念写フィルム厳選

概要

念写フィルムはメイン属性とサブ属性、セット効果によってキャラクターを強化する装備である。
詳細は以下。

• メイン属性
  • 主に上がるステータスの事。確認画面の一番上に書いてある値。
  • 獲得時にランダムに決まり、部位によってメイン属性になる可能性のあるステータスが違う。
    • Ⅰ:攻撃固定値、防御固定値、HP固定値
    • Ⅱ:攻撃固定値、攻撃割合、防御割合、HP割合、SP回復、防御貫通
    • Ⅲ:HP固定値、攻撃割合、防御割合、HP割合、デバフ命中、デバフ抵抗
    • Ⅳ:防御固定値、攻撃割合、防御割合、HP割合、会心率、会心ダメージ、攻撃速度
  • 詳しい確率は明らかになっていないが、HP(割合)＝攻撃(割合)＝防御(割合)>>その他であると思われる。その他に分類される効果はかなり出にくい。
• サブ属性
  • 少しだけ上がるステータスの事。メイン属性以外の値。
  • 獲得時に効果と数がランダムに決まり、部位による差異はない。効果の数は最低1つ最大4つ。値もばらつきがある。
  • 強化+3毎にサブ属性が強化される。効果の数が4つ未満の時は新しくサブ属性が追加され、4つの時はランダムでサブ属性の値が上昇する。+15までで5回機会がある。
  • サブ属性の上昇ステータスは被らない(固定値と割合は別扱い)
  • メイン属性と同じステータスが付く場合もある。
• セット効果
  • 同じ種類の念写フィルムを複数装備するとセット効果が発動する。
  • 2セット効果はステータス上昇、4セット効果は特殊な効果。
  • 1キャラで2セット効果を2つ発動させることも可能。

ランダム要素が多く、ステータスへの影響力もかなり高いため、厳選することでキャラを大幅に強化することができる。

まずはセット効果をそろえよう

念写が解禁されてからは、まず2セット×2のセットを揃えることを目標にしよう。
2セット効果は☆3～4のメイン効果を強化するより簡単にステータスを上げることができる。
4セット効果はキャラ適正があったり運要素が絡んだりと考えるべきことが多く、後々☆6以外は不要になることを考えると無理に揃える必要はない。
運よく揃えられた場合は4セット効果の方が強くなるキャラにつけてあげよう。
☆3～4の段階では強化もする必要はあまりない。
取材練習は曜日ごとにドロップする念写フィルムが限られており、同じ2セット効果を持つものがまとまっているため、2セット効果を狙う場合は容易にそろえることができる。
4セット効果も全部出る日曜日以外で狙うと揃えやすい。

メイン属性を厳選しよう

プレイヤーレベルを上げていけばより高レア度の念写フィルムを手に入れられるようになる。
☆5～6はメイン属性が2セット効果を越えるので、無理にセット効果をそろえるよりメイン属性を揃えたほうがステータスが上がりやすくなる。
取材練習で☆5～6が手に入るようになってきたらメイン属性を厳選しよう。
また、現像カードや空白カードで☆6がいくつか手に入っていると思われるので、良いメイン効果があったら強化して付けてみよう。
この段階でも、☆5はよほど☆6が出ないとかでない限り強化する必要はない。

☆6の入手を容易にしてからが厳選本番

取材練習で☆6が手に入る11階層になってくると、厳選が一気に楽になる。
取材練習で☆5や不要な☆6を貯めて分解することで、現像カードが手に入るため、狙った念写の狙ったスロットを厳選できる。
最終的には、星☆で目的のセット効果を持つ念写セットで、念写に目的に沿ったメイン属性を持たせることを目指す。
一気にパーティ全員分集めるのはほぼ不可能なので、中核となるアタッカー向けのものを優先的に、徐々に集めていこう。
目的を果たした念写セットをパーティ分揃えてしまえば、基本的に念写の更新をすることはあまりなくなるので、ガンガン強化してしまおう。
なお、この段階の厳選は体力をかなり消費するため、ほかに体力を消費する用途があるならば、そちらを済ませてからにしよう。

更なる高みへ　～サブ属性厳選

基本的にメイン効果が厳選されていて、キャラクターもある程度強化されていれば、現状存在する高難度コンテンツは大体クリアできる。
しかしサークルボスのタイムアタックや、高級スキップチケットが尽きた後の夢の探索高層周回効率化など、より高みを目指す場合はサブ属性の厳選も視野に入れてみよう。
上記にも記載されているが、サブ属性は強化するまで全属性が明らかになっていない場合がある、強化時にどの属性がどれだけ伸びるかは強化してみないとわからないという特徴がある。
当然メイン属性を厳選した上で、上記の特徴を持つサブ属性の厳選になるため、難易度はメイン属性のみの場合の比ではない。現像カードに加え、強化費用と強化素材を無駄にし続けて厳選する必要がある。試行回数が増える分、体力の消費も増える。
念写厳選はおろか、キャラのランク上げや装備集めなどの通常のキャラ育成が終わり、それでも上を目指す場合のみ取り掛かること。メイン属性で会心を狙う場合の比ではない労力が必要になる。とはいえ、現状これがエンドコンテンツと見なされている感はあるのだが。

おすすめの念写フィルムは?

良く言われるのは下記の念写フィルム。ただしコンテンツや運用方法によって変わってくるので、鵜呑みにしないように。
なお、これらの評価は☆6の念写であることを前提にしている。☆6の入手・厳選がまだできない段階であれば、上で語られているように2セット×2や、持っている念写でメイン属性が適しているものを選べばよい。
※アタッカー、ディフェンダー、サポーターというのは、攻撃タイプ、防御タイプ、補助タイプのことではなく、パーティ内での運用方法である点に注意。
例えば博麗霊夢は補助タイプであるが、彼女をアタッカーとして運用するならば、アタッカー用の念写を持たせるべきである。

• アタッカー向け
  • シルバーフラッシュ:弾幕攻撃が会心の時、20%の確率で攻撃力の180%の防御無視ダメージを追加する
    • 他の攻撃系フィルムとは一線を画す、驚異的な火力アップが可能。割と冗談抜きで「アタッカーはこれ一択」と言われたりする。
    • 超火力の所以はその特異な計算式。このゲームは「○○が～%アップ」という効果が複数ある場合、「○○」が共通するもの同士は～%が乗算ではなく加算されるようになっている。
    • 例えば与ダメ50%アップが1つの場合、純粋にダメージが1.5倍になるのだが、与ダメ50%アップが2つの場合は1.5×1.5＝2.25倍になるのではなく、1.5+0.5=2倍になる。
    • この場合、二つ目の50%アップは、ダメージ1.5倍ではなく1.33倍止まりになっているのがわかるだろう。つまり与ダメアップ効果が増えれば増えるほど、それぞれの効果が薄くなってしまう。
    • ではシルバーフラッシュはどうなのかというと、効果が与ダメアップ効果ではなく、追加でダメージを与える効果であるため、与ダメアップがどれだけ高かろうと常に180%アップになる。会心率が100%であれば、ダメージ期待値は実に1.36倍である。
    • しかも上記の話は相手の防御力が0である前提である。サークル戦などの高防御相手ではクリダメ2万だけど追加ダメは10万と敵の防御が高くなるほど期待値がうなぎ上りになることもある。
    • 欠点は活用の為には会心率を上げる必要がある点...ではあるのだが、会心率アップ自体も火力上昇につながる為、欠点になっていない。念写の厳選難易度が上がることが最大の欠点。
    • 従って、「非常に高い火力上昇率がありながら、『剣術伝承』や『食を以て天と成す』にあるような火力アップの条件が事実上存在せず、無条件である」という、とんでもないスペック。ほとんどの攻撃系念写の存在意義を奪っているといっていいレベル。
    • 実際のところ、実用的なレベルまで会心率を引き上げるには、念写Ⅳのメイン属性で会心を引くか、サブ属性の会心を複数かつ高倍率で引く必要があり、なかなか大変。
    • いつまで経っても会心アップのシルバーフラッシュを引けず、「シルフラ難民」と化している人も大勢いたりする。
    • ゲームバランスに影響を与えていると判断された念写セットや装備に「この効果は◯秒に1回しか発動しない」という条件が後から付けられてきた実績が多くある(ナーフ)。覚悟だけはしておこう。
  • 打ち出の小槌の魔力:HPを1%失う度に、会心ダメージが1%アップする
    • 上記シルバーフラッシュを超える倍率になる可能性のある、数少ない念写。
    • HPを減らすことで真価を発揮するが、後衛が基本であるアタッカーのHPを丁度良く減らすのはなかなか難しい。
    • 自発的にHPを減らせるレミリア・スカーレットとの相性は最高。
    • サークルボスなどの攻撃がパターン化され、かつ盾役がいなくとも戦える場合であれば他のアタッカーでも運用できる。
    • シルバーフラッシュと同じく会心が必要であるが、こちらはセット効果が会心アップではないため、シルバーフラッシュより厳選難易度が高い。
    • 厳選が嫌な場合は会心が上がる装備などで補完しよう。
    • 体力調整を行うことでシルバーフラッシュを超えるため、レミリア以外での採用は上級者向け。
  • 剣術伝承:奥義スキルを発動した後、弾幕攻撃のダメージが50%アップ(12秒)する
  • 食を以て天と成す:自身がバフ効果を1つ獲得する度に、ダメージが10%アップ(最大50%)する
    • 両者とも比較的緩い条件で火力上昇が見込める念写。シルバーフラッシュより効力は落ちるが、会心率を上げる必要がないため厳選が楽という利点がある。
    • そのため、会心シルバーフラッシュを厳選するまでの繋ぎとして有用。
    • 複数のバフを積めるキャラやパーティであれば食を以て天と成す、そうでなければ剣術伝承を採用するといい。
• ディフェンダー向け
  アタッカー用ほど固定化されてはない為、ここに記載されている以外のものでも、好みや挑むコンテンツによって決めると良い。
  • 暖衣飽食:25秒ごとに最大HPの20%のダメージを防ぐシールド(15秒)を付与する
    • 定期的にバリアタイプのシールドを獲得する。同じシールド獲得念写である氷の妖精は1度だけであるが、こちらは定期的に獲得できる。
    • 単純に耐久力の底上げになる。地獄の女神と比較すると、雑魚敵が一切湧かない場面でも活躍できるのが強み。
  • 守門鎮宅:HPが40%以下の場合、被ダメージが30%ダウンする
    • HPの条件を満たす必要はあるが、被ダメ減少の頭部と衣服と組み合わせることで大幅なダメージカットが可能。
    • さらに被ダメ減少能力を持ってるキャラを組み合わせることでダメージをゼロにすることも可能。
  • 地獄の女神:敵が戦闘不能になると自身のHPが上限の3%分回復する。この効果は1秒ごとに1回のみ発動する
    • 継続的な体力回復を可能とする。耐久力に優れた防御タイプは一撃でやられてしまうことは少ない為、一度の回復量が少量でもあまり問題はない。
    • 大体の防御キャラ向きだが、自前の回復が不安定な古明地こいしは特に最適といえる。八雲藍も、100%ダメージカットを採らないのであれば地獄の女神が良い。
    • ボス戦では意味がないように見えて、雑魚敵が湧くボスも多いため、意外と発動機会はある。
• サポーター向け
  アタッカー向けでもディフェンダー向けでもないが有用な念写。
  • 逆転の運命:奥義スキル発動時、50%の確率でスキルポイントが30回復する。この効果は8秒に1回しか発動しない
    • 不安定ながら、奥義の回転率を大幅に高めることができる。
    • 似たような効果の念写として確率で奥義を二重発動にできる「妖怪の修行者」が存在するが、同じバフを同時に獲得しても意味がないため、バフ系奥義の二重発動は意味がない。全体にバフを付与するタイプの奥義を持つキャラであればこちら。
    • 奥義による弾消しの回数を増やせる博麗霊夢も相性が良い。
    • アタッカーやディフェンダーでも奥義が重要なキャラであれば採用を検討できる。
  • 大妖精の祝福:回復効果が20%アップする
    • ほぼ八意永琳と大妖精専用。
    • 藤原妹紅を始めとする「自身の体力を回復させる」タイプのキャラは、この念写よりも運用に沿った念写を装備させたい。
• その他特殊な用途
  • 幻想郷の賢者:バトル開始時に、初期スキルポイントが30アップする
    • ステージ開始時からSPが一定量貯まった状態になる。手練道場や取材練習などはSPが一定量貯まった状態で開始されるため、この念写を装備させることで開幕から奥義を撃てるようになる。
    • 貫通系奥義持ちに持たせてbotを瞬殺したり、開幕でデバフ系奥義を発射することが可能になる。
    • 修練道場においてbotでは無い、プレイヤーが守備用として置いているパーティでは、この念写によって開幕から即座に奥義が飛んでくる可能性があるため、挑む際は念頭に置いておくこと。でないと十六夜咲夜などの奥義で開始数秒で全滅とかもありえる。

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