、あくまで用語の解説に努めてください。


目次

た行

大介

イベント「神武斗町のオンナたち(姫野椿編)」に登場する人物。
長谷川久三の元舎弟にして麵屋久三の店員の一人。フルネームは不明。

グルメ通りに店を構えた競合店である椿屋を潰すべく、客の入ったタイミングを図って来店しては料理に虫が入っていたというイチャモンを付けるという営業妨害をしていた。
それが功を奏して椿屋は昼飯時でも閑古鳥が鳴く状態となったものの、妨害工作は久三の本意ではなかったため黒龍にバレて店に乗り込まれると叱責されている。
その直後に「俺のラーメンだって人様に知ってもらえれば売れる味なんだよ」という久三の言葉を受けると(当の久三を差し置いて)椿屋に対し互いの店の閉店を賭けた売上勝負を挑んでいる。

勝負が不利になったことで山田三郎田中士郎が持ち出した「魔法の調味料」が薬物であることが発覚し、店に警察がを求めるため乗り込むと、残った仲間の次郎と共に警察官を食い止め久三を逃している。
この時点では逮捕状が発行されたわけでなく任意同行を求めるためであったのだが、次郎と共に暴れたため逮捕、勾留されている。

ダヴィッド

イベント「開かずの金庫を開錠せよ!」に登場する人物。ヨーロッパ某国の諜報員。

政治家を務めている自身の父がイルマタルの新薬開発に裏で投資していた上、開発されたガンの治療薬に重篤な副作用が生じることを隠蔽したこと、さらに自身の所属する諜報機関も見て見ぬふりを決め込んだことから、
組織の意に反してイルマタルを告発する道を選び、ミストラルこと澤崎にハッキングを依頼する。
ところが澤崎が事故死してしまい遺品が兜光寺に預けられると、遺品整理を務めていたのが伊達組(つまりヤクザ)であったことから更科牡丹を誘拐して金庫(の中に入っているSDカード)を要求しようとする。
誘拐した先で牡丹が伊達組の実情と南条詩音が誘拐されていることを聞くと、牡丹の説得を受けて詩音の救出に協力し、イルマタル関連会社の倉庫へ伊達組とともに乗り込んでいる。

事件の解決後に伊達組の事務所を訪れ、その後の予定と諜報員ではいられなくなることを語った後、黒龍とは互いに協力することを誓っている。

高石

イベント「危険な仕事と二人の主役」の登場人物。フルネームは不明。

ジャパンアクションソサエティに所属している俳優で、同会社養成所の講師をしている。

小鳥遊さくら

【概要】
イベント「二人の孫と思い出の壺」にて初登場。
ジンシュクで陶芸教室『小鳥遊工房』を開いている陶芸家。
人間国宝でもあった陶芸家・小鳥遊禄郎の孫にして直弟子でもあったのだが、禄郎の壺に似せた作品を「いいもの以外はぶっ壊せ」という家訓に従わず残してしまったことから破門されている。
また、祖父の友人であった薬師丸恵三の孫娘・薬師丸美幸とは幼馴染である。

年齢の割に幼い外観をしており、新海守に子供と勘違いされたり、美幸からは冗談めかして「成長ホルモン分泌を促進する漢方を処方する」と言われたこともある。
本人も気にしているらしく、黒龍に「嬢ちゃん」とよばれると「子供扱いされているようで気になる」として名前で呼ぶよう要求している。

【ストーリーでの活躍】
イベント「二人の孫と思い出の壺」では、半年後に控えた陶芸展覧会に出す作品を作成していたのだが、なかなか良いものができず思い悩む日々を過ごしていた。
そんな中、織部ひとみの依頼で美幸の家にあった骨董品の整理を引き受けるのだが、その過程で見つかった古伊万里の壺に既視感を感じる。
自身の教室にも出入りしていた朽木文一が壺を良くできた贋作と判定すると、判定内容から祖父が贋作を作っていたのではないかという疑念を抱いている。

贋作の証拠を掴むと朽木堂を訪れて朽木を問い詰めるが、逆に自身が(祖父や兄弟弟子の名声を盾に)脅されてしまい、朽木の贋作づくりに加担させられてしまう。
禄郎や弟子たちが作製した贋作の処分を条件に朽木の工房に軟禁されて「小鳥遊禄郎未発表の遺作」として一枚の皿を作らされるが、ひとみが占林を見て情報を知ったことで怪盗オリヴィアによって助け出されている。

小鳥遊禄郎

イベント「二人の孫と思い出の壺」の登場人物。
小鳥遊さくらの祖父にして、人間国宝に認定された陶芸家。ストーリー開始時点では故人。
「猿真似の作品を残してもろくなことにはならん。いいもの以外はぶっ壊せ」とさくらに教えており、この姿勢は現在のさくらにも受け継がれている。

また、漢方薬局の店主であった薬師丸恵三とは古い友人であり、そのことが縁で互いの孫であるさくらと薬師丸美幸も友人となっている。

若い頃は「オリジナルの古伊万里よりも良いものを作れる」という驕りから贋作の作成を手に染めていたのだが、陶芸家としての名声が高まっていた頃になって過去に自身が作成した贋作を古い友人であった朽木文一が売っていたことを知ると本人を問い詰めるが、逆に脅されて黙らざるを得なくなっている。
贋作の一つに恵三が大事にしていた壺もあり、朽木経由で恵三の手に渡っていることを知ったことで何度も返却を求めていたことが、二人が友人となる切っ掛けであった。

高橋里奈

イベント「好奇心は猫も飲み込む」の登場人物。
猫葉虎徹の屋敷に住み込みで働いているメイド。屋敷で飼われている猫・シロの世話も担当しているようである。

高宮喜子

イベント「みどりの畑と研究成果」に登場する人物。
村瀬優月らが通う学園の大学院生で、園芸部の前部長。
ハニーバニーでアルバイトもしており、リディア=ストレルコフと共に穴だらけのシフトを乗り越えてきたことから、リディアに「戦友」と評価されていた。

リディアや畑家みどりから優秀な人物と評される人物であったのだが、林浩然との共同研究が忙しいとしてみどりに部長の座を譲ると、程なく退学してハニーバニーのアルバイトにも来なくなってしまう。
失踪したことにリディアが疑問を持つと、黒龍たちに捜索を依頼している。

五木正直が調査したところによると、大陸系の人身売買組織らしきものと共にルシファーズ・ネストにそれらしき人物が来店したものの、廃人同然の姿であったという。

実は林との共同研究でチョウセンアサガオの品種改良をしていたのだが、林が就職活動で忙しくほとんど研究に携わらなかったため自身らの教官である真壁に手伝ってもらっていた。
ところが真壁は林とは別の留学生を通じて大陸の人身売買組織に加担しており、研究成果であるチョウセンアサガオを組織の手土産にされた上で自身もチョウセンアサガオで作られた薬物の実験台にされた上で身柄を売り渡されてしまう。
船で海外に運ばれる直前のところで伊達組とリディアによって助け出されたものの、薬物の影響でなかなか意識が回復せずにいたが、みどりが持ってきたトマトを食べたことがきっかけで意識を取り戻すと徐々に回復しているという。

宝島ひより

【概要】
エピソード3にて初登場。宝島貿易の社長令嬢。
道野栞の買い物に付き合って銀行にやってきた黒龍と偶然出会う。
のちに婚約者・小栗俊一郎の家業・小栗家具が拳銃密輸に手を染めていることを偶然知ってしまい、黒龍に助けを求める。

ATMの存在を知らず「カードを使えばいい」「どうしても現金が必要なときは爺に頼めばいい」と言い放つ箱入り娘ぶりの一方、件の拳銃密輸疑惑に関して「警察に訴えろ」という黒龍に対して、
小栗家具の従業員たちの生活を守るためにもそれはできないと言い返す芯の強い一面もある。

黒龍を“正義の味方”(もともとは栞が言いだした言葉)と信じてやまない。
ちなみにユニットとして所有するリーダースキルの名称は「激おこぷんぷん

拳銃密輸疑惑の解決後、小栗家具から追放された俊一郎とは婚約解消の運びとなったとか。

大企業の社長令嬢として、上流の人物との人脈がある。

  • イベント「天災博士の異常な日常」ではMimesisパテント・トロールを仕掛けられた扇田トライアルの社長秘書・黒井薫に相手方の暴力団対策として黒龍を紹介している。
  • イベント「神武斗町で休日を」では「ジャック・オ・ランタン」の一件の後ハーン首長国に出向いており、王女であるアイシャ・ハーンとはメールをやり取りする仲になっている。
  • イベント「失われた黄金と幻のハチ」ではかつて宝島貿易の子会社であったハンプティ社を気にかけており、その副社長がブラックメールで悩まされていたことを黒龍に相談を持ちかけている。

【ストーリーでの活躍】
イベント「怪盗ハロウィンに出現す」で久々の登場。
ジュエリーフェスで公開される国をも買える宝石「ジャック・オ・ランタン」が怪盗オリヴィアに狙われ、その護衛を黒龍に依頼しにきた。
小栗家具の一件後、どうやら会社経営にも関わるようにしており、自分なりに会社と社員を守るためにやるべきことを考えているようだ。
結果的に「ジャック・オ・ランタン」こそ奪われたものの戸羽瑠璃の悪事を暴いて、彼女と結託していた悪徳ブローカー・ミストの壊滅にもつながって社会悪に鉄槌を下し、
本来の持ち主の元に戻った「ジャック・オ・ランタン」に対する味のある対応で宝島貿易の評判も上げた格好にもなった。

イベント「伊達組ゆく年くる年 クリスマス編」では、伊達組神武斗町内で開催するクリスマスイベントの資金集めのためにスポンサーとなる企業を紹介してもらおうと訪ねてきた新海守に対し、
社長ではないはずなのだが宝島貿易が単独スポンサーとして全面協力することを確約した(宣伝のために会社の名前を前面に出してもらうことが条件)。これにはさすがにじいやも呆気にとられていた。

滝本安治

イベント「ソムリエ脱出大作戦」の登場人物。
大陸最大手のワインファンドであるワンゼット日本支社取締役。

海外のカジノで会社の金を使い込んでおり、その損失の埋め合わせのためワンゼット本社のソムリエと(灰村曰く)三流の運び屋と手を組んで日本組織から薬物を奪って換金していたが、現在は行方不明になっている。
明言はされていないが四会合(もしくはその命令を受けた灰村)に始末されたものと思われる。

タダシ君

イベント「黒龍、動物園へ行く」登場。
神武斗たんぽぽ保育園の園児。

園行事で動物園に行っていたところ、佐々木小萌と他の園児たちとはぐれてしまう。
間もなくして父親の知り合いを騙る誘拐犯に遭遇してしまい「父さんが事故にあったから一緒に行こう」と言われるものの全く信用せず、
しまいには「母ちゃんが言ってた。うちは保険に入ってるから、父ちゃんが死んでも大丈夫だって」と言い放ったため、彼の態度(とその家庭環境)に業を煮やした誘拐犯にさらわれそうになる。
しかし、現場に駆けつけた黒龍に無事助けられた。

その後、小萌に説教されて反省するものの、(その前に抱きついた園崎春陽と比べて)小萌の胸の小ささに嘆息したところをまた怒られている。

多々良隆道

イベント「真夏の神武斗町」に登場する人物。

Order Maidの夏休み企画に際して短期アルバイトとして厨房スタッフで働く。
当初は仕事にも精力的で、彼の焼く豚野郎ピザが客に好評を博すなど繁忙期の店を乗り越える主力となっていた。
ところが交通事故に遭っていた店長が意識を取り戻した矢先にアイスケースに入っているところを自撮りし、SNSに流されたくなかったらメイド全員で土下座しろと脅しをかけてきた。

実は過去にハバアラキのメイド喫茶にハマってメイドの一人に入れ込んだ挙句、こっ酷いフラレ方をしておりメイド喫茶とメイド全てに恨みを抱いていた。
その腹いせとしてOrder Maidをぶち壊しにしようと上記のバイトテロを仕掛けたのだが、偽装していた住所を片倉千早にアッサリ見破られたところを黒龍北原潤に乗り込まれる。
黒龍に締められたところへ潤の真心に触れたことで反省し、潤に告白するがあえなく撃沈。
その後は件のデータを消した上でOrder Maidとスタッフに近づかないことを条件に解放されている。

立花芽衣

【概要】
イベント「ウェイトレス・トライアングル(アジト防衛戦シナリオ)」にて初登場。
神武斗町にある中華料理店「九龍亭」でアルバイトするコスプレ娘。
同じく九龍亭でアルバイトをしている龍宮ともえの先輩にあたる。

北原潤裏川黄泉との3人で「コスプレ三人娘」と呼ばれている。
リディア=ストレルコフともおなじ神武斗町にて働くコスプレ仲間として仲が良い。
黄泉からは「芽衣っち」と呼ばれている。

【ストーリーでの活躍】
イベント「ウェイトレス・トライアングル(アジト防衛戦シナリオ)」ではリディアが伊達組にカチコミを仕掛けた際に彼女を止めるべく、真っ先に伊達組事務所に駆け付けた。
その際ひっくり返ってのびてしまった野田英治新海守を足蹴にしてしまい、「私、どうなっちゃうの!?」と怯えていた。

「ウェイトレス・トライアングル(アジト防衛戦シナリオ)」以来出番がなかったが、「事件はパンの香りと共に」にて久々に登場。
二ノ宮愛による村瀬ベーカリー立て直し大作戦に、駅前路上販売の売り子(たまたまその時間にシフトが空いていたから)として潤とともにハニーバニーの店長経由で手伝っている。

龍宮ともえ

【概要】
イベント「龍宮流 お家騒動」で初登場。
龍宮流合戦柔術という格闘術の道場の娘。
南条詩音らの通う学校の生徒で、立花芽衣が働いている中華料理店「九龍亭」でアルバイトもしている。

基本的には生真面目な性格なのだが、思い込むと暴走するタイプのようで、劇中で以下のような無茶をしている。

  • 内山刀花ジャンキーから救ってもらったことが縁で、押しかけ弟子同然の方法で刀花に師事した。
  • 宮本にリベンジするため、女性の身でKASSENに出場しようとする。当然受付には断られるが、金城健の計らいで特別に出場を許されている。
  • 真柄と黒龍の戦いを目の当たりにしたことで、後日伊達組事務所に乗り込んで黒龍に求婚する。しかもその場に刀花が現れたため、一気に修羅場となってしまった。

イベント「極道とチョコレート工場」では詩音のことを「しおるん」、冬月ひかりを「ひかりん」と呼ぶなど人にあだ名を付けて呼ぶ癖があることが明かされており、
イベント「幽霊ビルとひよこの怪談」では天城ゆりのことを「ゆりっぺ」と呼んでいる。

【ストーリーでの活躍】
イベント「龍宮流 お家騒動」では死んだはずの父・龍宮正義に師事し裏龍宮流合戦柔術継承者の一人となった真柄甚助の計画によって宮本総司の道場破りに遭う、
母を人質に取られ真柄に殺し屋の仕事に加担することを強要されるなどの目に遭うが、
道場破りの後に師事した刀花と、(真柄が自身のシマで殺人をしたことで彼の身を追っていた)黒龍によって救われた。

イベント「北沢鳴海 哭きの一手」にて再登場。
前述の暴走癖が更に酷くなっているようで真柄組との一件以降、強くなるために実戦の機会を求めるようになっており、
酔っ払いに絡まれていた紫藤凛を助けたことが縁で、彼女の押しかけ護衛となっている。
凛からは「正式な護衛が来るまで」と言われたのだが、その正式な護衛が刀花だったため、そのまま続けている。
さらに黒幕である西条智晴の情報を得るために(顔が知られている)凛に代わって西条のもとに潜りこむものの、見破られている。

イベント「伊達組 草野球大会!」では刀花や片倉千早と共にジョギングをしていたところ黒龍と鉢合わせしており、
ソフトボールの経験もあることから草野球のメンバーを探していた黒龍の頼みに快諾している。
(また、刀花の影響かジョギング時には刀花と共にゲームをプレイしていた)

イベント「極道とチョコレート工場」では学園での生活も描かれている。
冬月ひかりがアルバイトをしている持永チョコレート工場が人員不足に悩まされていたことから、バレンタインまで九龍亭のアルバイトに休みを入れてチョコレート工場でのアルバイトに協力している。

イベント「ともえと刀花のドリームステージ」では、酔った客を止めるために投げ飛ばした所、勢い余って店の壁をぶち破ってしまう。
九龍亭店主からは「保険が降りるので弁償はいらない」と言われたものの、龍宮流当主のケジメとして弁償を決意し、店の改装工事の間にアルバイトすることになる。
ところが馬鹿正直な性格が災いして(志望理由に「アルバイト先で客を投げ飛ばした壊した壁を弁償するため」と態々書いている)なかなか決まらなかったものの、パッションプランニングで採用され、まもってしゅごピュアのヒロインの一人・ピュアルビーを演じることになる。

また、以前真柄との戦いで喰らった金翅鳥王拳をラーニング独自の研鑽で改良した上で体得したらしく、金翅鳥王拳・改として披露する場面がある。

イベント「開かずの金庫を開錠せよ!」では本人は登場しないものの、横柄でセクハラもひどい女子柔道部のコーチを部員たちの前で公開処刑一方的に叩きのめして(精神的に)再起不能にして辞めさせてしまったという武勇伝が女学生達の口から語られており、
学園祭実行委員からは雑賀あかり吉村晴奈と共に「学園最強決定戦」への出場を希望されているという。

  • 元々ともえの格闘能力は学園内でも知れ渡っていたらしく、「部員の一人がコーチのことについてともえに相談した」と語った時点で「もう結末見えたわ」と聞いていた側が察してしまっている。

イベント「神武斗町ハロウィンパニック」では、実際に「学園最強決定戦」が開催されると晴奈と共に最後まで勝ち残ると互角の勝負を繰り広げたが、10分かかっても勝負がつかず引き分けに終わっている。
(晴奈と対峙する前にあかりが狙撃しようとしたが、隙が見当たらなかったとのことである)
後日ハロウィン・バトル・ロワイヤルで再戦するとやはり互角の勝負をするが、滝川組組長の乱入により勝負は水入りとなってしまっている。
勝負自体は引き分けであったものの、(危機意識のなさを危惧されたことで)晴奈が黒龍に稽古を付けてもらうと聞くと敗北感を味わっている。

龍宮母

イベント「龍宮流 お家騒動」の登場人物。龍宮流合戦柔術の先代宗主にして龍宮ともえの母。本名は不明。
道場破りに現れた宮本総司に病弱の身ながら応戦したものの敗れており、直後にともえが宗主の座を継いでいる。
宗主ではあったが裏龍宮流合戦柔術の技は習得しておらず、そのためともえも真柄甚助に出会うまで裏龍宮流の存在を知らないでいた。

ともえに元夫・龍宮正義と裏龍宮流のことを話した直後、真柄組に拉致されともえを操るための人質として利用されそうになったが、内山刀花らが真柄組の事務所に乗り込んだことにより、すんでのところで救われている。

龍宮正義

イベント「龍宮流 お家騒動」にて名前のみ登場した龍宮ともえの父にして先々代の龍宮流合戦柔術宗主。
ともえは母から亡くなったと聞かされていたが実は生きており、武者修行のために日本を飛び出した模様。
この時に妻であるともえの母とは縁を切っている。

その後真柄甚助裏龍宮流合戦柔術を教えたと思われるが、両者の接点や教えることになった経緯、そしてその後の消息など多くが謎に包まれている。

1つの疑惑として、正体はあの"センセイ"ではないかという説がある。

  • 妻子と別れたことを度々話題にしている他、イベント「闇に抗うアイドル」にて「俺には病気の妻と娘がいるんです」と発言したことがある。
    ともえの方は元気だが、ともえの母は実際に病に冒され体調を崩しがち。
    • ただしセンセイ側は「妻子に逃げられた」と語っているため正義が家を出たというともえ母の言い分とは矛盾する。
  • ともえの母の名前が(明確な出番がある母親キャラにしては珍しく)伏せられているのはセンセイが零した妻の名前「早苗」であると確定させないための処置とも考えられる。
  • イベント「伊達組 ゆく年くる年」にて昔は武者修行の一環として外人部隊に身を置いていた(=海外に居た)と酔った勢いでこぼしている。
  • イベント「龍宮流 お家騒動」ラストにて、偶然遭遇した真柄甚助がその姿を見て「……どうして、ここに?」と驚き、センセイ側も「あれ?どこかで見たことあるような……」と互いに接点があるような描写がなされている。
  • センセイに敗北した真柄がつぶやいた「……閃……」はセンセイがゼニスオンラインやKASSENで名乗った閃光の聖剣(聖拳)ジークハルトを連想させる。
  • おまけに上記のやりとりが描かれたステージ名は「弟子vs師匠」。さらにこのステージのマップにて敵として登場したのは真柄だった。これも黒龍を巡るともえと内山刀花の対立を指したものとも解釈できるが…
  • イベント「ともえと刀花のドリームステージ」では、ヒーローショーで共演することになった龍宮ともえと手合わせの最中「何だろ、この感じ、懐かしいような…」と思ったりもした上、なぜかともえにセクハラしようとすると身体が拒否するような動きをして失敗したりしている。今後のイベントストーリーで正体が明かされる展開に期待されたが、ついに明かされることはなかった。

伊達昌三

伊達組の初代組長。黒龍にとっては育ての親ともいえる存在。
本編開始時点では、既に故人となっており
黒龍は、彼の死に目に立ち会えなかった事を後悔している。(服役中に死去した物と思われる)

黒龍や業神浩は、彼を「おやっさん」と呼ぶ。
また、生前は長く内山宗次朗とライバル関係にあった。

織田連合傘下の直峰組構成員、直江誠治に銃撃され、その傷が致命傷となってしまった。

酒の飲み方が豪快だったらしく、金にうるさい業神を真っ青にさせたうえに翌日死ぬほど機嫌悪くさせるのがお約束だったという。
その一方で神武斗たんぽぽ保育園に個人で多額の寄付をするなど篤志家的な一面も持っていた。
その他、ホームレスなどの社会的弱者となった人々も庇護していたりと、神武斗町の治安維持に大きく貢献していたことが窺われる。
(ホームレスのマツさんも伊達昌三のことを「伊達の父つぁん」と呼び、尊敬していたことを匂わせている。)
極道とはいえ、誰からも尊敬される偉大な人物であったといえるだろう。

ちなみに、黒龍が「人の姿をした怪物か何か」であれば彼は「怪獣」とのこと(黒龍談)

サクアサの町長・永田桐彦とは立場こそ違えど互いに認めあう仲でもあり、「荒っぽい男であったが、見どころも多かった」との評価を受けている。
また、桐彦が町長になって間もない頃に、彼のやり方に反対する町議会議員の雇った暴力団から命を狙われた所を救っている、いわば桐彦の命の恩人と言える存在だった。

  • その意志は伊達組若頭の黒龍にも引き継がれており、イベント「新人秘書と歪んだ願望」では桐彦とその娘である永田奏絵の命も黒龍により救われている。

また、ベルニカ王国騎士団団長・ブライアン・オースティンとも親交があり、「決して紳士的な人物ではなかったが、不思議と人を惹きつけるカリスマ性を持っていた」と評されている。
人脈の広さは宗次朗の後継者として育てられた内山怜花も把握していたのだが、西ヨーロッパの島国にまでそれが及んでいたことには驚いていた。

鉄道マニアでもあり、過去編である「エピソード0 伊達組と黒龍」では伊達夏来を連れて運行終了となる寝台特急『北東星』を撮影するために東北まで出向いている。

さらに宮部未央の祖母とも親交を持っていたが、知る人ぞ知る関係であったらしい。
(未央曰く男女の仲というわけではなかったようだ)
とはいえ信頼関係にあったのは確かで、宗次朗から受け取っていた国生征志羽柴会が手を染めてきた悪事の証拠をまとめたケースを彼女に託していた。

伊達夏来

伊達組のお嬢。長らく行方不明とされていた。
詳しい言及はないが、おそらく伊達昌三の娘ではないかと思われる。
エピソード4にて正式に、五木正直の口よりフルネームが「伊達夏来」であることが明らかにされた。
黒龍からは「夏来お嬢」、業神浩からは「夏来お嬢様」と呼ばれる。

  • 以下、泉田の台詞より抜粋。
    「兄貴が捕まって、おやっさんが亡くなって、業神が組を割って……お嬢さんの心は壊れちまいました。唯一の家族と家族同然だった二人の兄貴分を失いましたからね。」
    「それから、しばらくして、病院から消えちまいました。あっしらも必死になって探したんですが結局、みつからなかった。」
    「それからですよ。業神兄貴のシノギに見境がなくなっていったのは……」

なお業神は五木から彼女の名前を出された際に激しく取り乱し、また虎嶋真弓もその様子を静観しつつ五木に脅しを掛けていたことから考えると、両者は彼女の失踪について何らかの事情を知っている可能性がある。
五木は彼女が既にこの世の人間でないおそれを示唆しており、業神も黒龍の前では「どうせくたばっている」とうそぶいていた。

エピソード10「神武斗町の動乱」にて、入院していた当時の担当看護師によると、入院当初は情緒不安定で、夜になると急に泣き叫んだり、病室を抜け出して誰かを探しに行こうとするほどであったが、自身の妊娠が発覚してからは次第に精神も安定するようになったという。
その後に女児を出産したものの、本人の行方は情報を聞いた平野組も突き止めることができず、この時点で殺害された可能性が高いとされていた。

エピソード11「頂の向こう側」にて発覚した真相では、加藤豪三が業神を手駒にするための人質として攫われており、女児の出産後に殺害された上でそれを当時の羽柴会会長だった羽柴吉郎の仕業によるものと偽装されていた。
さらに娘の身柄は新たな人質とするために海外に送った上で腕に発信器を埋め込まれ、業神の手で奪還されても居場所が特定できる状態にされていた。

  • 加藤がしでかしたその所業を知った石田恭次は「外道以下の畜生がすること」と吐き捨てている。

尚、業神と恋仲にあったことは昌三も気づいていたが、業神が家族を守れる男であると見込んでいたため二人の仲を認めていた。

過去編である「エピソード0 伊達組と黒龍」では今年限りで見納めになる寝台特急『北東星』を撮影する伊達昌三に連れ立って東北に向かっていることから姿は見せていない。

田中一樹

イベント「家電事情はすずにお任せ!」で登場。
株式会社ネオデンのエンジニア部門主任。タナカデンキ店主の一人息子。
伊達組若頭補佐の泉田繁とも顔見知りである。

工業高校出で父譲りの家電修理の腕前を持つエンジニアで、父の店であるタナカデンキで働いていたが、数年前突然家を出ていってしまいそれから音信不通になっていた。

実は客の一人に自分の知識と腕を買われ共に新しい事業を始めたものの、経営が行き詰まった頃に会社の金を持って蒸発されてしまい借金だけが残ってしまう。
蒸発した人物も見つからず、自治体、NPO、弁護士に相談するも誰も助けてくれなかったことから騙す側に回ることを決意し、
ネオデンが買い叩いたカメラ付きの家電を使って盗撮できるよう改造していた。

  • ネオデンはNEOというハンドルネーム用いてチンピラを雇い個人経営の電器店を閉店に追い込んだあと、その電器店の在庫を買い取り、一樹が改造した家電ネットオークションでを売り捌いていた。
    その上改造した家電で盗撮したデータを会社ぐるみでアングラ系動画サイトに売っていた。

また白崎すずが父に教えを請い「すずの家電紹介チャンネル」で楽しそうに家電を紹介していたことを疎ましく思っていたことと、
販売させるという目的のためにすずの紹介した家電をターゲットに改造し、ネットで陰謀論も流し炎上させていた。

  • 泉田の指摘によれば、すずの動画を見て「家電が好き」という気持ち思い起こしてしまったことで、余計に許せない気持ちもあったようである。

改造した家電には故障にみせかるように遠隔操作で接触不良を起こさせ、同時にカメラに内蔵されたデータも消去するようプログラムが組まれていたが、皮肉にもそれがタナカデンキの店主の手により発覚した。
証拠を掴んだ伊達組がネオデンに殴り込みに来た際には裏口から逃げたものの、泉田の計らいの元に待ち伏せしていたタナカデンキの店主に「自身に相談しなかったこと」と「すずを巻き込んだこと」を叱責される。
しかし反省の姿勢を見せなかったことからタナカデンキの店主に殴り倒され、その後は逮捕されたものと思われる。

  • 一連の事件に責任を感じたタナカデンキの店主は「きちんと罪を償わせて、その後は店で一から性根を叩き直す」とのこと。

田中士郎

イベント「神武斗町のオンナたち」に登場する人物。
長谷川久三の元舎弟にして麵屋久三の店員の一人。

山田三郎と組んで麵屋久三を含む複数の店舗で薬物入りラーメンを出し、神武斗町にジャンキーを量産していた。
三郎と同じく複数の戸籍を使っており、天王寺颯太という別名義も知られている。

久三の公判で三郎が証言を覆したため、無実の証拠として黒龍が身柄を探していたが、一足先に消し屋によって首吊り自殺を偽装する形で殺されていた。

田中真一

エピソード4「対立する悪意」にて初登場。
田中解体工業社長。

赤星組相手に借金があるらしく、赤星組の言われるままに当時業神会フロントだった浦上建設の案件を妨害すべく、
下請けだった野々村建設相手に建設現場の解体工事を渋る、社長の野々村唯を襲撃する(その際、阻止しようとした原田哲二に一時意識不明となるぐらいの重傷を負わせる)などやりたい放題やったが、
現場に駆けつけた黒龍を本気で怒らせるという最大のタブーを犯し、完膚なきまでにぶちのめされる。
力なく叫んだ「俺だって被害者なんだよ」という言い訳を吐いた際には黒龍に「被害者を名乗っていいのは唯だけだろうがっ!」と逆に火に油を注ぐ結果となり、唯に止められるまで殴られていた。

イベント「フラワークライシス」で再登場。
池松組相良政信に脅され地上げ工作を行う鉄砲玉に成り下がっており、自身の保身の為に伊東フラワーショップを放火を計画する。

事件を起こそうとしたその現場を黒龍に見つかり、半狂乱のまま乗り込んだトラックで伊達組の面々を轢き殺そうとするも失敗。
黒龍に捕まった際にも「やらなければ俺が殺される」「やりたくてやってるんじゃない」などとにかく言い逃れに終始している。
その後、「池松組の相良の命令で実行したこと」を吐き、黒龍たちとともに池松組事務所に乗り込むが、相良に睨まれ土壇場で「相良に命令されていない」と証言を翻している。

なお、ビジュアルをちょこちょこ弄ると原田哲二に変身するが、べつに縁戚関係はない。

タナカデンキ店主

イベント「家電事情はすずにお任せ!」に登場。神武斗町に店を構える老舗電器店タナカデンキの店主。
泉田繁とは顔なじみで彼のことを「シゲルさん」と呼んでいる。
白崎すずとも顔見知りで家電のことを色々教え、「スズの家電紹介チャンネル」で動画配信を始めるきっかけになったこともあってかすずに慕われている。

最近になって店にクレーマーから絡まれるようになり、跡を継ぐであろう息子・田中一樹も音信不通であるため祖父の代から続いた店を畳むことを考えている。
店を畳むことを視野に入れる頃に、タイミングよく在庫を買い取る業者から話が来るも、
話を聞いた黒龍からクレーマーと買い取り業者がグルである可能性を聞かされたことから廃業することに関しては一旦保留にしている。

家電修理の腕前もよく、鬼庭美鈴たちに(鬼庭軍蔵が原因で)破壊されたルバンの修理を承っており、その際にルバンが遠隔操作によりわざと故障させるよう改造された形跡を発見している。

黒龍と泉田から音信不通になっていた息子が悪事に加担している可能性を聞かされ、泉田の計らいもあり伊達組ネオデン向かうところを同行しており、その現場では一樹が借金の為に悪事を働いたことを知る。
黒龍たちの予想通り裏口に逃げた田中一樹と鉢合わせ、自分に相談しなかったこととすずを巻き込んだことを叱責するも反省の色を見せなかったことから一樹を殴り倒す。
その現場に駆け付けた泉田には「一樹がこうなったのも私の責任」「きちんと罪を償わせて、その後は店で性根を叩き直すつもりだよ。それが終わるまでは、絶対に店を畳まない」と固く決断した。

後日、評判を取り戻したすずと美鈴と共に「スズの家電紹介チャンネル」に出演している姿が見られる。

本編では、エピソード9「真実と覚悟」に登場。
泉田とすずの前に電動オートバイに乗って現れている。オートバイは黒龍が業神浩の下へ向かうための足として急遽貸すことになり、菊池美帆を救出するための最後の決定打となっている。

谷本工場長

イベント「極道とチョコレート工場」に登場する人物。
持永チョコレート工場の工場長にして谷本虎美の父。妻とは死別している。

虎美を自身のコネで工場に入社させていたが、虎美は過去に家出したこともあってか親子仲はあまり良くないようで、
従業員との間で暴力沙汰となった時も虎美の言い分は聞かず、挙げ句の果てには解雇を言い渡している。

ただし、その後に件の従業員も関わっていた大麻栽培の騒動から一時工場が閉鎖されると、虎美のアイデアで再建にこぎつけたこともあり和解しており、
イベント「ともえと刀花のドリームステージ」の時期には工場を休業して家族旅行に出かけていることを冬月ひかりが語っている。

谷本虎子

イベント「極道とチョコレート工場」に登場する人物。
谷本虎美の娘で、神武斗たんぽぽ保育園に通っている園児。

谷本虎美

イベント「極道とチョコレート工場」に登場する人物。
谷本工場長の娘で、持永チョコレート工場ではリーダーを務めていた。また、冬月ひかりとは幼少の頃からの知り合い。
本人や後述の従業員の話によれば、過去に家出した先で結婚し谷本虎子を産んだが、離婚して戻り工場に父のコネで入社したという。
コネ入社ということもあってか従業員との折り合いは悪く、ついには諍いの末に従業員を殴ってしまったことから解雇されてしまう。

工場の不穏さに勘づいていおり、虎子を迎えに来た際に鉢合わせた冬月ひかりにその旨を警告している。
大麻栽培をしていた従業員が「谷本虎美にバレそうになった」と緑山光司に殺される直前自白したため、ひかりと二人でいたところを黄蛇に拉致されそうになるが、黒龍に助けられて事なきを得る。
工場は父が若い頃から働いていたということもあって思い入れがあったようで、経営再建のために出店を出すプランを立てていた。
このプランがひかりの目に止まったことで実行に移され、工場も無事存続の運びとなっている。

田沼幹彦

イベント「狙われた司書と名探偵」に登場する人物。
瀬田静流が小説を投稿した出版社の編集担当。
やり手の編集であり、静流の小説とほぼ同様の殺人事件が発生していると知ると、それと結びつけて売りだそうとするなど手段を選ばない人物。
また、作家を連れてしばしば事件の第一被害者・横手瑠璃香が働いていたキャバクラで飲んだりもしていたという。

しかし作家をそうやって接待するのも調子がいい時だけで、売れなくなった途端さっさと切り捨てるという面もあり、作家からの評判は悪い。
また静流の小説のことで選考に協力していた石原忠正を脅して金を要求したところ、逆上した石原に殺害されてしまう。

多根恭治

イベント「二人の孫と思い出の壺」に登場する人物。
有馬組の若頭。
組長が逮捕され構成員が続々とシノギ持って他の組に移籍する中、残った組員と闇金業『有馬金融』を立ち上げてなんとか食いつないでいた。
しかし取り立ても上手く行かず、徳川会にも多額の借金をすることになり、経営は苦しいものとなっていた。

徳川会からの借金を清算するため、薬師丸美幸の薬局が建っている土地に目をつけると美幸の祖父・薬師丸恵三の債権を買いあさり、担保としていた土地を奪い取る算段を立てていた。
しかし店が鮫島健介の馴染みの店であったことから黒龍の介入を招き債権を安く買い叩かれそうになると、今度は店にあった古伊万里焼(と目されていた)壺を奪って闇オークションに売り飛ばすことを思いつく。
配達業者を偽装して壺をだまし取ることまでは成功したのだが、その場にいた新海守や守に追われた構成員の逃げた先にいた織部ひとみに看破されると、怪盗オリヴィアに壺を奪い返された上に本人たちも伊達組に叩きのめされてしまう。

玉山

イベント「エピソード0 英治と黒龍」に登場する人物。
デスペラードのメンバーで、通称は「タマ坊」。フルネームは不明。
デスペラード時代は、数々のヤンキーを病院送りにする豪腕で鳴らしていた。
現在は営業マンとして、病院相手に介護用ベッドを売る仕事をしているという。

タンクトップのおじさん

イベント「ガールズプラトゥーン」に登場した人物。
恐らくヘンタイおじさんの一人。

気弱な女の子に自らの筋肉を見せつけるのが好きな変質者で南条詩音に対して「俺の筋肉を見てくれ、どう思う?フェロモンを感じないかい!?」
「サァイドォチェストォ!」「ダァブルゥバイセェプスゥ!」と絡み、詩音を慄かせている。
しかし、詩音と同行していたジュリア服部に撃退されている。

担任教師

一般としては学校において特定のクラス、教科を受け持つ教師のことであるが、ここではイベント「エピソード0 刀花と千早」の登場人物を指す。
綾峰女学院の教師で片倉千早らのクラス担任。間宮千恵の話によれば、パソコンにも詳しいという。

その正体はCIAと敵対する国のスパイ。自身らが始末したはずのサウザンドファーストが活動していることを知ると、その身柄を確保するべくサウザンドファーストこと片倉仙一の娘である千早を拉致して所在を聞き出そうとした。
しかし、彼女を救いに現れた仙一本人によって阻まれた。

千早の叔父

イベント「片倉千早 就職への道」の登場人物。
片倉千早の叔父。本名は不明。
一人暮らしを始めた千早が自活できているか心配して電話をかけており、千早に就職先としてナガミネ物産を紹介している。

陳継正

イベント「ソムリエ脱出大作戦」の登場人物。
有名ワイナリーの責任者で、霜月幸助とは修行時代の友人で、口振りから察するに幸助の娘である霜月梓乃とも旧知の仲と思われる。

梓乃に自身のワイナリーも出品している大陸のワイン会に招待している。

実は妻の治療費の為にワンゼットから借金をしており、その借金を返すために高級ワインに別のワインを混ぜる偽造ワインを製造する悪事に手を染めていた。
(良心の呵責もあり、梓乃を巻き込むつもりはなかったものの)成り行きでラターシュを試飲をしてしまった梓乃がその偽造に気付いてしまったため、梓乃を無事に大陸から脱出させるよう手段を講じている。

詳しく語られていないが、梓乃を逃したあとはソムリエの配下のマフィアに殺害されたものと思われる。

栂野

イベント「熱血指揮者と追懐のメロディ」に登場する人物。フルネームは不明。
神武斗交響楽団の団長にしてクラリネット担当。
古参の団員ともども、指揮者の芝原が腰を痛めて練習に出る頻度が減って以降の全体的な士気低下に悩んでいた。
そのためか、芝原の代理となった小沢響子があまりの演奏の不出来ぶりに憤慨し怒鳴りつけた影響で数名の団員が辞める事態になっても響子のフォローをしている。

塚原つばさ

【概要】
イベント「失われた黄金と幻のハチ」で初登場。秘境を求めて世界を回る冒険家。口癖は「レッツゴー!」
生まれ育った町である神武斗町に、時々ふらりと戻ってくる。ただし家族は全員オーストラリアに移住しているため、寝泊まりなどはスポンサーをしているハンプティ社のオフィスなどで済ませている。
同じ冒険家である蛾王院翔馬と違いテレビでの露出は少ないものの、写真集や冒険譚、スイッターで知名度を上げている。

また、イベント「不幸を呼ぶ埋蔵金」で登場した松林源一郎がプロジェクトの投資をしている「女性冒険家の塚原」は彼女のことと思われる。

【ストーリーでの活躍】
イベント「失われた黄金と幻のハチ」では探検隊の隊長を勤め、密林での転落事故を経て伝説の洞窟バチの発見及び捕獲に成功する。
ハンプティの副社長と共に現地での養蜂ビジネスについて計画を進めていたのだが、(かねてよりサイバーエフェクトに脅されていた)副社長が北海道の実家に戻ってしまった上に蛾王院の横槍もあってスポンサー獲得に難航。
ついにはプロジェクトを会社ごと蛾王院に乗っ取られてしまう。

プロジェクトを蛾王院に乗っ取られたことで失意の底にあったが、ハンプティの社長だった犬崎に「やられたら、やりなおしだ。」と激励されると、同じく蛾王院の被害者となっていた玉田貿易と手を組んで立ち上げたダンプティ社の社長に就任。
ハンプティの全社員をダンプティに移籍させて養蜂のプロジェクトを再開する。

一連の事件が解決した後、「会社の仕事も、やってみたら面白かったけど、やっぱり私は冒険家だから!冒険に行かないとね!」と社長の座を犬崎に譲り、さらに副社長を探検隊に加えて新たな冒険を始めている。

津軽拓哉

【概要】
イベント「狙われたアイドル」にて初登場。
グラフィックはシルエットでは無く、専用の立ち絵が用意されている。
ヤメゴクで、現在は芸能界のプロデューサー。(今でも、大須賀組との関係は続いている)

元はプロボクサーだったが、「同格の相手よりも格下の相手を殴る方が楽しい」との理由でヤクザになり
更に、「裏の業界よりも表の業界の方が儲かる」との事で芸能関係の仕事をする様になった。
義理や人情、任侠気質といった物とは真逆を行く性格。
またそれとは別に巧妙に表裏を使い分ける演技力を持ちあわせており、
「身内のアイドル思いのプロデューサー」を演じ何も知らない人間を嵌める狡猾さを見せている。

大須賀組の組長である久慈貞明からは、津軽本人が居ない所でも「津軽さん」と呼ばれており、立場は久慈よりも上である様だ。
(ということは、大須賀組というよりも徳川会の人間か?)

【ストーリーでの活躍】
イベント「狙われたアイドル」では大須賀組とそのフロント企業であるKTプロダクションを利用して伊達組
神武斗町でのシノギを乗っ取りを画策するが、人質役として身柄を確保していた野田英治に手ひどい反撃を受け企みは失敗。
津軽本人は何とか逃げおおせており、今後のストーリーでの再登場を匂わせていた。

  • また、企みが失敗した際には絵図を描いた津軽本人でなく、大須賀組の組長である久慈に全ての責任を負わせエンコさせている。

イベント「闇に抗うアイドル」にて再登場。
今度はクピド企画に一枚噛んでおり、辻山ルイら同社の所属アイドルを利用してリリカルプロダクションの新人アイドル・連城美海を窮地に追い込み、
彼女をバックアップしていた野田英治も単身クピド企画に乗り込んできたところを警察送りにするなどして苦しめる。
ついには連城を騙し、違法ドラッグパーティーに連れ込むまでして再起不能に陥らせようとするものの、寸でのところで駆けつけた野田英治新海守によってその企みは失敗。

  • 件のドラックパーティーの際、騒いだ辻山を(美海を陥れるのが目的とはいえ)殴る蹴るの暴行を働いているあたり、相変わらずの無軌道な凶暴性を見せている。

最後にはまたしても英治とのタイマン勝負となり、ボクサー上がりのパンチで顔がボコボコになるほど苦しめるも、
もはや中国拳法をマスターしたうえにアイドル愛に燃え盛る英治の敵ではなくなっており、最後は銃器まで持ち出したものの英治の崩拳の前に敢え無く敗れ去った。

  • そのパンチは英治曰く「確かに速いが、軽くて効かねぇ」「魂がこもってねぇんだよ」とのこと(その割には顔をボコボコにされ、戦い終わった時には膝が滅茶苦茶笑っていたが)。

その場からは逃げ去ったものの、ドラッグパーティーの件で警察から指名手配を喰らう。

実はそれと並行して芸能関係者相手に著名人の秘密サロンを騙った投資詐欺を働いており、
俳優・中山正影ら多数の芸能関係者を自殺に追い込む事態となっていた(こちらの方は黒龍泉田繁によってその全貌が暴かれた)。

その件で業界人脈を動かすのと辻山ルイのゴリ押しを目的とした業界関係者への実弾に大須賀組の上納金を横流ししたことが突き止められた
(その資金はすべて伊達組に押さえられた)。
さらに黒龍から情報屋(おそらく五木や千早あたり)経由で徳川会の耳にも入ることとなり、これまで築き上げたものすべてを失ったうえに徳川会からも絶縁のうえ追われる立場…と転落の一途を辿ることに。
今度は久慈からも呼び捨てにされたうえに、「逃げても地の果てまで追い詰める」と最後通告されてしまった。

前回とは違い一定の報いを受ける形になり、野田英治に対する憎しみを強めたらしく、「俺は必ず戻ってくる!その時、てめぇだけは俺が殺す!」と心に誓っている。

イベント「ProjectV Vアクターへの道」で久しぶりに登場。
この頃には徳川会の追跡から逃げ切れない状態にまで陥っており、せめて英治には復讐しようという思いから英治のプロデュースするコノサキ・ヒカリが参加する雷通主催のオーディションへ潜り込むべくヒナナッツ崎坂なつき藤嶋ひなぎく)にオファーをかけ、女優に手を付けて妊娠させた社員を脅してスパイにしている。
オーディション当日、首尾よくコノサキ・ヒカリを演じる浜崎綾奈を誘拐すると英治を呼び出した上で殴り倒し、綾奈を陵辱するところを世界中に配信して英治の社会的信用を失墜させようと目論む。
しかし英治に執着しすぎたことから黒龍の到着を許してしまい、綾奈を助け出された上に手錠から開放された英治にも敗れてしまう。
最後の足掻きとして倉庫に放火して英治を道連れにしようとするが、黒龍の連絡を受けた泉田と守によって英治は助け出され、その後自身は焼死体となって発見されている。

津島隆久

イベント「黒龍、動物園へ行く」の登場人物。
宇喜多組のフロント企業となっているペットショップの店長。ブリーダーも兼ねている他、裏では動物の密輸業者もしている。
基本的には宇喜多組に対して忠実に振舞っているものの、いちいち叫ぶ組員たちのことは内心うるさいと思っている。

業者としてはかなり悪質な部類で、以下のような阿漕な商売をしている。

  • 売りつけた違法動物を飼い主から盗みだした上で、その盗んだ動物を再び飼い主に売りつける
  • ブリーダーとして子犬を売った後、繁殖できるまで育ったところで盗み出して子供を産ませる。
    その後、親犬は処分した上で生まれた子犬に対し同じことを繰り返す
    • 後者については園崎春陽の家に売った犬(チャッピー)もその対象で、盗みだした上で自身の犬舎に保管していた。

さらに金銭トラブルになった相手を複数名殺害した上でバラバラにし、自身が所有する山に捨てている殺人鬼でもあった。
永倉莉乃の動物園からレッサーパンダなどの動物を盗みだした際トラブルとなったユースケを殴り倒した後も同様の手口で殺害しようとしており、殺人に快楽を見出す狂気ぶりをみせている。

チャッピーを追って犬舎に来た黒龍とそのことで一時的に目を離すことになったユースケによって打ち倒され、警察に捕まっている。
その後は余罪とその手口も明らかにされており、野田英治は「ヤクザがかわいく見えてくる」と不快感を露わにしている。

辻山ルイ

クピド企画所属のアイドル。イベント「闇に抗うアイドル」にて登場。

新海守曰く「あの頭悪そうで、おっぱいのデカい…」とのこと。
実際の登場時の様子からはたしかに頭悪そうなうえに、芸能人にありがちな自己チュー、ワガママの気が感じられる。
また気分屋でもあり、仕事を引き受けるかどうかはその時の気分でコロコロ変わるためかマネージャーからも舌打ちされている。
(胸が大きいかどうかは、シルエットしかないのでよく分からない。)
オーディションではセリフを棒読みながら(実弾によるゴリ押しで)主役に選ばれている。

実は津軽拓哉と繋がりがあり、業界娼婦として出荷するために人気を持たせられているアイドルである。
ただし上記の性格と男を作っていることから津軽からも「マグロ女」「出荷用じゃなきゃぶっ殺してる」と最悪の評価をされている。

また津軽拓哉の企みに加担しており、後輩の大羽リリまで利用してステマ疑惑やドラッグパーティーに連れ込むなどして連城美海を嵌めようとする。
だが結果的に大羽からの情報で居場所を突き止めた野田英治新海守が駆けつけ津軽らを倒したことで企みは失敗、自身も逮捕されてアイドル生命を失うことになった。

寺田敦

エピソード10「神武斗町の動乱」に登場する人物。
神武斗町の市民団体の一つ・カルチャーセーフネットワークの関東支部長。
内山怜花の依頼でデモについて調査のため訪れた野田英治らに対して応対するものの、
神武斗町住人会須藤俊介に比べるといい加減な回答が目立ったことで新海守も疑うほどであったが、
「(他所の団体が主催する)ガラの悪い人間が参加するデモに煽られて暴力行為や破壊活動に走った」可能性を示唆している。

テレンス

イベント「二人の孫と思い出の壺」に登場する人物。傭兵部隊の部隊長。
朽木文一怪盗オリヴィアから「小鳥遊禄郎の遺作をいただきます」という予告状を受け取ったことで警護のために雇われている。
また、怪盗オリヴィアのことについても熟知しており、報酬の一つとしてオリヴィアの身柄を要求している。
朽木の名に従って小鳥遊さくらが作製した禄郎の贋作を徹底的に見張っていたのだが、オリヴィアの目的がさくらの身柄確保だったためにまんまとさくらを取り返された上で伊達組の面々により部隊もろとも叩き潰される。

藤堂楓花

【概要】
イベント「片倉千早のネトゲ結婚計画!」にて初登場。
アニメとコスプレとオンラインゲームを愛する学生。
学校では普通の女の子だが、趣味に関してはハイテンションでとても行動的。

オンラインゲームやアニメ、コスプレについては黒龍も謝るほどに熱く語る。反面リアルではぼっちのようだ。

  • 「伊達組 ゆく年くる年(年末編)」にて、友達の家に泊まると言って家を出てきた際「母親に泣いて感激された」とのこと。
    ちなみにぼっちになった理由は「クラスの連中に腐女子だとバレたから」ということも同イベントの本人の口から明らかになった。

ゼニスオンラインで黒龍たちと出会ったきっかけに片倉千早内山刀花とは仲良くなっており、リアルでも住所や連絡先を交換した友達ができたようで、以降のストーリーでも着々と友達を増やしつつある。

通常衣装は劇中内のアニメ『ロマンスヒストリカ』のヒロインの衣装。
スキル名は『真紅の紅蓮斬』と書いて『クリムゾンバーニングスラッシュ』と読む(スキル発動ボイスより)。厨二病全開である。

【ストーリーでの活躍】
イベント「片倉千早のネトゲ結婚計画!」では、ゼニスオンラインでDQNなPC達(宇喜多組構成員)に絡まれているところを黒龍と片倉千早が助けた。

イベント「伊達組 ゆく年くる年(年末編)」にて岡本みずほの臨時アシスタント役としてマリー・ランベールらとともに千早から招集されて対面した。
そこではネットで「神絵師」と呼ばれるくらいには絵が上手いらしいことが発覚、みずほにも原稿の背景の下描きを任されている
ついでにその席でマリーや同じく招集された園崎春陽から友達と言ってもらい、感激した勢いで聖ヶ谷女学園への転校を希望した(が、偏差値が高いので難しいらしい)。

イベント「龍宮流お家騒動」で登場した際には、マリーと刀花と共に喫茶店で仲良くゲームしている姿がみられる。

イベント「硝煙は裏切りの匂い」では、格闘ゲーム「エグザイル・エデン」にもハマっていて、SNSで知ったメチャクチャ強いプレイヤー(佐伯京香)と対戦するために神武斗町のゲーセンまで足を運んだりしている。
対戦後は京香とも友人となったようで、実力面では及ばないものの基本ができていると評価されていることやアリサ=パヴリチェンコと同じキャラを得意としていることから練習相手として協力している。
闘神劇の予選決勝では、アリサが途中で抜けてしまったために代走として京香のパートナーになるものの、京香が二人抜きをしてしまったために出番はなかった。

イベント「黒龍と迷えるガンスミス」では、京香と同様アリサがロシアに戻った後もゲームのネット対戦を続けていたのだが、
コスプレイベントに出るための準備に追われているという。
尚、そんな状態でもアリサのコスプレ衣装も作っていたのか、イベントでは陸戦魔導科高校の教官の登場人物・エレノア教官のコスプレをしたアリサが優勝している。

イベント「聖なる夜のクルージング」では、ヴァレンチナ号のクルーのアルバイトをすることになり、複数名の協力者が必要だったのだがクラスに声をかけられる人がいなかったため春陽に協力を頼んでいる。

イベント「神武斗町 デュエリストシティ編」では、デュエルシティ神武斗町と同時開催されていたコスプレ大会に参加。途中で出会った桜庭歌羽とのペアでエントリーし、見事優勝している。
そのため、京香の応援が遅れてしまい到着したのは京香がラウ・フェンに敗れた後となっている。

堂林才嗣

イベント「危険な仕事と二人の主役」の登場人物。
ジャパンアクションソサエティ(以下JAS)の役員。主に役者のマネジメントを担当しているらしい。
JAS社長鴨井壱起とは大学時代からの知り合いで、その縁でJAS起業から経営を手伝っている。

俳優事務所の役員でありながらも現場を理解しない軽薄な人物で、女優に声かけて現場の空気を悪くすることから関係者から相当嫌われている。
黄雪麗にも手を出そうとしつこく誘いをかけており、それを見かねた黒龍に睨まれ、アクション監督にも釘を刺されたことから退散している。

実は以前から小山組若頭である井上俳瀬とJAS乗っ取りを計画しており、JAS立ち上げの際には鴨井壱起社長に井上を顧問弁護士として紹介していた。
小山組とは親交が深かったらしく、河田レース場での八百長にも関与していたことが発覚している。

  • 小山組とは利害が一致している協力関係であるが、彼の問題行動に関しては井上も辟易している様子が見られる。

前述の女癖で自身が解雇されそうになった時に、井上が小山組若頭であることを暴露し「JASはヤクザを顧問弁護士に使っている企業だと告発する」と脅迫する。
その後、邪魔になった役員の鴨井錦丸を事故に見せかけて井上に殺害させ、まんまとJASを小山組のフロント企業に仕立て上げてしまう。

イベント「危険な仕事と二人の主役」では現場を理解していないためか撮影に使うバイクの整備を怠り事故が頻発してしまい、
代役のスーツアクターに黒龍と(自身も八百長に関わっている)河田レース場所属のオートレーサー飯笹一葉をJASに呼ぶ事態を招いてしまう。
そこで「黒龍がヤクザであることを暴露し、雪麗を解雇する」という強引な手段で黒龍との関係を断とうと画策するも、逆に黒龍に疑われ河田レース場での八百長の証拠を握られる事態に陥ってしまう。
その後はJASの社長室にいたところを殴り込まれ、黒龍に叩きのめされたあとは井上と共に事件の首謀者として逮捕されたと思われる。

堂本勝己

イベント「密室に残された暗号」の登場人物。
東雲秋子と同じ地方検察庁に勤務している検事で、秋子の上司にあたる。

会津仁樹が関わった詐欺事件の調書を作成した秋子に対して、事件の示談が成立する見込みがあることから勾留の延長をしないよう要請している。

徳田喜朗

イベント「チョコとみずほとバレンタイン」に登場する人物。パリス神武斗の経理。
FXの失敗で損失をだしたことから会社の金を横領し、さらに補填のためにインサイダー取引で一儲けしようと企む。
そのために都合の良い人物としてアルバイトとして働く篠田拓郎の個人情報を長田組にリークし、スパムメールを送りつけてミヤガワコレクションの製品を一つ盗むよう仕向けている。
実際にスパムに引っかかった篠田が製品を盗み、スパムで指定した住所に送りつけたことで毒物騒動が起こると目論見どおりにパリス製菓の株価は下がり、インサイダー取引も成功すると思われていたが黒龍に調べ上げられてしまったことでおびき出され、黒龍に叩きのめされた上で左腕を副社長の山下光男にへし折られ、辞表を書かされている。

トクマツ

イベント「囲碁と早苗とベータテスト」に登場する人物。アマチュアの囲碁棋士。
藤波早苗が働く囲碁喫茶に、以前早苗によって撃退された迷惑な客の代打ちとして現れる。
喫茶店店長によれば我流の喧嘩碁を得意としており、アマ大会の優勝常連として知られているという。

早苗との対局では得意の喧嘩碁と心理戦で優位に立つが、途中で早苗に代わって打ち始めたベータくんによって敗れている。

戸羽瑠璃

イベント「怪盗ハロウィンに出現す」の登場人物。宝島貿易総合美術部門に所属している女部長。
社長令嬢である宝島ひよりのことをあまりよく思っていないようである。

シルエットからも(早川忠相にあたる部下にあたる)警官のセリフからもわかるように豊満なバストの持ち主。

実はいわゆるPAD。素の胴回りはものの見事に絶壁で、水増ししてある片方に本物のジャック・オ・ランタンを隠してある。
怪盗オリヴィアを騙り犯行予告状を出したのも彼女であり、他ならぬオリヴィアの手により犯行が発覚した。

前述のひよりに対する態度も個人的な嫉妬によるもので、犯行発覚時にその感情をひよりにぶちまけるも、宮部未央に「ドブ色輝いている」と言われてしまっている。

その後は早川忠相に逮捕されるも、オリヴィアが行方不明になってしまったのをいいことに「すべてオリヴィアが仕組んだ事」と自供していた。
しかし、詐欺・密輸集団のミストとも繋がりがあったようで、ミストの重役霧谷透が逮捕されたこともありその関連性が警察に追及されているとみられる。

富岡淳史

イベント「過去の呪縛と新たな一歩」に登場する人物。ゴシップ誌・芸能NOW編集長の息子。
個人情報保護センターの職員を称し相談料を騙し取っていた詐欺グループのリーダーを務めており、伊達組のシマ内にも被害が及んだことから
新海守が身柄を掴むべく追っていた。

御影千里雪柳いろはのスキャンダルを捏造した井原のことで伊達組に相談しに来た頃、守に捕らえられ伊達組事務所に連行される。
名前を聞いた千里が芸能NOWの編集長の息子であると気づいたことから、井原の記事をボツにするための交渉材料として使われたようである。

百目鬼なすの

イベント「幽霊ビルとひよこの怪談」の登場人物。百目鬼のぞみの姉。

最近は部屋にこもり気味で現実離れしたオカルトに傾倒しており、のぞみにひよこミュータントの噂が流れている廃ビルの写真と動画を撮るよう頼んでいる。
廃ビルの写真を受け取ったあとは、のぞみに「ひよこの面倒見てくれる友達がいる」と騙し儀式を行いオスのヒヨコを生贄に捧げようとするが、すんでのところでのぞみにプロレス技をかけられ止めに入られている。

イベント「ともえと刀花のドリームステージ」にて、パッションプランニングで着ぐるみアクターのアルバイトをしていたことがある、と望みの口から語られている。

百目鬼のぞみ

【概要】
イベント「幽霊ビルとひよこの怪談」にて初登場。
雑賀あかり冬月ひかりのクラスメートでオカルト好きの女子学生。百目鬼なすの妹。
オカルト好きではあるものの怖がりで控えめな性格。しかし姉妹喧嘩の際にはプロレス技を使いこなすアグレッシブな一面がある。

【ストーリーでの活躍】
ひよこミュータントが潜むとされている廃ビルの動画と写真を撮ってくるようになすのに頼まれ、あかりとひかりと共に廃ビルに探検している。

  • 探検の際はひかりがビルオーナーからメールで撮影許可を得て、鍵も借りている。

廃ビルに探検した際に一時行方不明になってしまったものの、実際には風見鶏比奈と共に地下室で大量のオスのヒヨコと戯れており、その後は黒龍とクラスメイトたちと比奈と共にヒヨコの里親探しに協力している。
家ではオカルトからかけ離れた妄執に囚われているなすのを止められずにいたが、比奈の「あとは一歩踏み出すだけ」という言葉に感銘を受け、自分を騙しヒヨコを生贄に捧げようとしたなすのに対しプロレス技を掛けて制止している。

豊崎ゆかり

【概要】
ストーリーではイベント「囚われのダンサーと孤独な叫び」にて初登場。
インディーズロックバンドKING†CROSSのボーカル。

風見理緒たちに打ち上げの代金をおごるなど気前のいい所がある一方で、ライブ当日は事前の打ち合わせ無しで理緒にMCをさせるなど無茶振りする一面も持つ。

ファンからは「ゆかりん」の愛称で親しまれているが、本人としては不本意である模様。

【ストーリーでの活躍】
イベント「囚われのダンサーと孤独な叫び」では、知り合いの出演するライブ会場で見かけた理緒たちのダンスを気に入ったことで次のライブでのバックダンサーに勧誘している。

虎嶋真弓

【概要】
エピソード1「黒龍の帰還」で初登場。
伊達組の元構成員。現在は業神会の若頭。伊達組時代から、業神浩の下で働いていた。
同じ業神会の宇喜多組組長にとっては叔父貴分にあたる。
野田英治泉田繁と同様に、黒龍を「兄貴」と呼ぶ。
ビジュアルが泉田のそれをベースにされており、実は兄弟ではないかという疑いをかけられている。

業神への忠誠心は高く、伊達組を離れた現在でも業神に付き従っている。
(恐らく元・兄弟分であった)泉田とは対照的にカタギに対しても荒々しい気性を隠さない性格で、特に黒龍に対しては非常に強い敵愾心を持っている。

名字の読みは「こじま」もしくは「とらしま(とらじま)」と推測できるが、五十音順で並んでいると思われるリストでは以下の通りでハッキリしていない。

  • アルバムNo.順では「豊崎ゆかり」と「中澤真理」の間であるため「とらしま」もしくは「とらじま」と思われる。
  • その一方で男性キャラクター人気投票では「業神浩」と「権堂剛」の間であるためこの場合「こじま」だと推測できる。

エイプリルフール特別ルート「刀花散る」(黒龍の夢のなかでの出来事)では虎嶋マユミとして、
お兄ちゃん、朝だよ!起きないと遅刻しちゃうよ!」と黒龍を起こしに来る強烈なキャラとして登場している。
そのインパクトゆえか、一部ユーザーから「マユミちゃん」と呼ばれており、おもに笑いのネタとして扱われる。

【ストーリーでの活躍】
エピソード1「黒龍の帰還」では、仙石金融の事務所で黒龍と再会する事になる。
それ以降も黒龍に出会うたび何かと因縁をつけてタイマン勝負に持ち込んではいるもののその都度敗れている。

黒龍に対してはエピソード4「対立する悪意」では「どうして一番大事なときにいなかったこの人を…」と発言しており、ただ単に“気に入らない”を超えて心情的に黒龍を赦すことができない事情を抱えていることを窺わせている。
(それはおそらく伊達夏来に関わることではないかとの見方もある。)
同エビソードによれば、伊達組に入ったのは泉田や原田とほぼ同時期とされる。

イベント「伊達組ゆく年くる年」(年末編)では登場していないものの、英治の口から昔の伊達組の忘年会で泉田と虎嶋で野球拳勝負をしていたことが明らかになっている。

エピソード7「交錯する欺瞞」では池松勝利赤星組から寝返る条件として業神会若頭の地位を要求したことに難色を示した業神に
「俺は業神浩の右腕であれれば、肩書なんざ、なんでもかまいませんよ」と条件を飲ませており、業神に対する絶対的な忠誠を見せている。

また、宇喜多組と伊達組の抗争ではアジトに援護射撃をしていた英治を捕らえ、黒龍によって壊滅させられる寸前だった宇喜多組を助けている。
そうした状況でも強気な態度を取り続ける黒龍に対して「だから、てめぇは俺を舐めんじゃねぇぇぇぇっ!!」「いつまでも兄貴面すんじゃねぇ!」
と敵意むき出しで襲いかかるも黒龍には敵わなかったが、「俺は認めねぇ」「そうやっていつまでも見下ろしてんじゃねえ」と倒れる最後まで敵意を失うことはなかった。

  • 黒龍にとっては本気で事を構えた宇喜多組を、面子と筋を曲げてまで見逃した事自体虎嶋のことを立てた証左であり、
    「俺はお前を見下したことなんてない」と認めるどころか「今回はお前の勝ちだ」と賛辞するまでに至っている。

エピソード8「凶弾の行方」では赤星組が遺した関西のシノギを業神会のものにする計画が、羽柴会舎弟頭の脇坂宗男に漏れていたことからスパイがいることを確信し、業神会の内部調査を行っている。

過去編である「エピソード0 伊達組と黒龍」では伊達組組員として登場している。
業神がファミレスでアルバイトをしている間、業神のシノギを管理する役目を担っていることから、この時点でも業神の片腕として信頼されていたことが伺える。

エピソード10「神武斗町の動乱」にて業神が平野組の襲撃によって(表向き)行方不明になると、自身も行方をくらませている。

エピソード11「頂の向こう側」では、真田と共に加藤豪三の手で海外に出されていた業神と夏来の間に生まれた娘を日本へ連れ戻している。

業神が羽柴会会長になって程なく国生征志ゼロの追求により自殺したことで神武斗署が羽柴会の一斉検挙に乗り出しすと、
業神に退去命令を出されるが、拒否する宇喜多や仙石組組長に「兄貴を困らせるんじゃねえよ」と一喝して退去させた一方で自身は配下の組を持たないことから共に残り逮捕されることを選ぶ。
業神に最後の話を聞くため現れた黒龍を相手に凄むが、黒龍ではなく英治と戦うことになり互角の勝負を繰り広げる。
とはいえやはり黒龍を自ら潰すことに執着しており、英治をよそに勝負を挑むがやはり倒されてしまう。
その後で鮫島健介が泉田の手を借りて本部に現れると、元子分というよしみから泉だと共に肩を貸しており、黒龍、業神、鮫島の会話が一通り済んだ後、業神、真田と共に逮捕される。