Tier 8 ドイツ 駆逐戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 20/10/8 | 本体価格(シルバー) | 2,400,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 35 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~10 | ||
後退 | 12 | 派生元車輌 | St. Emil | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.40 | ||||
移動時 | 0.24 |
パッケージ
┌ | WT auf Pz. IV E:163,500 S:3,400,000 | ||||||
Rhm.-B. WT E:71,000 S:2,400,000 | ─ | Rhm. -B WT 12.8 cm Kanone E:15,550 S:45,000 | ┬ | Rhm. -B WT 15 cm PaK E:79,050 S:375,000 | ┘ | ||
└ | Rhm. -B WT 12.8 cm (Fu.Spr.Ger. "a") E:15,550 S:45,000 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Rhm.-B. WT | Praga Ausf. IV | 12,8 cm Kanone 44 L/55 | Rhm.-B. WT | Rhm.-Borsig Waffenträger | 1,100 | Fu.Spr.Ger. "f" | |
180 | 34 / [28.33] | 20/20/0 | 400 | ||||
8.73 | 1.0/1.2/2.3 | 34 | 370 | ||||
Rhm. -B WT 12.8 cm Kanone | Tatra Typ TD 103 P | 12,8 cm Kanone 44 L/55 | Rhm.-B. WT verstärkteketten | Rhm.-Borsig Waffenträger | 1,100 | FuG 8 | |
207 | 38 / [35.72] | 20/20/0 | 550 | ||||
10.03 | 0.9/1.1/2.1 | 38 | 370 | ||||
Rhm. -B WT 15 cm PaK | Tatra Typ TD 103 P | 15 cm Pak L/29.5 | Rhm.-B. WT verstärkteketten | Rhm.-Borsig Waffenträger | 1,100 | Fu.Spr.Ger. "a" | |
207 | 38 / [39.71] | 20/20/0 | 700 | ||||
11.15 | 0.9/1.1/2.1 | 38 | 370 | ||||
Rhm. -B WT 12.8 cm (Fu.Spr.Ger. "a") | Tatra Typ TD 103 P | 12,8 cm Kanone 44 L/55 | Rhm.-B. WT verstärkteketten | Rhm.-Borsig Waffenträger | 1,100 | Fu.Spr.Ger. "a" | |
207 | 38 / [35.54] | 20/20/0 | 700 | ||||
9.98 | 0.9/1.1/2.1 | 38 | 370 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
12,8 cm Kanone 44 L/55 | AP APCR HE | 1,070 12G 935 | 246 311 65 | 490 490 630 | 5.22 | 2,558 | 2.30 | 0.35 2.94 0.84 | 30 | +15 -5 | |
0.35 2.69 0.84 | |||||||||||
15 cm Pak L/29.5 | AP HEAT HE | 1,260 15G 1,120 | 215 334 85 | 750 750 950 | 3.00 | 2,250 | 2.70 | 0.40 3.08 1.28 | 30 | +15 -5 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier8ドイツ駆逐戦車。
ラインメタル・ボルジッヒ社が提案した武装運搬車の計画案である。
例によってSturer Emil以下の駆逐戦車同様、紙装甲・高火力が特徴である。
- 火力
いずれも主砲も一長一短であり、一概にどちらが優秀であるとは言えない。どちらも良好といってよい性能は有しているので、自身の好みで決めてよいだろう。
主砲も砲塔に搭載され360度回転する。射界の狭かったSturer Emilに比べると、射撃の自由度が大幅に向上し、格段に扱いやすくなっている。
気をつけたいのは砲塔が車両中央部に搭載されている点で、長い全長・後述するパーツ配置の問題と合わせて、飛び出し撃ちに向いているとは言い難い。
また俯仰角も-5°/+15°しかないので、斜面での射撃には難儀するかもしれない。
Skorpion Gが追加されてから、12,8cm搭載時に砲性能と機動力が明らかに劣ってしまうようになったため、15cm砲を使った方が差別化が図れるようになった。- 12,8 cm Kanone 44 L/55
初期砲であり、通常弾でも246mmに達する貫通力がある。その他の性能もTier8駆逐戦車の主砲として十分な水準を保っており、性能バランスのとれた比較的扱いやすい砲である。
後述する15cm砲よりはましだが、Tier8駆逐戦車の中では通常弾の弾速が遅いという欠点がある。
また、通常弾の貫通を考えるならこちらが大きく優れているが、Tier10重戦車等の相手をするとなると金弾も必要となってくることも頭に入れておこう。 - 15 cm Pak L/29.5
最終砲。単発火力以外のほぼ全性能を犠牲に単発火力750を実現する。総弾数は初期砲と同じ30なのでこちらの方が弾切れはしにくい。
同格1位タイの単発火力と引き換えに、APの貫通力がかなり微妙な数値まで下がってしまうため、適宜課金弾を交えながら射撃しなければ装備する価値は低くなる。
また、精度や弾速も遠距離狙撃には不適なレベルまで悪化し、装填時間も非常に長くなるため、12,8cm砲に比べて扱いにくさは上がっている。
但し昨今のMAP事情に加えこのティアになると長時間姿を晒してくれる敵も少なくなるため、環境的にはこちらの方が活躍しやすい可能性も十分にある。
もっとも、こちらの方が絶対的に強いと言うことはないので、自身のプレイスタイルに合わせてチョイスしてほしい。
- 12,8 cm Kanone 44 L/55
- 装甲
装甲は無いに等しい。例え小口径の榴弾であっても本車の前面装甲を貫通し、自走砲の砲弾は至近弾でも相当なダメージを受けてしまう。特に後部に至っては8mmと驚愕の数字だ。
併せて問題なのがパーツ破損率の高さである。まずエンジンが車体前部に配置されているので被弾しやすい…だけならばこれまでのドイツ車両と変わらないのだが、
このエンジンはTier5のパーツなので耐久力も相応に低く、90mmクラスの砲弾一発であっさり大破したりする。
ならば尻を向ければいいのかというと、こちらには弾薬庫が存在するのでどちらを選ぶかは各自の考え次第である。
後ろから出たほうが、照準の拡散を小さくできる、射撃後に素早く退避できるという利点はある。搭載している拡張パーツや消耗品、搭乗員のセカンダリスキルで判断してもよい。
また車重が20tと軽いため、装甲の薄さと相まって体当たりされてもダメージをもらいやすい。
- 機動性
Sturer Emilよりは最高速が改善されてはいるが、機動性は劣悪であり、陣地転換はなんとかこなせる程度である。
ただし、エンジンを破壊されるか、ドライバーが負傷すると少しばかりの斜面にすら難儀する絶望的な鈍足となるので、その辺りは留意すること。
救急キットと修理キットは必ず積んでおきたい。榴弾1発で複数のモジュールや乗員に被害が出ることも珍しくないため、できる限り「大」を装備するのが望ましい。
- その他
これまで同格駆逐戦車の中で最低レベルだった隠蔽性はここにきて劇的な改善を見せた。前述のとおり装甲と機動性に難があるため、この長所を活かしできる限り見つからない立ち回りを心がけたい。
しかし、Pantherクラスの全長の長さによる遮蔽物からのはみだしには注意が必要。
また、駆逐戦車としては悪くない値とはいえ、驚異的な視認範囲を持っていたSturer Emilから減少している点も覚えておこう。
- 総論
ドイツ第二TDルートの鉄則『不用意に前に出ない』は本車でも遵守し、高い隠蔽率を考慮しても単独行動は控えよう。
高隠蔽をもって茂みに潜み、一方的な攻撃によって敵戦車をなぎ倒すのが理想だ。
ちなみに、Skorpion Gと比べると、精度・機動性・俯角・車体の小ささでSkorpion Gが勝り、隠蔽率・装填速度で本車が勝る。
WTシリーズ全てにいえることだが、死にかけの重戦車にとどめを刺す、軽・中戦車との1対1、数的不利な味方の救助など、ときにはダメージ覚悟で多少強引な運用も必要である。
全周旋回砲塔がそれを可能にしてくれるし、装甲は紙だがHPはそれなりにあるため一撃で死ぬことはそれほどない。被弾を恐れすぎて味方が死んでいくのをただ眺めているだけでは勝利は遠ざかってしまうだろう。
史実
ラインメタル・ボルジッヒ社により、特殊な砲輸送車として開発されました。砲を車体に搭載したままでも、砲を車体から下ろしても砲撃可能であるように設計されていました。
サスペンションは、駆逐戦車ヘッツァー (Hetzer) のものを採用。開発は 1942 年の終わりから 1944 年の中盤まで続けられましたが、
設計の複雑さ、高コスト、重量過多によりアルデルト社の計画が好まれたため、本計画は中止されました。
コメント
- やっとこれが買えたけどSU152みたいに最初から強力な砲を振り回せるのは嬉しい。【強力な砲といろいろ貧弱な車体】っていう特徴も前のエミールと同じだから立ち回りも基本そのままなのもいい。 -- 2021-09-22 (水) 10:30:23
- 15cm使ってみたが全然ダメだった!当たらないし、当たったとしても避けて照準を当ててた場所にわざわざ飛んでいって非貫通で超絶大赤字。本当にHEATの貫通334mmかよ?HEも火力があるから瞬時に弾種切り替えできるパーツ付けるかオッスオッス会場を正面から捉えるとマシになるのかな。その赤字を12.8cmのスコGで稼いだ黒字でぴったりペイできるってのがなんとも…… -- 2022-11-11 (金) 12:43:00
- もう少し絞るといいかもですね -- 2024-03-02 (土) 13:13:13