T-10

Last-modified: 2022-10-16 (日) 22:56:41

R81_IS8.png

Tier 9 ソ連 重戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)120/120/60本体価格(シルバー)3,531,000
最高速度(km/h)前進50.0マッチング範囲(戦闘Tier)9~11
後退15.0派生元車輌IS-3
発見可能範囲(m)静止時400.76
移動時422.88

パッケージ

初期LVL1LVL2LVL3LVL4LVL5LVL6LVL7LVL8
T-10
E:164,700
S:3,531,000
無線
E:?
S:33,600
履帯
E:?
S:66,500
エンジン
E:?
S:84,200
無線
E:?
S:52,000
砲塔
E:?
S:66,500
主砲
E:?
S:178,500
主砲
E:?
S:335,000
戦車
Obj. 277
E:220,800
S:6,100,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
初期
T-10
V-12-5122 mm D-25TST-10BT-10B1,80010RK
70030 / [23.57]201/129/90440
13.981.1/1.4/2.326380
LVL.1
無線
V-12-5122 mm D-25TST-10BT-10B1,80012RT
70030 / [23.57]201/129/90625
13.981.1/1.4/2.326380
LVL.2
履帯
V-12-5122 mm D-25TST-10MT-10B1,80012RT
70032 / [29.09]201/129/90625
13.981.0/1.1/1.926380
LVL.3
エンジン
V-12-6122 mm D-25TST-10MT-10B1,80012RT
75032 / [31.17]201/129/90625
14.981.0/1.1/1.926380
LVL.4
無線
V-12-6122 mm D-25TST-10MT-10B1,800R-113
75032 / [31.19]201/129/90730
14.991.0/1.1/1.926380
LVL.5
砲塔
V-12-6122 mm D-25TST-10MТ-10М1,900R-113
75032 / [31.19]250/201/90730
14.991.0/1.1/1.928400
LVL.6
主砲
V-12-6122 mm BL-9T-10MТ-10М1,900R-113
75032 / [31.07]250/201/90730
14.931.0/1.1/1.928400
LVL.7
主砲
V-12-6122 mm M62-T2T-10MТ-10М1,900R-113
75032 / [30.69]250/201/90730
14.751.0/1.1/1.928400

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
122 mm D-25TSAPCR
HEAT
HE
1,025
12G
608
217
270
61
390
390
530
---
---
2.49
975
820
780
720
720
720
5.832,2742.900.4230+15
-5
5.832,2742.900.4230
122 mm BL-9AP
APCR
HE
1,025
12G
608
225
265
68
390
390
530
---
---
2.49
1,007
1,259
1,007
720
720
720
5.262,0512.900.4030+15
-5
5.262,0512.900.4030
122 mm M62-T2AP
HEAT
HE
1,065
13G
630
258
340
68
440
440
530
---
---
2.49
940
920
940
720
720
720
5.262,3142.800.3830+15
-5
5.262,3142.800.3830

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
緑字:改良砲塔

解説

  • 概要
    Tier 9ソ連重戦車
    ソ連第一重戦車ルート、ISシリーズ第三弾。
    もともとはスターリンの名を冠していたが、歴史的な経緯によりT-10に改名されている。
     
  • 火力
    俯角は-5°とIS-3から改善しておらず、さらに仰角は+15°と大幅に悪化してしまった。地形の起伏に注意しよう。
    • 122 mm D-25TS
      初期砲。
      STGの主砲と同じものだが、こちらは課金弾がHEATになっている。
      単発火力は390と優秀でありだが、通常弾の貫通力は217mmと低め。DPM 2,274とそこそこ。
      金弾のHEATは貫通力270mmと初期砲としては貫通力が高いため、課金弾を多めにもって出撃しよう。
      移動時・車体旋回時の照準拡散が非常に大きいという欠点があり、行進間射撃や急停車からの咄嗟撃ちは不得手である。
      砲塔旋回時の照準拡散は良好だが、照準時間が速くはないため、しっかりと腰を据えて狙撃する必要があるだろう。
       
    • 122 mm BL-9
      中間砲。
      IS-3から引き継ぐ砲で、性能はほぼ同一。
      初期砲とくらべて通常弾の貫通力は強化されたがまだまだ貫通力不足。DPM 2,051と初期砲より低下。
      課金弾の貫通力も少々下がったが、弾種がAPCRになったことにより弾速が上昇し使いやすくなった。
      最終砲まではこちらも課金弾を多めにもって出撃しよう。
       
    • 122 mm M62-T2
      最終砲。
      T-10Mの史実砲。
      発射速度は中間砲から少々低下してしまったが、単発火力は440へ向上し、DPM 2,314出せるまでになった。
      通常弾のAPは貫通力258mm、課金弾のHEATは貫通力340mmといずれも優秀である。
      精度・照準時間も順当に強化されており、近・中距離の射撃戦闘なら十分にこなせる性能を持つ。
      とはいえ精度は同格重戦車では中の下程度でしかないので過信はできない。
       
  • 装甲
    周りの貫通力上昇の方が激しく、あまり頼れる装甲厚とは言い難い。前述のとおり俯角がないので、ハルダウンで補うこともやや難しい。
    • 砲塔
      改良砲塔は最大装甲厚250mmを有しており、それなりに硬い。防楯部分は500mmを軽く超える擬似装甲厚がある。
      IS-3と同様に、頭だしをして安定して敵砲弾をはじくことも可能。
      しかし、小さめとはいえキューポラ(102mm~)や天板(40mm厚)は当たれば抜かれるため、狙いを定まらせないために細かい動きをしながら頭出しをしよう。
       
    • 車体
      正面上部は220~230mm相当とIS-3から一回り強化されているものの、同格の通常弾ですら弾くのは難しい。うっかり昼飯の角度を取っていると格下にすら余裕で貫通されるだろう。
      正面下部は190mm相当と弱点であり、全体的に車体装甲は頼りにならない。
      ISシリーズ共通の弱点である車体前面に配置された弾薬庫は本車両でも健在。前面のライトの位置に弾薬庫が配置されており、車体装甲が脆弱なのも相俟って頻繁に破損してしまう。
      搭乗員スキルの弾薬庫保護は取得しておきたい。
      側面装甲はIS-3と比べて大部分が80mmに減厚され、傾斜も減っている。
      Tier 7中戦車の程度にも簡単に貫通されてしまう……のだが、実は側面には空間装甲が存在している。その部位はまぐれ弾きも多々起こるが、範囲自体はIS-3から若干狭くなっているので過信は禁物である。
       
  • 機動性
    最高速度は50km/h、出力重量比14.75と遅い中戦車なら追い抜くレベルの機動性がある。
    IS-3から重量増加に合わせてエンジン出力などの機動性全般がやや向上し、特に最高速度が強化された点が大きい。開幕の展開や陣地転換時に大いに役立つ事だろう。
     
  • その他
    • 視界・隠蔽
      視界範囲はIS-3では350mだったのが400mへと大きく向上している。終盤、強行偵察をせざるを得ない状況などでも有効に活用出来るだろう。
      ISシリーズらしく重戦車としてはそこそこの隠蔽があるが、視認範囲が広い戦車が多いこのTier帯で恩恵を感じる事は少ない。
       
    • 拡張パーツ
      機動力を生かし、かつ主砲の性能を更に上げるために中戦車に搭載されるものに近いものを積むとよい。
      • 新型装填装置(装填速度)
        発射レートをあげるために新型装填装置(装填速度)を積むのは基本となる。
      • 新型光学装置
        次に素の視界が良い為、新型光学装置と相性が良い。
        撃たれた時に敵を発見しやすく、被弾を極力避けねばならないこの戦車にとって重要である先制砲撃もしやすくなる。
      • 砲安定装置
        性質上移動しながらの砲撃も増えるため砲安定装置も積むのが望ましい。
        新型射撃装置も悪くはないが、本車は砲安定装置を積めば及第点を与える事の出来る収束速度を誇っているため、どうしても必要であると感じる場合に搭載するとよいだろう。
         
        逆に装甲が薄い為、スポール・ライナーは相性が悪い。
         
  • 総論
    高機動・高貫通を有した、中戦車寄りのバランス型重戦車である。
    高貫通の主砲は同格以上の重装甲車輛と対峙するのに適しており、弱点狙撃も絡めて装甲自慢の戦車を削り倒していこう。
    また、もう一つの長所である優れた足を使う事で、開幕の有利なポジション取りや迅速な陣地転換といった柔軟な立ち回りも可能となっている。
    しかし、防御面は砲塔こそ頼りになるものの、車体はIS-3からの上昇幅に乏しく、側面に至っては劣化しているなど、単純に最前線で味方の盾になる動きは不得手である。
    味方を使ってヘイトを分散したり、足を使って被弾を避けたり、ハルダウンや豚飯で敵のミスを誘ったりするなど、防御にはテクニックが欠かせない。
    長所を活かして味方の重戦車をフォローできれば、Tier10戦場でも安定した戦果を上げる事も可能だ。
    重戦車であるからと言って単純な動きに固執せず、様々な状況に即した汎用的な動きをしてこそ、そのポテンシャルを発揮する重戦車である。

史実

開発は 1949 年にチェリャビンスクの Kirov 工場設計局で Joseph Kotin の指導の下に開始された。設計段階では 730 号と呼ばれていた。
1950 年、量産初回分として 10 両が完成。配備前の 1953 年に IS-8 と命名されたが、同年後半の配備時には T-10 の名称となった。製造総数は 2,500 とも 8,000 とも言われ、様々な情報が存在している。

 

コメント