Tier 5 ソ連 駆逐戦車
スペック
パッケージ
┌ | ─ | ─ | SU-100 E:26,500 S:908,900 | ||||
SU-85 E:12,500 S:414,000 | ┬ | SU-85-II E:11,705 S:98,030 | ┴ | SU-85BM1 E:22,605 S:110,100 | |||
└ | SU-122 E:3,720 S:42,500 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
SU-85 | V-2 | 76 mm S-54S | SU-85-II | SU-85 | 350 | 9R | |
480 | 33 / [24.75] | --/--/-- | 325 | ||||
16.54 | 1.2/1.6/2.3 | 33 | 280 | ||||
SU-122 | V-2 | 122 mm M-30S | SU-85-II | SU-85 | 350 | 9RM | |
480 | 33 / [24.56] | --/--/-- | 525 | ||||
16.41 | 1.2/1.6/2.3 | 33 | 280 | ||||
SU-85-II | V-2-34 | 85 mm D-5S | SU-85 | SU-85 | 350 | 9RM | |
500 | 35 / [28.51] | --/--/-- | 525 | ||||
17.15 | 1.1/1.4/2.1 | 35 | 280 | ||||
SU-85BM1 | V-2-34 | 85 mm D5S-85BM | SU-85 | SU-85 | 350 | 9RM | |
500 | 35 / [28.18] | --/--/-- | 525 | ||||
16.95 | 1.1/1.4/2.1 | 35 | 280 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
76 mm S-54S | AP APCR HE | 80 6G 48 | 125 156 39 | 115 110 165 | 14.63 | 1,682 | 2.30 | 0.39 ? ? | 52 | +25 -6 | |
122 mm M-30S | HE HEAT | 257 12G | 61 140 | 450 370 | 5.26 | 1,946 (HEAT) | 2.30 | 0.55 ? ? | 32 | +25 -6 | |
85 mm D-5S | AP APCR HE | 109 7G 98 | 120 161 43 | 160 160 280 | 13.33 | 2,133 | 2.30 | 0.43 ? ? | 48 | +25 -6 | |
85 mm D5S-85BM | AP APCR HE | 175 8G 139 | 144 194 44 | 180 180 300 | 10.00 | 1,800 | 2.30 | 0.34 ? ? | 38 | +25 -6 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier5ソ連駆逐戦車。
大戦後期、T-34の車体をベースにウラル設計局が開発・量産した自走砲である。
ベースとなるT-34同様に優れた機動性を有し、高隠蔽・高火力をも兼ね備えたバランスの良い駆逐戦車。
- 火力
SU-85Bから引き継ぎ砲が一切なく、全て開発していく必要がある。
俯角は-6°と、前身から少し改善されたが、狭いことに変わりなく、稜線射撃はやりにくい。一方、前身の大きな短所だった仰角は+25°取れる為、足りなくなることはほとんどない。
射界も左右15°ずつへ強化され、やや融通が利くようになっている。
どの砲も優れた火力を有する反面、照準時間・精度が劣る仕様になっているので遠距離射撃の際は慎重に狙いをつけよう。- 122 mm M-30S
特に重戦車に対して有効な攻撃力を持っている大口径榴弾砲。
発射速度と精度は劣悪を極めており、扱いに慣れるまで大変かもしれない。 - 85 mm D5S-85BM
貫通・精度・威力・照準速度の全てが優秀で、さらに安定した装填速度を持つバランスに優れた砲となっている。
SU-100とも互換が効き、この砲の有無で乗り出しの苦労が格段に違うため開発しておくのが賢明だろう。
- 122 mm M-30S
- 装甲
まず目に付くのはSU-85Bまでの弱点だった装甲防御の大幅な強化である。
T-34をベースにしたこの車両は密閉された装甲戦闘室のお陰で自走砲と榴弾への耐性が格段に上がっている。
車体正面の傾斜装甲も真正面から戦闘をするには不足と言わざるを得ないが、やはり安心感が格段に違う。
しかし車体下部の装甲が薄いため、同格以上の中戦車、重戦車には簡単に抜かれてしまう。
背面下部は特に薄い。背後を取られると格下戦車の砲でも防げないので、車体をあまり見せない立ち回りが重要となる。
- 機動性
足回りはT-34譲りの最高速度を誇っており、陣地転換からヒットアンドアウェイまで十分可能。
旋回性については少々悪化しており、敵の横を抜けて背面を取るといった芸当はできないが、迎え撃つ形であれば旋回性が原因で軽戦車に一方的に撃破されることはあまりない。
速度自体は悪くない性能を保持しており、べったり張り付かれても諦めなければ打開できる場合がある。
またソ連車両ということで、速度制限装置の解除を使用することにより若干不足気味な加速力を上げることも可能となっている。
- 視界・隠蔽率
同格駆逐戦車中トップクラスの隠蔽率を誇り、カモスキル及びカモネットなどを併用していれば、敵に発見されず一方的に敵を撃破することが可能となっている。
ただし視界に関しては前身から30mも低下し、同格最下位の280mと極度の近眼となってしまった。遠距離射撃には味方の支援が必須となる。
視界をとれる味方が全滅した場合は敵までの距離を足で稼ぐか、待ち伏せ運用を心掛けよう。
- 総論
優秀な隠蔽率と主砲、足により強力な攻撃性を誇る車両に仕上がっている。
反面、HPが低く防御面は優秀とは言えないため、直接の殴り合いは可能な限り避けたい。
草原地帯での狙撃から機動戦まで行える車両であるため、視界を取れる味方がいない場合は、その足を活かすことで地形を味方にして、常に先手を取れるポジションから射撃することで戦闘の幅を広げることができる。
くれぐれも一箇所に留まり続けて気が付けば味方が全滅していた、進みすぎて一瞬で蒸発した、などといった状況だけは避けよう。長所をフルに活かしてこその攻撃性であることを忘れてはならない。
史実
T-34 および SU-122 のシャーシを用いた駆逐戦車。1943 年 8 月から 1944 年 10 月に計 2,329 両、SU-122 型 638 両は 1942 年 12 月から 1943 年 8 月に 生産された。