Tier 4 イギリス 中戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 75/70/55 | 本体価格(シルバー) | 140,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 24 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 4~6 | ||
後退 | 11 | 派生元車輌 | Medium III | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.27 | ||||
移動時 | 0.20 |
パッケージ
┏ | Matilda Mk II E:1,800 S:28,000 | ┏ | ━ | ━ | Churchill I E:11,500 S:340,000 | ||||
Matilda E:3,900 S:140,000 | ┻ | Matilda Mk IIA E:3,210 S:36,800 | ━ | Matilda Mk IIA* E:4,710 S:43,800 | ┻ | Matilda Mk II CS E:4,410 S:41,800 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Matilda | 2x AEC | QF 2-pdr Mk. X | Matilda Mk. II | Matilda Mk. IIA | 340 | WS No. 11 | |
174 | 34 / [26.15] | 75/75/75 | 350 | ||||
6.56 | 1.0/1.3/2.3 | 34 | 330 | ||||
Matilda Mk II | 2x AEC | QF 2-pdr Mk. X-B | Matilda Mk. II | Matilda Mk. IIA | 340 | WS No. 11 | |
174 | 34 / [26.11] | 75/75/75 | 350 | ||||
6.55 | 1.0/1.3/2.3 | 34 | 330 | ||||
Matilda Mk IIA | 2x Leyland E164 | QF 2-pdr Mk. X-B | Matilda Mk. IIA | Matilda Mk. IIA | 340 | WS No. 9 | |
190 | 36 / [29.43] | 75/75/75 | 350 | ||||
7.15 | 0.9/1.2/2.1 | 34 | 330 | ||||
Matilda Mk IIA* | 2x Leyland E164 | OQF 3-inch Howitzer Mk. I | Matilda Mk. IIA | Matilda Mk. IIA* | 370 | WS No. 19 Mk. I | |
190 | 36 / [29.06] | 75/75/75 | 400 | ||||
7.06 | 0.9/1.2/2.1 | 34 | 340 | ||||
Matilda Mk II CS | 2x Leyland E164 | QF 2-pdr Mk. X-B | Matilda Mk. IIA | Matilda Mk. IIA* | 370 | WS No. 19 Mk. I | |
190 | 36 / [29.02] | 75/75/75 | 400 | ||||
7.05 | 0.9/1.2/2.1 | 34 | 340 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
QF 2-pdr Mk. X | AP APCR HE | 30 3G 15 | 78 121 23 | 50 50 60 | 28.57 | 1,429 | 1.70 | 0.36 1.73 0.73 | 92 | +20 -10 | |
QF 2-pdr Mk. X-B | AP APCR | 40 4G | 121 145 | 55 55 | 25.75 | 1,416 | 1.90 | 0.36 ? ? | 92 | +20 -10 | |
0.36 ? ? | |||||||||||
25.75 | 1,416 | 1.90 | 0.36 ? ? | 92 | +20 -10 | ||||||
OQF 3-inch Howitzer Mk. I | HE HEAT | 56 7G | 38 100 | 175 110 | 15.00 | 1,650 (HEAT) | 1.90 | 0.53 ? ? | 35 | +20 -10 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 火力
いずれの主砲も俯角は-10°と優秀であり、起伏を使ったハルダウンには向いている。
初期砲から最低限の貫通力があり、乗り出しは楽な部類と言える。- QF 2-pdr Mk. X
初期砲。
最低限Tier相応の貫通力があるためある程度戦うことができる。
重装甲車輌にはさすがに通常弾での貫通は困難なため、金弾のAPCRは多めに搭載しておこう。
精度・照準時間は非常に優秀である。
発射速度も早いが、単発火力は50とかなり低いのでDPMはそれほどでもない。手数は多いが無理はしない方がいいだろう。 - QF 2-pdr Mk. X-B
本車の基本装備とも言える改良砲。
貫通力が初期砲の1.5倍になり、格上重戦車をも通常弾で貫通可能。金弾の出番はほとんどなくクレジット収支が優秀。
威力こそ55と初期砲とほとんど変わらないが照準時間は早く、移動時もそれほど拡散しないため命中率がかなり高い。
装填速度が初期砲から落ちDPMが微減しているが、飛び出し撃ちを連発すれば装甲と併せた大きな手数押し要員となる。
また、精度もこのTier帯では優秀で弾速も速く、遠距離にも十分対応できる。
ただし、小口径なので距離減衰も大きいことには留意しておこう。 - OQF 3-inch Howitzer Mk. 1
榴弾砲。
威力が75mm級の威力と同値の175であり、軽装甲車輌にはかなりの威力を発揮する。
しかしこのTierにもなってくると平均38mmで貫通可能な相手は少なく、思ったほど火力が伸びないのが悩みどころである。
金弾のHEATを使う選択肢もあるが、垂直化されない上での貫通力100mmは微妙な水準。
格上の重装甲車輌にもなるとダメージはほとんど与えられず、Tierボトムでは豆鉄砲でしかない。
そしてなにより問題なのが、全ての砲の中で最も弾速が遅いことであり、少し距離が離れただけで大きな山なりの弾道となってしまう。(数値で言えば182m/s、ちなみに2ポンド砲は1341m/s)
精度も榴弾砲の域を出ず、遠距離どころか中距離でも動かれると全く当たらないことすらある。
本砲を使う場合はかなり近距離での撃ち合いを強いられることになるが、残念ながら距離を素早く詰められるような機動力が本車には備わっておらず、搭載するのはオススメ出来ない。
- QF 2-pdr Mk. X
- 装甲
中戦車ながら車体前面と砲塔全周が75mm、車体側面が70mm、車体後部55mmという全周で十分な装甲厚を誇る。
その厚さは同Tier重戦車はおろかTier5重戦車と並べてみても見劣りしない程だが、耐久値は同Tierの中戦車と変わらないためどれだけ敵弾を弾けるかで大きく生存率が変わる。
砲塔は筒型で曲面を多用した構造なので格上の砲撃であっても弾く事がある。キューポラはスペック通りの75mmで弱点ではない。
車体は被弾経避はあまり考慮されていないので冷静に垂直部分を撃たれれば貫通されてしまう。
弱点を熟知しているプレイヤーなら車体上部の垂直部分を撃ち抜いてくるだろう。
サイドスカートは25mmもあるので一見側面の方が硬いと思われがちだが内部の車体側面は40mmであり、履帯の装甲値10mmと合わせると75mmでほぼスペック通り。
45度の昼飯を取れば貫通105mm程度まで防ぐことができるが、車体前方斜めの切り欠きが垂直に露出してしまう。
後面も60mm程度の装甲があり、同格軽戦車程度の砲弾なら弾く場合がある。しかし、後面上部の傾斜部分は角度は大きいものの20mmしかなく貫通されやすいため過信は禁物。
Tierトップであれば敵戦車の砲弾を弾き返し、無理矢理進軍する事も出来る。
ただし、同格の駆逐戦車はこの戦車の正面装甲を安定して抜けるものが少なくない。
また105mm榴弾砲の直撃は一撃爆散の心配こそあまりないものの確実にダメージが入る*1。
スペック上の数値が高くとも、硬さを過信した戦い方をするとすぐに撃破されてしまうだろう。
- 機動性
足は極めて遅い。
最高速度・出力重量比ともに全車中でも最低クラスである。
エンジンを換装しても速度は大して上がらず、どんなマップでも味方から遅れる事が前提である。
移動していたら戦闘がほとんど終わっていたという事態を避けるため、マップ全体の戦況を予測をして極力安全かつ最短ルートで前線に移動しよう。
前線に間に合わない時の為に、後方からでも狙撃しやすい場所を覚えておくとよい。慣れないうちは重戦車と一緒に侵攻するのが良いだろう。
- 総論
紙装甲であったVickers Medium Mk. IIIとは打って変わって、機動性は低いかわりに重装甲を持ち、中戦車でありながら重戦車のような特性を持っている。
足が遅いので戦場での取り回しに不便を感じることもあるだろうが、それを補ってあまりある装甲がこの戦車の魅力である。
ここで低速かつ重装甲の戦車を扱う経験を培っておけば、後に続くチャーチル重戦車の運用にも生かせるだろう。
史実
1936年から1938年にかけて開発され、1943年8月までに計2,987 両が製造された。
第二次大戦の全期を通じて就役した唯一のイギリス戦車。