M10 Wolverine

Last-modified: 2023-06-19 (月) 09:03:07

A30_M10_Wolverine.png

Tier 5 アメリカ 駆逐戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)38/19/19本体価格(シルバー)415,000
最高速度(km/h)前進48.0マッチング範囲(戦闘Tier)5~7
後退12.0派生元車輌T40
発見可能範囲(m)静止時321.76
移動時371.14

パッケージ

初期LVL1LVL2LVL3LVL4LVL5LVL6LVL7LVL8LVL9LVL10LVL11
Wolverine
E:14,430
S:415,000
履帯
E:?
S:10,000
主砲
E:?
S:40,300
エンジン
E:?
S:11,000
エンジン
E:?
S:13,500
無線
E:?
S:33,600
エンジン
E:?
S:29,000
砲塔
E:?
S:10,300
主砲
E:?
S:50,330
主砲
E:?
S:62,000
戦車
Jackson
E:86,565
S:884,200
戦車
Hellcat
E:27,350
S:950,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
初期
Wolverine
Wright Continental R-975EC23-inch AT Gun M7M10T41M10T72470SCR 508
35028 / [21.41]57/25/25395
12.571.3/1.7/2.517370
LVL.1
履帯
Wright Continental R-975EC23-inch AT Gun M7M10T42M10T72470SCR 508
35030 / [25.38]57/25/25395
12.571.1/1.3/2.317370
LVL.2
主砲
Wright Continental R-975EC2105 mm AT SPH M4 L/23M10T42M10T72470SCR 508
35030 / [25.38]57/25/25395
12.041.1/1.3/2.317370
LVL.3
エンジン
Wright Continental R-975C1105 mm AT SPH M4 L/23M10T42M10T72470SCR 508
40030 / [27.79]57/25/25395
13.761.1/1.3/2.317370
LVL.4
エンジン
GMC 6046105 mm AT SPH M4 L/23M10T42M10T72470SCR 508
42030 / [29.16]57/25/25395
14.441.1/1.3/2.317370
LVL.5
無線
GMC 6046105 mm AT SPH M4 L/23M10T42M10T72470SCR 506
42030 / [29.14]57/25/25615
14.431.1/1.3/2.317370
LVL.6
エンジン
Ford GAA early105 mm AT SPH M4 L/23M10T42M10T72470SCR 506
50030 / [34.51]57/25/25615
17.091.1/1.3/2.317370
LVL.7
砲塔
Ford GAA early105 mm AT SPH M4 L/23M10T42M10T72M1500SCR 506
50030 / [33.70]57/25/25615
16.691.1/1.3/2.316370
LVL.8
主砲
Ford GAA early76 mm AT Gun M1A1M10T42M10T72M1500SCR 506
50030 / [35.00]57/25/25615
17.331.1/1.3/2.316370
LVL.9
主砲
Ford GAA early76 mm AT Gun M1A2M10T42M10T72M1500SCR 506
50030 / [34.96]57/25/25615
17.311.1/1.3/2.316370

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
左<射界>右
最伏角
3-inch AT Gun M7AP
APCR
HE
56
7G
56
101
157
38
110
110
175
---
---
1.09
792
990
792
720
720
720
14.291,5721.700.4354+30
180< >180
-10
14.631,6091.700.4354
105 mm SPH M4 L/23HE
HEAT
166
10G
53
101.60
410
350
1.91
---
472
378
720
720
7.592,657
(HEAT)
1.700.5330+30
180< >180
-10
7.692,692
(HEAT)
1.700.5330
76 mm AT Gun M1A1AP
APCR
HE
96
7G
68
128
177
38
115
115
185
---
---
1.09
792
990
792
720
720
720
16.221,8651.700.4154+30
180< >180
-10
17.141,9711.700.4154
76 mm AT Gun M1A2AP
APCR
HE
96
7G
68
128
177
38
115
115
185
---
---
1.09
792
990
792
720
720
720
18.182,0911.700.3854+30
180< >180
-10
18.752,1561.700.3854

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
緑字:改良砲塔

解説

  • 概要
    Tier 5アメリカ駆逐戦車
    大戦中期、M4 Shermanをベースに開発・量産された対戦車自走砲(戦車駆逐車)である。
     
    全周旋回砲塔を搭載した異色の駆逐戦車の一台で、同車種では突出した視認範囲を持つ。
     
  • 火力
    仰角+30度/俯角-10度とアメリカ戦車らしい優秀さのため地形をうまく利用しよう。
    火力の増加が著しいTierでもあるため、全周旋回砲塔を生かした柔軟な運用が欠かせない。
    • 3-inch AT Gun M7
      初期砲。
      T56 GMCの初期砲。
      Tier 3帯の初期砲のため駆逐戦車の火力としては貧弱!貧弱ぅぅ。
      Tier 5帯では牽制程度、貫通出来たら御の字。
       
    • 105 mm AT M4
      中間砲①。
      いわゆる10榴。
      高い榴弾の攻撃力で相手を選ばずダメージを与えられる。
      他車両の同口径砲と比べて装填・照準時間が短い上、弾道が低く、弾速も若干早いため偏差射撃がしやすいが、やはり大口径榴弾砲の宿命として精度の悪さは如何ともしがたい。
      運が悪いとかなりの近距離で外れる事もある。
       
      また、10榴自体は同格中戦車が搭載できる事に加え、砲塔旋回の遅さと耐久面の脆さから中戦車のように積極的に距離を詰めて精度を補う使い方もリスクが高いため、この車両に合わせた立ち回りや位置取りに頭を悩ませる事になるかもしれない。
      生かすべき長所として、T40の同砲の俯角が4度しか取れなかった事に対し、本車では10度取ることができるため斜面・稜線に強い。
      また、旋回砲塔のおかげで隠れて敵に近づいて背後から素早く撃ち込むといった使い方も可能だ。
      同国同格のT67は単発火力の高い砲を装備できないので、この砲を活用できれば攻撃面においても差別化できる。
       
    • 76 mm AT Gun M1A1
      中間砲②。
      Tier 5中戦車で広く使われる口径の扱いやすい主砲。
      他国のそれと比べ威力が高く、特に課金弾(APCR)は単発火力・貫通力を両立しつつ口径相応の価格で収まっており、優れたコストパフォーマンスを誇る。
      一方、リロードや照準関連の性能では若干劣っており、体力勝負では厳しい相手が多い。
      汎用的な使い方はそれなりに可能だが、やはり優秀な俯角を生かした立ち回りでライバルと差をつけていくのが理想だろう。
       
    • 76 mm AT Gun M1A2
      最終砲。
      精度・分間ダメージに優れるバランスの良い76mm砲。
      本車両の76mm AT Gun M1A2の発射速度はTier 6中戦車であるM4A3E8 Shermanのものより速い。
      だが単発火力と貫通力の面ではT40の最終砲から変わっておらず、格上の重装甲車両を相手取るにはやや辛い。
      機動性を活かして、弱点を狙える位置取りや薄い相手を撃てる状況を探そう。
       
  • 装甲
    紙装甲。
    同格には簡単に貫通を許してしまう。
    こちらに10榴が命中しようものなら貫通・爆散は必至で、以前にも増して敵に撃たれない慎重な立ち回りを心がける必要がある。
    オープントップであるがゆえに自走砲などの曲射榴弾にも弱い。
    砲塔後部には弾薬ラックがあるため、榴弾が飛び込めば致命傷となる。
     
  • 機動性
    最高速は48km/hとなかなかの数値で、陣地転換はスムーズに行えるだろう。
    しかし加速はスペック上ほどの快適さはなくむしろ挙動としては重い。
    特に後退時には顕著で、とっさに下がろうとしても間に合わない事が多い。
    また、登坂時はかなり減速する為、稜線を使う際は横からの狙撃や自走砲には十分警戒しよう。
    改良砲塔に換装すると旋回速度が僅かに下がるが、耐久値と装填速度が向上する。
    また、全周旋回砲塔とはいえ旋回速度は遅く格闘戦には向いていない。
    固定砲時代と同じく、予め敵のいそうな方向に砲塔を向けておく等の基本を忘れずに。
     
    • 偵察性能
      概要で述べた通り、視認範囲は370mと圧倒的。
      これは同格軽戦車をも上回る広さであり、Tier 6以下の通常ツリーの駆逐戦車中トップタイの値である。
      無線範囲や隠蔽率のどれも高いレベルに纏まっているので、視界を活かしやすく偵察運用の適性も高い。
      たとえ最後の1台になっても侮れない戦力となるだろう。
       
    • 隠蔽性能
      発見可能範囲は静止時で321.76mと平均的。
      拡張パーツや車長スキルを駆使して発見可能範囲を下げる工夫をしよう。
       
  • 総論
    重装甲戦車に対する打撃力不足が顕著だが、充分な機動力を維持しながら車体の向きに制約を受けない広い射界を手に入れた本車は、待ち伏せも単独で行える強力なポテンシャルを秘めている。
    しかし、一見強力に思える視認範囲や俯角を生かすのは決して容易ではない。
    10榴は同じ視界とより深い俯角を持つ中戦車M4 Shermanの方が様々な局面で取り回しがよく、劣化版になりかねない。
    対して76mm砲は、同じ砲を圧倒的な機動力で扱えるT67の方が遥かに活用の幅が広い。
    対する本車の優位性は、10榴のシャーマンには照準時間、T67の76mm砲には精度(と視界)にある。
    これは前述の性能差を覆すに足るもので、本車の真髄と言っても過言ではない。
    戦況に応じて支援と攻防の要を使い分け、そのポテンシャルを引き出して欲しい。

史実

最も広く製造されたアメリカ駆逐戦車。
1942 年 9 月から 1944 年 1 月にかけて 2 つの基本型でのべ 6,706 両が製造された。
全 Wolverine の 3 分の 1 以上は武器貸与法に基づき同盟国に提供された。

コメント

  • モジュール選択制になったので10榴にも改良砲塔と最終エンジンが積めるようになり発射速度と機動力が上がりました。M4とT67のどちらにも変身できるハイブリッド(=中途半端な)戦車だと思えばガレージも圧縮できていいのではないでしょうか(国籍を問わないならさらに6pdrが積める英M4がいるけど)。76mmのほうが毎試合安定してダメージを稼げるが遠距離になるとTier7HTに対して無力、10榴は格上にも対抗できるが同格でも当たりどころによっては2桁ダメージがほとんど。無理そうなら視界と隠蔽をフルに活かして置き偵に徹するのもアリかと。 -- 2021-07-04 (日) 10:04:37