KV-85

Last-modified: 2022-10-16 (日) 22:54:49

R106_KV85.png

Tier 6 ソ連 重戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)75/60/60本体価格(シルバー)900,000
最高速度(km/h)前進34.0マッチング範囲(戦闘Tier)6~8
後退15.0派生元車輌KV-1S
発見可能範囲(m)静止時397.21
移動時420.90

パッケージ

初期LVL1LVL2LVL3LVL4LVL5LVL6LVL7LVL8LVL9LVL10
KV-85
E:28,800
S:900,000
砲塔
E:5,200
S:17,500
無線
E:2,200
S:3,660
エンジン
E:12,400
S:36,000
履帯
E:8,200
S:15,390
主砲
E:14,600
S:75,300
無線
E:3,000
S:18,600
主砲
E:15,800
S:84,980
戦車
IS
E:22,400
S:1,424,000
戦車
KV-13
E:31,850
S:1,375,500
戦車
A-44
E:14,890
S:1,380,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
初期
KV-85
V-2K85 mm D-5TKV-85KV-858209R
50028 / [23.69]100/90/90325
10.871.1/1.3/2.328320
LVL.1
砲塔
V-2K85 mm D-5TKV-85KV-122 mod. 19448709R
50028 / [24.02]100/90/90325
11.021.1/1.3/2.328340
LVL.2
無線
V-2K85 mm D-5TKV-85KV-122 mod. 194487010R
50028 / [24.00]100/90/90360
11.011.1/1.3/2.328340
LVL.3
エンジン
V-2IS85 mm D-5TKV-85KV-122 mod. 194487010R
60028 / [28.81]100/90/90360
13.221.1/1.3/2.328340
LVL.4
履帯
V-2IS85 mm D-5TKV-122KV-122 mod. 194487010R
60030 / [33.17]100/90/90360
13.221.0/1.1/2.128340
LVL.5
主砲
V-2IS100 mm S-34KV-122KV-122 mod. 194487010R
60030 / [32.84]100/90/90360
13.091.0/1.1/2.128340
LVL.6
無線
V-2IS100 mm S-34KV-122KV-122 mod. 194487010RK
60030 / [32.84]100/90/90440
13.091.0/1.1/2.128340
LVL.7
主砲
V-2IS122 mm D-2-5TKV-122KV-122 mod. 194487010RK
60030 / [32.37]100/90/90440
12.901.0/1.1/2.128340

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
85 mm D-5TAP
APCR
HE
109
7G
98
144
194
44
160
160
280
---
---
1.32
800
1,000
800
720
720
720
12.241,9582.900.3870+23
-2.80
12.241,9582.700.3870
100 mm S-34AP
APCR
HE
252
11G
252
170
210
50
250
250
330
---
---
1.32
900
1,125
900
720
720
720
7.891,9732.700.3841+18.50
-3
122 mm D-2-5TAP
APCR
HE
1,025
12G
608
175
217
61
390
390
530
---
---
1.32
800
1,000
800
720
720
720
3.961,5443.400.4628+20
-3

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
緑字:改良砲塔

解説

  • 概要
    Tier 6ソ連重戦車
    ISの開発の遅れから、KV-1Sの車体に新型砲塔を搭載して急遽生産された重戦車である。
     
  • 火力
    Tier 6重戦車としては強力な砲が持ち味。
    その反面俯角がたった-3°しかなく、少しの段差でも砲撃が不可能になってしまう。
    • 85 mm D-5T
      初期砲。KV-85の史実砲。
      精度と照準時間は良好ではあるものの、相対するTier帯に対して威力はともかく貫通力が圧倒的に不足している。
      ついでに言うと俯角も他の砲より僅かに狭い。
      早々に100mm砲か122mm砲へ更新したい。
       
    • 100 mm S-34
      中間砲。
      強力な火力と貫通力を備えた高水準の主砲。最終砲候補その1。
      本車専用砲であり互換性はなく、別途に開発が必要。次のISに引き継ぐことはできないため注意。
      照準時間こそ遅いが、威力に対して精度は良好でTier6重戦車の主砲としては申し分ない。
      T-150の107mm砲と比較すると、単発の威力で劣るものの精度面やDPMでは勝っており、非常に使い勝手の良い砲となっている。
      122mm砲に比べて、通常弾の貫通力が5mm、金弾の貫通力が7mm低いが、弱点をしっかりと狙えば貫通に困ることは少ない。
       
    • 122 mm D-2-5T
      最終砲。
      単発火力一辺倒の大口径砲。最終砲候補その2。
      100mm砲の約1.6倍という高い単発の威力を持つ。
      その口径の大きさ故、APやAPCRの2倍、3倍ルールが適用されやすい利点がある。貫通力もこのTierとしては十分で不足はない。
      反面、DPMが低く、装填時間・精度・照準速度はいずれも劣悪で、動いた際のレティクル拡散も大きいなど扱い難い部分が目立つ。
      同じ様な不安定砲を扱うKV-2と比べ、あちらは貫通すれば倍近い大ダメージを与えられる一方、こちらは高めの貫通力で安定したダメージを与えられ、弾速が早いので偏差射撃も可能で装填も多少は早い、と優れたところも持っている。
      ただし装填速度はあくまでもKV-2に比べればというだけで、撃った後の隙はKV-2と変わらないほど大きいといえる。出来るだけ遮蔽物に隠れられる状況で撃ちに出よう。
      尚、こちらはISで流用できる。
       
  • 装甲
    • 砲塔
      初期・改良ともに正面が100mmに、側面及び背面も90mmに増圧されてT-150の砲塔と比べても遜色無い物になった。
      特に正面から見えている側面部分は強制跳弾角度に達する面積が広く、3倍ルールに引っ掛かる事も無いため格上の砲弾も防いでくれる事が多い。
      しかし、防盾の裏に装甲が無い開口部、および防盾左右のあまり角度が付いていない部分が大きな弱点となっており、120mm程度の貫通力でも正面から抜かれてしまう。
      面積的にも広く、知っている相手にはさほど苦労せず貫通されてしまうだろう。
      防盾も上下の端を除き、裏に装甲がなく実質100強しかない部分が多い。上下の端のみ実質200~250mmあるが面積は狭い。
      また、砲周辺ほどではないが大型のキューポラも弱点となる。角度がついているため意外と硬いが、ド真ん中を抜かれると貫通力90mm程度でも危ない。
       
    • 車体
      装甲厚はどこも前身から変わっておらず、頼れない。装甲を垂直に晒すとKV-2等の15榴が貫通する危険性すらある。
      砲塔の大型化によって拡大したターレットリングの一部が側面に剥き出しになっており、最適な角度で豚飯を決めていてもここを貫通される事がある。
       
  • 機動性
    最高速度こそKV-1Sより10kmほど低下しているが、加速は良好で履帯性能は変わらず、それなりに小回りも効く為にストレスを感じる事はないだろう。
    陣地転換や飛び出し撃ち、不意な格闘戦に対応できるだけのものは備えている。
    ただしKV-1Sのような中戦車的運用は難しくなっているので、重戦車らしく陣地転換を無理に行う必要はないだろう。
     
  • 総論
    Tier6重戦車としては装甲に若干不安が残る以外、良好なバランスを誇る。
    特に火砲は高水準の打撃力を有しており、格上にも相当なプレッシャーを与える事が出来る。
    しかし、本車最大の欠点として-3°という俯角の代償を背負っているため、他のソ連戦車よりさらに地形の起伏に弱い。僅かな起伏や斜面でも相手を正面に捉えるのが難しくなる。
    MAPの起伏を把握し、出来る限り平地での戦闘を心掛けよう。

史実

KV-1重戦車は登場時こそインパクトが大きかったが、ドイツの重戦車に対する火力不足、重装甲に対する出力不足ゆえの鈍足、機械的精度不足による故障の多発といった欠点の多い戦車であった。
そこで後続車両としてIS系列が開発されたが、そのIS系列が実戦配備されるまでのつなぎとして急遽KV-1Sの車体の左右に張り出しを設けターレットリングを拡大したうえで、IS-1の砲塔と85mm砲を搭載した本車両が開発された。
これはKV-85として制式採用された。
本車はKVシリーズの最後として最もバランスの取れた性能だったと言われている。
また、本車にIS-2の砲塔と122mm D-2-5Tを搭載したKV-122も数両試作されたものの、実戦配備はされなかった。

 

コメント

  • PC版より122ミリの装填早いのか -- 2022-01-14 (金) 11:30:49
  • 初乗り、貫通はそれなりになんとかなるが俯角がヤバイちょいとした段差でも照準が外れる。 -- 2022-08-05 (金) 13:38:47