Waffenträger auf Pz. IV

Last-modified: 2024-04-15 (月) 13:39:39

G97_Waffentrager_IV.png

Tier 9 ドイツ 駆逐戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)80/30/20本体価格(シルバー)3,400,000
最高速度(km/h)前進38マッチング範囲(戦闘Tier)9~11
後退12派生元車輌Rhm.-B. WT
隠蔽率静止時0.28
移動時0.17

パッケージ

WT auf E 100
E:205,000
S:6,100,000
WT auf Pz. IV
E:163,500
S:3,400,000
Heuschrecke 10
E:63,500
S:330,100
WT auf Pz. IV Kanone L/61
E:88,800
S:417,700
Grille 15
E:205,000
S:6,100,000
Heuschrecke 15
E:88,800
S:418,800

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
WT auf Pz. IVMaybach HL 9012,8 cm Kanone 44 L/55Waffenträger auf Pz. IV für 12.8 cmWT auf Pz. IV1,600Fu.Spr.Ger. "f"
36032 / [27.43]10/10/0400
13.391.2/1.4/2.532410
Heuschrecke 10Maybach HL 9015 cm Pak L/29.5Waffenträger auf Pz. IV für 12.8 cmWT auf Pz. IV1,600FuG 8
36032 / [29.83]10/10/0550
14.561.2/1.4/2.532410
Heuschrecke 15Maybach HL 10015 cm Pak L/38Waffenträger auf Pz. IV für 15 cmWT auf Pz. IV1,600Fu.Spr.Ger. "a"
40036 / [35.97]10/10/0700
15.811.1/1.3/2.336410
WT auf Pz. IV Kanone L/61Maybach HL 10012,8 cm Kanone L/61Waffenträger auf Pz. IV für 15 cmWT auf Pz. IV1,600Fu.Spr.Ger. "a"
40036 / [33.08]10/10/0700
14.541.1/1.3/2.336410

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
12,8 cm Kanone 44 L/55AP
APCR
HE
1,070
12G
935
246
311
65
490
490
630
6.002,9402.100.35
2.93
0.76
45+45
-5
15 cm Pak L/29.5AP
HEAT
HE
1,260
15G
1,120
215
334
85
750
750
950
3.752,8132.500.40
3.34
1.15
30+24
-5
15 cm Pak L/38AP
HEAT
HE
1,260
15G
1,120
246
334
85
750
750
950
3.752,8132.500.38
2.89
1.09
30+24
-5
12,8 cm Kanone L/61AP
APCR
HE
1,260
11G
1,055
276
352
65
560
560
700
5.503,0802.100.33
2.51
0.71
40+45
-5

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Tier9ドイツ駆逐戦車
    Pz.Kpfw. IVの車体を流用した武装運搬車の計画案である。
    前身のRhm.-Borsig Waffenträgerの砲火力を順当に強化した車両であり、引き続き全周砲塔を備え、火力は強化されたが装甲はやはり無きに等しい。
     
  • 火力
    砲塔は全周回るものの、仰俯角の制限が厳しいので射撃時の体勢には注意。基本的に横向きであれば制限が掛かることはない。
    砲火力はRhm.-Borsig Waffenträgerから引き継ぐ2門の主砲の他に、その上位版とも言える12,8 cm Kanone L/61と15 cm Pak L/38の2門が追加された。
    どちらの砲も開発には高いEXPが必要になるが、後者の15 cm Pak L/38は性能的には15 cm Pak L/29.5と比べて若干精度と貫通力が上がっただけで大した違いがない為、本車のエリート化や使う予定がなければ飛ばしてしまってもよい。
     
    隠蔽はさほど良くは無いので、自車の隠蔽と命中率を両立できる距離から後方支援を行おう。
    本車はそれに適した位置に着くのに必要なだけの隠蔽率、機動力は十分に有しており、またここまでこのルートを進めてきた諸兄ならその位置がどこかも当然理解しているだろう。
     
    • 12,8 cm Kanone L/61
      前車の搭載砲である12,8 cm Kanone 44 L/55を全面的に向上させた本砲は、Tier10戦車にも通用する高い貫通力と優秀な精度を持ち、かつ3,000近い高いDPMを誇るTier9駆逐戦車屈指の良砲である。
      総弾数は40発と余裕があり、弾切れや課金弾等の搭載に困る事は少ない。
      仰角は前方側方45°後方14°、俯角は前方-2°側方後方-5°となっている。後述の15cm砲に比べれば制限は緩いが、手数型の本砲を活かすならば射撃姿勢には常に気を遣いたい。
      たとえば、稜線を使い俯角と退避性を重視するなら後方を向け、距離を使い射撃の自由度を確保するなら側方を向ける、といったようにである。
      なお、前方を向けるメリットはあまりない。前方のみに退避できる障害物があるときや、市街地の乱戦で旋回がロスになるときぐらいである。基本は車体を横にして射撃姿勢を取ろう。
       
    • 15 cm Pak L/38
      こちらは15 cm Pak L/29.5の上位版であり、通常弾の貫通力と弾速、そして精度が改善している。
      12,8cm砲と比較して単発火力と前方の俯角で優れるが、その他の全ての性能で劣っており、やや扱いにくい砲である。
      とはいえ本車は安全に射撃できる機会が限られるため、こちらの15cm砲でのHEAT運用の方が頼りになる場合も有る。
      12,8cm砲よりは緩いが、前方に-4°の俯角制限があるので注意。
      また、後ろを向くと徐々に仰角が取れなくなってゆき、最終的には全く仰角が取れなくなってしまう弱点がある。平地ですらマトモに照準できなくなるので覚えておこう。
       
  • 装甲
    相変わらずの紙装甲。砲を守っている板は10mmしかなくHEが易々と貫通してしまう。
    車体こそPz.Kpfw. IVの車体を用いているので通常砲のHE程度なら防ぐかもしれないが、このTierではもはや無いものとみて間違いない。
    本車のHPはそれ程高くないために、Tier10戦車には一撃で致命傷になる攻撃を仕掛けてくる敵も存在する。
    特に発砲すれば発見される可能性が高い。茂みに隠れる事もそうだが、発見されたら逃げ込める遮蔽物を周囲に確保しておく事が重要となる。
    このルート共通ではあるが自走砲は相変わらずの天敵である。
     
  • 機動性
    機動力は前車より改善され、右から左へと撃って走り回るほどの機動力はないものの、隠蔽率の高さを生かして姿をくらましながら撃って行くことは十分に可能である。
    エンジンの換装で少しでも性能を向上させておきたい。
    また本車の砲塔旋回速度はかなり遅いため、接近戦の対処は不得手である。履帯の換装は早めに行おう。
    また、本車に搭載可能なエンジンは2つともPz.Sfl. IVcで開発可能だ。
     
  • その他
    • 隠蔽率
      肝心の隠蔽は前車のRhm.-Borsig Waffenträgerよりも大幅に低下してしまっている。
      本車の隠蔽も悪くない部類ではあるが、Tier10戦車とのマッチが増えて周りの視界範囲も上がり、M48A5 Pattonのような長視界の戦車とも遭遇する。
      隠蔽率が異常に高く大胆に敵の懐まで踏み込めた前車と同様に振る舞えば容易く発見され撃破されてしまうことは間違いない。
    • 視認範囲
      Sturer Emilで高かった視認範囲がRhm.-B. WTで平凡になり、本車でまた410mという同格軽戦車トップタイの値を手に入れた。
      機動性が良くはない本車にとって大きな武器である。
       
  • 総論
    紙装甲+高火力というこのルートの特徴を順当に受け継いでおり、Rhm.-Borsig Waffenträgerを特に攻撃面で強化した車両といえる。
    継続火力だけ取ってみればあのTortoiseには1歩劣るものの、それに次ぐDPMである。
    反面、装甲は頼りないままで、遭遇する敵の強さに反比例して隠蔽率が下がっている為、これまで以上に発見されずに立ち回るという慎重な運用が求められる。単独行動は控えよう。
    隠蔽を過信せず、搭載砲の性能を生かして遠距離からガンガンと連続して撃つスタイルがやはりDPMの高い本車には好ましい。
     

史実

IV 号戦車 (PzIV) の車体を用いて 1944 年 2 月に開発された駆逐戦車です。
チェコの技術を取り入れた 12.8 cm PaK 44 を搭載するクルップ ワッヘントレッガー (Krupp Waffentrager) という類似計画のほうが好まれたため、開発は中止され、計画案のみに終わりました。

 

コメント

  • 見た目のイメージの割に、速くはない機動力、良くはないがそこそこ高い隠蔽率と注意は必要だが、後方支援型のTDとしては及第点の性能はある。ヤク虎と違い、ドイツが誇る12.8㎝L61の最強スペックを全周砲塔で視認されず持ち運べるのは圧倒的アドバンテージ。一番ヤバいのが視界が410mもある点。レンズを積めばLTよりも置き偵察性能が高いので、終盤戦でスポッターが既に撃破されてしまった時に無類の強さを発揮する。装甲以外は隙の無い高スペックで、通常ツリーのティア9TDとしては最強で問題ないと思われる。 -- 2024-04-15 (月) 13:39:39