Tier 7 ソ連 中戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 120/85/85 | 本体価格(シルバー) | 1,375,500 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 50 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 7~9 | ||
後退 | 20 | 派生元車輌 | A-43 | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.27 | KV-85 | |||
移動時 | 0.20 |
パッケージ
┏ | ━ | ━ | A-44 E:22,200 S:1,355,000 | ||||
┣ | ━ | ━ | IS E:22,400 S:1,424,000 | ||||
KV-13 E:65,300 S:1,375,500 | ┳ | KV-13-85 E:33,050 S:135,080 | ━╋ | KV-13-85G E:44,050 S:147,150 | |||
┗ | Object 233 E:17,550 S:40,130 | ┗ | Object 234 E:32,300 S:119,470 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
KV-13 | V-2K | 76 mm S-54 | KV-13 mod. 1942 | KV-13 mod. 1942 | 1,020 | 10RK | |
500 | 38 / [31.67] | 85/85/85 | 440 | ||||
16.19 | 1.0/1.2/2.1 | 48 | 340 | ||||
Object 233 | V-2K | 76 mm S-54 | KV-13 mod. 1943 | KV-13 mod. 1943 | 1,120 | 12RT | |
500 | 40 / [31.55] | 100/90/90 | 625 | ||||
14.19 | 0.9/1.0/2.0 | 48 | 360 | ||||
KV-13-85 | V-21S | 85 mm D-5T | KV-13 mod. 1943 | KV-13 mod. 1943 | 1,120 | 12RT | |
600 | 40 / [37.76] | 100/90/90 | 625 | ||||
16.98 | 0.9/1.0/2.0 | 48 | 360 | ||||
Object 234 | V-21S | 122 mm U-11 | KV-13 mod. 1943 | KV-13 mod. 1943 | 1,120 | 12RT | |
600 | 40 / [37.65] | 100/90/90 | 625 | ||||
16.93 | 0.9/1.0/2.0 | 48 | 360 | ||||
KV-13-85G | V-21S | 85 mm D5T-85BM | KV-13 mod. 1943 | KV-13 mod. 1943 | 1,120 | 12RT | |
600 | 40 / [37.38] | 100/90/90 | 625 | ||||
16.81 | 0.9/1.0/2.0 | 48 | 360 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
76 mm S-54 | AP APCR HE | 80 6G 48 | 125 156 39 | 115 110 165 | 16.67 | 1,917 | 2.30 | 0.39 4.29 3.00 | 68 | +25 -7 | |
16.67 | 1,917 | 2.30 | 0.39 3.90 1.87 | 85 | +25 -7 | ||||||
85 mm D-5T | AP APCR HE | 109 7G 98 | 120 161 43 | 160 160 280 | 12.00 | 1,920 | 2.30 | 0.46 4.30 2.89 | 74 | +25 -5 | |
122 mm U-11 | HE HEAT | 257 12G | 61 140 | 450 370 | 5.36 | 1,983 (HEAT) | 2.90 | 0.57 5.70 3.83 | 50 | +25 -5 | |
85 mm D5T-85BM | AP APCR HE | 175 8G 139 | 144 194 44 | 180 180 300 | 11.32 | 2,038 | 2.30 | 0.37 3.70 2.13 | 60 | +25 -5 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier7ソ連中戦車。
KV-1の機動性を捨てた防御重視に文句がついて、KV-1Sで軽くなったら装甲が薄いと文句がついて、じゃあ今のままで装甲も厚くしてやんよ!と、ぶち切れて試作したのが本車。
性能としては機動力と防御力に優れるが火力が今一つで、ドイツでいう所のVK 30.02 Mと似ている。
中戦車ルートと重戦車ルートの橋渡しの通過点にあり、ひとつのルートだけを進めてきて、もう一つにも手を出してみたいという時には有用である。
- 火力
砲性能においては同格中戦車と比べ突出した点がなく、改良砲塔に載せられる主砲はいずれも俯角が-5°と劣悪なので地形に対する適正範囲も狭い。
85 mm D5T-85BMが最終砲の最有力候補になるが、どうしても85mm砲が肌に合わないなどの理由から、わずかながら122 mm U-11を選ぶ人もいる。
また、注意と言うほどでも無いが、A-43の85mm ZiS S-53は引き継ぐ事が出来ない。- 85 mm D5T-85BM
優れた発射速度とダメージを持つバランス型の砲。T-34-85でも開発可能。
また、威力に比べて弾薬費が抑えられているのも嬉しい点。
しかし、ある程度の金弾を積まないと装甲貫通に苦労する事になるため、シルバーを稼ぐことには向いていない。
T-43やISなどにも流用できるため、ここで研究しておいて損はない。 - 122 mm U-11
単発支援型の榴弾砲。
KV-1やT-34-85で開発していれば引き継ぐ事ができる。
他国の10榴よりも精度や照準時間に劣り、近距離でないと命中させにくいが、その分貫通力とダメージに優れる。
本車は高い機動力を持つため、立ち回りしだいでは良い戦果を出すことも出来るかもしれないが、KV-1よりもTierが2つ高く、力不足感は否めない。
どうしても85 mm D5T-85BMが肌に合わないと感じるなら装備してみても良いかも知れない。
もし装備する場合、同格中戦車は装甲が薄めの車輌が多いので、高めのDPMを発揮できるHEATも何発か搭載していくと良い。
- 85 mm D5T-85BM
- 装甲
車体と砲塔はISに近い形状と装甲厚、傾斜を有しているのでHPにほとんど差が無くてもT-43より遥かに撃たれ強い。
ただし、車体下部は100mmと格下にも抜かれる装甲厚なので豚飯等を駆使して下部は隠そう。
無論、ソ連戦車レイアウトの為、燃料タンク・エンジンの脆さは相変わらずで、装甲がいくら厚いとはいえ車体側面や後部を不用意に晒さないようにしよう。
- 機動性
中戦車としては厚い装甲を持ちながら、エンジン出力も最低限備えており安定して最高速付近の速度を出すことが可能。
敵の布陣さえ読み違えなければ、装甲を生かし強引に飛び出して敵の背後に回る、敵陣にそのまま殴り込みをかけて自走砲を狩り取るなども可能である。
ただし、不用意にそういった運用をすると間違いなく蜂の巣にされ、そのまま残骸になるので慎重さも失ってはならない。
- 偵察性能
隠蔽率はTier7中戦車内同率2位と高め。
迂回ルートや遮蔽を得ながら側背に回り込んで鈍重な戦車を追い立てたり、敵布陣の隙間や迂回ルートから敵本陣を突いて自走砲を叩いたりと、軽戦車寄りの運用をする事も出来なくはない。
ただし、視界範囲は重戦車並なので、敵が見つからないからといって深入りしないよう注意。
- 総論
堅固な耐久性と優れた走行性を併せ持つ走守に優れた他ではあまり見ない性能を持つ車輌である。
その分、砲性能からあまり重装甲の敵と正面切って戦うのには向いていない。
例え砲が通用しない敵ばかりでも前線や側面から視界を確保したり味方の脇を固めたりと、意外と出来る事が多い事を思い出せば、この車輌を持て余す事は無くなるだろう。
史実
KV-13は1942年にソビエト連邦の第100工場、SKB-2開発局によってT-34とKV-1の役割を統合した汎用戦車として開発されました。
1942年春に完成した試作車輌は曲面で構成された鋳造製車体と1941年型以前のT-34に似た2人乗りの鋳造製砲塔を組み合わせていたそうです。
主砲は76mm ZiS-5、エンジンはKV-1のV-2ディーゼルエンジンを搭載、転輪や誘導輪もKV-1から流用しましたが、履帯はT-34と同型のものを使用し、履帯と組み合わせる起動輪もT-34に似た形状でした。
しかし、試験ではその駆動系の故障が頻発し、また車長が指揮に専念できない2人乗りの砲塔では効率的な戦闘が不可能なことは明白でありました。
1942年末、SKB-2は足回りをKV-1のものに換えるなどの改善を盛り込んだ改良型の開発に着手し、オブイェークト233及びオブイェークト234の名称で試作車輌を二輌を完成させます。
オブイェークト233はKV-1Sの砲塔を改良したものと76mm ZiS-5を搭載。
オブイェークト234はKV-1 1942年型の砲塔と122mm U-11を搭載。
二輌の走行試験は1943年3月から4月にかけて共に行われました。
結果は最大速度65km/hを記録し、また当時生産されていたKV-1Sよりも軽量で、しかも最大装甲厚120mmと重装甲だったため高い評価を受けます。
しかし1943年4月にドイツ軍の新型戦車の情報が入り、オブイェークト233や234の主砲は対戦車能力が不足しているのではないかと懸念されます。
同年8月のクルスクの戦い以降、この懸念は決定的な物となり、ソ連軍の首脳部の間では主砲の強化が緊急の課題と認識されるようになりました。
このような事情を背景に、KV-13計画は大幅な軌道修正を行ない、拡大した車体と85mm砲を搭載する大型砲塔を備えたオブイェークト237が開発されることになったのです。
コメント
- 13面白いよ。不人気だけど。 -- 通りすがり? 2021-11-15 (月) 10:13:55
- 俯角が足りない以外は癖が少なくてストレスフリーな戦車、VK02Dと似てて息抜きに乗ると楽しい -- 2022-06-24 (金) 03:49:11