Vickers Medium Mk. II

Last-modified: 2020-05-25 (月) 13:03:31

GB05_Vickers_Medium_Mk_II.png

Tier 2 イギリス 中戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)20/20/20本体価格(シルバー)3,500
最高速度(km/h)前進40マッチング範囲(戦闘Tier)2~3
後退12派生元車輌Medium I
隠蔽率静止時0.16
移動時0.12

パッケージ

Medium III
E:1,000
S:40,000
Medium II
E:220
S:3,500
Vickers Mk II*
E:350
S:3,970
Vickers Mk II**
E:600
S:4,420
Vickers Mk II** CS
E:1,600
S:28,970

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
Medium IIArmstrong Siddeley V8QF 6-pdr 8 cwt Mk. IIVickers Medium Mk. IIVickers Medium Mk. II*170WS No. 11
10538 / [35.08]20/10/10350
7.731.2/1.3/2.434280
Vickers Mk II*Armstrong Siddeley V8OQF 3-pdr Gun Mk. IIVickers Medium Mk. IIAVickers Medium Mk. II**190WS No. 11
10539 / [35.20]20/20/20350
7.611.1/1.2/2.234300
Vickers Mk II**Sunbeam AmazonOQF 3-pdr Gun Mk. IIVickers Medium Mk. IIAVickers Medium Mk. II**190WS No. 11
16039 / [53.14]20/20/20350
11.491.1/1.2/2.234300
Vickers Mk II** CSSunbeam AmazonQF 6-pdr 8 cwt Mk. IVickers Medium Mk. IIAVickers Medium Mk. II**190WS No. 11
16039 / [53.14]20/20/20350
11.321.1/1.2/2.234300

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
QF 6-pdr 8 cwt Mk. IIAP
AP
HE
35
3G
2
45
57
29
70
70
95
14.291,0002.100.48
5.76
1.96
80+16
-7
OQF 3-pdr Gun Mk. IIAP
APCR
HE
0
2G
0
43
72
23
50
50
65
20.691,0352.300.43
?
?
111+16
-7
QF 6-pdr 8 cwt Mk. IAP
AP
HE
35
3G
22
57
72
29
70
70
95
16.671,1672.300.47
?
?
80+16
-7

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 火力
    Vickers Medium Mk. Iより装填速度と貫通力ともに上がっている。
    正面俯角は初期砲と中間砲は-6°、最終砲は-5°とやや狭い。正面以外はいずれも-7°まで取れる。
    もちろん時間あたりのダメージ量は貫通力を考慮すれば同格上位のままである。
    • QF 6-pdr 8 cwt Mk. II
      初期砲。前車からの引継である。
      精度が悪い上に課金弾の強化APを用いても貫通力の伸びが低い。
      同格で重装甲のH35R35などを相手にするには分が悪い。もちろん格上の重装甲車輌を相手にするのも厳しい。
      早期に主砲自体を下記の上位品に交換しよう。
    • OQF 3-pdr Gun Mk. II
      中間砲。
      単発火力・DPMが低いが精度に優れる。
      また金弾のAPCRは弾速と貫通力が高く扱いやすい。
    • QF 6-pdr 8 cwt Mk. I
      最終砲。
      初期砲から単発火力は据え置きだが、貫通力・精度が向上する。
      課金弾を用いなくても貫通力不足で苦戦する事はほとんどないだろう。
      しかし、正面俯角が-5°という欠点があり、起伏の大きい場所ではやや不便を感じる場面が多い。
       
  • 装甲
    前車では防げる弾が皆無だったが、全周20mmとなったことでかなり傾けていれば一部の機関砲くらいはある程度防げるようになった。
    ただし戦車砲を防ぐことはほぼ叶わず、突出すればまたたく間に撃破されてしまう。
    過信しないようにしたい。
    • 耐久性
      改良砲塔での耐久値190は、Tier2戦車としては上位である。
      とはいえ、周囲の火力も順当に増加しているため、装甲の薄さや車体の大きさ、機動性の低さによる被ダメージ量を加味すると頼れるとは言い難い。
       
  • 機動性
    前身から最高速度40km/hへ向上し、加速力も若干改善されている。
    とはいえ、Tier2中戦車としては依然として微妙な機動力である事に変わりはない。
    前車からかなり向上した機動性をもってしても、巨大な車体のせいで素早い旋回砲塔を持っているにもかかわらず、飛び出し撃ちはいまだに苦手である。
    陣地を占領された際に反転迎撃するにはありがたい程度である。
     
  • その他
    前身と同様に隠蔽性能はかなり低く、敵に発見されやすい。
    本車は装甲が薄いため、前線の味方から少し離れた後方の位置から狙撃や火力支援することが多い。
    配置によっては無線が届かないこともある為、通信範囲や視認範囲に優れた味方と協力できる位置取りを意識しよう。
     
  • 総論
    Vickers Medium Mk. Iの性能を向上させた中戦車である。
    Medium Mk. Iからの変化が少ないので、戦法もそのまま踏襲することになる。
    Tier2相応の戦闘力を保持しており、同格他車に引けを取らないが、性能配分は前車より火力とHP比率が高まっており、他性能は皆無である。
    前車と同じく、同格駆逐戦車に負けない火力を誇る主砲を旋回速度の素早い砲塔に搭載していることが強みである。
    Tierが一つ上がった事でより強力な車両とマッチングする為、装甲・機動力や隠蔽率の低さ、被弾面積の不利が一層目立つ形になっている。
    欠点を念頭に置き、前線のやや後方から火力支援をすると良いだろう。
    前車に続いて、低隠蔽・紙装甲の中戦車および駆逐戦車の中間的な運用をすることになるだろう。
     

史実

Mk.II軽戦車は1925年にMk.I軽戦車に各種の改良を加えた発展型として登場した。
Mk.II軽戦車では装甲厚の増大とそれに伴う重量の増加、視界を向上させるために操縦手席を前方へ移動し、サスペンションを装甲スカートで保護するなどの改良が加えられている。
武装についてはMk.I軽戦車と同じであった。
最終生産型として20両が生産されたMk.IIA軽戦車はサスペンションなどの改良が図られたシリーズの集大成といえるもので、第2次世界大戦直前の1939年まで使用が続けられたことが本車の優秀性を物語っている。
なおMk.I/Mk.II軽戦車シリーズは当初は軽戦車に分類されていたが、後にさらに小型の軽戦車が登場したために中戦車に名称が変更されている。
そのため、ゲーム内での呼称もMk.II中戦車となっている。

 

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