Tier 5 ドイツ 軽戦車
スペック
パッケージ
┏ | ━ | ━ | ━ | ┳ | VK 28.01 E:28,840 S:945,000 | ||
Leopard E:13,500 S:355,000 | ┻ | Leopard 3cm E:4,550 S:19,900 | ━ | GfAufkl Leopard E:8,050 S:54,300 | ┛ |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Leopard | Maybach HL 120 TRM L | 3 cm M.K. 103A | VK 16.02 Leopard | VK 16.02 Leopard | 380 | FuG 7 | |
460 | 33 / [30.00] | 50/30/30 | 415 | ||||
21.61 | 1.0/1.1/2.2 | 40 | 360 | ||||
Leopard 3cm | Maybach HL 157 P A | 3 cm M.K. 103A | VK 16.02 Leopard verstärkteketten | VK 16.02 Leopard | 380 | Fu.Spr.Ger. "a" | |
550 | 36 / [38.46] | 50/30/30 | 700 | ||||
25.65 | 0.9/1.0/2.0 | 40 | 360 | ||||
GfAufkl Leopard | Maybach HL 157 P A | 5 cm Kw.K. 39 L/60L | VK 16.02 Leopard verstärkteketten | VK 16.02 Leopard | 380 | Fu.Spr.Ger. "a" | |
550 | 36 / [37.48] | 50/30/30 | 700 | ||||
25.00 | 0.9/1.0/2.0 | 40 | 360 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
※青字:オートローダー砲・機関砲
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 連射[間隔] 弾倉[交換時間] | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
3 cm M.K. 103A | AP APCR HE | 32 3G 6 | 95 110 15 | 30 30 40 | 37.75 連射[0.14] 弾倉[17.50] | 1,133 | 1.70 | 0.46 4.97 1.47 | 360 [(3×4)×30] | +20 -10 | |
0.46 4.42 1.47 | |||||||||||
5 cm Kw.K. 39 L/60L | AP APCR HE | 30 5G 18 | 100 130 25 | 70 70 90 | 26.09 | 1,826 | 1.70 | 0.39 3.74 1.25 | 64 | +20 -10 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier5ドイツ軽戦車
大戦中期、Pz.Kpfw. IIの後継として開発された試作偵察戦車である。
小さなPantherと言った様な外見で、傾斜装甲を取り入れており、サイズも軽戦車としては大柄。
- 火力
- 3 cm M.K. 103A
初期砲。
一度のトリガーで3連射×4回になり、1マガジンの攻撃力が増加。
弾倉交換時間や精度、照準時間も改善されており、同格中戦車にもかなりの打撃力を期待できるだろう。
しかしTierが上昇したため対峙する戦車の装甲やHPも上昇しており、以前ほどの威力は発揮できないことが多い。
闇雲に撃っていくのではなく、側面や背面を狙った一撃離脱主体の運用になるだろう。
金弾の貫通力は110mmで通常弾からあまり上がらない。
効果に対してお財布に厳しいのでお勧めできない。 - 5 cm Kw.K. 39 L/60L
LuchsやD.W.2など、ドイツTier4で広く使われていた5 cm Kw.K. 39 L/60の強化版で、総合バランスに優れた砲。
弱点だったのAP貫通力が100mmまで引き上げられており、照準時間も1.7秒と優秀で極めて扱いやすい。5cm以下の小型戦車砲としては最高の性能と言っていいだろう。
ただしAPCRの貫通力は130mmと据え置き。
マッチングする格上車輌のHPの増加も著しいため、多用すると弾薬費が膨れ上がる。単価こそ2,000シルバーだが乱用は避けたい。 - ラムアタック
重量がLuchsの倍近くになり、軽い相手なら削りきれなかった時の攻撃手段として使える。
ただし、こちらもダメージを受け、ほぼ確実に履帯が切れるので乱用は禁物。
状況によっては有効なので頭の片隅に入れておこう。
- 3 cm M.K. 103A
- 装甲
同格軽戦車の中ではやや厚めの傾斜装甲を持ち、昼飯の角度を保てば格下の攻撃なら多少弾いてくれる。
車体前面の50mm傾斜装甲のおかげで10榴のHEを非貫通で抑えられる可能性もある。
しかし同格以上のAPは平均貫通力100mmを超えるものが多く、基本的に被弾=貫通と考えたほうが良い。
車体の大きさから投影面積も広く、これまで以上に被弾を避ける必要がある。
- 機動性
攻防に関して優れる反面、機動性に関しては同格軽戦車の中では最も悪い。
最高速度や出力重量比こそライバルと大きな差はないが、旋回速度が劣悪。
改良履帯のカタログ上の旋回速度こそLuchsより3度/秒高いが、実際の旋回速度(通常地形)はLuchsが67.71°/秒なのに対し、本車(5cm砲搭載)は37.48°/秒しかない。
Luchsの旋回速度は軽戦車全体で見ても上位に入るような値ではあるものの、本車の値は軽戦車としては低く、走り偵や蛇行運転による回避行動に支障を来す程である。
- 偵察性能
視界範囲は平均的だが、隠蔽率が優秀。
とはいえ、車体が大柄なので茂みや物陰に隠れきれない事もあるので置き偵する際には注意。
走り偵についても上述の旋回速度と大柄な車体が足を引っ張り、被弾しやすく熟練が必要。
- 総論
軽戦車としては堅めの装甲と高めの攻撃力を持つ反面、偵察性能に癖があり、中戦車寄りの軽戦車と捉えた方が良い。
味方の状況をみて偵察として動いたり、敵の側背面から不意打ちをしたりといった柔軟な運用が求められる。
史実
II号戦車偵察型の発展型として、1941年より車体はMIAG社、砲塔はダイムラー・ベンツ社の担当で開発が開始された。
砲塔・車体とも完全にII号戦車とは別物になり、後のPz.Kpfw. V Pantherに類似して傾斜装甲が多用され、クンゼ博士が設計した砲塔には5cm KwK39 L/60が搭載された。
また足回りにはトーションバーが採用され、良好な機動力を発揮した。
しかし、1943年初頭、本車が生産され部隊配備されるであろう1944年の戦場において、もはや本車が偵察任務であっても生き残れる状況ではないと判断されて開発は中止され、砲塔は同じ武装を持ち路上機動力に優れた装輪装甲車(Sd.Kfz.234/2「プーマ」)用砲塔開発の参考とされた。