Tier 3 イギリス 中戦車
スペック
パッケージ
┏ | ━ | ━ | Matilda E:3,900 S:140,000 | ||||
Medium III E:1,000 S:40,000 | ━ | Vickers A6E2 E:990 S:9,600 | ╋ | Vickers A6E3 E:2,740 S:38,600 | |||
┗ | Vickers Mk III E:1,840 S:19,600 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Medium III | 2x Armstrong Siddeley | OQF 3-pdr Gun Mk. II | Vickers Medium А6Е1 | Vickers Medium А6Е1 | 250 | WS No. 14 | |
180 | 32 / [29.33] | 14/14/14 | 250 | ||||
10.29 | 1.1/1.2/2.2 | 40 | 310 | ||||
Vickers A6E2 | 2x Armstrong Siddeley | QF 2-pdr Mk. IX | Vickers Medium А6Е3 | Vickers Medium А6Е3 | 280 | WS No. 11 | |
180 | 34 / [33.27] | 14/14/14 | 350 | ||||
10.07 | 1.0/1.0/1.9 | 40 | 330 | ||||
Vickers Mk III | 2x Rolls-Royce Phantom II | QF 2-pdr Mk. IX | Vickers Medium А6Е3 | Vickers Medium А6Е3 | 280 | WS No. 9 | |
220 | 34 / [40.01] | 14/14/14 | 375 | ||||
12.11 | 1.0/1.0/1.9 | 40 | 330 | ||||
Vickers A6E3 | 2x Rolls-Royce Phantom II | QF 6-pdr 8 cwt Mk. I | Vickers Medium А6Е3 | Vickers Medium А6Е3 | 280 | WS No. 9 | |
220 | 34 / [39.32] | 14/14/14 | 375 | ||||
11.90 | 1.0/1.0/1.9 | 40 | 330 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
OQF 3-pdr Gun Mk. II | AP APCR HE | 0 2G 0 | 43 72 23 | 50 50 65 | 25.21 | 1,261 | 2.10 | 0.41 4.33 1.64 | 111 | +16 -8 | |
QF 2-pdr Mk. IX | AP APCR HE | 25 3G 15 | 64 121 23 | 45 45 60 | 36.36 | 1,636 | 1.70 | 0.36 ? ? | 130 | +16 -8 | |
QF 6-pdr 8 cwt Mk. I | AP AP HE | 35 3G 22 | 57 72 29 | 70 70 95 | 25.21 | 1,765 | 1.70 | 0.44 ? ? | 80 | +16 -8 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 火力
俯角は-8°とまずまずな性能であり、地形を活かして被弾を避けていこう。- OQF 3-pdr Gun Mk. II
Medium IIから引継ぐMedium Mk. IIIの史実砲。*1
単発火力・貫通力・DPMいずれも低めであり、長所に乏しい。 - QF 2-pdr Mk. IX
改良砲塔専用の2ポンド砲。*2
通常弾のAPは貫通力64mmとそれなりだが、課金弾のAPCRは貫通力121mmとかなり高く、精度・照準時間も優秀で、特に装填速度は非常に早い。
格上の重装甲車両も十分貫通可能だが、単発火力が低くなってしまうのでダメージを稼ぐには継続的に撃ち込む必要がある。
装甲が頼れない本車では近距離戦(撃ち合い等)が苦手となってしまうが、良好な精度を活かした狙撃で一方的に攻撃できる状況が望ましいと言える。 - QF 6-pdr 8 cwt Mk. I
Medium IIから引継ぐ6ポンド砲。*3
単発火力の高さと照準時間が2ポンド砲と同じまでに早くなるのが魅力的。
Tier2からの引き継ぎだけに貫通力はやや不足しているが、2ポンド砲への繋ぎとしてはそれなりの性能。
しかし精度が悪いため、後述する紙装甲故の狙撃運用は弾が当たりにくく、単発を引き上げる分の犠牲は大きい。
- OQF 3-pdr Gun Mk. II
- 装甲
防御面は強化されているどころか劣化しており、機銃塔などが追加された事で被弾面積が拡大してしまった。
HEが余裕で貫通するレベルの紙装甲であり、まわりの火力強化に伴って危険度が増している。
耐久値も増加したとは言え、一度見つかると一瞬で撃破されてしまうことも少なくないだろう。
- 機動性
エンジン出力の増加によって多少は改善されたが、まだまだ中戦車としては鈍足である。
車体・砲塔共に旋回速度が向上し、これまでの車両と比較すると多少ではあるが扱いやすくなっている。
- その他
視認範囲は330mとTier相応。
隠蔽性能はMedium Mk. IIから改善されたが、中戦車としてはやや悪い部類になっている。
- 総論
Vickers Medium Mk. IIの防御面以外を順当に強化した手数型の中戦車である。
2ポンド砲を載せる場合は単発火力自体はかなり低めだが、貫通力・精度・照準時間などの取り回し面を中心に向上している。
一方で大柄な紙装甲は明確な欠点であり、周囲の火力が強化されている事も相俟って、被弾には一層気を付ける必要がある。
前身同様に最前線を張れる戦車ではない為、一歩引いた位置~遠距離にて支援射撃を中心に戦おう。
堅実に戦い、じわじわと敵を削って勝利を掴み取る車輌である。
史実
Vickers 「16トン」として知られるイギリス中戦車。
1926年から1931年にまでに3両のプロトタイプが制作された。
一部の資料は1933年に3両が追加で製造され、1938年まで配備されたものの、実戦投入はされていないと伝えている。