Tier 10 ソ連 駆逐戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 187/100/50 | 本体価格(シルバー) | 6,100,000 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 48 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 10~11 | ||
後退 | 15 | 派生元車輌 | Obj. 704 | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.29 | ||||
移動時 | 0.17 |
パッケージ
Obj. 268 E:239,000 S:6,100,000 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Obj. 268 | V-16FN | 152 mm M64 | Object 268 | Object 268 | 1,950 | R-113M | |
800 | 30 / [25.38] | --/--/-- | 730 | ||||
15.69 | 1.1/1.3/2.0 | 30 | 370 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
152 mm M64 | AP HEAT HE | 1,650 17G 1,120 | 303 395 90 | 850 850 1,100 | 3.64 | 3,094 | 2.70 | 0.33 3.01 0.68 | 35 | +15 -5 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 火力
俯仰角は-5°/+15°とObject 704より狭くなり、地形適性は悪化している。
射界は左右11°ずつ。- 152 mm M64
Object 268の史実砲。
単発火力850はTier10駆逐戦車としてはそこそこ高めで、同格同郷の中ではDPMも合わせて最も高い。
通常弾のAPは貫通力303mmと、これはゲーム中トップクラスの通常弾貫通力である。
一方の課金弾のHEATも貫通力395mmと優秀であり、Jagdpanzer E 100に次いでゲーム中第2位タイの課金弾貫通力を誇る。
加えてHEは単発火力1100と高めに設定されており、紙装甲車両に有効というだけでなく、防御姿勢を取る重装甲車両の崩しにも使っていけるだろう。
また照準時間は遅めだが、精度はソ連戦車らしからぬ良好さである。しっかり絞れば十分期待できるだろう。
Object 704のBL-10とは使用感が多少異なる(主に金弾がHEATなことである)が、すぐに慣れるはずだ。
- 152 mm M64
- 装甲
Object 704から大きく進歩し、同格重戦車の通常弾までであれば一定の防御力が期待できる。
もっとも課金弾の飛び交うこのTier帯では決して安心できる装甲ではない為、障害物や地形を駆使してできる限り被弾を避けていこう。
さらに正面装甲全体が楔形装甲で構成されているため、昼飯の角度を取ると装甲が200mm程度まで低下し、格下にもあっさり抜かれてしまう危険性がある。
下手に角度を取らず、真正面を向けていた方が安全な場合もある。- 戦闘室
正面は絞ったような形状の傾斜装甲になっており、標準化込みで全域250mm程度の防御力を有する。漏斗型の防盾は200mmの装甲厚を持ち、裏装甲もあるので非常に堅牢だ。
ただし、範囲が小さいとはいえ防盾横には垂直の187mmの部分もある。
加えて戦闘室天板の左側にあるステレオファインダーは120mmほどの弱点だ。左右の棒状部分は空間装甲なのでダメージは入らないものの、目立ちやすいので注意が必要である。 - 車体
正面はT-10から15mm増厚されている。
車体上部は真正面時は戦闘室とほぼ同じ防御力となり、APで250mm、HEATで290mm程度。
一方車体下部は135mm+傾斜で210mm相当の弱点であり、地形や障害物で隠していきたいところだ。
- 戦闘室
- 機動性
最高速度は48km/hとObject 704から11km/hも向上し、加速力・旋回性能も若干強化されている。
もっとも、実際の平均的な速度は40km/h前後といったところではある。
地味に後退速度も15km/hへ微増しており、飛び出し撃ちも多少はしやすくなった。
軽戦車にまとわり付かれても相手次第では対処できる程度の運動性を得ている。
- 隠蔽
Strv 103Bに大差を付けられているとはいえ、Tier10駆逐戦車の中では第2位の隠蔽性を誇る。
これはObject 268 Version 4やWZ-113G FTとの大きな違いといえるだろう。
周りの視界が非常に広くなっているがカモスキルや迷彩、人によってはカモネットを用意した上で、15mルールを駆使する事でヒット&アウェイ戦法もある程度は可能である。
- 総論
長所・短所のはっきりした特化型が多いTier10駆逐戦車の中において、このObject 268は正統派のバランス型駆逐戦車の完成形である。
バランス型ゆえに突出した部分は無いものの、走攻守や隠蔽がいずれも平均以上にまとまっており、露骨な欠点が無い事が強みと言える。
特化型ではない故に装甲を頼りに前線を積極的に押し上げる車両ではなく、突出せずに駆逐戦車の基本に則った火力支援に徹するのがベターである。
もっともTier10戦場ではそれだけでは勝利に貢献しづらいので、ここぞという時には前線に進出し正面戦闘もこなしていこう。
史実
268 号は 1952 年夏にレニングラードの Kirov 工場で Joseph Kotin の指導の下に開発が開始された。T-10 重戦車をベースにしている。
プロトタイプは 1956 年に制作された。性能試験は通過したが、量産には至らなかった。
コメント
- Taranの出現により、評価が大きく見直されたよね。お気に入りなので嬉しい -- 2024-03-13 (水) 18:13:49