T82 HMC

Last-modified: 2020-05-25 (月) 13:03:30

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Tier 4 アメリカ 自走砲

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)29/29/25本体価格(シルバー)145,000
最高速度(km/h)前進64マッチング範囲(戦闘Tier)4~6
後退12派生元車輌T18 HMC
隠蔽率静止時0.34M3 Stuart
移動時0.17

パッケージ

M41 HMC
E:13,150
S:405,000
T82 HMC
E:4,620
S:145,000
T82 HMC Pilot
E:1,820
S:14,050
T82 HMC Pilot No.2
E:5,720
S:54,650

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
T82 HMCContinental W-670105 mm Howitzer M3T82 Pilot No. 1T82 HMC130SCR 510
26227--/--/--325
18.401.5/1.8/2.744320
T82 HMC PilotTwin Cadillac, Series 44T4105 mm Howitzer M3T82 Pilot No. 2T82 HMC130SCR 610
29629--/--/--420
20.361.4/1.6/2.544320
T82 HMC Pilot No.2Twin Cadillac, Series 44T4105 mm Howitzer M4T82 Pilot No. 2T82 HMC130SCR 619
29629--/--/--750
20.281.4/1.6/2.544300
 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ爆発範囲発射速度照準時間精度総弾数最高角
最伏角
射程
105 mm Howitzer M3HE
HEAT
166
10G
53
101.60
410
350
1.91
--
5.315.300.80
16.38
16.19
58+27
-7
640
0.80
16.38
16.19
105 mm Howitzer M4HE
HEAT
166
10G
53
101.60
410
350
1.91
--
5.315.000.78
14.98
15.10
58+27
-7
988

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier4のアメリカ自走砲。
     
  • 火力
    同格のM37と同一の砲だが、仰角が27度しか取れないため使い勝手はほぼ別物と見ていい。
    仰角の角度が低い関係で本来の射程距離を発揮できない。
    平地での射程は初期砲の105 mm Howitzer M3で約520m、後期砲の105 mm Howitzer M4で約800m程度。
    上り坂では射程を伸ばすことができるが、下り坂ではさらに射程が落ちるため下り坂は避けるようにするとよい。
     
    装填速度と精度が向上している分、障害物に阻まれない戦場に限れば射界も広く*1扱いやすい。
    ただし、砲旋回時の照準拡散がかなり劣悪なので、急な目標変更は少なくしたい。
    • 105 mm Howitzer M3
      射程の短い初期砲。
      弾道が高めなので、短射程高弾道の自走砲の位置にいれば仰角の欠点が気になりにくい。
      ミニマップの点線で囲まれた範囲が描画範囲の最大距離500mであるため移動時の参考にすると良いだろう。
    • 105 mm Howitzer M4
      射程の長い最終砲。
      初期砲に比べて照準速度・精度に優れる。
      射程は初期砲より長いが、上記の通り狭い仰角が災いし、平地では最大射程まで弾を飛ばすことが出来ない。
      また、短射程の割に弾道が低めで障害物に射線を遮られやすい。
      上り坂や小さな障害物に乗り上げて擬似的に仰角を広げ、射程距離を長くするという方法もある。
      どこでも出来る訳ではないが、覚えておくと良いだろう。
       
  • 装甲
    車体部分は少し厚めになっており、特に正面下部は63.5mm+傾斜なのでかなり硬い。
    ここに当たりさえすれば同格の砲でも弾く可能性はある。
    戦闘室部分は正面でも12.7mmしかなく、榴弾でも貫通してしまうので注意しよう。
     
  • 機動性
    最高時速64km/h、出力重量比20台という自走砲としては優れた機動性を持つため陣地転換は楽。
    速度は十二分に出るが車体旋回性能はあまり良くない。
    勢い余って急な坂道や崖から転がり落ちて爆散しないよう注意。
     
  • 総論
    同格の105mm砲持ちの自走砲の中では装填が早く、その分攻撃力が高い。
    一方で仰角の狭さが自走砲としては致命的であり、その長所をフルに活用させることが難しい。
    砲性能・機動力ではM37に勝るが、その他の部分では癖の強い自走砲となっている。
     
    射程が届き、かつ射線の通るポジションを持ち前の機動力を使って探し、状況によっては茂みから直射を狙う駆逐戦車的な運用でダメージを稼ぐ事も視野に入れよう。
    また、低い仰角を補うため障害物などに乗り上げて仰角を水増しする方法も是非活用していきたい。
     

史実

t82_os10.jpg
↑T82 自走榴弾砲

 

M5A1戦車の車体をベースとした自走砲です。
ジャングル戦を前提とした設計であり、105mm軽榴弾砲をオープントップの戦闘室に搭載していました。
開発は1943年11月に開始され、1944年8月には2両の試作車輌がアバディーン性能試験場でテストされました。
この種の車輌に対する必要性が薄くなったため、1945年6月21日に本計画は中止されました。

 

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*1 どちらの砲も左17°、右22°