M4 Sherman

Last-modified: 2023-06-18 (日) 17:25:48

A05_M4_Sherman.png

Tier 5 アメリカ 中戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)50/38/38本体価格(シルバー)350,500
最高速度(km/h)前進48.0マッチング範囲(戦闘Tier)5~7
後退18.0派生元車輌HMC M8
発見可能範囲(m)静止時355.73M3 Lee
移動時378.25

パッケージ

初期LVL1LVL2LVL3LVL4LVL5LVL6LVL7LVL8LVL9LVL10
M4
E:14,055
S:350,500
エンジン
E:?
S:11,000
無線
E:?
S:33,600
履帯
E:?
S:8,300
主砲
E:?
S:40,300
砲塔
E:?
S:11,500
エンジン
E:?
S:13,900
主砲
E:?
S:50,330
戦車
M4A3E8
E:30,500
S:930,500
戦車
M4A3E2
E:32,750
S:975,000
戦車
Jackson
E:86,565
S:884,200

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比旋回速度視認範囲
初期
M4
Wright Continental R-975EC275 mm Gun M3 L/37T41D51066565SCR 508
35035 / [21.00]76/51/51395
11.780.9/1.5/2.339330
LVL.1
エンジン
Wright Continental R-975C175 mm Gun M3 L/37T41D51066565SCR 508
40035 / [24.01]76/51/51395
13.470.9/1.5/2.339330
LVL.2
無線
Wright Continental R-975C175 mm Gun M3 L/37T41D51066565SCR 506
40035 / [23.99]76/51/51615
13.460.9/1.5/2.339330
LVL.3
履帯
Wright Continental R-975C175 mm Gun M3 L/37T42D51066565SCR 506
40037 / [38.43]76/51/51615
13.461.0/1.1/1.739330
LVL.4
主砲
Wright Continental R-975C1105 mm SPH M4 L/23T42D51066565SCR 506
40037 / [37.01]76/51/51615
12.961.0/1.1/1.739330
LVL.5
砲塔
Wright Continental R-975C1105 mm SPH M4 L/23T42D51072650SCR 506
40037 / [36.75]64/64/64615
12.871.0/1.1/1.737370
LVL.6
エンジン
Wright Continental R-975C4105 mm SPH M4 L/23T42D51072650SCR 506
46037 / [42.23]64/64/64615
14.791.0/1.1/1.737370
LVL.7
主砲
Wright Continental R-975C476 mm Gun M1A1T42D51072650SCR 506
46037 / [43.66]64/64/64615
15.291.0/1.1/1.737370

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
75 mm Gun M3 L/37AP
APCR
HE
56
7G
56
92
127
38
110
110
175
---
---
1.06
619
820
619
720
720
720
15.791,7372.100.4690+25
-12
15.791,7372.100.4690
105 mm SPH M4 L/23HE
HEAT
166
10G
53
101.60
410
350
1.91
---
472
381
720
720
6.672,335
(HEAT)
2.300.5546+25
-12
6.672,335
(HEAT)
2.300.5546
76 mm Gun M1A1AP
APCR
HE
56
7G
56
128
177
38
115
115
185
---
---
1.09
792
990
792
720
720
720
14.291,6432.300.4390+25
-12

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
緑字:改良砲塔

解説

  • 概要
    Tier 5のアメリカ中戦車
    大戦中のアメリカ戦車の主力であり、その工業力を象徴するように大量生産された名戦車である。
    大きな俯角と良好な性能の砲を持ち、視界も広く機動力もあり、あらゆる地形においても使いやすいアメリカ中戦車らしい性能バランスに仕上がっている。
     
  • 火力
    主砲は榴弾砲の105 mm M4か、発射速度の高い76 mm Gun M1A1を選択できる。
    いずれの砲も精度が悪いが-12°/+25°と優秀な仰俯角を持つ。
    砲の適性距離がやや短く、距離を詰めざるを得ないが、地形を活かして射撃と接近のリスクを下げる立ち回りを常に意識しよう。
    • 75 mm Gun M3 L/37
      初期砲。
      M3 Leeの最終砲だが、発射速度を筆頭にいくつかの性能が劣化している。
      本車の主砲の中では最も分間ダメージに優れており同格相手までなら良好な火力を発揮するが、課金弾(APCR)でも貫通力は127mmと貧弱で価格も割高とデメリットは大きい。
      運用次第で戦えなくはないが精度が中戦車の汎用火砲としては壊滅的な事もあり、早急に後期砲を開発したいところ。
       
    • 105 mm SPH M4 L/23
      中間砲。
      いわゆる十榴砲。
      大口径榴弾砲で榴弾(HE)をメインに使用する。
      貫通すれば格下なら一撃必殺、同格も瀕死に追い込むほどの攻撃力を持ち、非貫通でも安定して小~中ダメージを与える事が出来る。
      履帯に対してもダメージを与えやすく、独力では埒が明かない格上車両に対しては履帯切りに徹して味方をアシストする戦術も有効である。
       
      一方、精度が悪く照準時間も長いという欠点があり、榴弾砲の常として弾速も遅く扱いには慣れが必要。
      課金弾(HEAT)は榴弾(HE)には劣るものの単発火力350と高いダメージを与えられる。
      貫通力は101.6mmと低く、HEAT弾であるため傾斜装甲や空間装甲に弱い。
      メインで運用できる弾ではないが、敵車輌の弱点を完璧に把握していればTier 7重戦車に対しても有効打になりうる性能を秘めている。
      格下相手には榴弾(HE)で事足りるだろう。
       
    • 76 mm Gun M1A1
      最終砲。
      Tier 5中戦車で広く使われる口径の扱いやすい主砲。
      他国のそれと比べ威力が高く、特に課金弾(APCR)は単発火力・貫通力を両立しつつ口径相応の価格で収まっており、優れたコストパフォーマンスを誇る。
      一方、リロードや照準関連の性能では若干劣っており、体力勝負では厳しい相手が多い。
      汎用的な使い方はそれなりに可能だが、やはり優秀な俯角を生かした立ち回りでライバルと差をつけていくのが理想だろう。
       
  • 装甲
    Tier 5中戦車としては平均的な防御力を持つ。
    前述のとおり俯角がきわめて優秀なので、積極的にハルダウンを行いたい。
    • 砲塔
      初期砲塔正面は装甲圧76mm、60度の傾斜が掛かっており実質装甲圧87.76mm。
      防楯は50mmあるため防楯部分だけを見れば137.76mmあるが平地では容易に抜かれてしまう。
      地形を利用して最大俯角-12度を取った場合のみ、初期砲塔正面の実質装甲圧は102.27mmとなる。
       
      改良砲塔は最終砲を搭載できる唯一の砲塔ではあるが砲塔正面装甲圧が64mmに低下してしまう。
      60度の傾斜は掛かっているが実質装甲圧73.90mm。
      最大俯角-12度を取った場合でも、初期砲塔正面の実質装甲圧は86.12mmと大幅にダウン。
      また、防楯との重複部分の面積は狭いため、基本的に敵AP弾は貫通してしまう。
       
      必ず稜線や障害物に身を隠しながら前進して射撃し、射撃後は下がって身を隠す行動を徹底したい。
       
    • 車体
      車体正面上部は装甲圧50mm、30度の傾斜が掛かっており実質装甲圧は100mm。
      同格の戦車砲弾を跳ね返すには薄いが、一部を除いて目立った弱点部位が無く榴弾や機関砲は安定して阻んでくれる。
      特に自身も装備する105mm榴弾の貫通を高確率で阻止する事ができるのは利点である。
      弱点としては、正面機銃部分が63mmと装甲強化されているが垂直装甲のため貫通されやすい。
       
      最大俯角-12度でハルダウンすれば、車体正面上部は実質装甲圧161.80mm前後となる。
      正面下部は垂直に近い50.8mmしかなく、格下にも簡単に抜かれる。
      傾斜の乏しい側背面も38mmと薄く、砲塔後部の真下辺りにかなり縦長のトランスミッションがある。
      出火要素であると共にHPも低い為に車体下部からの一撃で致命的な被害を受けてしまうので、他のアメリカ車輌と同じく側面からの攻撃には十分注意しよう。
       
  • 機動性
    最高速度こそ高くはないが、機動性は優れており、良好な履帯性能とあわせて小回りが利く。
    これは接近戦を挑む機会も多い本車の強みで、敵主力の側背面に回りこむときも有効に働く。
    エンジン出力自体は平凡であり、減速しやすい。
     
  • 偵察性能
    後期砲塔の視界は370mと他国の中戦車どころか同格軽戦車をも上回る。
    元々アメリカ戦車は視界に優れていたが、かつてのM7M24 ChaffeeT67といった有力な戦車が軒並み弱体化されたため、結果的に本車が同格トップクラスの性能として躍り出る事となった。
    隠蔽は劣るので積極的な偵察は厳しいものの、不用意に発砲する敵は容易く発見できるだろう。
    拡張パーツ:新型光学装置があれば意外な距離で視界提供役として機能できるが、中戦車としては攻撃能力の強化など他に搭載したいパーツも多く、悩ましい所だ。
     
  • 総論
    良好な機動力とハルダウンに適した車両特性を備えており、性能緒元では他国に劣る部分も目に付くが、総合的には扱いやすい車両となっている。
    この車両に限らずハルダウンはアメリカ戦車の生命線となる。ここで活用方法を練習しよう。
     
    この戦車の次に開発するM4A3E2 Sherman JumboM4A3E8 Shermanも武装は76mm砲(M1A1と改良型のM1A2)か105 mm M4の選択となる。
    M4でどちらの砲が自分に適しているかを見極めておこう。

史実

Shermanの最初の量産バージョン。
最も一般的なアメリカ軍戦車であり、のべ49,234両が製造された。
Shermanが初めて実戦に使用されたのは北アフリカである。

 

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